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 *&aname(創世神話,option=nolink){創世神話}
 -神々の詳細については[[個別ページ>神々]]参照
 闇の神は気の遠くなるような長い時間をたった一人で孤独に暮らしていた。しかし光の女神と出会い、夜明けが訪れた。&footnote(第66話 静かに大騒ぎ)
 二人は結婚し、水の女神と火の神と風の女神と土の女神が生まれ、この世界を作り上げた。
 
 ある時、命の神が末娘である土の女神を一目見て好きになってしまった。命の神の眷属であり友人である縁結びの神エアヴェルミーンの協力もあり&footnote(第497話 イラスト交渉とお茶会の話題)、命の神は土の女神に求婚し、闇の神へ結婚を願い出た。たくさんの子が生まれるだろう、と命の神の求婚に喜んだ闇の神は二人の結婚を認めた。
 しかし、闇の神に横恋慕していた混沌の女神の焚きつけ&footnote(第135話 冬籠りと冬の手仕事)もあり、命の神は土の女神を氷と雪の中に監禁した。凌辱して孕ませたが、まだ生まれていない子供達にまで嫉妬し、力を奪い取って生まれないようにした。こうして冬が出来た。
 土の女神やその眷属の扱いに憤ったエアヴェルミーンは、命の神と喧嘩別れをし、土の女神の眷属を連れて水の女神のところへ行き、土の女神を助けるための手助けをした。自分が縁を結んだせいで土の女神が大変な目に遭った、とエアヴェルミーンは縁結びの神としての力をリーベスクヒルフェに譲り、神としての力を失った。
 結婚してから全く姿を見せない土の女神を心配していた光の女神が氷を溶かし、水の女神が力の弱まった命の神もろとも氷と雪を押し流し、友人の女神達と一緒に子供達という名の種に力を加えて芽吹かせ、春が出来た。
 火の神が自分の友人達と力を与えて、芽生えた命はみるみるうちに成長していき、夏が出来た。
 土の女神と命の神の子どもであるメスティオノーラは、命の神から隠れるため、闇の神からいただいた夜空の髪、光の女神からいただいた金の瞳に姿を変え、最も守りの強い風の眷属に入り、神々から神具を使うことを許された。
 しかし、命の神の力が戻り、雪と氷で土の女神を捕らえる為に再びやってきた。育ち実った命の収穫を終わらせるまではと、風の女神は命の神を風の盾で防ぎ続け、秋が出来た。
 
 シュツェーリアの夜、命の神の力が風の女神の力を超えてしまった&footnote(第214話 シュツェーリアの夜)。兄姉神の力が弱ったところで、命の神は再び土の女神を攫って雪の中に監禁し凌辱した。
 命の神を殺すとこれから先、命が生まれなくなってしまうのでできず、兄姉神達はじっと力を溜まるのを待った。
 そしてフリュートレーネの夜、水の女神の力が命の神の力を超え、土の女神を救い出す。
 このように神々の諍いは繰り返され、世界は季節が移ろっている。
 
 *&aname(建国神話,option=nolink){建国神話}
 -神々の詳細については[[個別ページ>神々]]参照
 [[メスティオノーラ]]と[[エアヴェルミーン]]の物語&footnote(SS第28話リュールラディ視点 構想中)。
 命の神エーヴィリーベは、土の女神ゲドゥルリーヒとの結婚の許しを得る際、多くの命を生み出すことを闇の神に期待された。それに対し、エーヴィリーベは多くの命を生み出す事は必要でも、ゲドゥルリーヒの胎内で時間をかけてゆっくりと育てなければならない神の子は不要と考えていた。エーヴィリーベは、ゲドゥルリーヒは大事であっても、その子については、新たな命を育むためには邪魔であったので疎んでいた。
 そのため、神の子を身籠ったゲドゥルリーヒは身の危険を感じ、話を聞いた命の眷属で縁結びの神エアヴェルミーンはエーヴィリーベの身勝手さに怒りを感じた。
 エアヴェルミーンは、出産の女神エントリンドゥーゲが力を十分に振るえるように土の女神の眷属を救い出すとともに、光の女神と水の女神に協力し、ゲドゥルリーヒを出産の女神エントリンドゥーゲに送り届けた。
 こうしてゲドゥルリーヒから生まれた子供の中で唯一、神の力を持って生まれたのが、英知の女神メスティオノーラである。
 メスティオノーラは、隠蔽の神フェアベルッケンによって隠され、導きの神エアヴァクレーレンや育成の神アーンヴァックスに育てられ、度々命を狙ってくるエーヴィリーベから身を守るために神々の神具を自由に使うことが許された。
 
