ディッター

ディッターは、貴族同士で行われる競技である。
ドイツ語:der ritter(騎士)


概要

騎士見習いが騎獣に乗って戦う練習のために行われ、空での戦いになるため危険性が高い*2

ルール

いくつか種類があり、その時によって勝利条件が変わる*3

宝盗りディッター

  • 政変前から領地対抗戦で行われていた*4、領地の礎を守る模擬戦から始まった競技で*5、貴族院全体を使って行う*6
    文官見習いや側仕え見習いも動員して領地一丸となって戦う。*7
  1. 陣を設定する(貴族院の領地対抗戦などで行われる場合、各領地の採集場所が陣とされていた)。
  2. 他領に奪われてはならない宝とする魔獣を狩ってくる。
    このとき、魔獣は魔石に変えてしまってはならず、倒してしまうと敗北になる。
  3. 宝を守りつつ他領の宝を奪うか、倒して魔石に変えてしまえば勝利する。*8
    (領主候補生を宝とした本の販売権の争奪戦では、宝を陣の外に出した時点で勝敗が決した。)*9
    宝である魔獣を殺されたり奪われたりしないように攻撃用の魔術具や罠などの使用が認められている。*10
  • 魔術具の設置や回復薬の作成などに領地が一丸となって取り組み、騎士以外も参加した方が戦略的に効果的である。*11
    • 文官見習いは、当日までの魔術具や回復薬の準備を担当する(準備期間に魔力を全力投入するため、当日は使い物にならなくなる)。
    • 側仕え見習いは、当日の回復薬の管理や魔術具への魔力供給、癒しの魔術担当として戦いに参加する。*12
  • 競技は陣を作った段階で始まり、魔獣を狩る間や陣へと運ぶ最中に妨害できる。
    • 戦力の劣る領地が知恵や魔術具を用いて勝利を狙うことが真髄。戦術理論通りにはいかない対人戦であり、罠や奇策も含めた総合力や対応力が試される。*13
  • 危険度は低~高。イメージ的には格闘技~戦争演習。 目的や参加者によって危険度にかなり差がある。 一冬の貴族院で2~3人くらい死者が出ることもある。*14
  • シュタープの取得が卒業時だった頃は、魔術具の武器*15が使用されていた。
    また、文官達*16が作成したえげつない攻撃用の魔術具も使用された。*17

速さを競うディッター

  • 政変後、これ以上貴族を減らさないように領地対抗戦の種目となった魔獣討伐の模擬訓練。*18
  1. 先生が訓練用の魔獣を作り出す。魔獣は定められた範囲から出ることもない。*19
  2. いかに早く倒せるかを競う。*20
  • 領地内で魔獣を狩る訓練の為の競技で、効率や攻撃力が重視される。*21
  • 対魔獣戦には特化しているが、魔獣はあまり変則的な動きをしないため型に嵌りがちとなり、臨機応変な対応力が鍛えられない。*22
  • 領地が一丸となって取り組む宝盗りディッターと違い、騎士だけで行う競技となっている。文官見習いや側仕え見習いの出番は無い為、コースが異なる者の間での交流が減り、それが弊害となっている。*23
  • 危険度低。 怪我人は出るが、死者が出ることは特に想定されていない。イメージ的にはスポーツ~格闘技。*24

狩った魔獣の強さを競うディッター、魔獣の数を競うディッター

トラウゴットが数ある勝利条件の例に挙げた。

嫁取りディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
当事者が結婚を望んでいるのに、親から結婚の許可を得られない場合に行う。*25
勝敗に嫁入りを賭けたディッターでお互いの親族で行われる。
父親と求婚者の個人戦であったり、父親+女性の婚約者一族 vs 恋人一族の大勢で行ったり色々。*26
結婚を望んでいる側が勝利した場合は、親は結婚を認める。
ディッターの後で最初の条件を覆されることがないように、必ず契約書を作る。*27
危険度は中~高。 女性の立ち回り、親族同士の仲、婚約者の有無など、それぞれの事情によって危険度に結構差がある。 規模によっては死者が出ないこともある。*28

嫁盗りディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
結婚したいと思っていない相手を、強引に得る場合に行う。*29
勝敗に嫁入りを賭けたディッターでお互いの親族で行われる。
変則的ではあるが、嫁取りと周囲を欺きレスティラウトが行ったもの。
本来は嫁を奪うために女性側の領地を訪れ、女性側と男性側の親族同士が戦う。貴族院は全く関係ない。*30
負けた場合、男側はきっぱり求婚を諦めることが慣例となっている。
ディッターの後で最初の条件を覆されることがないように、必ず契約書を作る。*31
※第592話以降~番外編の表記は「嫁盗りディッター」に統一されている
女性にその気がないため、落としどころがない。 個人で行うディッターの中では一番血みどろになりがち。*32
ダンケルフェルガー特有のディッターである事、ダンケルフェルガー内ですらそうそう行われない事から、他領の大半はここまで凄惨な争いになると理解していない可能性が高い。*33

危険度は極めて高。 男性側が勝利した場合は女性側親族がフルボッコにされて女性が連れて行かれるし、父親が勝利した場合は男性側が女性側親族にフルボッコにされている。基本的に穏便には済まない。何人も死ぬ。*34

新入生歓迎ディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
新入生に発破をかける目的で、新入生が全員、貴族院の寮に到着し次第行われる。*35
騎獣をもたない新入生以外は、寮内の文官見習い、側仕え見習いも含めた在校生の希望者全員が参加可能。*36
従って、通常の宝盗りディッターと異なり、人数制限がない。

礎を奪うディッター

  • 領地の礎を賭けて戦う領地 vs 領地の戦争。礎を奪われて負けると全てが終わるので、全力で戦う。*37
  • 礎を奪われた場合、礎を奪い返そうとするのを防ぐため、前アウブ(即ち奪われた側)は自分の命も奪われるのが通例。*38
  • 前アウブの妻子も同様に命を奪われる可能性が高い。ただし戦後の統治を睨んで子供の一部は生存させたうえで、新アウブの子と結婚させて一族に取り込む場合もある。*39
  • 或いは魔力を目的として白の塔に幽閉されるかもしれない。どちらにせよ平穏無事で自由な身の上となるのはほぼ不可能と思われる。*40

