ローゼマイン

初出:第167話

声 - 沢城みゆき

家族構成


養父:ジルヴェスター
養母:フロレンツィア
養兄:ヴィルフリート
養妹:シャルロッテ
養弟:メルヒオール
養妹:ジルヴェスターとフロレンツィアの第4子

父方の親戚
曾祖父:前ライゼガング伯爵
祖父:ボニファティウス
従兄:トラウゴット

母方の親戚
伯父:ギーベ・ハルデンツェル

容姿

髪の色:紺色
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瞳の色:金色
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さらりと流れる夜の色のストレートの髪は、よく手入れされていて、上級貴族の娘でもあまり見ない程に艶がある。
感情をよく映す月のような金色の瞳。顔立ちは整っている。
日の光をあまり知らない白い肌で、小さな手は全く荒れていない。
外見だけならば文句の付けどころがない。

586話(14年冬)以降
夜空と同じ色合いの髪は一部が丸くまとめられて、貴族院入学くらいの年頃にしか見えなかったのが年相応の姿になる。
子供らしい丸みを帯びていた顔は少しほっそりと輪郭を変え、愛らしさのあった顔立ちは玲瓏とした美しさに変わる。
すんなりと伸びた指先に子供の丸みはなく、しなやかさを持つ。
その体は女性らしい柔らかさを帯びているけれど、未完成という雰囲気で、成人を前にした少女だけが持つ特有の儚い美しさ。

中身を知らない人が見たら、聖女とか女神と言われても信じそうな美人。
芸術系の工房で作られる女神像のモデルになりそう。
すらりと成長した体は華奢なくせに女性らしい曲線を描いている。
日に当たらない肌の白さも、夜空のような色の綺麗な髪も、月のような金色の目も、以前と同じなのに同じだと思えないほどに雰囲気が違って見える。
身長はトゥーリの目の高さくらいまであって、髪は腰くらいまで伸びている。
金の目は変わらないが色っぽくなっており、表情や仕草にある妙な色気が前面に出てきている。
どこを触ってもやわやわとしてて、お肌もつるつるで触り心地が良い。

地位


年齢と属性関連

  • マインとの年齢差:-1 *1
  • 誕生季:夏 *2
  • 生まれつきの適性:薄い全属性かつ風 *3
  • 洗礼時の属性(適性):全属性(風の属性か光の属性が一番強い) *4
  • 3年生時に得られた加護:43の神々(厄除け、隠蔽、退魔は確定) *5 公表数は21の神々 *6


