オティーリエ

初出:第183話*1

声(ドラマCD第10弾):潘 めぐみ

家族構成

夫:レーベレヒト
 息子:オリスワルト
 息子:第二子*2。14年春時点で結婚して独立済*3
 息子:ハルトムート(末息子*4)


容姿

瞳の色:橙の瞳
000000000
橙の瞳がハルトムートとよく似ている*6
ハルトムートの母親なので人当たりの良い感じ
前髪の分け目は息子と一緒
後ろ髪のまとめ方はフレンチクルーラーっぽい*7

地位

階級:上級貴族
職種:側仕え・イルムヒルデの側近→ローゼマインの側近ローゼマインの筆頭側仕え*8

年齢関連

  • ローゼマインとの年齢差(夏・秋):+28*9
  • ローゼマインとの学年差:+28or29(誕生季による)*10
  • 誕生季:秋以外*11

オティーリエ視点の回

SS50話 オティーリエ視点 側仕えの初仕事

作中での活躍

ハルトムートの母であり、レーベレヒトの第一夫人*12
洗礼後、側仕え見習いの最初の修行期間をイルムヒルデの館で過ごし、そのまま結婚して退職するまでイルムヒルデに仕え続けた経歴を持つ。*13

洗礼前の息子を連れて、家に何度も遊びに行く程エルヴィーラと仲良し。*14
子供が全員貴族院に入る年になったこと*15、エルヴィーラに頼まれたこと*16、養子縁組の裏をレーベレヒトが知りたがっていること*17、領主一族の側近に入ることでライゼガング系貴族の勢いを取り戻す一助とすること*18等の理由で、ローゼマインの教育係兼側仕えとなった。

ローゼマインの洗礼式後、打って変わってローゼマインに仕えたいと熱心に語る息子の様子に驚き、一年待つように告げた。一年もあれば頭も冷えるだろうと冷却期間を取ったつもりが、襲撃で更に二年間もお預けになった事でハルトムートが余計に加熱してしまい頭が痛い。その為、息子をローゼマインの側近に推薦しなかったが、結局のところリヒャルダが推薦した事でハルトムートはローゼマインの側近に就任している。

ハルトムートがヴィルフリートを追い落とすことを進言してきた際、却下するために告げた「皆を引き上げつつ、ローゼマイン様を聖女として盛り立てる方が効果的」という発言が*19、後にハルトムートによる聖女伝説加速活動として結実した。
息子夫婦であるハルトムートとクラリッサについては、匙を投げているところがある。*20

側近不足になったジルヴェスターにローゼマインがリヒャルダを返した後は、ローゼマインの筆頭側仕えとなった。
その後、中央へ行くローゼマインについていく側仕えの教育と引継ぎを行っていた。
15年春のエーレンフェスト防衛戦では、城に残った側近組のまとめ役として情報収集と共有を担当していた。*21
同春、婚約式を終えて一時的にエーレンフェストに戻ってきたローゼマインの側仕えを務める。
同春、アウブ就任式のため貴族院へ移動したローゼマインに付き従い、就任式の朝にエーレンフェスト寮のお茶会室で別れの挨拶を贈った。
同僚のベルティルデからブリュンヒルデの側近にならないかと勧誘されており、そのまま異動となりそうである。*22

「優しいお母さんって感じ。ホッとする」

経歴

前27(or 前28)年 誕生
前20(or 前21)年 洗礼式
前20年頃 イルムヒルデの元で側仕え見習いの研修*23
      洗礼式後〜結婚までイルムヒルデに仕える
前17(or 前18)年冬 貴族院入学
前12(or 前13)年冬 貴族院卒業
前11年頃 レーベレヒトと結婚
前10年春 第一子を出産*24
前07年  第二子を出産*25
前03年冬 ハルトムートを出産
11年夏 ローゼマインの側仕えに就任*26
13年冬 ローゼマインの筆頭側仕えに就任*27
14年春 クラリッサの城勤務の監視兼同行者となる*28
     ハルトムートの名捧げに立ち会う*29
14年秋 ローゼマインの側近として、グレッシェルの広域ヴァッシェンを行う*30
14年冬 貴族院の卒業式でマティアスをエスコートする*31
15年春 ローゼマインの移籍に伴い、側仕えを辞任する*32*33

作者コメント

2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
オティーリエ:できなくはないってレベル。息子はあんなに上手なのにって思っている。

