ベーゼヴァンス

初出:第66話
名前の初出:書籍:第二部IV プロローグ/TOブックス公式HP 第一回 人気キャラクター投票

声(ドラマCD第10弾): 星野充昭

声(TVアニメ版): 星野充昭

家族構成

父:初代ギーベ・グレッシェル
母:ガブリエーレ
 兄:ガブリエーレの長男(ベーゼヴァンスの神殿入り後、数年で早逝*1
 姉:ヴェローニカ
  姪:ゲオルギーネ
  姪:コンスタンツェ
  甥:ジルヴェスター

 異母姉:エルヴィーラの母
  甥:ギーベ・ハルデンツェル
  姪:エルヴィーラ
 異母兄弟:二代目ギーベ・グレッシェル
  甥:ギーベ・グレッシェル

父方の親戚
伯父:先々代アウブ・エーレンフェスト
 従兄:ボニファティウス
 従兄弟:アーデルベルト

容姿

髪の色:銀*2
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瞳の色:深緑*3
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威厳のあるちょっと恰幅の良いおじいちゃん。白いひげがある。やや禿げかけた額。でっぷりとした腹。
サンタっぽい。贅沢と不摂生がよく表れた体型に、元々色素の薄い髪。髭があるので、尚更。実際はそれほど年でもない。*4

地位

階級:(上級貴族出身)*5
職種:青色神官神殿長

年齢関連

  • ローゼマインとの年齢差:+39*6~+43*7
  • 誕生季:冬*8

ベーゼヴァンス視点の回

書籍第二部IV プロローグ

作中での活躍

エーレンフェストの神殿長。web版では名前は登場せず、書籍版にて名前表記。
生家にとってはやや魔力が低かったこと、彼を生むとすぐに実母ガブリエーレが亡くなり後ろ楯を失ったこと、実母の死後に第一夫人となった父親の妻やその親である前ギーベ・ライゼガングが父に強く言ったことで、物心がつく前に神殿に入れられた*9
成人後に姉ヴェローニカから贈られた指輪で姉との繋がりを示し、姉からの援助を受け、神殿内や姉の派閥関係者には領主傍系の上級貴族の嫡子であるかのように扱われる場合もあるが、貴族社会では表立っての社交に参加できず、家督相続も婚姻もできない神官の立場である。

人柄とコンプレックス

神殿に預けられる青色神官の大半が庶子である中、嫡子かつ高位の家柄であることを非常に誇っている。その誇りと比例するように自尊心も高く、他人に頭を下げることが出来ない。
実家の地位は神官長の方が高いが、神官長が庶子であるため、神殿では上位に置かれる。それが優越感を刺激するようで、神官長を呼び出すと、自分の方が地位が高いことを誇示したがる。*10

家柄を誇る反面、自分は家柄に見合うだけの魔力がなくて神殿に預けられた為、貴族に対する劣等感は凄まじい。
同じように指輪をつけていても、父親から贈られた指輪を着けた貴族達と違って貴族街で洗礼式を受けておらず、貴族院にも通っていないので、その明確な差が腹立たしく、同時に、姉の権力目当てとはいえれっきとした貴族達が自分に膝をついて挨拶するのを見て、暗い悦びを募らせている。また、政変と粛清によって神殿を出ることが叶った青色神官(シキコーザ)の運の良さには少しばかり苛立ちを覚えていた。*11
貧民の子供なのに領主よりも魔力が多く、自分を魔力の威圧で圧倒したマインには、最悪に劣等感を刺激されている。

神殿長として

後ろ盾の影響力が強かったせいで、長期間神殿長の地位に就き、何十年も君臨してきた*12
領主の叔父という地位を振りかざし、やりたい放題していた。(実際的には「権力者であるヴェローニカに溺愛されている弟」というのが重要だった)
ただし、騎獣を持っていないので、馬車で行き来できる範囲内だけだったが。

政変の影響で青色の神官や巫女が減って経営難になったとき、経費削減のため、洗礼前の孤児達の世話をしていた灰色巫女を真っ先に処分した。
そのため、孤児院では洗礼前の孤児が餓えて次々と死ぬ惨状を呈していた。

ヴェローニカに似ている姪ゲオルギーネを可愛がり、他領に嫁いだ後も文通を続け、何かと援助していた。
援助の一つとして、ゲオルギーネから何度も小聖杯に魔力を込めることを頼まれ、仲介役のギーベ達に渡していた。*13

マインとの出会い

図書室に目が眩んで巫女になりたいと押し掛けたマインの提示した巨額の寄付金(大金貨一枚)に目が眩み、富豪の娘と勘違いして、好々爺の態度で接する。
さらに身食いだと判明したこともあって、例外的に平民に青色巫女見習い(貴族に準じる立場)の地位を与えてでも、神殿に取り込もうとする。

