貴族院防衛戦

初出:第631話 アーレンスバッハへ

概要

15年春、ディートリンデらの外患誘致によりランツェナーヴェ貴族院に侵入した事で起きた防衛戦。
政変で失われたグルトリスハイトおよびユルゲンシュミットの礎争奪戦でもある。
ダンケルフェルガーによる、ユルゲンシュミットの聖地たる貴族院の防衛要請を受け、アーレンスバッハらが参戦した。
陣営はユルゲンシュミットの攻防を参照。

詳細

全体的な流れは下表の通り。
n年についてはマインの生年を0年とした年表のページの記載に準拠
ディートリンデ・ラオブルート・ランツェナーヴェ側の行動はこの背景色で記載
王族の行動はこの背景色で記載

貴族院防衛戦前史
年月日 時間 出来事
前21~前13年よりも前 ジェルヴァージオは、昔も今もグルトリスハイトを得ようとしていた
洗礼~成人までの期間、上級司書達がいなくなる領主会議後の春の終わり~秋に図書館を訪れていた
ただし、上級司書がいないため地下書庫には出入りできず、重要な情報は入手できていないと推測される
前15年冬~前10年頃 ラオブルートが成人後すぐの5年間、アダルジーザの離宮の警備に就く
アダルジーザの姫とシュラートラウムの花の話などで交流
前13年よりも前 ジェルヴァージオ、成人してシュタープを得たのちにランツェナーヴェに返送される*1
12年冬の聖典検証会議以降 ラオブルート、聖典原理主義者である中央神殿の神官長と何かしら利害の一致があり、中央神殿と手を組む
12年冬 ラオブルート、「王族しか立ち入れぬ書庫」に関する情報を求めて図書館を訪れ、古い司書の日誌を入手する
13年春 ラオブルート、フェルディナンドを危険視。唯一生き残ったアダルジーザの実がローゼマインを使って貴族院でグルトリスハイトを狙わせていると王族に主張
ラオブルート、ヒルデブラントに玩具を渡しつつ、(王からの伝言として)ローゼマインと接触して王族と図書館の関係や開かずの書庫についてなどグルトリスハイトに関する情報収集を依頼する
同時に、真の王の証であるグルトリスハイトを探すよう唆す
ゲオルギーネがランツェナーヴェの使者に、ランツェナーヴェの王は中央騎士団長と面識があるかと問う手紙を預ける*2
13年春~夏 ラオブルート、表彰式強襲事件の調査で何度も旧ベルケシュトック北側を訪れる
ゲオルギーネらにアーレンスバッハの無実を請け負う*3
13年夏 ランツェナーヴェの使者がラオブルートの調査訪問と同時にアーレンスバッハを訪れる*4
13年秋~冬 ゲオルギーネ転移陣を使ってランツェナーヴェの館とアダルジーザの離宮を自由に行き来するために、ギーゼルフリートを毒殺する*5
13年冬 ラオブルート、妻のオルタンシアを粘り強く説得して貴族院図書館司書へ就任させる
トルークを使われた中央騎士団が嫁取りディッターに乱入、「聖女を勝ち取りツェントに渡す」と主張
13年卒業式 ディートリンデが奉納舞でツェント選定の魔法陣を不完全ながら浮かび上がらせ、ツェント候補ではないかと騒がれる
ジギスヴァルトが調査のためラオブルートにアダルジーザの離宮の鍵を渡す*6
14年春(領主会議中) ローゼマインがアナスタージウスエグランティーヌに祠巡りを強要され全ての石版と言葉を得るが、王族登録が無くグルトリスハイトを取得出来ずに、王の養女となることが決まる*7
領主会議中に「祠巡り~地下書庫の奥」がグルトリスハイトへの道だという情報を王族が得る
王族は領主会議の奉納式で得た魔力で余裕が出来た為、祠巡りを行う
エグランティーヌが祠巡りをするが、妊娠中であることを理由に神から魔力を返される
ラオブルートがヒルデブラントに、王族ならシュタープ取得の扉を開けることができると告げる*8
14年春の終わり頃 ランツェナーヴェの船がアーレンスバッハへ入港
レオンツィオがフェルディナンド、ディートリンデと初めて会う*9
14年夏 ツェントアダルジーザの姫を受け入れる意思がないことがレオンツィオに告げられる*10
レオンツィオがディートリンデにグルトリスハイトの場所を知っている事を明かし、トルークを用いて外患誘致を唆す*11
ギーゼルフリートの葬儀中に、エーレンフェスト出身の中央の騎士が暴れ、中央騎士団長の手で処分される*12
ディートリンデが必要以上に騒ぎ、レオンツィオと中央騎士団長が会合を重ねる*13
ギーゼルフリートの葬儀中に、ラオブルートアダルジーザの離宮の鍵を所持していること、転移陣でランツェナーヴェの館とアダルジーザの離宮の行き来ができることをディートリンデらに伝える*14
ゲオルギーネがラオブルートをランツェナーヴェの館に案内する*15
この時点では葬儀の際に最後の打ち合わせを行い、秋に実行する予定だった*16
ラオブルートがオルタンシアを貴族院の寮から中央の自宅へ呼び戻し、以降オルタンシアは戻らず
14年秋 アルステーデがアーレンスバッハの礎を染める*17
ランツェナーヴェの貴族達がシュタープを得られるようにアーレンスバッハの貴族としてメダル登録される
ディートリンデやゲオルギーネに言われ、アルステーデがランツェナーヴェの館の転移陣の扉を開け、アダルジーザの離宮との行き来を始める*18
