ユルゲンシュミット国王

対象

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ユルゲンシュミット内組織階層
序列 階級 別称 最終承認者 任命対象 土地の広さ
1 ツェント 前任の王 (本来はグルトリスハイト取得者) ユルゲンシュミット全体
2 アウブ 領主 ツェント 各領地の領主候補生 領地全体 大・中・小3段階存在
3 ギーベ 伯爵 アウブ 各領地の上級貴族 領地内分割
4 子爵 各領地の中級貴族
5 男爵 各領地の下級貴族

概要

ユルゲンシュミットの国王。「ツェント・人名」と呼称する。
厳密には国王ではなく、神々との仲立ちをする代表者から始まった神の力が及ぶ土地を管理する者である。*1
本来はグルトリスハイト(メスティオノーラの書)を自力で獲得した者はツェント”候補”であり、各々が得たメスティオノーラの書の記載量を比べ合い*2、その中から選定されて国の礎を染めることで初めてツェントとなる。
神々やエアヴェルミーンの視点では、条件を満たし始まりの庭に赴いて自力でメスティオノーラの書を得ていない人物はツェントとして認めていない。*3
グルトリスハイトの機能や知識を使って執務を行うが、最も重要な責務としては、国の礎や国境門貴族院を始めとしたユルゲンシュミットの機構自体を維持する事であると言える。