  • 危険度は極めて高い。礎のある(と従来思われていた)場所、即ち城やその周辺の貴族街で戦闘が起こるため、前線で戦う騎士や領主一族だけではなく、貴族の死亡率がかなり高い。巻き込まれた場合、平民も大勢死ぬ。*41

戦績

前1年冬

領地対抗戦

登場話 SS.16 ハイスヒッツェの反省会
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド、エーレンフェストの学生
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ、ダンケルフェルガーの学生
備考 ダンケルフェルガーはフェルディナンドに宝を狩るチームを捕えられたうえに大量の敵を本陣に送られ敗北する。

年代はフェルディナンドはマインとの年齢差+13で、領地対抗戦のディッターに参加できるのが専門コースへ進む貴族院3年(12歳)と仮定した場合の推定です。

0年冬

領地対抗戦

登場話 SS.16 ハイスヒッツェの反省会
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド、エーレンフェストの学生
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ、ダンケルフェルガーの学生
備考 フェルディナンドにダンケルフェルガーの本陣へ魔術具を投げ入れられ隙をつくったところで複数の強豪達に叩き潰され、大惨事になる。

年代は前1年冬と推定した年の翌年です。

10年冬

領地対抗戦

登場話 第342話 春を寿ぐ宴
ルール 速さを競うディッター
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 不明
成績 15位*42

11年冬

シュバルツとヴァイスの争奪戦

登場話 第308話 宝盗りディッター 前編、第309話 宝盗りディッター 後編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト シュバルツとヴァイスの主
ダンケルフェルガー
参加者 エーレンフェスト ローゼマインコルネリウスアンゲリカレオノーレトラウゴットユーディット、エーレンフェストの騎士見習い、計26名
ダンケルフェルガー レスティラウト、ダンケルフェルガーの騎士見習い、計26名
エーレンフェスト フェルツェ
ダンケルフェルガー シュネーフェールト
勝者 エーレンフェスト
備考 シュバルツとヴァイスに相応しい主を決めるために、ルーフェンの提案で行われた。
エーレンフェストは連携が取れてなく、指示を無視した者もいたが、ローゼマインの奇策で勝利した。

ディッターの再戦

登場話 第327話 貴族院へ戻る、書籍版第四部II 主が不在の間に
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト アンゲリカコルネリウスレオノーレを除くエーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
勝者 ダンケルフェルガー
備考 ダンケルフェルガーからディッターの再戦の申し込みがあり、断り切れずに受けることになった。
ローゼマインの奇策がなく、主力であるアンゲリカコルネリウスがいないため、あっという間に敗北した。
伏せられた為知られていないが、実は、エーレンフェストの騎士見習い達の慢心を打ち砕くべく、「実力通りに負ける」経験をさせたいレオノーレと、教師の本分として学生を強くさせる協力を惜しまず、かつ、策士の存在が戦況を変えることをダンケルフェルガーの騎士見習い達に実感させたいルーフェンが手を組んだことで、ディッター再戦の申し込みがなされた。

領地対抗戦

登場話 第333話 領地対抗戦
ルール 速さを競うディッター
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 グリュン
成績 11位

12年冬

本の販売権の争奪戦

登場話 第416話 ディッター勝負 前編、第417話 ディッター勝負 後編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト ハイスヒッツェのマント、ダンケルフェルガーの歴史の本の販売権
ダンケルフェルガー フランメルツの実クヴェルヴァイデの葉ヴィンファルの毛皮グランツリングの粉、ダンケルフェルガーから貸し出す全ての本の出版権
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ
エーレンフェスト ローゼマイン
ダンケルフェルガー ハンネローレ
勝者 エーレンフェスト
備考 一対一の近接戦闘ではハインスヒッツェが優勢だったが、宝であるローゼマインがシュツェーリアの盾で鉄壁の守りを誇り、アングリーフの祝福でフェルディナンドを強化。接近戦で追い詰められたフェルディナンドが景品のマントを盾にして距離を取り、更には隠し玉の水鉄砲によりダンケルフェルガー勢を遠距離戦で圧倒し逆転勝利を収めた

領地対抗戦

登場話 第418話 領地対抗戦 ディッター
ルール 速さを競うディッター
フレーベルターク 参加者 フレーベルタークの騎士見習い
魔獣 ズィルツェ
アーレンスバッハ
模擬戦8位
参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 フィンストゥルム
エーレンフェスト
模擬戦6位
参加者 コルネリウスレオノーレユーディットマティアストラウゴット、エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 フンデルトタイレン
成績 10位
ハウフレッツェ
模擬戦5位
参加者 ハウフレッツェの騎士見習い
魔獣 不明
備考 フラウレルムによって、エーレンフェストには珍しくて倒すのに非常に時間がかかる魔物が召喚された。

13年冬

ダンケルフェルガーの儀式を見るためのディッター

登場話 第486話 ダンケルフェルガーの儀式 前編、第487話 ダンケルフェルガーの儀式 後編
ルール 速さを競うディッター
参加者 エーレンフェスト レオノーレユーディットマティアストラウゴット、エーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
勝者 ダンケルフェルガー
備考 事前に行った儀式によって、ローゼマインの祝福のかかりすぎで体がついていけなかった。

貴族院の奉納式参加のためのディッター

登場話 第493話 閑話 聖女の儀式 前編
ルール 宝盗りディッター
参加者 クラッセンブルク クラッセンブルクの騎士見習い
ドレヴァンヒェル ドレヴァンヒェルの騎士見習い
ギレッセンマイアー ギレッセンマイアーの騎士見習い。合同か単独かは不明
ハウフレッツェ ハウフレッツェの騎士見習い。合同か単独かは不明
アーレンスバッハ アーレンスバッハの騎士見習い
ヨースブレンナーなど 中小領地合同チームにて参加
インメルディンクやフレーベルタークは不参加
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
備考 貴族院の奉納式に参加したい領地は、ダンケルフェルガーとディッターを行うことで許可を得た。
中小領地が合同で戦ったものの、あえなく敗北。回復薬が大量に必要な事態になった。

