鐘 | 時間 | 備考 |
---|---|---|
1の鐘 | 4時頃 | 側仕えや朝早い平民の起床 |
2の鐘 | 7時~7時半頃 | 街の開門、親方が工房を開け始める 通い勤務者の登城時間(*2) |
3の鐘 | 9時半~10時 | 貴族が客を招いたり、訪問したりし始める |
4の鐘 | 12時 | 昼食の時間 |
5の鐘 | 14時半~15時 | 市場が片付けられ、宿屋や酒場の開店 |
6の鐘 | 17時~17時半頃 | 街の閉門、夕食 |
7の鐘 | 20時 | 就寝を促す鐘 |
曜日 | 備考 |
水の日 | 春における季節の日 |
芽の日 | |
火の日 | 夏における季節の日 |
葉の日 | |
風の日 | 秋における季節の日 |
実の日 | |
土の日 | 冬における季節の日。安息日でもあり、店は閉まっている |
季節 | 行事 | 備考 |
---|---|---|
春 | 春の季節 | 春は雪解けの水の季節で芽が息吹く(*21) 貴色は緑。厳しき冬を越え、萌え生ずる若い命の色(*22) |
洗礼式 | 7歳を迎え洗礼を受ける子供を祝う儀式(*23)(⇒祝詞) 子供達は白い晴れ着をまとう 下町では、各季節の初めの季節の日に行われ、春は最初の水の日に行われる(*24) 神殿でメダルに血判を押す事で領民登録し、市民権を得て(*25)見習いとして働き始める(*26) 貴族街での春、夏、秋の洗礼式は各家庭に神官を招いて行われる(*27) お礼金がもらえるので、神官にとっては貴重な収入の機会(*28) メダル登録をする際に使用する魔術具を光らせて魔力登録できないと貴族の子として認められない(*29) 親から貴族の証としての指輪を渡される | |
祈念式 | 豊作を願う儀式(⇒祝詞) 青色神官が領地内を巡って土地に魔力を満たす。 祈念式を行わないと収穫量が減る(*30) 直轄地は、各農村の冬の館を巡って聖杯に魔力を満たす儀式を行い、村長達が持つ桶に魔力を配布する 儀式の他にも平民達が太鼓や笛や歌を奏でる祭が行われる 冬の館で冬籠りしていた住民達は祈念式後に個々の住居に帰る為、 春の訪れを喜ぶ祭であると同時に、しばしの別れを惜しむ場でもある。 ギーべ領は、各ギーべの夏の館を巡り小聖杯を受け渡す。 受け取ったギーベ達が小聖杯を発動させて土地を満たす 元々はギーべ領の農村にも直接回って儀式を行っていたが、人手不足で形式が変わった(*31)。 春を呼ぶ儀式を行うことで、雪解けの遅いハルデンツェルでも一晩で雪解けする(*32) | |
フリュートレーネの夜 | 春の初めの赤く染まる満月の夜 命の神 エーヴィリーベの力を水の女神 フリュートレーネが超える夜と言われている フリュートレーネの夜を越えると雪解けが始まる | |
領主会議 | 春の終わり(*33)に貴族院で行われる 領地の順位の発表や領地間の取引などを取り決める 王の許可が必要な王族、領主候補生の星結びの儀式も行われる | |
成人式 | 15歳を迎え成人になった者を祝う儀式(*34)(⇒祝詞) 新成人達は生まれ季節の貴色の服をまとう 下町では、それぞれの季節の終わりの季節の日に行われ、春は最後の水の日に行われる(*35) 貴族は、冬の貴族院の卒業式の日の午前中にまとめて行われる | |
夏 | 夏の季節 | 夏は太陽が一番近い火の季節で葉が茂る(*36) 貴色は青。大きく高く育つ命の目指すべき高き空の色(*37) 子供が大きく成長する季節(*38) |
洗礼式 | 下町では、夏の最初の火の日に行われる | |
星結びの儀式 星祭り |
結婚を寿ぐ儀式(⇒祝詞) 下町の平民は朝に神殿で、貴族は夜に領主の城で、夏の真ん中の月の風の週に行う(*39) 星結びの儀式の日の午後に下町で行うお祭り 未婚者は、式当日に森で採集したタウの実を式後の新郎新婦に対してぶつけ、 新郎は、新婦を守りながら新居に走り込む 広場ではお祝いの料理がふるまわれ、新郎新婦の退場後にぶつけ合いから立食会へと移る 日暮れと同時に子供は帰宅し、成人だけの夜の酒宴となる この宴で未婚成人は結婚相手を探す(*40) | |
成人式 | 下町では、夏の最後の火の日に行われる | |
秋 | 秋の季節 | 秋はひやりとしてくる風の季節で実が実る(*41) 貴色は黄。豊かな実りに色付き、首を垂れる麦の色(*42) 冬支度が近づくと物流が盛んになる。(*43) |
洗礼式 | 下町では、秋の最初の風の日に行われる | |
