グルトリスハイト

概要

グルトリスハイトは、「メスティオノーラの書」とも呼ばれる謎の書物。最古の聖典とされる。「グルトリスハイト」と唱えることで、術者がイメージする文書の形で具現化する。本来であれば、ツェントに就任する際にグルトリスハイトを掲げ、ツェントになるだけの力量と資格があることを示す必要がある。

グルトリスハイトには、メスティオノーラの英知が記載されている。シュタープを得た者の中で一定以上の魔力を持った者が魔石になった時に、その記憶がメスティオノーラの英知に加わるため、文字どおり(魔力豊富なユルゲンシュミット貴族の)英知の結晶といえる。逆に言えば、現在生きている者・平民などの一定以下の魔力持ちしか知らない知識や、シュタープを得た者が知りえなかった知識は含まれていない。聖典や神話関連の古文書に書かれた内容の一部は、グルトリスハイトを得た者がその知識を書き出したものである。

本来の取得方法

グルトリスハイト(メスティオノーラの書)の本来の取得方法は、以下の様なものであると推測される。*1*2*3*4

  1. シュタープを取得するより前に、大神全属性となっている必要がある【第6期で省略】
    1. 生まれつき全属性でない者は、欠けた適性の眷属神の加護を揃えると、大神の加護を得ることができる
    2. 魔力を増やせるだけ増やしておく方が良いとされるので、神々に祈りを捧げ魔力を奉納する
  2. 貴族院の最奥の間で神々の加護を得る儀式を行い、全ての大神の加護を得て全属性となると、始まりの庭への道が開かれ、祭壇に上がれるようになる
  3. 始まりの庭にて、全属性シュタープを得る
    1. この時点で全属性シュタープを得られなかった者はツェント候補たり得ない
  4. 貴族院の図書館2階にあるメスティオノーラの像に魔力を奉納し、シュタープをグルトリスハイトに変化させる魔法陣と呪文を得る
    1. この時点で手に入る「グルトリスハイト」は、中身の無い、形だけの器である
  5. 貴族院(聖地)にて大神に魔力を奉納し、大神の祠を巡って「メスティオノーラの英知を手に入れるための言葉」と石板を体内の「神の意思」に取り込む
    1. 魔力の奉納方法としては少なくとも2つある模様
      ①シュタープで作った神具で神事を行う(光の柱を立てる)
      大神の祠に入って直接魔力を奉納する【第3期以降は省略】
    2. 大神の祠に入るためには前段の全属性シュタープが必要になる
    3. これを7柱の大神について繰り返し、言葉をコンプリートしなければならない
    4. 石板を体内に取り込んで言葉を集めきると、貴族院の上空に完成した選別の魔法陣が見えるようになる
  6. 選別の魔法陣に魔力を注ぎ、これを起動させる【第2期以降は省略】
    1. 起動方法は複数存在するらしい
      ①順当な方法は最奥の間の祭壇で1人で奉納舞を舞って七つの神具から光の柱を立てることらしい*5
      ②最奥の間で奉納式を行い七つの神具から光の柱を立てる
      ③空中からの魔力注入
    2. この魔法陣は、普段樹の形態をとっているエアヴェルミーンが人の姿をとり、神々と交信するために必要なものである
  7. 再び貴族院図書館2階のメスティオノーラの像に魔力を注ぎ、「選別の間」へと進む
    1. 前段を飛ばすと「資格はあるが、魔法陣が動いていない」と金色のシュミルに追い返される
  8. 選別の間は、来訪者の望みを映す場所でもあり、来訪者に知識を求める意思と資格があるかを金色のシュミルによって確認される。資格と意思が確認されると、始まりの庭に通じる扉に案内される
  9. 始まりの庭にて人の姿を取ったエアヴェルミーンと面会し、シュタープを出して祈りを捧げることにより、メスティオノーラの英知が光とともに奔流となって体に流し込まれる
    1. この際、知識の奔流に抗わず、注意を払わず、一旦丸呑みにすることが必要らしい
    2. 流れていく知識に気を取られると、知識の取りこぼしが起こる
    3. 取りこぼした知識は再度始まりの庭を訪れることで補完できるとされる

