ゲオルギーネ

名前の初出(書籍版):第二部IV プロローグ
初出:第252話*1

声(ドラマCD第1弾):中原麻衣
声(ドラマCD第4弾/第7弾/第8弾):三瓶由布子
声(少女ゲオルギーネ/ドラマCD第8弾):衣川里佳


家族構成

夫:ギーゼルフリート
 娘:アルステーデ
  孫:ベネディクタ
 息子:ヴォルフラム(故人)
 娘:ディートリンデ

父:アーデルベルト
母:ヴェローニカ
 妹:コンスタンツェ
  姪:リュディガーの姉妹
  甥:リュディガー
 弟:ジルヴェスター
  甥:ヴィルフリート
  姪:シャルロッテ
  甥:メルヒオール
  姪:ヘンリエッテ

 異母弟:フェルディナンド

父方の親戚
祖父:先々代アウブ・エーレンフェスト(五代目アウブ)
祖母:先々代アウブ・エーレンフェストの第一夫人
 伯父:ボニファティウス
  従兄:カルステッド
  従兄:トラウゴットの父(第二夫人の息子)
 伯母:ボニファティウスの妹*2
 伯母または叔母:ボニファティウスの妹*3
 叔母:イルムヒルデ(先々代アウブ・エーレンフェストの第二夫人の娘)

母方の親戚
祖父:初代ギーベ・グレッシェル
祖母:ガブリエーレ
 伯父:ガブリエーレの長男 (故人)
 叔父:ベーゼヴァンス (神殿長)
 伯母:エルヴィーラの母(ヴェローニカの異母姉)
  従兄:ギーベ・ハルデンツェル
  従姉:エルヴィーラ
 叔父:二代目ギーベ・グレッシェル(ヴェローニカの異母弟)
  従兄弟:ギーベ・グレッシェル

容姿

髪の色:紫に近い青
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瞳の色:緑
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紫に近い青の髪に緑の瞳
彫りが深くて、くっきりはっきりとした目鼻立ちをしている美人

地位

階級:領主一族*4
職種:領主候補生→領主夫人(第三→第二→第一)

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの年齢差(夏時点):+24*5
  • ローゼマインとの学年差:+25*6
  • 誕生季:冬*7

影武者

ゲオルギーネと認識された影武者が複数存在する。*8
  1. エーレンフェスト神殿から転移陣で白の塔へ飛ばされた影武者
  2. エーレンフェストの城の秘密通路に侵入し、エーレンフェストの第一夫人に捕らえられた影武者*9

ゲオルギーネ視点の回

書籍第五部VIII エピローグ

作中での活躍

アーレンスバッハに嫁いだジルヴェスターの一番上の姉。

ギーゼルフリートに嫁いだ直後のフルネームは「ゲオルギーネ・トータ・エーレンフェスト・リトゥン・アーレンスバッハ(アーレンスバッハの第三夫人、エーレンフェストの領主の娘、ゲオルギーネ)」。
ベルケシュトック出身の第二夫人の処刑、ドレヴァンヒェル出身の第一夫人の排除を経て、アーレンスバッハの第一夫人に繰り上がった。その為、フルネームの「リトゥン」が「アシス」や「フラオ」へと変化したと推測される。

努力家でプライドが高く、権力欲が強い*10
エーレンフェストの領主になれなかったことを強く恨んでおり、陰謀を企む。彼女の陰謀が、ヴィルフリートの白の塔事件や、ローゼマインが毒を受け二年眠る事件、聖典の盗難事件などを引き起こし、さらには旧ヴェローニカ派の一斉粛清や、本物のディッターへと繋がっていった。

エーレンフェストの領主候補生時代

ライゼガングの血を引くカルステッドを次期領主にさせたくないヴェローニカによって、貴族院就学前からかなり厳しく教育されており、甘やかしてくれるのは叔父であり当時の神殿長であるベーゼヴァンスくらいだった*11
一つのミスも許されない酷い叱責と折檻を伴う辛い教育だったが、二人続けて女児を産んだことで肩身が狭い思いをしている母親を救うため、自らの高い自尊心も手伝い、泣きながら文字を覚える、声が嗄れるほど挨拶を繰り返す、何度も叩かれながら礼儀作法を身につけるなど、次期領主を目指して必死に努力していた*12

母親から見放されているように見えたコンスタンツェに対し、母親から受けてきた通りの教育を善意で与えようとしたが、妹を心配すればするほどなぜか周囲の大人たちによって距離を取らされ、当時は理由が分からなかった(二人を引き離すだけで「厳しすぎる」と周囲の大人が止めなかったのは、実際に厳しい教育を受けていたからに違いないと考えている)。
また、カルステッドについては、リヒャルダから話を聞いていたこともあり、年上の男性だが前領主の孫であって現領主の息子でないカルステッドは、現領主にとっては代替の存在であり、カルステッドと女性だが実子のゲオルギーネはどちらが領主になってもおかしくなかった。そのためか、切磋琢磨する好敵手であると比較的好意的に捉えていた。
そのため、ジルヴェスターが生まれただけで*13、カルステッドが上級貴族に落とされたことに強い衝撃を受け、次は自分の番かもしれないと危惧したが、ヴェローニカの実子であるが故に排除されずに済み、安堵した。*14

今度はジルヴェスターが切磋琢磨の相手になるのだと思い、負けない決意をした矢先、洗礼式の直前に*15、物心つく前からの筆頭側仕えであり*16、第二の母親とも言える、実の母親より母のように慕い、実の母親より母親らしい愛情を注いでくれていたリヒャルダを、ジルヴェスターの乳母としてヴェローニカに奪われた*17
あまりのひどい裏切りに抗議したが、父親に似て病弱なジルヴェスターに信頼できる人物をつけるのは当然だと言う母親と、その言い分を認めた父親により、リヒャルダが正式に異動となった。
この時、ゲオルギーネは初めてジルヴェスターに殺意を覚えた。
健康になった弟が遊びと悪戯を繰り返し、目に余って叱ると母親に泣いて縋りつき、逆にゲオルギーネを強制的に謝らせる母親の後ろで舌を出したり、貴族院で側近にしようとしていた者の召し上げを彼のために禁じられたりしたことから、顔をあわせる度に殺意が積み重なっていったが、洗礼式後に始まった次期領主教育は続行されており、その内両親も目を覚ますだろうと考え、努力を続けていた。*18

前14年冬、貴族院入学を機に更にベーゼヴァンスとの交流も禁じられ、甘えられる人を失ったゲオルギーネは、ボニファティウスが手を差し伸べたいと思う位に荒れた*19
そんな状況でも貴族院では優秀者を取り続け*20、領主教育では貴族院の3年時点で成人後のジルヴェスターと同程度と思われる知識を身につけ*21、領主になる為の婚約もした*22
その様子からリヒャルダやエルヴィーラも、ゲオルギーネは努力家で頑張っていたと認めている。*23

しかし前12年冬の終わり、ジルヴェスターが洗礼式を受けると同時に、ヴェローニカが「次期領主の洗礼式だ」と吹聴したため、ゲオルギーネは次期領主から外されることとなり*24、ゲオルギーネに対する騙し討ちのような経緯で、ジルヴェスターが次期領主だと周知された*25
両親からはボニファティウスのように領主の補佐として生きることを期待されたが*26、ジルヴェスターは脱走の常習犯の上*27、空気を読まない発言をするなど*28、それまでゲオルギーネが要求されていた努力を否定される形になったことに加え、次期領主から外されたことで婚約も破棄された*29

それでも当初は、ゲオルギーネもその側近達も、領主夫妻の決定に従ってジルヴェスターを補佐しようとしていた。
まずはそれに値する人物になってもらおうと、自分がヴェローニカから受けた教育を施そうとしたが、ジルヴェスターには次期領主なんてどうでも良いと反発される。
本気で殺意を覚えながらも両親の決定を呑み込もうとしていたが、その様子を見ていたグラオザムに、ジルヴェスターは補佐するに値せず、彼の愚かさとゲオルギーネの優秀さを貴族達に見せつけることで排除し、ヴェローニカを手本に、名捧げを活用して揺るがない立場と裏切れない味方を作り、邪魔者は排除すればよいと訴えられ、実行に移すことにした。*30

