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「・・・ジャイアンしんじゃいやん・・・」
「薔薇ちゃぁん?いつもなんでそんな寒いギャグを、唐突にかますのぉ?」
「面白いから・・・」
こうやって二人の時間は過ぎて行く、なぜだかまたJUMがストーカーまがいのことをしているが
「やめて、JUMだめよ!!今するのはだめなのだわ!!!」
「ぶひひひひひ!!!真紅かわいいよ真紅!!!!」
平和な昼休みに、それは突如起こった
カーンというなんともすばらしい響きが、銀の耳に入ってきた
ここは屋上、一つ上の先輩が空き缶を蹴った音
向かってくる空き缶、どうするよ銀
マッハ50で向かってくる空き缶に、どう対処しようか迷っていた
とそのとき
「・・・銀、あぶない」と薔薇が飛び出した!
マッハ50で飛んできた空き缶を、薔薇は見事に受け止めた
手から煙が出ていない、ちょっと大げさにしてみたかった俺の妄想
「だ、大丈夫ぅ?」
「・・・中身が入ってた・・・」薔薇が言った
「・・・制服が汚れちゃった」
銀は薔薇の足元を見た、後ろからなので前の様子はわからないが、午後ティーが結構残っていた(勝手な都合で午後ティー

「せんぱぁい?私の薔薇を、よくも汚してくれたわねぇ・・・」
空き缶(ちょっと中身あったけど)を蹴った先輩に、ガンをくれてやる銀
「そんなところに飛び出すから悪いんだろ?俺は狙って蹴ったわけじゃねーよw」
と白々しく言う、銀は激怒した
「ムカツクやろぉねぇ・・・首根っこひっつかんで、この屋上から落としてやりたいわぁ・・・」
銀は怒ると漆黒の羽が出てくる、子供のころのトラウマと共にある超能力というのだろうか
制服を破いて飛び出す漆黒の翼、そして銀の顔には恨みがましい瞳とただならぬオーラが出ていた
「まずはハラワタねぇ、どこから肉を引きちぎってあげようかしらぁ・・・」
こうなったら銀を止める術はない、缶を蹴った先輩(偽名A は失禁していた
「あらぁ、汚物を垂れ流して平気なのかしらぁ?もっと汚いあなたの腹の中身を、取り出して食わせてあ・げ・る」
Aは恐怖に震え、その場にひざまずき、へたりこんだ
「あーら、随分と威勢が良かったのにそのざまは何ぃ?いまさら命乞いをしようったって・・・」
「・・・銀・・・駄目・・・止まって、静まって・・・」
薔薇だ、そう、薔薇がいた
銀を唯一止めることができる薔薇がいたのだ!
「で、でもぉ・・・あなたの制服を汚したのよぉ?」
「制服くらい・・・洗えば済むこと・・・」
「わ、わかったわぁ・・・そこまで言うなら・・・」
薔薇は銀をどかせて、Aに歩み寄る
「・・・今度から気をつけて・・・次は止めないわ・・・」
そういって、貯水タンクの陰に移動する薔薇
「とりあえず・・・着替えしなきゃ・・・」
と薔薇、銀はその言葉をきいて
「体操服はもってきてるぅ?今から行ってとってくるわぁ」
「・・・机の横にかけてある・・・赤いカブトムシの絵柄の袋・・・」

「赤いカブトムシ・・・ないわぁ・・・」
銀は必死に探していたが、ない
赤い角のある機械の絵柄の袋は、見受けられるが
「やっぱりこれしかないわぁ」といって、その角のある機械の袋を持ち出す

屋上

ぬぎぬぎと、この寒空の中制服を脱いでいる薔薇
銀は寒さにめっぽう弱いが、薔薇は熱さにめっぽう弱かった
「もってきたわぁってええええ!!!」
そこには貯水タンクの陰に、ちょこんと座っている全裸の少女
薔薇水晶だった
「・・・声、大きいよ・・・」
「ご、ごめんちゃぁい・・・でもなぜ全裸ぁ?」
そりゃもちろん
「・・・ブラとパンツにしみこんじゃった・・・」
だそうだ
銀は袋を渡すと「周りはみていて上げるから、早く着替えなさぁい」
と言った
薔薇はいそいそと着替える、と、そのとき!
「あーばらすぃーすっぽんぽんなのー!」
・・・これは酷い