  • 地下書庫の資料(白い石板)の知識だけでメスティオノーラの英知まで辿り着く事が可能だったらしいが、その者たちが王族に粛清された事を考えると、現在も可能な状態で資料が残されているかどうかは不明
  • 生来1.のフェルディナンドは、2.→3.を貴族院3年時に行い、地下書庫などでの独自研究で4.→5.を行い、6.を飛ばして7.→6.→7.8.9.を行っている
  • 生来1.のエグランティーヌは、3.(貴族院1年時)→2.(貴族院3年時)の順で行っている
  • トラオクヴァールジギスヴァルトアナスタージウスらは小さな祠巡りは行っていたが、3.(=5.の2.)をクリアできないと思われる。地下書庫の奥への入室条件が祠巡りでなければ、「器」+「地下書庫の奥のマニュアル本」であれば入手できた可能性(グルトリスハイトに関する考察と議論貴族の魔力を参照)
  • ローゼマインは、様々な要因によりイレギュラーな方法で「メスティオノーラの英知」に辿り着いている(1→3→2→5→6→4&7→8&9/下記参照)

ローゼマインの辿った道筋

  1.大神全属性 
     身食いのためクリア
     ローゼマイン魔力圧縮法である程度魔力増強、神殿長の立場で魔力奉納実施
  3.始まりの庭で大神全属性のシュタープ
     洞窟経由で1年時の実技でクリア*6
  2.加護を得る儀式
     3年時の実技で実施、神像が動き始まりの庭へ行くも空振り*7
  5.祠巡り~上空の魔法陣出現
     たまたま大神の祠を発見し*8、強要されながらクリア
     石板(言葉)を得てシュタープが強化される*9
     この時点で「いのりたりない」が無くなり、シュバルツ達に「しゃほんする」と地下書庫の最奥まで案内される*10
     (マニュアル本ルートに行きかけるが「おうぞくとうろく」に阻まれる)
  6.上空の魔法陣起動~エアヴェルミーン顕現
     4年時のクラッセンブルクとの共同研究で初めて神像に向かうパターンの奉納式を実施してクリア*11
     (奉納舞のように始まりの庭は開かず、神具から七本の柱が立っただけ)
     図書館に行って魔力供給をしているとシュバルツ達に2Fに案内され魔力をねだられる*12
  4.7.同時クリア
     器の魔法陣焼付と当時に選別の間へ進む*13
  8.9.へ*14

メスティオノーラの英知を手に入れるための言葉(ローゼマイン)

天空を司る最高神たる夫婦神
名前 メスティオノーラの英知を手に入れるための言葉
闇の神
光の女神
大地を司る五柱の大神
名前 メスティオノーラの英知を手に入れるための言葉
水の女神 フリュートレーネ
火の神 ライデンシャフト クレフタルク
Kräfte(力、勢い(の複数形))+stark(強い、激しい)
風の女神 シュツェーリア タイディヒンダ
Verteidigung(防御)+hindern(阻む)
土の女神 ゲドゥルリーヒ
命の神 エーヴィリーベ

呼称・異称

「グルトリスハイト」は本来シュタープを変化させる呪文であり、その正式名称は「メスティオノーラの書」である。しかし、シュタープの盾を「ゲッティルト」と呼ぶように、ユルゲンシュミットでは呪文で呼び習わす慣習があるらしく、「メスティオノーラの書」は一般に「グルトリスハイト」と呼び習わされている。

厳密には、「グルトリスハイト」の呪文で手に入るのはメスティオノーラの英知を検索し、閲覧するための神具(器)だけであり、その内容であるメスティオノーラの英知は別途始まりの庭で脳内にダウンロードする必要がある(自分で書き加えることも可能)。そのため、歴代のツェントそれぞれの持つ「メスティオノーラの書」の内容(情報量)は異なるものと推測される。

また、歴史的経緯により、「グルトリスハイト」と呼ばれているものが複数存在している。

異本等

正規の手段で得た『グルトリスハイト』
大昔のツェントやフェルディナンド、ローゼマインが取得した物。エアヴェルミーンと出会い、メスティオノーラの英知を与えられ自分のシュタープを変化させて顕現させる。
メスティオノーラの英知は、シュタープを持ち一定以上の魔力を持つ者が死亡した場合、魔石となったその者の知識がメスティオノーラの英知に追加されて増え続けていく。
基本的に一人で全てを受け継ぐ物であり、何度も祈りを捧げて魔力を高めて儀式を行い…と取得するためのハードルが非常に高い。
(個人的な推察をグルトリスハイトの分割問題へ移動)