名捧げの対象者には、グラオザムが調べた、ゲオルギーネと同世代で寿命の関係からヴェローニカに名を捧げることをためらっている、ガブリエーレの側近の系譜を選んでいる*31
成人までの間に、彼女に心酔したギーベ・ゲルラッハ夫妻やダールドルフ子爵夫人を始め、10人近くの者達から名捧げを受けた*32
名捧げの慣習は祖母であるガブリエーレがアーレンスバッハから持ち込み、母ヴェローニカが踏襲し、母から直接教わったものを引き継いでいる*33
ただしこれは、コンスタンツェが次期領主争いをおりたこともあってヴェローニカとの二者択一の状況の中で行われたものであり、アーレンスバッハ出身者内での裏切り防止を目的に、実質家族ぐるみで強要されている側面もあった*34ダールドルフ子爵などは情勢から必要に迫られなくなったために息子には名捧げの事自体話していない。また、元は他派閥だった者が疑り深いヴェローニカに信用される手段として秘密裏に名捧げしていたことも示唆されている*35

ヴェローニカを手本にするため、貴族院4年生以降は領主候補生コースを適当にこなして時間を調整し、薬学を中心とした文官コースの講義を取ることにした*36
フロレンツィアの貴族院時代の印象には残っていない*37
同時に、水面下でヴェローニカ派内部に自身に名捧げする部下を増やすなど、ヴェローニカが脅威を抱くような派閥工作を行ったり*38、ジルヴェスターや領主夫妻に対する不信感を周囲に植え付けたりしていた*39
それが発覚し、将来争いが起こることを危惧され、成人後にはアウブ・アーレンスバッハの第三夫人として嫁がされることとなる*40
反発はしたが、次期領主教育の結果身についていた領地を重視する考えが邪魔をし、屈辱と苛立ちの中で受け入れた*41

また、フロレンツィアに一目惚れしたジルヴェスターの態度と利益の少ない婚姻を父親が許したことが許せず、領地を出されることが決まり自暴自棄な気分になっていたことも手伝って、初めて人に対して毒を使った。
ヴェローニカがいつも使っている毒を受けて倒れるジルヴェスターと、動揺する母親を見て胸がすく思いを得たが、致死には至らず、それを残念に思いながらアーレンスバッハに嫁いだ。*42*43

これらの経緯により、両親とジルヴェスターに対して強い恨みを抱いている*44

なお、上記の経緯はあくまでゲオルギーネ本人の認識が主なものであり、コンスタンツェは姉の敵意が面倒と考え早々に次期領主競争を離脱したり*45、ジルヴェスターは成人してなお消化できないような「洗礼式後から虐め」をされたと捉え*46、同級生のユストクスにジルヴェスター誕生直後の段階で*47「次期領主となるために色々と企てては敵を陥れる」「敵を沈めるためには手段を選ばない」と評される*48など他者からの認識は大きく異なっているため、後述の動向からも彼女の言う切磋琢磨が実力勝負だけではなく敵への妨害工作すら含まれていたと考えられる。また、ヴェローニカが敵に毒を盛ることをゲオルギーネも看過し、毒殺などの犯罪行為を視野に入れて文官コースをとった節もあり上記の評価に加えてゲオルギーネの態度や性格に辟易したユストクスは仕える気が失せてしまい、その後仕えたいと思える要素がないとしてゲオルギーネに仕えない事を表明するや一方的に裏切り者と非難して嫌がらせを行うなど、様々な問題行動を自分勝手な思い込みなどで都合のいい様に正当化している可能性もある。
実際、本人はジルヴェスターに対して「叱る」「自分が受けた教育を施す」という認識で、教育から逃げたり悪戯するジルヴェスターへのゲオルギーネの懲罰やゲオルギーネからジルヴェスターへの教育はゲオルギーネが受けたものに対して厳しくはなかったのでリヒャルダが叱ることはなかったという解説もある*49、一方でエルヴィーラには「異常な憎悪」「排斥するための執拗な嫌がらせ」と評されている。

ジルヴェスターの述懐では、ゲオルギーネ自身がジルヴェスターに対して直接行っていた教育的指導と称する虐めは、ジルヴェスターの洗礼前は月に一回程度会うたびに睨んで、アレができていない、こんなことでどうするの!と手や足をパシパシ叩くもので、洗礼後にされた事の例として、先述の毒殺騒動以外では勉強を逃げ出した際にシュタープの光の帯で首ごと縛り上げられて引きずられたり、ペットであるシュミルのブラウをさらわれて隠されたりしたことが挙げられた*50

アーレンスバッハの第三夫人時代

しばらくの間は無気力に結婚生活を送り、アーレンスバッハで権力を握ることも考えたが熱意を抱けず、ただ退屈に過ごしていたと回想しているが、実際は自分は第三夫人なのに、妹のコンスタンツェはアウブ・フレーベルタークの第一夫人となることに嫉妬するなど権力には執着していた様子が散見される*51
その後ふと、第一夫人になって領主会議でジルヴェスターの上に立てば楽しめるのではと思い付き、第一夫人になるための暗躍を始めた。*52

家族の中で唯一自分を可愛がってくれた叔父の前神殿長を頼りにし*53、結婚後も文通による交流を続ける。
父が死去して03年春にジルヴェスターがアウブとなってからは、不仲のため援助も無くなったが*54、中央の政変によるアーレンスバッハ内の情勢変化(第二夫人の処刑など)を利用して、自身の派閥を強化。前神殿長に頼んだ小聖杯を使って旧ベルケシュトック貴族に恩を売って味方に引き入れるなど、辣腕を振るう。また、ギーベ・ゲルラッハをはじめとする自分に名捧げした貴族(およびその身食い兵)にも魔力を捧げさせていた模様*55
前神殿長には他にもビンデバルト伯爵の侵入の手引きを頼んだりしているが、これらは間接的に自身が恨む母をあてにした犯罪行為であり、母と叔父はこのことで08年春に断罪されることとなった。

アーレンスバッハの第一夫人時代(第三部)

08年夏以降、アウブ・アーレンスバッハの第一夫人が死去し、自身が第一夫人となる。
09年春の領主会議から第一夫人として参加。
大領地の第一夫人という、アウブ・エーレンフェストより上の立場になったことで、前神殿長の死を理由に、09年夏に結婚後初めてエーレンフェストを訪問。ギーベ・ゲルラッハを筆頭に旧ヴェローニカ派を取り込み、エーレンフェスト内での派閥強化や陰謀に励む。
また、ヴェローニカが白の塔に幽閉されているのを見て、愉しそうに微笑む。

この訪問時に入手した前神殿長の遺した文書から、エーレンフェストの礎への入口が神殿図書室の本棚にある事、その鍵が聖典の鍵である事を知り*56、ギーベ・ゲルラッハに相談の手紙を送付する*57
これを受けた陰謀の結果が、ヴィルフリートの白の塔事件(ゲオルギーネが白の塔の存在や道順を教えた*58)や、ローゼマインが毒を受け二年眠る事件(ゲオルギーネが領主しか知らない抜け道を教え、ジョイソターク子爵にはトルークが使われた)である。
一連の事件により、アーレンスバッハ貴族のエーレンフェスト訪問が禁止され、両領地間の溝が深まった。また、旧ヴェローニカ派は領主一族に害を為したとして苦しい立場へと追いやられた。

アーレンスバッハの第一夫人時代(第四部)

13年春の初め~ランツェナーヴェの使者が訪れる夏にかけて、表彰式強襲事件の調査で何度も訪問してきたラオブルートら中央騎士団に対応し、収穫の女神の加護があったと思えるほどの利を得た模様*59
その春の領主会議では、自身の陰謀を次々と挫き、最大の邪魔者である(とゲオルギーネが思っている)フェルディナンドをエーレンフェストから引き離すため、娘のディートリンデと婚約させる。
13年夏、2人の婚約式を理由にエーレンフェストを訪問*60。再び精力的な社交を行い、お茶会で”エーレンフェストに領主候補生を戻す”計画を口に出す*61
アーレンスバッハからの火急の手紙で呼び戻された帰路、ゲルラッハ子爵領の夏の館に密かに一泊し、エーレンフェスト内にいる自分に名捧げをした臣下達を集めた*62
トルークを使用した秘密の会合で、エーレンフェストの礎の魔術を手に入れられそうだと告げ、アウブ・アーレンスバッハの死後、自分がアウブ・エーレンフェストになると宣言する*63
この際マティアスの兄達から名を捧げられたが、グラオザムに教える許可を与えた魔力圧縮法で魔力を伸ばしている最中だというマティアスには、成人後の名捧げを約束させるにとどまった*64
このように自身の魔力圧縮法を派閥強化に用いていたことが示唆されており、その内容はフェルディナンド同様、仕入れた情報を元に自分に馴染む形で独自に組み合わせた二段階式の魔力圧縮で*65、いつ頃から用いていたかは不明である*66