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • 時系列見てるとそれまでライゼ系ってことで派閥的な苦労→ロゼマ側近着任後から息子のことで心労→息子夫婦のせいで匙投げ→二人が移動してようやく平穏になった、みたいな流れが見える… (2020-06-22 10:52:26)
    • 夫の暗躍と友情の間に苦悩したり、領主会議での息子夫婦のやらかしに頭痛を覚えたりする日が見えるけどw<ようやく平穏 (2020-06-22 14:43:57)
      • アーレンスバッハ戦で二人の姿に安心してるし、苦労してもいいお母さん。作中一番毒のない純粋な優しさの人かもしれない。 (2020-07-10 23:28:45)
  • もしかしなくてもフロレンツィアの第四子の筆頭側仕え候補? (2020-07-14 15:41:49)
    • 元ローゼマインの側近ってだけでアウブとシャルロッテとメルヒオールからの評価も実力も高いからありそう。シャルロッテが取り込む可能性もあるけど。 (2020-07-14 16:23:06)
      • 領主候補生の筆頭側仕えは、叱り飛ばすことができるという理由で、領主の血筋に近い者から選ぶようだから、第四子の筆頭になることはない気がする。 筆頭ではない側仕えならなくはないけど、どちらかというとブリュンヒルデの側仕えになるのではないだろうか。第560話の流れ的に。 (2020-07-15 21:10:09)
      • ブリュンヒルデの側仕えが馴染み的にありだが、フロレンツィアの側仕えとしてもも既に夫が仕えてること、粛清からのアウブ夫妻の側近補充の面からあり得る。 (2020-11-12 12:25:52)
        • 元々エルヴィーラの要請で側使えになったんだし情報を得たい場所に配置されるんじゃないかなと考えたらフロとブリュは態々配置する必要無さそう (2020-11-12 12:55:49)
          • ブリュにつけておいて、ブリュに子供ができたらその子供の側仕えにってパターンもあるかも。 (2020-11-12 14:42:11)
          • どっちかにオティーリエつけとくと領主会議でアレキの側近との情報交換が円滑になるかもしれない (2020-11-12 15:03:17)
  • ロゼマの側仕えに就任時期間違ってね? 08年夏だと思うけど (2021-05-10 17:03:54)
  • ユルゲンのマナーには詳しくないが、エスコートは男性が女性に対してするものでは。 (2021-05-10 19:06:09)
    • 年長者が新成人をエスコートしたと書き替えたら納得するかな? そう使われることが多いだけで男性が女性にすると限定された言葉ではないですよ (2021-05-16 01:06:23)
  • 挿絵があるのにふぁんぶっくの設定資料にいないよね?結構長いこと仕えてるキャラなのに… (2021-12-25 23:06:18)
    • キャラデザ初出が公式挿絵じゃなくて三部コミカライズだからね。五部になってようやく逆輸入 (2021-12-26 18:44:21)
  • 長男はエッグ次男はランプと仲が良いのかな (2022-05-29 22:09:41)
    • エッ「ク」ハルトだよ。 貴族同士の「仲が良い」つっても、家や派閥の利益優先で、わかりやすいもんじゃないと思うよ。コルネリウスとハルトムートみたいに。 (2022-05-30 02:34:38)
  • 養子縁組を裏を探る為に側仕えになったけど、「あれほど優秀ならば、アウブが取り込んで当然でしょう」と納得して終わったかな? (2023-03-19 11:16:26)
    • フロレンツィアも養子縁組を英断って言ってたから、夫婦でその認識だろうね。ローゼマインと全く関わってないはずのレーベリヒトがローゼマインの特性を知っていたあたり、密な情報交換は継続だろうけど。 (2023-03-19 11:41:41)
  • オティーリエの息子が全員エルヴィーラの息子と歳が近い辺り、子供への愛情は普通にあるけど、情報種集の観点から時期を選んだ貴族らしさを感じる。 (2023-03-21 03:58:46)
  • 祠巡りとか地下書庫に同行してなかったっけ? (2023-09-02 16:22:50)
    • 行ってる。どちらの場面にも名前や行動がしっかり出てる。地下書庫に入れる上級成人側仕えは、当時のロゼマにはオティーリエしかいないから選択の余地がないね。 (2023-09-02 17:04:08)
  • ライゼガング系のイメージが強いけど、彼女自身がどういう家系の人かって明かされてないんだねそういや。アレ布下げ渡しの件で彼女自身が第一(夫側)第二(家系側)どっちに付きたいのか見えてこなかった (2023-10-21 12:06:46)
    • ライゼガング系の貴族でエルヴィーラの友達で、ライゼガングの古老とヴェローニカが嫌いでフロレンツィアの側近になったレーベレヒトの妻で、根強いライゼガングの側近入りを望まなかったエルヴィーラのお眼鏡に適って、領主一族の意向を探る目的で側近入りした女性。友人関係にも派閥が関係するところから、フロレンツィア派ということがわかる。布に関しては、どちらもフロレンツィア派だからこそかけた質問だろうね。 (2023-10-21 14:30:00)
      • 確かにロゼマ側近入りの経緯を考えたらお家の影響は薄そうですね。フロレンツィア派って旗印はフロレンツィアだけど経緯的にライゼガング系が多いはずなので、お家を優先する人ならそのままブリュンヒルデ派に旗の名前を変えるムーブもあり得たのかなって。話題に出てこないのは中級貴族からの嫁入りとかの線もあるんかなぁ (2023-10-21 19:26:39)
        • ライゼガングはほぼ上級。中級では、上級の家格最上位リンクベルクの奥様であるエルヴィーラに、直接側近入りを打診される友達にはなれないと思うよ。 (2023-10-21 19:38:23)
          • 年齢的に貴族院でエルヴィーラに庇護されてた→その伝手で上級入りした後更に仲良くって線はあるのかなと。生まれがそれなりの家であった場合ここまで影響受けない理由は何なんだろ (2023-10-21 20:10:20)
            • あと、ハルトムートの立場が側近の中で普通に上位。コル兄の次に家格高いだろうブリュンヒルデの嫁入り先として親からも当人からも妥当とされるくらい。だから母親のオティーリエが元中級なんてことはほぼない。上位領地の上級クラリッサを自分で抑えられる程度には上級としての感覚が根付いてる。レーベレヒトが実家離れしてる人だし、そこに嫁入りするくらいだし、子供もおかしい子が多いし、元からレーベレヒト同様実家がなんぞや系の人かもよ。 (2023-10-21 20:15:15)
              • ↓の人が言っているように属性の話もあるしまぁ薄いか。引っかかっているのは迷いなくフロレンツィアの立場確保を優先する考えであればあの問いかけを何故したのかっていう (2023-10-21 20:26:36)
                • むしろ引っ掛けというか、確認なんじゃないの?レーベレヒトは直前にライゼガングを古老事件で削ろうとしてたけどロゼマの動きで予定より穏便になっちゃった。レーベレヒトから見たらロゼマはライゼ派=ブリュン派に見えてしまった。なのに布のことではフロを推す。結局どっちなの?って確認。 (2023-10-21 21:15:30)
                  • 結局どっちっていうよりは、ローゼマインに対する教育の一環に見えるな。「静かにわたしを見つめながら問いかける」って文章が、疑問をぶつけるというよりは、やることを示しているように見える。その解が「わたしの答えがエーレンフェストに残る者達の動きに大きな影響を与えるのがわかる」なのではないかな。あとに残される者に対する言葉が必要でしょ? (2023-10-22 00:03:43)
        • 彼女の出身が中級貴族だった場合、ハルトムートの4属性は難しい話かもしれませんねぇ。レーベレヒトもライゼガングの異母兄弟ですし。実際にお家を優先してブリュンヒルデに派閥を鞍替えする程度の考え方なら、ローゼマンのを次期領主に推したでしょう。彼女はあくまで、フロレンツィアの側近である夫の立場を守らなければ、自分の立場が危ういことも気が付くでしょう。 (2023-10-21 19:57:17)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 人物
  • 上級貴族
  • 側仕え
  • エーレンフェスト

