マグダレーナ

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初出:第461話 名前の初出:SS第23話 声(ドラマCD第6弾/第9弾):田村睦心 **家族構成 夫:[[トラオクヴァール]]  息子:[[ヒルデブラント]] 父:前アウブ・ダンケルフェルガー  兄:ダンケルフェルガーの領主候補生   甥:[[ケントリプス]]   甥:[[ラザンタルク]]  兄:[[ヴェルデクラフ>アウブ・ダンケルフェルガー]](アウブ・ダンケルフェルガー)   甥:[[レスティラウト]]   姪:[[ハンネローレ]]   甥:[[ラオフェレーグ]](第二夫人の子)&footnote(第582話)   姪:[[ルングターゼ]](第二夫人の子)&footnote(第659話 閑話 ハンネローレ視点 継承の儀式 前編) **容姿 髪の色:ヒルデブラントと同じ色合い(青みがかった銀) &color(#EBF4F4,#EBF4F4){000000000} 瞳の色:ハンネローレより更に赤く見える瞳 &color(#d7003a,#d7003a){000000000} すらっとした勝ち気美人&footnote(ふぁんぶっく6人物設定) ヒルデブラントとよく似た色合いの髪を結い上げ、ハンネローレより更に赤く見える瞳は、勝ち気で意志の強い性格をよく表していた。 年は二十代の半ばくらいだと思う。 身動きで揺れる前髪の描写がある。 **地位 階級:[[領主一族>階級と職務#領主一族]]([[ダンケルフェルガー>地理#ダンケルフェルガー]])→[[王族>階級と職務#王族]]→[[領主一族>階級と職務#領主一族]]([[ブルーメフェルト>地理#ブルーメフェルト]]) 職種:[[領主候補生]]→第三夫人→第一夫人&footnote(書籍版第五部XⅡ 就任式の朝 貴族院防衛戦の後・領主会議の前にラルフリーダと入れ替わって第一夫人になる) **年齢と属性関連 -ローゼマインとの学年差:+13&footnote(ふぁんぶっく6人物設定 第五部V(14年春)で25歳。夏生まれなので、+13/第400話 結婚を機に政変が終結したので、04冬前に完了している粛清より前に卒業していることから、卒業は03冬より前【+13以上】/05秋にヒルデブラントを出産しているので妊娠は04冬中旬~05春初旬、それより前の領主会議(~04春)で星結びしているので卒業は03冬より前【+13以上】/SS18話 フェルディナンド(+14)が3年生のディッターで活躍した時点で6年生ならば既に婚約者が別に決まっているはずなので、その時点で5年生以下【+16以下】/SS17話 フェルディナンドが高学年(5~6年生とする)&先代領主が病で中立を保っている01~02年の期間=打診をひっくり返した婚約決定時期=卒業前と仮定すると卒業は01冬より後【+15以下】※高学年を4~6年生と定義するなら卒業は00冬より後【+16以下】/総合すると【+13~+15or16】/=卒業は00or01冬~03冬、さらに、政変中だが卒業後の婚約期間を慣例通り1年置いたと仮定するなら02or03春~05春の星結びとなるが、ヒルデブラントの妊娠時期から05春は成立しないので【+14~+15or16】となる) -属性(適性):全属性ではない&footnote(第545話 地下書庫での作業・書籍第五部Ⅹ巻 裏切り者の討伐) -誕生季:夏&footnote(ふぁんぶっく6人物設定) **マグダレーナ視点の回 書籍第五部Ⅹ巻  裏切り者の討伐 **作中での活躍 ダンケルフェルガー出身の王の第三夫人。フルネームは「マグダレーナ・トータ・ダンケルフェルガー・リトゥン・ツェント・トラオクヴァール」と推測される。 在学中、[[ディッター]]の作戦を考える上で、[[フェルディナンド]]と好敵手の間柄であったが、お互いに恋愛感情は皆無だった。 フェルディナンドを救いたいと考えた[[ハイスヒッツェ]]が、先代領主にマグダレーナの婿としてフェルディナンドを押しまくった結果、先代領主が了承し、マグダレーナとエーレンフェストに婚約を打診した。 自分の預かり知らぬところで話を進められたマグダレーナは激怒し、秘めておくつもりだった自分の恋愛成就のために状況を利用して出奔しようと、第五王子[[トラオクヴァール]]と恋仲になる&footnote(書籍版第四部VIII「十年前の無念を晴らせ」、第359話 私的な報告会/ふぁんぶっく6Q&A 政変開始時には既に結婚済だったトラオクヴァールの立場は正確には傍系王族で、貴族院の領主候補生コースの教師をしていた)。 