ステア(ダブル)

すてあ

解説

ステア(ステアケース)は段差もしくは段差上りのことであり、技としては段差上りの方の意味である。
基本的にはペダルやガード、足を段差にかけないシングル、ペダルやクランク、ガードをかけるダブル、
減点覚悟で足をつくヒラーノの3種類に分類されるがこれらの応用で段差を上る方法は多種多様である。
ここではダブルを説明するがこれは平地でのフロントアップが自由自在に出来るようになった初心者なら
おおよそ50~60cmぐらいまでの段差に上ることが可能である。

練習方法

フロントアップが完璧ならフロントタイヤをステアの上に乗せる練習は省いても問題無いが
そうでない場合は少なくとも目標の段差より少し高めまでのフロントアップの練習を積むべきである。
以下はフロントアップが完璧な場合からの練習方法である。

フロントタイヤをステアの上に乗せて利き足側のクランクやガード、ペダルがステアにつくまで進む。
最近のショートリアセンター、BBアップのバイクだとステアの高さや形状によってはステアにガードが当たらなかったりするが、
その場合はあきらめて当たる場所を使うかシングル等他の方法を使うしか無い。
ステアに利き足側のクランクやガード、ペダルがついたら両輪とステアに当たってる部分の3点でバランスをとる。
次に後ろにひっくりかえらない程度に真下かやや斜め後ろにしゃがみ込んでからリアアップの要領で
腰と体重を斜め上に送り出してリアが上がってきたら土下座のようにハンドルを前、腰を後ろに突き出す。
このあとでブレーキをかけるかかけないかは人それぞれである。
一連の動作をまとめると
  • フロントアップ。
  • クランクやガード、ペダルをステアにつけてバランスをとる。
  • リアアップ。
  • バイクを送り出す(突き出す)。
となる。苦手な部分だけ集中的に練習すると効率が良い。
シングルについてはこのうちの2番目の動作が無いだけであるが、動きの流れを止めないことや
より正確なフロントアップを要求されるので難易度が高くなる。

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最終更新:2008年04月03日 11:59