マニュアル本『グルトリスハイト』
代々知識が増えていく正規のグルトリスハイトでは、知識の取り零しが発生するようになり、ツェントの執務に影響が出るようになったため、雑多な知識を抜き、執務に必要な知識を抜粋した物。貴族院図書館の地下書庫の奧に収められている。
メスティオノーラの英知を得た次期ツェント候補は、自分に足りない知識をこのマニュアル本から自分のメスティオノーラの書に書き加えて補完した。
元々はグルトリスハイトの形を得た次期ツェント候補なら閲覧できるものだったが、“ひめさま”以降の世代では王族登録がないと入れなくなっている。*15

親が持つ書をシュタープに写し取った『グルトリスハイト』(不確定情報)
この取得方法は読者の考察によるもので、この方法が実在したかどうかを含め複数の主張が存在した。
ランツェナーヴェにおけるグルトリスハイトの継承問題を参照。
⇒後のジェルヴァージオの行動により、この形のグルトリスハイトは存在しなかったと考えるのが妥当と思われる。

魔術具の『グルトリスハイト』
出来の悪い息子を溺愛した女王が、属性が一つ足りない息子に跡を継がせるために作った魔術具。魔術具なので物体であるが、持ち主が死ぬと地下書庫の奧に転送されるようになっていた。母である女王とシュタープの魔力を通し合わせることで魔術具を受け継いでツェントとなった息子は、自らの息子に同様にしてこの魔術具を譲ったが、「持ち主が死んだら地下書庫の奧に戻る」ことは伝えなかった。以後、図書館の地下書庫の奧でマニュアル本グルトリスハイトを閲覧することはなくなった*16
政変の際に当時の第二王子が殺害されたため、グルトリスハイトは地下書庫の奧に返ったと考えられる。
この魔術具の機能を示唆する「グルトリスハイトの魔術具でシュタープによる引継ぎができる」という本文の記述については複数の解釈がされているため、「グルトリスハイトの魔術具でシュタープによる引継ぎができる」の解釈問題を参照。

一代限りの魔術具の『グルトリスハイト』
フェルディナンドが、自力でグルトリスハイトが入手できそうにない王族に与える為に作った魔術具。ローゼマインが提供した最高品質の魔紙を使っている。かつての王族が作った「魔術具としての『グルトリスハイト』」と違って、最初に魔力を登録した一人にしか使えないという、一代限りの魔術具になっている。新たなツェントとなったエグランティーヌに与えられた*17

機能

王権の証拠
初代王のグルトリスハイトを写した者が王であると聖典に記されており、長い歴史の中でグルトリスハイトの得方は変化しているがグルトリスハイトを持つ者が王とされている。*18
ただし、建国初期においては各地のアウブがグルトリスハイトを得ていたこと*19ランツェナーヴェを建国したトルキューンハイトと同時期に3人のグルトリスハイト所持者がいたことが作中に示されており*20、当初は十分条件ではなく必要条件であったことが窺われる。

メスティオノーラの英知
開けば望む知識が得られ、文字が光るため暗い中でも読むことができる*21
ローゼマインのメスティオノーラの書は現代のタブレット端末のように調べたい言葉を入力して検索するようになっている。

国境門
国の礎を押さえなくともグルトリスハイトがあれば国境門を使うことができる。*22
  • 魔力供給
    国境門を通じてユルゲンシュミットに魔力を満たすことができる。
  • 国を結ぶ転移陣
    国と国を繋ぐ転移陣を起動したり停止することができる。繋ぐ先はグルトリスハイトを持つものの自由にできる。*23
  • 国境門を結ぶ転移陣
    国境門から国境門へ移動することができ、転移した際に光る。*24

礎の魔術
  • 作成
    礎の魔術を新たに作成することができる。*25
    領主候補生の講義に使われる模型の礎の作成にグルトリスハイトが必要ならば、フェルディナンドはローゼマインの教育にグルトリスハイトで得た知識や権能を使用していることになる。常識では予習できない。*26
  • 境界線の引き直し
    土地を切り分け、境界線を引き直すことができる*27。これを行うには国の礎を押さえていることが必要であると推察される。

メモ機能
シュタープで作り出すグルトリスハイトには、スティロでいくらでも書き込むことが出来る*28。但しグルトリスハイトと同時にスティロを使うため、シュタープを複数出す技術が必要。
知識の取りこぼしが起きるようになった後のツェント候補は、この機能を使ってマニュアル本グルトリスハイトから必要な知識を書き写した。
タブレット型端末を模したローゼマインのグルトリスハイトの場合キー入力による書き込みは無理があるので、ペンタブであるか手書き入力機能があると推測される。