しかし実はマインが富豪ではなく貧民の娘であることを知ると予定を変更、あからさまに高圧的な態度になり、灰色巫女見習い(孤児が多くて貴族の奴隷的立場)として扱おうとする。
娘の身を案じるギュンターが歯向かうと、権力で極刑をちらつかせる。激怒したマインの魔力が威圧を発し、それを受けて卒倒。
気絶している間に神官長の采配でマインは青色巫女習いとして受け入れられた。

青色巫女見習いマインに対して

魔力不足のご時世で、憎々しく思いつつも、マインの神殿入りを認めざるを得なかった。
マインの側仕えとして監視役のデリアを付け、更には嫌がらせとして孤児の中でも面倒な者を付けるよう、フェルディナンドに指示した*14

その後、身食いの赤子ディルクが現れたことで、マインを排除する好機と考える。(魔力不足問題をマインの代わりにディルクに補わせれば、マインを排除しても問題ないという理屈)
他領の貴族(ビンデバルト伯爵)にマインを売り飛ばす計画を立てる。(この計画のお膳立てをしたのはゲオルギーネの忠臣たち*15

この計画の中で、デリアも騙されている。
ディルクに「貴族との養子縁組」が来たと聞かされ喜んでいたら、実はディルクは「奴隷同然の従属契約」を結ばされていた。

しかし、(神殿長は貴族ではないので貴族の社交に招かれなかったせいか)領主エーレンフェストへの他領の貴族の出入りに制限をかけた事を知らなかったことで、計画が頓挫しかける。
計画を強引に推し進めようと、姉ヴェローニカに頼んで、ビンデバルト伯爵をエーレンフェスト内に招き入れるための偽物の許可証を発行して貰った。
この偽物の許可証がヴェローニカの致命傷となる。神殿長とヴェローニカにとっては「いつも通りの我儘」「いつも通りの権力の濫用」だったが、領主が黙認しなければ「公文書偽造」の重罪となる。そして、ヴェローニカの傀儡と見られていた領主が、今回ばかりは黙認しなかったのである。

神殿内でビンデバルト伯爵と共にマインに襲い掛かり、従属契約を強制しようとするも抵抗され、逆にマインから威圧を受けて吐血。
争いの最中に神官長と騎士団長とジルヴェスターが現れる。
マインが領主の養女になる契約が結ばれていたことで「領主一族を襲った重罪人」という大義名分が成立し、ビンデバルト伯爵と共に捕縛された。
ジルヴェスターに対して嘘も交え自己弁護するも、突き放される。さらに姉ヴェローニカも共に裁かれると宣言され、半ば茫然となり、意気消沈。

その後、神官長が水面下で証拠を集めていた「多すぎて数えきれないほど」の悪行も暴かれ、処刑される。

死後

マインが領主の養女になるにあたって、何かあれば「それは全て前神殿長のせいなんです」と都合よく責任を被せることが出来る存在になる。

「前神殿長は退場した後の方が大活躍してますが、色々していた人なので、いなくなれば影響が様々なところに出てくるのです。」*16とあった通り、ハッセなどのエーレンフェスト近隣の町には前神殿長の悪い影響が残っている。*17
とりわけ最大の影響が、手紙入れに入っていた書類一式が、遺品としてゲオルギーネに渡ったこと。この中にあったとある記録から、ゲオルギーネはエーレンフェストのを奪う手段を知った。
ただ実際には、ベーゼヴァンス自身は、ゲオルギーネに教える気は全くなかった。
礎の魔術を発見したところで自分が使えないことも、礎の魔力がどれだけ大事な存在なのかも分かっていたため、側仕えにもわからないよう暗号交じりとした上で、神殿長しか触れない棚に貰った棚と一緒にしまうことで、秘密を守りつつ、見つけたのだという自己満足をこっそり残したかっただけなのだが、それと知らないジルヴェスターが他の手紙と一緒にゲオルギーネに渡し、かつ、ゲオルギーネがベーゼヴァンスの暗号を知っていた為、ゲオルギーネに情報が伝わった。*18
その情報がゲオルギーネのアウブへの野心を焚きつける大きな原因の一つとなり、ヴェローニカ派の壊滅やゲオルギーネの一族処刑へとつながった。

