貴族院の恋物語

【初出】
第339話
【著者】
エラントゥーラ(エルヴィーラの筆名)*1
【印刷所】
ハルデンツェル工房*2
【概要】
エーレンフェストのお茶会で幅広い世代の奥様方から聞いた話を元に書いた物*3貴族院物語と同じ本か。
【特徴】
エーレンフェストに比重が偏り、そうでない場合は貴族院で語り継がれているような有名な話が多くて特定が比較的容易*4第二弾もある。


進捗状況


11年冬・城での販売会
領内販売開始*5
12年冬・本好きのお茶会
貸出開始*6

読者感想

ヒルシュール
「……これはほとんど実話ですわね。年代はバラバラですけれど、誰のお話かわかるものがいくつもございます」*7
ローゼマイン
お母様の妄想力はマジすごいのだ。*8
ハンネローレ
「自領よりも上位の、しかも、年上の女性に振り向いてもらおうと努力を重ねる姿は応援したくなりますし、あのように熱く愛を語られてみたいと思いますもの」*9
シャルロッテ
「わたくしはこちらの騎士見習いのお話が好きです。敗れても諦めず、恋を叶えるためにこれだけ力を尽くしてくださる殿方はなかなかいらっしゃいませんもの」*10
ソランジュ
「時折知っているお話があって楽しゅうございましたよ。このお話はあの方かしら? と考えていると、自分の貴族院時代の思い出が蘇って非常に懐かしい心地になりました」*11
レオノーレ
「話題を提供する立場になるのは嫌ですけれど、エルヴィーラ様の書かれるお話は素敵ですもの」*12
レスティラウト
絵以外の価値を感じられなかった。噂好きの女性の話を延々と聞かされているような気分になっただけで、別に話自体を面白いとは思えなかった*13
ミュリエラ
そこにはバルトルト様のような乱暴な殿方はおらず、素敵な殿方ばかりがいるのです。
婚約の課題に立ち向かうドンケルングのお話がとても好き。「わたくし、親に反対されても諦めない恋物語が好きなのです。」「ドンケルングを育成の神アーンヴァックスが青い炎で包み込んだ時など、本当に心が震えましたわ」*14
リュールラディ
「ドンケルングのお話はわたくしも好きなのです。」「領主一族の護衛騎士を目指して火の神ライデンシャフトに祈りを捧げながら努力する様でしょうか。あの描写が堪らなく好きなのです。作者のエラントゥーラ様は本当に表現が美しくて……」「それから、唯一ヘルシェーンと過ごせる貴族院を離れなければならない別れ際の切なさ。思わずわたくしまで命の神エーヴィリーベに祈ってしまいました」*15
ユーディット
「巻を重ねるごとに主人公の恋が実る確率が上がっていますよね。あのくらい、わたくしの命中率も上がってほしいです」「あ、いえ……。わたくし、貴族院の恋物語より恋愛が絡む騎士物語の方が好きなのです」*16
ローデリヒ
「文体などは参考になるけど、恋愛にそこまで興味を持てなくて……。あれは女性向けだと思うよ。」*17

コメント

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  • シャルロッテの話って、ハイスヒッツェの話じゃない? - 2018-03-07 22:10:59
    • (ファンブック4)Q.シャルロッテの言った恋物語の騎士は? A.ハイスヒッツェです (2021-01-31 11:38:36)
  • ドンケルングってランプレヒト? ローゼマイン式魔力圧縮で魔力伸ばして結婚認められた遠距離恋愛の護衛騎士って (2020-07-17 21:22:12)
    • ドンケルングの話のモデルがランプレヒトではないことは確定(ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン) (2020-08-14 03:37:53)
  • ベースは幸せになれるダームエルだと思ってたけど同士いないんだなぁ… (2020-07-18 05:56:43)
    • ダームエルがベースの恋物語は、「下級騎士がギーベの娘に恋をして、必死に魔力を上げたけれど、結局叶わなかった悲恋物語」 (2020-07-18 09:04:49)
  • 読み返してる内に、ドンケルングの話がハイスヒッツェとフェルディナントの話にも思えてきた。これが負け続ける騎士のお話なのでは?諦めない辺りダンケルフェルガー関連な気はしてるんですが。もしくは、ハンネローレとシャルロッテが話してた時の上手く行く方の騎士の話なんですかね? (2020-10-04 20:08:30)
    • (ファンブック4)Q.シャルロッテの言った恋物語の騎士は? A.ハイスヒッツェです (はみでたコピペ5)Q.ふぁんぶっく4の敗れても諦めない騎士見習いはハイスヒッツェとフェルディナンドの話ですか? A.なんでそこにフェルディナンドが出てくるのですか? 普通に奥様とのお話です。 ドンケルングがハイスヒッツェならという前提だけど、こういうことでしょう? (2021-01-31 11:38:36)
  • ラオブルートとヴァラマリーヌの話がそのうち載ったりすんのだろうか (2022-10-17 09:18:12)
    • 王族の罪を隠す方針 → 王族の罪の多くを反逆者のラオブに押し付けるに当たっての物語作りの一環になり得る → (2022-10-17 09:47:13)
      • かなり早期に物語化される可能性ありと思います。 (2022-10-17 09:48:29)
      • 強いて言うなら稀にほのめかされる続編の時かけ案件のSSなら明かされるかも。時の女神のお導きの裏側として。 (2022-10-17 12:53:13)
      • 物語の書き手がラオブの記憶見たわけじゃないから恋物語にはならないと思う。あと隠す内容って、 グルトリスハイト見つからなかったのも魔力不足なのも全部王族のせいでしたって内容なので、責任は外患誘致と中央騎士団長の裏切りでまとまるんじゃないかな? (2022-10-17 15:28:23)
    • プロパガンダ目的に物語を作るならそうなるだろうね。ただ、「中央騎士団長が裏切るなんて、何があったんだ?」という疑問を多くの人が抱き、さらに噂話に尾ひれがついた結果として、悲恋として話し継がれるという可能性は普通にあると思う。事例:江戸時代の心中話 (2022-10-17 16:52:01)
    • 身分違いの高貴な姫君への求婚が実ったと思ったのもつかの間、彼女は突如政略結婚させられ男は彼女への愛に殉じる…てな感じの悲恋にはなるんじゃない? 「架空のお話」が売りなんだから、モデルの血統や役職を描写する必要はない。 (2022-10-17 21:31:39)
      • ラオブルートは反逆者だけど、それに同情する話を作るかね? 既に実は彼は侵略者の腹心だったって設定があるわけだし (2022-10-17 21:50:40)
  • エイプリルフール企画の恋物語は、ジルヴェスター、カルステッド、トラオクヴァールの3人だな。 (2024-04-01 05:53:12)
    • 作者様曰くトラオクヴァールは貴族院の恋物語に本当は載ってないらしいね。 (2024-04-08 12:20:17)

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最終更新:2020年06月11日 10:36

*1 書籍版 第五部I「本の世界と現実」

*2 第403話

*3 第339話

*4 第479話

*5 第339話

*6 第398話

*7 第377話

*8 第381話

*9 第412話

*10 第412話

*11 第479話 「エーレンフェストの恋物語は〜」

*12 書籍版 第四部VII「東屋での逢瀬」

*13 書籍版 第五部I「エピローグ」

*14 書籍版 第五部I「本の世界と現実」

*15 書籍版 第五部I「本の世界と現実」

*16 書籍版 第五部I「本の世界と現実」

*17 書籍版 第五部I「本の世界と現実」