ツェントの一覧

第n期についてはグルトリスハイト>取得方法の変遷の記載に準拠

人物 年代 備考
初代ユルゲンシュミット国王 第1期 神殿長を兼任
メスティオノーラの書を写しとる許可を得た
ダンケルフェルガー出身の王 3期以前 歴代ツェント
ダンケルフェルガーの歴史書に登場
ガランゾルグ 第2期創始 エアヴェルミーンと会わずにグルトリスハイトを手に入れた最初の王*4
争いを好む危険思想のため金色シュミルの選別で弾かれ、メスティオノーラの書を手に入れられなかった
女神像で魔法陣を取得し地下書庫で必要な知識を得られることに気づいてしまった
品行方正でなくてもツェントになれることが周囲に広がり、彼が好んだ争いが起こるようになった
ラオヘルシュトラ 第4期創始 王族を創始した女王
自身はメスティオノーラの書を手にした正当なツェント*5
エアヴェルミーンのところへ赴いては継承争いについて相談し嘆いていた
地下書庫の奥をツェントの一族として登録された者以外立ち入れないようにし、抗議した者を粛清した
たまに地下書庫の内容からメスティオノーラの書を得た者が現れても、手を下すことで自分の一族だけがグルトリスハイトを手に入れられるようにした
金色シュミルを模倣し、図書館の白黒シュミルを作成した「ひめさま」
王族の居住地をエアヴェルミーンのいる「聖地」から「中央」へ移し、転移陣でしか移動できないようにした*6
ゲゼッツケッテ 不明 はるか昔の歴代ツェント
領主候補生の移動に関する法を制定
オイサヴァール 第4期または第5期
(400年程前)
400年ほど前の時代を統治
ハイルアインド 第4期または第5期
(400年程前)
オイサヴァールの次代ツェントでランツェナーヴェ初代国王の兄弟
ランツェナーヴェ(トルキューンハイト)とアダルジーザの取り決めをしたと推定される
ボースガイツの侵攻を退けアイゼンライヒを解体した王 第4期から第6期
(200年程前)
200年ほど前の時代を統治
中央神殿を建立した王 第5期創始 虚弱な子供のために中央にある住居のそばに神殿を建てる*7
シュバンクハイト 第5期 次期ツェント争いで相打ちの結果残った、虚弱なツェント*8
シュバンクハイトの子 第5期 中央神殿建立から何十年後かに即位
虚弱ではなかったが聖地での神事の様子を知らず、そのまま中央神殿で神事を行い続けた*9
アルプゼンティ 第6期創始 グルトリスハイトの魔術具を作成した女王*10
溺愛する息子にツェントを継がせるために属性が一つ足りなくても使える魔術具の『グルトリスハイト』を作成した*11
ローゼマイン以前にユルゲンシュミットの礎を染めた最後のツェント*12
ナイグンハイト 第6期 アルプゼンティに溺愛された息子*13
魔術具のグルトリスハイトを与えられツェントを自称した最初の王
グルトリスハイトの魔術具継承と、それによるツェント継承が本来と異なる特殊事例であることと、継承者が死亡した際に魔術具が地下書庫の奥へ返ることを子に伝えなかった*14
この頃ツェントの国の礎に至る鍵が失われたといわれる*15
ルンドザイン 第6期 ナイグンハイト最愛の息子*16
全属性で自分で手にできる者ではあったが、魔術具のグルトリスハイトを継承してツェントを自称した二人目の王
グルトリスハイトの魔術具が親から子へシュタープで魔力を通して継承する物だと考え、地下書庫へ行かなかった(地下書庫にマニュアル本があることは知っていた)
自身の子にも魔術具を継がせた*17
ルンドザイン以降礎と神殿の関係性やメスティオノーラの書の取得方法などの情報が失われた*18
(先代ユルゲンシュミット国王*19 第6期 魔術具のグルトリスハイトを継承してツェントを自称した八人目の王*20
第二王子を次代に指名し、魔術具のグルトリスハイトを譲った
「自分にグルトリスハイトを譲れ」と脅迫されながら殺されたことで、政変のきっかけとなった*21
((ワルディフリード)) 第6期
(政変の切欠)
病床の先代ユルゲンシュミット国王から魔術具のグルトリスハイトを継承(九人目*22)するも、即位前に暗殺される
その死と共に、魔術具のグルトリスハイトは地下書庫奥へ戻った*23
一時的に魔術具のグルトリスハイトを所持していたが、即位前に暗殺されたので公式には王であった期間はない
トラオクヴァール 第7期
(政変~15年春)
先代国王の第五王子(ワルディフリードの異母弟)
政変の結果、魔術具のグルトリスハイトを持たず礎も染めないまま就任した唯一人の王
ローゼマイン 第8期
(15年春)
エアヴェルミーンに任命されて、神々の祝福を受ける
授かった神々の御力でユルゲンシュミットの礎を染めたことで魔力的にツェントとなる
ローゼマインが礎を染めたことは秘匿され、公式には王として即位していない
エグランティーヌ 第8期
(15年春~)
女神の化身よりグルトリスハイト(フェルディナンド製)を授かり、即位する
神殿長を兼任
継承の儀式(戴冠式)で長い歴史の中で少しずつ歪んできたユルゲンシュミットとツェントの在り方を見つめ直し、中央神殿の神殿長として古の儀式を復活させることを光の女神と側に仕える眷属たる12の女神に誓った


