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「婉曲表現」(2023/11/08 (水) 21:06:06) の最新版変更点
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#contents()
*概要
貴族特有の言い回しに代表されるような、極端に婉曲な表現。
英知の女神メスティオノーラ様の加護を得られましたらその祝福をお与えください。
（こんなのもあったよね、と思った方は加筆したり下のコメント欄に書くなりお願いします）
**ご注意
-表現の根本的な意味を変えない（と思われる）範囲で簡素化していることがあります
--文末の文調を替えたり、否定文を肯定文にする程度です
--それに沿う形で意味を書いています
-用例はあくまでも例なので、作品の事実とは関係ありません
-登場箇所はできるだけ全箇所あげてみたいですね
**凡例
&pre(){:【表現】 | 意味・説明その1&footnote(第X話, 第Y話)。「用例で表現は―で略してもいいんじゃないですか」。意味・説明2……}
*婉曲表現
＜web本編が初出＞
:【水の女神】|想い人、恋人、心を動かす者という意味。&footnote(第83話)「私にとってマインは―です」&br()状況を動かす者、場合によっては支援者やパトロンという意味？&footnote(書籍版第３部Ⅳ ダームエルの申し出)「―であるローゼマイン様の御力」
:【神の御心、神への供物、神への花、神への水、神の慈愛】|神殿の収入・支出項目（本編では詳細不明のままだった）。&footnote(第87話 与えるべきもの)
//さまざまな種類の賄賂。神への花は女性関連、神への水が酒関連、を各々意味すると推測できるが詳細は不明。
「神の御心」支出記載時：神殿長・神官長・青色神官/巫女への給料。収入記載時：領主からの予算
「神への供物」神事に関する費用。花・香・布等
「神への花」花捧げする灰色巫女を着飾らせる時に使う項目。元々は貴族が入れるように神殿を整えるための費用だった
「神への水」接待費。酒代・宴会費等
「神の慈愛」孤児院費。灰色神官服・掃除道具等
「神への捧げ物」領主からの予算以外に入ってくる収入全て。〇〇からの捧げ物と書かれている（恐らくマインの献金は「マインからの捧げ物」と記録されるのであろう）&footnote(ふぁんぶっく2Ｑ＆Ａ)
:【良い匂いがするな】|目下の者に出された食事に対して「それを寄こせ」と催促する意味。&footnote(第146話、第428話)
（ローゼマインは、半分こならいいですよと言った）
:【（○○を・は）遠ざける】|物理的に処分する、殺すの意。「アルノーは―ことにしたが」&footnote(SS第1話 フラン視点 神殿の変化)
遠くへ移動させる・疎んじるといった意味で使う「遠ざける」もあるので注意。
:【はるか高みへと続く階段を上がって行かれました】|文脈上の人物が死亡したことを意味する。&footnote(第212話)「元神殿長は―」
:【英知の女神 メスティオノーラのお力添えが必要です】|1―文脈上の問題を解決するための「方法は知らない」と伝える意味。2―教えを乞う意味。&footnote(第238話)「暴走を止めるには―」
:【神々の御使いに果実の甘露と季節で最も美しい花を供え、布を準備し、香を焚いて信仰の心を示します】|お酒と女と金品を準備しておくので、頼み事を聞き入れてください、という意味。&footnote(第254話)
ハッセの街から前神殿長やローゼマインへ送られた面会依頼の手紙に定型文として用いられていた。本来は前神殿長など「汚職を積極的に行う貴族」向けの定型文であるが、村の者はその意味を知らず日常的に面会依頼で用いていた。
:【わたくしは会議室でリヒトからお話を伺います。外でハッセの者が騒いでも、きっと気付きませんわね。目に触れなければ、咎めようもありませんよ？】|「会議をしている間に、外でボルフェをすることを許可します」
言葉自体の意味は「会議中、外で騒ぐことを許可します。また、こちらに来さえし無ければ咎めません」であって特に「ボルフェ」を許可する意味は含まれていないが、例文の言葉が「ボルフェ」に関する会話での一文であるため、こう書いている。&footnote(第258話)
:【白い塔へと柔らかな布が流れたのではないか】|白い塔のヴェローニカ様とお会いしたことで、旧ヴェローニカ派にヴィルフリート様が入ったと思っていたのですが。&footnote(第267話)
(上の項目の返答として)
:【風の女神 シュツェーリアが獅子の下から飛び出さぬようお守りくださいました】|アウブ・エーレンフェストから離れるわけがないでしょう。&footnote(第267話)
:【神に捧げた花がこの手に戻らぬものか、と叶わぬ願いを胸に抱くほどでございます】|中央神殿に行った神官達だけでも返してよ。&footnote(第287話)
:【時の女神 ドレッファングーアの糸が重なる時にはきっと……】| 本音を言えば二度と会いたく無い相手に社交辞令として「機会が有ればまた会いたいね」と言う意図の挨拶で別れの挨拶のうち決別一歩手前の挨拶。&footnote(第289話、第385話)
:【時の女神 ドレッファングーアの本日の糸紡ぎはとても円滑に行われた】|楽しい時間はとても早く過ぎてしまうものという意味&footnote(第294話、第304話)。「―ようですね。そろそろお暇します。」
:【こちらの側仕えはまだ不慣れなのかしら？】|「このお茶会、ちょっと手を抜いているんじゃない？」&br()（お茶会の主催者が情報収集を怠っていたり、側仕えへの連絡が不十分だったり、質の良い側仕えを揃える力がなかったりすることを指摘する言葉）&footnote(第294話)
:【フェシュピールを取ってまいりますね、お兄様】【其方の部屋は最も遠いので、急ぐと良い】|「練習してくるので、時間をください」「祈念式の最後に行うので、早く行け」という会話。楽器が必要ならば側仕えに取って来させるのが普通なため、取りに行く事情があると察せられ、時間稼ぎ出来る理由作りをしてフォローを行った。&footnote(第354話 ハルデンツェル 後編)
:【私のマントに刺繍して欲しい】|口説き文句。マントに刺繍ができるのは、自分自身、親子、夫婦だけ。&br()女性からの告白の場合はハンカチのような布に刺繍して好きな人に渡す。&br()「わたくしはこんな魔法陣の刺繍ができます。貴方のマントに刺繍をしたい」という思いを込める。&footnote(第356話)。
:【フリュートレーネとルングシュメールの癒やしは違うのです】|よそはよそ、ウチはウチ&footnote(第377話)。去年は去年、今年は今年&footnote(第390話)。これはこれ、それはそれ。&br()それぞれの個性は比較できるようなものではございません&footnote(第413話)。弟妹と次期領主は違う&footnote(第425話)。
:【貴方の色に染めてください】|かなり直接的な閨への誘い文句。破廉恥。&footnote(第388話)
:【わたくしへの質問は命の神 エーヴィリーベの求めるものが何かと尋ねるようなものですよ】|なんでこんな簡単なことがわからないかな？&footnote(第409話)
:【ゲドゥルリーヒ】|土の女神の名だが、故郷とか、自分が住んでいる土地を示すこともある&footnote(第422話、第430話)。&br()恋人・愛する人（命の神と土の女神の関係から）&br()何よりも大切な人・物・事&br()「私の―はエーレンフェストでございます故」
:【ゲドゥルリーヒが手に入る位置にいながら、手を伸ばさぬエーヴィリーベはいないと存じます。ローゼマイン様はいかがお考えでしょうか？】|養女となり、領主候補生となり、次期領主に相応しい功績と能力と魔力と後ろ盾がありながら、何故次期領主を目指さないのか？&footnote(第430話)
:【わたくしはエーヴィリーベではございませんから、ゲドゥルリーヒを必要とはしていません】|(上述の問いに返して)誰もが領主の地位を欲しいと思うわけがないでしょう&footnote(第430話)
:【春を迎えたエーヴィリーベ】|役立たず&footnote(第442話)。「わたくしの婚約者は―のようですね。」
:【少し口周りに油の汚れがひどいようです】|そのよく滑る口を閉じろ。不意ヴァッシェンから強制連行へと派生する。&footnote(第462話)「―から、ヴァッシェンを使わせていただきました。」
:【まるで冬の神の後押しをする混沌の女神のようだ】|余計なお世話。出しゃばり。&footnote(第470話)「すでに卒業している方が舞うなんて、―」