(取り)盗りディッター}*43

登場話 第498話 対立、第500話 嫁取りディッター 前編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト ローゼマインの婚約解消を迫る大領地の圧力を受けること
ダンケルフェルガー ハンネローレの第二夫人としての嫁入り、ローゼマインから手を引くこと
参加者 エーレンフェスト ヴィルフリートイージドールアレクシス
ブリュンヒルデレオノーレユーディットマティアスラウレンツ
ナターリエトラウゴット、低学年を除くエーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー レスティラウトラールタルク、ダンケルフェルガーの騎士見習い
エーレンフェスト ローゼマイン
ダンケルフェルガー ハンネローレ
勝者 エーレンフェスト
備考 両領地の間で事前に取り決めた契約書では、エーレンフェストがハンネローレの第二夫人としての嫁入りを賭けに乗せたためローゼマインから手を引くことが条件から外されていたが、ダンケルフェルガーが契約書として使った紙が契約書としては使えないエーレンフェスト紙であったため、エーレンフェスト側の当事者が誰も契約書だとは思わず、条件が変更されていることを把握していなかった。
領地対抗戦におけるアウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人との社交において、ハンネローレの嫁入りを取り消し、勝利したエーレンフェストの望むローゼマインから手を引く条件で改めてすり合わされた。*44
ダンケルフェルガーはこの戦いで、大量の回復薬、秘宝の闇の盾、エーレンフェストへのディッター申し込み権を失い、さらにレスティラウトは自身の描いた絵を失い、ローゼマインから手を引くこととなった。
なおこのディッターは、レスティラウトルーフェンジークリンデに対し、嫁取りディッターであると誤解させることに成功した為に許可が下りたのであって、嫁盗りディッターだと正しく理解されていればルーフェンの許可は下りなかった。*45
アナスタージウスからは、王の許可済みの婚約に対しレスティラウトが強引に事をひきおこしたのではと言われている*46

領地対抗戦

登場話 第512話 フレーベルタークとの社交とディッター、第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演
ルール 速さを競うディッター
アーレンスバッハ
模擬戦10位
参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 タルクロッシュ
ギレッセンマイアー
模擬戦7位
参加者 ギレッセンマイアーの騎士見習い
魔獣 タウナーデル
エーレンフェスト
模擬戦6位
参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 グミモーカ
クラッセンブルク 参加者 クラッセンブルクの騎士見習い
魔獣 倒しにくい魔獣ではなかった
成績 1位ダンケルフェルガー、2位クラッセンブルク、3位エーレンフェスト
備考 下位領地は以前と同じだが、上位領地は去年を踏まえて趣向を凝らし、珍しい魔物と遭遇した時にどのように対処するのかを競った。
マイナーな魔獣ばかりが出てきて、騎士見習い達が戸惑い時間がかかっている中、エーレンフェストは何の迷いもなく次々と攻撃を繰り出した。

ダンケルフェルガーの騎士団による儀式の実演

登場話 第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演
ルール 速さを競うディッター
参加者 ダンケルフェルガーの騎士
備考 領地対抗戦のディッターの後に、ダンケルフェルガーの儀式をディッターと共にダンケルフェルガーの騎士団によって実演された。
ディッターでは素早さも、攻撃の力強さも、複数の祝福を受けても即座に動ける強靭さも、学生達とは雲泥の差があった。

14年冬

領地対抗戦

登場話 SS 34-35話 エックハルト視点 ローゼマインが不在の冬 前後編
ルール 速さを競うディッター
アーレンスバッハ 参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 不明
成績 大領地最下位
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 不明
成績 3位
備考 下位領地のディッターで、ダンケルフェルガーが見せた祝福を行っているらしい領地があった。
アーレンスバッハは大領地最弱で、祝福を得ることを覚えたらしい中領地にどんどんと抜かれた。

15年春

エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター

登場話 第596話-第623話
ルール 礎を奪い合う本物のディッター
ローゼマイン陣営 エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの領主一族とその側近、エーレンフェスト騎士団、
ギュンターをはじめとする門の兵士、ダームエルユーディット戦闘特化のシュミル
主目的 エーレンフェストの礎の防衛
ローゼマイン一派
→フェルディナンド・ローゼマイン一派
参加者 ローゼマインコルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサエックハルトユストクス
フェルディナンドエックハルトユストクス
ローゼマインコルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサ
主目的 フェルディナンドの救助
ランツェナーヴェの兵の排除、エーレンフェストの礎の防衛
ダンケルフェルガー 参加者 ハンネローレハイスヒッツェダンケルフェルガーの騎士
主目的 ローゼマインの援護、フェルディナンドの救助及び本物のディッターへの参戦
アーレンスバッハ 参加者 シュトラール、ランツェナーヴェの兵によって被害を受けたアーレンスバッハの貴族
→アーレンスバッハの騎士5名
主目的 捕らえられた貴族の救助、貴族が死んでできた魔石の回収
→エーレンフェストへ侵攻したアーレンスバッハ貴族の捕縛
イルクナー 参加者 イルクナー子爵ブリギッテイルクナー騎士団、ボニファティウス、エーレンフェスト騎士団の一部
主目的 イルクナーのギーベの館の防衛、イルクナーの山林および紙作り工房の防衛
グリーベル 参加者 グリーベル騎士団
エーレンフェスト騎士団の一部の派遣有無は不明*47
主目的 グリーベルの防衛*48
ゲルラッハ 参加者 ギーベ・ゲルラッハゲルラッハ騎士団長ゲルラッハ騎士団
主目的 ゲルラッハのギーベの館の防衛
ゲオルギーネ陣営 ゲオルギーネ一派 参加者 ゲオルギーネグラオザム、ゲオルギーネに与するアーレンスバッハ貴族、
旧ベルケシュトックのギーベ及び騎士団
主目的 エーレンフェストの礎の奪取或いは破壊
黒の武器でエーレンフェストの土地の魔力を強奪し旧ベルケシュトックの小聖杯に満たす
ランツェナーヴェ 参加者 ランツェナーヴェの兵
主目的 アーレンスバッハにおける反ゲオルギーネ陣営を対象とした、魔力持ち略奪・殺害によって生じる魔石獲得・魔術具等の略奪
備考 エーレンフェストを欲するゲオルギーネらによって引き起こされた大規模な争い。
被害は多いもののエーレンフェスト側の勝利で終了