コメント

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  • ゲゼッツケッテを上部に移動。時期は不明でもエグランティーヌの下に配置するのはどうかと (2018-10-28 20:15:49)
  • 「ダンケルフェルガー出身の王」が「歴代の王」っておかしくないですか? 「ダンケルフェルガーから王が立ったことがある」だけで、何代もダンケルフェルガーから立ち続けたわけじゃないでしょ? (2020-02-09 19:50:05)
    • べつにダンケル出身の王が歴代でもおかしくはないと思うが、ローゼマインと()書きの第二王子以外は全員歴代の一員だからいちいち歴代の王と書く意味が分からんというのは正直なところ。 (2020-02-09 23:23:56)
  • 伯爵等の爵位持ち(領主)が居て彼等はアウブに忠誠を誓ってるから、地球基準だとツェントはエンペラー、アウブはキングに相当するのかな? (2020-05-27 15:14:15)
    • ”ユルゲンシュミットの王は(ツェント)厳密には国王ではなく、神々との仲立ちをする代表者から始まった神の力が及ぶ土地を管理する者”(2020/03/21アニメ公式とその他諸々)、英訳版だとkingdomではなくcountryと訳されてるので厳密に言うとEmperorやKingは不適切なはず。そこを敢えてこっちの世界で例えるなら個人的には周王朝をイメージする(ツェント=王、アウブ=公or侯) (2020-05-27 15:49:40) )
  • 国の礎を染めていなかったトラ王は論外として、それ以前のツェントって国と中央の二つの礎を染めてたんだろうか。 アウブがツェントになれないのは仕様上の問題だと思ってたけど、下位(領)が上位(国)を染められないだけで上位を先に染めてた場合は下位も染められるとか? または中央の方は後継者が染めてた? (2021-12-27 11:43:19)
    • 聖地外中央領地の礎には染めた人が他の礎を染められない仕様が無くて、国の礎の主に従属する設定になってるとか。だからこそ正式な領地と認められず、その礎を染めていても「アウブ」と称されなくて、「中央におけるギーベ」という扱いなのかも。 (2021-12-27 11:58:02)
      • 656話で中央の拡大してた領地を削るってあるから礎は一つで貴族院の礎の対象地域も境界線の引き直しで対応できるのかなと思った。礎からの魔力は貴族院、中央の指定した範囲(政変前までの)と国境門に供給されて、他領地はアウブが担当、国境門はツェントが開閉と同時に足りない分を供給してたとか。中央におけるギーベは境界線引き直せていない中央管理の旧トロストヴェーク旧シャルファー担当のことかもしれない (2021-12-27 13:36:19)
        • 中央の礎はエアヴェルミーンが感知するものであり、神の守備範囲に「国の礎の主に従属する設定」を上手く組み込めるほど、時代が下ったツェント達が有能とは思えない。中央の礎は門を含むユルゲン全土の魔力に関連するけれど、特に貴族院に魔力供給するものだと思ってた。円形になってるのでバランスがいい。本来アウブが染めるべき中央の礎は旧直轄地+トロストヴェーク+シャルファーの少なくとも3つある形では。染めた者をアウブと呼ばないだけで。 (2021-12-27 16:23:01)
        • 中央を含む各領地は全て地続きだけど、聖地だけは転移でしかいけない別空間?的なものってどこかで見た気がする。だとすると聖地の礎と中央を含む地続き領地の各礎は別物じゃないかと思うんだよね。 トラ王が聖地の礎を染めていなかったのは確実だけど、どこの礎も染めていない状態でツェント称するのはいくらなんでも烏滸がましすぎるし国の礎だと勘違いして中央の礎を染めてたんじゃないかと。 (2021-12-27 19:04:57)
    • 二つの礎を同一人物が同時に染められないのは仕様だと思う。だから中央領に礎はなくギーベ館的なモノしかなくて、アナエグに与えられた離宮がソレに該当するのかと。……するとアウブになった者は自動的に領主候補生の授業を受けられなくなりそう、箱庭の礎を染められないから。実物の礎で試験を受けるしかなかったんや…… (2021-12-27 18:09:06)
      • 各自の離宮が領地で言うギーベと同じ物で、離宮の主がそれぞれ礎を染めてるということか。確かに中央のみの組織としてそれはありそう。 箱庭も礎の一種だから、重複制限に掛からないのかという疑問はあるんだよね。 ローゼマインはうまく回避しちゃったからどちらか分からなくなってるし。むしろ制限の矛盾を避けるために実技として認めさせたとか? (2021-12-27 18:53:05)