収穫祭 | 秋の中ほどに農村で行われる、一年の収穫を祝って神々への感謝を捧げる祭 青色神官と徴税官が必ず一人は行くことになっていて、十日ほどかけて各地を回る 神官は農村における洗礼式と成人式と結婚式を同時に行う お布施として食料品をもらうので神官が収入を増やす貴重な機会(*44) 新成人は誕生季に関わらず秋の貴色の服をまとう 洗礼式などの各種の神事の後はボルフェが行われ、夜まで熱気にあふれる酒宴が続く 農村では、結婚式で夫婦の承認と登録を行わないと冬の館で夫婦と認められず、 次の春から新しい家も畑も与えられない(*45)(*46) お布施は徴収物と一緒に徴税官が転移陣で送るので後から城に取りに行く 貴族の納める農村では、神事に加えて小聖杯の回収もされる | |
シュツェーリアの夜 | 秋の終わりの紫色に染まる満月の夜 風の女神 シュツェーリアの力を命の神 エーヴィリーベが超える夜と言われている シュツェーリアの夜を越えると急に寒さが強くなってくる | |
トロンベの討伐 癒しの儀式 |
生え始めは現場にいた平民が、少し成長すると門の兵士達が半分以上出動して刈りとる 大きくなりすぎたトロンベは、騎士団が出動して黒の武器を用いて討伐する トロンベの討伐後、根こそぎ魔力が奪われた土地に魔力を満たす癒しの儀式を行う(*47)(⇒祝詞) 通常は討伐後に神殿の青色神官が呼び出されて担当する(*48) | |
冬支度 | 冬は市がほとんど開かないため、冬を越すだけの食料や薪などを準備する必要がある どの農家でも冬が越せるだけの家畜を残してつぶすため、一年で一番肉が売られる時期(*49) | |
豚肉加工の日 | 冬支度の一環。下町のご近所さんが近くの農村に集まって、豚肉を加工する日(*50) 保存を考えて、皆、冬になるギリギリに作りたがる(*51) | |
狩猟大会 | 貴族の森で毎年開催される大規模な大会 獲物は冬の食料にもなり、狩った獲物の数で褒賞が出る(*52) | |
成人式 | 下町では、秋の最後の風の日に行われる | |
冬 | 冬の季節 | 冬は命が眠る土の季節(*53) 貴色は赤。冷たさを和らげ、希望を与える炉の色(*54) 冬に採れる野菜はほとんどないため、市場が開かれる回数はぐっと減る(*55) 下町では、冬の晴れの日はパルゥ拾いに行く日と決まっている(*56) 冬の間、土地持ちの貴族は貴族街で暮らし、農村の平民は冬の館に集って過ごす (本来は命の神が冬の神(*57)なので、命の神の貴色である白(*58)も冬の貴色だが、 冬に白は寒そうに見えるからか白単体の使用は少なく(*59)、赤のみか(*60)赤に白を添える場合が多い(*61)) |
洗礼式 始まりの宴 お披露目 授与式 |
下町では、冬の最初の土の日に行われる 貴族の冬生まれや遠くて神官を呼べなかった家庭の子は、領主の城でお披露目と一緒に行う(*62) 社交シーズンの始まりを告げる行事 領主による開宴の宣言・洗礼式・お披露目・授与式と続き、その後社交が開始する(*63) 洗礼式を終えた貴族の子供達がこれから先の神の加護を願って音楽を奉納する(*64) 貴族院の新入生へマントとブローチが授与される(*65) | |
冬の社交 | 収穫祭終了後、領地内の貴族が貴族街に集まって参加する(*66) 子供達を城内の一室や貴族院へ預け、大人同士の社交に専念する 他領や中央の情報収集、収穫量や魔獣の被害の話し合い、様々な噂話の交換から始まり(*67)、 交友関係の拡大へと続く(*68) 貴族院に通う年頃の子のいる中央の人間の多くは、子供を貴族院へ入れるために里帰りをし、 出身領の社交に参加して、それぞれの領地の情報を中央へ持ち帰る(*69) | |
貴族院の進級式、親睦会 | 貴族院の行事を参照 | |
奉納式 | 魔力を小聖杯に込める奉納の儀式(⇒祝詞) 冬の半ばの土の日から神殿の儀式の間で行われる(*70) 神具へ日常的に込められた魔力も小聖杯へ移される(*71) この魔力が春の祈念式で領地に分配される | |
冬の主の討伐 | 冬になると出現する魔獣の中で最も強い魔獣が冬の主と呼ばれる 吹雪を起こす魔獣で、狩らなければ春の訪れが遅れてしまう(*72) | |
貴族院の領地対抗戦、表彰式 | 貴族院の行事を参照 | |
貴族院の卒業式、成人式 歌舞音曲の奉納 |
貴族院の行事を参照 | |
春を寿ぐ宴 | 領主の開宴の挨拶で始まり、貴族院の優秀者の発表と記念品の授与、貴族院での成績発表、 連絡事項や示達、新成人のお披露目と正式な配属先発表と続く(*73) 宴を終えた後、ギーベ達はそれぞれの土地へ戻る(*74) 貴族たちが集まる場であるため、春生まれの領主候補生の洗礼式もまとめて行う(*75) | |
成人式 | 下町では、冬の最後の土の日に行われる |
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