アナスタージウス

初出:第286話

家族構成

父:トラオクヴァール
母:トラオクヴァールの第一夫人 (元ギレッセンマイアーの領主候補生)
妻:エグランティーヌ
 娘:アナスタージウスとエグランティーヌの娘
兄:ジギスヴァルト
 甥:ジギスヴァルトとナーエラッヒェの第一子
異母妹:故人*1
異母弟:ヒルデブラント

父方の親戚
従姉妹:エグランティーヌ

容姿

髪の色:豪奢な金
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瞳の色:グレイ
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豪奢な金の髪にグレイの瞳の美人。

地位

階級:王族

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+5*2
  • 誕生季:夏*3
  • 洗礼時の属性(適性):少なくとも火*4。全属性ではない*5
  • 加護の再取得:4の神々*6
  • 加護の再取得後の属性:適性の大神+眷属神の加護による全属性*7

アナスタージウス視点の回

書籍第十四巻SS 直接の求愛
SS19話 アナスタージウスの頭が痛い報告時間
SS23話 アナスタージウス視点 奉納式の準備

作中での活躍

フルネームは「アナスタージウス・ゾーン・ツェント・トラオクヴァール」*8
ローゼマインと最初に会った時は、聖女の評判で自分の気を引きたいのだと決め付け嫌味を言うも、これ以上はない程の嫌味と皮肉を返される。その後も蔑ろにする行動をとっていたが、自分に何の関心もないことを言動から気付く。
ローゼマインから入手したエグランティーヌの情報や忠告を受け入れて振り回された結果、エグランティーヌの心を射止めた。そのことで一応ローゼマインには感謝している。
エグランティーヌを得る代わりに、王位はジギスヴァルトに譲る。
動きを止めていた王族の魔術具を動かすことに尽力し、政変で拡大していた中央の直轄地を治めるようになる。
エグランティーヌの頼みもありエーレンフェストやローゼマインをある程度はサポートしようと動く。
王族としての教育を受けてきたが、エグランティーヌと結婚するまでの出来事もあって、指摘を受ければ他者の意見や考えを取り持つようになっている。
王族としての務めを果たすが、ダンケルフェルガーとエーレンフェストが引き起こす問題が大きすぎて、何度も貴族院に関わることになる。
エーレンフェストダンケルフェルガーの問題児担当になりつつある。*9
エグランティーヌに対する独占欲が強く、何よりも優先し、姻戚からもエーヴィリーベに例えられることもあった。

13年冬の領地対抗戦において、ローゼマインとジルヴェスターからトルークやアーレンスバッハ関連において重要な情報を提供される。その場に居合わせたアウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人に、有事の際の助力を願い出た。
14年春の領主会議の時に父の第三夫人のマグダレーナ、兄のジギスヴァルト、異母弟のヒルデブラント、妻のエグランティーヌと共に王族として地下書庫の翻訳作業にも参加した。
エグランティーヌが祠巡りを行った際に神からお告げがあり、妊娠が発覚した。洗礼式まで懐妊を広く知らしめる事は出来ず、エグランティーヌを守るため、ローゼマインに対してフェルディナンドを餌にした脅しにも取れる命令の形で祠巡りや地下書庫の最奥への探索をさせる。
ローゼマインが地下書庫で最奥に入れず傷だらけになった姿を見て、自制を失っていた事を悟り謝罪の意味を込めて癒しをかけた。
この一連のやりとりでは政治的にもローゼマインがグルトリスハイトを取得したほうがよいなどと主張していたが、本音はエグランティーヌの平穏のため。妻は政争を避けるためにツェントから離れたが、グルトリスハイトに近づいたため、守るために先走った結果だった。
そのためにローゼマインの意思や状況を考慮せず一方的に要求を突き付けたことから、エグランティーヌを含めて王族とは友好関係を結ぶことはできないと判断され、隔意を持たれるようになる。
なお、懐妊自体は王族の魔力不足の現状をさらに苦しくする上、王位争いを再燃させかねず、ジギスヴァルトには危険で配慮が足りないと評されている。
エーレンフェストとの間で行われた会合では、銀製品など既存の統治を揺るがす危険物を含む情報提供も「ただの姉弟喧嘩」として扱い、その後も王族が事態の把握へと動いたり進展をみせた様子もなく情報を活かすことはなかった。また、会合の際王族が起こした政変や王命でエーレンフェストを振り回した事を棚に上げた言動を行ったため、ジルヴェスターを激怒させている。
王族内のローゼマインの扱いに関する意見としてツェントになるローゼマインを必要な時以外は図書館に閉じ込めておくのが一番平和だと主張したが、態度が不敬だとしてトラオクヴァール王から長い間接触禁止の命令が出される。*10
ローゼマインが関わると何が起こるかわからないため、事前にできる限りのことを把握するように告げている。
14年秋にエグランティーヌが第一子の女子を出産し父親となった。*11