:【グリュックリテートから祝福をいただかなければ、オルドシュネーリを受け入れてくださらない】|講義に合格できなきゃ相談もできない&footnote(第476話)
:【ライデンシャフトにシュツェーリアの盾を渡すようなもの】|意味が無いこと&footnote(第489話)。ライデンシャフトは盾を使わないらしい。「お答えするのは―ですよね？」
:【エアヴェルミーンを失ったエーヴィリーベになる】|結婚する上での協力者を失うという意味や、大事にすべきものを蔑ろにすることで最愛の人を失うことになるという意味&footnote(第497話)
:【ゲドゥルリーヒを外に出せばフリュートレーネに奪われるのは当然ではございませんか】|大事なものは持ち出すな、というような意味&footnote(第502話)。
:【タルクスがフリュートレーネの力で生まれ育っても、ドレッファングーアのお導きでフェアフューレメーアのところへ向かうようなもの】|成長すれば自分に合う場所に向かうとか、そんな感じ。&footnote(第507話 ダンケルフェルガーとの社交 前編)
:【変わらぬ平穏を望む者にグリュックリテートの加護は不要】|余計なお世話はいらない&footnote(第507話 ダンケルフェルガーとの社交 前編)
:【エーレンフェストを支える最高神と五柱の大神から一柱が欠けた影響があまりにも大きいのです。】|エーレンフェストの領主一族が減った影響が大きい。&footnote(第510話 王族との社交)
:【カメーヴァレインめ】|[[ゲオルギーネ]]に対する陰口。&br()策謀や陰謀が上手すぎて、手を封じられた時に使っていることから、策士であることを悪く言い表した言葉ではないかと推測。&footnote(第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え)
:【○○のオルドナンツ】|他人の言葉をそのまま告げること。伝令役。傀儡。&br()「アウブ・エーレンフェストがギーベの―のような真似をなさるなんて、何とも情けない気持ちになりましたよ」&footnote(第526話 ライゼガングの総意)
:【アイファズナイトが大きく髪を乱し、マントを大きく広げるような心地】|激しく嫉妬する様？&footnote(第545話)
:【グラマラトゥーアを悩ませるほどの】|言葉に表せないほどの&footnote(第545話)
:【エーヴィリーベのような嫉妬】|ゲドゥルリーヒ（恋人）を独占するべく、嫉妬して我を忘れ、他者を排除しようとすること。&footnote(第568話)&br()「いくらわたくしをゲドゥルリーヒのように思っていても、―は見苦しくてよ」&br()（関連）「エーヴィリーベの同席はいりません」
:【女神達に翻弄されてはなりません】|恋に振り回されてはいけない。&br()「ブルーアンファの訪れを感じて」の後なので、恋に関する女神達が舞い踊ったのだと思われる。&footnote(第569話)
:【花の女神 エフロレルーメの姿が見える気がした】|恋心が育っていく過程を書いていると推測&footnote(第569話)
:【フェアベルッケンに目隠しをされた】【フェアベルッケンに捕らわれている】|目が曇っている&footnote(第571話)
:【○○の下にエントリンドゥーゲが訪れる】|産気づく。「フロレンツィア様の下に―ようです」&footnote(第576話)
:【シュタイフェリーゼより速く】|迅速に&footnote(第597話)&br()元々はローゼマインが使用した表現だったが、それを受けたアウブ・ダンケルフェルガーが気に入り、領地内でも使用した結果、&br()アウブ・ダンケルフェルガーが言い出した決まり文句として、ダンケルフェルガー内に定着した。&footnote(ハンネローレの貴族院五年生 第2話)
:【エアヴァクレーレンの導きによるユーゲライゼの訪れを目前にしたフォルスエルンテの協力ですもの。大きくなっていたラッフェルを手に入れて戸惑っていらっしゃるのですね】|恋が実ったことが表現されている（相手の口調と表情から慰めとからかいが混ざっている）&footnote(第622話)&br()推測：(王命による別離を目前にして図らずも相手と再会することができ、大きくなっていた恋心を自覚して戸惑っているのでしょうね)
:【最高神への挨拶さえ済まさずに】|星結びの儀式の前に&footnote(第652話／第664話 にて意味の解説実施)
:【混沌の女神の呪いがかかっている】|目が曇っている&footnote(第655話)
:【シュラートラウムの訪れにはまだ早いのではございませんか？】|寝言は寝てから言え&footnote(第655話)
:【秋の訪れを待たずに冬の到来を早める】|成人を待たずに、閨における男女間の行為を行う&footnote(第664話 にて意味の解説実施)
:【秋】|実り・収穫・成熟・成人&br()シュツェーリアの神具から防御・守り&br()芸術関係の眷属が多いことから芸事そのもの&br()時間・速さ・情報&br()別れ・巣立ちの時（成人した男性の領主候補生が城から出る時、女性の領主候補生が婚姻によって領地を出る時）&footnote(第664話 養母様より)
:【冬】|命の神 エーヴィリーベの行動（溺愛・独占・契りを結ぶ・拉致監禁）から推察する。&footnote(第664話 養母様より)
:【天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、この婚姻は決まりました】|第一夫人または第一配偶者と婚姻する際の決まり文句&footnote(ふぁんぶっく6 Q&A 第二、第三と婚約する際は、別の神の名を引用する)。&footnote(第674話 婚約式)
:【あぁ、我が眷属よ。雪と氷で全てを覆い尽くすが良い。我が力の及ぶ限り、ゲドゥルリーヒを包み込むのだ。フリュートレーネを少しでも遠ざけよ】|冬の間の貴族院でしか逢瀬が叶わぬ恋人達がほんの少しの時間を惜しんで会おうとする様子という意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【ブルーアンファの訪れに気付かないまま、導きの神 エアヴァクレーレンの槍にすがる】|恋の訪れに気付かないまま導いてくれる師に心を預けて?&footnote(SS置き場第24話)
:【花の女神 エフロレルーメの訪れを待つうちにラッフェルが大きくなって】|異性を意識するようになるとともに、相手への気持ちが大きくなっていってという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【それに気付くのは収穫の女神 フォルスエルンテや別れの女神 ユーゲライゼが舞い始めた時】|恋心に気付くのは、相手が結婚したり遠くに行ってしまった時だという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【氷雪の神 シュネーアストの攻撃にきっと闇の神の祝福を受けたようなローゼマイン様の髪が風に揺れ、冷たく濡れた】|突然の別れに哀しく思うという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【縁結びの女神 リーベスクヒルフェの糸を感じ】|恋愛的な関係があるのではないかと思えてしまいという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【オルドナンツは大きく翼を広げ、どうしようもなく心が震える】|想像力が掻き立てられ盛り上がってしまうという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【時の女神が悪戯をする東屋で闇の神が大きく袖を広げて光の女神を覆い隠してしまう】|誰もいない場所で時間を忘れて逢瀬を重ねるという意味?&footnote(SS置き場第24話)
男性が恋人の女性に自分の魔力を重ね、女性が恋人の男性の魔力を受け入れるという、貴族的恋愛行為をすること。&footnote(書籍版第四部VII「東屋での逢瀬」)
:【アンハルトゥングの協力】|隠された情報の提供&footnote(SS35話)
:【紋章付きの課題】|貴族院における、お金が得られる仕事&footnote(SS43話)
:【ヴィーゲンミッヒェのお招きで手が離せません】|赤子の世話で何かができない時に使われる&footnote(SS44話)
＜書籍版＞