アダルジーザの離宮を使おうとした矢先、ジギスヴァルトがローゼマインをアダルジーザの離宮に住まわせるため、離宮の改装が始まり、ゲオルギーネたちが転移陣を使用できなくなる*19
14年秋の終わり頃 ディートリンデがアーレンスバッハの礎を染めたと偽情報が公表される*20
アーレンスバッハでランツェナーヴェとの別れの宴が行われる*21
14年卒業式の数日後 ランツェナーヴェの船がアーレンスバッハへ入港*22
貴族院防衛戦勃発
15年春 日付 時  間 出来事
洗礼式当日 4~6の鐘頃 フェルディナンドがアーレンスバッハの供給の間で毒を受け倒れ、その映像をローゼマインが受け取る
ディートリンデがゲオルギーネに報告、ランツェナーヴェ兵が略奪開始→礎争奪戦
午 後 ディートリンデアルステーデブラージウスレオンツィオジェルヴァージオらがランツェナーヴェの館から貴族院にあるアダルジーザの離宮へ移動する*23
ラオブルートに迎えられ、離宮内を案内される
ラオブルートがイマヌエルに祈念式のための要請を王族にするよう手紙を書く*24
ジギスヴァルト王子が、騎士団長が休みで外に出られないツェントの代わりにエーレンフェストのお茶会室へ赴き、アウブ・エーレンフェストからランツェナーヴェ侵攻の情報を聞く
同時刻 ランツェナーヴェの貴族達がシュタープを得る為に移動しようとするが、ジギスヴァルトが側近を連れて回廊を歩いていた為、断念する*25
離宮にいたラオブルートが王族から「緊急事態」だと呼び出され、ランツェナーヴェへの警戒を伝えられる
アウブ・エーレンフェストの話をジギスヴァルト王子から聴いたツェントが、アーレンスバッハの寮の入口を警戒し貴族院を守るように中央騎士団に命じる。
貴族院にいる寮監達にもそれぞれの寮で待機するように通達。*26
王族は中央の王宮の隠し部屋のような魔力的に区切られた場所に避難し、中央騎士団を配備して守りを固める
洗礼式の翌日 真夜中~1の鐘頃 ローゼマインが礎を染め、アルステーデがアウブ・アーレンスバッハではなくなる
明け方 (アーレンスバッハ領でランツェナーヴェ兵が掃討される)
ラオブルートよりアダルジーザの離宮側にエックハルトユストクスの行動が伝えられる。
警戒が薄れるまでの間、アーレンスバッハ貴族は回復薬の作成をし、ランツェナーヴェ貴族は騎士団の鎧の作り方を練習*27
午 前 ダンケルフェルガーはハンネローレよりアーレンスバッハの戦いが終わったことを知り、ツェントに直通報告しようとするが繋がらず、
緊急連絡の魔術具に反応があった事を文官から報告され、折り返し連絡が来るだろうと予想し一旦諦める*28
その後丸1日待っても王族から連絡が来ない
洗礼式の2日後 ツェントより連絡が無い事に業を煮やしたアウブ・ダンケルフェルガーダンケルフェルガーの寮監
連絡する*29
ルーフェン「王からの命令で寮に待機している」
ダンケルフェルガー第一夫人「(ルーフェンには)ろくな情報がない状態」
ツェントは敵の姿もないのにダンケルフェルガーに防衛要請をする必要はないと考えていた様子で避難中
(エーレンフェスト領で礎防衛戦が開戦、~翌日5の鐘頃まで)
洗礼式の3日後 午 前 臨戦態勢のジルヴェスターに王族からアーレンスバッハとランツェナーヴェによる
中央侵攻状況の問合せ「いつ来るのか?ダンケルフェルガーへの連絡はいつが適当か?」*30
それどころでないジルヴェスターは、無視して返事を後回しにする
ジルヴェスターが王族へ「アーレンスバッハの状況など知らない」という意味の返事をする*31
直 後 アウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人がルーフェンに
「ランツェナーヴェの掃討戦が終わっている」ことのみ*32を告げ、
「ツェントからダンケルフェルガーへ連絡をくださるように伝えてほしい」と依頼する*33
(転移の間の騎士は、基本六の鐘以降は対応しない。>それを加味した推測は*脚注を参照)
ルーフェンが中央騎士団の騎士達複数に、ランツェナーヴェの掃討戦終了を告げる*34
午後*35 シュタープを得るために最奥の間の扉を開けようとしたが、アルステーデでは開けられなかった*36
最奥の間が祈念式に必要な為、アナスタージウス王子ヒルデブラント王子が中央神殿の神殿長イマヌエルや青色神官達を連れて貴族院へ来る*37
ラオブルートの采配によりブラージウス、ランツェナーヴェの貴族達は中央騎士団の振りをしながら最奥の間へ同行
アナスタージウスが貴族院の見回りに出た後、ヒルデブラントによってシュタープを得るための扉が開かれる*38
ランツェナーヴェの貴族達とヒルデブラントがシュタープを取りに行っている間、
ラオブルートは中央神殿のイマヌエルとジェルヴァージオの全属性のメダルを確認
ジェルヴァージオのメダルを「ランツェナーヴェに渡った者の登録場所」から「傍系王族の登録場所」に移す*39
アナスタージウスが見回りから戻る前に、シュタープを得た者達が最奥の間に戻る
ラオブルートの勧めで、王族の許可の魔石をラオブルートに渡し、アナスタージウスが戻るのを待たずにその場から解散*40