15年春貴族院防衛戦では、ツェントの護衛騎士であるはずの中央騎士団に裏切られ、外患誘致に加担されてしまう。ツェントであるトラオクヴァールも毒を盛られており、それを支持するかのような発言をしていた。
フェルディナンドから呼び出され、貴族院に赴く。その際に、録音されたトラオクヴァールの発言を聞いて顔色を失う。
王族が礎の防衛という義務を全く行わず、ランツェナーヴェにより王族含むユルゲンシュミット貴族が魔石の供給源として殺される危険性と王族がいなくともグルトリスハイトを授与できるという状況から、王族の進退が危ういことをローゼマインに指摘される。王族ひいてはエグランティーヌの今後について友人として助けないのかと抗議したが、自分達が今まで行った脅迫などを悪意なく引き合いに出され、反論を封じられた。
自ら戦いに参戦し、裏切ったラオブルートに怒りを向けて、戦いながら問い詰めた。トルークで操られた中央騎士団はアナスタージウスを攻撃することがなく、魔術具で一掃されるまでは有利な状況を作り出した。
貴族院での攻防の収束後、フェルディナンドと共に中央神殿へ赴き、イマヌエルを捕縛した。
王族とエーレンフェストとダンケルフェルガーの間で行われた話し合いでは、王族を解体することや、次代のツェントを妻であるエグランティーヌが行うことが決まる。
中央領地の解体に伴いアダルジーザの離宮に住居を移すよう言われると、顔面蒼白になった。自身がおぞましいと評したはずの離宮を、トラオクヴァールやジギスヴァルトによってローゼマインが使う離宮として整えていることを知っていた模様。
エグランティーヌがツェントになることによって受け持つ重責に反発し、重みから逃れるように唆そうとするが、フェルディナンドから共に背負うことが伴侶の役目だと叱咤を受ける。
グルトリスハイトの継承式が行われるまでの間、ハルトムートから神事の教育を受けた。
継承式の後、エグランティーヌや護衛騎士と共に国境門に幽閉されたジェルヴァージオの捕縛へ向かうが、抵抗されて護衛騎士の半数を失う。

婚姻に助力したローゼマインを蔑ろにするようになった行動は、まさにエアヴェルミーンを失ったエーヴィリーベであり、その後ローゼマインからの助力を望むも素気無く断られ、ツェント代行にも必須であるグルトリスハイトを持てないため実質次代のツェントが立つまでは冬の到来は不可能となり土の女神(エグランティーヌ)に手を出せなくなるといったエーヴィリーベと似た状況となっている。

経歴

12年春 エグランティーヌと婚約する。*12
13年春 エグランティーヌと結婚する。*13
14年春 ローゼマインへの接触禁止命令が出される。
14年秋 第一子の女子の父親となった。
15年春 外患誘致の事前情報を得ておきながら侵略され対策も練れず中央騎士団から造反されている王族として最奥の間に呼び出される*14
15年春 ツェント・エグランティーヌの王配となる。
15年春 エグランティーヌと共に、ジェルヴァージオの捕縛に向かい、成功するも護衛騎士の半数を失う。

作者コメント

2015年 10月25日 活動報告
アナスタージウスは順調に保護者枠に入っていますが、保護者レベルが低いです。側近が入れない書庫に王族命令でローゼマインを入れてしまったところがすでに失敗。ジギスヴァルトに「悪気はないのです」と弁解しつつ、資料を取り上げようと奮闘していました。
始まりの庭への道 あとがき
そして、呼びつけられた保険王子アナスタージウス。