ローゼマイン視点の回

本編 第三部 全編
本編 第四部 全編
本編 第五部 全編

作中での活躍

第三部以降のマインの名前。第二部でジルヴェスターの養女となったため、カルステッドの娘ローゼマインとして、再度洗礼式を受けることになる(つまり、一年留年することとなった)。
その後は、神殿長兼孤児院長兼工房長としての職務を行いつつ(書類等、現時点で子供であるローゼマインにできない物は神官長が行う)、魔術の勉強をし、貴族の行うことを学び(社交等)、ヴィルフリートの教育をし、貴族院に行くまでに虚弱体質を治す薬を作ることになった。
貴族になっても行動は変わらず、本のために邁進し続ける。また、独自の発想も多く出し、貴族の慣例をぶっ壊すことも多々あり。フェルディナンドは、相手の望むもの・必要なもの的確に読み取る美点をもつが、周囲の環境に配慮せず行動するためローゼマインと相手は仲良くなる一方で周囲にとっては迷惑や困惑の種になりうると評している。一方で、本に関する事業や教育、神事や流行・魔力圧縮を背景とした派閥工作、貴族院における社交や研究にて領主会議や貢献順位にも影響を与えるコネクション形成とそれに伴う流行発信・研究内容など経済や内政・外交等においてエーレンフェストだけでなくユルゲンシュミット全体にも影響を与えるほどの功績を築いている。しかし、その幼すぎる見た目と大きすぎる功績などからフェルディナンドをはじめとした大人がお膳立てをしての結果と思われる事が多々ある。ちなみに、神事関係の功績や貴族院での不思議な現象の殆どは貴族社会の変化により廃れたという歴代貴族の失態に起因したものであり、ローゼマインでなくとも領主候補生並みの魔力量を持つ真摯に神殿の職務を務めた者ならできるものだったり再発見ないし正確な解釈を提示したにすぎないことが多い。
貴族にとっては権威とも言える魔力量に本人はほとんど価値を置かず、多大な功績を築いているものの本人が意図したものではなかったり、自身の興味・欲望のままに動いただけの結果であることや周辺にとっては突然の厄介事を招くトラブルメーカーのような存在であり、フェルディナンドをはじめとした身内によく叱られるためか自己評価は低い。とはいえ、その厄介事自体が解決ないし成功すればとてつもない好機と言えることや、機転により事態を好転させて結局は自身や領地の利益に繋げる事が多いため他領など外部の者からは非常に評価されている。フロレンツィアはフェルディナンド達に悪い面ばかり見て叱るのではなく、きちんと功績なども鑑みて褒めるべきだと忠言している。
感情をたかぶらせては気絶した為、突然の気絶を目撃する羽目になる周囲にトラウマを植え付けている。ただし、これは身食いに起因して幼い頃から何度も仮死状態に陥った結果、体内に多くの魔力の固まりが多数存在するようになり、体内の魔力の流れを阻害していることによる。感情がたかぶると流れが速まろうとするが、固まりに阻害されうまく流れないことから、体の防衛本能で強制的に意識が遮断される。その一方で、体内の魔力を少なくしすぎると、魔力の流れが固まりを越えて行けず、体が動かなくなる。従って、体内の魔力を少なくすることで多少感情がたかぶっても問題ない状態にするという対処も打てない。この結果、外面を繕うだけではなく、内心でも喜怒哀楽の感情を抑えることを要求される状態になった。貴族院に通うようになってからは、一年に一度程度しか感情のたかぶりによる気絶をしておらず、人並み以上に感情を抑制しているが、数少ない事例の相手が上位領地の領主候補生や王族だったため、強く叱責されている。二度にわたるユレーヴェ治療を行い、体内の魔力の固まりが完全になくなることで、以降、気絶することはなくなった。
貴族間の社交は苦手としており、貴族らしい言い回しなどの発言は問題ないが受け取り能力には難がある。とはいえ、ローゼマイン曰く様々な解釈が可能なためか生粋の貴族同士でもコミュニケーションがうまくいかずローゼマインの提案で直接かつ率直に話し合うことでようやく事態を双方が把握することが作中で多々あるため貴族社会全体で意思伝達が不十分なところがある模様。ローゼマイン本人は迂遠なものよりも直接的で気易いやり取りを好んでいる。

魔力量は領主であるジルヴェスターを上回るほどで、今もまだ、成長期と魔力圧縮で増え続けている。現時点で、エーレンフェストで、魔力量で対抗できるのはフェルディナンドのみ。
(ただしフェルディナンド本人には繰り返し魔力量が「規格外」「異常」と言われている。七歳の神々の加護なし、シュタープ無しの垂れ流しの魔力による威圧だけで、防御のお守りを複数所持するフェルディナンドを吐血するまで追い込んでいるため、この世界においては文字通りの「規格外」)
誘拐されたシャルロッテを助けるときに、毒薬を飲まされ、ユレーヴェによって二年間眠り続けることとなる。
抱え込んでいた仕事量が子供のものではなく、後見人のフェルディナンドだけで背負い込める量ではなかったため、かなり分散された。
権力欲を持たず自身の負担を増やしたり、危険を犯してでもヴィルフリートやシャルロッテといった義理の兄妹を助けたりしたことから領主一族全員から身内として悪感情は持たれていない。また、周囲の人間関係も自身が気が休まらないということもあって険悪なものとならないよう子供部屋や貴族院の学生・側近にも気を配っており、リヒャルダやオルトヴィーンからもあり得ない光景と評されるほど派閥関係なく殆ど良好といえる状態を作っている。これにより心酔ないし慕う者を増やす一方、側近に対して気を配りすぎ(干渉しすぎ)だと忠告されることもある。




目覚めてからは貴族院に行くことになり、最速で図書館に行くために、一年全員に即日合格を目指させ、シュタープ含め実技も即日合格など、やることにぶれがない。しかし、騎獣でトラブルを起こし、神の意志取得で倒れたり等騒動も多々あった。そして、その行動が王族や大領地に目をかけられる原因となった。
図書館で歓喜のまま、魔力が漏れて祝福となったことで、人と同じ大きさのシュミルのぬいぐるみである、シュバルツとヴァイスの仮の主となる。そして、主の交換を狙うダンケルフェルガーと宝盗りディッターで勝負をすることになった。
勝負に勝利した後、エグランティーヌアナスタージウスの恋騒動に関わり、そのことが原因で、帰還を早められたり、領地対抗戦に出られなくなった。
その後も、トラブルと忙しさは変わらずで、ハルデンツェルの奇跡やランプレヒトの結婚、ルネッサンスを名づけるためのコンペ等を領内で解決しながら、2年目を迎える。