経歴

07年夏 マインを神殿に強引に引き入れようとするが、威圧されて卒倒する*19
07年冬 ダールドルフ子爵夫人に頼まれてヴェローニカにシキコーザの減刑を願う*20
    奉納式に乱入し、ゲオルギーネに頼まれた旧ベルケシュトックの小聖杯10個をマインらに押し付ける*21
08年春 ギーベ・グラーツ夏の館にて、ゲルラッハ子爵・ダールドルフ子爵夫人・アーレンスバッハのザイツェン子爵・ビンデバルト伯爵ら十数人の貴族と密談する*22
    ビンデバルト伯爵を神殿に招き、マインを襲うが、ジルヴェスターらに捕縛される*23
    他領貴族を引きいれたことを始め、数々の罪状(と多少の上乗せ)で処刑される*24

作者コメント

2016年 06月09日 活動報告返答
唐突に出てきたベーゼヴァンスに「誰だ、これ?」と思った方も多かったでしょう。
今回のプロローグのためだけに、今まで名前を付けていなかった前神殿長にわざわざ名前を付けました。
相変わらずマイン視点では出てきませんから、次に出ることがあればやっぱり「誰?」になると思います。
私自身が手元の書籍を見直さなければ思い出せない名前ですから。(笑)
前神殿長は基本的にヴェローニカ頼みです。ヴェローニカが自分の権力の中心で、自分自身には何の力もないことをよくわかっています。