ユルゲンシュミットの攻防

登場話 第596話-第656話。ユルゲンシュミット陣営が実際に動き出したのは第633話~
ルール -
ユルゲンシュミット陣営 中央 参加者 アナスタージウス王子(644話~)、中央騎士団の騎士
マグダレーナ(647話~)
主目的 外敵排除、現王族の安全確保
ダンケルフェルガー 参加者 アウブ・ダンケルフェルガーハイスヒッツェダンケルフェルガーの騎士
主目的 ツェントの要請に従った中央防衛援助
→聖地たる貴族院の防衛、ランツェナーヴェによるグルトリスハイト取得阻止
アーレンスバッハ+エーレンフェスト 参加者 フェルディナンドローゼマインエックハルトユストクス
コルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサアーレンスバッハの騎士
主目的 ランツェナーヴェを引き入れた反逆者達の捕縛と、それに伴うツェントに対する反逆の意思がないことの表明
ランツェナーヴェのアーレンスバッハ侵攻に対する雪辱を果たす
ランツェナーヴェ陣営 ディートリンデ一派 参加者 ディートリンデディートリンデの側近(十名前後)
主目的 グルトリスハイトの取得(ツェントになるのではなく、王族権限獲得が目的?)
→アーレンスバッハの礎奪回も追加
ラオブルート一派 参加者 ラオブルート、中央騎士団の騎士、イマヌエルアルステーデとその側仕え、ブラージウスとその側仕え
主目的 ジェルヴァージオユルゲンシュミットのツェントにする
グルトリスハイトを持つツェントの擁立
ジェルヴァージオ一派 参加者 ジェルヴァージオランツェナーヴェの王族またはその側近*49、その他のランツェナーヴェ人*50
主目的 ツェントの座の簒奪
ランツェナーヴェからユルゲンシュミットへ亡命し、上位者として永住権を獲得する
レオンツィオ一派 参加者 レオンツィオ、ランツェナーヴェの王族またはその側近、その他のランツェナーヴェ人
主目的 シュタープグルトリスハイトの取得による、ランツェナーヴェにおける権力奪還
備考 ユルゲンシュミットのツェントの座や、ランツェナーヴェでの絶対王権を望んだランツェナーヴェと、ジェルヴァージオに忠誠を誓うラオブルートが暗躍し、それらに踊らされたディートリンデが外患誘致をしたことで引き起こされた争い。
エーレンフェストはゲオルギーネ率いるアーレンスバッハとの争いのため参戦が難しく、ダンケルフェルガーを始めとした上位領地に呼びかけた。
ツェントからの要請も無く勝手に動いては逆賊の誹りを受けるため、要請を受けるまではどの領地も騎士を派遣することができない。
王族と連絡がつかなくなったことと、ランツェナーヴェの貴族院での動向が判明したことから、状況によっては、アウブ・ダンケルフェルガーが次期ツェントとなる事も合意した上で、グルトリスハイト取得済で次期ツェント候補たるローゼマインの号令の元、戦端が開かれた。
メスティオノーラの仲介と神々の思惑が入った結果、エアヴェルミーンを審判としたツェントレースに移行。フェルディナンドの暗躍により、ランツェナーヴェ陣営は完封された。