アーレンスバッハに戻ると、本館から離宮へ住まいを移しつつ陰謀に勤しむ。
ギーベ・ゲルラッハとダールドルフ子爵夫人を手先とし、聖典の盗難事件を起こす。
ローゼマインたちの行動で、聖典は取り戻され、灰色神官は救出され、遅効性の毒の罠は解除される。しかし、聖典の鍵のすり替えは見破られず、この陰謀の最大の狙いは達成する。

アーレンスバッハの第一夫人時代(第五部)

13年秋から冬頃、転移陣を使ってランツェナーヴェの館とアダルジーザの離宮を自由に行き来するために、ギーゼルフリートを毒殺した*67
13年冬、城の貴族達に対しては夫を亡くした悲しみを嘆き社交にも出ることができず、離宮に閉じこもっている姿勢を見せていた*68
しかし、冬の社交界が始まってすぐエーレンフェストの礎を奪還する計画があったことから、この時密かに離宮を抜け出しエーレンフェストに潜入し、グラオザムらが神殿を制圧してすぐ礎に入って奪える体制をとっていた可能性が浮かび上がる*69

ところが、旧ヴェローニカ派の名捧げ事情など重要情報の漏洩や領主一族に対する反逆計画の密告が起こり粛清の前倒しが行われた*70
ゲオルギーネに名捧げした臣下達は脱出できた者以外は全て自爆もしくは処刑され、様々な犯罪行為も明るみに出ることとなり、派閥が解体される結果となった。更に、一連の動きの中でトルーク銀の布というランツェナーヴェの切り札といえる道具などの存在が知られることにもなった。

この冬の貴族院の卒業式でディートリンデがツェント候補とされた事も計画に組み入れられたと思われる。
旧ベルケシュトックの荒廃状況だけは自身の陰謀に組み込み済みであり、旧ベルケシュトックのギーベや騎士達をエーレンフェスト侵攻の手駒とした。

15年春、ついに大きく行動を起こす。
まずレオンツィオやディートリンデを手先とし、レティーツィアを操り、フェルディナンドの毒殺を狙う。半ば成功して瀕死にするも、ディートリンデは自分の失敗を隠蔽し、即死させたと虚偽の報告をする。
ゲオルギーネは、ランツェナーヴェと共謀して侵攻を開始。自身は臣下を率いてエーレンフェストの礎を奪いに向かい、娘たちにはランツェナーヴェ勢と共に貴族院へグルトリスハイトとツェントの座を奪いに向かわせた。
しかし、フェルディナンドの危機を察知したローゼマインが、本物のディッターを名目にダンケルフェルガー勢を率いて急襲、瀕死のフェルディナンドを救出する。

エーレンフェストに侵攻したゲオルギーネは、配下を使って数か所に陽動を目的とした攻撃を仕掛ける。この際、グラオザムは地の利のあるゲルラッハで暴れ、即死毒を敵味方関係なくばら撒くといった凶行まで行っている。
一連の戦闘で、ゲオルギーネとグラオザムには複数の影武者がいたことが確認されている。
最終的にゲオルギーネ(本物)は、エーレンフェストの神殿に秘密裏に潜入し、頃合いを見て礎の間に向かった。
礎の間に入る前に即死毒を撒き、中にいるであろうジルヴェスターを殺そうとする。しかし影武者などの小細工が裏目に出るという強運ぶりでジルヴェスターが毒を回避したので、礎の間で直接対決となってしまい、敗北。確保された魔石と頭部を用いて記憶を調べられた。


経歴

前24年冬 エーレンフェストの領主候補生として生まれる*71
前17年冬 洗礼式。次期領主教育が開始する
前14年冬 貴族院入学
~前12年 貴族院で優秀者として表彰される(毎回取得)*72
前12年冬 春を寿ぐ宴で、ジルヴェスターが次期領主としてお披露目される*73
前11年冬 ザウスガースの領主候補生(第三夫人の息子*74)から婚約解消を要求される*75
前11年冬頃 婚約解消と次期領主解任が決定する*76
前10年 ゲオルギーネからすればジルヴェスターへの教育*77、ジルヴェスターにとっては、虐めが開始される*78
前10年頃 名捧げを活用した味方作りとジルヴェスターのネガキャン活動を始める
前09年冬 貴族院卒業
前08年春 アウブ・アーレンスバッハの第三夫人として嫁入りする*79
前08年冬 アルステーデを出産*80
前07(or 前05年)~前02年 ヴォルフラムを出産*81
前02年冬 ディートリンデを出産
04年頃 粛清で第二夫人が処刑され、繰り上がり第二夫人となる
上級貴族に落とされたブラージウスアルステーデを嫁がせる提案をし、元第二夫人の派閥を吸収して勢力を伸ばす*82
08年 第一夫人が死亡し、繰り上がり第一夫人となる
09年春 アーレンスバッハの第一夫人として領主会議へ参加*83*84
09年夏 エーレンフェスト訪問*85
エーレンフェストの礎への道を発見したがどうすれば良いか相談の手紙をグラオザムに送付*86
09年秋 グラオザムらが起こした白の塔事件を通じ、エーレンフェストに隙があるかどうかを様子見する
09年冬 グラオザムにトルークを送付。ジョイソターク子爵に使用され*87、誘拐襲撃事件が起きる
10年春 襲撃事件のせいで翌夏のエーレンフェスト再訪が中止となる
11年冬 婚姻を始めとした領地としての関わりを断られる状況下、ディートリンデの婿にヴィルフリートを狙う
12年春 領主会議でヴィルフリートとローゼマインの婚約が承認されてしまい、フロレンツィア相手に嫌味を言う*88
アウレーリアベティーナの婚姻をねじ込んだ事を自らの美談とする。2人には情報収集をさせようとする
13年春 領主会議にてディートリンデとフェルディナンドの婚約を提案し一度は断られたものの、王命で得る*89
13年夏 ディートリンデと共に婚約式のためエーレンフェスト訪問。領地から緊急の手紙が入り帰る。*90
帰路、ゲルラッハの夏の館に立ち寄り*91、名捧げした者達とトルークを用いて会合。夫の死後、必ずエーレンフェストに戻ると宣言する*92
13年秋 エーレンフェストの聖典の鍵を入手する*93
ギーゼルフリートが死亡する
フェルディナンドを次期アウブ・アーレンスバッハの婿として迎え入れる*94
13年冬 冬の社交界で手薄となる神殿の制圧を計画するも、粛清が前倒しになりグラオザムと共に貴族街から脱出する*95
14年春 成人したディートリンデに中継ぎアウブの事実を伝える。また、ツェントを目指すなら一年と期限を申し渡す
領主会議のお茶会にて神事の重要性を説きエーレンフェストの聖女を中央神殿に入れるロビー活動を展開する*96
領主会議後フェルディナンドに隠し部屋を与えよ、という王命を実行しようとしないディートリンデを説得する
ランツェナーヴェを受け入れる*97
14年夏 ギーゼルフリートの葬儀に参列する
14年秋 15年春に行われた計画の実行を本来予定していた*98
15年春 供給の間にてフェルディナンドを害しエーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦貴族院防衛戦を開戦する
エーレンフェストの礎の間にてアウブ・エーレンフェストに討たれる