(この後から洗礼式の6日後にフェルディナンド達が奇襲をかけるまでに、講堂の状態を王族の許可の魔石で卒業式仕様に変更している)*41
レオンツィオらランツェナーヴェ貴族はシュタープの取り込みへ
アルステーデらは転移陣が使えず、寮にも入れない事でアウブ交代を知る
ディートリンデが怒ってアーレンスバッハ城に宛てて手紙を書く
洗礼式の4日後 中央棟に少数の騎士達が警戒用に残され、貴族院と中央には日常が戻る*42
中央棟の騎士がラオブルート一派だけになり、自由に動けるようになる
午 後 ジルヴェスターがエーレンフェストの寮監に、
レオンツィオらの貴族院侵入報告と貴族院の状況確認の依頼をする*43
ローゼマイン&フェルディナンドは、ディートリンデの手紙から
ランツェナーヴェの次期王であるジェルヴァージオが来ている事を知る*44
夕 方 ラオブルート、ディートリンデ、ジェルヴァージオらが祠巡りを終える*45
ライムントが、文官棟付近でどこの領地のマントも身につけていない見慣れない者達がうろついているのを発見する*46
ヒルシュールから様々なところへ「余所者が貴族院へ入り込んでいる」という情報が伝わる*47
中央騎士団長ラオブルートからすぐに寮へ戻るように命令が下る*48
ヒルシュールの連絡を受けたルーフェンが、不審人物がいたという文官棟へ騎獣で向かいながら、
中央騎士団長(ラオブルート)に、自身の参戦許可を願うオルドナンツを飛ばす。
オルドナンツの向かう先で中央騎士団と見知らぬ一団が行動を共にしているのを見つけ、すぐに離脱。
離脱中、ラオブルートから「余所者を探して捕らえるのは中央騎士団の役目だ」というオルドナンツを受け取る
ルーフェンが教師達に「絶対に外へ出ないように」とオルドナンツを飛ばす
アウブ・ダンケルフェルガー夫妻に判断を託す*49
ヒルシュールの連絡を受けたソランジュは「不審者は、オルタンシアの遺品を受け取りに来る夫・ラオブルートの側仕えのことではないか」と判断し、ラオブルートに回答を任せる*50
ヒルシュールが貴族院の現状と図書館のソランジュと連絡が取れないことをジルヴェスターに報告
ラオブルート、傍系王族に戻ったジェルヴァージオを連れて図書館を訪れ、司書からを奪い縛り上げて執務室に置き去りにする*51
地下書庫奥のグルトリスハイトの取得に失敗する
ジェルヴァージオが図書館2Fのメスティオノーラ像に魔力を注ぎ姿を消す*52
ジェルヴァージオ、じじさまのいる始まりの庭へ行く*53
ラオブルートがイマヌエルに戴冠の儀式の準備を要請する手紙を送る*54
夕食前 ジルヴェスターから貴族院の情報がローゼマインフェルディナンドに齎される*55
ルーフェンから貴族院の変事を知ったダンケルフェルガーがツェントと連絡を取れず
貴族院防衛の打診を次期ツェント候補であるローゼマインに行う*56
フェルディナンドが、グルトリスハイトの魔術具を完成させる。
洗礼式の5日後 3の鐘 ダンケルフェルガー「どのような状況になったとしてもユルゲンシュミットを守る」と表明*57
5の鐘 レティーツィアより貴族を魔石としか見ていないランツェナーヴェの考え方の情報を得る*58
夕食前 レオンツィオ達がシュタープの取り込みを終える*59
真夜中 ローゼマインらがアーレンスバッハより貴族院へ、国境門の転移陣を用いて出陣。*60
洗礼式の6日後 真夜中~ 先着していたダンケルフェルガーとアーレンスバッハの寮で合流する*61
アダルジーザの離宮を夜襲、制圧
ディートリンデ・アルステーデ・ブラージウスらアーレンスバッハ貴族を捕縛。
捕縛されたレオンツィオ含むランツェナーヴェの者達の中に、
ジェルヴァージオの姿がない事に気付く*62
同時刻 王宮にて中央騎士団の同士討ちが起こり、アウブ・ダンケルフェルガーに救援を求める一報が届く*63
王族の救援の為ハイスヒッツェと一部の騎士達を残し、アウブ・ダンケルフェルガーと
ダンケルフェルガー騎士団は離宮から王宮へ移動
捕縛したアルステーデを尋問。情報を得たローゼマインとフェルディナンドは事後処理を指示し図書館へ
ソランジュ救出。戦闘状態にシュバルツ達を設定し、図書館の守りを固める
ソランジュとシュバルツ達の情報から、ローゼマインとフェルディナンドは最速で始まりの庭を目指す*64
1の鐘 風の盾で庭への侵入が阻止された為、闇のマントでメスティオノーラの魔力を吸収する*65
ジェルヴァージオがあちらこちらの記述が穴あきで、礎の場所を示す部分に妙な穴が空き、
メスティオノーラの英知が吸収され後ろの方が完全に真っ白なグルトリスハイトを手に入れた*66
直 後 フェルディナンドがアナスタージウスを保険として最奥の間へ呼び出すオルドナンツを送る。
最奥の間を開ける鍵としての役割と、王族がどう動くのかの確認のため。
「礎を奪われた瞬間、今の王族は処分対象となります。直ちに最奥の間まで来てください」*67
フェルディナンドがツェントにオルドナンツを送って、礎を守るため貴族院へ来るよう言う。*68
トラオクヴァールがここで逃げるか否かは、彼のツェントとしての資格の有無を問う試金石であった*69
中央制圧中のアウブ・ダンケルフェルガーより、「最奥の間への応援は難しい」