 メスティオノーラを救い出した後、エアヴェルミーンは、エーヴィリーベとゲドゥルリーヒの縁を結んでしまった自らの権能を疎い、神の力をリーベスクヒルフェに譲って、神の世界を去った。神としての権能を譲っても、魔力が無くなったわけではなく、エーヴィリーベの力によって白で覆われた世界に降り立ち、あふれる魔力で大地を満たした。そしてエーヴィリーベに疎まれて白の大地に追いやられる人間達を保護することを贖罪とし、ゲドゥルリーヒとメスティオノーラが幸せに過ごせるようにと、日々神々に祈りを捧げ続けた。
 
 成長したメスティオノーラは自分と母であるゲドゥルリーヒを救ったエアヴェルミーンの行く末を大変気にかけていた。神界からメスティオノーラがエアヴェルミーンに呼びかけると、エアヴェルミーンは、魔力が少なくもっと苦労している人間達へその祝福を分けてほしいと懇願した。エーヴィリーベに迫害されて苦しむ魔力を持った人間達は、エアヴェルミーンによって受け入れられ、エーヴィリーベの目を欺くために白の建物が並ぶ場所で暮らしていた。エアヴェルミーンに懇願されたメスティオノーラはその地の神殿に赴いて神殿長の姿を見るが、祈りの声も言葉も聞くことが出来なかった。エアヴェルミーンと共に神々に祈る人間達の祈りは、過剰な魔力に悩まされていた神殿長のものですら、神々に届いていなかった。
 エアヴェルミーンの望みを聞いたメスティオノーラは、神々に相談し、その結果、敬虔な祈りを捧げていた神殿の人間達には神々に祈りを届けるためのシュタープが与えられた。これにより、人間たちは自身の魔力を自由に扱うことができるようになった。人間達の中で最も祈りを捧げていた神殿長には、グルトリスハイトを写すことが許され、初代王として人間達を導くようにと命じられた。
 
 *&aname(ユルゲンシュミットの歴史,option=nolink){ユルゲンシュミットの歴史}
 -歴代の王の詳細については[[個別ページ>ユルゲンシュミット国王]]参照
 >n年についてはマインの生年を0年とした[[年表]]のページの記載に準拠
 >第n期については[[グルトリスハイト]]のページの記載に準拠
 **初代王の時代
 初代王は敬虔に神に仕える神殿長でもあり、メスティオノーラが持つ最古の聖典のグルトリスハイトを写すことを許された。
-王は国の礎と国境門に魔力を満たす事で国の結界を存続させ、ユルゲンシュミットを形成する。 
+国の礎と国境門が設置され、王はそれらに魔力を満たす事で国の結界を存続させ、ユルゲンシュミットを形成する。
+また、エアヴェルミーンを通じて神々の協力を取り付け、エアヴェルミーンの魔石を基点としていくつもの属性の魔法陣を組み合わせて大規模魔術を行い、元々の神殿の場所に聖地(現在の貴族院、最奥の間が魔法陣の中心部)を成立させた。
 国内を統治する為、領地の境界線を引き、各領地の礎・神殿・神具・聖典を設置し、各領主を任命した。
+聖地と各国境門に対応した大領地6つの合計7領地が定められた。&footnote(2018年11月10日活動報告 11/12感想返し https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/2167133/)
 建国当初、国境門に魔力を満たすのはその領地の領主の仕事だった。
-古代の王(初代?)がエアヴェルミーンを通じて神々の協力を取り付け、エアヴェルミーンの魔石を基点としていくつもの属性の魔法陣を組み合わせて大規模魔術を行い、元々の神殿の場所に聖地(現在の貴族院、最奥の間が魔法陣の中心部)を成立させた。
 
 **古代
 初代王のグルトリスハイトを写した者が王であると聖典に記されている。
 つまり、王は初代のグルトリスハイト(=メスティオノーラの英知)をエアヴェルミーンを介して始まりの庭で写した者の中から選ばれる。
 王を目指す者達はグルトリスハイトを得る為にも神殿で神事を行い、各領地では次期領主が神殿長を任され、神殿は王や領主と等しいものだった。
 そうしてグルトリスハイトを得た各地の領主や神殿長から王が選ばれ、領主が王になる時は次期領主に領地の礎を継承させてから王になっていた。
-大昔にダンケルフェルガーから王が立った事もある。
+ダンケルフェルガーから王が立った事もある。
 各地の王候補が代替わりのたびに争いを起こし、何人も死人が出たり、聖地が荒れたりする時代だった。
-争いが起きて口伝が途絶えても問題ないように、各領地の神殿にある聖典にグルトリスハイトへ至る道を記していた。
-メスティオノーラの英知の内容が雑多膨大になり知識継承の取りこぼしが生じる為、王の執務に必要な知識が集められた「マニュアル本グルトリスハイト」が作られ、地下書庫の奥に収められた。
+争いが起きて口伝が途絶えても問題ないように、各領地の神殿にある聖典にグルトリスハイトへ至る道が記されていた。
+メスティオノーラの英知の内容が雑多膨大になり知識継承の取りこぼしが生じる為、王の執務に必要な知識が集められた「マニュアル本グルトリスハイト」が作られ、[[地下書庫の奥>貴族院の図書館#地下書庫の最奥]]に収められた。
 王は英知の取りこぼしが起きてしまった場合、足りない知識をそこから写して執務を行っていた。
 