コメント

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  • 「ただの姉弟喧嘩」云々のあたりはアナスタの発言なの? - 2017-05-15 18:22:38
    • 明言はしてないがローゼマインが王族全体ではなく、アナの顔面にグルトリを投げつけたいと思っていることと作者の癖(明言しないが婉曲に事実をにおわせる事多し)からその可能性が高いかな。アナひとりでなく王族全体が同様の感想だったから王族に危機感がなかったのだと思うが。 - 2017-05-17 23:19:08
  • 本編の最終的な流れは、ある意味アナにとって福音だったのかもしれない。……エグ以外を夫人に娶れと言われることがほぼなくなったという意味で。 (2018-05-10 22:24:53)
  • ユルゲンシュミットに保険制度はあるのだろうか? (2018-09-24 21:06:24)
  • アナスタージウスがエグランティーヌを染めるんじゃなく、エグランティーヌがアナスタージウスを染めれば子供作れるんじゃね?男の尊厳はズタボロになるのかもしれんけど (2018-10-07 11:51:12)
    • エグに属性不足でも使えるグル典を持って来てもらえればツェント代理が務められるようになるな。それまでエッチはおあずけか。 (2018-10-07 14:49:14)
      • ロゼ魔が「良く売れそうだから」ってグミモーカの魔木から避妊具を作って売りつけたりしそう。娯楽としての奥さんとのセックスを広げれば、花捧げが減るだろうし (2018-10-07 14:57:13)
        • 染めたくない、染められたくない相手用に魔力を通さないタイプも開発しないと。宣伝文句は「どの夫人の閨にも行けます」 (2018-10-07 15:16:28)
      • エグに名捧げすれば属性神全属性+名捧げによる全属性で大きな祠へ入れるようにならないかな?いずれにしろ男の尊厳的には皆無だが (2018-10-07 15:22:57)
      • 歴代後期の女性ツェントが妊娠中と授乳中は、夫へこのグル典を貸してツェント代行をしてもらってたんだろうな (2018-10-07 22:19:01)
        • アナとエグの娘を次代ツェントに育てるなら、配偶者は最低でも六属性が必要なのか……まあ、その頃にはお祈りの効果で六属性の領主候補生もいっぱいいるだろう (2018-10-07 22:30:07)
          • それどころか、メスティオノーラの書を得た領主候補生が複数いてよりどりみどりかも。メルヒオールあたりだとだいぶ年上、ロゼ魔の息子ならだいぶ年下になっちゃうけど (2018-10-07 22:50:42)
            • 年上と年下から言い寄られるお姫様の三角関係……お母様の妄想がはかどっちゃうな (2018-10-08 14:28:17)
  • エグが神殿長なんだから、ハルトムートから教わっていたアナが神官長になったんだろうな。ツェント夫妻が中央神殿の要職に就いたんだから、神官の「結婚不可」なルールも変更されそう (2018-10-08 13:01:36)
    • 中央には耕作地がなくギーベもいないから奉納式も祈念式も収穫祭もなくて、神官長は結構暇な職業かも。 (2018-10-08 13:10:58)
      • 中央専用の採集地はあるだろう、そこへ魔力を注いでツェントのための回復薬を作るのが神官長アナの仕事だ (2018-10-08 13:17:39)
      • 貴族院防衛線前は耕作地とかギーベはいたかも。戦後処理の後外伝で「中央に隣接していた領地が、隣接しなくなったから不満があるかも」と言っているので、耕作地・町はあったかも。しかも、周辺のみと決めてからも周辺に耕作地・町がなかったら、中央の食糧・給料など問題が起きるかと。 (2018-10-08 13:29:05)
        • ツェントの負担を軽減するため、転移陣でしか行き来できない広大な山頂にある貴族院のみが中央と定められたんじゃなかったっけ?だから全ての領地が中央と隣接しなくなったわけだ。それと騒乱前も中央にギーベはおらず、アナエグ夫妻がギーベ的立場で直轄地の一部を任されていたはず (2018-10-08 14:01:01)
      • 中央棟が巨大な神殿だから中央には王宮ではなく神殿と離宮しかないことになる、神官長の仕事は各領地から転移陣で送られてくる租税や献上品の管理なども全部含まれそう (2018-10-08 13:38:31)
        • 食料を全て他領に依存するのか、すると美味しい物を産する領地からは税金を減らして食料を多く輸入するわけだな。エーレンとアレキさんが有利、ただし時止め魔術具必須。美味しいからって魔魚を生きたまま送ると暗殺を疑われるのでちゃんと調理してから。 (2018-10-08 14:12:03)
