ベンノ

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初出:第24話 名前の初出:第25話 声(ドラマCD第1弾・第2弾):武内駿輔 声(ドラマCD第8弾/第10弾): 子安武人 声(TVアニメ版): 子安武人 **家族構成 元婚約者:[[リーゼ]](故人) 父:[[故人]] 母:夫亡き後、[[グスタフ]]の後添えに打診され断った&footnote(第75話)&footnote(コリンナの結婚より前に死去、書籍版第一部III 工房選びと道具)  (弟:別の町で商売をしている&footnote(第76話の「弟妹達がいる街」以外に弟の描写が見当たらないことから、実弟ではなく義弟(ミルダの夫ヤレス)の可能性もある))  妹:[[ミルダ]]  義弟:ヤレス&footnote(書籍版第五部Ⅻ 商人達との話し合い)(ミルダの夫)  妹:[[コリンナ]]  義弟:[[オットー]](コリンナの夫)   姪:[[レナーテ]]   甥:[[クヌート]] 曾祖母:[[ギルベルタ]](故人)  叔父:[[エーミール]] **容姿 髪の色:ミルクティーのような淡い色&br()&color(#eedcb3,#eedcb3){000000000} 瞳の色:赤褐色&br()&color(#683f36,#683f36){000000000} 服装、物腰、眼光、どれもが市場の商人とは全く違う。 一見、ミルクティーのような淡い色の癖毛に優しげな容貌をしている。 が、赤褐色の瞳が自信に溢れていて、ギラギラしていて、肉食獣のような獰猛さを感じさせる。 **地位 階級:平民 職種:[[ギルベルタ商会>エーレンフェスト#ギルベルタ商会]]の大旦那→[[プランタン商会>エーレンフェスト#プランタン商会]]の大旦那・[[ローゼマインの専属>専属#ローゼマインの専属]] 称号:グーテンベルク **年齢関連 -マインとの年齢差:+22(夏)&footnote(マイン7歳夏に29歳 第75話) -誕生季:春&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) -マインとの冬の年齢差:+23&footnote(マイン7歳夏に29歳 第75話/マイン8歳春に30歳 第172話/マイン7歳夏時のマルク回想で30年前に誕生) **ベンノ視点の回 コミックス5巻書下ろしSS 大店の会議と髪飾り 文庫第一部短編集 ベンノ 暴走娘の共通点 第75話 閑話 カトルカールの試食会 第172話 閑話 仕事を減らそう 書籍第三部V プロローグ 書籍第四部II エピローグ **作中での活躍 ***商売におけるマインの後見人 [[ルッツ]]の旅商人の夢を(善意から)打ち砕くために[[オットー]]に呼ばれてきたことで[[マイン]]とも出会う。 マインから次々と飛び出す画期的な新商品(リンシャン、簪、植物紙など)に食いついてしまい、マインとの縁が始まる。 以降、マインが無自覚に市場を揺るがすような案件を次々と持ってくる為、あまり周囲からマインが注目されないように骨を折るなど、マインの絶大な影響力をなんとかコントロールしようとする苦労人。 やり手の商人であるため、強引でお金にがめついが、マインを試し、悪いところに気付かせて、成長させようとする一面も持つ。 だがベンノに何度騙されても、ちょっと不満そうに頬を膨らませる程度で済ませてしまうため、逆に心配することに。 マインが神殿へ入る際、青色として遇されるように助言したおかげで、後に[[シキコーザ]]の横暴から間接的に救う。 また、神殿で[[神官長>フェルディナンド]]と交渉したときも、自分とマインにとって有利な条件を呑ませて契約した。それでも神官長としてはおおむね予想通り。マインのことで苦労する商人と神殿の保護者&footnote(コミック版第二部Ⅰ 番外編) マインが領主の養女になることが決まった際に、大切な人たちに向けて送った[[最高神と五柱の大神の祝福>呪文と祝詞#最高神と五柱の大神の祝福]]を受け取った一人。 マインが[[ローゼマイン]]になり権力を持ってしまった為、それまで以上に振り回されるようになった。 ***やり手の商人 服飾や装飾を扱う大店・ギルベルタ商会の旦那で、[[ギルド長>グスタフ]]や既得権益にも嬉々として喧嘩を売る、強気の商人。 父が死んだ直後にギルド長にギルベルタ商会を吸収されそうになり、その後も小さい嫌がらせや難癖をつけられ続けている為、ギルド長と仲が悪い。 マインが新しいアイディアを出す度に、他に取られる前に確保して利益を出そうとする。 そのため元々服飾を扱う店が、他分野にまで手を広げ過ぎたり、貴族との取引も一気に増えたりしたので、ひどくやっかみを受けるようになる。 