 **グルトリスハイトの変容~「王族」の出現
 時代が下り、エアヴェルミーンを介さず、祠を巡る手順が省かれるようになった(第2~3期)。
 雑多膨大なメスティオノーラの英知を得る努力を敬遠した王は、代わりにマニュアル本の知識で執務を行なった。
 ここで「グルトリスハイト=地下書庫の奥のマニュアル本」という変質が起き、これを一族で独占する女王が出現する(第4期)。
 候補同士の大規模な後継争いを避ける為、王族として登録されている者以外を地下書庫の奥に入れないようにした。
 この独占に抗議する者達を粛清し、襲撃を避ける為に居住地を聖地から別の場所に移し、防御を固めた。
 これ以降、たまに現れるメスティオノーラの英知を得た王族以外の王候補達も尽く粛清し、グルトリスハイトは王族に独占された。
 全属性の王族により神事が聖地で行われている間は、王の質が下がる事はなかった。
 
 **神事の衰退~聖地の重要性の希薄化
 グルトリスハイトを得られなくなり、下手に手を出せば粛清対象となる各地の領主や神殿長は聖地での神事に参加しなくなった。
 王族だけで行われる聖地での神事は次第に小規模となっていった。
 王族内の継承争いで候補同士が相打ちとなり、残った候補が体の弱い1人だけになった時代に、王族の居住地近くに中央神殿が建立された(第5期)。
 神事は中央神殿で行われるようになり、シュタープを取得する教育だけの場となった聖地は貴族院と呼ばれるようになった。
 各領地でも神事と政治が少しずつ離れていき、神殿に入るのを拒否する領主候補生が出始めた。
-長い年月の間で、神殿が政治の世界から左遷された者が向かう地になると、忌避されるようになった。
+長い年月の間で、神殿が政治の世界から左遷された者が向かう場所になると、忌避されるようになった。
 :トルキューンハイトの出奔|400年前(第4期以降~第5期の間)に起こった事件。ランツェナーヴェが建国され、アダルジーザの離宮が出来た。
 -詳細は[[ランツェナーヴェ]]>歴史参照。
 :大領地アイゼンライヒとボースガイツによる王位簒奪未遂~中領地アイゼンライヒの内乱|200年前に起こった事件。当時の王により領地の境界線の引き直しや礎の魔術の新設置が行われ、その後領主のすげ替えも行われ、エーレンフェストが出来た。
 -詳細は[[エーレンフェスト領>エーレンフェストの領地]]>歴史参照。
+:ツェントへの反乱(時代不明)|数百年前にキルシュネライト周辺で起こった事件。[[元々の大領地>地理#元キルシュネライト]]が6つの領地に分割された。&footnote(ふぁんぶっく3)
 :法律削除の騒動(時代不明)|その昔、王に対する相談事を減らすため、細かい法律が次々と増やされ「[[法律の書>魔術具と神具#法律の書]]」に書き込まれた。時代が変わると法が状況にそぐわなくなり、その後数十年に渡り些細な問題が必ず法律の削除の是非を問う事態に発展するようになった。領主会議が毎年混乱を極めた為、結局、細かい法律は消され、曖昧な法律が残った。&footnote(第379話) 
 :[[黒の武器による内乱事件>黒の武器の事件]](時代不明)|ずっと昔に起きた政変の後、広範囲で魔力が枯渇した時に自領を富ませるため、黒の武器で他領に侵攻し、魔力を奪う領主が出たことがあった。
 周囲も真似て、政変の混乱に拍車がかかり、大混乱に陥った。 
 以後、黒の武器に変化させる呪文は貴族院の教育内容から省かれ、黒の武器が絶対に必要な魔物が出現する領地の騎士見習いだけに教えられるようになった。
 
