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初出:第228話(時系列としては書籍第三部IIISS)
名前の初出:283話
声(ドラマCD第3弾/第5弾/第8弾/第10弾):遠藤広之
**家族構成
父:旧ヴェローニカ派
母:父親の第二夫人
**容姿
髪の色:オレンジに近い茶色
&color(#e17b34,#e17b34){000000000}
瞳の色:焦げ茶
&color(#6f4b3e,#6f4b3e){000000000}
オレンジに近い茶色の髪に焦げ茶の瞳。
**地位
階級:中級貴族
職種:[[文官見習い>用語一覧#見習い]]・[[ローゼマインの側近>側近#ローゼマインの側近]]・物語作家
**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:同学年&footnote(第288話)
-誕生季:秋&footnote(第380話)
-洗礼時の属性(適性):風土&footnote(第380話)
-3年生時に得られた加護:風土&footnote(第534話)
-467話以降の属性:全属性&footnote(全属性のローゼマインに名を捧げた影響)
**ローデリヒ視点の回
SS43話 ローデリヒ視点 貴族院のとある一日
書籍第四部II 特典SS 私の心を救うもの(書籍短編1 ローデリヒ視点 私の心を救うもの)
書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意
**作中での活躍
エーレンフェストの下級に近い中級貴族の文官見習い。&footnote(第534話他)
話の収集能力が高く、よく覚えていない話は即興で続きを作ってしまえる能力を持つ。
[[狩猟大会>暦#狩猟大会]]で父の言葉に乗って、[[ヴィルフリート]]を陥れてしまった子供の一人。
第二夫人の子で元々父にあまり大事にされていなかったが、ヴィルフリートと近づく機会が多いのを評価されていた。
ヴィルフリートに遠ざけられると同時に、唆した側の父から失態を責められるようになった。
ローゼマインが[[ユレーヴェ>魔術具と神具#ユレーヴェ]]に眠ってからは、[[子供部屋>エーレンフェスト#子供部屋]]で非常に肩身の狭い思いをしていた。
父からは「其方が悪い」と責任を押し付けられては殴られ、殴った傷が残らないように回復薬で癒されるといった虐待を受けるようになり&footnote(「詳しく説明すると、姫様が激昂する可能性がある」(第408話 城でのあれこれ)のは恐らくこの件 暴行に関する初出はSS私の心を救うもの)、母親はそれに迎合しており&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)、同派閥のメンバーからも「ヴィルフリートを陥れた存在」として疎外され、冷たい目で見られ続けていた。&footnote(書籍短編集I ローデリヒ視点 私の心を救うもの)
ローゼマインが作っていた本に自分が語った物語が載っていて、そこに自分の居場所を見つけて、考えながら文章を作るようになった。
ローゼマインが目覚めてからは、派閥に関係なく評価されて話を買い取られ、仕えたいと強く思うようになる。
[[旧ヴェローニカ派>用語一覧#旧ヴェローニカ派]]が強襲の計画をした際、旧ヴェローニカ派の子供達から託されて、[[フィリーネ]]に情報をもたらした。
領主候補生と旧ヴェローニカ派の学生達との話し合いで、ローゼマインへ[[名捧げ]]をしたいと申し出たが、ローゼマインは命を預かる名捧げに慎重であり、周囲にも止められたことで一度引き下がった。&footnote(第376話)
[[ハルトムート]]に言葉を尽くせと助言を受け(「その上で断られろ」と思われていたが&footnote(CD3特典SS))、自分の境遇などを話した上で再度名捧げを希望して、ローゼマインに受け入れられた。&footnote(第386話)
その際、裏で上級貴族四人([[コルネリウス]]・[[ハルトムート]]・[[ブリュンヒルデ]]・[[レオノーレ]])に囲まれ辞退しろと圧力を掛けられたが、一歩も引く気のないところを見せることで彼らに決意の固さを認められた。&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)
その数日後にアーレンスバッハの中級文官[[ライムント]]がフェルディナンドの遠隔弟子になることが決まり、やり取りができる中級のローデリヒの側近入りと教育が急務となった。&footnote(第391話)