「礎の防衛はグルトリスハイトを持つローゼマインに任せる」と返信が来る
フェルディナンドは「礎を守るのは王族の役割で、アウブ・アーレンスバッハの役目では無い」と反論。*70
フェルディナンドより魔術具を預かったエックハルトアンゲリカが密偵を排除する
同時刻 ツェントであるトラオクヴァールより返信がくる
「グルトリスハイトを得る者がいれば、その者こそが真のツェントだと思っている。
新たなツェントの誕生を望む」

このオルドナンツにより、侵略者であるランツェナーヴェからユルゲンシュミットを守る事を
ツェントが放棄したと判明した*71
講堂前に先着していたローゼマインとフェルディナンド率いる騎士団にアナスタージウスが合流
録音の魔術具で再生されたトラオクヴァールの言葉を聞く*72
講堂を奇襲*73
最奥の間は講堂と繋がっている状態になっていた
ジェルヴァージオが始まりの庭から戻る*74
中央を制圧したアウブ・ダンケルフェルガーと助けられたマグダレーナが中央騎士団の捕縛に参戦*75
祭壇にある神の像の神具が全て輝く。
メスティオノーラの書を持つ、ローゼマイン・フェルディナンド・ジェルヴァージオ始まりの庭へ*76
同時刻 エアヴェルミーンと対面。
エアヴェルミーンの攻撃を受け神に助けを求めたローゼマインは、調停を買って出たメスティオノーラ
身体を貸す代わりに女神の図書館に留まる*77
メスティオノーラ始まりの庭へ降臨。
それぞれの望みと現状についての情報を共有した結果、平和的な方法でツェントを競うことになり、
ツェントレースが始まる*78
日の出後 フェルディナンドがジェルヴァージオの手を撃ち抜き、描きかけの魔法陣を消滅させて時間稼ぎをする
ローゼマイン、クラッセンブルク・ハウフレッツェの国境門に魔力供給する
国境門の異変を感じて、各地のアウブが中央へ集結し始める
午前 フェルディナンド暗躍*79
講堂に帰ってくると、
「ローゼマインにメスティオノーラが降臨し、新たなツェントが選出されることになった」と宣言。
女神の指示として「命を奪ってはならぬ」ことも伝える
エーレンフェストに中央での後方支援指示*80
マグダレーナに図書委員をしているヒルデブラント王子に鍵の返却要請*81
王族よりアダルジーザ離宮の使用許可を得る
ラオブルートに扇動された騎士団と残党ランツェナーヴェの捕縛・取り調べ
捕らえた犯罪者は離宮に収監
ジェルヴァージオが戻ったら必ず捕えるように騎士を中央棟に配備*82
アナスタージウス・ハルトムートを連れて中央神殿へ行き、イマヌエルを死ねないようにする
聖典とその鍵(ハルトムート管理)*83、先代ランツェナーヴェ王のメダル(フェルディナンド管理)と
ジェルヴァージオ(現王)のメダルを回収。
ジェルヴァージオがギレッセンマイアーの国境門に居る時に、アナスタージウスがメダル破棄*84
シュタープを失ったジェルヴァージオが国境門内に閉じ込められる。*85
エーレンフェスト寮にてローゼマイン休息。
4の鐘頃 離宮より運び出した食材でアーレンスバッハ騎士団昼食(シャルロッテ采配)
フェルディナンド各種指示と依頼
2日後の昼食時にお茶会室で王族との話し合いを設定する準備をアウブ・エーレンフェスト夫妻に依頼。
各所へオルドナンツを飛ばす。
奉納舞によって新ツェントを始まりの庭に連れて行くと方針を決め*86
ローゼマインが起きたら奉納舞を練習させるよう指示。
午 後 フェルディナンドはアダルジーザの離宮にてアーレンスバッハの騎士達と休む
5の鐘前 ローゼマイン起きる。
洗礼式の7日後 フェルディナンドがローゼマインの許可と魔石でアダルジーザの離宮~ランツェナーヴェの館の転移陣を作動、
日用品等をアーレンスバッハ城から回収
工房に保管していたと思われる、魔術具のグルトリスハイトもこの時点で回収したと思われる
戦闘終了〜会談 どこかの時点で、フェルディナンドが始まりの庭に行き、エアヴェルミーンにツェントレースの勝利宣言をし、
魔術具のグルトリスハイトを銀の布に包んで置いていく。
中央は全員、ヴァッシェンでトルークを抜く。
トラオクヴァールが長い間トルークを盛られていたことが判明。*87
洗礼式の8日後 エーレンフェスト寮で王族・ダンケルフェルガー・エーレンフェストで会談
ヒルデブラントがシュタープ封じの枷をはめられ登場。*88
ジギスヴァルトに求愛のネックレスを許可証を返す、として返却*89
女神の御力が暴走し、フェルディナンドがローゼマインに名捧げする
決定事項
次代以降のツェントは自力でメスティオノーラの書を得た者の中から選ぶ*90
それに伴った王族解体を前提とした体制移行を担う中継ぎツェントとして、
エグランティーヌが神々と契約し、ローゼマインに名捧げしてツェントとなる。
王族の罪はなるべく隠す方向へ持っていく。
貴族院(聖地)の神殿長にツェント・エグランティーヌが就任。
中央神殿は解体、青色達を出身領地へ帰す。
ツェントの住居も貴族院へと戻す(仮住まいとしてアダルジーザの離宮を利用する)。
王宮勤めの者達は、一度出身領地へ帰す。
領地再編。
・中央の領地縮小(直轄地を削り貴族院だけに)
・ダンケルフェルガーとクラッセンブルクの管理地の正式編入
