神々


概要

天空を司る最高神たる夫婦神と、大地を司る五柱の大神の計七つの大神から構成される。
土の女神を除く大神は眷属神を持ち、その数は十二であると推察される。 *1
男神である闇の神、火の神、命の神の眷属は男神。
女神である光の女神、水の女神、風の女神の眷属は女神。
土の女神の眷属は全て命の神に追放されており、その中には他の大神の眷属になったものがいる。

聖典には、主に、七つの大神とその眷属および混沌の女神の神話、初代王の建国物語とそれにまつわる祝詞が記されている。
ダンケルフェルガー等の大領地に残る古文書の中には、聖典には書かれていない神話や神に準する存在についての物語が記録されている物がある。

大神(おおがみ)

大神の記号はTwitter参照
※以下、語源はすべて推測です

天空を司る最高神たる夫婦神
名前 象徴と貴色 備考
闇の神
シックザントラハト)
象徴は夜空を意味する黒いマント。
貴色は黒
命の神を除く大地を司る四柱の神々の父
名前は魔法陣によって神託のように知らされ、それぞれ違う名前を授けられるらしい。
左記の名前はローゼマインに対して授けられたもの
トランプではキングの位置:Schicksal(運命)+Nacht(夜)or gelacht(笑い)?
光の女神
フェアシュプレーディ)
象徴は太陽を意味する金の冠。
貴色は金
契約や約束を司り命の神を除く大地を司る四柱の神々の母
眷属に十二の女神が仕えている。 *2
名前は魔法陣によって神託のように知らされ、それぞれ違う名前を授けられるらしい。
左記の名前はローゼマインに対して授けられたもの
トランプではクイーンの位置:Versprechen(約束)+lady(淑女)?
大地を司る五柱の大神
名前 象徴と貴色 備考
水の女神 
フリュートレーネ
象徴は杖。貴色は緑 春の女神。
土の女神に癒しを与え、命の芽生えを助ける。
眷属に十二の女神が仕えている。
変化と癒しを与える清らかさの象徴。
トランプのマークはスペード♠:Frühling(春)+Träne(涙)
火の神 
ライデンシャフト
象徴は槍。貴色は青 夏の神。
生まれた命の成長を促し、鍛える。
眷属に十二の神が仕えている。 *3
熱血で情熱的で、導き育てることに関する加護がある。
成長と戦いを助ける強さの象徴。
トランプのマークはダイヤ♦:Leidenschaft(情熱)
風の女神 
シュツェーリア
象徴は盾。貴色は黄 秋の女神。
力を付けて戻ってくる命の神をできる限り防ぐ。
眷属に十二の女神が仕えている。
守りと伝達を司る速さの象徴。
トランプのマークは円●:Schutz(守護、防御)+aria(空気(イタリア語))?
土の女神 
ゲドゥルリーヒ
象徴は杯。貴色は赤 本来は大地母神だが、夫婦まとめて冬の神にされている。
冬の間は命の神に監禁溺愛されている。
命の神によって眷属の女神達はすべて引き離され追放された。(2014年 06月13日 活動報告より)
神殿に飾られている土の女神の石像は、ややふくよかで柔和な雰囲気をしている。
豊穣と多産、寛容と忍耐の象徴。
トランプのマークは逆三角形▼:geduldig(忍耐強い、寛容な)
命の神 
エーヴィリーベ
象徴は剣。貴色は白 冬の神。
土の女神を独占溺愛したいヤンデレ神。
眷属に十二の神が仕えている。
再生と死を司る不屈の象徴。
トランプではジャックの位置:ewige(永遠の)+Liebe(愛)or Leben(生命)