コメント

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    • 平民で登録したら平民になっちゃうので青色になれませんよ。例外はありましたがそんな例外の平民を神殿長にはできないでしょう。神殿にいるのが皆無戸籍であるならそこから神殿長を選ぶのに不都合はないでしょう。 (2020-06-12 23:24:10)
      • 魔力量が実家の足切りライン以上あり貴族として測定棒を光らせる洗礼式を行い魔術具の指輪を親から与えられて青色やってれば貴族の青色だが、それをしてない青色は平民、って作者説明してんじゃん、ふぁんぶっく4だっけ? (2020-06-12 23:28:02)
        • 「平民扱い」じゃなかったかな?今後この子は貴族じゃないですよって意味だと思うんだけど。 (2020-06-12 23:40:33)
      • 貴族扱いだと最初にマインが威圧した後に処罰無しに出来る建前が無いから平民じゃね?ビンデバルト伯爵の時のほうが更に貴族に攻撃する大義名分があったのにこっちは平民のままだと族滅案件だったみたいだし。 (2020-06-18 02:13:01)
    • メダル登録って家と仕事と結婚に関わる住民権だよね、神殿長全部関係ないから無くても問題なく生きていけそう。聖典も直接魔力登録で読めるからメダルとの関係は無さそうだし。あとは、ほぼ平民生活な人として関係するのはフォルコヴェーゼン(アウブの守護)くらい?なので、姉との繋がりが指輪で示されてる状態で、バレさえしなければ大丈夫そう。とは言え同じく思い難いって気持ちもあるんだけど…必要な場面が思いつかないから「無戸籍の可能性がある」で良いと思ってる。でも7歳当時の神殿内の庇護者がとりあえず必要だろ位の感じで内密にちょちょっと血判だけ押して平民登録した可能性ももちろんあるし。 (2020-06-12 23:27:20)
      • メダル登録してない無戸籍だとメダル破棄による処罰もできない。旅商人や下働き程度ならまだしも、神殿長みたいな重職で魔力もある者(家格より「やや低かった」にせよ中級貴族位の魔力量はあるか)にそんな無規制放置を許すのは、アウブとしては認めがたいところ。それもまたヴェローニカのゴリ押しに負けて許した、ってか? (2020-06-13 06:13:36)
      • ファンブック4に、後に貴族社会に戻る可能性がある者は必ず洗礼式を行う、下働きになる血縁者の中には洗礼式をしていない無戸籍の者もいる、とある。ベーゼヴァンスは下働きではないし、青色なら貴族社会に戻る可能性はあるのだし、洗礼式を受け家格に見合う魔力が無かったので平民として登録されたと思われる (2020-06-13 06:48:19)
      • 領地(領主、神殿勤務者への補助金支払い担当、同行する税吏官等)に対し、この青色はどこの家の誰だと明確にする為の洗礼式&メダル登録は必ず実施している。その際、貴族として登録するか、平民として登録するかは、魔力量が家格にあうか否かで決まる。 なので一番可能性が高いのは、親類縁者に貴族としてお披露目する洗礼式は行ってないだけで、メダル登録の為の洗礼式は実施していて、家格に合わなかったので平民として登録……だと思う。 貴族として登録されている可能性はゼロではないけど、無戸籍ということだけはないかと。 (2020-06-13 08:44:21)
        • 【根拠・ここ以外でも議論が飛びまくってるので全文引用】ふぁんぶっく4 Q&A (青色や下働きになった血縁者等の身分、洗礼式、メダルの保管はどうなるのか?のQに対するA) 身分は貴族も平民もいます。青色神官や青色巫女は収穫祭などで領地から得てくる物があるし、神殿への補助金などもあるので、神殿へ入る前に洗礼式をして家とのつながりを明らかにします。その際の洗礼式で魔力を量る魔術具を光らせることができれば貴族ですし、その家の格に見合う魔力がない場合は平民扱いになります。後に貴族社会に戻る可能性のある者は必ず洗礼式を行いますが、そうでない場合、下働きになる血縁者の中には洗礼式をしていない無戸籍の者もいます。  (2020-06-13 08:46:13)
          • 青色は必ず洗礼式をしている。貴族として扱われないけど平民ではない。まで確定かな? (2020-06-13 13:34:42)
            • 必要な場面が思いつかないとか上で書いたけど、アオスヴァールの事がまるで抜け落ちてる状態で自分で笑ってしまった。そりゃそうだな…。上級貴族の血縁者としては「上級貴族の場所(あるんだっけ?)」に魔力(戸籍)登録されてる可能性も全然ありか。家格には見合わないから扱いは違うけど、登録上だけ、血縁の繋がり重視的に?この辺の話題と、シュタープとの関係(破棄された時のルール・図書館地下の家格入室制限)、メダル移動と管轄なんかはQ&Aでも神殿でも色んな所で議論を見るから、良くループする議論タグとかで登録証まとめページ欲しくなってきた。 (2020-06-13 14:54:08)
            • むむ、「平民ではない」とな。「平民扱いになります」けど、平民でなく、しかも「貴族として扱われない」と。ええと……哲学? (2020-06-13 15:51:17)
              • 平民として登録をすればガチの平民(洗礼式のルール上平民の父母を持つ平民の子として登録されるだろうと推測)、貴族の家で洗礼式を迎えたけど魔力が足りない場合は指輪が貰えず正当な貴族として扱われない(指輪+シュタープ持ちから見れば貴族未満の存在)、平民から見れば貴族との繋がりが明らかなので平民よりは上の存在、貴族家との繋がりを示されず魔力を取られるだけの下働き(無戸籍)の場合は完全に人間(貴族)扱いされないので一番悲惨な身分ということに。以上いつもの禅問答でした (2020-06-13 16:18:40)
              • 貴族院を卒業しないと貴族として認められないともあるので、そもそも原因(入学していないとか退学したとか)に関わらず貴族院を卒業していない貴族未満の存在なのでしょう。 (2020-06-13 22:14:53)
              • いや冒頭に、貴族も平民もいると語った上での平民扱いだから、メダル登録に関しては、平民として登録するとシンプルに理解して良いと思うが。<貴族の家で行う洗礼式&メダル登録でも、平民の段取り(取り扱い)で行うという意味だと思う。 (2020-06-14 09:18:55)
