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「…けいよう、詞「動名詞」
「―――連体形の、「ここを良く見なさい。た で終わってるでしょう? 終止形」

「勉強は苦手なのよぉ……」

うへぇ。そんな感じに机にうな垂れる水銀燈に

「日本人ならこれ位簡単にやってみたらどうなのよ……」
あきれ果てた、とでもいいたげな深紅が文法の参考書で軽く頭を叩いた。

日本語は世界でも最も難しいとカウントされる言語なのよぅ?
そう愚痴を零した水銀燈に返答するように深紅の口元には苦笑いにも似た笑いが洩れていた。

無造作に散らばったルーズリーフ。中くらいのネリ消しが作れるであろう量の消しカス。
間違った英単語が書き綴られ、ぐちゃぐちゃに丸められた藁草子。
露点に達して水滴がついたコップ。上澄みになったオレンジジュースの上にあった氷がカラン、と音を立てた。

テスト前日の、日曜日。
雨がガラス窓を打つ。

暫時、雨音が耳に入った。そんなBGMを聴きながら、カリカリとシャープペンを走らせる

深紅が着手しているのは数学、それの証明問題の応用。
教科書とノートと言った武装をしながら、長々と計算式を書き連ねる。
1つの問題にかかる密度と時間が他のものと段違い故に、試験勉強する上でこの手の問題は疎遠しがちだ。
が、意地の悪い教師はそこをピンポイントで出してくる。まるで弱点を針で突くみたいに。
まったくもって、教職の採用基準には意地の悪さを測るものがあるに決まっている。
まったくもって自分勝手な解釈を入れつつ、折れたシャー芯の先をシャーペンからつまみ出して、新しいものを出す。
向かいに座る相手を盗み見れば。

カリカリカリ………………、カリ。
カリ…、カリ…………ゴシゴシ、ぐしゃあ、のばしのばし。
カリ、カチカチ、カリ……。

真面目に国語文法の活用形の練習をやっているようではあったけど、その姿はなんとも微笑ましくて。
なるほど。一所懸命な姿は、微笑ましい物ね…… しみじみ感じて、
「……フフッ」
声を殺した笑い声が出た。あまりにも、微笑ましすぎて。
「ん」
何よぅ?
「いや…ねぇ」
上目使いに見られて、思わずドキリとする。
普段同じぐらいの目線に有る分、こうして水銀燈に見上げられたり、水銀燈を見下げたりする事は無い。

それ故に、この慣れない上目遣いの相手の顔が、心を揺さぶる材料には十分だった。胸に覚えた甘い疼きは強さを増す。
相手の声を聞くたびに、相手の目線を受けるたびに、跳ね上がり、強く脈打つ心の臓がひどく恨めしい。

小鳥や犬や子供のように求愛が出来たら苦労はないが。

自傷が漏れた。どこまでが自然なのか、どこまでが不自然なのかもうわからなくなって行く。

「しん…くぅ?」

その一言、だ。そのたった一言。名前を呼ばれたことだけで、本能が理性の鍵を施錠した。
いえ、もしも理性にも許容範囲というものがあるとすれば、そのキャパが超えたと言った方が正しいかもしれない。

「し……んッ…!」

身を乗り出して、相手の声を奪い去った。雨が強さを増して、ガラス窓を打つ。
小鳥が啄ばむような口付けは、何よりも甘くて、酒のように脳を酔わせる。

水銀燈の抵抗は無い。段段と私に任せてくる体重に歓喜している自分が居る事を知って、人間とは実に現金なものだとまた自傷が出た。

一抹の煩わしさを覚える。

――――ああもう、勉強進まないじゃない。


そしてふと感じる小鳥や犬や子供のように求愛が出来ても、それはそれで問題だけれど、と。





蒼「今から後期役員を決めます、皆必ずどこかに入るようになっています、進んで立候補してください」
ジ「じゃあ保健委員で…」
蒼「ほかに保健委員になりたい人はいますか?……なら、保健委員はジュン君に決定です」
翠「…チビ人間が保健委員はたよりねーから翠星石も保健委員になってやってもいいです」
蒼「ごめんね翠星石、保健委員の枠は一人なんだ、シ゛ャンケンでもして決める?」
翠「べっ別にそこまで保健委員になりたくねーです(チラッ)」
ジュンの方を見る
蒼「ふふっ…じゃあ翠星石には図書委員をお願いするね」
翠「蒼星石勝手に決めるなです」
蒼「特になりたいのは無いんだよね?」
翠「それはそうです…けど……」
蒼「なら決まりだね」