結果、ギルベルタ商会から印刷関係を請け負う店を独立させることにする。 自分は[[マルク]]たちと共に新商会を率い、ギルベルタ商会は妹コリンナに残した。新商会にはローゼマインからプランタンの名を与えられ、領主の養女を後ろ盾に持つことを周囲に示した。 幼い頃の夢は、世界中に影響力を持つような商人になること。 ローゼマインの暴走にどこまでもついていくことで、その夢は現実となりそうである。 ***ずっと独身 恋人の[[リーゼ]]を失ってから、結婚そのものに対する興味を失い、独身のまま。 マインとルッツの姿に過去のリーゼと自分を重ねたり、マインが倒れた姿を病に伏せるリーゼと重ねることもあった。 クラッセンブルクの商人の娘である[[カーリン]]を預かり、一時周囲からは結婚か!?と目されるが、結婚には至らなかった。 ローゼマインの視点外であるため本編では描かれなかったが、カーリンとはお互い憎からず思う関係になっていた。 しかしローゼマインやアウブ・エーレンフェスト、領地としてのエーレンフェストが不利にならないよう情報を守るため、自分の恋心を押し殺してカーリンを帰郷させた。&footnote(書籍版第四部Ⅷ特典SS/短編集Ⅱ トゥーリ視点 ざわめきの中の自覚) ***イタリアンレストランを作る ギルド長にカトルカールなどのレシピを独占されるのを嫌い、食事処の[[イタリアンレストラン>エーレンフェスト#イタリアンレストラン]]を創って対抗しようとした。 マインから「[[青色神官]]がイタリアンレストランに興味を持っている」と伝えられて商売欲を出すが、相手が身分を隠した[[領主>ジルヴェスター]]で、対応した後は休憩しないと帰る気力もない程ぐったりした。 ***グーテンベルクのまとめ役 [[ヨハン]]が金属活字を作った際、興奮したマインから斜め上の思考を受けてグーテンベルクの称号を与えられた。 性急に動こうとするローゼマインが[[ユレーヴェ>魔術具と神具#ユレーヴェ]]で眠っている間、グーテンベルクのそれぞれの事業に深みを出そうとする。 しかし、ローゼマインの母の[[エルヴィーラ]]が[[ハルデンツェル>エーレンフェストの領地#ハルデンツェル伯爵領]]で大々的に事業を行うことを決めたため、派遣のため性急に動かざるを得なくなった。 14年春にローゼマインがエーレンフェストから他領へ移動する事を告げられた際、他のグーテンベルクよりも先に現地入りして現地との調整や事業開始までの準備を行う事を宣言する。 準備期間は三年と言われたが、彼女の計画はいつも前倒しになる事を経験として分かっていた為、一年後には移動できるように準備を始める。 そして、やはりそれは先見の明となり、15年春の終わりにグーテンベルクはアレキサンドリアの下町に一斉移動する事となった。 アウブによるエントヴィッケルンで整備されたプランタン商会の建物内に住居を構えていると思われる。 **経歴 (年代はマインの誕生を0年とする) 前16年春 洗礼式&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) 前09年冬頃 リーゼと恋人になる&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」) 前08年春 成人式&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) 前08年 父親が死去し、ギルベルタ商会を引き継ぐ&footnote(ベンノの父親が亡くなってすぐにリーゼがベンノに求婚。第76話 07年夏の回想で14年前に先代死去) 前08年冬頃 リーゼが亡くなる&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、07年春14歳になる前に死亡している) 06年秋 リンシャンおよび髪飾りの販売を開始する。 07年春 植物紙協会を設立し、会長になる。&footnote(第61話 既得権益と会合の結果) 07年夏 初の植物紙工房をほぼ完成させる。&footnote(夏の洗礼式の直前くらい、第63話 ルッツの見習い準備) 07年秋 印刷協会を設立し、会長になる。&footnote(第130話 印刷協会) 08年春 マインよりグーテンベルクの称号を授かる。 &footnote(第142話 金属活字の完成)     &nbsp()[[ローゼマイン]]を通じて、上級貴族([[エルヴィーラ]])と商売を始める。&footnote(第175話 洗礼式の準備) 08年秋 イタリアンレストランを開店する。