                • そのあたり私もQ&A読みながら疑問を感じたのだが、家庭の事情で神殿に入れられる青色でも魔力足りて貴族なら実家で洗礼式やるのも分かる、ベーゼヴァンスみたいに魔力足りてない平民扱いの子にやるだろうか恥晒すようなもんじゃんとも思えてどうなんだろう?と 「青色と実家とのつながりを示すため」ってのは説明あるけどさ、あんな親族招いてその前で神事ってことは無いよね、たぶん あと青色全般一般はともかくベーゼヴァンス個人の場合はライゼガングから強硬に神殿入を求められて母親も死んでるし、洗礼式やるために神殿出して貴族街の冬の館に連れ帰って洗礼式してすぐ神殿に戻すかって… やらないとは断言できんか…… (2020-06-14 09:41:02)
                  • 事前調査があるから洗礼で光らない事なんかまずないって書かれてたはずなんだよね。養子だったら光る家格の親になるだろうし。ベーゼヴァンスの場合死亡時の実家がグレッシェルだから光らなかったし養子にも行ってないのは間違いないんだけど、断じて貴族にはさせんぞという決意の表れだろうかw (2020-06-14 14:21:29)
                    • 220話に、生まれてすぐに魔力を測って成長後も何度か測るから、洗礼式で光らないことはまずない、とあったね (2020-06-14 20:21:31)
                    • 貴族にさせないというか純粋にいらない子だったのだろうとは思う。女の子なら政略結婚のために貴族として育てることが多いけど男の子は不要とされるケースが多いそうだし。 (2020-06-14 21:13:50)
            • 元々貴族籍が無い貴族になる可能性は残ってる平民扱いはしづらい平民と、貴族として洗礼を受けて貴族籍を持っていたが家から出された元貴族の両方が居る (2020-06-13 16:33:09)
            • 青色は領地予算から給料が出てる以上公務員なんだし、さすがにメダルなし(=無戸籍)ではないでしょ。 (2020-06-13 21:59:33)
              • 貴族でも平民でもない、青色としての様式があって保管場所についても青色の場所があると考えるのが自然なんじゃないかな? (2020-06-13 22:14:48)
    • 確定としていえるのは貴族としての洗礼式(指輪の授与有)はやってないってことだけだね。物心つく前に神殿に入れられたって記述があるけど、死後グレッシェルに引き取りの打診だけはしてるみたいだから状況から見て実家の繋がりを示す意味での洗礼式はやってるんだろうけど (2020-06-12 23:32:45)
    • ベーゼヴァンスがどうであれ他領の上級貴族がヴェロの権威だけで下につくような環境じゃ貴族ですらない青色風情が文句なんか言えるわけない気がする (2020-06-12 23:44:01)
  • 殺してしまうと貴族殺しの罪で処罰される平民。いや、マジであの弟大好きお姉ちゃんが健在なら親の連座処か下町が消えてた可能性すらあるけど。ところで、白の建物に対する襲撃でハッセは滅んでおかしくなかったわけだけど、平民とはいえ領主の叔父に攻撃したマインさんとその周辺は良く無事で済みましたね。。。 (2020-08-09 11:59:49)
    • 平民の子供に魔力で威圧されて気絶しました。なんて外にいいたくないだろうしな… (2020-08-09 14:14:10)
    • マインがいないと魔力が足りないから認めるしか無かったし、気絶してる間にフェルディナンドが全部有耶無耶にした。もちろん腹の虫が収まらなかったから記念式で襲わせたりディルクを手に入れた後に売り飛ばそうとしたりしてた。 (2020-08-09 15:00:08)
      • んー。。。魔力が足りないから魔力タンクとして使ってやれって考えだとその後の襲撃や売り渡しと矛盾する気がするんだよね。そもそも襲撃するなら汚点あるわけだからゲオルギーネに言いつければわざわざリスク負わなくても合法的に処分できる訳で公文書偽造とか依頼している場合じゃないだろ、と。ベーゼヴァンスのキャラクター的にはエーレンフェストの安定待ち説よりプライドで攻撃されたこと自体をなかったことにした方がありそうかなぁ (2020-08-09 16:24:26)
        • フェルディナンドに「マインがいないと他領地に頭下げて魔力を乞うことになる」と言われて、他人に頭を下げたくないから渋々認めてる描写はあった。あと他領貴族がエーレンフェストの街に出入りする事は禁じられてたから、その対処はゲオルギーネでは何も出来ない。 (2020-08-09 17:23:29)
    • ディートリンデが不敬罪ですぐに処分されなかったのと同じ理由。 (2020-08-09 15:26:44)
    • 血統がどうであっても領主一族として扱われる者ではないというのが最大の差ですね。加えて、表ざたになっておらず被害者が表に出す気もないでは話が全く違うと思います。ベーゼヴァンス自身は許すことなくずっと怨んでます。 (2020-08-09 18:04:25)
  • 逮捕された後に数々の罪状を調べる目的で記憶を覗かれたのに、犯罪会合にいたゲルラッハ子爵、グラーツ男爵、グローリエの事が一切露見しなかったのは設定ミスか? (2020-09-18 11:02:01)
    • 過去に記憶を覗いたのがヴェローニカ派の貴族と言う可能性を上げているコメがあった。個人的には酒の味をピリッて表現してるから、魔力的な何かがあるのではとも思ってる。酒にもスパイス入ってる可能性もあるけど。 (2020-09-18 11:44:39)
      • 騎士の中から属性や魔力量が似通っている人が同調薬飲んでやるんじゃなかったっけ。 (2020-09-18 20:07:35)
    • 会合にいただけでは犯罪の決定的証拠にはならないかと。会合で犯罪と断言できる発言をし、かつ、実行したという場面を引き出せないとグレー判断になる(=黒と断言できない)のだと思う。 <他領の貴族をエーレンフェストの街の外の館に招くことは禁じられていないので、参加した会合の片隅で、勝手に二人が犯罪の会話をしただけと言い切れるレベルの情報しかなかったら、グレーレベルなので捕縛に踏み切ることはできないとジルが判断すると思う。 (2020-09-18 20:14:06)
      • 確かにあの時点では「身食いくれ」「まあいいんじゃねえの?」くらいのやり取りしかしてないか (2020-09-18 20:16:53)