        • 洗礼式を迎えたばかりの王子様にギーベ的な礎を染めさせるの? キツくない? 主としての認証やらで魔力登録はするだろうけど。 (2021-12-28 15:02:00)
          • 政変前は王族がたくさんいたから、貴族院以外の中央領の礎を染めるのも魔力供給するのも不自由なかった。しかし政変で王族は概算で1/5になった上、中央管理の廃領は増えた。王族の魔力が足りず (2021-12-28 16:32:57)
            • 途中送信失礼。側近が代行せざるを得ないことは魔力供給を始め多々あったはず。 (2021-12-28 16:34:47)
              • 「離宮」にはギーベの礎(周辺の聖地外中央領地の魔術的支配権付き)的なものが付随しているとして、洗礼直後のヒルデ王子にその礎を染めさせるのは酷では? という話に対して側近が代行って、そりゃさすがにまずいでしょ。 「離宮」にはそういった土地の魔術的支配権的なものは付随せず、ただの白の建物では? という話なんだが。 (2021-12-28 17:42:31)
                • 政変終了時、トラ王の王子は皆10歳以下だった。王宮にある国の礎(のレプリカ)の他に、元々の直轄地・旧トロストヴェーク・旧シャルファーの3つ分の礎があるってのに、側近が王宮以外の礎を代行して染めなければどうしようもないだろう。土地の魔術的支配がまったく伴わない「離宮」なんて、ただの飾りだから将来的に王子の格を下げるのでは?  (2021-12-28 21:34:33)
                  • 礎を染めるのは王族なり領主一族なりじゃないとマズいのでは。側近による代行なんて支配権の委譲そのものだで。ユルゲンの常識的にあり得ないと思うのだが。 図書館とかの施設単位なら側近なり役付き中央貴族によって染められてもおかしくないけど、土地の礎はマズいでしょ。 (2021-12-28 23:22:51)
                    • 政変後はその王族の数が少ないんだからどうしようもない。領主一族って廃領地の一族ってこと? それこそ負け領地の一員だから、礎を任せるのはあり得ない。代行であれば支配権の委譲といっても、数年後の交代を計算済みならば影響は少ないだろう。 (2021-12-29 07:04:25)
                      • 何の根拠もない珍説ブチ上げないでよ。 (2021-12-29 08:53:36)
                      • 直轄地専用の礎あるかはわからないけどトロストヴェークとシャルファーの礎確保してる前提なら礎染めるのは側近じゃなくて領主候補生コース取った人じゃないとダメでしょ。エグの前の教師で傍系王族でてきたくらいだから傍系王族、もしくは王族か傍系王族に嫁いだか婿入りしたけど伴侶が亡くなった元領主候補生が染めたと考えるほうが自然だと思う (2021-12-29 11:01:27)
                        • 自然だけど、「傍系王族やそれに準ずる元領主候補生が複数いる」という記述がどこにもないからね。エグの前任は高齢で退職、それに代わる講師がいなくて出産後のナーエやエグが駆り出されてる。領主候補生コースを取ってない、って事由は青色上がりの教育同様、極秘で何とかできるかも。直轄地からの収入は王族にとって大事だからね。 (2021-12-29 11:30:23)
                          • エグが教師になったのはロゼマの監視のためだよ(SS置き場19)。記述がないのはお互いそうでしょ。側近が代行のほうこそ記述ない複数の条件を満たす必要がある、それに実質アウブになるための準備を卒業直前まで玉座を争ってたジギとアナがやるとは思えない(アナかジギの側近が負け組の礎を主の将来のために染めたらツェント辞退したのかって捉えられかねない)。情報ないから絶対ないとはいえないけどさすがに不自然すぎるよ。 (2021-12-29 13:46:22)
                • 「顔色の悪い王族 その1」にあるセリフ「中央の王宮や離宮を閉鎖し、(中略)中央の直轄地ではなく、全ての領地から集めた税で生活すれば良いのです。」から考えると、離宮=ギーベ領みたいなものではなく直轄領にあるっぽいね。 (2021-12-29 01:05:39)
