魔力


魔力

魔力に満たされた土地で生きる者には量の差はあるが、平民も例外ではなく魔力を持つ。血が最も魔力を含むため、平民が契約魔術を結ぶ場合などは血を使う。
それほど数は多くないが、貴族以外にも魔力を多く持つ者はいる。魔力を放出するための魔術具が高価で、貴族以外はろくに魔力が使えない。
貴族の子は貴族院に入れば、魔力を満たしておくのに必要なシュタープを入手したり、魔力を圧縮してとどめる方法を教えられるが、それまでは親に送られた魔術具で魔力を放出する。
魔力を動かすのは体力を使い、体の成長にもよくないため、体内に残しておく魔力は少ない方がいいとされている。 *1
成長に合わせて魔力も増える。
魔力に差がありすぎると子供ができにくいことから階級差があると結婚相手の対象外となり、通常領主候補生と上級貴族といった近い階級や同じ階級との結婚が行われている。
結婚すると夫婦は魔力の質が似通ってきて、生まれた子供はその親の影響を受けた魔力を持つ。
体内の魔力が完全に枯渇すると死ぬ。 *2
土地の魔力が完全に枯渇すると、地面が砂漠のような乾いた砂になる。
土地に魔力が籠ると黒い土になり、緑が芽を出す。
魔力に性別は無い。

属性

魔力には闇・光・水・火・風・土・命の7属性がある。
貴族だけでなく、魔物とその素材も属性を持つ。
植物の油なども属性が含まれる。
後述の適性は生来のものでありまず変わらないが、属性は神からの加護や名捧げにより増やすことが可能となる。しかし、名捧げや加護による属性取得条件が不明であったため属性が増えることはまれというのが常識だった。 *3



癒し・洗浄・変化などの神々の特性を持つ。

攻撃・増幅・育成などの神々の特性を持つ。

防御・速さ・知識などの神々の特性を持つ。

受容・忍耐・拡散などの神々の特性を持つ。
どの属性とも相性がいい。

土の属性以外とは反発する。

土地の属性

土地の属性は国境門に刻まれている神の記号に左右されていて、エーレンフェストは風、クラッセンブルクは土、ダンケルフェルガーは火、アーレンスバッハは闇、ハウフレッツェは水、ギレッセンマイアーは光、中央は命の属性を持つ。 *4

適性

魔力を持つ者は生まれ持った適性があり、適性を持つ属性の魔術は使いやすい。貴族は洗礼式で魔力の登録をした時に自分の適性を知る。下級貴族は適性が少なく、中級、上級、領主一族、王族になるにつれ属性が多い傾向がある。概ね下級で適性は1つ以上、中級で2つ以上、上級で3つ以上、全属性は、領主一族の一部か中央の上級貴族、王族に限られる。また、このことから適性と魔力量にはある程度相関性があることが示唆されているが、身食いなど例外もある(下記参照)。
貴族の適性は生まれつき決まっている。生まれ季節の適性は基本的に持っていて、二つ目以降は親の適性の影響を受ける。
そのため兄弟間では似た属性を持つことが多い。 *5

魔力の色

魔力で染められた魔石などは、他の人には非常に使いにくくなる。魔力の色が似通っていれば、使えなくもない。
相手に記憶を探るための魔術具を使用する際は、魔力の色が似通って、魔力を通しやすい人が選ばれる。
属性による色が反映されるが、同じ属性もちでも偏りなどで個性がでるらしく属性そのものを指すわけではない模様。

神の加護

祝福により一時的に対象の能力を向上させるものと先天的もしくは儀式により恒常的に得られるものの2種類があり、ここでは後者を説明する。
生まれながらに持っている適性に加えて神々の加護を受けられると、それだけその属性の魔術が使いやすくなる。
神の加護を得られるかどうかで、魔術の使える範囲や必要な魔力量に大きな変化があるとされるが、加護が多ければ魔力の使用効率にも影響を及ぼすことは王族を含め知られていなかった。
適性のない属性の神の加護を取得すると、その属性を得られる。 *6
その人物の行いや魔力を奉げる神への祈り(神事を含む)により加護を得ることができるが、逆に行動だけで祈りがなかったり神々の名前を覚えてないと、儀式を行っても加護を得られない。 *7 ローゼマインは神事などを行っていたはずの元青色神官が加護を得られなかった理由として、神を恨んだりなど真摯に祈ってなかったのが原因ではないかと推測している。
神々参照