作者コメント

2014年 09月13日 活動報告
早速ゲオルギーネがいらっしゃいました。毒を含んでいそうなゴージャス系美女です。あの赤い唇を吊り上げて笑われたら、きっと怖いと思います。
2015年 07月20日 活動報告
今回もゲオルギーネはごそごそと暗躍して帰りました。その影響が出てくるのは少し時間がたってから。ローゼマインがその名前から踏めば爆発する地雷だとすれば、ゲオルギーネは時限爆弾でしょうか。さりげなく置かれていて、その時までに撤去できなければ大爆発という感じですね。
2015年 09月30日 活動報告
派手で豪華な顔立ちで、自分の味方には優しいけれど、敵には一切容赦しないタイプです。
2016年 07月06日 第588話「礎の魔術」あとがき
実はゲオルギーネ様、神殿にアタックしようとしたことがありますが、ことごとく邪魔されてます。
意識外の部分でゲオルギーネ様の計画を潰しているローゼマイン。
2017年 05月31日 Twitter
2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話
>出番が少ない理由
ゲオルギーネはあまり出すと、ローゼマインの敵になりますからね。彼女はあくまでジルヴェスターと敵対する相手であって、ローゼマインの敵ではないのです。
2017年 06月08日 活動報告 2017/06/21 感想返し
web版以上にゲオルギーネが、ジルヴェスター、ヴィルフリート、ヴェローニカにも悪意を向けていることが感じられたのであればよかったです。
ジルヴェスターとの挨拶のところは結構加筆したので。
(エピローグ)
礎の話を知ったのがこの時期*99なので、わかりやすく入れてみました。
(略)
この時はトルークを使っていません。この後、計画を聞いたゲオルギーネから送られてきます。
>策略はグラオザムでゲオルギーネ本人の能力は並レベル?
優秀さを出したところでアーレンスバッハの第一夫人がアウブ・エーレンフェストにはなれませんし、策略を立てるのは別にゲオルギーネの仕事ではありませんからね。
この時のゲオルギーネにとって大事なのは、言質を取らせずに自分の望む結果を得ることなのです。
>ヴィルのKY発言を読むと、兄妹弟の仲が悪くなる可能性もあったのでは……
(略)
ゲオルギーネの恨みや怒りが理解できたのであれば嬉しいですね。そういう意味でもヴィルフリートはミニジル様なので。
2017年 07月18日 Twitter
撫で方の絵
ゲオルギーネは時と場合と相手によってどっちも。
相手にとって効果的な方を選択するけれど、計算ずくで無意識に手が伸びることがない感じです。
2017年 10月11日 Twitter
2017年 10月11日 活動報告
>ウィンク考察
ゲオルギーネ:できるけれど、ウィンクというよりは目配せ。何かが始まる合図
2018年 02月21日 Twitter
>キャラ設定
敵役のゲオルギーネやグラオザムも多い。
2020年 03月10日 活動報告 2020年 04月10日 感想返し
自分に忠実な臣下を得るために母親から名捧げについて教えられたヴェローニカは、カルステッドを退けてゲオルギーネを次期領主にするために教えました。ですが、当然のことながらゲオルギーネに名捧げをした者はゲオルギーネに仕えます。自分の臣下を娘に奪われていき、自分の勢力が削られていくわけです。
そのため、ゲオルギーネがアーレンスバッハへ移動した後、ジルヴェスターには教えませんでした。
2022年 10月22日 Twitter
2022年10月23日活動報告
>ゲオルギーネの教育方針
ディートリンデの教育に関する意見があったので、何となく。
ゲオルギーネは子供が馬鹿になるように育てたわけではないし、完全に教育を放棄していたわけでもありません。まぁ、子供への愛情はあまりありませんでしたが、それはディートリンデだけではなく兄姉に対しても同じです。
ゲオルギーネ自身の経験から来ている彼女の子育ての根底が歪んでいますから。
「どれほど厳しい教育を受けて努力しても、親の都合と気分で望みが潰されるのが子供。ならば、最初から駒であることを疑問に思わないように育てるべき」という考え方なので、普通の親とは教育方針自体が違う。
ゲオルギーネにとっての母親の愛情はジルヴェスターに向けられるものしか認識できていないので、「母親の愛情=子供を甘やかして愚かにするもの」なんですよね。
子供3人の結果
アルステーデは母親の教育方針通りに育ち、ヴォルフラムは男児なので父親の教育が入って都合の良い駒ではなくなりました。
ディートリンデは基本的には教育方針通りだけれど、思い通りの結果を成す能力が足りていないので良い駒になれない。そういう意味では教育に失敗しています。
伝えたいこと
母親から厳しさと理不尽さを学んだゲオルギーネは子供を自分の駒として扱うように成長し、母親から溺愛されて姉の八つ当たりを受けたジルヴェスターはヴィルフリートを兄妹間の競争がない状況で育てました。
それぞれの経験やその時の状況によって姉弟でも子供の教育方針には違いが出ます。
物語の中のことなので、どのキャラの立場に立ってどのように感じるのも自由です。
それで現実を見直してみてください。
自分の教育がどういうものか、子供に愛情を注いでいるつもりでもそれが毒になっていないのか。
何かしら考える機会になれば、様々な親子の形を書いた甲斐があります。

ゲオルギーネ様の神殿アタック計画についての考察

第588話「礎の魔術」あとがきにて、
実はゲオルギーネ様、神殿にアタックしようとしたことがありますが、ことごとく邪魔されてます。
意識外の部分でゲオルギーネ様の計画を潰しているローゼマイン。
とある、この複数の神殿アタック計画について本編内やコメント等で「これがそうだ」と明示されたものは無い。どういう計画があって、それらをローゼマインがどう潰したのか、本ページコメント欄で読者から提案されたものをまとめる。

前提として、ゲオルギーネが「神殿から領地の礎に入って乗っ取れる」ことを知ったのが第254話「ゲオルギーネ様の見送りとハッセ」(直後時系列の書籍第三部IV エピローグより)のことなので、候補となる事件は第255話~第587話かその同時期のSSからとなる。