・中央直轄地、中央管理地、廃領地を再編した新領地作成
トラオクヴァール、ジギスヴァルトは新領地のアウブとなる。
ダンケルフェルガーがクラッセンブルクより上位になる。
エーレンフェストは負担無しで子どもの魔術具・婚姻の特例などの報酬を入手する。
アーレンスバッハは廃領とし、新たに女神の化身の領地とする。(納本制度全国導入、領の改名、改色)
罪人は処刑せず、メダル廃棄で永遠に貴族から除籍する。
洗礼式の12日後 継承式前 エグランティーヌがローゼマインに名捧げする
3の鐘 ツェント継承式
ローゼマインは始まりの庭で神々の御力を賜る
継承式終了直後 トラオクヴァールが今回の顛末を話している間に抜け出す
同時刻 エグランティーヌ・名捧げ組と共に図書館へ。すべての図書館の魔術具に魔力供給する
ユルゲンシュミットの礎を神々の御力で染める
境界線の引き直しをする。
午 後 ツェント・エグランティーヌ夫妻、ギレッセンマイアーの国境門へジェルヴァージオを回収に行く。
護衛騎士の半数を失う。
洗礼式の13日後 アダルジーザの離宮・ランツェナーヴェの館が完全に封鎖される
洗礼式の14日後 午前まで エグランティーヌ、ジェルヴァージオの記憶を覗く。
洗礼式の15日後 (アーレンスバッハ領で神々の御力と古代の大規模魔術での癒しが実施される)
その他の罪人の記憶も覗かれる
洗礼式の21~22日後 (アーレンスバッハにてエントヴィッケルン実施)
エントヴィッケルン後 ツェント・エグランティーヌ夫妻の前で中央で取り調べを終えたアーレンスバッハ貴族の罪人
(登録されたランツェナーヴェ人含む)のメダル廃棄
ツェント夫妻が新旧街の設計図を見比べ、ランツェナーヴェの館および転移陣が完全に消滅した事を確認


コメント

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  • 開戦前の王族の動向の記述って、この項目となんか関係あるか? ローゼマインが離宮を要求したことでアダルジーザ離宮が整えられたと解釈したんだろうけれど、まだ作中でそうとは言及されてないだろ。 - 2016-11-22 23:55:04
    • 削除しました - 2016-11-23 00:15:09
  • 「ディートリンデが死亡を確認したことで」って、確認しなかったから生きてるんだが。 - 2016-11-23 12:16:23
    • 本文中にそう書かれてるんだから、まあ仕方なくはある。更新してる人は本文中の文章をコピペで持ってくるんじゃなく、客観的な視点に直して書き込むとかして欲しいけど。 - 2016-11-23 19:03:13
  • 「ディートリンデにトルークを使用」ってされてた? - 2017-01-22 22:09:43
    • ディートリンデに連れられてランツェナーヴェの館に行っていたレティーツィアが甘い匂いの話をしていたんだから、使われていると考えるのが普通だな。 - 2017-05-02 21:33:29
    • 569話「ランツェナーベの使者 後編」の“レオンツィオの方からふわりと甘い匂いがしてきた。もっと近くで感じていたい甘い匂いだ。少しだけディートリンデはレオンツィオに向かって身を乗り出す。”の部分で使われたと思われる。 - 2017-08-07 11:17:58
  • ジルヴェスターから「ソランジュ先生と連絡が取れない」と知らせがあったのと、ジェルヴァージオが図書館に訪れた時期が合わない。図書館に訪れたのは洗礼式4日後の夕方では? ソランジュ先生は「昨日の夕方」と言ってるけど、真夜中に日付が変わるという俺らの感覚は現代的で、日の出と共に一日が始まると考えた方がいい気がする。 - 2017-12-11 00:10:07
    • 夜中に日付が変わるという認識はあるけれど、解放されて会話したときに正確な時間把握ができていなかったから、日付が変わるほど時間が経過したと思っていなかったというのが正解かもしれないね。597話で「日付の変わる頃、ダンケルフェルガーの国境門へ」と告げて、600話に深夜合流しているので日付の変更は深夜。ただ、1の鐘(4時頃)と7の鐘(20時)の間は鐘が鳴らないから、室内に縛られて拘束された状態では時間把握が出来ないというところではないかと。 - 2017-12-11 07:39:24
    • 洗礼式4日後の夕方で間違いないと思います (2021-12-10 09:49:30)
  • 決定事項に、『領地再編』を付け加えてもよいのではないでしょうか。中央領地分割の他、ダンケルとクラッセンが管理領地を組み入れる形になったので。 - 2018-02-19 21:58:28
    • 付け加えてみました。 (2018-06-20 12:05:31)
  • どこに書くべきかわからかったのでここに書く。新王エグになって以降の各領地の発言権って順位的にはダンケ>アレキであっても実質的にはダンケ<アレキでいいの? (2021-05-24 06:19:38)
    • 女神の化身>名捧げしてるエグ姫(ツェント)>ダンケル>アレキ (2021-05-24 07:15:41)