卒業を間近にして焦ったハルトムートから名捧げ石の作り方や必要な素材の種類、お金が無くても護衛を雇って素材を集める方法などを教えられ&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)、魔石狩りを行う&footnote(第393話)。
その後もハルトムートからほとんど付きっきりで文官の引き継ぎと教育を受けることとなり&footnote(第414話)、名捧げ石の調合を手伝ってもらったり&footnote(書籍第四部VI書下ろしSS)、他領の文官である[[クラリッサ]]へ顔を繋いでもらったりしている&footnote(書籍第四部VII 書下ろしSS)。
また、ローゼマインに捧げるために用意したお話も植物紙と木札の入り混じった誤字だらけの物だったため、添削してもらった上で清書を命じられた。&footnote(ドラマCD3特典SS)
この時点で予定以上に時間を取られたハルトムートによる評価は、調合は魔力量が少なすぎて話にならない、図書館に名捧げ石の資料はあったのにそれも見つけられず情報収集は任せられない、物語を書く部分だけしか出来ない、などの厳しいもの。&footnote(ドラマCD3特典SS)
様々な助けを得た上ではあるが領地対抗戦前には準備が整い、ハルトムートとリヒャルダの立ち会いで名捧げを行い、同時に[[ディッター物語]]も捧げ、今後も物語を作って捧げることを誓った。&footnote(第414話)
彼の名捧げが受け入れられたことや側近としての扱われ方は、他の旧ヴェローニカ派の子供達にとっては前例となるため、注目を集めた。
名捧げ後は親元から離れて、[[騎士寮>エーレンフェスト#騎士寮]]に部屋を与えられる。
聖典盗難騒動の際、フィリーネと共に孤児院で情報収集をしようとしたが、普段は孤児や灰色と距離を取り、神殿の者に信頼されていない事を理由に孤児院への立ち入りを禁じられた。
ハルトムートからローゼマインの側近としての神殿の者や平民への態度について注意を受け、改めて常識の違いを噛みしめる事となった。&footnote(第446話 盗られた聖典、書籍第五部I SS本の世界と現実)
子供の頃から調子に乗っては失敗するところがあり、[[ローゼマイン]]に「旧ヴェローニカ派の側仕え見習いがローゼマインを選ばない理由」を説明しかけた際には[[リーゼレータ]]からヴァッシェンを喰らって強制的に黙らされたうえ、ブリュンヒルデに連れ出される形で退室させられ、別室で威圧を受けながら主が気に病むから余計な事を喋るなとガッツリ怒られた。&footnote(第462話 旧ヴェローニカ派の子供達、書籍第五部I SS 本の世界と現実)
物語を書くことしか考えておらず計算も文字も苦手なため、側近就任前は城内での書類配達が主な仕事だった。
側近就任後も文字が上手ではないため、ハルトムートに隙あらばネチネチと苛められている。&footnote(ふぁんぶっく8 SS 貴族の見習い仕事)
執筆の際のペンネームはシュボルト。&footnote(書籍第五部Iエピローグ)
ディッター物語の領地以外での初めての読者が王族、挿絵担当が大領地の領主候補生となってしまった。&footnote(第479話、第481話)
騎士たち、特にダンケルフェルガーではディッター物語は熱烈に愛読され&footnote(書籍第五部Iエピローグ)、ディッター熱を高める要因の一つとなった。
ローゼマインの側近になるのが遅かったため出遅れるが、フィリーネと同様に高度な研究の会話についていけるようになる。
ローゼマインに名捧げした者は神々の御力の影響を受けないことから、ローゼマインを守る盾になったり、機密事項を行う際に付き従ったりした。
15年春、アウブ・ダンケルフェルガーがツェントとなった時のために、ランツェナーヴェ掃討戦と[[貴族院防衛戦]]での彼を主人公にしたディッター物語の作成を命じられる。
戦後処理の結果、当初は5日しか無かった〆切までの期間が延びたためホッとした。&footnote(第658話 儀式の準備とエグランティーヌの名捧げ)
ローゼマインとフェルディナンドの婚約式に向けて、ローゼマインの意向を反映した(?)ローゼマインの地位に相応しい婚約の言葉を考えた。&footnote(674話 婚約式 「わたくしの闇の神よ。天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、この婚姻は決まりました。フェアドレンナの雷と共に春を迎え、ブルーアンファが舞い踊ります。若葉が青さを増してゆく中、ライデンシャフトの御導きがございました。…貴方の世界を明るく照らしていくことを望み、この魔石をわたくしの闇の神に捧げます」)