眷属神

闇の眷属神(3/?)
名前 主たる神格 備考
厄除けの神 
カーオスフリーエ
闇の神 Chaos(混沌)+fliehen(逃げる)
隠蔽の神 
フェアベルッケン
闇の神 エアヴェルミーンから協力の要請を受けて、エーヴィリーベから身籠っていたゲドゥルリーヒを隠した。
フェアベルッケンが協力していなければメスティオノーラは生まれていない。
その後もエーヴィリーベから隠すために力を貸している。
恋多い神でもあり、様々な行いを隠している。
verbergen(隠す)
退魔の神 
フェアドレーオス
闇の神 混沌の女神を追い払う神。悪縁を自分の手で断ち切り、自分の望む道を進むことができる加護を与える
verdrängen(押しのける)+Chaos(混沌)
光の眷属神(4/12)
名前 主たる神格 備考
縁結びの女神
リーベスクヒルフェ
光の女神 縁結びの女神。悪戯好きでドレッファングーアから糸を盗んでは男女を結びつける。
あまりにも悪戯するためドレッファングーアに報復されて、自身の髪の毛を混ぜこまれた運命の糸だと気づかず、自身と人間の男を結んでしまう。
Liebeskummer(恋患い)+Hilfe(援助、救済)
浄化の女神
ウンハイルシュナイデ
光の女神 不幸を自分の手で断ち切り、自分の望む道を進むことができる加護を与える。
Unheil(災い)+schneiden(斬る)
秩序の女神 
ゲボルトヌーン
光の女神 Gebot(戒律・法典)+Ordnung(秩序)
助言の女神 
アンハルトゥング
光の女神 困った時や迷った時に助言をくれる女神
神話では隠蔽の神 フェアベルッケンに隠された物を探すための助言をすることが多い
Anhaltspunkt(手掛かり)+Leitung(導き)
水の眷属神(8/12)
名前 主たる神格 備考
癒しの女神 
ルングシュメール
水の女神 癒しの女神。人の傷をいやす女神。
Heilung(回復)、Linderung(軽減)+Schmerz(肉体的な痛み)
出産の女神 
エントリンドゥーゲ
水の女神 出産の女神。元ゲドゥルリーヒ(土の女神)の眷属。
Entbindung(出産)
芽吹きの女神
ブルーアンファ
水の女神 芽吹きの女神。物語の比喩表現でこの女神が出てくれば恋の始まり。場合によっては5回くらい出てくる。
Blume(花)+anfahren(近づく、起動する)
雷の女神
フェアドレンナ
水の女神 春の訪れを告げる雷の女神。祈念式で聖典に則った儀式を行った所、一晩で雪を溶かし冬を遠ざけた。
戦闘時にはエーヴィリーベさえ押し退けるようなフェアドレンナの勢いを得る。
verdrängen(押しのける)+Donner(雷)
海の女神
フェアフューレメーア
水の女神 海の女神。火の神の眷属同士が喧嘩して灼熱の夏になった時に眷属達の頭を冷やし、熱すぎる夏を抑える。神具は杖。
二人の火の眷属神に求婚されて、それを断ったが、熱くなりすぎて引いてくれなかった。
周囲の神々も巻き込んで大騒ぎになった結果、失恋したら二人の内の勝者と結婚することになる。
まずは勝者を決めておかなければならないと二人の男神は様々な神々を巻き込んで戦いを始めたため、神としての力を振るい、皆の熱を鎮めた。
それ以来、火の眷属が争い始めたら呼ばれるようになった。
verführen(誘惑する)+Meer(海)
幸運の女神 
グライフェシャーン
水の女神 戦闘時には好機を掴み取る加護を得る。
greifen(掴む)+chance(幸運)
商売の神 水の女神 *4 街において水の女神と一緒に店に祀られている。
花の女神
エフロレルーメ
不明(水?) Efflorescence(開花(英語))+Blume(花)
火の眷属神(5/12)
名前 主たる神格 備考
鍛冶の神 
ヴァルカニフト
火の神 鍛冶の神。鍛冶で神がかった作品ができたときには、ヴァルカニフトの加護があるとされている。
Vulkan(火山)+gift(贈り物(英語)、毒(ドイツ語))
武勇の神 
アングリーフ
火の神 武勇の神。戦いを司る神でもあり、この神の祝福を受けることで力強さが向上する。
Angriff(攻撃)
狩猟の神 
シュラーゲツィール
火の神 この神の祝福を受けることで攻撃時の命中率が向上する。
schlagen(当たる)+Ziel(狙い)
導きの神
エアヴァクレーレン
火の神 神具は槍。