魔力量

魔力を受け入れられる器の大きさに影響される。
魔力圧縮の方法によっては、成人後で器の大きさが変わらなくても圧縮率を上げて、魔力量を伸ばすことができる。
魔力が強いほど、抑え込むのに精神力がいる。 *8
魔力量が大きく離れていると、相手の魔力を感じられなくなる。 *9
圧縮を学んだ下級貴族成人で神具の小魔石に2~3個は奉納できる魔力量があると推測される。 *10
マインが青色巫女見習いとして神殿入りした時、小魔石10個程奉納しても平然としていた。 *11
フェルディナンドの見立てでは奉納式で小魔石20個奉納しても余裕がある。 *12
メルヒオールが青色神官見習いとして初めて奉納したのは小魔石2個、体に負担のない程度から始めた。 *13

妊娠中の母親が注ぐ魔力量によって器の大きさに違いが出るため、兄弟間でも差があることは珍しくない。 *14
魔力を抑え込むことに慣れてくると、魔力が圧縮され、同じ器の中にも溜められる魔力の量が変わってくる。 *15
器は体の成長と共に大きくなり、成長期にどれだけ魔力圧縮できるかで成長率に差がある。 *16

魔力を込める器官

恐らく心臓。
死ぬと魔力が集まって、魔石の元となる部位。
完全に死んだわけではなく仮死状態から生き返った場合は、その器官の中心に近い位置まで魔力が戻って、所々に魔力の塊ができる。
ローゼマインは動脈硬化っぽいものだと認識している。 *17
身食いの中でも、生きているのにもかかわらず魔力の固まりができている者は、エーヴィリーベの印を持つ子と呼ばれる。

魔力圧縮

魔力を閉じ込め、嵩を増やすことで、魔力最大量を増加させる方法。
基本的には、魔力の制御がある程度コントロールできる位に成長した、貴族院に入ってから行われる。
全身に魔力を行き渡らせ、それを精神力で抑え込んでいくのは死の危険と隣合わせ。 *18
魔力を暴走させる危険もあるので、教師の監督のもとで行われる。
魔力の扱いに失敗して、命の危機にさらされる生徒は毎年数名いる。
飛躍的な魔力の増幅方法は、個人もしくは一族の秘法になってもおかしくないため、教えられた者はその人物から信頼されているとみなされる。。 *19
ローゼマイン式魔力圧縮法やゲオルギーネの魔力圧縮法(自身で編み出したものかは不明)はこれを自派閥の強化に使っていた。

貴族の魔力


身食い

魔力がの成長より増えて、熱が急に広がったり小さくなったりする病気。
本来は貴族だけが持つ魔力を、身食いによって平民が持つことがある。
体に蓄えた魔力が増えて抑えきれなくなると、魔力に食われて死に至る。
意思の強さによって抑えられる力は違う。子供の精神力では洗礼式までもたないことが多い。
生きていくには魔力を移すための魔術具が必要で、魔術具を得るには形態はどうあれ貴族との関わりが必要となる。
貴族と契約した場合、表に出せる者ならば、愛人や側仕えなどとされ、さりげなく周囲に置かれるが、全く教育されていない者は地下室で飼い殺しも珍しくはない。 *20
政変前までは魔力を独占したい貴族にとっては目障りな存在でしかなかった。
貴族が減って、魔術具を使うことが難しくなったことで、神殿に取ってかなり必要な存在になっている。 *21
薄い全属性を持ち、生まれた土地の属性をわずかに帯びている。
自分の色がほとんどないため、染め合う場合はおたがいに影響し合うのではなく、相手の影響を受けるだけになる。
通常の身食いはそれでも相手に完全に染まってしまわず、時間が立てば相手の魔力の影響は次第に薄れていく。 *22
発見されること自体ただでさえ少なく、魔力が多い場合はすぐに死ぬため、あまり研究されていない。 *23