2年目も初日合格は変わらず、「水鉄砲」の開発、本人的には薄いと思っているが、ヒルデブラントと関わりを持ち、ヒルシュールの弟子・ライムントの騒動や、ローデリヒの名捧げを受け、ターニスベファレンと戦い、荒らされた採集場所を癒す。
さらには領地対抗戦で、アウブ・ダンケルフェルガーディッターを強いられ、フェルディナンドをディッターに駆り出し、勝利。表彰式に旧ベルケシュトックが襲撃してきたときもシュツェーリアの盾でエーレンフェストの生徒たちを守った。
しかし、ローゼマインの功績が中央にも目をつけられる一方で、ユレーヴェの眠りにより学習時間を大きく削られ、貴族院入学前にエーレンフェストで社交の基本が身につけられなかったこと、それ故に貴族院で下手なことをされるよりはと貴族院から早々にエーレンフェストへ引き戻されたこと、そもそも奉納の儀式で社交期間の多くを不在にしていたこと、更には自身の趣味と有能さとアウブの状況把握不足から大人顔負けの量の仕事を抱え込んでいること等々により、社交を身につける機会と時間が慢性的に不足し、本人が好まないこともあって社交に関する学習が追いつかない状態となっていた。
そして、王直々に表彰するという名誉なはずの表彰式に二年連続で出席させなかったことや他領地からのローゼマインとフェルディナンド双方の扱いが一般的には酷くみえることなどのエーレンフェストの立ち回りの拙さと、何よりもフェルディナンド自身の出自の問題により、フェルディナンドがアーレンスバッハに行くことになってしまった。そして、フェルディナンドに今までの教えの成果を見せるために神殿長しか使えない祝福を使った。
フェルディナンドがアーレンスバッハへ向かう前、課題をこなすたびに読んだことがない本を与えられそれを褒美だと捉えていたが、その本自体が次の課題だったと後に知ることになる。




3年目でも初回合格は変わらないが、フェルディナンドがいなくなったことと、旧ヴェローニカ派の暗躍等の対処のせいで、今までの笑顔と雰囲気ではないとヒルシュールに言われている。
また、加護の儀式において40強の神の加護を得たせいで、フェシュピール等で祝福が漏れ出すようになり、魔力の消費量も約4割と比べものにならないレベルで減り、効力が増している。
髪飾りは中位や下位の領地の者にとって恋人から贈られる憧れの物になりつつあり、虹色魔石の髪飾りをヴィルフリートからローゼマインへの愛の証と思われ、物語にできるような恋に羨望されている。が、本人に色恋は目に映っていない。
神事を蔑ろにされたまま利権を欲しがる他領地の対応が面倒になり、王族と過半数の領地を巻き込んでディッターと奉納式をあてつけたが、神事を行う姿をメスティオノーラに例えられるようになってしまった。
神事の時に自身のシュタープで上位貴族でも長時間具現化できない神具ゲドゥルリーヒの杯フリュートレーネの杖を同時に作り出し、「神具を騎士団の剣や盾と同じ扱いか…」と困惑する王族に対し「同じ呪文で出てくるのだから同じものでしょう?」と発言。ドン引きされる。
3年目にして初めて貴族院の表彰式に出席が叶う。共同研究の1位、3位の表彰の後に3年生総合、3年生の領地候補生コース、3年生の文官コースの3つで最優秀を獲得し多大な注目を集める。 *7

社交関係は授業では一発合格をとるほど知識・実技面では問題ないようだが、実際の場になると本が絡むとテンションが上がり気絶したり、王族相手に無礼ともされる行為を自覚なく行うなど問題が多いが本が絡まなければ問題ないらしくディートリンデや下位領地とのお茶会では無難にこなした。一方、王族相手の不敬ともとれる行為は良くも悪くも王族に悪意や関心がないということが伝わっており、エーレンフェスト上層部に王族には関わるな・逆らうなと言い含められるも王族から接触するようになったため関わりを断てず、本人の洞察力も合わさって王族の心中の望みを叶えていく結果となり逆に親交を深めるようになる。その魔力量と聖典やフェルディナンドから得た知識を駆使することで廃れた神事を復活したりその価値を周囲に再認識させたことで、ユルゲンシュミット全体にも影響を及ぼすようになっている。
こうした王族や上位領地とのコネクション形成能力や商業・魔力など様々な能力はエーレンフェストには分不相応とダンケルフェルガーに指摘されており、ローゼマイン自身もエーレンフェストの他領地に対する情報量の少なさに驚いたり、領地の急成長もあって他領との対応・広報能力などは低いと認識している。