          • 読み直していたら「領主会議の奉納式」で「中央にはギーベの役職に就いている者はおらず、ツェント以外の王族がギーベのように離宮やその周辺に魔力を配るために管理している」とあるので、やはり離宮=ギーベな制度になっている模様。 (2022-01-02 19:23:44)
      • ツェントの礎&アウブの礎はユルゲンと結びついていて兼ねられないが、領主候補生講義の箱庭は独立したおもちゃみたいなものだから重複制限にはかからないだろう。 (2021-12-27 21:33:30)
    • 「完全に別物というわけでもないのですよ。中央の王宮にある供給の間は中央神殿の祈りの間と繋がっていて、中央神殿の祈りの間にある魔術具が貴族院にある供給の間に繋がっています。その供給の間から礎に魔力が送られています。」(652話 顔色の悪い王族 その1)ということではなく? (2021-12-29 17:12:33)
      • 王宮の供給の間はその通りだけど、王宮にあるはずの礎は具体的な情報がないよね? メス書を1/3得たフェルディナンドがディートに「アウブは国の礎を染める資格がない」的なことを口にしてるから、王宮にもユルゲンの礎につながる礎の間があるとは思うけど。 (2021-12-29 17:27:32)
        • あー、なるほど、国と中央の二つの礎が存在する、ということですね(「国と中央の二つの礎を染めてたんだろうか」を読み飛ばしてました、すみません)。私は「656話で中央の拡大してた領地を削るってあるから礎は一つで貴族院の礎の対象地域も境界線の引き直しで対応できるのかなと思った」と同意見で、中央≒貴族院≒聖地の線を引き直しして、中央⊃貴族院の状態になったのかなと思っていました。「ツェントは襲撃してくる者を防ぐため、居住地をエアヴェルミーンのいる聖地から別の場所に移し、聖地と転移陣を刻んだ扉でしか行き来できないようにした」(606話 ツェントとグルトリスハイト)ようなので王宮を作った頃は直接行けたようですし、中央の領地の引き直しも普通の領地と同じようにできるのかなと考えます。 (2021-12-29 18:27:19)
      • 「魔王の暗躍」で「中央神殿の聖典の鍵はユルゲンシュミットの礎に繋がる。」とあってその後その鍵で聖地の礎に向かってるから、少なくとも中央神殿の地下に中央領地の礎があるわけではなさそう。 となると、中央領地は聖地の礎の領域が拡大したもので間違いないかも。 ということはトラ王はどこの礎も染めてないのにツェント自称してたのか…ギーベ未満じゃんそれ (2021-12-29 20:22:07)
        • それ以前のツェントもまともに礎を染めてないんじゃね?658話でロゼマが礎に供給しても1/6にも満たない位少ないのに648話でフェルが20年持つ(本当かどうかはわからんが)言ってるから100年以上前からまともに礎に供給されて無い事になるぞ (2021-12-29 23:09:24)
          • あー、確かにそうだ。ツェントもアウヴと同じく大体20年で交代すると仮定した場合5世代分でしょ。「王」のページ確認したら中央神殿建立王の次から数えて先代王(同一人物説ON)までで5世代なんだけどw これ最後に礎染めてたの中央神殿王だったりしない? (2021-12-29 23:38:53)
            • よく考えたら急死したわけでもないのに礎の継承忘れるなんてあり得ないから、先代王までは継承してたと考えるのが自然だった。 継承式の後に図書館来るのも礎継承のためだろうし。 単に満タンまで供給しなかった、出来なかっただけかな。 (2021-12-30 12:36:48)
              • 貴族院の礎があるって情報自体が失伝して、数十年経ってると思われる。652話で「今の王族の皆様が供給しているところはユルゲンシュミットの礎ではないため、もうじき魔力が尽きてユルゲンシュミット自体が崩壊してしまう」と言われて王族が衝撃を受けてたから。境界の引き直しをしないのなら王宮の供給の間から複数人が魔力を注ぐだけでいいから、魔力が少なくなった世代には手軽で楽だったんだろう。継承式の後に図書館に行くのは、地下でシュタープに必要情報を追加する慣習が残ってるだけだと思うよ。 (2021-12-30 17:19:16)