:【最高神のご加護がある夜にどうか祝福を賜りますようお願い申し上げます】|星結びの儀式の夜に保護者や後見人に向かって告げる場合、二人だけで話す許可が欲しいと申告していることになる&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【最高神の御座す夜には縁結びの女神も悪戯はなさいません】|星結びの儀式の夜に、被後見人と二人だけで話したいと申告してきた相手に対し、自分の目の届く範囲ならば良いと応えることになる&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【私の心は氷雪の神の攻撃を受けたように凍りついた】|恋愛系で（？）ひどく傷ついた、という意味&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【ラッフェル】|愛。「―が落ちる」で「愛情がなくなる」、「―を受け入れる」で「愛を受け入れる」&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【土の女神ゲドゥルリーヒを思っている】|一般的には「愛している」。[[ハスハイト]]的には「イルクナーを狙っている」&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【痩せ衰えたゲドゥルリーヒ】|内情の厳しい故郷・土地。結婚を申し込むには瑕疵のある女性。魅力のない土地や女性という意味。&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)
:【エーヴィリーベ以外にゲドゥルリーヒを得たいと思う者はいない】|私（男性）以外に貴女に求婚する者はいない。&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)
:【月と星明かりしかない闇の神の支配下】|人工的な光がなくて、暗い夜&footnote(書籍版第三部Ⅳ ダームエルの申し出)
:【混沌の女神に呑み込まれてしまったよう】|希望が消失して、未来の先が見えない。&footnote(書籍版第三部IV お茶会)
:【私には縁結びの女神の祝福がなかったようです】|結婚できない運命だった。結婚条件が合わない相手だった。&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【縁結びの女神が持つ糸がプッツリと切れてしまった】|完全に結婚の可能性が絶たれた。&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【お互い、縁結びの女神リーベスクヒルフェの糸が繋がる相手と巡りあえるといいですね】|お互いに良い結婚相手が見つかると良いですね。（この場合は労りとお別れの挨拶）&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【私は夏の眷属だから春の眷属にはなれない】|断り文句。心に決めた主がいるのでそちらの側近にはなれない。派閥が違うので仲間になれない。思想、信念が違うので協力出来ない、等の意味。&br()（今回は、ローゼマインの側近希望なので、ヴィルフリートの側近にはなれないとの意味。ローゼマインが夏生まれ、ヴィルフリートが春生まれに起因すると推測。冬生まれのシャルロッテなら冬の眷属と称されると思われる。）&footnote(書籍版第三部Ⅴ特典SS 妹を守る為に)
:【まるで水の女神と雷の女神によって、わたくしの心が春に塗り替えられていくようです。芽生えの女神が微笑み、腕を振ったのでしょう】|恋が芽生えた。&footnote(書籍版第四部III特典SS わたくしの騎士様)
:【エーヴィリーベにゲドゥルリーヒより他の女神を見ろと言う程度には難しい】|非常に難しい&footnote(書籍版第四部VII「東屋での語らい」)
:【フォルスエルンテの籠が満たされる】|収穫の女神の加護があったと思えるほどの利があった&footnote(書籍版第四部Ⅷ エピローグ)
:【○○はオルドナンツではないぞ】|（同じ内容を三回繰り返すオルドナンツと違って）聞き逃しても二度は言わないの意。&footnote(ふぁんぶっく7 SS次期領主と礎の魔術)
＜ハンネローレの貴族院５年生＞
:【海の女神 フェアフューレメーアの祝福が足りなかったのではございませんか？】|頭を冷やしなさい。「新入生歓迎ディッターを観戦すれば新入生は熱くなるものですが、―？」&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第2話)
:【手順も知らない子供の求婚を受けるつもりはありません】|諸々の手続きを踏まずに求婚してきた年下相手に対するお断りの言葉。ダンケルフェルガー以外の領地相手だったら伝わった。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第2話)
: 【本当に驚きました】|（下位の者が上位の者へ？）不満がある、意に沿わないことだ、と遠回しに表現した言葉。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第4話)
:【周囲では縁結びの女神 リーベスクヒルフェの悪戯が捗っているようですね】|次々と求婚者が現れること。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第5話)
:【混沌の女神】|混沌の女神は、妬ましさや恨めしさが混じった複雑な気分を表す時によく使われる。「私が―に魅入られる瞬間を実感してしまうほど大変お似合いです」&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第6話)
:【神々に感謝のディッターの奉納したくらい嬉しい】|ダンケルフェルガーの騎士にとって、最上級の喜びと感謝を表す行動や表現と推測される。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第9話)
:【エルプベルクとブレンヴェルメが槍を交わす】|海の女神を廻って山の神と情熱の神が争ったように、恋のライバル（特に男性同士を指すかもしれない）が争うこと。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第9話)
:【フェアベルッケンの功を狙う】|複数の陣営が参加する宝盗りディッターもしくは嫁盗りディッターにおいて、作り出した混乱状況に少数の手勢で潜み、もともとの戦力差では不可能なはずの勝利を隙を突いて得ること。貴族院時代のフェルディナンドが宝盗りディッターで用いた作戦を警戒してダンケルフェルガーではこう称している。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第25話)
：【宮廷作法の実技を終えてください】|「貴方の態度は無礼極まりないので礼儀作法の勉強をやり直してください」の意。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【導きの神エアヴァクレーレンへのお祈りが足りないのではございませんか】|周囲の教育が足りてないのではありませんか？&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【いくらフリュートレーネが力を尽くしても、タルクスはフェアフューレメーアの下でしか成人できませんから】|いくら周囲が教育に力を尽くしても元々の性質が領主候補生に相応しくない。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【フォルスエルンテのご機嫌はいかがでしたか？】|(目的や行動に有益な結果があった際の)収穫はありましたか？。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第29話)
*&aname(挨拶／決まり文句,option=nolink){挨拶／決まり文句}
＜web本編が初出＞
:【雪解けに祝福を。春の女神が大いなる恵みをもたらしますように】|商人同士の春の挨拶&footnote(第59話、第347話)。
:【水の女神 フリュートレーネの清らかなる流れに導かれし良き出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【水の女神 フリュートレーネよ 新たな出会いに 祝福を】|初対面の挨拶。春用。身分の低いものから高いものへ行う&footnote(第174話)。&br()・平民は【水の女神 フリュートレーネの清らかな流れのお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第150話、第237話、第241話)&br()・貴族の返答例【心よりの祝福を与えましょう。水の女神 フリュートレーネの祝福が○○にもたらされんことを】&footnote(第241話)