自分の想いを利用して争いを終わらせるよう半ば脅迫気味に求婚し&footnote(SS第23話 アナスタージウス視点 奉納式の準備)、[[政変]]の最中に結婚した。 [[ダンケルフェルガー式の求婚>用語一覧#ダンケルフェルガー式の求婚]]であったらしいが、今以上に固く周囲を守られていたはずの政変中の王族に一体どのようにしたのかと[[姪>ハンネローレ]]から思われる程の難事であり&footnote(番外編ハンネローレの貴族院五年生第11話 求婚)、成人前にして既に相当の女傑であったことが察せられる。 マグダレーナが第三夫人に嫁いだことで、政変ではどちらにも与してなかったダンケルフェルガーが参戦して、大勢が決する。 長い政変の間トラオクヴァールを支えてきた第一夫人や第二夫人と違いダンケルフェルガーは最後まで政変に参加しなかったため、苦しい時期に寄り添ってきた領地が納得しないだろうと、自ら第三夫人に収まる&footnote(第400話、SS第23話)。 息子のヒルデブラントの教育方針も「臣下になるから、のびのびと元気に育て」であり、ヒルデブラントは王族らしい振る舞いを取れず&footnote(SS23話)、側近が振り回される原因にもなった。 フェルディナンドについては、能力や外面は良いが、女心がわからず対人関係はからっきしで期待できそうにないと評している&footnote(第557話 閑話 望みと出口)。 嫌ってはいないが、自身のダンケルフェルガー的思考と徹底的に合わないため色々と気に食わず、結婚相手としては断固お断りであり&footnote(ふぁんぶっく6Q&A)、婚約を打診された際も、自分が救いたい相手は彼ではなく、彼はその能力で自領の第一夫人をさっさと排除すれば良いだけで、本人が境遇に甘んじているのだと評している&footnote(書籍版第四部VIII「十年前の無念を晴らせ」)。 古い言葉に通じており[[ローゼマイン]]が作成したダンケルフェルガーの歴史書の現代語訳版に衝撃を受ける。 歴史書の一件もあって、フェルディナンドひいてはエーレンフェストとの関係を修復したいとダンケルフェルガーには伝えていた模様。 だが実際にはフェルディナンドとの個人的な関係修復はあまり考慮していない様子が13年春に出された王命関連で見られる。 王命は夫がフェルディナンドに対して脅迫混じりに強いたものであり、息子が将来治める予定の荒廃した領地のお膳立てをさせると共にレティーツィアを養子にとって教育し、後に息子の部下になるという内容で、ローゼマインにも断る理由が多いと評されたものであった。 第三夫人で社交の場にはあまり出ないため背景をどこまで知っていたかは不明だが、[[ディートリンデ]]との背景や横暴さを知った後も、フェルディナンドに対して連座などで配慮する気はなく、婚約者の振る舞いはそれを許しているフェルディナンドにも責任があると考えており、ヒルデブラントが婿入りするまでにはディートリンデを排除しようとしていた&footnote(第557話)。 エーレンフェストとアーレンスバッハとの関係も相まって、結果的にこの王命はダンケルフェルガーにとってもエーフレンフェストとフェルディナンドに関する大きな負い目となってしまった。 [[地下書庫>貴族院の図書館#地下書庫]]に入れなかったヒルデブラントの願いを聞き入れて、ダンケルフェルガーの魔力圧縮を教えた&footnote(第545話)。 14年春には地下書庫での翻訳作業に参加。その際、地下書庫を訪れようとしたディートリンデを足止めする&footnote(第547話)。翻訳作業の中でローゼマインが全属性である事を確信しており、次代の王族の為にも確保しなければならない人材だと考えている。&footnote(閑話「望みと出口」) ヒルデブラントの幸せを願い尽力しようとする一方で、一人だけ王族ではなくなる将来に不満を抱かせていた。 ダンケルフェルガーの気風やトラオクヴァールと結婚したその来歴から、ラオブルートの甘言に乗ったヒルデブラントのツェントへの意欲を焚きつけてしまう。 マグダレーナ自身は、次代のツェントの治世を今の王族が揺るがすようなことは許さないという立場は崩していない。 