コメント

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  • 速さを競うディッターで教師がターニスベファレンやトロンベを召喚するのはあり? (2023-01-04 02:56:01)
    • 技術的に可能かどうかなら可能だろうし、ルール内として許されるかどうかで言うなら、学生には黒の武器の使用が禁じられてること考えれば明らかに不適切だろ(事実上倒せないんだから) (2023-01-04 03:42:01)
    • 黒の呪文は教師ですら教えられるものじゃないし使うのも許可が必要だから問題視されると思うそうじゃないと使用許可の出てない領地にも教えないといけなくなるし (2023-01-04 12:23:11)
    • 黒の武器でしか倒せない魔獣・魔木がいる、と示すために講義で召喚するのはありだろう。しかし領地対抗戦の「速さを競うディッター」で召喚する意味がない。フラウレルムがそれをやったら「反則」で、多分彼女に処罰。 (2023-01-04 13:34:10)
      • 反則どころか王族に対する反逆行為じゃね? (2023-05-03 13:57:43)
  • 嫁盗りって領地内での婚約者候補の段階でしかなくても参加を表明した者はダンケルに楯突く無礼者。エーレンはヴィルの発言だけであっても正式な謝罪をする。ダンケルえっと? 王の承認のある正式な婚約に対して行った偽りだらけのディッターに対する謝罪あったっけ? 対抗戦の時のあれは謝罪に見えなかったしハンネ曰く領主の誇りと領主候補生の将来はレスのイラストで済ませられるようなもの?領地として領地に対して自分が知らないだけで何か語られてた?ハンネ編以降は最新刊でも嫁盗りになってたからさ。 (2023-05-30 23:37:43)
    • エーレンは嫁「盗り」と嫁「取り」の違いがどんなものなのか、詐欺られたこと自体を知らないかと。バレたらエーレンを庇護するしかなくなるダンケルが嘘つき外交力発揮して隠した(秘宝の盾を壊されたのは持ちだしたのに守れなかったダンケルが悪い。つまり壊されましたねとジークリンデが言って庇護はさすがに不当ですって雰囲気出したのは、自分たちの落ち度を隠したということ)。そしてもうアウブのジルと話して賠償は決着しているので、後から言われても本物のディッターもやりましたよね?で終わっちゃう話になってる。 (2023-05-31 00:17:29)
      • 追加。中世的外交なので、自領の利益を守るために相手を騙したり不利を隠したり誘導したりするのは当然。見抜けない、情報がなくて手を打ってないエーレンが外交雑魚ってこと。もちろん今後情報を得て「ダンケルはこういう詐欺やった領地なんですよー、当時騙されて絵ごときで賠償ってことにされたんですよー最低でしょー」って吹聴して信用度を下げることは可能、後からダンケルとちょっと不和になっても対処できるなら、当時のエーレンが馬鹿だったってバラしてもいいなら、やればいいのよ。 (2023-05-31 00:29:00)
      • 大領地様的にはばれなければ OK なのかね。 オルトヴィーンはあれが嫁盗りだって知ってるけど( 第三者だから言わないと思うけど) (2023-05-31 01:08:02)
      • 本物のディッターは一枚噛まねばならない状況にさせられたって言ってなかった?まああれを恩にしてるところはさすがというかがめついというか。 (2023-05-31 05:28:09)
        • エーレンがこれまでどれだけの恩売りを無駄にして、本来得られるはずの利益や名誉を捨ててきたか分かったものじゃないってことだ (2023-05-31 05:50:35)
          • ローゼマインの貴族院入学までは領地対抗戦は客こねーし、領主会議でも社交に誘われないし、暇で時間つぶすのが苦痛なんつーのがジルの認識なぐらいだったから、恩を売りに来るところもほとんどなかったと思われ (2023-05-31 06:15:42)
            • エーレン側が恩を売ってるのに、返ってくるのは「ローゼマイン様を中央神殿に入れろ」「金粉第三夫人にしてやる」「嫁盗りディッター仕掛けてやるぜ」みたいなのばかりだった。恩を売っても回収できる能力が無ければ意味が無い (2023-05-31 10:34:19)
        • 諦めずに何度でも手を変え品を変えがダンケル、そういう意味では間違いなく がめつい (2023-05-31 11:53:33)
        • 中央戦があったからあれだけどよく考えたら本物のディッターってアウブの許可が下りただけで有志とハンネの汚名返上でしかなかったんじゃ… (2023-06-01 00:03:17)
    • 本来は謝罪しないといけないところだけど、領地対抗戦のときに有耶無耶にして契約内容の変更と確認に終始させた。あと領地の順位と領地間の関係性からエーレンはダンケルの不興を買うと問題が生じるけど、ダンケルにとっては大きな問題ではないから有耶無耶にできた部分もあると思う。 (2023-05-31 00:32:59)
    • 結局勝負を受けたエーレンがアホだったで終わり。エーレンが「おたくの自称次期領主が宣戦布告してきたんだが、これはダンケルフェルガーの意思か?」と苦情を入れれば謝罪の一つもあったかもしれないけど、実際には勝負を受け入れたんだから「サインまでしておいて何を文句言ってやがる?」と言われるだけ。 (2023-05-31 02:21:22)
      • エーレンは絶対言わない。女神の化身なアレキのロゼマがブチ切れたら言える、言わないだろうけど。サインは微妙な気もする、契約書自体があれだったから。ディッターが全てじゃないかな。レスもアナに言われてそれで押し通したんだし。 (2023-05-31 02:53:38)
        • 書類については語られたくないよなと思う。 今更嫁盗りに興味はないけど嫁取りか嫁盗りかでロゼマの評判変わりそう。金粉のディッター(やるのか?)は見てみたい。 (2023-05-31 03:15:17)
        • 事が事だからヴィルがあの場で勝手に勝負を受けずに事前に話を領地に持ち帰って相談してたらジルはアウブ・ダンケルに通報してたんじゃね?あと格上に対するそういう発言はアーレンに既にやってる。 (2023-05-31 03:18:14)
          • かなわないまでもそういう抵抗なら王族相手にもしてる。ロゼマがいてもごり押しがひどすぎてジルへの圧力防ぐためにか受けたけど特典SSの二人見る限り知らされてたら連絡取ってたはず (2023-05-31 11:40:35)
  • ロゼマ1年のシュミルズ争奪ディッターに2年生のユーディットが参加したわけですけど、最初の25人に含まれていたのでしょうか。対抗戦のディッターは3年からだったと思いますし、ロゼマの護衛も残さないといけなかった(そういう意味ではレオノーレも?)と思います。このため、ロゼマが参加したことで「計26名」ではなく「計27名」か「計28名」になった可能性はないかと。ちなみにコミック5部28話10p目には25名が描かれていますので、人数は最初に申告した25人のまま、何人かが外れた可能性もあるかもしれません。9pの右側のチームは26の騎獣が飛んでいますが、エーレン(22pの一番上のコマの描写からすると右がエーレンに思える)だとしたら、レッサーくんはいなさそうなので、誰かに乗せてもらっていて26+1の27人になるでしょうし、ムムム。 (2023-06-06 11:57:31)
    • 自分は右はダンケルだと思った。慣れてるダンケルが先に飛んで全部飛びきっていない左がエーレンのイメージ。左には翼なさそうなのあるし。その後陣地で出した時に噂の騎獣かと驚かれていたのでレッサーくんで降りていない可能性はあるけど、見ていなかっただけかもしれない。 (2023-06-06 13:23:26)
      • 補足するとエーレン左側派なのはコマによって立ち位置変えない前提。扉絵やロゼマが挙手したところからロゼマはルーフェンに向かって左側、参加を促されたレスは右側。ルーフェンは訓練場を背にしているため訓練場から見てもロゼマは左でそのまま降りればエーレン左側(飛び立つ場面も同様)双方作戦を練るようにでそのまま訓練場に降りているため領主候補生を足して26人と思われる。 (2023-06-06 14:14:14)
        • 左側26人派。黒っぽい人がかぶって見えるけど陣地に26人いる(多分) (2023-06-06 14:22:12)
          • 観覧席の位置は微妙だけど陣地も良く見えないけど、魔獣調達しに飛び立った騎獣(コルが率いていない方)の数と残ったメンバー足すとダンケルは26なんだよね。 (2023-06-06 14:48:37)