          • 激務で食欲が落ちたツェントも食べられるロゼ魔改造アレキさん料理、アナ中央神官長が「税金はいらん、料理をもっとよこせ」って言いそう (2018-10-08 15:41:07)
        • 中央に8商社割り振っていたエーレンとの取引枠は、新領地と中央で分け合ったのかな?いや、中央に平民の商人がいなくなったからブルーとコリンツで分け合って、中央へはエーレンから直接転移陣で送るのか (2018-10-08 16:01:35)
  • 王配って第二第三夫人は娶れないよね?この世界はOK?なのか? あと娘はどういう扱いになるのかな? (2018-10-08 15:52:21)
    • 女性アウブの配偶者も妾を抱えられる程度。いつでも代理が務められるよう、妾の魔力で染められないよう注意。ただし女性アウブの身体が弱く子供が望めない場合はこの限りではない。なおアナはジル以上に奥さん一筋なので妾など勧められたら逆切れしそう (2018-10-08 16:10:59)
      • もっともらしげに断言してるけど、それ一体どこソースなの。 (2018-10-09 06:15:37)
        • ハンネ第一話でフェルが女性アウブへの婿入りなので他の妻を娶れないから、愛妾を他のアウブから勧められてた (2018-10-09 21:51:04)
        • んでもって身体が弱いロゼ魔に子供は無理だろうから、愛妾の子供を自分の子として洗礼式を受けさせるのではないかとの思惑もあると思われる (2018-10-09 21:57:31)
          • どこそーすかって訊いてるのは、「ただし女性アウブの身体が弱く子供が望めない場合はこの限りではない。」の部分。思った通りロゼマを想定していたようだけど、そもそもレティーツィアが養子になるし、エーレンフェストの領主一族の血筋から養子を迎えることも考えられるのに、何を根拠にそんなことを断言してるのかって言ってんの。そもそもフェルが愛称ってありうると思うのか? (2018-10-10 23:59:01)
            • 愛称→愛妾ね。 (2018-10-10 23:59:42)
            • 後、そもそもロゼマが特殊例なんであって、体が弱くて子供が望めない女性領主候補生は、その時点でどう考えても次期領主からは外されるだろ。 (2018-10-11 00:04:08)
    • ツェントの娘であってもメスティオノーラの書を手に入れなければ次代ツェントにはなれない(ことに決めた)ので、次代中央神殿長として特にお祈りに関してはロゼ魔同様厳しく指導される模様 (2018-10-08 16:16:12)
      • 神殿長として教育する教師役としてフェルは厳し過ぎ、ロゼ魔やエグは忙し過ぎ、アナはダダ甘になりそう、ハルトムートだとロゼ神洗脳されそうだし、フェルの詰め込み教育に耐え抜いたレティー様あたりが無難かな (2018-10-08 17:31:07)
  • つか、前々から言ってるけど、紛らわしいから推測を断言調で書くのをやめてくれ。推測ならそうだと分かる文体で書いてくれ。 (2018-10-11 00:00:55)
  • つか中央神殿長が結婚して娘いるってことは、青色も結婚可能になるのか?ツェントは特別って扱いになるのか? (2018-10-26 23:40:08)
    • 青色のページにコメするべき内容なのでは・・・? 一応、考えられるのは、ツェントだけ特別。神殿長だけ特別のどちらかじゃない? 還俗って概念があるから原則として青色として世俗を離れる=婚姻不可能になると考えるのが自然。もちろん、この変事を機に例外を作ったりルール変更の可能性も否定できないけど (2018-10-27 00:10:45)
  • 夏生まれで火の大神の加護があるならなぜ火の祠に入れなかったんだろう?ひょっとして7神全ての加護がないと大きな祠はどこにも入れないのか?それで属性不足のツェント候補は必ず小さい祠から巡ることになるのか。 (2018-11-13 20:42:49)
    • そうそう、7神加護持ち(全属性)じゃないとどこにも入れない。もっと言うと全属性だとロゼマやエグランティーヌみたいに始まりの庭でシュタープが取れるので、大きな祠に入るにはそのシュタープが必要(祠に入る時にシュタープからちょびっと魔力取られる)。もっと詳しくはグルトリスハイト>グルトリスハイト#本来の取得方法のページかな (2018-11-13 21:15:48)
    • あれ、コメントにはリンク貼れないのかゴメン失敗。メニューからグルトリスハイトのページってことで。 (2018-11-13 21:17:49)
  • 祠参りの時にミスをしなければローゼマインは少なくとも知人に甘いからもっと話を聞いてもらえたであろう珍しい王族。でも同時にあのミスはでかすぎた (2019-01-13 02:10:40)