15年春の[[貴族院防衛戦]]では、夫が[[ラオブルート]]に[[毒>薬と毒#トルーク]]を盛られていた事が判明した。騎士団長が不在となったため居住区域から決定事項として、戦闘の指揮を執るようトラオクヴァールに頼まれた&footnote(書籍第五部Ⅹ巻)。 アウブ・ダンケルフェルガーと共に戦い、ラオブルートに勝利する&footnote(第650話)。 だがヒルデブラントが唆されてシュタープを手に入れた上、ランツェナーヴェの者達へシュタープを与える事に加担させられていた事を知り、青ざめる&footnote(第650話)。 戦後の話し合いには、ヒルデブラントに[[シュタープを封じる手枷>魔術具と神具#シュタープを封じる手枷]]をはめた状態で訪れ、罪に対する厳しい言葉をかけた&footnote(第652話)。 皮肉にも自身が言っていた躾がなってないという言葉を逆に受ける立場となり、ヒルデブラントの教育不足を認め、ローゼマインからダンケルフェルガーの教育を参考にするように進言を受けた&footnote(第655話)。 義務や罪に厳しい面を見せる一方、フェルディナンドがトラオクヴァールを罵った際は内容に関わらず間髪いれずに反論するなど、それ一辺倒ではなく時には個人の好悪で判断し動く面は終始一貫している様子。 ラオブルートを推薦した責任をとって第三夫人に下がったラルフリーダと入れ替わって、第一夫人になる&footnote(書籍版第五部XⅡ 就任式の朝)。 15年春の領主会議で、王族から新領地の[[ブルーメフェルト>地理#ブルーメフェルト]]の領主一族に移籍となった。 &b(){……ツェントの妻になっても、やることは変わらないんだ……。ダンケルフェルガーってマジでダンケルフェルガー。}&footnote(第647話 祭壇上の戦い) **経歴 前12年夏 生誕 前05年夏 洗礼式 前02年冬 貴族院入学 ~02年冬 家族の持って来た縁談を打ち捨て、自分の望むトラオクヴァールとの縁談を勝ち取った&footnote(第461話 プロローグ・ヒルデブラント視点)&footnote(SS第17話 時期はフェルディナンドが卒業を迎える前) 03年冬 貴族院卒業 04年春 トラオクヴァールと星結び 05年秋 ヒルデブラント出産 14年春 地下書庫で翻訳作業をする。領主会議にて行われた奉納式に参加する 15年春 救援に来た[[アウブ・ダンケルフェルガー]]と共に[[反逆者>ラオブルート]]の捕縛に乗り出す     領主会議で新領地のブルーメフェルトの領主一族に移籍する。 **作者コメント 【[[2017年 01月25日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/824184098688290816]]】 &b(){>顔色の悪い王族} 読者の皆様が覗けたら、私は書かなくてもいいんですけれどね。(笑) アドルフィーネがジギスヴァルト王子と離れられないか画策していたり、マグダレーナがローゼマインとフェルディナンドの関係にツッコミ入れていたり、ツェントの第一夫人が嘆いていたり、うるさかったです。 【[[2022年 10月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1579812275459805185?s=46&t=ww43EZBONXWmfnc4HK4Vlw]]】 &b(){>ウィンク考察第2弾} マグダレーナ:できる。けれど、した後で自分のキャラじゃないと恥ずかしくなるタイプ。 【[[2022年 11月22日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1594911656575844352]]】 &b(){>第五部Xに関連しそうないい夫婦 トラオクヴァールとマグダレーナ} 二人の出会いは貴族院。 マグダレーナは第三夫人ですが、政変やその後を協力して乗り切っているため、妻三人が仲良しで「トラオクヴァール様を支え隊」。 マグダレーナ視点「裏切り者の討伐」では第一夫人と第二夫人の名前がとうとう決定しました。笑 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,マグダレーナ/コメント)