:【火の神 ライデンシャフトの威光輝く良き日、神々のお導きによる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】|初対面の挨拶。夏用。身分の低いものから高いものへ行う。&br()・平民は【火の神 ライデンシャフトの威光輝く良き日、神々のお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第82話、第94話、第178話、第182話、第184話、第247話、第248話、第252話)&br()・貴族の返答例【心よりの祝福を与えよう。火の神 ライデンシャフトの導きが○○にもたらされんことを】&footnote(第82話)【○○に火の神 ライデンシャフトの祝福を】&footnote(第247話)
:【風の女神 シュツェーリアの守る実りの日、神々のお導きによる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【風の女神 シュツェーリアよ ※新しき主に 祝福を】&footnote(第207話 ※教師→ローゼマイン)|初対面の挨拶。秋用。身分の低いものから高いものへ行う。※教師→領主候補生の例。&br()・平民は【風の女神 シュツェーリアの守る実りの日、神々のお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第203話、第205話、第207話、第209話、第263話)&br()・貴族の返答例【新しき出会いに風の女神 シュツェーリアの祝福を】&footnote(第203話)
:【命の神 エーヴィリーベの厳しき選別を受けた類稀なる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【○○に 命の神 エーヴィリーベの祝福を】|初対面の挨拶。冬用。身分の低いものから高いものへ行う&footnote(第221話、第222話、第283話、第287話、第294話、第323話、第326話、第336話、第378話、第390話、第419話、第425話（祝福を贈る言葉まで書かれている）)。&br()・平民は【命の神 エーヴィリーベの厳しき選別を受けた類稀なる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(設定等まとめ「定型の祈り・挨拶・呪文」)
:【時の女神 ドレッファングーアの糸は交わり、こうしてお目見えすることが叶いました】|再会の挨拶。&br()長期間顔を合わせていなかった貴族同士が再会を喜ぶ時に使う挨拶。身分の低いものから高いものへ行う。&footnote(第378話、書籍版第３部Ⅳ 特典SS弟妹との時間)
:【時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸が重なる日はないでしょうけれど、神々の御加護と共に健やかに過ごされますように】|決別の挨拶&footnote(第338話)。
:【またいつか時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸が重なる日まで、神々の御加護と共に健やかに過ごされますように】|別れの挨拶。次の約束を今すぐにしよう、という気分ではない時に使う社交辞令&footnote(第254話)。
:【シュラートラウムの祝福と共に良き眠りが訪れるように】|お休みなさいの挨拶&footnote(第271話)。
:【今年もまた土の女神 ゲドゥルリーヒは命の神 エーヴィリーベに隠された。皆が共に春の訪れを祈らねばならぬ】|冬の社交界の始まりの挨拶。&footnote(第267話)。
:【水の女神 フリュートレーネの清らかなる流れに、命の神 エーヴィリーベは押し流され、土の女神 ゲドゥルリーヒは救い出された。雪解けに祝福を！】|春を寿ぐ宴を開催する挨拶&footnote(第342話、第352話、第425話)。
:【天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、私は貴女に出会えました。～私の光の女神であってください。】|求婚の決まり文句。「あってください」は「あってほしいと願っています」等の変形あり&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。&br(){}更に「～」は個々人で異なる。第274話では「貴女が側にいてくれたら、私はどこまでも成長できる気がいたします。」&footnote(第274話)
:【高く亭亭たる大空を司る、最高神 闇と光の夫婦神のお導きにより、今ここに時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸は重なった。AとBの出会いに祈りと感謝を捧げて 聖なる御加護を賜わらん】|婚約発表の決まり文句。AとBは婚約する二人の名前。&footnote(第342話)
:【幾千幾万の命を我々の糧としてお恵み下さる高く亭亭たる大空を司る最高神、広く浩浩たる大地を司る五柱の大神、神々の御心に感謝と祈りを捧げ、この食事を頂きます】|食事を頂く挨拶&footnote(第88話、第89話、第108話、第141話、第146話、第184話、第285話、第362話)。
:【癒しと変化をもたらす水の女神 フリュートレーネと側に仕える眷属たる十二の女神によって、土の女神 ゲドゥルリーヒには新たな命を育む力が与えられました。広く浩浩たる大地に在る万物が水の女神 フリュートレーネの貴色で満たされますことを心より願っております】|祈念式のための小聖杯をギーベに引き渡す際の決まり文句&footnote(第352話、第430話)。
:【確かに、土の女神 ゲドゥルリーヒは水の女神 フリュートレーネの魔力で満たされています。雪解けに祈りを、春の訪れに祝福を捧げます】|祈念式のための小聖杯をギーベに引き渡す際の、ギーベの返答。
:【光の女神の訪れと共に】|「朝に」の意味と推測される。翌日の朝に再び会うことが決まっている際に、「また明日の朝、会いましょう」という挨拶として「また明日、光の女神の訪れと共に」や「光の女神の訪れと共に」という表現が使用されている&footnote(SS44話)
:【ヴァントールに感謝を】|酒杯で乾杯する時の決まり文句&footnote(第77話)
:【〇〇のお導き】|所謂「神様のお導き」。奇跡的な偶然や、幸運が舞い込んだ際に、それぞれに関わる神の名をあげて〇〇のお導きと表現する。&br()〇〇の例として、「鍛冶の神 ヴァルカニフト」&footnote(第142話、第143話)、「英知の女神 メスティオノーラ」&footnote(第310話、第332話)、「時の女神 ドレッファングーア」&footnote(第436話、第568話、第659話、SS7話)、「ブルーアンファ」&footnote(SS24話)、「料理の神クウェカルーラ」&footnote(書籍版第二部II書き下ろし 神殿の料理人見習い)、「商売の神様」&footnote(コミック版第一部5書き下ろし 大店の会議と髪飾)などが存在する。
:【面会依頼の手紙が行方不明になっている】|「自分はきちんと対処したのですけれど、文官が処理を怠っていたようで……」という言い訳の常套文句&footnote(第314話)。面会の約束を果たさずに相手を待たせている場合。
＜書籍版＞
:【縁結びの女神の祝福がありますように】|星結びの儀式の夜に交わされる決まり文句で、良縁がありますようにの意&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【時の女神ドレッファングーアの導きにより、この場は設けられました。縁結びの女神リーベスクヒルフェの祝福を得られますように】|色合わせを開始する際の決まり文句&footnote(ふぁんぶっく5 色合わせと婚約式)。
:【縁結びの女神の手にする糸が星の神へ渡る】|結婚が成立する、結婚する。色合わせ成立後、相手との結婚を望む際に「～渡りますように。」「～渡ることを願います。」のように相手に告げる。&footnote(ふぁんぶっく5 色合わせと婚約式)。
**2ch限定
:【そんなことよりディッターしようぜ！】|不毛な議論が続いている時に、もうやめろよ、ということを角が立たないように伝える極めて高等で文学的婉曲表現。&footnote(元ネタは『そんなことより野球しようぜ!』。用例は大体同じ。)
取り敢えず困った時に言っとけば何となく場を和ませる効果もある優秀な表現でもある。
第415話以降から頻繁に使われるようになった。