&footnote(第203話 イタリアンレストラン開店) 08年冬 城で本と知育玩具の販売を行い、エーレンフェスト貴族に存在を周知される。&footnote(第227話 教材販売) 09年春 プランタン商会を創業し、ギルベルタ商会から独立する。&footnote(第239話 ベンノからのお願い)     &nbsp()ローゼマイン主催のお茶会で、エルヴィーラ派閥の貴族にプランタン商会会長として紹介される。&footnote(第241話 衣装のお披露目と報酬) 09年夏 イルクナーで植物紙協会設立と販売契約を実施。&footnote(第248話 イルクナーへ行く) 11年冬 アウブ・エーレンフェストが主導で製紙業や印刷業を広げられるようにするための契約魔術を、アウブ名義・プランタン商会名義で締結する。&footnote(第325話 わたしが帰る場所) 12年春 ハルデンツェルで印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第353話 ハルデンツェル 中編) 12年夏 グレッシェルで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第364話 グレッシェルへの来訪と星結びの儀式) 13年春 ライゼガングで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第430話 ギーベ・ライゼガング) 14年春 キルンベルガで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第539話 キルンベルガの国境門) 14年秋 グレッシェルでプランタン商会の二号店を開店。&footnote(第565話 魔紙の準備) 15年春 ゲオルギーネ来襲によりダームエルに連れられて図書館に避難する。     &nbsp()避難先で館の内装や図書室の見学・従来の本の観察を熱心に始めた。&footnote(第620話 それぞれの武勇伝 その1)     &nbsp()アレキサンドリアの下町に移動。 **作者コメント 【[[2015年 01月24日 活動報告返答>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1076209/]]】 ベンノさんが若くて優男なのが、皆様意外だったようですね。確かに、ちょっと若いかな? とは私も思ったのですが、容貌は描写に忠実にしてくれたな、と思っています。 【[[2017年 05月07日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/861232658772140035]]】 【[[2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話>https://ncode.syosetu.com/n4099cd/13/]]】 &b(){>イラストより} 哀愁を帯びたベンノの表情が素敵。ルッツとマインの姿に昔の自分とリーゼの姿を重ねているのでしょう。以前守れなかったものを、今回は守れるのか……。 &b(){>未来の話} でも、ベンノにはベンノの物語があるので、幸せになりますよ。マルクの面倒は……ダプラなのでベンノかその跡継ぎが見てくれます。 二人の老後問題にローゼマインがいたところでどうにもなりませんね。実際に体を動かして世話できるルッツやカミルの方がよほど役に立ちます。ローゼマインは権力があるだけで役立たずなのですよ。 「わたしにできること……老人ホームでも作りますか?」と尋ねて「老人扱いするな!」って怒られるくらいしかできません。(笑) 【[[2017年 7月18日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/887105027231203328?s=46&t=T8BJQ-OMSBKWYbOqf94dVg]]】 &b(){>[[撫で方の絵>https://twitter.com/coneshait/status/886870339279503360?s=46&t=huyto3F1UD2_hvtOdvWVJA]]} 右の撫で方をするのはベンノとジルヴェスター 【[[2017年 10月11日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/918103990247702528]]】 &b(){>ウィンク考察} ベンノ:できる。お得意様相手ならば頼んだらしてくれるかも?