雛苺に見つかった、しかも大声で真紅に言う
「真紅ぅ、あそこにばらすぃーと銀ちゃんでえっちなことしてるなのー」
完全なる誤解
「は、早く着替えて!!」
後ろを振り向いた銀、そこには
スレンダーな体、小ぶりな胸があった
下ははき終えたようだが、上はまだらしい
「どうしたどうした?」と声が聞こえる
これはきっと孔明の罠だろう、と銀は予測した
「はやく!人が集まってくるわぁ!」
薔薇は上も着替え終えた、ざわざわと人が集まってくる
「な、なんでもないのよぉ、いやらしいことなんてしてないんだからぁ!」
と言っても無駄だった
薔薇の足元に、脱いだままの制服とブラ、パンツが放置されていた
「レズビアンだぜ・・・」
「こいつらそう言う趣味が・・・」
「コミケのネタにつかえるわぁ!」メモメモ
完全に誤解された二人、明日には学校中に広まっているだろう・・・
「・・・もう学校これなぁい・・・」
「山でお寺の金がなる・・・ガーン・・・プクク」

翌日

「今日学校いきたくないわぁ・・・もう地獄にでもおくってほしいわぁ・・・」
相当な落ち込みよう、事故、全裸、誤解の現況は
あの先輩Aだった
とりあえず薔薇宅に電話する銀
「もしもしぃ?薔薇水晶さんいらっしゃるかしらぁ?」
「・・・父です・・・」しゃべり方が酷似している
「・・・でも空は飛びません」何を行っているのやら
「薔薇水晶さんに代わっていただけますかしらぁ?」
と銀、間延びした声が受話器に響く
「・・・ちょっと待っててせにょりーた・・・」訳がわからん家族だと言うことがわかった銀
そして数秒後
「もしもし・・・銀?」
薔薇の声、なんかほっとした銀
「先ほどの方、お父様なのぉ?」
「・・・うん・・・」なんか複雑だ
「とりあえず私の家にきてぇ、学校へ行く振りをしてねぇ?」
「・・・わかった」と薔薇
サボる気まんまん、昨日あんなことが会ったから数日は恥ずかしくて学校にいけない
「と、とりあえずカナをよぼうかしらぁ・・・とりあえず頭脳はに相談したほうがぁ・・・」
(中略)
こちら水銀燈、カナを呼び出すことに成功した
作戦を続行する

「な、なんなのかしら!私は学校に行かなきゃならないのかしらー!」
カナがわめく、銀の家の玄関の前に着くと、途端に銀にCQCで取り押さえられ
そして縛られていた、いわゆる拉致だ
「おとなしくなさぁい?出ないとこのカッターであなたの心臓をジャンクにしちゃうわよぉ?v」
と、そのときチャイムが鳴った、おそらく薔薇だろう
「ここでおとなしくしてないと・・・」銀が首を掻っ切るまねをする、カナは震えている

「はぁい薔薇ちゃぁん、あがってぇ」
と家に誘い込む
「・・・お茶菓子はおにぎりせんべい・・・」
まさに意味不明だ、外道ベイビーもびっくらこいている
(なんかこわいわぁ・・・)おまえもな

銀の部屋
「で、用はなんなのかしら?」カナが銀に聞く
「昨日のこと・・・しってるでしょぉ?」と銀
「・・・あれは介護なの・・・」
「誤解よ、薔薇ちゃぁん」また漫才だ
「とりあえず知っているかしら、誤解ということもわかっているかしら」
薔薇がこくこくと頷く
「でも・・・実際シたことも知っているのかしら・・・」

え?と思ったときには、カナが次の言葉を口走っていた
「実は・・・うわさになっていたのかしら・・・」

カナはラーメン屋にいた、銀と薔薇を目撃していたらしい
キスの雰囲気にJUMが叫び走っていたことも、すべて知っていた
「だから怪しいとはおもっていたのかしら、そして専門の知り合いから、小型盗聴器をつけさせてもらったのかしら」
カナの趣味は探偵ごっこ、真紅といっしょにくんくんのまねをするのが好き、少し幼いが洞察力がものごっつすごい
「それで・・・あの・・・ぜんぶ聞いたのかしら・・・」
銀はまた怒っている、羽が出てきそうだ
「で、でもこれは口外にしていないのかしら、だから・・・ゆるしてほしいのかしら・・・」
銀が口を開く
「・・・口外にしたら・・・どうなるかわかっているでしょうねぇ・・・」
「も、もちろん知っているかしら・・・夕日は拝めたとしても、朝日が拝めないのかしら・・・」
「・・・いったんコマーシャルいこー」
「「なんでやねん!」」二人の鋭いツッコミが炸裂する
「・・・ちょっと気持ちいい・・・」

そして数分、銀の口車に乗せられすっかりその気のカナ
「乙女一の頭脳派カナが、この事件を解決してあげるのかしら!」
「・・・ちょろいぜ」薔薇だ
「薔薇ちゃぁん・・・わたしのせりふをうばわないでぇ・・・」

全国的にお昼なぁのね!!!!