調子に乗りましたすみません、でも後悔はしていない。
*コメント
#blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。}
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
&color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}}
#pcomment(noname,reply,size=100,new,婉曲表現/コメント)
#contents()
*概要
貴族特有の言い回しに代表されるような、極端に婉曲な表現。
英知の女神メスティオノーラ様の加護を得られましたらその祝福をお与えください。
（こんなのもあったよね、と思った方は加筆したり下のコメント欄に書くなりお願いします）
**ご注意
-表現の根本的な意味を変えない（と思われる）範囲で簡素化していることがあります
--文末の文調を替えたり、否定文を肯定文にする程度です
--それに沿う形で意味を書いています
-用例はあくまでも例なので、作品の事実とは関係ありません
-登場箇所はできるだけ全箇所あげてみたいですね
**凡例
&pre(){:【表現】 | 意味・説明その1&footnote(第X話, 第Y話)。「用例で表現は―で略してもいいんじゃないですか」。意味・説明2……}
*婉曲表現
＜web本編が初出＞
:【水の女神】|想い人、恋人、心を動かす者という意味。&footnote(第83話)「私にとってマインは―です」&br()状況を動かす者、場合によっては支援者やパトロンという意味？&footnote(書籍版第３部Ⅳ ダームエルの申し出)「―であるローゼマイン様の御力」
:【神の御心、神への供物、神への花、神への水、神の慈愛】|神殿の収入・支出項目（本編では詳細不明のままだった）。&footnote(第87話 与えるべきもの)
//さまざまな種類の賄賂。神への花は女性関連、神への水が酒関連、を各々意味すると推測できるが詳細は不明。
「神の御心」支出記載時：神殿長・神官長・青色神官/巫女への給料。収入記載時：領主からの予算
「神への供物」神事に関する費用。花・香・布等
「神への花」花捧げする灰色巫女を着飾らせる時に使う項目。元々は貴族が入れるように神殿を整えるための費用だった
「神への水」接待費。酒代・宴会費等
「神の慈愛」孤児院費。灰色神官服・掃除道具等
「神への捧げ物」領主からの予算以外に入ってくる収入全て。〇〇からの捧げ物と書かれている（恐らくマインの献金は「マインからの捧げ物」と記録されるのであろう）&footnote(ふぁんぶっく2Ｑ＆Ａ)
:【良い匂いがするな】|目下の者に出された食事に対して「それを寄こせ」と催促する意味。&footnote(第146話、第428話)
（ローゼマインは、半分こならいいですよと言った）
:【（○○を・は）遠ざける】|物理的に処分する、殺すの意。「アルノーは―ことにしたが」&footnote(SS第1話 フラン視点 神殿の変化)
遠くへ移動させる・疎んじるといった意味で使う「遠ざける」もあるので注意。
:【はるか高みへと続く階段を上がって行かれました】|文脈上の人物が死亡したことを意味する。&footnote(第212話)「元神殿長は―」
:【英知の女神 メスティオノーラのお力添えが必要です】|1―文脈上の問題を解決するための「方法は知らない」と伝える意味。2―教えを乞う意味。&footnote(第238話)「暴走を止めるには―」
:【神々の御使いに果実の甘露と季節で最も美しい花を供え、布を準備し、香を焚いて信仰の心を示します】|お酒と女と金品を準備しておくので、頼み事を聞き入れてください、という意味。&footnote(第254話)
ハッセの街から前神殿長やローゼマインへ送られた面会依頼の手紙に定型文として用いられていた。本来は前神殿長など「汚職を積極的に行う貴族」向けの定型文であるが、村の者はその意味を知らず日常的に面会依頼で用いていた。
:【わたくしは会議室でリヒトからお話を伺います。外でハッセの者が騒いでも、きっと気付きませんわね。目に触れなければ、咎めようもありませんよ？】|「会議をしている間に、外でボルフェをすることを許可します」
言葉自体の意味は「会議中、外で騒ぐことを許可します。また、こちらに来さえし無ければ咎めません」であって特に「ボルフェ」を許可する意味は含まれていないが、例文の言葉が「ボルフェ」に関する会話での一文であるため、こう書いている。&footnote(第258話)
:【白い塔へと柔らかな布が流れたのではないか】|白い塔のヴェローニカ様とお会いしたことで、旧ヴェローニカ派にヴィルフリート様が入ったと思っていたのですが。&footnote(第267話)
(上の項目の返答として)
:【風の女神 シュツェーリアが獅子の下から飛び出さぬようお守りくださいました】|アウブ・エーレンフェストから離れるわけがないでしょう。&footnote(第267話)
:【神に捧げた花がこの手に戻らぬものか、と叶わぬ願いを胸に抱くほどでございます】|中央神殿に行った神官達だけでも返してよ。&footnote(第287話)
:【時の女神 ドレッファングーアの糸が重なる時にはきっと……】| 本音を言えば二度と会いたく無い相手に社交辞令として「機会が有ればまた会いたいね」と言う意図の挨拶で別れの挨拶のうち決別一歩手前の挨拶。&footnote(第289話、第385話)
:【時の女神 ドレッファングーアの本日の糸紡ぎはとても円滑に行われた】|楽しい時間はとても早く過ぎてしまうものという意味&footnote(第294話、第304話)。「―ようですね。そろそろお暇します。」
:【こちらの側仕えはまだ不慣れなのかしら？】|「このお茶会、ちょっと手を抜いているんじゃない？」&br()（お茶会の主催者が情報収集を怠っていたり、側仕えへの連絡が不十分だったり、質の良い側仕えを揃える力がなかったりすることを指摘する言葉）&footnote(第294話)
:【フェシュピールを取ってまいりますね、お兄様】【其方の部屋は最も遠いので、急ぐと良い】|「練習してくるので、時間をください」「祈念式の最後に行うので、早く行け」という会話。楽器が必要ならば側仕えに取って来させるのが普通なため、取りに行く事情があると察せられ、時間稼ぎ出来る理由作りをしてフォローを行った。&footnote(第354話 ハルデンツェル 後編)
:【私のマントに刺繍して欲しい】|口説き文句。マントに刺繍ができるのは、自分自身、親子、夫婦だけ。&br()女性からの告白の場合はハンカチのような布に刺繍して好きな人に渡す。&br()「わたくしはこんな魔法陣の刺繍ができます。貴方のマントに刺繍をしたい」という思いを込める。&footnote(第356話)。
:【フリュートレーネとルングシュメールの癒やしは違うのです】|よそはよそ、ウチはウチ&footnote(第377話)。去年は去年、今年は今年&footnote(第390話)。これはこれ、それはそれ。&br()それぞれの個性は比較できるようなものではございません&footnote(第413話)。弟妹と次期領主は違う&footnote(第425話)。
:【貴方の色に染めてください】|かなり直接的な閨への誘い文句。破廉恥。&footnote(第388話)
:【わたくしへの質問は命の神 エーヴィリーベの求めるものが何かと尋ねるようなものですよ】|なんでこんな簡単なことがわからないかな？&footnote(第409話)
:【ゲドゥルリーヒ】|土の女神の名だが、故郷とか、自分が住んでいる土地を示すこともある&footnote(第422話、第430話)。&br()恋人・愛する人（命の神と土の女神の関係から）&br()何よりも大切な人・物・事&br()「私の―はエーレンフェストでございます故」
:【ゲドゥルリーヒが手に入る位置にいながら、手を伸ばさぬエーヴィリーベはいないと存じます。ローゼマイン様はいかがお考えでしょうか？】|養女となり、領主候補生となり、次期領主に相応しい功績と能力と魔力と後ろ盾がありながら、何故次期領主を目指さないのか？&footnote(第430話)
:【わたくしはエーヴィリーベではございませんから、ゲドゥルリーヒを必要とはしていません】|(上述の問いに返して)誰もが領主の地位を欲しいと思うわけがないでしょう&footnote(第430話)
:【春を迎えたエーヴィリーベ】|役立たず&footnote(第442話)。「わたくしの婚約者は―のようですね。」
:【少し口周りに油の汚れがひどいようです】|そのよく滑る口を閉じろ。不意ヴァッシェンから強制連行へと派生する。&footnote(第462話)「―から、ヴァッシェンを使わせていただきました。」