        • 向かってじないやルーフェン(訓練場)側から見てだね左がロゼマ。 (2023-06-06 15:28:39)
        • コマごとに変わる説ということで、10pは左に見下ろした俯瞰ですが、おそらくハルトムートから見た描写で、ハルトムート(と言うかリヒャルダやヒルシュール)がいるのは9p中段のコマの正面の騎獣が飛び出している付近ですから、その位置から左に見下ろすと言うことは、9pで言えば右の陣地という感じになりますね (2023-06-06 18:19:09)
          • 22Pはともかく9Pのハルトムートは右を見下ろしてない? (2023-06-06 19:13:50)
            • なるほど、円の右下から線が出ていますので、右を見下ろしてますね(どうして22pの構図にしたのだろう…うーむ)。じゃあ、左に向かっている騎獣の3列目の真ん中がレッサーくんで、「もしや噂の騎獣か!?」と驚いたのは反対側に向かっていたので見てなかったレッサーくんをみていなかっただけですか。 (2023-06-07 01:34:19)
          • 全体図が出れば左右はわかるかもしれないけど人数は26だよ、ダンケルが26だから。 (2023-06-06 19:25:28)
    • 戦力にならなければ入れないで人数申告すればダンケル側が合わせないといけない以上参加してるなら戦力と数えられてると思うよ戦えない人増やしてもその分ダンケル側も増えるから (2023-06-06 13:25:26)
      • 25人はロゼマが参加しない前提の親告ですから、ユーディットを含んでいるとすれば、ロゼマの護衛(1人?2人?)はどうするつもりだったのでしょう。まさかコル兄は、護衛のことは頭からすっぽり抜け落ちて、そこにいる騎士見習いを全員数えて親告するという大ポカをやらかしたとか。もしそうなら、ロゼマの参加で単純に+1すればいいだけですけど。 (2023-06-07 01:44:40)
        • 図書館に向かっている時はそれで問題なかったんだよね、ロゼマを守りながら進むだから。あとやっぱり右ダンケル左エーレンだと思う。ニコニコだとまだ前回の話が見られた。専門棟・競技場とある場面でレオノーレは右を進みゴツい系男子ダンケルが並んでいるのは左。向かい合う形になっているので反対(訓練場)からなら立ち位置に関してはエーレン左側。 (2023-06-07 09:51:46)
        • ロゼマの護衛を除外するならば、騎士コース選択以前のユーディットだけを護衛に残したりしないだろう。大ポカに一票。 (2023-06-10 03:57:37)
    • 今更だけどシュミルズ争奪は両者26人で確定(あくまでコミック基準)陣地のところもやっぱり26人いる。ニコニコの方は拡大できるから気になるなら数えてみるといい。 (2023-06-09 22:47:34)
      • とすると、25人の親告は、1.コル兄がロゼマにつける護衛を忘れる大チョンボしたのか、2.護衛の人数分を当初メンバーと入れ替えたのか。2の場合は、コル兄が考えた護衛はコル兄、アンゲリカ、レオノーレ、ユーディット、トラウゴットの中だと、2.1.一人予定の場合はユーディットかレオノーレ、2.2.二人予定の場合はその二人でしょうか。 (2023-06-20 02:03:04)
        • 更新された話の戦略図でも26人。観覧席にいるメンバー考えるとリヒャルダ以外のあの場にいた全員投入したようにしか見えない……。人選終わったからさぁ帰ろぅとかないだろうし。 (2023-06-22 23:41:21)
        • ということは、コル兄の大チョンボですか。もしロゼマの護衛を考えなかったをボニ爺に知られたとしたら、大目玉&特訓は免れなかったところでしょうね。ロゼマの参加に救われましたね。 (2023-06-23 00:12:40)
  • 領地対抗戦のディッターは宝盗りを復活させるのかな。各領地、危機感あるよね? 自領で防衛の訓練はできるかもしれないけど、他領地の力や手札は見ておく価値あると思うし。 (2023-06-23 00:30:44)
    • ルーフェンあたりは復活を望みそうだけど、宝盗りをやめた理由そのもの(貴族の人数減少)は未だ残ってるし、インメルディンクみたいに作中で生徒数が更に減った領地もある。騎士コースで領地合同チーム作って訓練はできそうだけど、領地対抗戦だと流石にハードル高そう。ただ、ロゼマが採集地の儀式を公開した事で回復薬その他を得やすくなったのはポジティブ要因になるかもしれないね。 (2023-06-23 02:24:59)
  • 既出かもですが、昔は卒業時にシュタープを取得したのにどうやって宝盗りディッターやってたんだろう (2023-07-23 14:08:31)
    • 「剣や槍など魔術具の武器ですね(以下略)」(ふぁんぶっく5) (2023-07-23 14:58:48)
      • 499話「ユーディットに魔力が多い側仕えを付けて、魔力の籠った魔術具を使わせる」とあるように、昔の宝盗りディッター自体、文官・側仕えが活躍する魔術具を大いに使うものだったのでは。それが現在は、エーレンが魔術具攻撃をしただけで驚かれるほどなので全く別物に。 (2023-07-23 17:40:39)
        • ディッター参加が当たり前の時代なら文官や側仕えもそういう訓練を最初からやっているだろう、実際リヒャルダとかはそうだった。魔力高くても身体能力ないなら騎士やってもしょうがないし、身分的にそういう文官や側仕えも必要だから領主傍系で魔力高くても側仕えなんて普通にいるんだし。 (2023-07-25 16:52:01)
  • 領地対抗戦では宝盗りディッターの陣が各領地の最終場所とされていたということだけど、これだとかなり行動範囲広いよね。各領地の大人達はどこからどうやって見学してたんだろう?みんな中央棟の上空に浮かんで見回してたのかな。身体強化使える人はまだいいけど、使えない人は人影くらいしか見えなさそうだが。 それと領地対抗戦では全領地一斉に開始だったという理解でいいんだよね? (2023-08-31 14:05:21)
    • 領地対抗戦の宝取りは魔王の戦略から全領地一斉に開始だと思ってる。嫁盗りはユルゲンの法、優秀な領主候補生を取り上げられないために領主候補生の移動は婚姻のみに対する挑戦だと思ってる。白というより武力によるグレーならルールや取り決めぐらい周知させとけと思ってる。 (2023-08-31 17:42:02)
    • 各寮の近くにある採集地がそれぞれの領地の宝置き場になっていたから、大人達は寮の屋上や窓やベランダから眺めていたのだろう。貴族院全体が戦場なのだからその辺をうろつかれちゃ間違って攻撃されてしまう。ボニファティウス様のように白の建物を壊せる強者もいるのだから超危険、寮からの外出は禁止でしょうね。そして自領の採集地しか見れないのだから、目撃できるのは「攻め込まれて宝の魔獣が狩られる」という敗北シーンか「敵を撃退する」という防衛成功シーンだけ。優勝チーム以外は全領地が敗北シーンを見ることになり、騎士見習い達をしごき直すこととなる……。 (2023-08-31 18:09:14)
      • 宝取りディッター時代でも参加人数は小領地に合わせていたはず……小領地は一年生の下級騎士も含めて全員で、大領地は三年生以上とか中級以上とか成績順とか制限があったんだろうなあ。フェル様は一年生時から参加し鬱憤晴らしのように大領地の魔獣狩りチームを襲いまくっていそう。勇者ハイスヒッツェを襲う魔王フェルディナンド……動き回る魔王とか悪夢だ……。 (2023-08-31 18:28:06)
        • 速さでは騎士コースのみだけど宝盗りでは魔力多い側仕え入れるようにアドバイスしていたから、 (2023-08-31 18:32:40)
      • 自領の様子みたいだけならそれで十分だったのかね。大領地の下についた中小領地には大領地からの援軍派遣されたりで、今年はあそこと組んだのかあそこに攻められてる、みたいな楽しみ方してたのかな。 よく考えたら速さ競うやつでも領地毎に分かれて見学してたし、他領地と一緒に見学する習慣がそもそもなかったとも考えられる。 (2023-08-31 19:20:12)
    • アウブダンケルにディッター観せるために持ち込んでいた魔術具みたいに生中継で映し出せるものがあったと思っていたわ。 (2023-08-31 18:18:31)
      • 通信ができるくらいだからそういう魔術具もあるだろうけど、ダンケルフェルガー的には録画のほうが好都合かもね。熱狂できる試合を何度も見返して「ここだ!」って騒ぐさまが浮かぶ。 (2023-08-31 20:18:07)