      • 特に貴族の使う言葉は、複数の解釈が可能な婉曲表現が常用されているからね。 あれは〇〇というつもりでしたとすっとぼけやすいだろうし。。。 ジルとしては一応自分の派閥の人間なので、真っ黒と断言できる証拠がなければ(少なくともあの時点では)参考情報レベルで終わらせる気がする。<フェルは自分の心の中にのみあるブラックリストにいれたかもしれないけど。 (2020-09-18 20:21:17)
      • グローリエだけは一族で巫女見習いに関わらないことと誓約されているのに、あの場にいた時点でアウトなのではないかな・・・? (2020-09-18 20:26:12)
        • グローリエのいる場所で巫女見習の話をするとグローリエは何もしていなくとも罰せられる…というのはさすがに無茶でしょう。 (2020-09-18 20:29:53)
          • 巫女見習いを害するような内容の密談だからね・・・記憶覗きで声まで聞こえるのかわからないけど。 (2020-09-19 07:08:03)
            • マインの時は教師と母親の声が聞こえてるので少なくとも相手側の声は聞こえる (2020-09-19 16:38:45)
            • 会合と言ってるから誤解しているかもしれないけど、一つのテーブルをぐるりと囲んで密談していた訳ではなく、立食パーティの会場の片隅で会話するというような形式だからね。  ベーゼヴァンス達の話の内容如何関係なく、立食パーティの片隅で行われた会話の罪を、単に同じ立食パーティに参加していたというだけで問えるわけがない。 (2020-09-19 17:21:39)
              • 実際にどこまで飲み食いしたかどうかは置いておいて。会合のスタイル的な話ね。 (2020-09-19 17:29:44)
    • 見たい記憶を覗くわけだからビンデバルトとベーゼヴァンスが合意してヴェローニカを巻き込んだと思っていてそんな会合があったと考えていなかったから覗かなかったとか。 (2020-09-18 23:38:12)
      • どこでビンデバルトと会って、マインに誘拐に関してどんな話をしたかというのを見ようとしたら、その会合に行きつくから、会合の存在自体に気づかないということは、さすがにないかと。 (2020-09-18 23:45:52)
      • どっちもあり得るか…。確かに会合の有無を知ってるこちらからすると、記憶を見ないことが不思議だし。でも犯人がはっきり確定してるので魔術具を使わなかったと言っても、ヴェローニカがアーレンスバッハと繋がってると思えばありえるし。ジルヴェスターはローゼマインに情より利益優先してた頃で、フェルディナンドが罪状を調べてると思えば、身内の記憶を読まなかったことも納得かも。不思議なのは確実に記憶を読まれたガマガエル。 (2020-09-19 10:57:21)
        • ベーゼヴァンスは記憶見るまでもなく、フェルディナンドが集めた不正リストだけで処刑できる状態。黙認続けてるビンデバルトだけ記憶見る必要あり、と書籍第三部Ⅰのプロローグに記載あり。 (2020-09-21 23:03:39)
          • 処刑は当然だが、余罪や他貴族の関与など記憶を見るべき案件。それをしなかったのは多かれ少なかれベーゼヴァンスに協力していたヴェローニカ派関係者に忖度した結果だと思えるので、ジルヴェスターの地盤の危うさを浮き彫りにしていると思う。 (2020-09-22 08:44:02)
            • ゲオルギーネはおじの小物っぷりを知っていて、限定的な情報しか与えていないという可能性が高いと思う。すなわち、しょうむない小悪巧みしか余罪の記憶が出てこないのかもしれない。 (2020-09-22 20:23:05)
            • その辺りは、記憶を覗くことが許可される基準が明確にされていないので何とも。 社会システム的に、読むほうも読まれる方も一月も魔力を変質されるという副作用は結構大きいと思われるので、「記憶を読まない限り目的が達成されない重要案件に限る」というユルゲン共通制約があるのかもしれない。 (2020-09-22 20:46:29)
              • 例えば、マイン誘拐取引経緯の洗い出しは、ビンデバルト伯爵かベーゼヴァンスのどちらかの記憶を見るだけで達成する為片方しか見れない(二択なら伯爵の方を見る) + ベーゼヴァンスの処刑材料は、記憶を読まなくても得られる為、その目的では読めなかい……とか。 勿論実際は知らないけど。 (2020-09-22 20:46:55)
              • マイン(一平民)の記憶を読むときもフェルはジルに何度も打診してようやく許可がおりたという流れだったので。それなりに制約があるのだろうとは思ってる。 (2020-09-22 20:49:07)
      • 記憶を見る魔術具というのは、重大な犯罪者に使うもので、使われるだけで罪をおかしたという意味を持つから、そりゃ平民を処分するより記憶見て判断したいって言われたらなかなか許可は下りない。無罪の者に使う上、同調薬を使っても精神異常をきたす可能性もあるから当然といえば当然n。 (2020-10-21 02:56:27)
  • (オズヴァルトのコメント欄から)没になった神殿長ルートもあったようですが(詳細はふぁんぶっくのQ&A、ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン)、触れてあった方が良いでしょうか。 (2020-10-21 02:49:06)
    • 自分はなくても良いと思うけど。ストーリー上必要じゃない情報だし。該当箇所を読んだ人が知っていればいいだけ。 (2020-10-21 11:31:46)
    • 自分もなくていいと思う。それを書いちゃうと、最初はルッツがいなくてフリーダとトゥーリの三人で紙作りする話だったことも書いたりしないといけなくなる。 (2020-10-21 18:43:45)
  • 何故フェルディナンドを神官長にしたんだろうか。腰巾着のエグモントあたりにテキトーな会計や嘘の記載をさせてたほうが都合が良かったろうに。そうしてれば犯罪の証拠の数々も見つからなかったかもしれない。 (2020-10-23 17:46:19)
    • 78話「執務の量と質、実家の地位、異母兄の懇願により」、つまるところベーゼヴァンスより上位の意思だな。粛清後に今までやってた青色神官がいなくなって全部引き継いだとはっきりしてる。物語開始時点はギリギリ神官長じゃないかもしれない時期。 (2020-10-23 20:04:41)