第一王子の星結びの儀式を中央神殿の神殿長の代わりに執り行う。神具である闇の神のマント光の女神の金の冠を身に纏い、古き神事を王族と全領地の領主の前で行うが中央神殿に完全に目をつけられる事になってしまった。 *8
王族の命により魔力不足で登録できなかったエグランティーヌの代わりに、貴族院の大神の祠での石版の魔石習得と王の証であるグルトリスハイトの獲得をさせられる。シュタープが成長し、魔力効率と貯蔵量が飛躍的に伸びた *9
地下書庫の最奥で「おうぞくとうろく」が出来ていないためグルトリスハイトの獲得は出来なかったが、王族すら危惧する程の危険に立たされている事を忠告された。 *10
王族では立場や認識の違いからエーレンフェストと意志のすり合わせが困難だったため、ローゼマインを通じて率直に意見交換する事を求められる。望みのまま『率直に』王族に対して脅しと要求を入れたため、王族全員をはじめ保護者の頭を抱えさせる事態になったのを知らされた。 *11
その後、ローゼマイン的に穏便に王族との交渉が叶ったが、次年の領主会議の時に養女として王族入りするする事がほぼ決定になってしまう。
引継ぎに忙しい毎日を過ごす中、側近に配る魔石に入れる紋章を手書きするのが面倒だったため「タブレットみたいに出来たらな」の思いから範囲指定して複写する「コピーシテペッタン」の呪文を開発する。PC用語は今となってはうろ覚えだったためとても残念な呪文になってしまった。 *12




貴族院4年目では、加護と祈りの関係を発表したことで他領地では領主候補生が増えるなどの現象を目の当たりにした。
貴族院4年目の調合の実技にて『記憶を読む際に同調しやすくする薬』が『結婚した男女がお互いの魔力を染めやすくする薬』と同じであることを教わり、記憶を読む行為の過程で魔力を染める行為が行われたことと、その際に一時的とはいえ、フェルディナンドの魔力に染められていたことを知った。
貴族的男女間行為の常識を教えられていなかったことから、薬の使用方法に関する質疑応答の過程で、ユルゲンシュミットの貴族社会では性教育に直結する質問や発言をしてしまい、教室の生徒にドン引きされた。 *13

領主会議の時の祠めぐりで現れた上空に浮かぶ魔方陣に奉納式で魔力を注ぎ、図書館の『じじさま』が持つメスティオノーラの書に魔力を注ぎ込んだ事で異なる空間に飛ばされる。
そこでエアヴェルミーンと出会い、アーンヴァックスの祝福を得てメスティオノーラの知識を受け止められる器になるまで肉体が急速成長。数年分の成長痛が一気に来る凄まじい激痛と服が合わなくなって苦しめられる二重苦を味わう。ジギスヴァルトの見立てでは、成人前の年相応(貴族院4年生)の姿になっている。望んでもいない形の成長とメスティオノーラの知識の負荷にのた打ち回りながら知識を受け入れることに成功した。
ただしそれは所々内容が欠けた物であり、残りの知識の欠片を持つ者を殺して知識を奪えと言われる。が、それにお断りと拒否を宣言した。 *14

そして始まりの庭から帰還した時には時間が大きく過ぎ、貴族院4年目も終わり春が間近に迫る頃になっていた。
エーレンフェストの礎を狙うゲオルギーネへの対策を立てる日々をすごしながら、グルトリスハイトの知識を使い、ついに数年越しの研究が実り魔術具のシュミルを作り出す事が出来た。
15年春の洗礼式でエーレンフェストでの最後の神事を行い、実弟であるカミルの姿を赤ん坊の時以来に見る事が出来た。 *15



15年春の洗礼式と同日、アーレンスバッハへの対策会議中にフェルディナンドの危機とディートリンデのユルゲンシュミットへの謀反を感じ取る。
王族、ダンケルフェルガーを巻き込んで、グルトリスハイトを使ったアーレンスバッハ掌握への電撃戦を決行する。
ハンネローレ率いるダンケルフェルガーの騎士に城を任せ、自らは神殿に赴きアーレンスバッハへ到着し 礎を染めて掌握。アウブ・アーレンスバッハとなる
続けて城の制圧に向かうが、そこにはディートリンデ達の姿はなくランツェナーヴェの兵がいるのみだったが、フェルディナンドの救出をすることは出来た。