    • 名捧げしているエグとしてはローゼマイン様の意向に反する決定はできないので、何事も「相談」という形でアレキに問い合わせる。すると政治に疎いローゼマイン様の代わりに隣にいるフェル様が回答するので、領主会議期間中は実質フェル様が「宰相」のような政治形態になってしまっているのだろう。 (2021-05-24 09:23:40)
    • 何を以って発言権というのかは分からないが、公式順位的にはダンケ>アレキ。新ツェントに及ぼす影響力は名を握ってるので当然ダンケ<アレキ。アレキは「公式順位を乱している」と噂されたくないし、ダンケルはアレキと対立しないよう根回しを欠かさないはずだから、発言権の順位を定義する必要はないんじゃないの? (2021-05-24 06:40:30)
    • フェルが国境門レース中に地雷にエーレンの助力についての件で発言権云々言ってたからちょっと引っかかって。結局エーレンは中級領地でも上位になったのかとか、ハンネ編ので順位は暫定と言うか今後変動するからどうなっていくのかな?と思いまして。 (2021-05-24 07:45:42)
      • 8位キープでと懇願してくるような領地なのだから、もう大丈夫上げてください!と言ってくるまでは8位キープなのでは? (2021-12-10 13:13:24)
  • 洗礼式の4日後、「祠巡りを終えたジェルヴァージオはラオブルートと図書館に向かった」との記述が書籍5-Xプロローグにある。ディートリンデによれば中央騎士団を引きつける囮だというが、実は図書館に入るつもりだったのでは。その時は閉館期間中で施錠されていて、侵入することができなかった。おそらくラオブルートはオルタンシアの魔石を家に取りに行く(あるいはそれまで生かしておいたオルタンシアを殺害する)必要があったからその日のうちには出直せなかった。もしその時図書館に入れていれば、ジェルヴァージオがツェントになる可能性は高かったんじゃないかな? (2022-12-12 21:31:53)
    • ただ、その時系列では4日後の夕方ソランジュと連絡が取れない理由が不明。4日後の祠巡り終了後に図書館に入ってソランジュを拘禁。2Fでグル典外側をGET。5日目、人目につかぬよう舞台を準備。夕方からジェルが講堂で奉納舞をして魔法陣に魔力を注ぐことで始まりの庭に…という方が納得できる気がしてきた。 (2022-12-15 08:43:28)
      • ソランジュ先生の台詞「大股で感情的になっていた足音からすると、おそらく(グル典)入手はできなかったのでしょうね」が書籍に追加されている。とするとディートに倣い、舞台で奉納舞の可能性が高くなったと思う。 (2022-12-20 07:18:44)
  • 国家転覆を臨むラオブが警戒すべき王族は、唯一の武断派貴族のマグダだったと思うんだけど。マグダはバックに以前の政変を終息させたダンケルがいるし。トルーク使うべき相手にマグダも含めるべきだったよね。ユルゲンの女性を一段低く見る風潮が関係するのだろうか。ランツェ戦で役に立ってはいないけど、おそらく王子達より優秀なアドル様もトルークの被害にあっていないし。女を戦力としてみていなかったことがユルゲン文化に浸かっていたラオブの思想が敗因か (2023-02-28 08:25:07)
    • ユルゲンだけじゃなくランツェも女性を数段低く見てるよ。それだけじゃなく、ラオブは神聖視してたヴァラマリーヌ以外の女性を劣ったものとしか考えられなかったんじゃないかな。講堂での戦いの際、腕力・体力のせいもあるだろうけどラオブの部下には女性騎士っぽい者がいなかった。信頼する女性騎士や側近がいなければ、伝手を辿って女性王族にトルークを盛るのは難しいよね。 (2023-02-28 08:42:57)
      • なまじアダルジーザの女性で思い入れがあったせいで、女性は男が作った決まりから抜け出せないか弱い存在という先入観があったのかもね。ランツェで育ったテルツァもその先入観の中にいた。一方フェルの周りは、上級貴族なのに好き勝手に政治を食い物にするヴェロや、上級貴族とはいえ上位者である領主一族に対抗して派閥を立ち上げるエルヴィーラや、領主ジルにも叱りつけるリヒャルダや、平民でありながら命がけで上位者に立ち向かい挙げ句の果てに他領地の礎を奪い取るロゼマがいる。フェルに比べてラオブは周囲への警戒度が低いんだろうな。政変を終わらせるきっかけになったマグダを間近で見ていたわりには、いろいろと見通しが甘い (2023-02-28 12:39:09)
  • ディートリンデが貴族院から寄越した手紙。ジェルヴァージオの名前があったことでフェルディナンドの逆襲が間に合った重要な利敵行為だけど、アレはどうやってアーレンに届いたんだろう? アダ宮~ランツェ館の転移陣起動は当時ロゼマやってないし、メダルが無効なアーレン寮は進入禁止。寮から出られない駐在騎士はいると思うけど、どうやってディートから手紙を受け取ってアーレンへ送れたのか気になって。 (2023-06-27 19:58:45)