**経歴
01年秋 誕生
08年秋 洗礼式
08年冬 カルタやトランプを借りる為、ローゼマインに物語を話す際、途中で話を忘れて即興で取り繕った為、ローゼマインの印象に残る&footnote(第228話、第386話)
09年秋 狩猟大会にて、父親に騙されヴィルフリートを陥れる&footnote(第322話、第386話他)
09~10年 ローゼマインに捧げる為の話を集める&footnote(第283話、第386話、書籍版第四部II購入特典SS「私の心を救うもの」他)
11年冬 貴族院に入学
 ()冬の子供部屋で記したお話に対する報酬を、ローゼマインから拝受する&footnote(第285話)
 ()領主一族がアーレンスバッハを警戒する理由を質問する役割を担う&footnote(第300話、書籍版第四部II購入特典SS「私の心を救うもの」他)
 ()学生達が集めた神官長伝説をまとめる&footnote(第322話)
12年夏 襲撃計画を[[フィリーネ]]に伝える役を担う&footnote(第367話)
12年冬 ローゼマインへの名捧げを希望することを宣言するが、一度引き下がる&footnote(第376話)
 ()再度名捧げを希望し、ローゼマインに受け入れられる&footnote(第386話)
 ()魔石狩りの際、強力な魔獣襲撃の報告と救援願いを領主候補生に請う役目を担う&footnote(第393話)
 ()ローゼマインから、名捧げ石製作用に、魔獣の素材の取得権を拝領する&footnote(第395話)
 ()[[ローゼマイン]]に[[自作の物語と名を捧げ>名捧げ]]、側近に就任する&footnote(第414話)
 ()[[ローゼマイン式魔力圧縮法]]を知る為の領地外にも効力のある契約魔術にサインをする&footnote(第423話)
13年冬 旧ヴェローニカ派の学生達の説得役を任じられる&footnote(第462話)
 ()ローゼマインの側近となる旧ヴェローニカ派の学生達に仕える際の注意点の説明をする&footnote(書籍版第五部I「本の世界と現実」)
 ()貴族院で加護取得の儀式で全属性になる&footnote(第467話)
 ()[[ディッター物語]]が貴族院で広められる&footnote(第479話、第481話)
 ()領地対抗戦で、[[ダンケルフェルガー>地理#ダンケルフェルガー]]との共同研究で使用したグラフの説明を担当する&footnote(第511話)
14年冬 貴族院にて、中級の奉納式に参加する
15年春 神殿長室の工房の素材の管理等を任される&footnote(第592話)
 ()図書館の工房でクラリッサの教育の元、魔紙作りに励む&footnote(第594話)
 ()[[エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦]]に臨む。宴の席で他の者達の活躍を取材する&footnote(第622話)
 ()アウブ・ダンケルフェルガーを主人公にしたディッター物語の作成を命じられる&footnote(第658話 儀式の準備とエグランティーヌの名捧げ)
 ()ローゼマインの婚約の言葉を考える&footnote(674話 婚約式)
 ()[[アレキサンドリア>地理#アレキサンドリア]]に移籍する
**作者コメント
【[[2015年 03月04日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1103577/]]】
そして、感想欄によると今度はローデリヒが女の子に勘違いされていたようですね。どちらの性別の愛称にも使うフランと違って、ローデリヒはドイツ語圏の典型的な男性名だと思ったのですが。
【[[2015年 10月25日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1266004/]]】
これからあちらこちらでディッター物語が話題になるたびに心臓をバクバク言わせるローデリヒです。ちなみに、ディッター物語の作者はローゼマインの側近しか知りませんし、口止めされています。
【[[2017年 07月08日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/883480447015043072]]】
&b(){>ペンネーム}
ローデリヒのペンネームはシュボルトです。
【[[2017年 10月11日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/918103294966251520]]】