救い出したフェルディナンドと、本物のディッター継続に乗り出したダンケルフェルガー共にランツェナーヴェ掃討戦にのぞむ。銀の船を撃破し、人質を救出し、魔石や魔術具の回収をする。
アウブ・ダンケルフェルガーをして「罰になっても褒美にはならぬぞ」と言わしめた悪夢の塊だったアーレンスバッハが、国境門を閉めた際にフェルディナンドから示された選択肢で、とてもおいしそうで非常に魅力的な領地な領地になった。欲しい物が揃いすぎて、アウブ・アーレンスバッハに飛びつきたい気分になる。 *16

その場ではフェルディナンドの話にのってみせたものの、フェルディナンドが提示し約束した大きな話(養子縁組時期、隠し部屋使用条件、ユレーヴェの眠り期間および眠り後の身体状態、魔力問題解決後の取引、今後もずっと手紙で相談可能等々)が、ローゼマインが期待した通りに実現した例がないという経験則や、フェルディナンドが全く触れなかった王族問題の難しさを冷静に理解していたことから、毒殺未遂騒動で平静さを欠いた故にあふれでた、現実には起こりえない夢物語と判断していた *17
その一方で、その場で提示された研究計画がエーレンフェストで実現するようジルヴェスターに働きかける心積もりはあり、過去に示されていたフェルディナンドのエーレンフェスト帰還希望と共に叶えようと決意している。



アーレンスバッハの礎や貴族を押さえて『実質上のアウブ・アーレンスバッハ』となったローゼマインは、先行したフェルディナンド達一行を追ってエーレンフェストの礎を守るため、また、アウブ・アーレンスバッハとして他領に侵攻する領民を捕縛するため、エーレンフェストへ向かう。
転移先、アーレンスバッハのビンデバルドでローゼマインに反抗的なビンデバルト一族(フラウレルムを含む)を捕縛して制圧。
エーレンフェストで苦戦しているゲルラッハに向かい、暗躍している旧ベルケシュトックの貴族達を捕縛、元ギーベ・ゲルラッハでマティアスの父グラオザムマティアスと共闘して倒し、ゲルラッハ制圧に貢献する。

争奪戦後、エーレンフェスト城にてハンネローレらを歓待。それぞれの情報を共有する。
オルドナンツの魔石が怖いなど、戦いによる後遺症で<魔石恐怖症>という貴族として致命的な状態に陥っていることが発覚する。
その晩、感情を昇華できず眠れず、同様に起きていたハンネローレと共に夜のお茶会を開き、共に『死者に送る祝詞』を捧げ、死者を悼む。
次の日、ハンネローレと共にドレスの仮縫いをしている時、ハンネローレに恋の応援とそのための自分の望みを問われ、「司書になること」「各領に図書館を建設し、自在に行き来して読書三昧をすること」など自重を捨てた真の望みを答え、ハンネローレや自身の側近にフェルディナンドとの政略結婚を勧められて、不可解に思う。
神殿や下町の無事を確認し、同じく感情をもてあましていたメルヒオール達とも『死者を送る祝詞』を捧げ死者を悼んだ。



慌ただしくアーレンスバッハに戻ると、中央へ侵攻していたディートリンデから間の抜けた怒りの手紙が届き、ディートリンデ達と共に次代のランツェナーベの王が中央へ侵攻していることを知る。
アウブ・ダンケルフェルガーより、連絡のつかない王族の代わりに、ローゼマインに次期ツェントとして貴族院を守るようダンケルフェルガーへ要請してほしいと持ちかけられる。
交渉の結果、ローゼマインは『女神の化身』としてグルトリスハイトを授ける役目、貴族院への救援はダンケルフェルガーの責任に於いて行うこと、場合によってはアウブ・ダンケルフェルガーが次期ツェントとなることで合意する。

深夜、貴族院のアダルジーザの離宮へ夜襲を決行、ディートリンデを含む元・アーレンスバッハ一族や側近達、ランツェナーベのレオンツィオ一行の捕縛に成功する。
尋問で、次代のランツェナーベの王たるジェルヴァージオ一行がグルトリスハイトを得るために行動中でこの場にいないこと、ヒルデブラントが最奥の間を開けランツェナーベ勢にシュタープを取らせてしまったことを知る。