「お腹がすいたのかしらー・・・」
あれから随分と策を練ったカナ、お疲れ様の一言でも上げたい
「カナ・・・お疲れ様」薔薇に心を読まれる作者・・・最低だ・・・俺って
「な、なんなのかしらー・・・」
「とりあえず何かかってくるわぁ、お金はちゃぁんとだしなさぁい?」
2人から1000円を受け取る、銀は二人の注文を暗記し、コンビニへ走った

「銀はあれで結構やさしいのかしら・・・」
「・・・銀はね・・・他人とどう接していいかわからないの・・・」
「・・・私といても・・・たまに銀の苦痛を感じることがある・・・」
薔薇は銀のことを語りだした
「銀は、ずっと一人ぼっちだったの・・・前に話してくれたけど、翼のことはしっているでしょう?」
「ええ、真紅から聞いたことがあるのかしら・・・」
「あれのせいでいじめられたことが多々会ったらしいわ・・・中学生の時はグレて、不良だったらしい・・・」
10分ほど話しただろうか、銀は帰ってきていた
薔薇の話す言葉の、一字一句すべて耳に入れていた
あんなに話すのは・・・もしかしたら本当はカナが・・・ともそのときに思った

「だから・・・銀は優しいと言うことを・・・自分は自覚できないの」
カナは、その大きな瞳から涙をぼろぼろ流していた
銀の悲しさ、孤独さ、すべてをこの数分の内に脳に記憶として刻み込んでしまって

「私は普段無口だけれど・・・無口なのは銀のせい」
「銀といると・・・会話なんてしなくても・・・心が通じ合う気がするから・・・」

とたんにドアが開く、親身に自分のことを聞いて、再確認した銀がそこにはいた
「なに人の過去をぺらぺらしゃべってるのよぉ、人にいやな過去はつきものなのよぉ?」
でも、まんざらではなかった
こうして銀の過去を共有するものが、もう一人現れたこと
なぜか、いやな過去を人に知られて、すっきりしたというか・・・
そんな気が、銀の中ではしていた
「とりあえず薔薇ちゃんはぁ、フルーツあんみつとサンドウィッチのシーチキン&卵ぉ」
「カナは・・・ごめんなさぁい?玉子焼き弁当はなかったけれど、チキンの卸し竜田弁当があったわぁ」
薔薇はぺこりと頭を下げて、カナは涙でぐじぐじになった顔を、制服の袖でぬぐった
「ありがとうかしらー」と、またいつものテンションを取り戻したカナ
「じゃぁいただきまぁすv」「「いただきます」」

昼飯も食い終わり、明日の作戦に備えるだけとなった銀と薔薇とカナ
と行っても、朝礼を武装、占拠して誤解を解く、と言う過激なものだが特に必要なものも無く
後は明日を待つだけになった
「ザッキン2000で勝負するのかしらー!」
「えー・・・グランツーリスモがいいわぁ・・・」
「かまいたちの夜・・・ウフフ」

翌日

専門の人間をカナは何人か雇い、合図と共に作戦を開始すると言う大掛かりなものになった
「・・・いいセンスだ」
「何を言っているのぉ?」
「作戦開始まで後2分41秒なのかしら」
その約2分30秒の間は、無言のままだった
緊張感がただよう、後10秒
9,8,7,6,5,4,3・・・
黒服の男が作戦開始時刻と同時に5~6人ほど入ってくる、無事体育館の朝礼の場は占拠した
そして、黒服2人をつれ、銀と薔薇が入ってくる
「みんなぁ、げんきぃ?乳酸菌とってるぅ?」
「・・・介護介護・・・プクク」
そして最後にカナが入ってくる
「みなさん、ここを占拠させてもらったのは、ほかでもないかしら」
「この横の二人に脅されてじゃなくて、誤解を解きに来たのかしら」
そしてかくかくしかじかを話すと、カナはこういった
「先輩Aって人が出てこないと、この演説は終わらないのかしら」
「黒服の男達は、あなたたちに危害を加えるつもりは無いのかしら、だから、その人が現れればあなた達は開放してあげるのかしら」
と言うと、一人がこちらへ向かってくる
先輩Bだ、Aと一緒にいた人だ
「あの・・・水銀燈さん・・・でしたか?あのような誤解を生んでしまって、Aも大変反省しています」
「どうか許して上げてください、お願いします」

「銀、ばらすぃ、決めるのはあなた達しだいなのかしら」
カナの発言の後、しばしの沈黙
銀と薔薇は向かい合って、目を合わせて
まるでお互いの心を詠み会うように
カナが一歩下がって、銀がマイクの前に立つ
「ゆるしてあげる、そのかわりだけどぉ・・・」
Bは首を傾げる

「薔薇ちゃんの制服のクリーニング代は出すように言っておきなさいよぉ」
と言った瞬間、後ろの列のほうで、誰か飛び上がったような気がした





「・・・これにて一件着陸・・・」
「落着よぉ?ボケもほどほどにぃ」