    • D子普通に魔術具の手紙送付→オルドナンツ同様窓を通過しアーレン寮の転移室警護騎士へ→騎士が「荷物転移魔法陣(アウブ許可不要)」を動作させアーレン城へ転移→アーレン城転移室警備騎士が受領しレティー様へ……だと思う。他に誰もいないとは言え居残って警備している騎士に対し、食事も転移で送れないようじゃ困る。 (2023-06-27 21:46:11)
      • ありがとう。CD9のSSに「一度開いておけば転移陣自体は許可の魔石で動かせるが、扉の鍵を開閉するのはアウブでなければならない」とあり、エーレンではアウブが毎日鍵の開閉をしている。アーレンでロゼマが毎日鍵を開閉してる様子がないから変だな、と思ったんだけど。考えてみればアウブアーレンは病気だったし、アルステーデが毎日鍵を開閉すると疑われるから、アーレンでは鍵は開けっ放しの慣習だったかもね。居残り警護騎士の為に、早々に一度だけ鍵を開けて魔石を送ったのが描写されてないだけ、ならば理解できる。 (2023-06-28 06:22:27)
  • 書籍第5部Ⅹジェルヴァージオ女神の降臨で、メスティオノーラは「命を奪う行為は禁止」「全ての命を粗末にすることを許しません」「故意に奪うことは禁止」と言っているので、今後ユルゲンシュミット内の不慮の事故や自然死以外は禁止となったと読み取ったが、その後フェルが「罪人を裁く王族や領主一族に伝える」ということで、罪人を連座を含む処刑だけ禁止とも読み取れる。結局どうなんだ? (2023-11-12 09:11:02)
    • その時捕らえている罪人が処刑まっしぐらだからそう言ったんじゃないかね? (2023-11-12 09:35:09)
    • 書籍を読むと、どうやらそう言うわけではなさそうなのよ。メスティオノーラの言葉を全部載せることは出来ないので、読んで頂くしかないのが苦しいところですが。 (2023-11-12 09:52:05)
    • 上手く説明出来ず申し訳ない。私は、不慮の事故に見せかけたことさえも、神様目線で全てお見通しになるのではと思いました。禁を破れば罰が下ることを考えると、フェルも割と正確に伝えるかもと思いましたし、ランツェナーヴェ関係者以外でも適用されるので、今後の影響も大きく、皆さんの御意見を伺いたいと思いました。 (2023-11-12 10:06:14)
      • ここは意見を募る場ではない。余所でやって。 (2023-11-12 18:31:23)
      • 書籍ちゃんと読んだ?安易な処刑が禁止。故意なら事故はセーフ。神々に関してはむしろメスティオノーラがクインタを(直接?)殺す方がアウト。 (2023-11-12 19:10:26)
      • っていうか最小にして最大の範囲は「故意に命を奪う行為を禁じるだけ」だから、あの場においてはシンプルに「捕虜の命は奪うな(処刑の禁止)」で事足りる。 (2023-11-12 21:50:34)
        • 確かにそれだけで十分。あの場あの状況でその後まで一気に決めるとかないだろうし。 (2023-11-12 21:57:18)
          • その後においても故意に(←)命を奪う行為を禁じるで足りる。それ以外は蛇足だし細かに決めるなら話し合うだろうし。 (2023-11-12 22:22:09)
            • 故意に命を奪えば罰が下る。それ以上は自己責任だね。 (2023-11-12 22:28:04)
    • なんでそんな読み取りなんだ? 今回のランツェ事変に関する、というのが前提だと思うが? (2023-11-12 19:30:29)
      • うーん。ユルゲン全体の魔力に余裕ができるまで、という期限とも読めるけどなあ (2023-11-12 19:58:10)
      • 自分も最初はそのつもりだった。でもSS読んだら、エーレンフェストも処刑するなってユストクスから釘を差されている。一応流れは一つだけど、エーレンフェストとアーレンスバッハのディッターと、中央とランツェナーヴェのディッターは別物で、最初はエーレンフェストは中央のディッターに関わっていなかったのに、禁じられたってことはそういうことさ。 (2023-11-12 20:54:22)
        • ゲオによるエーレン攻撃もランツェ事変に含まれると思うけど。 結局判断するのは神様だから、少しでも抵触しそうなら避けるのが賢いだろうね (2023-11-12 22:06:10)
    • メスティオノーラの言葉からすれば、「ランツェナーヴェ事変関連に限り、故意の殺害を禁止し、違反者には罰を下す」ように解釈できる。しかし10年以上前のことをつい先ほど、と称する神々だけに、「ランツェ事変関連」の部分を延長して解釈するかもしれない。対象者はシュタープ持ちに限られるとは思うが。ハンネローレの嫁盗りディッターは、まさか事変と関係付けないよね? (2023-11-12 20:47:37)
      • 死人上等なダンケルに軒並み神罰下ったら笑う (2023-11-12 22:28:00)