初出:第461話 名前の初出:SS第23話 声(ドラマCD第6弾/第9弾):田村睦心 **家族構成 夫:[[トラオクヴァール]]  息子:[[ヒルデブラント]] 父:前アウブ・ダンケルフェルガー  兄:ダンケルフェルガーの領主候補生   甥:[[ケントリプス]]   甥:[[ラザンタルク]]  兄:[[ヴェルデクラフ>アウブ・ダンケルフェルガー]](アウブ・ダンケルフェルガー)   甥:[[レスティラウト]]   姪:[[ハンネローレ]]   甥:[[ラオフェレーグ]](第二夫人の子)&footnote(第582話)   姪:[[ルングターゼ]](第二夫人の子)&footnote(第659話 閑話 ハンネローレ視点 継承の儀式 前編) **容姿 髪の色:ヒルデブラントと同じ色合い(青みがかった銀) &color(#EBF4F4,#EBF4F4){000000000} 瞳の色:ハンネローレより更に赤く見える瞳 &color(#d7003a,#d7003a){000000000} すらっとした勝ち気美人&footnote(ふぁんぶっく6人物設定) ヒルデブラントとよく似た色合いの髪を結い上げ、ハンネローレより更に赤く見える瞳は、勝ち気で意志の強い性格をよく表していた。 年は二十代の半ばくらいだと思う。 身動きで揺れる前髪の描写がある。 **地位 階級:[[領主一族>階級と職務#領主一族]]([[ダンケルフェルガー>地理#ダンケルフェルガー]])→[[王族>階級と職務#王族]]→[[領主一族>階級と職務#領主一族]]([[ブルーメフェルト>地理#ブルーメフェルト]]) 職種:[[領主候補生]]→第三夫人→第一夫人&footnote(書籍版第五部XⅡ 就任式の朝 貴族院防衛戦の後・領主会議の前にラルフリーダと入れ替わって第一夫人になる) **年齢と属性関連 -ローゼマインとの学年差:+13&footnote(ふぁんぶっく6人物設定 第五部V(14年春)で25歳。夏生まれなので、+13/第400話 結婚を機に政変が終結したので、04冬前に完了している粛清より前に卒業していることから、卒業は03冬より前【+13以上】/05秋にヒルデブラントを出産しているので妊娠は04冬中旬~05春初旬、それより前の領主会議(~04春)で星結びしているので卒業は03冬より前【+13以上】/SS18話 フェルディナンド(+14)が3年生のディッターで活躍した時点で6年生ならば既に婚約者が別に決まっているはずなので、その時点で5年生以下【+16以下】/SS17話 フェルディナンドが高学年(5~6年生とする)&先代領主が病で中立を保っている01~02年の期間=打診をひっくり返した婚約決定時期=卒業前と仮定すると卒業は01冬より後【+15以下】※高学年を4~6年生と定義するなら卒業は00冬より後【+16以下】/総合すると【+13~+15or16】/=卒業は00or01冬~03冬、さらに、政変中だが卒業後の婚約期間を慣例通り1年置いたと仮定するなら02or03春~05春の星結びとなるが、ヒルデブラントの妊娠時期から05春は成立しないので【+14~+15or16】となる) -属性(適性):全属性ではない&footnote(第545話 地下書庫での作業・書籍第五部Ⅹ巻 裏切り者の討伐) -誕生季:夏&footnote(ふぁんぶっく6人物設定) **マグダレーナ視点の回 書籍第五部Ⅹ巻  裏切り者の討伐 **作中での活躍 ダンケルフェルガー出身の王の第三夫人。フルネームは「マグダレーナ・トータ・ダンケルフェルガー・リトゥン・ツェント・トラオクヴァール」と推測される。ブルーメフェルト移籍後のフルネームは第三夫人から第一夫人に昇格した為「マグダレーナ・トータ・ダンケルフェルガー・フラオ・ブルーメフェルト」に変化したものと思われる。 在学中、[[ディッター]]の作戦を考える上で、[[フェルディナンド]]と好敵手の間柄であったが、お互いに恋愛感情は皆無だった。 フェルディナンドを救いたいと考えた[[ハイスヒッツェ]]が、先代領主にマグダレーナの婿としてフェルディナンドを押しまくった結果、先代領主が了承し、マグダレーナとエーレンフェストに婚約を打診した。 自分の預かり知らぬところで話を進められたマグダレーナは激怒し、秘めておくつもりだった自分の恋愛成就のために状況を利用して出奔しようと、第五王子[[トラオクヴァール]]と恋仲になる&footnote(書籍版第四部VIII「十年前の無念を晴らせ」、第359話 私的な報告会/ふぁんぶっく6Q&A 政変開始時には既に結婚済だったトラオクヴァールの立場は正確には傍系王族で、貴族院の領主候補生コースの教師をしていた)。 