  • ギーベ・ジョイソタークを利用してローゼマインを誘拐(第268話)
    • 実行犯のギーベ・ゲルラッハは誘拐したローゼマインを生かして魔力を搾り取り(アーレンスバッハの旧ベルケシュトックに与える等?)利用したかったようだが、同時に神殿から神殿長が長期不在となるのでその隙に神殿に忍び込んで神殿長の聖典の鍵を盗み図書室入室手段を得て礎に近づける。
      • ローゼマイン自身が防いだと言い難いかもしれないが、事前に自力でユレーヴェを用意済で神殿長室の隠し部屋にこもることになり、またフェルディナンドが許可のない貴族が神殿に近づくことを禁止したので不可能となった。
    • しかし、そもそもこの一連の誘拐は最初はシャルロッテが標的だったのか、さらわれたシャルロッテをローゼマインが我が身を省みず追うという予想できない行動によるものであったため、そもそも神殿へのアタックとは何の関係もない可能性も十分ある。
      • また、これによりゲオルギーネを含めたアーレンスバッハ貴族はエーレンフェストに入ることができなくなっただけでなく、旧ヴェローニカ派は領主一族に危害を与える危険分子とみなされ旗頭であったヴィルフリートですら白の塔事件もあり厳しい態度をとるようになるなど一気に権勢が衰退する大きな原因の一つとなり、むしろ神殿へのアタックの機会が減り自身の手駒が動きにくい状況となった。
  • ランプレヒト&アウレーリアともう1組の「境界線上の結婚式」に向かう神殿一行の馬車を道中で襲撃(第366話)
    • 馬車に積まれた神事道具の中から聖典の鍵を奪取、その次に神殿に忍び込んで礎に近づく前段階。
      • ローゼマインが大きくした騎獣に荷物も側仕えもすべて載せて空を飛んでいったため未遂に終わる。
  • アウレーリアが時を止める魔術具で持ち込んだはずの調理済アーレンスバッハ料理が、平民料理人には処理不能な魔魚を含む生の魚にすり替えられていた(第369話、第428話)
    • アウレーリアに「あなたの素顔はエーレンフェストのライゼガング系貴族に忌み嫌われてますよ」とあえて直前に教えて*100ベールを外せなくなったことで、嫁入り先の家のフロレンツィア派と距離をあけさせることに加えて、里心を料理で癒やす手段も奪い、旧ヴェローニカ派に混じるゲオルギーネ支持者に接近させる。夫を通じて騎士団の動向・領主一族の護衛計画などを入手して神殿に近づけるタイミングを探らせる。あるいはヴィルフリートとその側近をゲオルギーネの計画に沿って動かしやすいようにそそのかす。それらを総合的に利用して神殿にアタックできる隙を作る。
    • アーレンスバッハ料理を作れる料理人としてゲオルギーネの配下の者をアウレーリアの家に送り込み神殿にアタックする手引きをさせるつもりだったのではないかという意見もある。
      • 生魚の存在がローゼマインの興味を強く引き、ローゼマインの後押しでアウレーリアはフロレンツィア派に入ることとなった。また魔魚レーギッシュの鱗はローゼマインが作るお守りの素材となり、後にフェルディナンドを死から救った。
  • グローリエが神殿に忍び込み、聖典と聖典の鍵をすり替えて奪う、また偽の聖典に毒をまぶす(第446話)
    • 聖典の鍵を入手し、後で神殿に忍び込んで礎に近づく前段階。ローゼマインやフェルディナンド、側近達が偽聖典の毒に触れて死ぬあるいは体調が悪化する。聖典が失われることでエーレンフェスト神殿の権威失墜あるいは神殿長や神官長を務めるローゼマインやフェルディナンドの責任問題発生。アーレンスバッハの聖典の鍵を残すことで「エーレンフェストがアーレンスバッハの聖典の鍵を盗んだ」などと言いがかりをつけることを企てたのではと予想されている。ちなみに、毒殺計画に関してはフラウレルムも知っていたことからゲオルギーネが協力していたと考えられるが、一連の犯罪と異なり後述の襲撃計画においては不要な要素と考えられる。
      • 聖典の鍵のすり替えは成功し、すり替えられたこと自体も第589話まで発覚しなかった。しかし聖典の盗難はローゼマインによって見破られ、偽聖典の毒はフェルディナンドにより誰を害することもなく、本物の聖典は取り戻され巻き込まれた灰色神官にも被害は無かった。そしてすり替えて置いてきたアーレンスバッハの聖典の鍵を使うことで、ローゼマインがアーレンスバッハの礎を奪うことが可能となった。また、領主一族の毒殺を企てダールドルフ子爵の一族や加担したグラオザムを処刑できる証拠や重要な情報も手に入れられる結果となり、後述の密告へとつながった。
  • ギーベ・ゲルラッハやバルトルトの父達が神殿を制圧し、完了後ゲオルギーネ自身が事前に入手していた聖典の鍵で図書室から礎に入る(第456話、第462話、書籍第五部I 購入特典SS「胸に秘めた怒り」)
    • web版からは粛清を前倒しして騎士団が貴族街の屋敷を急襲した際にギーベ・ゲルラッハ達の間で何が企まれていたのか明確ではなかったが、バルトルト視点の特典SSに「連日、見習いが貴族院への転移陣を使うためアウブ・エーレンフェストが城を離れられず、冬の社交界の始まりでローゼマインの成人側近も城に集まっているこの時を狙った」とあることから襲撃目標が神殿であったことが濃厚。またバルトルトがその計画の一部を聞かされた理由が「礎を奪い終えてゲオルギーネが新しいアウブとなった後で貴族院を統率する」ためともあるので、礎を奪うことと一体な計画であったと考えられる。このとき既にアーレンスバッハの城で執務と教育を始めていたフェルディナンド視点では、ゲオルギーネは夫を亡くした悲しみに伏して離宮に閉じこもっていると見えていたが*101、密かに離宮を出立して銀の布で魔力を遮りアーレンスバッハから境界を超えてエーレンフェストに入りすぐ神殿に向かえる場所で待っていた可能性がある。
      • 聖典の鍵のすり替え時に毒殺や誘拐などを看破・阻止され、ローゼマインの周囲が明らかに警戒していることが見て取れたことで旧ヴェローニカ派が危機に瀕していることを察し、ローゼマインの今までの動向を見てきたマティアスとラウレンツが、自分が名を捧げて仕えたい主としてローゼマインを選び、計画の存在をローゼマインに伝えて粛清が前倒しされた。ゲオルギーネに名捧げしていたエーレンフェスト貴族は処刑されるか自爆し、計画は失敗した。なお、聖典の毒は遅効性であり、作中描写やフラウレルムの言動から数ヶ月以上の時間が経過しなければ死なないため、この襲撃計画においてはほぼ意味のない毒殺計画であり、アウブになってからの方が殺害する機会にも恵まれたであろうことからなぜこのようなことを実行したのかは不明。