              • 考えられる可能性としては、魔導具グル典を作った時に国の礎の場所が明記されて無かったので解らなくなった。で、枝主の言ってるように中央と国それぞれの礎があって国の礎は全く染めず、国の礎だと思って染めてたのが中央の礎でそれを引き継いてたとか?それかフェルの20年持つってのが嘘で実は5年しか持たない状態で、30年ほど前から減りだしてトラ王になってから急速に減ったとか? (2021-12-31 00:38:56)
              • アホ典にどこまでの情報が入っているか次第じゃないかな。国の礎へのアクセス方法はアホ典にも記載されない口伝かもしれない。 ロゼマはメス書の器にDLした真のグル典だから知ってるけど、トラはアホ典も口伝も継承してないから王宮からの供給しか知らないとか。 でも王族創始以前だとグル典を得た複数のツェント候補であれば誰しも国の礎にアクセスできたってことか。そりゃ血みどろの争いになるなぁ  (2021-12-31 02:18:40)
                • 元神がツェントレースで「勝者を礎の場所へ案内してくださるそうだ」(649話)から、メス書にさえ国の礎へのアクセス方法は記してないのでは。フェルディナンドは類推しちゃったけど。 (2021-12-31 03:36:35)
                  • 案内するのは3人の知識が不完全だとじじさまが考えてるからだよ。ロゼマはフェルは補完してるから案内必要ないって言ってる。トラオの父親まではマニュアルで普通に執務してたっぽいのに礎把握してないとは思えない。あとユルゲン崩壊が伸びたのはロゼマがアーレン強襲のために3つの国境門に魔力供給したからで、国境門への魔力供給では礎の魔力残量は増えないはずだから、顔色の悪い王族の後にロゼマが供給する前の礎の魔力残高だと20年ももたなかったと思う。 (2021-12-31 07:13:50)
                • 次代は兎も角アホ典こ最初のアホ王は全属性でもないし色々と伝えて無いことが多そうだからね。アホ典最初の王はトラオの曽祖父の可能性が高いからこの頃から礎に魔力が届いてない可能性がある。 (2022-02-02 10:49:07)
          • 少なくともアイゼンライヒを潰してエーレンフェストに改めたときには当時のツェントが国の礎を染めてるはずだね。アウブ領の境界をイジってるから。 これが200年ほど前。 (2021-12-30 01:08:22)
        • 自称じゃない。渋々ながらも中央神殿の承認を得てる。魔術的にはツェント候補ですらなかったけど、トラだって担ぎ上げられちゃっただけなんだからそう言ってやるな (2021-12-30 00:59:06)
    • 確実なのは親バカな女王が属性が足りない大バカに魔術具のグルトリスハイトを与えた段階で知識が途絶えて礎に供給出来てなかった可能性が大きい。 (2022-01-15 20:45:13)
      • 女王は溺愛した子を王にする為に無理を通したけど、伝えるべき情報はきちんと伝えている。(第606話) 溺愛されて王になった子は、グルトリの正式な伝授に関しては、自分の子に伝えるのを端折ったけど、それ以外も伝えなかったという描写は特にない。(第606話)<礎に魔力を供給するなんて、両方生きているなら、伝え忘れる方が難しい位、王として最重要な行為だし。 失伝した可能性が一番高いのは、傍系王族用の教育しか受けておらず、王族教育をできる人間も絶えたトラが王位についた時点で、次点は、中央ができたあたりからゆっくりと抜けていったという可能性かなと思う。 (2022-01-15 21:37:06)
  • アホ典+中央神殿に行かなくなる+中央神殿で王族が神事をしない+地下書庫に行く必要が無くなったので神殿廻りをしないので昔ほど魔力が多くない。は確定? (2022-01-15 22:07:48)
    • 地下書庫の奥は、魔術具のグルトリ作った女王の孫あたりで失伝した可能性はあるけど、それ以降も成人した王族が領主会議の頃に貴族院の図書館を訪れ、上級司書3人の鍵で地下書庫には出入りしている描写はあるから(政変前に、ソランジュが現場を毎年見ている)、「地下書庫に行く必要が無くなったので神殿廻りをしないので昔ほど魔力が多くない」は確定していないと思う。 (2022-01-15 22:22:44)
      • 政変前の王族(第二王子とか)と、政変後の王族(トラとその子)は、出生事情も込で明確な差はあると、作中描写や作者コメントがあるけどね。 (2022-01-15 22:24:44)