笑 【[[2020年 03月29日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1244277137701400578]]】 &b(){>ベンノとリーゼの求婚} 「何か甘いお話が読みたいなぁ」って言ったら、「え? 自分で書けば?」って言われた。 で、何となくベンノとリーゼの求婚とか考えてみたわけですよ。 …リーゼ、なんでそんなに喧嘩腰? 求婚より「ミルダやマルクに見つからずにイチャイチャできるか」ゲームの方が甘かった。 こんなはずでは…。 ちなみに、求婚時はベンノの父親が亡くなってすぐ。 ダルア達が辞めていくし、ギルド長がちょっかいをかけてくる。 そういう状況なので、ベンノはリーゼにも「距離を置いた方が良い」と言う。 それにカチンとして我慢できなかったリーゼ。 ガタガタうるさいわね! わたしと結婚したらウチの援助を得らえるんだから、ベンノはわたしの成人までギルド長に負けなきゃ良いの。 商人ならわたしの将来より店の利益を考えなさいよ。 それとも何? 店を立て直して幸せにする自信がないって言うの? リーゼ、マジで強い。 ベンノが勝てないわけだ。 「隠れてイチャイチャ」ゲームの時間軸は、公式アンソロ1の鈴華さんの漫画の後くらい。 見つからないように手を繋いだり、頬を突いてみたり…。 お互い動揺しないように必死。 ニヨニヨしそうになる顔を引き締めながら、周囲が見てない時を見計らってイチャイチャ。 多分、マルクは時々気付いてる。笑 【[[2020年 09月05日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/1302058504769777664]]】 【[[2020年 09月07日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/2644290/]]】 &b(){>「I love you」以外の英語の愛情表現} You are love of my life. (君は俺の人生の人だ) これはね、ベンノ。私のイメージ的にはもうちょっと直訳に近くて「お前は俺の人生で唯一の恋人」って感じ。考えるだけで胸が痛くなる。 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,ベンノ/コメント)
初出:第24話 名前の初出:第25話 声(ドラマCD第1弾・第2弾):武内駿輔 声(ドラマCD第8弾/第10弾): 子安武人 声(TVアニメ版): 子安武人 **家族構成 元婚約者:[[リーゼ]](故人) 父:[[故人]] 母:夫亡き後、[[グスタフ]]の後添えに打診され断った&footnote(第75話)&footnote(コリンナの結婚より前に死去、書籍版第一部III 工房選びと道具)  (弟:別の町で商売をしている&footnote(第76話の「弟妹達がいる街」以外に弟の描写が見当たらないことから、実弟ではなく義弟(ミルダの夫ヤレス)の可能性もある))  妹:[[ミルダ]]  義弟:ヤレス&footnote(書籍版第五部Ⅻ 商人達との話し合い)(ミルダの夫)  妹:[[コリンナ]]  義弟:[[オットー]](コリンナの夫)   姪:[[レナーテ]]   甥:[[クヌート]] 曾祖母:[[ギルベルタ]](故人)  叔父:[[エーミール]] **容姿 髪の色:ミルクティーのような淡い色&br()&color(#eedcb3,#eedcb3){000000000} 瞳の色:赤褐色&br()&color(#683f36,#683f36){000000000} 服装、物腰、眼光、どれもが市場の商人とは全く違う。 一見、ミルクティーのような淡い色の癖毛に優しげな容貌をしている。 が、赤褐色の瞳が自信に溢れていて、ギラギラしていて、肉食獣のような獰猛さを感じさせる。 **地位 階級:平民 職種:[[ギルベルタ商会>エーレンフェスト#ギルベルタ商会]]の大旦那→[[プランタン商会>エーレンフェスト#プランタン商会]]の大旦那・[[ローゼマインの専属>専属#ローゼマインの専属]] 称号:グーテンベルク **年齢関連 -マインとの年齢差:+22(夏)&footnote(マイン7歳夏に29歳 第75話) -誕生季:春&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) -マインとの冬の年齢差:+23&footnote(マイン7歳夏に29歳 第75話/マイン8歳春に30歳 第172話/マイン7歳夏時のマルク回想で30年前に誕生) **ベンノ視点の回 コミックス5巻書下ろしSS 大店の会議と髪飾り 文庫第一部短編集 ベンノ 暴走娘の共通点 第75話 閑話 カトルカールの試食会 第172話 閑話 仕事を減らそう 書籍第三部V プロローグ 書籍第四部II エピローグ **作中での活躍 ***商売におけるマインの後見人 [[ルッツ]]の旅商人の夢を(善意から)打ち砕くために[[オットー]]に呼ばれてきたことで[[マイン]]とも出会う。 