コメント

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  • 最後の振り返っての項目いるか?やったこととそれに対する疑問とかを箇条書きに書いてあるとかならともかく、誰の感想記事?って感じの内容なんだけど (2023-07-03 23:46:53)
    • ゲオが結局なにを意図していたのかまだ不鮮明だから、振り返っての整理がないとコメントとかで考察がもっと増えて下手するとヴィルみたく隔離されると思う。 (2023-07-06 13:43:09)
      • 今冬発行の最終巻はほとんどが主人公視点らしいし、ゲオ様の意図などという物語の根幹がファンブックやツイッターで語られるとも思えないから、ゲオ様の意図が明確になるのはだいぶ先かな。 (2023-08-05 09:58:58)
    • 結局ゲオが何を考えていたのか、書籍版で退場した後も分からなかった私にとっては非常にありがたい項目だった。 (2023-08-05 02:57:47)
  • ゲオが学生時代に自力で婿捕まえたけど今は廃領地の領主候補生だった、って聞いたけど仮に次期アウブから降ろされずそのまま婚姻したとして政変があるから詰んでない?って思うんだけどどうなんですかね (2023-09-09 07:35:27)
    • 政変期はまだ病床ながらアーデルベルト生きてるから結局ヴェロが強硬に主張する第五王子派と、ゲオの婿殿やコンスの嫁ぎ先の第四王子派で領主一族が真っ二つに割れて結果として身動きとれず中立だったんじゃないかね。政変後婿殿は処刑、ゲオの実子は良くて上級落ち、最悪処刑だけどゲオだけは助かるみたいな流れになって下位領地の領主候補生を新たに婿取りするみたいな展開になるかと。 (2023-09-09 08:28:04)
      • あと、フェルが居る居ないの仮定が結構大きくて仮にフェルが居なかったらマグダがフェルから逃げるためにトラに強行的な求婚するか微妙なとこで、そうすると政変の趨勢も全く別物になっちゃう。IFにIF重ねてもキリがないのでここまでにするけど (2023-09-09 08:36:12)
      • 各地で魔力が不足したと思われる-4(コミックス1-5 書き下ろしより)くらいにグルトリスハイトが消失したと思われ、ふぁんぶっくによると第三王子が毒殺されたのがエグランティーヌが6歳の時のようなので、ゲオルギーネはすでにアーレンに嫁いでるよ。ヴェローニカが強固に押すゲオルギーネの嫁ぎ先と、コンスタンツェの嫁ぎ先で決断ができなかったって書籍の何処かに書いてなかったかな。 (2023-10-11 13:04:12)
  • 仮にエーレンフェストの礎を奪えたとしても、女性領主候補生は男性領主候補生の婿がいないと領主になれなかったはずだけど、婿になってくれそうな男性領主候補生の当てってあったの? (2023-12-14 00:02:06)
    • それは世襲のとき。礎を奪った者が領主という前提があり、ローゼマインも礎を奪ったからこそ領主に認められたでしょ。フェルディナンドはあくまで、経験の浅い領主を支えるための婚約者だから。さらに男性領主候補生が必要な理由は、出産育児の間の問題があるからで、ジルヴェスターの子供を養子に迎えれば、「領主が亡くなって次期領主が未成年の場合」を継続できる……ということだと思う。実際ゲオルギーネは両親やジルヴェスターは嫌っていたけれど、コンスタンツェのことは可愛いと思っていたらしいので、ジルヴェスターの子供だからという視点では彼らを見ないと思う。有力後継者はメルヒオールかね。 (2023-12-14 00:17:32)
      • 末姫(ヘンリエッテ)じゃろ。赤子故洗脳も容易。残存エーレン領主一族に対する人質にもなる (2023-12-14 00:25:03)
        • 残存エーレン領主一族など存在しない。ジルフロもその子供達も皆処刑、当然一番の憎しみの対象のヴェローニカも。ヘンリエッテはもしかしたら助かるかも・・・いや、やっぱ難しいかな とふぁんぶっく7あたりに書かれてたと思う。 (2023-12-14 01:15:58)
      • ヴィルに関してはジルが可愛がっているので代わりに傷つたら気が晴れるとあったので子供に対してはとかない。ゲオが礎を手に入れた場合はふぁんぶ6、子供も処刑。 (2023-12-14 02:59:58)
  • ゲオのアウブエーレン就任ってほぼジェルの王位簒奪とセット運用だとなんとなく思ってたけど、仮にエーレン侵攻が成功してジェルの王位簒奪が失敗したとしても現王族はグル典がないからエーレンの領地に直接干渉できない&隣領地から介入しようにも4つの領地のうちクラッセンブルクしか頼れないんだよね。ゲオが礎簒奪した場合のエーレンって中央から見たら周り(クラッセンブルクを除く)を反王族に囲まれた奥の奥にある厄介な位置にある領地になるんだよな ※ロゼマはノイズになるのでこの仮定では無視するものとする (2023-12-14 10:36:39)
    • 謀反が失敗したならば、ゲオはディートリンデとアルステーデの件で首謀者と見做されないまでも連座適用で、とてもアウブと承認されないだろう。ロゼマがいなければ女神の「処刑禁止」の声は人に届かないだろうから、粛清しまくってアーレンとエーレンは砂に帰し、遠からずユルゲンも砂になるのでは。 (2023-12-14 11:26:30)
      • エーレンフェストとアーレンスバッハのディッターの数日後に貴族院攻防戦。ゲオルギーネが礎を奪った場合でも、その後数日はアダルジーザ離宮でランツェナーヴェ勢は密かにシュタープの扱いを覚える時間に使っている。その間王族に、わたくしがエーレンフェストに旅立ったあとに「ランツェナーヴェ勢がディートリンデをそそのかしました。過ちを犯した我が娘に裁きをお願いします」と、緊急通信を送ったらどうかな? (2023-12-14 20:57:12)
    • セットというか、ゲオ的には一瞬であろうとエーレンの礎を手にできれば(その過程でジルは殺害済)あとはどうでもいいんじゃないかな。 IFとして礎奪取後の立ち回りとか推測したくなるけど、仲間への餌として「その後」の展望がありそうに見せているだけで、実はノープランじゃなかろうか。 よしんば成功しても、グラオザムの知恵頼りのその場しのぎの連発を、持ち前の貴婦人っぷりであたかも予定通りですわ顔をするのに終始するような (2023-12-14 22:57:48)
      • 土地の魔力を奪っている時点でその後のことをまともに?現実的に?考えているとは思えない。 (2023-12-14 23:10:04)
        • 礎を奪いやすくするためで奪った後で土地に戻せばいいのだけど?奪う作業してたベルケギーベ達が後でその土地のギーベになる予定でもあった(もちろん魔力の損失はある、書籍最終巻でも元通りとはいってないと心配する描写はされてはいる) (2023-12-14 23:19:14)
          • その「予定」も、そのように取り計らうことを許します、程度のなんとなくの方針で具体性が無いというか、その場しのぎの口約束的な雑さを感じるのよね。 (2023-12-15 03:43:48)
      • 同意。アーレンスバッハの貴族としてもエーレンフェストの貴族としても、ユルゲンシュミットの貴族としてすら失格の行動だったからね。心情的にとか敵役だからではなく客観的に見てもさ。 後の事を考えてなかったとしか思えないから、ジル(とヴェロ)への恨みを晴らすことだけが目的だったんだろうと思う。 (2023-12-15 12:58:27)
    • エーレン侵攻成功IFはアルスデーテの領主就任ともセットな気がするので王族が連座でゲオを処刑するならアーレンの礎染めたアルスデーテも処刑しなきゃだし多分これ以上廃領地を抱える余裕はないので契約魔術なり処罰なりを与えた上でなし崩しに承認を与えざるを得ないってのはありそうなんだよな。立地的にゲオアルスデーテの身柄かメダルを確保するために攻め入るならダンケルクラッセン頼みになるから政治的にもやりにくそう。もしくはエグのメス書取得を急かしてグル典でもってエーレンアーレンの領地に制裁を加えるかくらい? (2023-12-14 23:39:33)
  • 神殿アタックの考察、聖典の鍵があれば図書室結界抜けれる的な意見があるけど、神殿図書室の入室条件って誓いの儀式or神殿長からの許可だよね?ロゼマもアーレンスバッハでは許可証得てから入室してるし聖典の鍵は図書室結界抜ける手段にはならないのでは?銀の布入手以前は図書室結界抜け手段がロゼマの許可しかない=ロゼマの無意識計画潰しという気がする。 (2024-04-01 12:40:16)
    • 神殿を制圧してしまえば、ロゼマに許可を出させるor聖典を染めてしまえば良いのではないでしょうか。 (2024-04-02 00:26:01)
      • 神官長、アンゲリカやダームエルがいると見食い兵では武力制圧が困難。名捧げ貴族の動員は情報漏洩防止が困難かつ失敗すると勢力壊滅。ロゼマを人質にするとボニ爺が暴走する。神殿情報がほとんどなく襲撃計画も立てにくい。アーレンの神殿長は3人で押し入って簡単に許可もぎ取れたけど、領主候補生のロゼマが神殿長というだけでエーレンの許可入手はかなり難しい。だから聖典窃盗や境界結婚妨害で神殿長の交代を狙ったのでは? (2024-04-02 13:04:03)
  • ヴィルフリートの白の塔事件の犯人はゲオルギーネではなくグラオザム。書籍の書き下ろし短編でもあるし、ふぁんぶっくでもグラオザムの仕業と作者が返答している。 (2024-04-07 23:58:51)
    • ただ、何を以って「犯人」とするかが不明瞭。グラオザムが立案し、足がつかないように事件を手配した首謀者なのは確かだろう。しかし実行がゲオルギーネの里帰りで交流があった後で情報がやり取りできたのだから、白の塔の場所やヴェローニカが幽閉されていることを含めゲオルギーネの示唆があったのは明らか。上のページで「陰謀の結果」とあるのは正しいだろう。 (2024-04-08 07:09:45)