      • あの矛盾点は年齢的にトラオの先代の頃なのに、ソランジュが見てる王族のはずの政変前の第一王子は書庫の存在を知らなくてアホ典を第三王子が隠し持ってるって邪推してに喧嘩を吹っかけてるんだよね?第二王子と第三王子は知っていて地下書庫に行ったけど第一王子は知らないなんてことがあるのか? (2022-01-15 22:40:43)
        • まず領主候補生は図書館に自分で行かない。領主候補生が地下書庫にある資料を探そうと魔術具に聞かなければ案内されない。司書は自分からそういう書庫がありますよーなんて振れ回ってはいない。口伝がいろいろある時代だから、親(王本人)に教えて連れて行ってもらわなければ存在も知らない、ということは普通に起きると思うぞ。王子それぞれ離宮住まいだから敵派閥の予定を把握できないことはあるし、貴族院は転移陣で飛べるし。 (2022-01-15 22:52:59)
        • トラオの父親である先代ツェントは、いちおう全属性を次期ツェントにしようとしてたんじゃないかな。シュミルズに「属性足りない」とダメ出し言われちゃうようなのを次期にできないだろう。エグが全属性なのでエグの両親もおそらく全属性、エグ父親の同母系の第二王子も全属性だったから次期になり、第一王子は洗礼式のときに属性足りてないと判明したのでツェントレースに落とされ、ツェント教育されてなかったんじゃないかな。 (2022-01-15 22:58:45)
  • トラ王「グルトリスハイトがないためにユルゲンシュミットの礎を染めることができなかった」とあるけど、正確には「ユルゲンの礎が貴族院にあることを知らなかった」のでは。トラ王以前も王宮から魔力供給し続けていたのだから。それと誤字が気になったので、「女神像で魔法陣を取得」「神殿を建てる」。 (2022-04-09 18:46:33)
    • グル典がなけりゃ礎の間に行けないんだからおかしくない。 国の礎が聖地にあることを知らず、聖地外にある王宮からの魔力供給では経路が多く、魔力の無駄があることを知らなかったのは確かだけど。 (2022-04-09 21:10:40)
    • 正直、トラ王の名前にカッコ付けたい。 むしろツェント一覧に載ってること自体・・・はお話的に仕方ないけど (2022-04-10 07:26:44)
      • 王族の罪を隠す方針を、神の力を帯びた状態の女神の化身が示したから、神の力を帯びない状態のロゼマが意見を万一変えたとしても、トラオクが王であったとの歴史認定は覆らないと思うよ。 (2022-04-12 22:15:41)
  • オイサヴァールとハイルアインドはシュバンクハイト同様ラオヘルシュトラの子孫でアルプゼンティの祖先と思われるけど、どっちが先なんだろう? (2022-04-12 00:43:18)
    • 中央神殿建立とランツェナーヴェ建国はとちらが先なのかか。ランツェナーヴェ建国に伴う貴族の減少はそこそこ大きかったと思うから、聖地で神事しなくなってからだとかなりきつそう。政変と違って国全体で減った訳ではないから中央移籍の増加でなんとでもなったかもしれないけど。ついでにアイゼンライヒ滅亡の前後関係も気になる。 (2022-04-12 23:29:06)
      • 一人の王子とその側近達(推定20人前後)が移動した程度では、ユルゲン的には大して影響ないかと。それこそツェント争いを実際にして、何人もの次期ツェント候補が敗れた時の方が、よっぽどインパクト大きいと思う。(敗れた後継者の人数×20人前後が外れる訳だし) (2022-04-13 05:53:32)
    • 多分シュバクンハイトのほうが先じゃないかな? 仮にも“聖地”と呼ばれてた場所に出奔者の子孫を住まわせるリスキーだし、知ってたなら中央を一部分割して専用の居住区を作って壁で覆う方が安全だと思う。 (2022-09-26 18:40:21)
  • 魔術具グルトリスハイトは前ツェントで8代目、ワルディフリードが9代目予定だった(ふぁんぶっく8)。ルンドザインはトラオクヴァールたちの父ではない。1代20年と考えて150~200年ほどか。 (2023-11-11 00:19:40)
    • 200年前といえばアイゼンライヒ... (2023-11-11 06:42:43)
    • ボースガイツの侵攻が200年ほど前で、シュバンクハイトの子が中央神殿建立から何十年後かに即位なので、長く見積もってもせいぜい120年位なのでは。ボニ爺やリヒャルダに歴代ツェントを聞いてみたいものだ。 (2023-11-11 06:46:41)
      • 時系列がおかしい。シュバンクハイトはアホ典が出来るより前の王。 (2023-11-11 06:56:32)