メスティオノーラの英知の内容

ダウンロードされる内容は上記の機能を使いこなす為の知識を始め、歴代ツェントの記憶映像など種々雑多であるが、作中で登場しているものを大まかに記述する。
ローゼマインとフェルディナンドで1冊分を分割ダウンロードしたが、後にツェント業務に必要な知識や魔法陣(=マニュアル本の内容と同等程度だと思われる)はフェルディナンド側にコピペされて補われている。

ローゼマインが得た内容(6~7割)
  • 神話や建国関係の知識
    ・神事に関する知識(聖典と共通)
    ・神々のこぼれ話(ダンケルフェルガーの本と共通)
    ・建国の頃のエアヴェルミーンの様子と名
    ・ユルゲンシュミットが命の神の記号を中心に置き、命の神の力を封じるような形の魔法陣で構成されている事実
  • ユルゲンシュミットの歴史映像の一部
    ・グルトリスハイトの取得方法の変遷
    ・先代ツェントからのシュタープを通しての魔術具継承、政変時にグルトリスハイトが失われた場面など
  • ツェントの業務内容に関する知識
    ・ツェントによって作られる各領地の礎、国境門を開く仕事、国境門を回ってのユルゲンシュミットへの魔力供給
    ・国境門での魔力供給は建国当初はアウブの仕事だった事実
    ・当初の神殿の役割、神殿長の聖典に関する知識
    ・神殿図書室→礎の間への行き方と聖典の鍵の存在、礎を奪う方法
    ・領地を富ませる儀式のやり方やその魔法陣の一部(地下書庫の石板と共通)
  • 魔力に関するその他知識
    ・夫婦や産まれてくる子供の魔力の特徴、最高神の名前を得る事での個人判別の仕方
    ・身食いやエーヴィリーベの印を持つ子の属性や魔力の特徴について
    ・開錠の魔法陣の一部
フェルディナンドが得た内容(3~4割)
  • ユルゲンシュミットの歴史映像の一部
    ・アダルジーザの離宮の成り立ち~ランツェナーヴェ関連が中心
  • ツェントの業務内容に関する知識
    ・領地を富ませる儀式のやり方やその魔法陣の一部(地下書庫の石板と共通)
  • 魔力に関するその他知識
    ・開錠の魔法陣の一部

取得方法の変遷

「第606話 ツェントとグルトリスハイト」の王位継承の歴史のまとめ。
期分けは継承方法の変遷に伴って番号を割り振った便宜上のもので、本編に登場するものではありません。
初代王におけるグルトリスハイトの取得経緯は建国神話を参照。第1期より前の段階が存在している可能性がある。
各時代のツェントに関してはユルゲンシュミット国王を参照。

第1期

全ての祠を巡り言葉を得て、エアヴェルミーンを通じて始まりの庭でメスティオノーラの英知を授かっていた。
個人の資質によって取りこぼしが生じるため、ツェントの執務に必要な知識を集めた「マニュアル本グルトリスハイト」が作られ、地下書庫の奥に収められた。
メスティノーラの英知を得たツェント候補はマニュアル本グルトリスハイトを写すことで知識を補完していた。

神事を行う場所 聖地
神事の参加者 全ての貴族
ツェントの居住地 聖地
ツェント候補 全ての貴族のうち、全属性で祠を巡り祈りの足りた者の中で、メスティオノーラの書を得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 エアヴェルミーンを通じた英知の取得、地下書庫の奥のマニュアル本をシュタープで作る器へ写す
得られる知識 メスティオノーラの英知全て。ただし個人の資質によって取りこぼしあり

第2期

エアヴェルミーンの所へ行かなくなった(=本来の取得方法の6以降が省略された)。
図書館二階の女神像に魔力を注ぐことで、グルトリスハイトの形を手に入れ、地下書庫の奥にある「マニュアル本グルトリスハイト」を写すことで知識を得た。

神事を行う場所 聖地
神事の参加者 全ての貴族
ツェントの居住地 聖地
ツェント候補 全ての貴族のうち、全属性で祠を巡り祈りの足りた者の中で、グルトリスハイトを得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 地下書庫の奥のマニュアル本をシュタープで作る器へ写す
得られる知識 ツェントの執務に必要な知識

第3期

祠を巡らなくなった(=本来の取得方法の5-1-②以降が省略された)。
ただし、神事はたくさん行っているため、神々のご加護は問題なく得られていた。

神事を行う場所 聖地
神事の参加者 全ての貴族
ツェントの居住地 聖地
ツェント候補 全ての貴族のうち、全属性で祈りの足りた者の中で、グルトリスハイトを得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 地下書庫の奥のマニュアル本をシュタープで作る器へ写す
得られる知識 ツェントの執務に必要な知識