エーヴィリーベに対抗するため、アーンヴァックスと共にメスティオノーラの教育係になった。
erwachsen(成長・育つ)+lehren(教える)
育成の神 
アーンヴァックス
火の神 エーヴィリーベに対抗するため、エアヴァクレーレンと共にメスティオノーラの教育係になった。
作中では、エアヴェルミーンに頼まれてローゼマインを成長させた。
ローゼマインを成長させた姿がとある女神に似ていたためご満悦だった。
anbauen(成長する)+Wachstum(成長)
風の眷属神(9/12)
名前 主たる神格 備考
英知の女神 
メスティオノーラ
風の女神 英知の女神で、ゲドゥルリーヒから生まれた子供の中で唯一神の力を持った娘。 *5
出産のために力を貸した神々が多かったことから、全ての神々から大事に育てられた。
初代王にグルトリスハイトを授けた。 *6
知識を与える本を作ったとされることから、ローゼマインがもっとも信奉する神。
Mētis(ギリシア神話の知識の女神メティス)、Mestizo(メスティソ、白人とインディオの混血)
+norn(北欧神話の運命の女神ノルン)、Honora(名誉を意味するアイルランド語他の女性名ホノーラ)
作中に登場した神で、詳細は個別ページ参照
芸術の女神 
キュントズィール
風の女神 芸術の女神。ヴィルマはフェルディナンドの顔を見て、キュントズィールのお導きであると大量の絵をかきあげた。
Künstler(芸術家)+zeal(熱意、熱情(英語))
時の女神 
ドレッファングーア
風の女神 時の女神。運命を司る神でもあり、再会を願うときに祈られる。
リーベスクヒルフェに運命の糸を盗み出されてあまりにも悪戯されることに腹を立てて報復する。
drehen(回す)+Garn(糸、紡ぎ糸)+Uhr(時)
飛信の女神 
オルドシュネーリ
風の女神 飛信の女神。「オルドシュネーリになってください」は「連絡役になってください」の意。
Ordonnanz(伝令兵)+schnell(速い)
疾風の女神 
シュタイフェリーゼ
風の女神 疾風の女神。戦闘系の神であり、ディッターの前に祈りを捧げる神の一柱。
Steife Brise(疾風)
別れの女神
ユーゲライゼ
風の女神 メスティオノーラの図書館にユーゲライゼの切ない恋物語の本が置かれている
最近の恋物語では失恋や別れの例えを意味することが多い女神だが、聖典では巣立ちの時に出てくる方が多い
昔は成人した男性の領主候補生が城から出る時、女性の領主候補生が婚姻によって領地を出る時にユーゲライゼに御加護を祈っていた
門に祀られている旅人の守護神 *7 はユーゲライゼと推測される
Jugend(青年期)+Reise(旅)
忍耐の女神
ドゥルトゼッツェン
風の女神 Gedult(忍耐)+fortsetzen(続く)
収穫の女神
フォルスエルンテ
不明(風?) Forst(人の手の入った森)+Ernte(収穫)
土の眷属神(0/0)
名前 主たる神格 備考
命の神に追放されたため眷属神は存在せず(2014年 06月13日 活動報告より)
命の眷属神(6/12)
名前 主たる神格 備考
酒の神 
ヴァントール
命の神 酒の神。平民が酒場で酒を呑むとき、最初に「ヴァントールに感謝を」と祈りを捧げる。
Wein(ワイン)+toll(気の狂った)
料理の神 
クウェカルーラ
命の神 料理の神。ローゼマインの料理はクウェカルーラのものだとイルゼ達下町組には思われている。
Cuoco(料理人(伊語))+Calura(熱(伊語))
長寿の神 
ダオアレーベン
命の神 dauerhaft(永続する)+Leben(人生or生命)
夢の神 
シュラートラウム
命の神 おやすみの挨拶は「シュラートラウムの祝福と共に良き眠りが訪れるように」
Schlaf(眠り)+Traum(夢)
氷雪の神
シュネーアスト
命の神 Schnee(雪)+erstarren(凍らせる)
バイシュマハート 命の神 夜に精力増進させる子宝の神?
Beischlaf(性交)+Machart(拵え,作り)
主神不明
名前 主たる神格 備考
言葉の女神
グラマラトゥーア
不明(風?) 言語を司る言葉の女神
Grammatik(文法)+lauten(読む)
試練の神
グリュックリテート
闇or火 試練の神。試練を乗り越えれば幸運を与えてくれる。
Glück(幸運)+Vitalität(活力)