:【まるで冬の神の後押しをする混沌の女神のようだ】|余計なお世話。出しゃばり。&footnote(第470話)「すでに卒業している方が舞うなんて、―」
:【グリュックリテートから祝福をいただかなければ、オルドシュネーリを受け入れてくださらない】|講義に合格できなきゃ相談もできない&footnote(第476話)
:【ライデンシャフトにシュツェーリアの盾を渡すようなもの】|意味が無いこと&footnote(第489話)。ライデンシャフトは盾を使わないらしい。「お答えするのは―ですよね？」
:【エアヴェルミーンを失ったエーヴィリーベになる】|結婚する上での協力者を失うという意味や、大事にすべきものを蔑ろにすることで最愛の人を失うことになるという意味&footnote(第497話)
:【ゲドゥルリーヒを外に出せばフリュートレーネに奪われるのは当然ではございませんか】|大事なものは持ち出すな、というような意味&footnote(第502話)。
:【タルクスがフリュートレーネの力で生まれ育っても、ドレッファングーアのお導きでフェアフューレメーアのところへ向かうようなもの】|成長すれば自分に合う場所に向かうとか、そんな感じ。&footnote(第507話 ダンケルフェルガーとの社交 前編)
:【変わらぬ平穏を望む者にグリュックリテートの加護は不要】|余計なお世話はいらない&footnote(第507話 ダンケルフェルガーとの社交 前編)
:【エーレンフェストを支える最高神と五柱の大神から一柱が欠けた影響があまりにも大きいのです。】|エーレンフェストの領主一族が減った影響が大きい。&footnote(第510話 王族との社交)
:【カメーヴァレインめ】|[[ゲオルギーネ]]に対する陰口。&br()策謀や陰謀が上手すぎて、手を封じられた時に使っていることから、策士であることを悪く言い表した言葉ではないかと推測。&footnote(第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え)
:【○○のオルドナンツ】|他人の言葉をそのまま告げること。伝令役。傀儡。&br()「アウブ・エーレンフェストがギーベの―のような真似をなさるなんて、何とも情けない気持ちになりましたよ」&footnote(第526話 ライゼガングの総意)
:【アイファズナイトが大きく髪を乱し、マントを大きく広げるような心地】|激しく嫉妬する様？&footnote(第545話)
:【グラマラトゥーアを悩ませるほどの】|言葉に表せないほどの&footnote(第545話)
:【エーヴィリーベのような嫉妬】|ゲドゥルリーヒ（恋人）を独占するべく、嫉妬して我を忘れ、他者を排除しようとすること。&footnote(第568話)&br()「いくらわたくしをゲドゥルリーヒのように思っていても、―は見苦しくてよ」&br()（関連）「エーヴィリーベの同席はいりません」
:【女神達に翻弄されてはなりません】|恋に振り回されてはいけない。&br()「ブルーアンファの訪れを感じて」の後なので、恋に関する女神達が舞い踊ったのだと思われる。&footnote(第569話)
:【花の女神 エフロレルーメの姿が見える気がした】|恋心が育っていく過程を書いていると推測&footnote(第569話)
:【フェアベルッケンに目隠しをされた】【フェアベルッケンに捕らわれている】|目が曇っている&footnote(第571話)
:【○○の下にエントリンドゥーゲが訪れる】|産気づく。「フロレンツィア様の下に―ようです」&footnote(第576話)
:【シュタイフェリーゼより速く】|迅速に&footnote(第597話)&br()元々はローゼマインが使用した表現だったが、それを受けたアウブ・ダンケルフェルガーが気に入り、領地内でも使用した結果、&br()アウブ・ダンケルフェルガーが言い出した決まり文句として、ダンケルフェルガー内に定着した。&footnote(ハンネローレの貴族院五年生 第2話)
:【エアヴァクレーレンの導きによるユーゲライゼの訪れを目前にしたフォルスエルンテの協力ですもの。大きくなっていたラッフェルを手に入れて戸惑っていらっしゃるのですね】|恋が実ったことが表現されている（相手の口調と表情から慰めとからかいが混ざっている）&footnote(第622話)&br()推測：(王命による別離を目前にして図らずも相手と再会することができ、大きくなっていた恋心を自覚して戸惑っているのでしょうね)
:【最高神への挨拶さえ済まさずに】|星結びの儀式の前に&footnote(第652話／第664話 にて意味の解説実施)
:【混沌の女神の呪いがかかっている】|目が曇っている&footnote(第655話)
:【シュラートラウムの訪れにはまだ早いのではございませんか？】|寝言は寝てから言え&footnote(第655話)
:【秋の訪れを待たずに冬の到来を早める】|成人を待たずに、閨における男女間の行為を行う&footnote(第664話 にて意味の解説実施)
:【秋】|実り・収穫・成熟・成人&br()シュツェーリアの神具から防御・守り&br()芸術関係の眷属が多いことから芸事そのもの&br()時間・速さ・情報&br()別れ・巣立ちの時（成人した男性の領主候補生が城から出る時、女性の領主候補生が婚姻によって領地を出る時）&footnote(第664話 養母様より)
:【冬】|命の神 エーヴィリーベの行動（溺愛・独占・契りを結ぶ・拉致監禁）から推察する。&footnote(第664話 養母様より)
:【天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、この婚姻は決まりました】|第一夫人または第一配偶者と婚姻する際の決まり文句&footnote(ふぁんぶっく6 Q&A 第二、第三と婚約する際は、別の神の名を引用する)。&footnote(第674話 婚約式)
:【あぁ、我が眷属よ。雪と氷で全てを覆い尽くすが良い。我が力の及ぶ限り、ゲドゥルリーヒを包み込むのだ。フリュートレーネを少しでも遠ざけよ】|冬の間の貴族院でしか逢瀬が叶わぬ恋人達がほんの少しの時間を惜しんで会おうとする様子という意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【ブルーアンファの訪れに気付かないまま、導きの神 エアヴァクレーレンの槍にすがる】|恋の訪れに気付かないまま導いてくれる師に心を預けて?&footnote(SS置き場第24話)
:【花の女神 エフロレルーメの訪れを待つうちにラッフェルが大きくなって】|異性を意識するようになるとともに、相手への気持ちが大きくなっていってという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【それに気付くのは収穫の女神 フォルスエルンテや別れの女神 ユーゲライゼが舞い始めた時】|恋心に気付くのは、相手が結婚したり遠くに行ってしまった時だという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【氷雪の神 シュネーアストの攻撃にきっと闇の神の祝福を受けたようなローゼマイン様の髪が風に揺れ、冷たく濡れた】|突然の別れに哀しく思うという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【縁結びの女神 リーベスクヒルフェの糸を感じ】|恋愛的な関係があるのではないかと思えてしまいという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【オルドナンツは大きく翼を広げ、どうしようもなく心が震える】|想像力が掻き立てられ盛り上がってしまうという意味?&footnote(SS置き場第24話)
:【時の女神が悪戯をする東屋で闇の神が大きく袖を広げて光の女神を覆い隠してしまう】|誰もいない場所で時間を忘れて逢瀬を重ねるという意味?&footnote(SS置き場第24話)
男性が恋人の女性に自分の魔力を重ね、女性が恋人の男性の魔力を受け入れるという、貴族的恋愛行為をすること。&footnote(書籍版第四部VII「東屋での逢瀬」)
:【アンハルトゥングの協力】|隠された情報の提供&footnote(SS35話)
:【紋章付きの課題】|貴族院における、お金が得られる仕事&footnote(SS43話)
:【ヴィーゲンミッヒェのお招きで手が離せません】|赤子の世話で何かができない時に使われる&footnote(SS44話)
＜書籍版＞