&b(){>ウィンク考察}
ローデリヒ:両目閉じてるが、本人はちょっとできているつもり
【[[2018年 02月21日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/965967521856733184?s=46&t=Hu-x_wfV-gA9ZW8zNCbulA]]】
&b(){>キャラ設定}
貴族院の学生達で過去をガッツリ書いたのはマティアスとローデリヒ。
【[[2022年 05月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1524197633576751104?s=46&t=gImAivB9zNflKgxhdOFy5A]]】
&bold(){完結後ら辺になれば旧ヴェローニカ側近の名を返せるのか}
旧ヴェローニカ派の側近の中でもローデリヒとグレーティアは(家庭環境から逃れるためとはいえ)自ら望んで名を捧げたので、ローゼマインの独断で返せます。
ただ自ら望んで捧げた名を返されるですから、主に見限られたように感じると思います。
二人が望まない限り返さないでしょうね。
【[[2022年 07月17日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1548669845155168258?s=46&t=SrQ9FoLvTnx7TWwTnlSFYQ]]】
&b(){>特別展「愛のヴィクトリアンジュエリー」での会話}
「あ、レガードリングだ。こういうのはローデリヒがやりそう。宝石の頭文字じゃなくて、花言葉とか色に込める思いとかにこだわって装飾品を贈る感じになるけど」
「相手は…?」
「(そっと目逸らし)レスティラウトとかもやりそうだよね」
**コメント
#blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。}
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
&color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}}
#pcomment(noname,reply,size=100,new,ローデリヒ/コメント)
初出:第228話(時系列としては書籍第三部IIISS)
名前の初出:283話
声(ドラマCD第3弾/第5弾/第8弾/第10弾):遠藤広之
**家族構成
父:旧ヴェローニカ派
母:父親の第二夫人
**容姿
髪の色:オレンジに近い茶色
&color(#e17b34,#e17b34){000000000}
瞳の色:焦げ茶
&color(#6f4b3e,#6f4b3e){000000000}
オレンジに近い茶色の髪に焦げ茶の瞳。
**地位
階級:中級貴族
職種:[[文官見習い>用語一覧#見習い]]・[[ローゼマインの側近>側近#ローゼマインの側近]]・物語作家
**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:同学年&footnote(第288話)
-誕生季:秋&footnote(第380話)
-洗礼時の属性(適性):風土&footnote(第380話)
-3年生時に得られた加護:風土&footnote(第534話)
-467話以降の属性:全属性&footnote(全属性のローゼマインに名を捧げた影響)
**ローデリヒ視点の回
SS43話 ローデリヒ視点 貴族院のとある一日
書籍第四部II 特典SS 私の心を救うもの(書籍短編1 ローデリヒ視点 私の心を救うもの)
書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意
**作中での活躍
エーレンフェストの下級に近い中級貴族の文官見習い。&footnote(第534話他)
話の収集能力が高く、よく覚えていない話は即興で続きを作ってしまえる能力を持つ。
[[狩猟大会>暦#狩猟大会]]で父の言葉に乗って、[[ヴィルフリート]]を陥れてしまった子供の一人。
第二夫人の子で元々父にあまり大事にされていなかったが、ヴィルフリートと近づく機会が多いのを評価されていた。
ヴィルフリートに遠ざけられると同時に、唆した側の父から失態を責められるようになった。
ローゼマインが[[ユレーヴェ>魔術具と神具#ユレーヴェ]]に眠ってからは、[[子供部屋>エーレンフェスト#子供部屋]]で非常に肩身の狭い思いをしていた。