    • 隠し通路などゲオの協力があったのは確実だと思う計画がゲオで実行犯グラオザムだろうね (2024-04-08 21:16:41)
      • ゲオは何か困らせなさいと曖昧な指示をし、グラオザムが具体的な計画を立て、ローデリヒが実行犯になったのでは (2024-04-12 23:08:43)
        • 里帰りに際し、ヴェローニカの幽閉場所・白の塔の詳細(場所・番人等)・城の隠し通路について伝えたと思われる。ゲオのヴェロへの悪意・ヴィルを婿にとの考えも伝えたと思われ、そこから先の具体案がグラオザムだろう。ゲオが手札を揃えてる以上、「曖昧な指示」を越えてるように思う。 (2024-04-13 07:32:15)
        • 隠し通路で封鎖から抜け出すなんて知ってる前提じゃないと計画に使えないから大枠はゲオが立ててると思うよ (2024-04-13 21:41:18)
        • 書籍のグローリエ視点読めばわかるけど、グラオザムの独断でゲオの指示はない。 (2024-04-15 21:11:27)
          • 「ヴェロが幽閉されているのは白の塔」「白の塔の場所」「白の塔の管理体制」をすべて知らなければ、グラオザムは白の塔事件を立案できなかった。エーレン時代のゲオが、白の塔の秘密をグラオザムに告げていたとは考えにくく、里帰りの間に情報を伝えたと思われる。狩猟大会に合わせて事件を引き起こすことはグラオザムらの立案だが、白の塔利用はゲオの示唆があったと考えるべき。 (2024-04-16 20:27:25)
  • 隠し通路はゲオの協力がないと利用えきないから (2024-04-08 21:12:41)
  • ふぁんぶっく3 P68の作者Q&Aにリヒャルダgゲオのやっていることは「虐め」と判断してヴェロに報告するも教育にもなるから放置するよう言われて、「教育どころではなくあまりにも酷い」と判断したのは領主に報告してゲオから救出してたって文がこの項目に記されてたけど消えているのはなぜ?あれって、結局ゲオにも十分非があって一方的な被害者ではないことを表す重要事項のはずなんだけど。 (2024-04-14 12:43:48)
  • 注釈分は憶測を書く場所じゃなくて引用元を書く場所なんじゃないの?憶測をWikiに書かべきではない (2024-04-15 21:12:57)
    • ゲオのやっていることは「虐め」と判断してヴェロに報告するも教育にもなるから放置するよう言われて、「教育どころではなくあまりにも酷い」と判断したのは領主に報告してゲオから救出してたってのは憶測ではなく、明記されてた事実だからなぜ削除したと言う話でしょ。なにを推理するかはこれよりの自由で、少なくともその文を削除する理由にはならないはずだが。 (2024-04-15 22:31:35)
      • きちんとソースも紹介した描写もあるのにそれらをきちんとまとめて編集するのではなく、単に自分の気に入らないところを削除して自分好みに改編するために編集拒否リスト入りにしたんじゃないかと邪推する程度に編集度合いがひどい。 (2024-04-16 01:21:25)
        • 出典無しの憶測や捏造叩きを「単に自分の気に入らないところを削除」と感じるなら、それが理由で編集拒否リスト入りされたのでは。捏造叩きはpixivでどうぞ。 (2024-04-16 19:33:58)
          • 出典ありの事実や描写すらも削除してるのが問題だという言葉を無視して出典なしや捏造たたきって・・・、自分が正しい失敗は全て相手が悪いの書籍版第五部VIII エピローグにあるゲオの認識ばっかりな編集なのはわざとですか?もう少し、きちんと作中描写や作中人物からの評価・作者によるQ&Aも組み込んだ編集する努力をしてはどうでしょうか? (2024-04-19 00:53:14)
            • 編集した人も都合が悪い描写は全て他人のせいで無視するところでゲオ様に共感して、擁護ばっかにしてるのかもと邪推 (2024-04-19 13:42:11)
            • めんどくさいから首突っ込むの避けてたんだけど、いつ誰がやった編集がどのように問題なのかと責任の所在と理由をはっきり提示してしまった方がいい。編集してる人は正しいと思ってやってるはずなのでどう思うのかなどと聞けば水掛け論にしかならない (2024-04-19 14:28:59)
        • トップページに「荒らしに対しては個別に編集規制対応」とあるね (2024-04-24 17:07:43)
          • 根拠や描写もない主張なら荒らしと考えてよいが、作中描写もあるものすら削除して実際は規制によって特定の人が恣意的に編集しているっぽいのがね。憶測だめとかいうならこのページのアタック考察も含めて、アルノーやら他のページにも作中描写から導かれる予想・考察なんかが沢山載っていて削除対象になるけど、編集者はそれは都合よくスルーしているのが何というか・・・。根拠や論理だてた予想・考察を見て新たなキャラの一面や物語の読み方に気づいたり、疑問を解消するのがこうしたWikiの魅力のはずなんだが。 (2024-04-24 23:32:59) New!
  • 結局、ゲオルギーネもヴェローニカの被害者の一人 (2024-04-19 01:36:14)
    • 周囲も感情で動いたり犯罪を薦めてくるダメ側近達で固められてた感がある。下手したらヴィル君以上に側近の質が悪くて、それが理由でエーレンから叩き出されて最後は破滅した感がある。 (2024-04-19 02:51:10)
      • ジルが普通に頑張り屋だったらマシだったし、グラオザムが唆されなければマシだったかもしれないけれど、ユストクスがだめだと思う程度には性格があれなのは変わらないと思う (2024-04-19 16:39:34)
        • フェルとは比べ物にならないほど恵まれた環境で、面従腹背ができず敵と見なしたら即攻撃は明らかにトップには不向きな性格。性差を覆したり領主の意向に逆らえる人望がなく反抗が露見して失敗する能力不足も大きな原因だしね。 (2024-04-20 06:27:40)
          • フェルディナンドは元々の才能があったからな。凡人だと抑圧されて厳しく育てられた奴が捻くれて犯罪者やニートになって、甘やかされた末っ子がまっすぐで社交的で世渡り上手に育つなんてことも珍しくない。 (2024-04-20 08:49:00)
          • シャル(ヴェロに疎まれ、無神経かつ甘やかされたヴィルが長男や地雷と結婚可という生まれ・性差により何度も次期領主の芽を絶たれる)やカルステッド(ヴェロに嫌がらせされジル生誕で領主の芽がなくなり、初孫を殺される)なんかもひどい立場・環境なのに領地のことを考えたりジルやヴィルをサポートしようとしていたから、ゲオ自身の性格や気質が問題だよね。 (2024-04-20 15:03:48)
            • 目的の違いも大きいのかな。シャルロッテがローゼマインに、領主になってどうしたいかを訪ねていたように、領主になった先がゲオルギーネには見えていないように思う。つまり、ゲオルギーネの目的は領主になるということ。対してジルヴェスターは、最愛の人の夫としてふさわしくあることが目的として領主なわけで、シャルロッテは領主になった先のビジョンが見えなくとも、領地が荒れないことを第一と考えていた。カルステッドはもともと男が生まれるまでの保険でもあったからちょっと違うかもだけど、何かしら領主になる先に目的を見出していたのではないかと思う。 (2024-04-22 01:59:36)
              • 書籍加筆でシャルとはだいぶ差がついた。庇護者の有無や競争相手の実力が大きな差で、シャルロッテは母親に庇護されている元々予備扱いの子だしロゼマと競う意思はきっちり折られている。フェルがもっと早く養子になっていればとか真の敵がヴェロだと気が付いていればとかジルがフロ目指して努力する姿を見られればとかもしかしたら将来が変わったかもしれない要素は色々あるが、舞台装置としてそのように育ってそのように嫁いでもらわなければいけなかった存在がゲオ (2024-04-25 17:47:46) New!
                • ジルのフロを目指して努力する姿はゲオに「自分に都合の良い時だけ次期領主面して特権を振りかざしやがって」と思わせ殺意を抱かせてたよ。 (2024-04-25 21:19:12) New!
    • ヴェロの被害者でありそれ以外においては加害者。搾取されて終わりと言われてるわけでもない。 (2024-04-19 20:45:02)
      • 都合よく記憶改変してる疑惑がないでもないが、回想が正確であるなら実は一番悪いのはあまりにも無能でヴェロの言いなりすぎるアーデルベルトじゃないのかと見えなくもない。ヴェロの投薬で延命されてる自覚があって逆らえない位の話でもあったのだろうか? (2024-04-25 17:53:41) New!
        • ヴェローニカをライゼガングに虐められた可哀そうな女性、自分が守ってあげなければいけない女性、尊重しなければならない女性と思ってたから。 (2024-04-25 18:23:12) New!
          • 加えてフェルをこさえてるし、自分以外の妻を娶らないという約束だったのに異母妹を第二夫人を迎えようとするしで、負い目はいっぱいある (2024-04-25 22:08:46) New!
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  • アーレンスバッハ

