ジェルヴァージオ

初出:第631話 アーレンスバッハへ(ディートリンデからの手紙で名前のみの登場)
   第645話 始まりの庭から戻った者

家族構成

養父:キアッフレード (次期王であるため、ランツェナーヴェでは王の子として扱われているものと推測される)
父:ユルゲンシュミットのアウブ・王族
母:粛清前に三人いたアダルジーザの女達の誰か
甥:レオンツィオ (フェルディナンドと似た伯父 *1 ・甥の関係と推定される)

容姿

髪の色:銀
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瞳の色:不明
銀色の長髪を背中で一つにまとめている。
見た目は老けたフェルディナンドで、アダルジーザの離宮の事を知らない者からも血の繋がりを連想させる。 *2

地位

階級:ユルゲンシュミット傍系王族→ランツェナーヴェ王族→ユルゲンシュミット傍系王族(グルトリスハイト取得の為)→メダル廃棄により人として認められない
職種:ランツェナーヴェ次期国王→ユルゲンシュミットへの魔力供給

年齢と属性関連

  • マインとの年齢差:+28以上 *3 *4
  15年春時点のローゼマインの目から見て四十代半ばほど *5
  • 属性:全属性 *6

作中での活躍

ランツェナーヴェの次期王。
前世代にアダルジーザの離宮で生まれたアダルジーザの実。幼名テルツァ(第三という意味)。
当時三人いたアダルジーザの女達から生まれた息子達の中で、全属性で魔力が洗礼式前の計測では他よりも頭一つ抜きん出ていた。
離宮で生まれた男は、ランツェナーヴェの次期王として送られる一人以外は魔石にされてしまうため、必死になっていた。
ランツェナーヴェへの返送以前は貴族院へ行っておらず、離宮で教育を施された。
傍系王族として登録されているため図書館へ赴くことができ、グルトリスハイトを得ようとして、上級司書達が不在となる春の終わりから秋の終わりまでに貴族院の図書館を訪れた。
当時配属されたばかりだった、中級司書のソランジュと交流を持つ。 *7

成人と共にランツェナーヴェへ次期王として送られる。
だが求められることは、魔力の多い子を成して、白の建物を維持することだけだった。 *8
ランツェナーヴェでは魔力持ちを押さえつけるような物が色々と開発されて、王族は権力を失いつつあり、魔力というエネルギーを生み出す道具ような扱いをされた。 *9

アダルジーザの離宮からクインタがエーレンフェストへ引き取られた。
代わりにクインタの母親が魔石にされ、減った穴を埋めるために王女として生きるはずだった娘がアダルジーザの離宮送りになる(魔石にした当時に入れ替わりで送られたのか、作中で離宮へ送られるはずが断られた人物なのかは不明)。 *10

ランツェナーヴェから脱出してユルゲンシュミットの貴族になりたい者達を率いており、シュタープを得て権力者として君臨したいレオンツィオ一派とは割れていた。
だがユルゲンシュミットがツェント不在で恰好の得物だったため、意見に差があれども同時に侵攻した。
アダルジーザの離宮を取り壊し、魔力ある者が貴族として尊重される生活を送らせるため、ラオブルートの手引きを受けてツェントを目指す。
ユルゲンシュミットへ侵攻した際は、ディートリンデやレオンツィオ達と共にアダルジーザの離宮に滞在した。
イマヌエルによって中央神殿で管理されていたメダルが移動され、傍系王族に再登録された。
貴族院の図書館を訪れてソランジュと昔話をした。外との連絡が取れないようにシュタープを封じる手枷を付けて、終わったときに「縛めを解きにくる」と約束する。
しかし地下書庫からグルトリスハイトを得ることが出来ず、ローゼマインと同様に始まりの庭へ送られたため、ソランジュの縛めが解かれることは無かった *11
エアヴェルミーンに謁見し、メスティオノーラの書を授かっていたが、途中でローゼマインとフェルディナンドに妨害されて、闇の神のマントで英知の光を吸収される。
そのためメスティオノーラの書がかなり不完全で、礎に向かうルートが途切れ途切れにしか載っていない。 *12
最奥の間でフェルディナンドやローゼマインと戦い、エアヴェルミーンが介入して始まりの庭へ引き戻される。
その後、メスティオノーラに命の奪い合いを禁じられ、話し合い、エアヴェルミーンやフェルディナンドとそれぞれの望みと現状についての情報を共有した。
ランツェナーヴェの者を救う事と与した中央騎士団に報いることを告げたが、騒動に巻き込まれた者についての処遇は語らなかったため、フェルディナンドからは思考の根本がランツェナーヴェの王だと評されて警戒された。 *13
フェルディナンドがツェントになった場合の計画では、ランツェナーヴェから率いた者達が処刑されかねないため、苦言を呈している。 *14
結果としてツェント候補3人で国境門を染めるのを競い合い、ツェントを決めることになる。