        • アホ典ができる前だから120年位だといった。なので別に時系列がおかしいわけではない。勘違いさせたようで、書き方が悪かったか。 (2023-11-11 08:50:07)
    • シュバンクハイト以降は間接奉納になったので激務で代替わりが早くなった…なんて可能性はあるのかもしれない。でも親子でなく兄弟で継ぐと必要年数は大幅に変わるし計算としては信憑性が微妙だと思います (2023-11-11 07:40:36)
      • 殺された時成人ちょっと前のエグ姉を持つ第三王子より年上のワルディ(当時30歳以上)が死んで15年以上経っているので、丸々9代と考える。兄弟に継ぐといってもその子供は傍系王族になっているので継承は9代で一度あるかないか。平均が長子誕生の17年としても153年、兄弟継承が一度あったと仮定しても140年前後。子供に数年で早く継がせたところで孫は成人しなきゃ継げないからどうせ子が長くやることになる。平均の理論最低値は15年程度と思うよ、これで145年。さらに長子に継ぐばかりじゃないので平均が延びる可能性はいくらでもある。50年ってのは実質3代なので、これでも長めに幅を見積もってるんだよ。 (2023-11-11 19:00:47)
        • エーレンは7代で200年あるぞ (2023-11-11 19:16:43)
          • 計算間違えた、15年の9代は135年だ。 (2023-11-11 19:24:28)
          • 初代から二代目が長いからね、二代目は孫が継いでる。だから延びることはいくらでもある。(t (2023-11-11 19:24:45)
            • 中継ぎアウブの概念が貴族間で常識化されているので、中継ぎツェントが存在していたら、一代の平均期間が短縮する。孫への継承だと長期化する。だから、八代というのは数十年〜200年程度?という漠然とした長期間、ただし世間常識が一変するには十分な期間を意味するだろう。 (2023-11-19 09:11:46)
  • 概要の「国の礎を染めることで初めてツェントとなる」を元に、ナイグンハイトからトラオクヴァールまでの表現を少し調整しました。問題がありそうなら復元してください。 (2023-12-06 16:39:29)
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最終更新:2024年02月20日 01:40

*1 2020年3月21日活動報告

*2 書籍版第五部XI プロローグ

*3 書籍版第五部XI 始まりの庭と誓い

*4 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*5 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*6 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*7 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*8 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*9 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*10 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*11 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*12 ふぁんぶっく8 Q&A

*13 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*14 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*15 書籍第五部Ⅻ 特典SS ツェントからアウブへ

*16 書籍版五部Ⅷ ツェントとグルトリスハイト

*17 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*18 ふぁんぶっく8 Q&A

*19 声(ドラマCD第9弾):井上和彦

*20 ふぁんぶっく8 Q&A

*21 CD9アフレコレポート前編

*22 ふぁんぶっく8 Q&A

*23 第606話 ツェントとグルトリスハイト