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最終更新:2024年04月15日 21:32

*1 web版名前初出

*2 2018年11月10日活動報告 11/12感想返し/ベルケシュトックの上級貴族に嫁ぎ、02年冬にフェルディナンドをエスコートした後(恐らく政変の粛清で)処刑された

*3 ザウスガースの領主一族に嫁いだ。政変の粛清で処刑された(ふぁんぶっく6 Q&A)/ふぁんぶっく2の家系図には載っていないが、家系図に掲載されていない人物は他にも存在する為、省略されただけと思われる

*4 元領主夫人になった後も、領主一族のまま/SS26話

*5 公式の人物まとめ第三部より、08年夏以降の初出時(=09年夏)に32歳/ふぁんぶっく2設定資料集でも、書籍第三部VI(09年春~秋)の初出時(=09年夏)に32歳

*6 夏の年齢差が+24(公式の人物まとめ第三部、ふぁんぶっく2設定資料集)であることから、春・夏生まれで学年差24、秋・冬生まれで学年差25/ゲオルギーネが領主会議に第一夫人として参加した時期が09年春(252話)で、その時点でアルステーデは上級貴族と結婚済み(第368話) 貴族の結婚は最速で貴族院卒業の翌年なので、アルステーデはどんなに遅くても前08年には誕生済(その場合、08年夏に星結びが可能)。領主夫人の婚姻が春であることを加味しても、前08年に子供を出産する(春の仕込みで冬生まれが最速)には、どんなに遅くても前24年にはゲオルギーネが生まれている必要有。従って、ローゼマインとの学年差は、最小で+25。以上より、秋・冬生まれの25年差となる

*7 ふぁんぶっく6 指輪の色一覧で赤

*8 第621話 それぞれの武勇伝 その2

*9 第622話 それぞれの武勇伝 その3

*10 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部

*11 書籍版第五部V プロローグ

*12 書籍第四部IX、書籍第五部VIIIエピローグ

*13 前18年春

*14 書籍版第五部VIII エピローグ

*15 書籍版第五部Ⅷ エピローグ

*16 書籍版第五部Vプロローグ カルステッドが洗礼式を終えた後(前23年)に、ヴェローニカの願いでゲオルギーネの筆頭側仕えに就任

*17 第460話、書籍版第四部IX「息子の出立準備」 ヴェローニカの要求で、前15年頃にジルヴェスターの乳母に異動/書籍版第五部VIII エピローグ 北の離れの準備中に異動が決定(洗礼式は前17年冬)

*18 書籍版第五部VIII エピローグ

*19 書籍版第五部Vプロローグ

*20 ふぁんぶっく3Q&A

*21 第272話

*22 ふぁんぶっく2Q&A

*23 第252話、第253話

*24 第253話、第272話、ふぁんぶっく4 Q&A、第191話「年の離れた弟が生まれ、その子の魔力が高かったことから、跡取りは幼い弟に決定したようだ」、SS39話「性差の不利に泣いたゲオルギーネ様」、設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部「次期領主は男の方が、と周囲に言われ、末っ子長男のジルを猫可愛がり」

*25 書籍版第五部VIII エピローグ

*26 第272話 閑話 洗礼式の日のおじい様 後編

*27 第207話の内容から逆説的に、フェルディナンドがエーレンフェストに訪れる以前、つまりゲオルギーネがエーレンフェストにいる間は、ずっと頑張ろうとしていなかった

*28 2017年 10月11日 Twitter、2017年 10月11日 活動報告

*29 第253話

*30 書籍版第五部VIII エピローグ

*31 書籍版第五部VIII エピローグ

*32 第376話 ゲオルギーネが次期領主候補の間に名捧げしているので成人前/書籍版第三部IVエピローグ他 10人近くがゲオルギーネが学生の頃の名捧げ組

*33 2020/03/10活動報告 2020/04/10感想返し

*34 第452話

*35 SS第43話 ローデリヒ視点 貴族院のとある一日

*36 ふぁんぶっく3Q&A、書籍版第五部VIIIエピローグ

*37 第253話 閑話 お茶会

*38 2020年03月10日活動報告 2020/04/10感想返し

*39 書籍版第五部VIII エピローグ

*40 第272話 閑話 洗礼式の日のおじい様 後編

*41 書籍版第五部VIII エピローグ

*42 書籍版第五部VIII エピローグ

*43 注。この時期には娘アルステーデは生まれており、洗礼礼式以前に嫁いだため互いに面識がないとされているフェルディナンドも城に上がっているため、両立しない

*44 第623話

*45 本好きの下剋上 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部

*46 第253話、272話 北の離れに移ってから数年

*47 前17年

*48 第253話

*49 ふぁんぶっく7 Q&A

*50 書籍版第五部IX ジルヴェスター 礎を巡る争い

*51 本好きの下剋上 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部

*52 書籍版第五部VIII エピローグ

*53 第191話 神官長のイラスト

*54 第460話 閑話 アーレンスバッハ生活の始まり

*55 第618話 ゲルラッハの戦い その4

*56 ふぁんぶっく5 Q&A

*57 書籍版 第三部IV エピローグ

*58 要出典

*59 書籍第四部VIIIエピローグ

*60 第440話 来訪者と対策

*61 第443話 準備と共に過ぎる秋

*62 第443話、書籍第四部VIIIエピローグ、第456話

*63 第456話「手に入れる方法を知ったのです」→書籍版「手に入れられそうです」に改訂

*64 第456話 書籍第四部Vプロローグ(12年春)以降に許可を出した模様

*65 第577話「収穫祭とグーテンベルクの選択」、ふぁんぶっく6Q&A

*66 書籍第四部Vプロローグにてマティアスはゲオルギーネが輿入れ前に両親に教えた可能性を予想している。貴族院時時代に思い付いた可能性が高いが確定ではない

*67 書籍版第五部VII「各々の望み」

*68 書籍第五部II プロローグ

*69 短編集2「バルトルト視点 胸に秘めた怒り」

*70 元々冬の主討伐後に粛正予定ではあったが貴族院開始後すぐに粛正を始めた

*71 設定等まとめ 登場人物まとめ 第三部/08年夏に32才

*72 ふぁんぶっく3 Q&Aより次期領主と見なされている間は優秀者だった(それ以降は領主候補生を適当にこなし文官コースの講義取得の時間調整をしていた)+ふぁんぶっく4 Q&Aより、ジルヴェスターが洗礼式を終えるまで次期領主と見なされていた。ふぁんぶっく8Q&Aより、文官コースは興味のある講義だけをつまみ食いで複数コースを修めたわけではない

*73 第253話、第272話、ふぁんぶっく4 Q&A、書籍版第五部VIIIエピローグ

*74 ふぁんぶっく2 Q&A

*75 第253話、書籍版第五部VIIIエピローグ

*76 書籍版第五部VIIIエピローグ

*77 書籍版第五部VIII

*78 第253話

*79 娘のアルステーデが08年には結婚済みという第521話のマルティナ情報が正確な場合は遅くても前08年。不正確で、単に領主候補生コースを選択していなかっただけの場合は、書籍版第五部Ⅷエピローグ情報が優先され前06年春 → 第四部Ⅴ分かれ道、第五部Ⅳプロローグ、五部Ⅹ加筆、五部XI加筆にて婚姻により上級貴族。また368話よりゲオルギーネが第一夫人となる以前に婚姻済み/第五部Ⅷ・第五部Ⅸ 補佐として残すことはできないと婚姻を命じられ、第245話・第272話エーレンフェストにいると争いが起こると危惧された者が、卒業後数年も領地内にいるとは考えにくい/第252話・第五部Ⅷエピローグ共にフェルディナンド洗礼時には嫁いでいた/ふぁんぶっく8のアルステーデの年齢からも、第五部Ⅷエピローグの貴族院でのジルヴェスターに付随し嫁いだとされる年度では整合性が取れない

*80 第521話のマルティナ述懐が正確な場合は前08年、書籍版第五部Ⅷエピローグ(前06年春にゲオルギーネ結婚)は不正確/ふぁんぶっく8にて判明したアルステーデの年齢から前08年冬

*81 第521話のマルティナ述懐の正確さ次第

*82 第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え

*83 第245話 領主夫妻の帰還、第252話 ゲオルギーネの来訪

*84 書籍版第四部Ⅷ書下ろしSS、書籍版第五部Ⅷエピローグ 第一夫人として出席/第252話・該当話書籍加筆、第253話、書籍版第三部Ⅳエピローグ・お茶会、書籍版第五部Ⅷエピローグ 09年夏の時点で対外的にも第一夫人

*85 第252話 ゲオルギーネの来訪

*86 書籍版 第三部IV エピローグ

*87 2017/06/21活動報告感想返し

*88 第359話

*89 第434話 領主会議の報告会(二年)

*90 第441話 歓迎の宴

*91 第443話 準備と共に過ぎる秋、書籍第四部VIII エピローグ

*92 第456話

*93 第456話

*94 第460話 閑話 アーレンスバッハ生活の始まり

*95 ふぁんぶっく8 Q&A

*96 第551話 お手紙とお話

*97 第568話-569話 閑話 ランツェナーヴェの使者

*98 書籍第五部Ⅶ巻 レオンツィオ視点「各々の望み」

*99 書籍第三部IVエピローグの頃・09年夏~秋

*100 書籍第四部V SS「分かれ道」

*101 書籍第五部II プロローグ