  • ディルクから魔石で魔力を奪って打ち出してたけどなんで貴族院に行ってないのに他人から魔力を奪って打ち出すような魔力の扱いを知ってるんだろう?奉納してればそのくらいできるってことなのかな? (2021-06-02 21:44:25)
    • 上級貴族に相応しい魔力がなかっただけで貴族相当の魔力はあったし、御機嫌取り目的のヴェロの手下貴族か鬱屈したゲオ自身かが教えたかもしれない。その機会は十分あっただろう。 (2021-06-02 22:21:53)
      • 彼はヴェローニカから神殿の掌握をお仕事として期待されていたのだろうから、神殿掌握の手段として指輪利用による魔力の使い方ぐらいは教育機会を得ていただろうね。 (2021-11-02 11:30:43)
  • 神殿長が味方ルート構想もあったと聞いたのですが本当ですか? (2022-06-10 18:52:58)
    • 本当。 ベンノではなくギルド長と組んだ場合(※)のルートの一つに、神官長ではなく神殿長と仲良くなるルートがあり、実際にそのパターンもちょっと考えてみたけれど、神殿長と組んだマインが、神官長(フェル)にあっさりやられるシーンしか思いつかず没にしたという内容の会話を、「このライトノベルがすごい!2018」特別インタビュー内でしている。 ※ プロット当初の予定:マインはギルド長と組む。マインとトゥーリとフリーダの女の子3人で本作りや裁縫をわいわいきゃっきゃとやる。 (2022-06-10 19:11:59)
      • 神殿長が善人になっているルートではなく、あくまでも本性を現さないだけってことなのかな。ギルド長が後ろ盾ならば丁重に扱った方が利益になるから。しかしそれだとフェルとの対立は避けられず……。 (2022-06-10 21:28:39)
        • そこまでは書いていない。というか、フェルは、自分や領主に明らかに利ありと思わなければ、平民や青色の善人性で手を緩めたりしないと思う。 (2022-06-10 22:28:50)
        • ふぁんぶっくのどれかにも記述があったね神殿長ルート。 初期構想なんだからキャラだって定まってないし、フェルというヒロインが構想されてたかも定かではないし (2022-06-11 01:27:14)
        • 神官長がシュタープ持ちの貴族ってのは最初から決めてた設定だったらしい (2022-06-11 22:39:23)
        • 根っからの悪人ではないが神殿送りにされて腐ってたのがマインとの交流で浄化される感じかも。冷徹な神官長が印刷機を見て領地に害をもたらすかもしれないと排除しようとするのを情がわいていた神殿長が領主に頼み込んで止めさせようとするとか。 (2022-06-12 22:12:56)
  • ふと思ったけど、直轄地の収穫量が減っていたのって、祈念式のときに神殿長が聖杯の魔力を小聖杯に移してた? (2023-02-13 22:49:44)
    • 神殿長をヨイショするヴェローニカ派の小聖杯の魔力を多く配分する描写ならばあった。 (2023-02-14 06:20:33)
  • 「灰色巫女を真っ先に処分した」の部分なんだけど、ここの処分って殺処分じゃなくて売り払ったって理解でいいのかな。 巫女を、とあるからにはそういう用途なんだろうし殺すだけなら神官も処分されてたよね。 (2023-04-13 21:54:14)
    • 妊娠出産した巫女は処分され、可愛くないのは貴族の下働きに売られ(92話) (2023-04-13 22:39:38)
      • 「お腹の大きくなった巫女や子供を産んだばかりの巫女が~これ以上増えたら困るってことで、一番に処分された」。当時孤児院にいたデリアの伝聞に過ぎないが、複数が同時期にいなくなったこと・神殿長にとって有用な役割を果たしてないこと・すぐ売れるような理由がないことを考え合わせれば、口減らしだったんだろうな。料理も仕立ても金勘定もできず掃除が得意なだけの女って、庶民からすると生きてく道がない。 (2023-04-14 07:15:20)
  • 外患誘致が無くても、横領や魔力横流しなどでとっくに処刑級の犯罪をやらかしてて、これまで処分されてなかったのはヴェローニカを釣る為の餌として泳がされてただけのこと? (2023-06-20 05:48:50)
    • ベーゼヴァンスを罰するには、その庇護者であるヴェローニカの影響力を大幅に削ぐ必要があった。フェルディナンド:ヴェローニカを文句なく排除できるチャンスを窺い、彼女を排除した後のことを考えてマインの魔力と新産業に期待。ジルヴェスター:ベーゼヴァンスのことは処罰しても構わなかったが、姉である母親がうるさくなるので放置。フロレンツィア:ベーゼヴァンスもヴェローニカも排除したかったが、とばっちりは嫌。 表沙汰にされず彼が「処刑級の犯罪をやらかしてもこれまで処分されてなかった」最大の理由はヴェローニカが庇ったからだろうが、ヴェローニカもろとも処罰できるように「泳がされてた」と言えるのかもしれない。 (2023-06-20 07:09:00)
    • 泳がされていた理由は違う。実質的な最高権力者のヴェロが後ろ盾として過剰なまでに守ってたから領主にも手が出せなかった。神殿長の更迭や処罰=ヴェロとの明確な対立で、ヴェロを裁くための明白な証拠もなくジルにできることじゃない。 (2023-06-20 07:35:43)
      • それを「ヴェロを裁くための明白な証拠」を掴むために、ベーゼヴァンスが餌として「泳がされていた」と呼ぶんじゃないの? (2023-06-20 08:21:25)
      • ヴェロを裁くのは別にジルの目的じゃないからね。身内に甘い上見通しも甘いジルからすれば「可能なら母上も気がすめばフェルディナンドへの迫害をやめるだろ」ぐらいに考えてた。自分の支持基盤と学生時代からの側近(ロゼマにとってのブリュンヒルデやアンゲリカ枠)を切る行為だからヴェロを裁くのもそもそも心情以上に利害関係としてもやりたいことじゃない (2023-06-20 10:40:35)
        • ヴェローニカを逮捕するかどうかは別として、影響力を削ごうとはこれまで何度もやってたけど、その度に阻止されてきたらしい。 (2023-06-24 08:22:26)
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最終更新:2023年06月19日 22:42