身食い兵

用語一覧参照

エーヴィリーベの印を持つ子

身食いの中でも一部の者を指す。
平民の中に生まれた魔力持ちの中でも、死にかけては死なずに何度がエーヴィリーベの手から逃れ、生きているにもかかわらず死人が持つはずの魔力の固まりができている者のこと。
体内に魔石を持っているようなものなので、それを他者に染められるとほぼ完全に染まってしまい、薄めようとしてもなかなか薄まらず、親に染められたのと大して変わらない状態になる。 *24
身食い故に魔力が貯まると熱を出すが、魔力の塊ができてしまっているため、魔力を減らしすぎても魔力が固まりを超えなくなって体が動かなくなる。
体の防衛反応として、興奮しすぎると意識が途切れる。
より正確に言えば、死にかければ貴族でも体内に魔石ができるため身食いだけに限った現象ではないといえる。しかし、貴族の子であれば生来の属性を持っているため他者に染められても一時的なものになると考えられる。

魔力の暴走

激しい感情が抑えきれなくなった時に出る現象。 *25
体内の魔力が漏れ始め、それが続くと、全身から一気に魔力が流れ出す。
そうなると、魔力を留めておくためのである身体が持たない。
皮が湯を沸かしたように膨れ上がり、皮が耐えきれなくなったら弾けて死に至る。 *26

威圧

魔力が全身を巡り、活性化し、自分の敵だと認識した対象を魔力で威圧する。
マインの場合は目が虹色のように光って、身体から魔力の色のもやが出る。他の魔力もちも同様の現象が起こるのかは不明。
感情を抑えることが下手な子供なら起きやすい。 *27
威圧を受けると疲弊して、気絶したり、吐血する。 *28

女神の御力

英知の女神メスティオノーラ身食いの体を依り代にした際に、その者の魔力の色が染まって発していた力を指す。
身食いが依り代にされている間の意識は神々の世界へ招待されて、体は仮死状態になり、本人の意識が戻っても染められた際の女神の御力は残る。
通常は魔力量に大きく差があると相手を感じることができなくなるが、女神の御力は誰でも感じることができ、部屋越しにもその力を感じてしまう。一方で、銀色の布でその影響を遮断したり、魔力供給源として行使したりと魔力に近い性質を持っている。
少し離れたところからその者を見ると、ほんのりと光をまとっているように見える。
直視するためには強い意志が必要で、近づくほどに恐れ多いという感覚が強くなる。 *29

メスティオノーラは体を貸してもらいやすいように、借りる相手に少し精神的干渉を行っている。
だがその影響はかなり深く受けており、その者にとって大切な記憶を一時的に失い、トラウマの喪失だけでなく行動原理が変わってしまう。 *30
女神の御力が自身が元々持つ魔力より制御が難しく、感情に反応してその力が膨れ上がり、それに伴い自分が自分で無くなる危険性を持つ。 *31

神々の御力

一柱の神だけでなく、全く違う属性の神々からも御力を流し込まれて得た力を指す。女神の御力と同様(恐れ多いという感覚を与える、魔力供給源となるなど)の性質をもっている。
先に女神の御力を授かって完全に染められていた場合、後から流し込まれた複数の属性の神々の御力はお互いに反発し合う。
制御されていない神々の御力では、不快感だけでなく動くこともままならないほどの苦痛を受ける。
一柱の御力に染められただけならまだしも、神々の力を動かせるのは神だけであり、人間やエアヴェルミーンでは暴走する御力を制御できない。
メスティオノーラがその者に一度降臨して整えなければならなかった。
魔力を回復させると、少し薄れるが神々の御力も回復する。御力が膨れ上がると苦痛を受けるようになり、影響力が完全に無くなるまでその状態は続く。
神々の御力が溢れそうになっている状態では人の魔力で打ち消すのは難しく、早く解消しようとする場合は、枯渇寸前まで御力と魔力を使って誰かに染められる必要がある。 *32