父からは「其方が悪い」と責任を押し付けられては殴られ、殴った傷が残らないように回復薬で癒されるといった虐待を受けるようになり&footnote(「詳しく説明すると、姫様が激昂する可能性がある」(第408話 城でのあれこれ)のは恐らくこの件 暴行に関する初出はSS私の心を救うもの)、母親はそれに迎合しており&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)、同派閥のメンバーからも「ヴィルフリートを陥れた存在」として疎外され、冷たい目で見られ続けていた。&footnote(書籍短編集I ローデリヒ視点 私の心を救うもの)
ローゼマインが作っていた本に自分が語った物語が載っていて、そこに自分の居場所を見つけて、考えながら文章を作るようになった。
ローゼマインが目覚めてからは、派閥に関係なく評価されて話を買い取られ、仕えたいと強く思うようになる。
[[旧ヴェローニカ派>用語一覧#旧ヴェローニカ派]]が強襲の計画をした際、旧ヴェローニカ派の子供達から託されて、[[フィリーネ]]に情報をもたらした。
領主候補生と旧ヴェローニカ派の学生達との話し合いで、ローゼマインへ[[名捧げ]]をしたいと申し出たが、ローゼマインは命を預かる名捧げに慎重であり、周囲にも止められたことで一度引き下がった。&footnote(第376話)
[[ハルトムート]]に言葉を尽くせと助言を受け(「その上で断られろ」と思われていたが&footnote(CD3特典SS))、自分の境遇などを話した上で再度名捧げを希望して、ローゼマインに受け入れられた。&footnote(第386話)
その際、裏で上級貴族四人([[コルネリウス]]・[[ハルトムート]]・[[ブリュンヒルデ]]・[[レオノーレ]])に囲まれ辞退しろと圧力を掛けられたが、一歩も引く気のないところを見せることで彼らに決意の固さを認められた。&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)
その数日後にアーレンスバッハの中級文官[[ライムント]]がフェルディナンドの遠隔弟子になることが決まり、やり取りができる中級のローデリヒの側近入りと教育が急務となった。&footnote(第391話)
卒業を間近にして焦ったハルトムートから名捧げ石の作り方や必要な素材の種類、お金が無くても護衛を雇って素材を集める方法などを教えられ&footnote(書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意)、魔石狩りを行う&footnote(第393話)。
その後もハルトムートからほとんど付きっきりで文官の引き継ぎと教育を受けることとなり&footnote(第414話)、名捧げ石の調合を手伝ってもらったり&footnote(書籍第四部VI書下ろしSS)、他領の文官である[[クラリッサ]]へ顔を繋いでもらったりしている&footnote(書籍第四部VII 書下ろしSS)。
また、ローゼマインに捧げるために用意したお話も植物紙と木札の入り混じった誤字だらけの物だったため、添削してもらった上で清書を命じられた。&footnote(ドラマCD3特典SS)
この時点で予定以上に時間を取られたハルトムートによる評価は、調合は魔力量が少なすぎて話にならない、図書館に名捧げ石の資料はあったのにそれも見つけられず情報収集は任せられない、物語を書く部分だけしか出来ない、などの厳しいもの。&footnote(ドラマCD3特典SS)
様々な助けを得た上ではあるが領地対抗戦前には準備が整い、ハルトムートとリヒャルダの立ち会いで名捧げを行い、同時に[[ディッター物語]]も捧げ、今後も物語を作って捧げることを誓った。&footnote(第414話)
彼の名捧げが受け入れられたことや側近としての扱われ方は、他の旧ヴェローニカ派の子供達にとっては前例となるため、注目を集めた。
名捧げ後は親元から離れて、[[騎士寮>エーレンフェスト#騎士寮]]に部屋を与えられる。
聖典盗難騒動の際、フィリーネと共に孤児院で情報収集をしようとしたが、普段は孤児や灰色と距離を取り、神殿の者に信頼されていない事を理由に孤児院への立ち入りを禁じられた。
ハルトムートからローゼマインの側近としての神殿の者や平民への態度について注意を受け、改めて常識の違いを噛みしめる事となった。&footnote(第446話 盗られた聖典、書籍第五部I SS本の世界と現実)