        • 騎士衆としては録画の方が嬉しいかもしれないけど、反省会だって酒盛りされる妻たちからしたら何度も見返される機能なんか要らないだろうね。 (2023-08-31 20:39:48)
        • レス兄がダンケルの秘宝を金粉化されるシーンが何度も何度も再生されてしまったのか……だからこそ「あの槍下手でも秘宝を粉々にできる神具を手に入れるぞ!」と神殿へ押しかけ我先にとライデンシャフトの槍へ魔力を奉納したのかも。秘宝より強い武器を手にしたのだから大満足でしょうね。……その武器の強さは、込められる魔力量に比例するんですけど……。次の年ダンケルは大豊作にもなったろうからいいか……。 (2023-08-31 21:29:04)
          • 秘宝の盾の金粉化はセーフ(仕方ない)だけどレスが高みってもセーフなんだろうか。ハン5のハンネは死者が出ることも珍しくありませんって言ってるし、最高神が以前レスが高みる可能性に触れてたから……。 (2023-09-02 03:33:03)
            • 嫁盗りディッターだったと領地の上層部が知ったら、「騙し討ちして強引に嫁盗りを仕掛けた挙句負けたのなら死んで当然」と認識するだけじゃね (2023-09-02 07:24:30)
              • 経緯より自領に与えた結果だから半分疑ってる。 原作でも行き違いがあって 買っても素直に受け止めては (2023-09-02 11:59:40)
                • 言い分を素直に認めてくれるかは謎。ダンケル的には死んでも仕方ない当然だとしても他領に与える影響は悪そう… (2023-09-02 12:02:46)
  • フェル在学中の宝盗りディッターで自領の守りが疎かだったのはエーレンに人材がいなかったから攻撃だけでもってことなのかな? (2023-09-14 11:11:47)
    • 自陣にいるとヴェローニカ派の連中から何をされるか分からない(最悪事故に見せかけて命を奪われかねない)から、信用出来る少人数を連れて外で好き勝手やってただけ。 (2023-09-14 13:16:06)
    • ↑のコメントにもある通りだね。フェルのページにリンクあり。2018年 10月06日活動報告 10月11日返答参照 (2023-09-14 16:08:50)
  • 領地対抗戦でディッターが行われた場所ってなんて名前だっけ (2023-09-21 20:24:46)
    • 領地対抗戦で使われる場所はただの訓練場だね。一応騎士棟で一番大きいところではあるらしい。ソースは領地対抗戦(二年) (2023-09-22 00:30:03)
  • シュミル争奪宝盗りディッター。漫画版によれば五の鐘で開始、六の鐘直前に終了。普通は六の鐘で中央棟が鎖されるはずなのに、制限時間が来てないのおかしくない? 決着を見たくてルーフェンが制限時刻を周知してなかったとか、皆ディッターに集中していて時間を忘れてたとかかもしれないけど。それともアナ王子が戻って来るのが時間制限だった? (2023-11-28 08:31:53)
    • 6の鐘で講義終了なので例えばそれを制限時間としても特におかしくないと思いますけど (2023-11-28 10:51:15)
      • 鐘の音が一番良く伝わるから、六の鐘を終了にするつもりであれば公平だと思う。だけどルーフェンはそれを明言していないのが、漫画版で急に六の鐘が出てきたからちょっと違和感があって。 (2023-11-28 20:36:53)
        • もとから制限時間を設けるって発言はあるし、漫画家さんと原作者さんの間で「制限時間ってどれくらいですか?」やり取りがあったんじゃないかね。 (2023-11-29 19:50:20)
          • それは思った。五と半の鐘を終了としてもよかったが、それでは時間が短すぎると六の鐘に正式決定した感じ。 (2023-11-29 21:33:02)
  • コミック4-7でディッターの様子が分かった。①最初に魔獣を捕まえて運んで来るが、ダンケル側は書籍だと自陣の裏から来ると思っていたが、真横から運んで来ていた。一番面積の大きい横腹を晒して運んでいるのは、本当に攻撃されるとは思っていなかったことが分かる。通常敵側から見える面積が一番小さくなるように運ぶ。エーレンにとっては絶好。 (2024-02-07 17:30:23)
    • ②エーレンは奇襲をかけるために騎獣で上空に待機し、ロゼマの合図で攻撃する。その際、アンゲリカとコルネリウスは自陣に待機しており、合図とともに身体強化を活かし前を行く騎獣の翼の上を駆け抜け魔獣に一撃する。その際アンゲリカの体はくの字に折れ曲がり、その勢いで身体を回転しながら騎獣を出して乗り込み、螺旋を描くように上空に上がり、最適な位置取りから騎獣を消し、上から追撃している。描写が無かったがコルネリウスも同じ行動だと考える。。 (2024-02-07 17:37:19)
    • ③人数的に有利なエーレン。前は剣での攻撃、後ろから弓の援護射撃があるも、ダンケル指揮官の一喝で体制が整うと途端に攻めあぐね撤退。ダンケルは自陣の近くで奇襲を受けたため指揮官の指示が届いたが、エーレンは指揮官はロゼマなので、戦場で不在。あえて言えばコルネリウスなのだろうが、最大戦力で攻撃参加している。 (2024-02-07 17:46:56)
    • ④戻ってきてからダンケルの魔獣が魔石飲み込みまで書籍通り。止めの魔力攻撃だが、ロゼマから「全力で」と言われ、コルネリウスは騎獣で上空から、アンゲリカは自陣の前から魔力攻撃を行う。攻撃後アンゲリカは騎獣を出し、敵陣に向い、倒した魔獣の魔石を掲げていた。横にはコルネリウスが立っている。このことから魔力「全力」攻撃は、魔力10割攻撃ではなくせいぜい、作戦行動ができるくらいは残す程度であることが分かる。 (2024-02-07 17:59:53)
    • ⑤シャルロッテ誘拐事件後、ボニ爺が領主候補生の護衛騎士を鍛えたが、訓練でやっていないことは実戦で使えないので、身体強化を活かした一撃離脱戦法はボニ爺から教わったのだろう。もしかしたらボニ爺の得意な戦い方なのかもしれない。また最後の魔力全力攻撃も訓練で確認済みなのだろう。でなければ、アンゲリカが直ちに動けない。ロゼマから魔力圧縮を教わり、ボニ爺に訓練されたアンゲリカとコルネリウスは非常に練度の高い優秀な戦力となっているのがわかった。 (2024-02-07 18:12:49)
    • ⑥ ①②から分かる通り、スタッフに戦争が詳しい人がいると考えられる。①では海戦でのポジショニング、②では艦対空での空側の戦い方、特に螺旋を描くように上空に上がり位置取りを行い魔獣へ追撃の描写は、急降下爆撃機をイメージさせる。 長文失礼しました。誤りがあれば指摘願います。 (2024-02-07 18:26:38)
    • Q.コミック版第四部(勝木先生)のスタッフには戦争に詳しい人がいるんですか?→A.勝木先生に直接聞け ウッキウキで長文垂れ流したいならXでどうぞ (2024-02-07 20:38:54)
      • 別に質問したいわけではないですよ。考えられる、ということです。長文については申し訳ありません。コメントがNGならば、管理人様にお手数をおかけしますが、全削除でも構いません。情報充実のためのコメント欄ということで、ボニ爺の得意技の箇所と⑥は予測でアンゲリカとコルネリウスの評価は主観になりますがすが、それ以外は事実を書いたつもりです。 (2024-02-07 22:11:08)
    • ダンケルの魔獣を運ぶのに使用している網は騎士見習いの一人がシュタープを変形させている。その網に他の三人が紐を固定して四人で運んでいた。網って、グラオザムがロゼマを騎獣ごと捕まえた金色の網や、フェルが爆導索的に使用した魔獣殲滅用の網や、運ぶ用の網と、使っている人と運用で様々。呪文は不明ですが。 (2024-02-14 15:30:14)
      • まず同じ呪文であるかどうかの時点で不明ですがその部分は根拠のある話なのでしょうか? (2024-02-14 16:25:36)
        • あーすみません。もう一度コミック4-7見直したら、4人とも網にシュタープ変形させていました。ページ192の右下部のコマだけで判断してしまいました。 (2024-02-14 17:26:57)
    • この枝の意図がわからないのですが。質問したい和気ではないようですし、説明をこう修正します根拠は、と言うわけでもなくただ単に漫画での描写を描き連ねたと (2024-02-15 19:51:56)