*1 第322話

*2 ふぁんぶっく・キャラクター設定資料集

*3 ふぁんぶっく・キャラクター設定資料集

*4 活動報告2015年 06月22日 コメント返し http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1179860/

*5 「貴族街で洗礼式を受けていない」ため(書籍版 第二部IV プロローグ)、青色神官であるが貴族社会からすると「平民扱いになり」(ふぁんぶっく4Q&A)、或いは貴族街以外でもメダル登録しなかった無戸籍の可能性もある。

*6 07年夏~08年春において50歳くらい(※1)。 ここで50歳くらいと言える年齢を50±5歳と想定。 但し、ヴェローニカが忠実な臣下を名捧げで作る方法をガブリエーレに教えられている(※2)ことから、ヴェローニカがそれが理解できる年までは生きていたと考えた場合は、前37年寄りの可能性が高い? /※1 ふぁんぶっく3Q&A「元神殿長は長期にわたる不摂生な生き様が見た目に表れているだけで、年齢は五十歳くらいでした」、※2 2020/03/10活動報告、2020/04/10感想返し

*7 ヴェローニカより年下。ヴェローニカの誕生季によっては上限が+44になる

*8 指輪の色が赤(アニメ17話)、ただし成人後に姉から与えられた指輪

*9 書籍版 第二部IV プロローグ

*10 第78話 第二部 神殿の巫女見習い プロローグ

*11 書籍版 第二部IV プロローグ

*12 第234話 女神の水浴場

*13 書籍版 第二部IV プロローグ

*14 第78話

*15 書籍版 第二部IV プロローグ

*16 第200話 孤児の扱いと町の調査 文末の作者コメント

*17 第233話

*18 ふぁんぶっく5 Q&A

*19 第72話

*20 書籍版 第二部IV プロローグ/本人的にはシキコーザの末路に興味は無い

*21 第139話、第460話、第483話

*22 書籍版 第二部IV プロローグ

*23 第163~165話

*24 第165話、第165話、第173話