その他神格系

その他神格
名前 主たる神格 備考
混沌の女神
カーオサイファ *8
闇の神に横恋慕し、夫婦神の仲を引っ掻き回したことがある。
命の神を焚きつける困った女神。
象徴は歪んだ輪。トランプではジョーカーの位置:Chaos(混沌)+cipher((数字の)零、無価値な人(or 物)、暗号、符丁、暗号を解く鍵)
エアヴェルミーン 元命の神 元・縁結びの神。命の神の眷属であり、友人だった。
ゲドゥルリーヒやその眷属の扱いに憤って喧嘩別れし、ゲドゥルリーヒを助けるための手助けをした。
縁結びの神としての力をリーベスクヒルフェに譲り、神としての力を失った。
erwärmen(熱)
作中に登場した神で、詳細は個別ページ参照
アイファズナイト 不明(闇?) 神名かどうかも現時点では不明。マントを着用している。 Eifersucht(嫉妬)+Neid(嫉妬)
カメーヴァレイン 不明(?) 神名かどうかも現時点では不明。ゲオルギーネの陰口として例えられた。

最高神の名前

聖典や各種祈りの祝詞に登場していなかったが、「第473話 領主候補生の講義終了」でその理由が明かされた。
最高神の名前に関する要点は以下の通り。
  • 最高神の名前を得るための魔法陣に魔力を満たすことで、脳裏に直接刻まれる。
  • 脳裏に刻まれる最高神の名前は一人ひとり異なるらしい。
  • 他人に最高神の名前を漏らした者は最高神の祝福や加護を得られなくなり、領主候補生の資格を失う。
  • 最高神の名前を聞き出した者は金と闇の炎に巻かれて消え失せる。

創世神話

闇の神は気の遠くなるような長い時間をたった一人で孤独に暮らしていた。しかし光の女神と出会い、夜明けが訪れた。二人は結婚することになり、水の女神と火の神と風の女神と土の女神が生まれ、この世界を作り上げた。
ある時、命の神が、末娘である土の女神を一目見て好きになってしまった。命の神の眷属であり友人である縁結びの神エアヴェルミーンの応援もあって、命の神は土の女神に求婚し、闇の神へ結婚を願い出た。たくさんの子が生まれるだろう、と命の神の求婚に喜んだ闇の神は夏に二人の結婚を認めた。
しかし、闇の神に横恋慕していた混沌の女神の焚きつけもあり、命の神は土の女神を氷と雪の中に監禁した。凌辱して孕ませ子どもができたが、まだ生まれていない子供達にまで嫉妬し、力を奪い取って生まれなくした。
土の女神やその眷属の扱いに憤ったエアヴェルミーンは、命の神と喧嘩別れをし、土の女神の眷属を連れて水の女神のところへ行き、土の女神を助けるための手助けをした。自分が縁を結んだせいで土の女神が大変な目に遭った、とエアヴェルミーンは縁結びの神としての力をリーベスクヒルフェに譲り、神としての力を失った。
結婚してから全く姿を見せない土の女神を心配していた光の女神が氷を溶かし、水の女神が力が弱くなった命の神もろとも氷と雪を押し流し、友人の女神達と一緒に子供達という名の種に力を加えて芽吹かせた。火の神が自分の友人達と力を与えて、芽生えた命はみるみるうちに成長していった。
土の女神と命の神の子どもであるメスティオノーラは、命の神から隠すため、闇の神からいただいた夜空の髪、光の女神からいただいた金の瞳に姿を変え、最も守りの強い風の眷属に入り、神々から神具を使うことを許された。
しかし、命の神の力が戻り、土の女神を求めてやってきた。風の女神は、育ち実った命の収穫を終えるまで、雪と氷で土の女神を捕らえようとやってくる命の神を風の盾で防ぎ続けた。
シュツェーリアの夜、風の女神の力を命の神が超えてしまった。兄姉神の力が弱ったところで、命の神は再び土の女神を攫って雪の中に監禁し凌辱した。
命の神を殺すとこれから先、命が生まれなくなってしまうのでできず、兄姉神達はじっと力を溜まるのを待った。そしてフリュートレーネの夜、命の神の力を水の女神の力が超え、土の女神を救い出した。
このように、神々の諍いが繰り返され、世界は季節が移ろっている。