第4期

ある女王が毎回起こる激しい継承争いを避けるためにはツェント候補の数を絞れば良いと考えた。
図書館に金のシュミルに似せたシュバルツとヴァイスが配置され、ツェント候補の行動を監視し、当時のツェントの一族(以後、王族)として登録した者以外、地下書庫の奥に入れないようにした。
抗議した者や地下書庫の内容から第1期の方法でメスティオノーラの英知を手に入れた者は粛清されるようになった。
各領地と転移陣で直結している聖地での襲撃を防ぐため、王族は居住地を転移陣の刻まれた扉でしか行き来できない別の場所に移した。
しばらくは問題無かったが、段々とアウブや次期アウブ(神殿長)の足が聖地から遠のき、神事が小規模になっていった。

神事を行う場所 聖地
神事の参加者 王族
ツェントの居住地 聖地とは別の場所
ツェント候補 王族のうち、全属性で祈りの足りた者の中で、グルトリスハイトを得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 地下書庫の奥のマニュアル本をシュタープで作る器へ写す
得られる知識 ツェントの執務に必要な知識

第5期

王族内で継承争いが起き、候補同士が相打ちになった。
残ったひ弱なツェント候補のためにツェントの居住地の近くに中央神殿を作り、神事を行うようになった。
神事が行われなくなった聖地は、貴族院と呼ばれるようになる。

神事を行う場所 中央神殿
神事の参加者 王族
ツェントの居住地 貴族院とは別の場所
ツェント候補 王族のうち、全属性で祈りの足りた者の中で、グルトリスハイトを得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 地下書庫の奥のマニュアル本をシュタープで作る器へ写す
得られる知識 ツェントの執務に必要な知識

第6期(政変前)

属性が一つ足りなくても使える魔術具のグルトリスハイトが作られ、継承されるようになり、祈りを行うことも無くなっていく。*29
この継承は最低3代行われている。
  1. グルトリスハイトの魔術具を作成した母に溺愛された息子(地下書庫の奥について知っていたが伝えず)
  2. 溺愛された息子に溺愛された全属性の息子(最低ケースなら前王)
  3. さらにその子(最低ケースなら前王の第二王子)
この時点でツェントはグルトリスハイトの魔術具により引き継がれるものに変質してしまい、地下書庫の奥に関する知識が失伝する。

神事を行う場所 次第に中央神殿に行かなくなる
神事の参加者 王族も行わなくなる
ツェントの居住地 貴族院とは別の場所
ツェント候補 王族のうち、(六属性以上から)ツェントが任意で一人選ぶ
グルトリスハイトの形の入手法 グルトリスハイトの魔術具
グルトリスハイトの中身の入手法 シュタープに魔力を通し合うことによるグルトリスハイトの魔術具の継承
得られる知識 ツェントの執務に必要な知識

第7期(政変後)

現物を奪えば次期ツェントになれると考えた前王の第一王子によって、魔術具のグルトリスハイトを継承したツェント候補だった前王の第二王子が殺害され*30、持ち主の死亡により魔術具のグルトリスハイトが地下書庫の奥に戻った。
地下書庫の奥に関する知識が失伝しているため、グルトリスハイトが失われた。

神事を行う場所 忌避され行われていない
神事の参加者 忌避され行われていない
ツェントの居住地 貴族院とは別の場所
ツェント候補 無し
グルトリスハイトの形の入手法 失伝
グルトリスハイトの中身の入手法 失伝
得られる知識 失伝

第8期(15年春~)

女神の化身となったローゼマインより神の意志が伝えられ、自力でメスティオーラの書を得た者がツェントを継承する古代の方法に戻された。
マニュアル本を用いるかどうかは不明であるが、第1期相当と考えられる。
当期の初代の継承者であるツェント・エグランティーヌは制度変更を担うため例外で、女神の化身より直接グルトリスハイトを授けられている。

神事を行う場所 貴族院
神事の参加者 全ての貴族
ツェントの居住地 貴族院
ツェント候補 全ての貴族のうち、全属性で祠を巡り祈りの足りた者の中で、メスティオノーラの書を得た者
グルトリスハイトの形の入手法 図書館の女神像への魔力奉納による脳裏への魔法陣焼付
グルトリスハイトの中身の入手法 エアヴェルミーンを通じた英知の取得(マニュアル本を用いるかは不明)
得られる知識 メスティオノーラの英知全て。ただし個人の資質によって取りこぼしあり