:【最高神のご加護がある夜にどうか祝福を賜りますようお願い申し上げます】|星結びの儀式の夜に保護者や後見人に向かって告げる場合、二人だけで話す許可が欲しいと申告していることになる&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【最高神の御座す夜には縁結びの女神も悪戯はなさいません】|星結びの儀式の夜に、被後見人と二人だけで話したいと申告してきた相手に対し、自分の目の届く範囲ならば良いと応えることになる&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【私の心は氷雪の神の攻撃を受けたように凍りついた】|恋愛系で（？）ひどく傷ついた、という意味&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【ラッフェル】|愛。「―が落ちる」で「愛情がなくなる」、「―を受け入れる」で「愛を受け入れる」&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【土の女神ゲドゥルリーヒを思っている】|一般的には「愛している」。[[ハスハイト]]的には「イルクナーを狙っている」&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【痩せ衰えたゲドゥルリーヒ】|内情の厳しい故郷・土地。結婚を申し込むには瑕疵のある女性。魅力のない土地や女性という意味。&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)
:【エーヴィリーベ以外にゲドゥルリーヒを得たいと思う者はいない】|私（男性）以外に貴女に求婚する者はいない。&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)
:【月と星明かりしかない闇の神の支配下】|人工的な光がなくて、暗い夜&footnote(書籍版第三部Ⅳ ダームエルの申し出)
:【混沌の女神に呑み込まれてしまったよう】|希望が消失して、未来の先が見えない。&footnote(書籍版第三部IV お茶会)
:【私には縁結びの女神の祝福がなかったようです】|結婚できない運命だった。結婚条件が合わない相手だった。&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【縁結びの女神が持つ糸がプッツリと切れてしまった】|完全に結婚の可能性が絶たれた。&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【お互い、縁結びの女神リーベスクヒルフェの糸が繋がる相手と巡りあえるといいですね】|お互いに良い結婚相手が見つかると良いですね。（この場合は労りとお別れの挨拶）&footnote(書籍版第三部Ⅴ 下級貴族の護衛騎士)
:【私は夏の眷属だから春の眷属にはなれない】|断り文句。心に決めた主がいるのでそちらの側近にはなれない。派閥が違うので仲間になれない。思想、信念が違うので協力出来ない、等の意味。&br()（今回は、ローゼマインの側近希望なので、ヴィルフリートの側近にはなれないとの意味。ローゼマインが夏生まれ、ヴィルフリートが春生まれに起因すると推測。冬生まれのシャルロッテなら冬の眷属と称されると思われる。）&footnote(書籍版第三部Ⅴ特典SS 妹を守る為に)
:【まるで水の女神と雷の女神によって、わたくしの心が春に塗り替えられていくようです。芽生えの女神が微笑み、腕を振ったのでしょう】|恋が芽生えた。&footnote(書籍版第四部III特典SS わたくしの騎士様)
:【エーヴィリーベにゲドゥルリーヒより他の女神を見ろと言う程度には難しい】|非常に難しい&footnote(書籍版第四部VII「東屋での語らい」)
:【フォルスエルンテの籠が満たされる】|収穫の女神の加護があったと思えるほどの利があった&footnote(書籍版第四部Ⅷ エピローグ)
:【○○はオルドナンツではないぞ】|（同じ内容を三回繰り返すオルドナンツと違って）聞き逃しても二度は言わないの意。&footnote(ふぁんぶっく7 SS次期領主と礎の魔術)
＜ハンネローレの貴族院５年生＞
:【海の女神 フェアフューレメーアの祝福が足りなかったのではございませんか？】|頭を冷やしなさい。「新入生歓迎ディッターを観戦すれば新入生は熱くなるものですが、―？」&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第2話)
:【手順も知らない子供の求婚を受けるつもりはありません】|諸々の手続きを踏まずに求婚してきた年下相手に対するお断りの言葉。ダンケルフェルガー以外の領地相手だったら伝わった。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第2話)
: 【本当に驚きました】|（下位の者が上位の者へ？）不満がある、意に沿わないことだ、と遠回しに表現した言葉。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第4話)
:【周囲では縁結びの女神 リーベスクヒルフェの悪戯が捗っているようですね】|次々と求婚者が現れること。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第5話)
:【混沌の女神】|混沌の女神は、妬ましさや恨めしさが混じった複雑な気分を表す時によく使われる。「私が―に魅入られる瞬間を実感してしまうほど大変お似合いです」&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第6話)
:【神々に感謝のディッターの奉納したくらい嬉しい】|ダンケルフェルガーの騎士にとって、最上級の喜びと感謝を表す行動や表現と推測される。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第9話)
:【エルプベルクとブレンヴェルメが槍を交わす】|海の女神を廻って山の神と情熱の神が争ったように、恋のライバル（特に男性同士を指すかもしれない）が争うこと。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第9話)
:【フェアベルッケンの功を狙う】|複数の陣営が参加する宝盗りディッターもしくは嫁盗りディッターにおいて、作り出した混乱状況に少数の手勢で潜み、もともとの戦力差では不可能なはずの勝利を隙を突いて得ること。貴族院時代のフェルディナンドが宝盗りディッターで用いた作戦を警戒してダンケルフェルガーではこう称している。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第25話)
：【宮廷作法の実技を終えてください】|「貴方の態度は無礼極まりないので礼儀作法の勉強をやり直してください」の意。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【導きの神エアヴァクレーレンへのお祈りが足りないのではございませんか】|周囲の教育が足りてないのではありませんか？&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【いくらフリュートレーネが力を尽くしても、タルクスはフェアフューレメーアの下でしか成人できませんから】|いくら周囲が教育に力を尽くしても元々の性質が領主候補生に相応しくない。&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第27話)
：【フォルスエルンテのご機嫌はいかがでしたか？】|(目的や行動に有益な結果があった際の)収穫はありましたか？&footnote(ハンネローレの貴族院5年生 第29話)
*&aname(挨拶／決まり文句,option=nolink){挨拶／決まり文句}
＜web本編が初出＞
:【雪解けに祝福を。春の女神が大いなる恵みをもたらしますように】|商人同士の春の挨拶&footnote(第59話、第347話)。
:【水の女神 フリュートレーネの清らかなる流れに導かれし良き出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【水の女神 フリュートレーネよ 新たな出会いに 祝福を】|初対面の挨拶。春用。身分の低いものから高いものへ行う&footnote(第174話)。&br()・平民は【水の女神 フリュートレーネの清らかな流れのお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第150話、第237話、第241話)&br()・貴族の返答例【心よりの祝福を与えましょう。水の女神 フリュートレーネの祝福が○○にもたらされんことを】&footnote(第241話)