自分の想いを利用して争いを終わらせるよう半ば脅迫気味に求婚し&footnote(SS第23話 アナスタージウス視点 奉納式の準備)、[[政変]]の最中に結婚した。 [[ダンケルフェルガー式の求婚>用語一覧#ダンケルフェルガー式の求婚]]であったらしいが、今以上に固く周囲を守られていたはずの政変中の王族に一体どのようにしたのかと[[姪>ハンネローレ]]から思われる程の難事であり&footnote(番外編ハンネローレの貴族院五年生第11話 求婚)、成人前にして既に相当の女傑であったことが察せられる。 マグダレーナが第三夫人に嫁いだことで、政変ではどちらにも与してなかったダンケルフェルガーが参戦して、大勢が決する。 長い政変の間トラオクヴァールを支えてきた第一夫人や第二夫人と違いダンケルフェルガーは最後まで政変に参加しなかったため、苦しい時期に寄り添ってきた領地が納得しないだろうと、自ら第三夫人に収まる&footnote(第400話、SS第23話)。 息子のヒルデブラントの教育方針も「臣下になるから、のびのびと元気に育て」であり、ヒルデブラントは王族らしい振る舞いを取れず&footnote(SS23話)、側近が振り回される原因にもなった。 フェルディナンドについては、能力や外面は良いが、女心がわからず対人関係はからっきしで期待できそうにないと評している&footnote(第557話 閑話 望みと出口)。 嫌ってはいないが、自身のダンケルフェルガー的思考と徹底的に合わないため色々と気に食わず、結婚相手としては断固お断りであり&footnote(ふぁんぶっく6Q&A)、婚約を打診された際も、自分が救いたい相手は彼ではなく、彼はその能力で自領の第一夫人をさっさと排除すれば良いだけで、本人が境遇に甘んじているのだと評している&footnote(書籍版第四部VIII「十年前の無念を晴らせ」)。 古い言葉に通じており[[ローゼマイン]]が作成したダンケルフェルガーの歴史書の現代語訳版に衝撃を受ける。 歴史書の一件もあって、フェルディナンドひいてはエーレンフェストとの関係を修復したいとダンケルフェルガーには伝えていた模様。 だが実際にはフェルディナンドとの個人的な関係修復はあまり考慮していない様子が13年春に出された王命関連で見られる。 王命は夫がフェルディナンドに対して脅迫混じりに強いたものであり、息子が将来治める予定の荒廃した領地のお膳立てをさせると共にレティーツィアを養子にとって教育し、後に息子の部下になるという内容で、ローゼマインにも断る理由が多いと評されたものであった。 第三夫人で社交の場にはあまり出ないため背景をどこまで知っていたかは不明だが、[[ディートリンデ]]との背景や横暴さを知った後も、フェルディナンドに対して連座などで配慮する気はなく、婚約者の振る舞いはそれを許しているフェルディナンドにも責任があると考えており、ヒルデブラントが婿入りするまでにはディートリンデを排除しようとしていた&footnote(第557話)。 エーレンフェストとアーレンスバッハとの関係も相まって、結果的にこの王命はダンケルフェルガーにとってもエーフレンフェストとフェルディナンドに関する大きな負い目となってしまった。 [[地下書庫>貴族院の図書館#地下書庫]]に入れなかったヒルデブラントの願いを聞き入れて、ダンケルフェルガーの魔力圧縮を教えた&footnote(第545話)。 14年春には地下書庫での翻訳作業に参加。その際、地下書庫を訪れようとしたディートリンデを足止めする&footnote(第547話)。翻訳作業の中でローゼマインが全属性である事を確信しており、次代の王族の為にも確保しなければならない人材だと考えている。&footnote(閑話「望みと出口」) ヒルデブラントの幸せを願い尽力しようとする一方で、一人だけ王族ではなくなる将来に不満を抱かせていた。 ダンケルフェルガーの気風やトラオクヴァールと結婚したその来歴から、ラオブルートの甘言に乗ったヒルデブラントのツェントへの意欲を焚きつけてしまう。 マグダレーナ自身は、次代のツェントの治世を今の王族が揺るがすようなことは許さないという立場は崩していない。 