蒼「これで全ての役員が決まったね」
翠「結局図書委員になっちまったです…」



雛「うわぁ~wおいしそうなお弁当なの~w」
翠「ちょっ…!チビ苺!勝手に食べるなですー!!」
J「俺ももらうぞ。」
翠「…味はどうです?///」
J「んぁ?割といいんじゃないか?お前にしては力作だぞ」
翠「わ、私が作ったのだから当然です~///
ほらこのタコさんウィンナーも食べろです~!」
J「(…無駄に凝ってるなこの弁当…)」



~テスト返し~
J「84点、ひきこもりだったしまあまあだな」
紅「私の下僕なら90はとってほしいわね。まあ私は93だけど」
銀「私よりは下でしょ?私95だもの」
紅「うるさい」
J「蒼星石は何点だった?」
蒼「えへへ、今回はがんばったからね、満点だったよ」
金「策士の私(32点)に勝つとはなかなかなのかしら」
蒼「ジュンくんこの間の約束おぼえてるよね?」
J「わかってるよ、負けたほうが勝ったほうのいうこと聞くってやつだろ?何すればいいんだよ」
蒼「うん、あのね?な、なでなで、して?」
J「そんなんでいいのか?ほら、なでなで」
蒼「ふふふ」(嬉しそうに
J「なでなで」
蒼「ふふ」
J「チョップ」(ビシィ
蒼「モルスァ」



真「シ゛ュン、抱っこして頂戴。たまには動く景色を見ながら紅茶を飲みたいわ。」
シ゛ュ「自分で歩きながら飲めばいいじゃないか」
真「そんなはしたないことさせる気?」
シ゛ュ「はいはいわかったよ…」

雛「あ!雛も抱っこしてなの~」
シ゛ュ「おいちょっと…!」
真「ちょっと雛苺。せっかくのお茶がこぼれるじゃない」


翠「シ゛ーッ……」
シ゛ュ「ん?翠星石は何してるんだ?」
雛「あ~!翠星石も一緒にシ゛ュン登りするの~」
シ゛ュ「おい!抱っこじゃなかったのかよ!」
翠「だ、誰がチビ人間なんかに抱っこされるですか!
ふざけたこと言ってんじゃねぇよです!
どうせチビ人間に抱っこされても低い世界しか見れないです!」
シ゛ュ「相変わらずこの性悪人形は…」
真「何してるの?早く進んでほしいわ」
シ゛ュ「あ~わかったよ!じゃあ行くからな!こら登るな!」
雛「シ゛ュン登り~♪」
翠「……」
翠「(ちょっと後悔したけどこれでよかったんです…
シ゛ュンにそんな迷惑かけてられないです…)」

ヒョイ

翠「え!?な、何ですか!?」
シ゛ュ「さっき抱っこしてほしそうにしてたろ?しょうがないから特別だぞ?」
翠「べ、別にそんな顔してないです!早くおろしやがれです!」
シ゛ュ「わかった、わかったよ!おろせばいいんだろ!」
翠「あ…やっぱこのままでいいです!それよりおろしたら承知しな…」
雛「あーー!翠星石が抱っこされてるの~!雛も雛も~♪」
翠「!?な、何してるですか!早くおろしやがれです!」
シ゛ュ「はぁ?だってさっき承知しないって…」
翠「そんなのどうでもいいから早くおろしやがれです!」
シ゛ュ「なんなんだよ…ほら」

ピョン

翠「今回は特別に抱っこさせてやったです!今度いきなりしやがったら承知ないからなです!!


(シ゛ュン、ありがとです)」