:【火の神 ライデンシャフトの威光輝く良き日、神々のお導きによる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】|初対面の挨拶。夏用。身分の低いものから高いものへ行う。&br()・平民は【火の神 ライデンシャフトの威光輝く良き日、神々のお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第82話、第94話、第178話、第182話、第184話、第247話、第248話、第252話)&br()・貴族の返答例【心よりの祝福を与えよう。火の神 ライデンシャフトの導きが○○にもたらされんことを】&footnote(第82話)【○○に火の神 ライデンシャフトの祝福を】&footnote(第247話)
:【風の女神 シュツェーリアの守る実りの日、神々のお導きによる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【風の女神 シュツェーリアよ ※新しき主に 祝福を】&footnote(第207話 ※教師→ローゼマイン)|初対面の挨拶。秋用。身分の低いものから高いものへ行う。※教師→領主候補生の例。&br()・平民は【風の女神 シュツェーリアの守る実りの日、神々のお導きによる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(第203話、第205話、第207話、第209話、第263話)&br()・貴族の返答例【新しき出会いに風の女神 シュツェーリアの祝福を】&footnote(第203話)
:【命の神 エーヴィリーベの厳しき選別を受けた類稀なる出会いに、祝福を祈ることをお許しください】&br()→【許します】&br()→【○○に 命の神 エーヴィリーベの祝福を】|初対面の挨拶。冬用。身分の低いものから高いものへ行う&footnote(第221話、第222話、第283話、第287話、第294話、第323話、第326話、第336話、第378話、第390話、第419話、第425話（祝福を贈る言葉まで書かれている）)。&br()・平民は【命の神 エーヴィリーベの厳しき選別を受けた類稀なる出会いに、祝福を賜らんことを】&footnote(設定等まとめ「定型の祈り・挨拶・呪文」)
:【時の女神 ドレッファングーアの糸は交わり、こうしてお目見えすることが叶いました】|再会の挨拶。&br()長期間顔を合わせていなかった貴族同士が再会を喜ぶ時に使う挨拶。身分の低いものから高いものへ行う。&footnote(第378話、書籍版第３部Ⅳ 特典SS弟妹との時間)
:【時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸が重なる日はないでしょうけれど、神々の御加護と共に健やかに過ごされますように】|決別の挨拶&footnote(第338話)。
:【またいつか時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸が重なる日まで、神々の御加護と共に健やかに過ごされますように】|別れの挨拶。次の約束を今すぐにしよう、という気分ではない時に使う社交辞令&footnote(第254話)。
:【シュラートラウムの祝福と共に良き眠りが訪れるように】|お休みなさいの挨拶&footnote(第271話)。
:【今年もまた土の女神 ゲドゥルリーヒは命の神 エーヴィリーベに隠された。皆が共に春の訪れを祈らねばならぬ】|冬の社交界の始まりの挨拶。&footnote(第267話)。
:【水の女神 フリュートレーネの清らかなる流れに、命の神 エーヴィリーベは押し流され、土の女神 ゲドゥルリーヒは救い出された。雪解けに祝福を！】|春を寿ぐ宴を開催する挨拶&footnote(第342話、第352話、第425話)。
:【天上の最上位におわす夫婦神のお導きにより、私は貴女に出会えました。～私の光の女神であってください。】|求婚の決まり文句。「あってください」は「あってほしいと願っています」等の変形あり&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。&br(){}更に「～」は個々人で異なる。第274話では「貴女が側にいてくれたら、私はどこまでも成長できる気がいたします。」&footnote(第274話)
:【高く亭亭たる大空を司る、最高神 闇と光の夫婦神のお導きにより、今ここに時の女神 ドレッファングーアの紡ぐ糸は重なった。AとBの出会いに祈りと感謝を捧げて 聖なる御加護を賜わらん】|婚約発表の決まり文句。AとBは婚約する二人の名前。&footnote(第342話)
:【幾千幾万の命を我々の糧としてお恵み下さる高く亭亭たる大空を司る最高神、広く浩浩たる大地を司る五柱の大神、神々の御心に感謝と祈りを捧げ、この食事を頂きます】|食事を頂く挨拶&footnote(第88話、第89話、第108話、第141話、第146話、第184話、第285話、第362話)。
:【癒しと変化をもたらす水の女神 フリュートレーネと側に仕える眷属たる十二の女神によって、土の女神 ゲドゥルリーヒには新たな命を育む力が与えられました。広く浩浩たる大地に在る万物が水の女神 フリュートレーネの貴色で満たされますことを心より願っております】|祈念式のための小聖杯をギーベに引き渡す際の決まり文句&footnote(第352話、第430話)。
:【確かに、土の女神 ゲドゥルリーヒは水の女神 フリュートレーネの魔力で満たされています。雪解けに祈りを、春の訪れに祝福を捧げます】|祈念式のための小聖杯をギーベに引き渡す際の、ギーベの返答。
:【光の女神の訪れと共に】|「朝に」の意味と推測される。翌日の朝に再び会うことが決まっている際に、「また明日の朝、会いましょう」という挨拶として「また明日、光の女神の訪れと共に」や「光の女神の訪れと共に」という表現が使用されている&footnote(SS44話)
:【ヴァントールに感謝を】|酒杯で乾杯する時の決まり文句&footnote(第77話)
:【〇〇のお導き】|所謂「神様のお導き」。奇跡的な偶然や、幸運が舞い込んだ際に、それぞれに関わる神の名をあげて〇〇のお導きと表現する。&br()〇〇の例として、「鍛冶の神 ヴァルカニフト」&footnote(第142話、第143話)、「英知の女神 メスティオノーラ」&footnote(第310話、第332話)、「時の女神 ドレッファングーア」&footnote(第436話、第568話、第659話、SS7話)、「ブルーアンファ」&footnote(SS24話)、「料理の神クウェカルーラ」&footnote(書籍版第二部II書き下ろし 神殿の料理人見習い)、「商売の神様」&footnote(コミック版第一部5書き下ろし 大店の会議と髪飾)などが存在する。
:【面会依頼の手紙が行方不明になっている】|「自分はきちんと対処したのですけれど、文官が処理を怠っていたようで……」という言い訳の常套文句&footnote(第314話)。面会の約束を果たさずに相手を待たせている場合。
＜書籍版＞
:【縁結びの女神の祝福がありますように】|星結びの儀式の夜に交わされる決まり文句で、良縁がありますようにの意&footnote(書籍版第三部IV ダームエルの申し出)。
:【時の女神ドレッファングーアの導きにより、この場は設けられました。縁結びの女神リーベスクヒルフェの祝福を得られますように】|色合わせを開始する際の決まり文句&footnote(ふぁんぶっく5 色合わせと婚約式)。
:【縁結びの女神の手にする糸が星の神へ渡る】|結婚が成立する、結婚する。色合わせ成立後、相手との結婚を望む際に「～渡りますように。」「～渡ることを願います。」のように相手に告げる。&footnote(ふぁんぶっく5 色合わせと婚約式)。
**2ch限定
:【そんなことよりディッターしようぜ！】|不毛な議論が続いている時に、もうやめろよ、ということを角が立たないように伝える極めて高等で文学的婉曲表現。&footnote(元ネタは『そんなことより野球しようぜ!』。用例は大体同じ。)
取り敢えず困った時に言っとけば何となく場を和ませる効果もある優秀な表現でもある。
第415話以降から頻繁に使われるようになった。
調子に乗りましたすみません、でも後悔はしていない。
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