名前の初出:第284話
初出:第285話(時系列としては書籍第三部III書下ろしSS)
声(ドラマCD第3弾):内田雄馬
家族構成
祖母:祖父の第二夫人(非ライゼガング系)
母方の親戚
曾祖父:三代目アウブ・エーレンフェストの第二夫人の息子(祖母方の曾祖父)
祖父:領主一族の傍系
祖母:
リヒャルダ(領主一族の傍系)
叔父:
ユストクス
容姿
髪の色:濃い色合いの金髪
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瞳の色:群青色
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見た目はボニファティウスにもリヒャルダにも似ていない。
あまり表情が動かず、寡黙な雰囲気に見える。
地位
年齢関連
トラウゴット視点の回
書籍版 貴族院外伝 一年生「トラウゴット視点 予想以上にひどい罰」
作中での活躍
上級騎士見習い。
グードルーンとボニファティウスの第二夫人の息子との間に生まれた子。
父親が病弱でなかなか子供に恵まれなかったため、いとこ世代の中ではやや若い。
祖父であり、誰にも仕えることなく騎士団長を務めたボニファティウスを尊敬し、目標にしている
「騎士団長になるために領地の誰よりも強くなりたい」と語っており、領内で一番強ければ騎士団長の職に就くことが出来ると勘違いしていた。
トラウゴットの父は、元領主候補生の特権意識が消えておらず、騎士団長になったカルステッドに僻みの感情を抱き続けており、自分の息子がボニファティウスから「素質がある」と言われていた時期は笑顔で褒め、コルネリウスが実力を伸ばしてトラウゴットを突き放して以降は、一転息子に厳しいことばかりを言うようになった。
ユストクスに言わせれば「領主の傍系を誇るしか能がない」父親に大きな影響を受けているようで、年齢の近いコルネリウスに対してライバル意識が特に強く、自分より身分の低い貴族の事は「努力をしても高が知れている」等見下すところがある。
叔父ユストクスとは殆ど顔を合わせた事がなく、くだらない情報集めが趣味でまともに側仕えの仕事が出来ないため
ゲオルギーネの側近候補を外され、
先代アウブの命令で
ヴェローニカに疎まれていた
フェルディナンドの側近に付けられた無能者だと思っていた。
祖母リヒャルダについては、その時その時で主を変えている事は知っていても、アウブの命令で主が決まるため自分の意志で仕える先を選べるわけではない特殊な家系だという意味を理解しておらず、ローゼマインから
ローゼマイン式魔力圧縮法を教わる事が出来れば、ひ弱で、血統的にも劣り、図書館通いで側近や司書に迷惑を掛ける主から離れて、より自分に相応しい主を選び直せば良いのだという深刻な勘違いの原因になっていた。
09年冬の襲撃事件以降、ボニファティウスは領主一族の護衛騎士の鍛え直しに注力するようになり、それまで行われていたトラウゴットとの訓練は行われなくなる。
また、子供時代はコルネリウスより自分の方が強く、魔力圧縮を知っているか否かで強さが逆転したと考えている(但し、2歳の年齢差を考えるとコルネリウスが手加減していた為なのでは、とローゼマインは考察している)。
目標としているボニファティウスに再び認められる為に強さを欲していて、ローゼマイン式魔力圧縮法を知るために
ローゼマインの側近となるも、側近としての心構えや忠誠心が全く感じられず、ローゼマインからの事情聴取時に
ダームエルの努力を鼻で笑った事が致命傷となって、解任に近い辞任となる。
リヒャルダは、貴族の位をはく奪し神殿入りさせることを提案したもののローゼマインによって拒まれた為、貴族院の期間中に一族会議で呼び戻され激しく叱責された挙句叔父であるユストクスを側仕え兼監視として付けられ再教育されることになった。
ターニスベファレンとの戦いでも巨大化させてしまったりと問題を起こしたが、後に周囲の言葉を聞いたり戦況を判断できるように成長した。
卒業式では、エーレンフェストと関係を持ちたい他領の上級貴族の女性をエスコートした。
「血筋を聞くだけで強そう」
経歴
作者コメント
【
2018年 10月06日活動報告 10月11日返答】
>(トラウゴットの浅はかさは)あまり出てこなかった父親の影響でしょうか?
そうですね。ボニファティウスが領主一族でカルステッドが途中まで領主候補生だったように、トラウゴットの父親も洗礼式直後は領主候補生でした。
貴族院に上がるより前に上級貴族になったけれど。その時の特権意識を消せていないまま今に至る。+騎士団長になったカルステッドに対する僻みなどが、ね。
コメント
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最終更新:2023年02月11日 19:28