魔術

神の祝福であったり、癒しの儀式であったり、大がかりな魔術を使うには、神の名前が必要になる。 *33
魔術で火をつけることはできるが、燃やし続けるには薪か大量の魔力が必要になる。 *34

呪文

呪文は祝詞を少しずつ省略したもの。完全に祝詞を唱えるのと違って、融通が利かない部分があるが、速さとミスが少なくなる。
呪文と祝詞参照

祝詞

神様を称え、加護を願う祈り。 *35
呪文と祝詞参照

シュタープ

「神の意思」を体に取り込んで、「神の意思」を用いて構築する魔道具である。通常は体内に取り込まれているが、魔力と意思を込めることで自在な形態をとる。魔力を行使するための補助具としては最も効率が良いものとされている。
「神の意思」は、貴族としてメダル登録されている者が、貴族院の最奥の間の神殿から「はじまりの庭」に通じる通路で取得する。「神の意思」は、魔力が大きい程通路の奥に配置されており、「はじまりの庭」で取得したものが最良とされる。「神の意思」は、他人には見えず、生涯で一度しか取得できない。
なお、処刑の魔術でメダルを廃棄されると、有効範囲内であれば処刑され、有効範囲外でメダルのみ廃棄された場合にはシュタープが使用できなくなる。

祝福

魔石やシュタープなどから魔力を出すだけの行為もしくは神の名の下に祈りを捧げ効力のある加護を得ることを指す。
前者は貴族間にて挨拶などで用いられ、後者は神に祈り魔力を奉納することで与えられる神の祝福であり別物と考えられている。
加護を得る祝福は本来神に祈りを届けやすくなるシュタープを得なければできないが、ローゼマインは指輪の魔石でも加護を与えることができたため同じものと考えている。 *36
奉納する魔力量によって祝福の効果は変わる。 *37
複数の神に一度に祈ると魔力はごっそりと削られて、成功率は著しく落ちる。
特に命の神は土の女神を隠すので女神の兄弟神に疎まれているため伝説でしか語られず、まとめて祈って成功した例を領主のジルヴェスターでも知らなかった。 *38

魔石

魔力を貯めておくことが出来る石。魔力を帯びた実や花の採集、魔木や魔獣・魔魚を討伐した時に手に入れられる。最高級の魔石は全属性を持つ虹色魔石。全属性のローゼマインがレーギッシュに高圧魔力を叩き込んだ時に鱗が虹色魔石になった。 *39
虹色の魔石は貴重。
また、魔石に魔力を込め過ぎると飽和し金粉化する。
イメージでバラバラになった騎獣用の魔石をこねて元に戻したローゼマインは非常識と評された。 *40

騎獣

貴族が乗る魔石で作られた獣。
魔石に魔力を与えて、動く物の姿に変化させる。それを自分の意思で動かして、空を飛ばせなければならない。魔力で染められた魔石は他の人には使いにくくなる。魔力の色が似通っていれば使えなくもないが、自分の魔力で染めた魔石とは雲泥の差になる。下級貴族ならば数日、ローゼマインは説明を受けている数分で染められる。 *41
貴族は生まれた時に魔術具と魔石を贈られる。その魔術具は魔力を吸収して、魔石に入れてくれる魔術具。最初に登録した者の魔力以外は受け付けないという魔術具で、親はもちろん兄弟や側仕えが魔石に触れて台無しになる危険性を排除してくれる。それを使わなければ、魔石に他人の魔力が混じってしまう可能性が高いらしい。その魔術具の中に入れられた魔石に、魔力が溢れそうになるたびに少しずつ溜めていき、染まっている魔石を貴族院で使うことになる。 *42
詳細と登場人物が使用する騎獣は騎獣参照