15年春の[[貴族院防衛戦]]では、夫が[[ラオブルート]]に[[毒>薬と毒#トルーク]]を盛られていた事が判明した。騎士団長が不在となったため居住区域から決定事項として、戦闘の指揮を執るようトラオクヴァールに頼まれた&footnote(書籍第五部Ⅹ巻)。 アウブ・ダンケルフェルガーと共に戦い、ラオブルートに勝利する&footnote(第650話)。 だがヒルデブラントが唆されてシュタープを手に入れた上、ランツェナーヴェの者達へシュタープを与える事に加担させられていた事を知り、青ざめる&footnote(第650話)。 戦後の話し合いには、ヒルデブラントに[[シュタープを封じる手枷>魔術具と神具#シュタープを封じる手枷]]をはめた状態で訪れ、罪に対する厳しい言葉をかけた&footnote(第652話)。 皮肉にも自身が言っていた躾がなってないという言葉を逆に受ける立場となり、ヒルデブラントの教育不足を認め、ローゼマインからダンケルフェルガーの教育を参考にするように進言を受けた&footnote(第655話)。 義務や罪に厳しい面を見せる一方、フェルディナンドがトラオクヴァールを罵った際は内容に関わらず間髪いれずに反論するなど、それ一辺倒ではなく時には個人の好悪で判断し動く面は終始一貫している様子。 ラオブルートを推薦した責任をとって第三夫人に下がったラルフリーダと入れ替わって、第一夫人になる&footnote(書籍版第五部XⅡ 就任式の朝)。 15年春の領主会議で、王族から新領地の[[ブルーメフェルト>地理#ブルーメフェルト]]の領主一族に移籍となった。 &b(){……ツェントの妻になっても、やることは変わらないんだ……。ダンケルフェルガーってマジでダンケルフェルガー。}&footnote(第647話 祭壇上の戦い) **経歴 前12年夏 生誕 前05年夏 洗礼式 前02年冬 貴族院入学 ~02年冬 家族の持って来た縁談を打ち捨て、自分の望むトラオクヴァールとの縁談を勝ち取った&footnote(第461話 プロローグ・ヒルデブラント視点)&footnote(SS第17話 時期はフェルディナンドが卒業を迎える前) 03年冬 貴族院卒業 04年春 トラオクヴァールと星結び 05年秋 ヒルデブラント出産 14年春 地下書庫で翻訳作業をする。領主会議にて行われた奉納式に参加する 15年春 救援に来た[[アウブ・ダンケルフェルガー]]と共に[[反逆者>ラオブルート]]の捕縛に乗り出す     領主会議で新領地のブルーメフェルトの領主一族に移籍する。 **作者コメント 【[[2017年 01月25日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/824184098688290816]]】 &b(){>顔色の悪い王族} 読者の皆様が覗けたら、私は書かなくてもいいんですけれどね。(笑) アドルフィーネがジギスヴァルト王子と離れられないか画策していたり、マグダレーナがローゼマインとフェルディナンドの関係にツッコミ入れていたり、ツェントの第一夫人が嘆いていたり、うるさかったです。 【[[2022年 10月11日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1579812275459805185?s=46&t=ww43EZBONXWmfnc4HK4Vlw]]】 &b(){>ウィンク考察第2弾} マグダレーナ:できる。けれど、した後で自分のキャラじゃないと恥ずかしくなるタイプ。 【[[2022年 11月22日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1594911656575844352]]】 &b(){>第五部Xに関連しそうないい夫婦 トラオクヴァールとマグダレーナ} 二人の出会いは貴族院。 マグダレーナは第三夫人ですが、政変やその後を協力して乗り切っているため、妻三人が仲良しで「トラオクヴァール様を支え隊」。 マグダレーナ視点「裏切り者の討伐」では第一夫人と第二夫人の名前がとうとう決定しました。笑 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,マグダレーナ/コメント)

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