ジェルヴァージオのグルトリスハイト取得を妨害するため、図書館へ行き、次に、始まりの庭へ行こうとするが、失敗。
次善策で、貴族院上空で闇の神のマントを広げ、メスティオノーラの書の取得を妨害する。
保険として呼び出したアナスタージウスを説得し共闘、始まりの庭の出口である最奥の間に突入、ラオブルート達中央騎士団とランツェナーベ混成軍と戦う。
海の女神の祝詞で全員の祝福を返し、最奥の間より出てきたジェルヴァージオとの祝福合戦をして注意を惹きつける。
大規模ヴァッシェンによりフェルディナンドの援護し、戦闘のどさくさでローゼマイン・フェルディナンドジェルヴァージオの3人で始まりの庭へ飛ばされる。
(ちなみに、このヴァッシェンによってトルークがかなり解毒された)

誰がツェントかで意見が合わないエアヴェルミーンフェルディナンドを攻撃し、それを守るためにローゼマインは メスティオノーラをその身に降臨 させた。
これで、 名実共に『女神の化身』となった
ただし、その代償は、女神の御力に染まること、ローゼマインの大切な記憶の連結を切ることだった。
(具体的には、平民の家族、ルッツ、フェルディナンドの助命条件など、読書よりも優先順位の高いローゼマインの根幹を成す記憶に欠落が見られる)
……以後、ローゼマインにローゼマインらしくない言動が見受けられるようになる。

メスティオノーラによって、命の奪い合いが禁じられたため、3人は国境門を染める早さを競うツェントレースを行う。
しかし、国境門にジェルヴァージオを閉じ込めるなど暗躍するフェルディナンドを助け、自身とフェルディナンドの担当分の国境門を染めた後、指示通りエーレンフェスト寮にて休息し、ともすれば人間を威圧する女神の御力のため自由に動けない状態になる。



王族、アウブ・ダンケルフェルガー夫妻、アウブ・エーレンフェスト夫妻との貴族院防衛戦の後始末の話し合いで、フェルディナンドの脚本通り、唯一資格のあるエグランティーヌを次期ツェントへすることで合意する。
また、トラオクヴァールジギスヴァルトも王族からアウブとなること、次代のツェントは自力でメスティオノーラの書を得た者にすること等、合意した。
話し合いの途中で、女神の御力が強まると名捧げした者しかローゼマインに近づけないことが立証され、フェルディナンドより名捧げされる。

ツェント継承式の直前、エグランティーヌより名捧げされる。
継承式でエグランティーヌ入場に合わせて祝福を送り、祝福により女神の御力が強まることが判明した。
最奥の間で一人奉納舞を舞い、光の柱を立て、始まりの庭へワープしてしまう。

フェルディナンドを嫌うエアヴェルミーンにより、「今すぐ礎を満たせるように」無理矢理メスティオノーラを降臨させられそうになるが、お守りでの防御に成功し、代案で神々から過剰な祝福を賜る。
神々の御力が体内で反発し合い、危うく死にかけるが、間に合ったフェルディナンドエグランティーヌの助力で再度メスティオノーラをその身に降臨させ、短時間ながら神々の御力を圧縮することに成功。九死に一生を得る。
メスティオノーラには、「神々の御力と共に魔力を枯渇させた上で人間に染め直してもらわなければ、苦しみが続く」と助言される。

エグランティーヌフェルディナンド製の魔術具グルトリスハイトを授け 、継承式に戻り、エグランティーヌに全属性の祝福を贈って儀式を終える。



儀式後、エグランティーヌフェルディナンド、名捧げ組と共に、国の礎へ急行し、 エアヴェルミーンとの約束通り、国の礎を染める
一時的に『実質的なツェント』状態 になる。
しかし、神々の御力が減らないため、続けて政変の時の領地の境界線の引き直しを行い、同時に貴族院の授業の採点を行ってもらう。
更に神々の御力を枯渇させるため、アーレンスバッハの採集地を魔力で満たし、大量の素材を金粉に変え、虹色の騎獣の魔石を作るも、その分の魔力は次の日には回復してしまう。

魔力を枯渇させるため、回復薬を使えない状態のまま、アーレンスバッハの祈念式廻りを行うも、魔力の消費と回復はイタチごっこ状態で、先にローゼマインの体力ばかりが消耗される。