マインから次々と飛び出す画期的な新商品(リンシャン、簪、植物紙など)に食いついてしまい、マインとの縁が始まる。 以降、マインが無自覚に市場を揺るがすような案件を次々と持ってくる為、あまり周囲からマインが注目されないように骨を折るなど、マインの絶大な影響力をなんとかコントロールしようとする苦労人。 やり手の商人であるため、強引でお金にがめついが、マインを試し、悪いところに気付かせて、成長させようとする一面も持つ。 だがベンノに何度騙されても、ちょっと不満そうに頬を膨らませる程度で済ませてしまうため、逆に心配することに。 マインが神殿へ入る際、青色として遇されるように助言したおかげで、後に[[シキコーザ]]の横暴から間接的に救う。 また、神殿で[[神官長>フェルディナンド]]と交渉したときも、自分とマインにとって有利な条件を呑ませて契約した。それでも神官長としてはおおむね予想通り。マインのことで苦労する商人と神殿の保護者&footnote(コミック版第二部Ⅰ 番外編) マインが領主の養女になることが決まった際に、大切な人たちに向けて送った[[最高神と五柱の大神の祝福>呪文と祝詞#最高神と五柱の大神の祝福]]を受け取った一人。 マインが[[ローゼマイン]]になり権力を持ってしまった為、それまで以上に振り回されるようになった。 ***やり手の商人 服飾や装飾を扱う大店・ギルベルタ商会の旦那で、[[ギルド長>グスタフ]]や既得権益にも嬉々として喧嘩を売る、強気の商人。 父が死んだ直後にギルド長にギルベルタ商会を吸収されそうになり、その後も小さい嫌がらせや難癖をつけられ続けている為、ギルド長と仲が悪い。 マインが新しいアイディアを出す度に、他に取られる前に確保して利益を出そうとする。 そのため元々服飾を扱う店が、他分野にまで手を広げ過ぎたり、貴族との取引も一気に増えたりしたので、ひどくやっかみを受けるようになる。 結果、ギルベルタ商会から印刷関係を請け負う店を独立させることにする。 自分は[[マルク]]たちと共に新商会を率い、ギルベルタ商会は妹コリンナに残した。新商会にはローゼマインからプランタンの名を与えられ、領主の養女を後ろ盾に持つことを周囲に示した。 幼い頃の夢は、世界中に影響力を持つような商人になること。 ローゼマインの暴走にどこまでもついていくことで、その夢は現実となりそうである。 ***ずっと独身 恋人の[[リーゼ]]を失ってから、結婚そのものに対する興味を失い、独身のまま。 マインとルッツの姿に過去のリーゼと自分を重ねたり、マインが倒れた姿を病に伏せるリーゼと重ねることもあった。 クラッセンブルクの商人の娘である[[カーリン]]を預かり、一時周囲からは結婚か!?と目されるが、結婚には至らなかった。 ローゼマインの視点外であるため本編では描かれなかったが、カーリンとはお互い憎からず思う関係になっていた。 しかしローゼマインやアウブ・エーレンフェスト、領地としてのエーレンフェストが不利にならないよう情報を守るため、自分の恋心を押し殺してカーリンを帰郷させた。&footnote(書籍版第四部Ⅷ特典SS/短編集Ⅱ トゥーリ視点 ざわめきの中の自覚) ***イタリアンレストランを作る ギルド長にカトルカールなどのレシピを独占されるのを嫌い、食事処の[[イタリアンレストラン>エーレンフェスト#イタリアンレストラン]]を創って対抗しようとした。 マインから「[[青色神官]]がイタリアンレストランに興味を持っている」と伝えられて商売欲を出すが、相手が身分を隠した[[領主>ジルヴェスター]]で、対応した後は休憩しないと帰る気力もない程ぐったりした。 ***グーテンベルクのまとめ役 [[ヨハン]]が金属活字を作った際、興奮したマインから斜め上の思考を受けてグーテンベルクの称号を与えられた。 性急に動こうとするローゼマインが[[ユレーヴェ>魔術具と神具#ユレーヴェ]]で眠っている間、グーテンベルクのそれぞれの事業に深みを出そうとする。 しかし、ローゼマインの母の[[エルヴィーラ]]が[[ハルデンツェル>エーレンフェストの領地#ハルデンツェル伯爵領]]で大々的に事業を行うことを決めたため、派遣のため性急に動かざるを得なくなった。 14年春にローゼマインがエーレンフェストから他領へ移動する事を告げられた際、他のグーテンベルクよりも先に現地入りして現地との調整や事業開始までの準備を行う事を宣言する。 