 **貴族の弱体化
 自分の適性の大神の加護以外の加護を得られる者が少なくなっていった。
 百年ほど前から中級貴族や下級貴族では眷属の加護を得る者がいなくなった。
 それでも王族や領主候補生は得ていたが、十数年前(おそらく政変後)からは、ダンケルフェルガーの者以外は稀となった。&footnote(第468話)
 
 **グルトリスハイトの変容
 当時の女王が六属性しかない息子を溺愛し、全属性でなくても使える魔術具のグルトリスハイトを作成し、シュタープの魔力を通し合うことで継承した(第6期)。
 他の息子達との継承争いは起きておらず、この段階までの間にグルトリスハイトは一子相伝に変化している。
 六属性の息子はそれをそのまま自分の全属性の息子に継承した。
 ここで「グルトリスハイト=魔術具のグルトリスハイト」となり、地下書庫の奥に関する知識が失伝した。
 それでも、成人した王族が領主会議の頃に貴族院の図書館を訪れ、上級司書3人の鍵で地下書庫には出入りしていた。
 全属性の息子(先代の王?)はマニュアル本グルトリスハイトの知識を持たぬまま、魔術具のグルトリスハイトを自分の息子(政変時の第二王子?)へ継承した。
 
 **政変
 十数年前(前5~01年頃)、魔術具のグルトリスハイトを継承した第二王子が、ランツェナーヴェに繋がるアーレンスバッハの国境門を開門した後に、第一王子に殺害された。
 魔術具のグルトリスハイトは地下書庫の奥に戻り、知識を失伝している王族では見つけられなかった(第7期)。
 第二王子と同母の兄弟である第三王子が得たのではないかと疑った第一王子は争いを仕掛け、ユルゲンシュミット全域を巻き込んだ政変が起きた。
 -詳細は[[政変]]参照。
 
 **トラオクヴァール王の時代
 政変に勝利した第五王子の[[トラオクヴァール]]は臣下となるべく育てられていたため、王となるための教育を受けていなかった。 
 中央神殿の聖典原理主義者はグルトリスハイトが無いことを理由にトラオクヴァール王の即位を拒否した。 
 聖典に基づく自分たちの見解が最も正しいと主張する事により、王族よりも権威を得る事が目的でもあった。
 王族も貴族も激減し、重要な魔術具の半分近くが動きを止めた状態で国が保てるはずがなく、中央神殿は渋々王位を認めた。 
 :旧ベルケシュトック領の貴族による叛逆|12年冬、貴族院にベルケシュトックの寮から[[ターニスベファレン>魔獣と魔木#ターニスベファレン]]が侵入して、公には中央騎士団が討伐したことになり、貴族院で警戒されるようになる。 
 表彰式にてベルケシュトックの者がターニスベファレンを用いてトラオクヴァールを襲撃し、インメルディンクの学生等が大きく被害を受けた。
 :王位継承問題|第一王子[[ジギスヴァルト]]と第二王子[[アナスタージウス]]は元王女の[[エグランティーヌ]]との婚姻を望んでいた。
 ジギスヴァルトは王座に近づく為の政略目的であったが、アナスタージウスはエグランティーヌ自身の心を求めていた。
 アナスタージウスは[[ローゼマイン]]の仲裁で、争いの種になるのを避けたいエグランティーヌを尊重し、ジギスヴァルトに王位を譲ってエグランティーヌと結婚する。
 11年冬、エグランティーヌの卒業式の際に神からの祝福が贈られたことから、アナスタージウス側近はアナスタージウスこそ次期王だと主張、ジギスヴァルト側近はエグランティーヌを奪い返せと主張を始める。
 14年春、騒動を鎮める為、アナスタージウスの依頼でローゼマインがジギスヴァルトと[[アドルフィーネ]]の星結びの際に本物の祝福を与える。
 これらの事などから、ローゼマインは急速に中央の動きに巻き込まれていく。
 -詳細は[[ローゼマインのグルトリスハイト取得と養子縁組について]]参照
 
 *グルトリスハイトの歴史
 -[[グルトリスハイト]]>取得方法の変遷参照
 -関連ページ:[[王>ユルゲンシュミット国王]]
 
 *エーレンフェストの歴史
 -[[エーレンフェスト領>エーレンフェストの領地]]>歴史参照
 
 *アーレンスバッハの歴史
 -[[アーレンスバッハ領>アーレンスバッハの領地]]>歴史参照
 
 *ランツェナーヴェの歴史
 -[[ランツェナーヴェ]]>歴史参照
 
 *ローゼマイン個人史
 -[[エーレンフェストの聖女]]>年表参照
 
 *コメント
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