子供の頃から調子に乗っては失敗するところがあり、[[ローゼマイン]]に「旧ヴェローニカ派の側仕え見習いがローゼマインを選ばない理由」を説明しかけた際には[[リーゼレータ]]からヴァッシェンを喰らって強制的に黙らされたうえ、ブリュンヒルデに連れ出される形で退室させられ、別室で威圧を受けながら主が気に病むから余計な事を喋るなとガッツリ怒られた。&footnote(第462話 旧ヴェローニカ派の子供達、書籍第五部I SS 本の世界と現実)
物語を書くことしか考えておらず計算も文字も苦手なため、側近就任前は城内での書類配達が主な仕事だった。
側近就任後も文字が上手ではないため、ハルトムートに隙あらばネチネチと苛められている。&footnote(ふぁんぶっく8 SS 貴族の見習い仕事)
執筆の際のペンネームはシュボルト。&footnote(書籍第五部Iエピローグ)
ディッター物語の領地以外での初めての読者が王族、挿絵担当が大領地の領主候補生となってしまった。&footnote(第479話、第481話)
騎士たち、特にダンケルフェルガーではディッター物語は熱烈に愛読され&footnote(書籍第五部Iエピローグ)、ディッター熱を高める要因の一つとなった。
ローゼマインの側近になるのが遅かったため出遅れるが、フィリーネと同様に高度な研究の会話についていけるようになる。
ローゼマインに名捧げした者は神々の御力の影響を受けないことから、ローゼマインを守る盾になったり、機密事項を行う際に付き従ったりした。
15年春、アウブ・ダンケルフェルガーがツェントとなった時のために、ランツェナーヴェ掃討戦と[[貴族院防衛戦]]での彼を主人公にしたディッター物語の作成を命じられる。
戦後処理の結果、当初は5日しか無かった〆切までの期間が延びたためホッとした。&footnote(第658話 儀式の準備とエグランティーヌの名捧げ)
ローゼマインとフェルディナンドの婚約式に向けて、ローゼマインの意向を反映した(?)ローゼマインの地位に相応しい婚約の言葉を考えた。&footnote(674話 婚約式 「わたくしの闇の神よ。天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、この婚姻は決まりました。フェアドレンナの雷と共に春を迎え、ブルーアンファが舞い踊ります。若葉が青さを増してゆく中、ライデンシャフトの御導きがございました。…貴方の世界を明るく照らしていくことを望み、この魔石をわたくしの闇の神に捧げます」)
ローゼマインが魔力を消費するために旧アーレンスバッハ領内を巡行している間も&footnote(第666話~第668話 魔力散布祈念式 前編~後編)側近として付き従っていたが、役立つ場面がなかったので虹色レッサー君の中で留守番をしていた&footnote(ふぁんぶっく8 Q&A)。
**経歴
01年秋 誕生
08年秋 洗礼式
08年冬 カルタやトランプを借りる為、ローゼマインに物語を話す際、途中で話を忘れて即興で取り繕った為、ローゼマインの印象に残る&footnote(第228話、第386話)
09年秋 狩猟大会にて、父親に騙されヴィルフリートを陥れる&footnote(第322話、第386話他)
09~10年 ローゼマインに捧げる為の話を集める&footnote(第283話、第386話、書籍版第四部II購入特典SS「私の心を救うもの」他)
11年冬 貴族院に入学
 ()冬の子供部屋で記したお話に対する報酬を、ローゼマインから拝受する&footnote(第285話)
 ()領主一族がアーレンスバッハを警戒する理由を質問する役割を担う&footnote(第300話、書籍版第四部II購入特典SS「私の心を救うもの」他)
 ()学生達が集めた神官長伝説をまとめる&footnote(第322話)
12年夏 襲撃計画を[[フィリーネ]]に伝える役を担う&footnote(第367話)
12年冬 ローゼマインへの名捧げを希望することを宣言するが、一度引き下がる&footnote(第376話)
 ()再度名捧げを希望し、ローゼマインに受け入れられる&footnote(第386話)
 ()魔石狩りの際、強力な魔獣襲撃の報告と救援願いを領主候補生に請う役目を担う&footnote(第393話)
 ()ローゼマインから、名捧げ石製作用に、魔獣の素材の取得権を拝領する&footnote(第395話)
 ()[[ローゼマイン]]に[[自作の物語と名を捧げ>名捧げ]]、側近に就任する&footnote(第414話)
 ()[[ローゼマイン式魔力圧縮法]]を知る為の領地外にも効力のある契約魔術にサインをする&footnote(第423話)
13年冬 旧ヴェローニカ派の学生達の説得役を任じられる&footnote(第462話)