素性を知っているエックハルトすらローゼマインが成した業績や能力から平民といっても誰も信じないと評しており、ゲオルギーネに示唆されたであろうフラウレルムとその親族はローゼマインを平民だと主張したが全く根拠がないこともあってダンケルフェルガーや同領地であるアーレンスバッハの騎士たちからも狂人扱いされるなど、本人に自覚はないが聖女として確固とした立場を築いている。


「図書室の整理? ぜひ図書委員にお任せください!」



経歴

  • 08年夏 カルステッドの娘として洗礼式を受けた後、ジルヴェスターの養女となる *18
       神殿長に就任する *19
       城に料理人を派遣する *20
       ロウ原紙作成用の蝋引きの機械を発注する *21
       乗り込み型の騎獣を作る *22
       フェシュピール演奏会を主宰する *23
  • 08年秋 ハッセの小神殿の運用を開始する *24
       ヴィルフリートの教育環境を改善する *25
       新型印刷機を発注する *26
  • 08年冬 お披露目をする *27
       子供部屋の運用を改善し、聖典絵本・カルタ・トランプを導入する *28
       城内で教材販売会を主宰する *29
       イルクナーにグーテンベルクを派遣する *32
       手押しポンプに関する契約魔術を締結する *33
  • 09年秋 白の塔事件を起こしたヴィルフリートを救済する *34
       魔力圧縮方法を契約魔術締結の上で公開する *35
  • 09年冬~11年秋 シャルロッテを誘拐犯から救出した後、毒を受けてユレーヴェの眠りにつく *36
  • 11年冬 貴族院に入学する *37
       成績向上委員会を発足する *38
       貴族院図書館の魔術具の主に登録される *39
       ルッツベンノとの工房運用に関する契約魔術を破棄し、アウブ・プランタン商会と製紙業や印刷業に関する契約魔術として締結しなおす *40
       印刷事業の文官育成権限を取得する *41
       一年生の最優秀生となる *42
       ハルデンツェルにグーテンベルクを派遣する *44
       ハルデンツェルで春呼びの儀式を再現する *45
  • 12年夏 グレッシェルにグーテンベルクを派遣する *46
       アーレンスバッハとの領地境界門で星結びの儀式を行う *47
  • 12年秋 染色コンペを主宰する *48
  • 12年冬 ターニスベファレン事件で聴取と聖典検証会に呼び出される *49
       ローデリヒの名捧げの主になる *50
       ニ年生の最優秀生となる *51
  • 13年春 ライゼガングにグーテンベルクを派遣する *52
       四日間のユレーヴェの眠りにつく *53
  • 13年秋 灰色神官誘拐・聖典盗難事件を解決する *54
  • 13年冬 貴族院の地下図書室の鍵の管理者になる *55
       マティアスらの名捧げの主になる *56
       ダンケルフェルガーと共同研究を実施する *57
       アーレンスバッハ(ライムント)と共同研究を実施する *58
       ドレヴァンヒェルとの共同研究をサポートする *59
       貴族院の奉納式を主宰する *60
       三年生の全体・領主候補生・文官の最優秀生として表彰式に参列する *61
  • 14年春 キルンベルガにグーテンベルクを派遣する *62
       領主会議で星結びの儀式を実施する *63
       王族要求で地下書庫の資料の翻訳作業に従事する *64
       次期ツェント候補になる *65
       領主会議で奉納の儀式を実施する *66
       内密に、ヴィルフリートとの婚約を破棄する *67
       ハルトムートの名捧げの主になる *68
  • 14年夏 ライゼガングの古老の暴走を沈め、事実上救済する *69
       クラリッサの名捧げの主になる *70
  • 14年冬 貴族院で王族・領主候補生・上級貴族対象の奉納の儀式を実施する *71
       グルトリスハイトを取得する *72
       戦闘特化のシュミル型魔術具3体を製作する *73
  • 15年春 エーレンフェスト神殿での最後の儀式を実施する *74
       ダンケルフェルガー騎士有志を動員し、アーレンスバッハの礎取りディッターに乗り出す *75
       アーレンスバッハ戦に対する王族の許可証として、王族の紋章が刻まれた6属性の魔石を受け取る *76
       グルトリスハイトを公に使用し、国境門への魔力供給と転移陣起動を実施 *77
       アーレンスバッハの礎を染め、魔力上アウブ・アーレンスバッハとなる *78
       ランツェナーヴェの船攻略戦の防衛を担当。
       エーレンフェスト防衛戦で、アウブの転移陣を用いたビンデバルトへの移動 *79 、犯罪者のアーレンスバッハ城への転送 *80
       アウブ・エーレンフェストとの情報共有および武力行使許可取得 *81 、負傷した騎士達の癒しでの治療 *82 、ギーベの館潜入およびグラオザムとの対人戦 *83 を担当。
       ツェント候補として、女神の化身として、ダンケルフェルガーに中央救援の要請を行う。
       貴族院防衛戦では、捕縛、癒し、祝福、攪乱を担当。
       ジェルヴァージオのメスティオノーラの書取得を闇のマントで妨害する。
       始まりの庭で、メスティオノーラを降臨させる。
       ツェントレースで、自分とフェルディナンドの分の国境門を染める。
       女神の化身として、事後処理会に出席、神々の要望を伝え、ツェントを決める。
       継承式にて、エグランティーヌにグルトリスハイトを授与する。
       アーレンスバッハを癒し、再生する。祈念式、神具の使用、エアヴェルミーンの枝を使った古代の大規模魔術を行使する。
       領主会議で、アレキサンドリアとアウブ・アレキサンドリアが承認される