建国神話

メスティオノーラとエアヴェルミーンの物語 *9
命の神 エーヴィリーベは、土の女神 ゲドゥルリーヒとの結婚の許しを得る時に、闇の神により多くの命で大地を満たすことを期待された。
魔力の少ない生き物は短期間の妊娠でたくさん産むことはできても、魔力の多い神の子は長い妊娠期間が必要なために、エーヴィリーベは不要と考えていた。エーヴィリーベは、ゲドゥルリーヒは大事であっても、生まれてきた命については、新たな命をはぐくむためには邪魔であったので疎んでいた。
そのため、神の子を身籠ったゲドゥルリーヒは、エーヴィリーベから自分と子供の身の危険を感じ、話を聞いた命の眷属で縁結びの神であったエアヴェルミーンはエーヴィリーベの身勝手さに怒りを感じた。エアヴェルミーンは、出産の女神 エントリンドゥーゲが力を十分に振るえるように土の女神の眷属を救い出すとともに、光の女神と水の女神に協力し、メスティオノーラを身籠ったゲドゥルリーヒを出産の女神 エントリンドゥーゲに送り届けた。こうして生まれたのが、メスティオノーラである。メスティオノーラは、隠蔽の神 フェアベルッケンによってエーヴィリーベから隠され、導きの神 エアヴァクレーレン、育成の神 アーンヴァックスに育てられることになる。身を守るために神々の神具を自由に使うことが許されていた。
メスティオノーラを救い出した後、エアヴェルミーンは、エーヴィリーベの身勝手さに、エーヴィリーベとゲドゥルリーヒとの縁を結んだ自らの権能を疎い、縁を結ぶ神の力をリーベスクヒルフェに譲って、神の世界を去りました。しかし、神としての権能を譲っても、魔力が無くなったわけではなく、エーヴィリーベの力によって白で覆われた世界に降り立ち、贖罪としてあふれる魔力で大地を満たすことでエーヴィリーベとゲドゥルリーヒとの間にできた命を保護した。そして、ゲドゥルリーヒとメスティオノーラが幸せに過ごせるようにと、日々神々に祈りを捧げ続けた。
成長したメスティオノーラは自分と母であるゲドゥルリーヒを救ったエアヴェルミーンの行く末を大変気にかけていた。神界からメスティオノーラがエアヴェルミーンに呼びかけると、エアヴェルミーンは、魔力が少なくもっと苦労している人間達へその祝福を分けてほしいと懇願した。人間達は、エーヴィリーベの目を欺くために白の建物に暮らしており、神殿もその中にあった。エアヴェルミーンに懇願されたメスティオノーラは、神殿に赴いたけれども、神殿長の祈りが耳に届きません。人間達の祈りは、過剰な魔力に悩まされてエアヴェルミーンとともに神に祈る神殿長ですら、神々に届いていなかった。
エアヴェルミーンの望みを聞いたメスティオノーラは、神々に相談し、その結果、人間達には祈りを伝える力が授けられた。特に、敬虔な祈りを捧げていた神殿の者達には神々に祈りを届けるためのシュタープを与えられた。人間達の中で最も祈りを捧げていた神殿長には、グルトリスハイトを写すことを許され、初代王として人間達を導くようにと命じられた。