フェルディナンドによって国境門移動の初動をくじかれ、国境門滞在中に中央でメダルを廃棄され、シュタープを失い、国境門に閉じ込められる。
フェルディナンドには、回復薬1本のみ差し出され、放置され、数日後の王族との会議でも餓死を願われる。
ツェントになったエグランティーヌ達に捕縛されるが、その時の抵抗で、エグランティーヌ達の護衛騎士の半数を打ち倒す。
犯罪者として、エグランティーヌに記憶を覗かれる。

ローゼマイン式魔力圧縮や加護などの要因で嘗てはアダルジーザの実の中で最も魔力が低かったフェルディナンドとおそらくローゼマインとも魔力量が均衡 *15 しており、作中で最大の魔力量を持つ。騎士としての訓練を受けていないためかフェルディナンドとの戦闘では防戦一方であったが、数日放置されシュタープも使えない身ながらもエグランティーヌ達の護衛騎士半数を倒しているため戦闘ができないわけではない。ローゼマインやフェルディナンドと対峙した際には、ランツェナーヴェの窮状やエアヴェルミーンから得た情報などを伝えることで自身の側につくよう訴えた。しかし、メスティオノーラの書によりランツェナーヴェ関連の記憶を持つためかフェルディナンドは訴えを全く一顧だにしなかった。
ソランジュや部下の扱いなどから情が無いわけではないがフェルディナンドの暗殺やアーレンスバッハの凶行などを知りながら放置していた様子から、ランツェナーヴェの現状を訴えつつそれと同様の行為を看過するなど自分勝手で非情な所がある。


経歴

15年春 ランツェナーヴェの館から転移陣を用いアダルジーザの離宮に赴く
    イマヌエルが管理するメダルの移動によりユルゲンシュミットの傍系王族となり、祠を巡る
    ラオブルートの手引きで始まりの庭へ行く
15年春 メスティオノーラの書を得る(ただし、ローゼマイン達に妨害されて不完全・再取得不可)
15年春 フェルディナンド達と戦闘、始まりの庭でメスティオノーラの仲裁を受け、ツェント候補でレースを行う。
15年春 シュタープを奪われ(メダル廃棄)、国境門に閉じ込められる。
15年春 エグランティーヌ達に捕縛され、記憶を覗かれる。

作者コメント

第645話 始まりの庭から戻った者 あとがき
そして、やっとこさジェルヴァージオの登場です。銀髪の老けたフェルディナンド。

コメント

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  • 幼名はテルツァで、「第三」の意。 - 2017-01-15 22:00:45
    • 反映しました - 2017-03-03 17:59:28
  • ラスボスなんだから、捕縛にいった騎士達との戦闘とか最終処分までの過程の記述が欲しかったかな。門に閉じ込め放置勝ちってだけだとスッキリしないね。 - 2017-09-29 01:01:45
    • フェルには即死毒が通じず防戦一方でじじ様の介入なければ仕留められていたから戦闘能力と戦略ないし策略も本気になったフェルには到底及ばないという示唆ではないかな。最後にシュタープなしでも護衛騎士ぐらい倒せる能力はあるんだぞという見せ場はあっても良かったかもしれんが。 - 2017-09-29 11:31:30
  • この人の人生が一番可哀想に見えてきた - 2017-10-12 14:59:39
    • 境遇は可愛そうかもしれんけれど、自分の欲望のために人を殺しまくってるから、全然同情出来ない。 - 2017-10-13 02:14:32