準備期間は三年と言われたが、彼女の計画はいつも前倒しになる事を経験として分かっていた為、一年後には移動できるように準備を始める。 そして、やはりそれは先見の明となり、15年春の終わりにグーテンベルクはアレキサンドリアの下町に一斉移動する事となった。 アウブによるエントヴィッケルンで整備されたプランタン商会の建物内に住居を構えていると思われる。 **経歴 (年代はマインの誕生を0年とする) 前23年春 誕生 前16年春 洗礼式&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) 前09年冬頃 リーゼと恋人になる&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」) 前08年春 成人式&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、ちょうど2歳違いという文庫第一部短編集」ベンノ視点 暴走娘の共通点」の記述から春と推測される) 前08年 父親が死去し、ギルベルタ商会を引き継ぐ&footnote(ベンノの父親が亡くなってすぐにリーゼがベンノに求婚。第76話 07年夏の回想で14年前に先代死去) 前08年冬頃 リーゼが亡くなる&footnote(SS54話「リーゼ視点 契約と関係の更新」でリーゼの誕生季が春である為、07年春14歳になる前に死亡している) 06年秋 リンシャンおよび髪飾りの販売を開始する。 07年春 植物紙協会を設立し、会長になる。&footnote(第61話 既得権益と会合の結果) 07年夏 初の植物紙工房をほぼ完成させる。&footnote(夏の洗礼式の直前くらい、第63話 ルッツの見習い準備) 07年秋 印刷協会を設立し、会長になる。&footnote(第130話 印刷協会) 08年春 マインよりグーテンベルクの称号を授かる。 &footnote(第142話 金属活字の完成)     &nbsp()[[ローゼマイン]]を通じて、上級貴族([[エルヴィーラ]])と商売を始める。&footnote(第175話 洗礼式の準備) 08年秋 イタリアンレストランを開店する。&footnote(第203話 イタリアンレストラン開店) 08年冬 城で本と知育玩具の販売を行い、エーレンフェスト貴族に存在を周知される。&footnote(第227話 教材販売) 09年春 プランタン商会を創業し、ギルベルタ商会から独立する。&footnote(第239話 ベンノからのお願い)     &nbsp()ローゼマイン主催のお茶会で、エルヴィーラ派閥の貴族にプランタン商会会長として紹介される。&footnote(第241話 衣装のお披露目と報酬) 09年夏 イルクナーで植物紙協会設立と販売契約を実施。&footnote(第248話 イルクナーへ行く) 11年冬 アウブ・エーレンフェストが主導で製紙業や印刷業を広げられるようにするための契約魔術を、アウブ名義・プランタン商会名義で締結する。&footnote(第325話 わたしが帰る場所) 12年春 ハルデンツェルで印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第353話 ハルデンツェル 中編) 12年夏 グレッシェルで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第364話 グレッシェルへの来訪と星結びの儀式) 13年春 ライゼガングで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第430話 ギーベ・ライゼガング) 14年春 キルンベルガで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。&footnote(第539話 キルンベルガの国境門) 14年秋 グレッシェルでプランタン商会の二号店を開店。&footnote(第565話 魔紙の準備) 15年春 ゲオルギーネ来襲によりダームエルに連れられて図書館に避難する。     &nbsp()避難先で館の内装や図書室の見学・従来の本の観察を熱心に始めた。&footnote(第620話 それぞれの武勇伝 その1)     &nbsp()アレキサンドリアの下町に移動。 **作者コメント 【[[2015年 01月24日 活動報告返答>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1076209/]]】 ベンノさんが若くて優男なのが、皆様意外だったようですね。