神々のこぼれ話

  • リーベスクヒルフェの悪戯話(ダンケルフェルガーの本/メスティオノーラの書)

  • フリュートレーネの恋愛話(ダンケルフェルガーの本/メスティオノーラの書)

  • 海の女神 フェアフューレメーアの物語(メスティオノーラの図書館)
二人の男神から求婚を受けたけれど、フェアフューレメーアはどちらの求婚にも応じなかった。けれど、どちらも火の神の眷属だったせいだろうか、熱くなりすぎて引いてくれない。
周囲の神々も巻き込んで大騒ぎになった結果、フェアフューレメーアが失恋した時には二人の内の勝者と結婚することになってしまった。まずは勝者を決めておかなければならない、と二人の男神は様々な神々を巻き込んで戦いを始めた。
失恋をしたら、という条件を付けたので好きな相手ができるまで放置しておけば良いとのんびり構えていたフェアフューレメーアは、他の女神達から予想外に大きな戦いになったことを知らされる。
戦いの場に急いで駆けつけたフェアフューレメーアは、神としての力を振るい、皆の熱を鎮めた。それ以来、火の眷属が争い始めたらフェアフューレメーアが呼ばれるようになった、というお話だった。

  • ユーゲライゼの切ない恋物語(メスティオノーラの図書館)

  • ドレッファングーアとリーベスクヒルフェ(メスティオノーラの図書館)
ドレッファングーアの目を盗んで運命の糸を盗み出して悪戯するリーベスクヒルフェと、あまりにも悪戯されることに腹を立てて報復するドレッファングーアのお話だった。リーベスクヒルフェの髪の毛を運命の糸に混ぜ込み、リーベスクヒルフェはそれに気付かず、自分と人間の男の縁を結んでしまうのだ。

聖典

神々の神話と初代王の建国物語が記された本。
  • 原本は、中央および各領地に1冊存在する。
  • 聖典は神殿長が管理し、神殿長の地位の象徴として行事の際に携行される。
  • 聖典は、神殿長の許可がなければ白紙状態で内容を読めない。
  • 聖典は、魔術具の一種であり、管理している神殿長の魔力と魔力の属性、および読む人の魔力と魔力の属性により読める範囲が異なる。また、特定の資格を得なければ読めない記事も存在している。
  • 聖典の写本は、写本を行った者が読める範囲で写本されているため、内容に差異がある写本が複数存在する。
  • 聖典の内容とグルトリスハイトに書かれた内容との間には何らかの関連性があると推測されるが、関連性は明示はされていない。
  • 聖典には、初代王が行った各種宗教行事の様子を描写する記事と、その際に使用された神々への祝詞が記載されている。
  • 聖典には、各種宗教行事のやり方そのものは記載されておらず、具体的な方法や必要な魔法陣などについては、貴族院の禁書庫を筆頭に領主の図書館や神殿の図書館などで管理される付属資料を参照する必要がある。
  • 聖典の鍵は、飾り部分の中央に領地の色の魔石が据えられており、各領地の神殿にある領地の礎の間に入る為の鍵を兼ねている。

「汝、王となるを望む者……」

聖典は、特定の条件を満たすと、王になるための道と王の候補を選別する魔法陣とが浮かび上がる。
王になるための道が記されているがその条件の詳細は不明 *10 。記述内容と現在推測されている解釈は次のようなものである。