 ()ローゼマインの側近となる旧ヴェローニカ派の学生達に仕える際の注意点の説明をする&footnote(書籍版第五部I「本の世界と現実」)
 ()貴族院で加護取得の儀式で全属性になる&footnote(第467話)
 ()[[ディッター物語]]が貴族院で広められる&footnote(第479話、第481話)
 ()領地対抗戦で、[[ダンケルフェルガー>地理#ダンケルフェルガー]]との共同研究で使用したグラフの説明を担当する&footnote(第511話)
14年冬 貴族院にて、中級の奉納式に参加する
15年春 神殿長室の工房の素材の管理等を任される&footnote(第592話)
 ()図書館の工房でクラリッサの教育の元、魔紙作りに励む&footnote(第594話)
 ()[[エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦]]に臨む。宴の席で他の者達の活躍を取材する&footnote(第622話)
 ()アウブ・ダンケルフェルガーを主人公にしたディッター物語の作成を命じられる&footnote(第658話 儀式の準備とエグランティーヌの名捧げ)
 ()ローゼマインの婚約の言葉を考える&footnote(674話 婚約式)
 ()[[アレキサンドリア>地理#アレキサンドリア]]に移籍する
**作者コメント
【[[2015年 03月04日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1103577/]]】
そして、感想欄によると今度はローデリヒが女の子に勘違いされていたようですね。どちらの性別の愛称にも使うフランと違って、ローデリヒはドイツ語圏の典型的な男性名だと思ったのですが。
【[[2015年 10月25日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1266004/]]】
これからあちらこちらでディッター物語が話題になるたびに心臓をバクバク言わせるローデリヒです。ちなみに、ディッター物語の作者はローゼマインの側近しか知りませんし、口止めされています。
【[[2017年 07月08日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/883480447015043072]]】
&b(){>ペンネーム}
ローデリヒのペンネームはシュボルトです。
【[[2017年 10月11日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/918103294966251520]]】
&b(){>ウィンク考察}
ローデリヒ:両目閉じてるが、本人はちょっとできているつもり
【[[2018年 02月21日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/965967521856733184?s=46&t=Hu-x_wfV-gA9ZW8zNCbulA]]】
&b(){>キャラ設定}
貴族院の学生達で過去をガッツリ書いたのはマティアスとローデリヒ。
【[[2022年 05月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1524197633576751104?s=46&t=gImAivB9zNflKgxhdOFy5A]]】
&bold(){完結後ら辺になれば旧ヴェローニカ側近の名を返せるのか}
旧ヴェローニカ派の側近の中でもローデリヒとグレーティアは(家庭環境から逃れるためとはいえ)自ら望んで名を捧げたので、ローゼマインの独断で返せます。
ただ自ら望んで捧げた名を返されるですから、主に見限られたように感じると思います。
二人が望まない限り返さないでしょうね。
【[[2022年 07月17日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1548669845155168258?s=46&t=SrQ9FoLvTnx7TWwTnlSFYQ]]】
&b(){>特別展「愛のヴィクトリアンジュエリー」での会話}
「あ、レガードリングだ。こういうのはローデリヒがやりそう。宝石の頭文字じゃなくて、花言葉とか色に込める思いとかにこだわって装飾品を贈る感じになるけど」
「相手は…?」
「(そっと目逸らし)レスティラウトとかもやりそうだよね」
**コメント
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