素性

公式にはカルステッドを父、エルヴィーラを母として洗礼式を受けた上級貴族の娘から、アウブ・エーレンフェストの養女となったことが公表されている。
表向きではない設定では、トルデリーデとローゼマリーの実家の勢力争いの中で生まれた娘で、存在が知られれば、また争いが生まれると憂慮したカルステッドが神殿に隠したことにされている。ローゼマリーの娘だと敢えて公表せずに、エルヴィーラを母として洗礼式を迎えた。
その実態は、転生者でありかつ平民出身である。
素性が知られている範囲については素性の把握を参照。

作者コメント

2014年 06月30日 活動報告 第三部一日神殿長時点
マインの身長は今のところ、5~6歳くらいだと思っているので、110くらいでしょうか。
2015年 06月21日 活動報告 貴族院二年生終了後
神官長の腰とか下腹部辺りにローゼマインの頭がある感じですが、そのうち成長期が来ます。きっと。
2014年 11月26日 活動報告
大人になっても中身はあんまり成長しなさそうなので、アンゲリカ並、いや、それ以上の外見詐欺になるかもしれません。
胸は……どうでしょう? エーファ母さんに似たら、そこそこ成長するのではないでしょうか。胸より先に身長を成長させなければなりませんけれど。(笑)
2015年 08月01日 活動報告(第四部完了付近)
そろそろ本編のローゼマインにも成長期が到来します。早くこんなふうに大きくなってほしいです。

コメント

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*1 マイン7歳の春に「洗礼式をこの夏に執り行う」 第166話

*2 175話

*3 第585話 メスティオノーラの書

*4 「メダルの色が七色に変わった」第176話 第290話

*5 第485話、第534話

*6 第493話

*7 第514話

*8 第544話

*9 第549話

*10 第550話

*11 第554話、第555話

*12 第575話 トゥーリの成人式

*13 第581話 初週の講義 前編

*14 第585話 メスティオノーラの書

*15 593話 革袋の中身とカミルの洗礼式

*16 612話 遊び場

*17 613話

*18 第176,177話

*19 第178話

*20 第187話

*21 第192話

*22 第194話

*23 第188~195話

*24 第198話

*25 第207話

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*27 第220話

*28 第221話

*29 第227話

*30 第228,229,241話

*31 第246話

*32 第248話

*33 第256話

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*35 第266話

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*43 第342,358話

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*47 第366話

*48 第348,349,351,361,362,368,369,SS9話

*49 第409-411話

*50 第414話

*51 第420話

*52 第430話

*53 第439話

*54 第446-452話

*55 第488話

*56 第473,482話

*57 第472,480,481,486,487,491~496,506,513,514話

*58 第476,477,504,505,509,514,SS24話

*59 第474,476,477,482,492,504,506,511,513話

*60 第491~495話

*61 第514話

*62 第538話

*63 第544話

*64 第545話

*65 第549~550話

*66 第556話

*67 第558話

*68 第560,561話

*69 第571話

*70 第567話

*71 第583話

*72 第585話

*73 第593,594話

*74 第593話

*75 第596話

*76 第600話

*77 第600話

*78 第603話

*79 第613話 噂と出発

*80 第614話 ビンデバルトからゲルラッハへ

*81 第615話 ゲルラッハの戦い その1

*82 第616話 ゲルラッハの戦い その2

*83 第617~618話