確かに、ちょっと若いかな? とは私も思ったのですが、容貌は描写に忠実にしてくれたな、と思っています。 【[[2017年 05月07日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/861232658772140035]]】 【[[2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話>https://ncode.syosetu.com/n4099cd/13/]]】 &b(){>イラストより} 哀愁を帯びたベンノの表情が素敵。ルッツとマインの姿に昔の自分とリーゼの姿を重ねているのでしょう。以前守れなかったものを、今回は守れるのか……。 &b(){>未来の話} でも、ベンノにはベンノの物語があるので、幸せになりますよ。マルクの面倒は……ダプラなのでベンノかその跡継ぎが見てくれます。 二人の老後問題にローゼマインがいたところでどうにもなりませんね。実際に体を動かして世話できるルッツやカミルの方がよほど役に立ちます。ローゼマインは権力があるだけで役立たずなのですよ。 「わたしにできること……老人ホームでも作りますか?」と尋ねて「老人扱いするな!」って怒られるくらいしかできません。(笑) 【[[2017年 7月18日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/887105027231203328?s=46&t=T8BJQ-OMSBKWYbOqf94dVg]]】 &b(){>[[撫で方の絵>https://twitter.com/coneshait/status/886870339279503360?s=46&t=huyto3F1UD2_hvtOdvWVJA]]} 右の撫で方をするのはベンノとジルヴェスター 【[[2017年 10月11日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/918103990247702528]]】 &b(){>ウィンク考察} ベンノ:できる。お得意様相手ならば頼んだらしてくれるかも?笑 【[[2020年 03月29日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1244277137701400578]]】 &b(){>ベンノとリーゼの求婚} 「何か甘いお話が読みたいなぁ」って言ったら、「え? 自分で書けば?」って言われた。 で、何となくベンノとリーゼの求婚とか考えてみたわけですよ。 …リーゼ、なんでそんなに喧嘩腰? 求婚より「ミルダやマルクに見つからずにイチャイチャできるか」ゲームの方が甘かった。 こんなはずでは…。 ちなみに、求婚時はベンノの父親が亡くなってすぐ。 ダルア達が辞めていくし、ギルド長がちょっかいをかけてくる。 そういう状況なので、ベンノはリーゼにも「距離を置いた方が良い」と言う。 それにカチンとして我慢できなかったリーゼ。 ガタガタうるさいわね! わたしと結婚したらウチの援助を得らえるんだから、ベンノはわたしの成人までギルド長に負けなきゃ良いの。 商人ならわたしの将来より店の利益を考えなさいよ。 それとも何? 店を立て直して幸せにする自信がないって言うの? リーゼ、マジで強い。 ベンノが勝てないわけだ。 「隠れてイチャイチャ」ゲームの時間軸は、公式アンソロ1の鈴華さんの漫画の後くらい。 見つからないように手を繋いだり、頬を突いてみたり…。 お互い動揺しないように必死。 ニヨニヨしそうになる顔を引き締めながら、周囲が見てない時を見計らってイチャイチャ。 多分、マルクは時々気付いてる。笑 【[[2020年 09月05日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/1302058504769777664]]】 【[[2020年 09月07日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/2644290/]]】 &b(){>「I love you」以外の英語の愛情表現} You are love of my life. (君は俺の人生の人だ) これはね、ベンノ。私のイメージ的にはもうちょっと直訳に近くて「お前は俺の人生で唯一の恋人」って感じ。考えるだけで胸が痛くなる。 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,ベンノ/コメント)

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