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最終更新:2024年02月02日 00:24

*1 当該ディッターは第592話以降、嫁盗りに統一されている

*2 第213話 収穫祭

*3 第296話 初めての土の日

*4 2021年 03月01日 活動報告

*5 第592話 戦いの準備

*6 第481話

*7 2021年 03月01日 活動報告

*8 第308話 宝盗りディッター 前編

*9 第417話 ディッター勝負 後編

*10 2021年 03月01日 活動報告

*11 第358話、第499話

*12 第499話

*13 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*14 2021年 03月01日 活動報告、ふぁんぶっく5Q&A

*15 第382話「シュタープの変形」で学生への見本として用意されていたもの

*16 原文ママ

*17 城の「文官達」即ち成人が作成した魔術具なのか、「文官(見習い)達」学生がシュタープなしで頑張って調合したものなのかが曖昧 ふぁんぶっく5Q&A

*18 2021年 03月01日 活動報告

*19 第296話 初めての土の日、2021年 03月01日 活動報告

*20 第296話 初めての土の日

*21 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*22 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*23 第358話

*24 2021年 03月01日 活動報告

*25 書籍版第五部III「娘の意見と覚悟」

*26 2021年 03月01日 活動報告

*27 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*28 2021年 03月01日 活動報告

*29 書籍版第五部III「娘の意見と覚悟」

*30 ハンネローレ外伝第25話 ツェントからの呼び出し 後編

*31 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*32 2021年 03月01日 活動報告

*33 ハンネローレ外伝第25話 ツェントからの呼び出し 後編

*34 2021年 03月01日 活動報告

*35 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*36 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*37 2021年 03月01日 活動報告

*38 第588話 礎の魔術

*39 第588話 礎の魔術

*40 第588話 礎の魔術

*41 2021年 03月01日 活動報告

*42 第514話より、表彰式では「総合成績」という順位のは公表していない。更に、第358話の「貴族院での成績はかなり向上した~もう少し上の順位であった」の報告を見るに、貴族院の総合成績が公表されるのは、領地対抗戦後の表彰式ではなく、領主会議中。その一方で、目標達成の褒美は領主会議以前に与えることを決定している(=領地対抗戦の表彰式で順位が分かる成績が対象)。加えて、第311話のハルトムートの協力理由は側近全員が褒美を受ける対象であるからである上、協力内容が騎士活動に限定している(=騎士以外の活躍も必要な総合成績ではなく、騎士のディッターが対象と類推可能)。従って、第311話の「去年は15位だった領地対抗戦での成績」は、去年の領地対抗戦のディッターを指すと考えられる。この場合、第342話の「これまでは14位だった」の14位は去年の順位ではなく、エーレンフェストの過去最高位を指すと推測される。

*43 当該ディッターは第592話以降、嫁盗りに統一されている

*44 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*45 書籍版第五部Ⅲ 娘の意見と覚悟

*46 書籍第五部Ⅱ エピローグ

*47 ゲルラッハと異なりイルクナーに隣接していて派遣しやすいことから、イルクナー派遣組から一部グリーベルへ派遣していた可能性もある

*48 本編内では主戦場の特定まではされていない

*49 レオンツィオ派との配分は不明だが、両者併せて最低7名

*50 レオンツィオ派との配分は不明だが、両者併せて最低4名