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月14日 23:22

*1 物語内時間軸ではSS第42話が初出

*2 第543話「オティーリエには夫も息子もいる」とあり、娘の表記がない+「上の息子たち」とあるのでハルトムートの上に複数人存在+SS42話のハルトムートの述懐に「長兄」という表記があるので、少なくとも次兄は存在→ふぁんぶっく2家系図より、子供は男三人と確定

*3 第543話

*4 第284話

*5 設定等まとめ ふぁんぶっく4 「はみ出たQ&収穫祭の時のハルトムートの叔父はオティーリエ側の兄弟ですか? Aそうです。

*6 SS44話

*7 コミック版第三部漫画担当波野さんによるキャラデザへの作者コメント、20190113 活動報告

*8 書籍版の登場人物紹介(ローゼマインの側近)では第五部Ⅻ(15年春)まで筆頭側仕え明記

*9 08年夏以降の初出時(=08年夏)に35歳 公式の人物まとめ第三部、11年秋時に38歳 公式の人物まとめ第四部

*10 春・夏生まれなら+28、冬生まれなら+29

*11 夏と秋でローゼマインとの年齢差が同じの為

*12 ふぁんぶっく8 Q&A

*13 ふぁんぶっく8 SS 貴族の見習い仕事

*14 SS 42話

*15 本好きの下剋上 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部

*16 第322話

*17 SS42話

*18 SS42話

*19 第287話

*20 第560話

*21 書籍版第五部Ⅷ フィリーネ 避難訓練通りに

*22 書籍版第五部Ⅻ 「エーレンフェストへ」~「就任式の朝」

*23 ふぁんぶっく8 Q&A

*24 SS42より、フェルディナンドと貴族院が被っていることから誕生時期は前08年以前/ふぁんぶっく6 Q&Aよりエックハルトの季節一つ分だけ後

*25 ローゼマインの貴族院在籍時に全く登場しないことから、ローゼマインとの学年差は6年以上と推測される/ふぁんぶっく6 Q&Aよりランプレヒトの二つ下

*26 第183話、SS 42話、SS 39話、本好きの下剋上 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部

*27 第529話

*28 第536話

*29 第561話

*30 第576、577話

*31 第587話 帰ってきたわたし

*32 第560話で異動時にエーレンフェストに残留することが決定している

*33 書籍版第五部Ⅻ 就任式の朝