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「はー。さみーなー。」                    僕はコタツの中で丸まった。                  「ホントねえ。まだ12月だものねぇ。」          姉ののりも弟と同じようにコタツの中で丸まった。 やっぱり姉弟だと僕は確信する。

                                 プルルルルルルルルル・・・・・

                                 「うーあんまりコタツから出たくないのにぃ。」      のりはいやいやコタツから出て電話の方へむかった。 「はい。もしもし桜田です。・・・あら翠星石ちゃん? ジュン君?いるわよぉ。かわるわねぇ。」         「ジュンくーん。翠星石ちゃんよお。」          「翠星石・・・・?」                      翠星石が僕に何のようがあるのだろう。         「もしもし翠星石?いったい俺になんの・・・」       「うるさいです!!いますぐアリス医院にくるですぅ!!!」                          「おいどうしたんだ翠星せ・・・」              「うわああぁぁーーーん!!!」              いきなり翠星石が電話ごしに泣きだした。 僕はいやな予感がした。プライドの高い翠星石が 人の前で泣きだすなんて・・・よっぽどのことが あったに違いない。   「落ち着け、翠星石。いったい何があったんだ??」 ぐすぐすっと鼻をすする音が聞こえる。 ひとまず落ち着いたようだ。                         「ジュン、落ち着いてきくです。蒼星石が・・・」         

バタバタバタバタッ!! アリス医院の廊下に足音が響きわたる。 看護婦さんたちが冷たい視線をなげてくる。                              「ジュン!ジュンなの!?」 真紅が僕を呼びとめた。 「真紅!?蒼星石は・・・」                「話してる暇はないわ。いそぐわよっ!!」       真紅は手術室にむかって走り出した。 僕も後につづく。 手術室はすぐに見えてきた。 前に翠星石と水銀灯、薔薇水晶、雛苺、金糸雀が 座っている。      「翠星石!!ジュンを連れてきたわ!!」        「ジュン・・・??」                      ずっと泣いていたのだろうか。 鼻が赤くなって、目も腫れている。                         「ジュン・・・・・わああぁぁぁーーーー!!」        翠星石はいきなり僕の胸にしがみついて泣きだした。 女の子に抱きつかれるなんてほとんど初めてだった ので僕はどうしていいかわからなかったので、硬直して しまった。                        「背中をさすってあげなさい。」              水銀灯の声がしたので顔をあげると、水銀灯も静かに 頬に涙を伝わせていた。薔薇水晶は水銀灯の肩に もたれて泣いていた。 雛苺と金糸雀は泣きつかれたのか頭をくっつけてあって 眠っていた。          「翠星石・・・蒼星石は・・・・??」             「車にはねられたのよ。」 かわりに真紅が答えた。  翠星石はキッと真紅をにらみつけた。         「もし・・・・もし翠星石が死んだら私が・・・・わたしがそいつをぶっ殺してやるですぅ!!」