魔法陣

魔法陣を作るには、属性を示す記号、神様を象徴する記号、魔法陣に使う言語を覚える必要がある。 *43
身に纏うマントに加えて、魔術具や神具、神事を行う祭壇など幅広く使用されている。スティロで空中に魔法陣を描くこともできる。
呪文などは長い歴史の中で改良されてきたが、広域で大きく魔術を使うには魔法陣を使う方が魔力的な効率が良い。 *44

魔紙に魔方陣を描いたものをつかった場合、事前準備をしていれば魔石も詠唱も必要なくなる。代わりに魔紙の生産コストが高く、魔法陣を起動させる場合も魔力をかなり消費してしまう。 *45


広域魔術

広域に影響を与える魔術の事。
魔方陣で補助を受けた方が効率がいいとされている。
エーレンフェストの下町で使用した際は、アウブ・エーレンフェストに使用することを報告してから発動した。 *46

契約魔術

契約魔術はそう簡単に使うものではない。
魔力や権力を持つ相手で、自分が圧倒的に不利な状況にある場合に、高額の魔術具を使ってでも利益を確保するために使うもの。 *47
もともと横暴な貴族に対して拘束力を持たせるための物で、魔力のこもった特殊なインクと紙が必要になる。
契約魔術で契約すると、魔力によって縛られて、契約者の同意なしに解約できない。
紙やインクが魔術具でとても高価で珍しいため、よほどの利益が見込める契約でなければ使われない。
契約用紙と特殊なインクは、貴族の御用達と認められた商人だけに与えられる。
契約を済ませると、燃えるようにインクの部分から穴が開いて広がっていき、契約用紙そのものが消えていく。
契約違反の度合いによっては命に係わる。 *48
契約を知らない人も、内容によっては契約の範囲に入る。
契約者以外にも影響を及ぼす契約魔術は必ず領主への報告が必要。
報告や周知なしに被害が出たら、契約魔術に必要な魔術具は取り上げられ、貴族との取引は制限されて、契約者に対して罰が与えられる。
商人が持つ契約魔術具は、基本的に契約を交わした街だけに影響を及ぼす。 *49
協会などと契約を交わす際、会長個人ではなく協会自体と結ぶことで、会長が代替わりしても契約を続けさせることができる。 *50
契約の項目のところを二重にされて、契約内容を偽って契約させられることがある。 *51
契約魔術は全員の承諾がなければ契約を解くことはできない。 *52
平民は商業ギルドで契約魔術の内容を観覧することができる。 *53
商人ギルドに保管されている契約書類は、契約者が死んでいたら、何がしかの変化がある。 *54
魔力の少ない平民は特殊なインクを使い、最も魔力を含む血で血判を押す。

神々に宣誓し、神々と直接契約を行った場合は、人間同士の契約に比べると抜け道がほとんどない厳しいものになる。
違反すると神々から厳しい鉄槌が下る。 *55

魔術結界


創造の魔術


儀式


神事

神具を使い、祈りと魔力を捧げて行う儀式。歴史による変遷などで神具を用いられないこともある。
神への供物として、息吹を象徴する草木、実りを祝う果実、平穏を示す香、信仰心を表す布を捧げたりする。 *56
兜を被ったまま儀式に参列するのは、神に対して不敬とされている。 *57
同じ目的を持って集合し、同じ祈りを捧げながら魔力を放出すると、相乗効果で魔力が流れやすくなる。
魔力が高い者の魔力放出量につられてしまうと、他の者にとっては危険を感じるほどの流出になる恐れがある。 *58
他者のために行う祈りで、いくら自分が魔力を負担したところで自分への祝福はない。 *59

魔術具

平民相手でも、利があると思えば、魔術具を与えることを躊躇わない貴族は多い。 *60
魔術具を作るためには魔力が必要で、魔力を持つ貴族以外には作れない。 *61
街の根幹を守るのは、ほとんど魔術具。 *62
魔術具と神具参照

神具


魔物

魔力を持つ生物で、魔獣や魔木などの事。
死ぬと魔石になるため、素材を取る場合は瀕死の状態にして採ったりする。
弱いものであれば平民でも倒せるが、強力な物は騎士団で対応する必要がある。