グルトリスハイトに関する考察と議論

コメントが長くなってきたのでこちらでお願いします。
グルトリスハイトに関する考察と議論

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • コメント欄はwikiの情報充実のために設けた物。議論の場ではない。 - 2016-09-25 22:54:08
    • 妄想を書き込んで、否定されたらムキになって穴だらけの反論するとかおかしいよね。 - 2016-09-26 05:39:35
  • 知識の分割はなかったんじゃないかな。その理由として最高神の名前が要するにIDとパスワードに - 2016-10-06 19:32:00
    • なっていて、それに対し、全ての知識を与えたと思うよ。あとはその対象者がどれだけ受け取れるかでしょ。ローゼマインとフェルディナンドが分割する羽目になったのは魔力が似ていて更に最高神の名前が同じだったから同一人物だと思ったわけだし。 - 2016-10-06 19:35:28
  • 罷免 - 2016-10-13 12:39:24
    • ↑ミスです - 2016-10-13 12:40:56
  • 推測を書き足さずにはいられないやつは一体なんなの。 - 2016-11-23 12:21:02
    • シュタープを2つ出さなくてもペン型の魔術具があるのにな。 - 2016-11-23 13:23:45
      • グルトリスハイト使うときはペンも使うだろうし魔術具じゃなかったとしても一対になってると考えるべきだよね - 2017-04-24 15:09:38
        • まぁ、でも祈りをささげてツェント候補まで行ってるならシュタープの2つや3つくらい同時に出してほしい物ではある - 2017-12-22 04:09:10
          • ダームエルでも2つ出せるくらいの技術だしな。 - 2017-12-22 07:47:58
  • 王権の証拠のところの「初代王のグルトリスハイトを写した者が王」ってのは、実際は聖典に書かれている内容じゃなく、フェルがロゼマにした説明したものじゃないかな。ロゼマが読んだ内容は「神々より王となるために必要な知識を与えられる」だし。多分フェルが、メスティオノーラの英知を受けることを初代王からの写本に置き換えて説明したんだと思う。 - 2017-12-28 04:00:25
    • (続き)ロゼマに要らん知識を与えないために、マニュアル本からの写本の話を混ぜて説明したんじゃないかと。 - 2017-12-28 04:03:37
      • (もひとつ続き)あそこの説明では魔術具のグル典のことについても端折ってるし。あの場では王になる気がなく、ならせる気もないロゼマには、今の王が条件を満たしていないことをざっくり理解させればいいだけなので。 - 2017-12-28 04:09:02
  • 幾ら魔力があって真摯に沢山祈っていても、メス書入手は先天的に土が欠けていたら事実上不可能っぽいよね。名捧げで可能かも知れないけど秘匿されてるし、他にも何か方法があるのかもしれないけど。 (2018-05-17 19:04:32)
    • シュタープ取得前に儀式で足りてない加護を得られれば、全属性シュタープにはまにあうはず。 (2018-05-17 21:09:15)
      • 眷属の追放された土は小さい祠巡りができるかどうかも怪しいし、大きな祠には入れない。もしかしたら眷属神関係なく大神の加護を得る方法があるかも知れないが、知られていたら王族は小さな祠巡りなどしないだろう。 (2018-05-18 15:09:22)
        • 聖杯に奉納。冬の奉納式。礎に魔力を注ぐ。の3つかな? (2018-05-18 19:19:02)
          • 土地を満たす礎に奉納し続ければ勝手に得そうではある。そう考えると領主一族は血筋的に土の適性がないのは珍しいのかも知れない。 (2018-05-18 21:41:14)
        • 土の女神は、水・火・風の全面サポートを受けている神様だから、大地への祈りだけではなく他の神々への祈りでも加護のサポートを受けられたリするのかもしれない(謎) (2018-05-18 22:18:45)
  • 死者の記憶が取り込まれる以上、グルトリスハイトの内容は時を経るごとに増えてゆくはず。それを取り込むのに必要な魔力も増えると考えれば、ユルゲンが魔力不足になるのは当たり前だったかも…。 (2018-07-13 02:16:37)
    • グルトリという入れ物の受け取りには魔力がいるだろうけど、入れ物に入っている雑多知識の受け取りは魔力と言うより頭を空にすることで決まるようだからし(第585話)、増えるのはツェントやアウブクラスの記憶だけ(第585話)だから、神々の永き時に渡る雑談含めた逸話の総和量に比べたら誤差範囲な気もする。 (2018-07-13 08:07:52)