  • 「王になることを望む者はまず魔力をできるだけ上げておかなければならない。神に祈りを捧げて魔力を増やすのだそうだ。」
貴族院にある小さな祠で祈りを捧げると属性の強化や大神の御加護を得られるようになる。
神殿の神具に魔力を奉納することで、後にシュタープで神具を作って神事を行うための練習となる。

  • 「そして、どんどんと魔力を増やしていって器の成長が止まったら、また神に祈りを捧げる。そうすると、今度は神々の元に至る道が開かれるらしい。」
教育課程改変後は3年時に行っているが、本来は貴族院卒業時つまりは体(器)の成長を終えたときに最奥の間で神々の加護を得る儀式を行う。全ての属性の大神の加護を得ることができれば、始まりの庭に至る道が開かれる。

  • 「そこでは王としての力を振るうために必要な物が神々より与えられるのだそうだ。」
始まりの庭でシュタープを手に入れる。教育課程改変後は1年時に行うが、本来は神々の加護を得る儀式の後に行っていた。

  • 「ちなみに、神々に至る道が開かれなかった場合は、王としての資格が足りなかったということらしい。」
シュタープの取得のやり直しはできない?

  • 「力を振るうために必要な神の力を手に入れたら、また神々に祈らなければならない。よく祈ったら、今度は神々より王となるために必要な知識を与えられるそうだ。」
始まりの庭でシュタープを手に入れたら、大きな祠に入り、貴色の石板ができるまで魔力を奉納する。貴族院で神事を行い、光の柱を立てることも重要である。石版が完成するとグルトリスハイトを手に入れるための言葉が与えられる。

グルトリスハイト


コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • SS第28話「リュールラディ視点 構想中」の反映は一仕事になりそうだ。 - 2016-05-05 23:21:23
    • ↑む、それなら自分は手を出さないほうがいいな。リュールラディ姉妹のほうを追加するとしよう - 2016-05-05 23:29:34
    • 確かにコピペせずにまとめるとなると、それなりに作業になるな。 - 2016-05-06 02:05:03
    • 更新お疲れさま。 - 2016-05-06 09:55:45
  • 闇と光の眷属神はどの季節にあたるのでしょうか? 春は水、夏は火、秋は風、冬は命で、季節の中に分散しているのかな? - 2016-06-21 15:07:17
    • 闇と光の眷属神は季節ではなく、夜と昼の象徴。 - 2016-06-22 10:37:32
  • 正規の手段で得た『グルトリスハイト』の最後ですがフェルディナンドが受け取りを拒否したから一部のみ取得してしまって、その後ローゼマインが取得したから分割したのではないかと。なので必ず分割するわけじゃないと思います。 - 2016-06-29 22:20:16
    • 修正入れました - 2016-06-29 22:48:07
  • 敷居が高いは誤用なのでハードルが高いとかにしたほうがいいのでは - 2016-06-30 15:35:18
  • 136話で神官長がベンノさんに「土の女神 ゲドゥルリーヒを守る眷属の加護があらんことを」と言っていますが、具体的にはどの神々でしょうか? - 2016-07-09 21:47:42
  • 夫婦神の名前が人それぞれなのは、過去グリトリスハイトを手に入れた夫婦の名前だったりして? つまり、女神の化身っていうのはメスティオノーラじゃなく光の女神? - 2016-09-05 17:09:35
  • 光の女神の眷属神が12と確定修正→#660 エグランティーヌの誓いの言葉 - 2017-02-06 22:13:16
  • 旅人の守護神とユーゲライゼは同じかもしれませんね 眷属の数を別にカウントするのは不適格な可能性もあります - 2017-02-13 22:47:57
    • ユーゲライゼのところに入れました。作中で他に適切な神がでてきたら修正お願いします - 2017-02-14 06:56:43
  • 言語の女神は光だと推測。光は、秩序とか規律とか世界の基盤になるもののような気がします。 - 2017-03-15 21:12:04
  • 大変かと存じますが、創世神話で何ヶ所か「土の神」になってるので「土の女神」に修正してほしいです。 - 2017-07-21 19:15:28