魔獣

魔力を持った獣。
魔獣と魔木参照

魔木

魔力を持った木。
魔獣と魔木参照

素材

魔木や魔獣から取れる素材には属性があり、水の属性は、癒し・洗浄・変化など、火の属性は、攻撃・増幅・育成など、風の属性は、防御・速さ・知識など、土の属性は、受容・忍耐・拡散など、それぞれの神々の特性に似通った効果が出る。
土の属性は他のどの属性と混ぜても混ざり、相性が良くない属性同士を混ぜる時の緩衝材としても使われる。
命の属性は土以外のどの属性とも反発して混ざりにくいため、命を含む複数の属性を持つ素材を使うことがある。
品質はいかに魔力が豊富なところで採集されたかに左右される。
高品質の物を手に入れようと思えば、採集日、採集場所、採集物をよく選ばなければ手に入らない。
採集する者の魔力量も影響される。 *63
魔力が少ない素材は低品質と呼ばれ、魔力によって品質を上げることが可能。
逆に魔力を抜くこともできる。 *64
魔獣と魔木参照

その他


銀製品

魔力を一切受け付けない特殊な銀が使われた製品。
どんな素材でも多かれ少なかれ魔力を含むユルゲンシュミットでは不自然な存在で、ランツェナーヴェから持ち込まれた。
銀製品参照


*1 第173話 プロローグ

*2 第87話 与えるべきもの

*3 第467話 実技 皆の儀式と音楽

*4 第585話 メスティオノーラの書

*5 第466話 実技 神々のご加護

*6 第467話 皆の儀式と音楽

*7 第466話 実技 神々のご加護

*8 第72話 決着

*9 第651話 魔王の暗躍 付け足し

*10 第99話 祭りの後、574話 トロンベ狩りと星結びの儀式 タウの実を発芽させるのに必要な魔力量から

*11 第105話 教養が必要な理由

*12 第139 話奉納の儀式

*13 第537話 メルヒオールと祈念式

*14 第466話 実技 神々のご加護

*15 第155話 ディルクについての話し合い

*16 第466話 実技 神々のご加護

*17 第174話 診断結果と貴族街

*18 第155話 ディルクについての話し合い

*19 第274話 閑話 二つの結婚話

*20 第26話 閑話 俺の助手

*21 第69話 ベンノのお説教

*22 第585話 メスティオノーラの書

*23 第87話 与えるべきもの

*24 第585話 メスティオノーラの書

*25 第72話 決着

*26 第148話 撃退

*27 第72話 決着

*28 第71話 対策会議と神殿

*29 第651話 魔王の暗躍 付け足し

*30 第649話 ツェントレース

*31 第653話 顔色の悪い王族 中編

*32 第662話 神々の祝福 中編

*33 第130話 印刷協会

*34 第133話 夢の世界 後編

*35 第127話 トロンベの討伐

*36 第329話 領地対抗戦の話し合いとユストクスの女装

*37 第488話 集計中のお喋り

*38 第170話 閑話 騒ぎの後始末

*39 第428話 お魚解体

*40 第189話 初めての魔術特訓

*41 第189話 初めての魔術特訓

*42 第290話 騎獣作成と魔力圧縮

*43 第356話 留守番中の生活 前編

*44 第355話 エントヴィッケルン

*45 第644話 動いた祭壇

*46 第355話 エントヴィッケルン

*47 第64話 フリーダとの契約

*48 第30話 契約魔術

*49 第61話 既得権益と会合の結果

*50 第134話 インク協会と冬の始まり

*51 第163話 他領の貴族

*52 第136話 三者会談

*53 第63話 ルッツの見習い準備

*54 第169話 閑話 貴族街訪問

*55 第654話 顔色の悪い王族 その3

*56 第79話 誓いの儀式と側仕え

*57 第129話 癒しの儀式

*58 第139話 奉納の儀式

*59 第488話 集計中のお喋り

*60 第37話 商業ギルド

*61 第64話 フリーダとの契約

*62 第72話 決着

*63 第174話 診断結果と貴族街

*64 第541話 養父様とおじい様の再取得 前編