    • 神は約束を守るし嘘もつかない。一方、リーベスクヒルフェの言動でわかるように、神々は個々に自由意志で行動する。よって、神との約束は約束した事にのみ拘束され、約束の言葉に含まれない部分は神が勝手に行動する。 フェルディナンドは神との約束の言葉のみを遵守しているし、神の側も約束の言葉しか遵守しない。 (2023-11-13 10:54:57)
      • よって、ランツェ事変限定の約束なのか、拡大適用されるのかは現時点で不明であると思う。 (2023-11-13 10:58:12)
        • エーレンフェストでも処刑するなというのは、ランツェ事変の敵用範囲の定義が約束の言葉では曖昧であるため、拡大適用を神が選んだ時にシャレにならないから、釘を刺したと思う。 (2023-11-13 11:06:45)
          • ただし、神との約束の恐ろしさを20以上ある領地の全てが理解しているとは考えにくいため、3季節の間に犯罪者を処刑してしまった領地が発生した確率は高く、神の罰が下った場合にツェントに報告が上がるだろうから、嫁盗りディッターで死者が発生する可能性を知りながらエグラン女王がディッターの開催を認めたからには、ディッターでの死者発生は神の約束に違反しない可能性が高いと思う。 (2023-11-13 11:19:44)
            • そもそも、ディッターを含む軍事訓練中に発生した事故による死亡は、あくまでも事故という考えが人も神も共通している可能性が結構ある。 (2023-11-13 11:31:53)
            • 例えば。嫁盗りディッターに際し、中央防衛戦に従軍していたダンケル騎士が「死ね~!」と叫びながらコリンツ騎士を攻撃したところ、運悪く死んでしまった。その騎士は元中央騎士団で、当時講堂に集結していた…ような場合、メスティ女神が人間の理を理解して正しく事故死と解釈してくれるだろうか? 神々というものは、いちいち繊細な判断をしてくれそうにないと考えている。 (2023-11-13 17:37:43)
              • 第三者的に状況を俯瞰して、なんて神様的には面倒だろうから、本人がそう思ってるかどうかじゃないかな。 契約魔術なんかも本人の自認次第で発動っぽいし (2023-11-13 20:24:15)
    • 木を立てた内容に対して皆が様々な意見アドバイスして考察を深めていくのでは?コメントの履歴を見てもそう思うのだが。 故意に奪う行為を禁じるとメスティオノーラは言っている。故意なら事故はセーフとなんで言えるんだい。 web版を読むとランツェナーヴェに関することだと私も思いましたが、書籍のメスティオノーラの発言はユルゲンシュミット全体を指しているように見えるのだが。 (2023-11-12 20:14:04)
    • 期限はともかく不慮の事故が当てはまらないのは書かれてる。その後を見ても事故()は可能。意見を求めたいだけならスレに行って。 (2023-11-12 20:40:38)
    • 事故は故意ではないのでセーフ。事故に見せかけるのはグレーで不可能ではない。スレへは同意。 (2023-11-12 20:56:40)
      • とはいえシュタープ持ちの行動がどこまで読めるのかは全くわからないから、事故に見せかけるのもシュタープを持ってない手駒がいないと難しくなるかもね。いずれにしても、エグランティーヌがメスティオノーラの書を得た後に交渉次第ってところじゃない? (2023-11-12 21:12:30)
    • ランツェ関係に限らず以後あらゆる意味での殺人禁止。これは人の法ではなく神の法であり、違反者には神より罰が下る、と拡大解釈して周知すれば強力な抑止効果があるし、エグ的にも好ましいと思う。まぁ殺さないだけでメダル破棄によるシュタープ剥奪刑が横行するだけになるかもだけど (2023-11-13 01:22:39)
      • 人死に前提ディッター領地涙目になるのでは?メダル破棄に関しては権限が限られるから下手したら独裁が始まる。 (2023-11-13 08:09:24)
        • あーだからエグランティーヌは殺傷力のある魔術具禁止したのか (2023-11-13 20:33:03)
      • あらゆる方法ではなくあらゆる意味なら事故もアウトだけど? (2023-11-13 08:11:17)
        • 故意に奪うが覆るなら過失もダメ、臨床や救命処置もダメ、自己防衛もなどもダメ……。 (2023-11-13 08:23:47)
    • [エアヴェルミーン様に禁じられたので直接手を下すことはできませんが、自然と死ぬのを待つことは可能ですから」「助けを求めてきた者の受け入れを拒むことは許さない」「受け入れた後は人の理によって扱っても構わない」作中書かれたここまでが見えていない方が割といそうなのでとりあえずの提示を (2023-11-13 10:36:39)

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最終更新:2024年02月04日 02:05

*1 レオンツィオがグルトリスハイトの場所を知っていると述べている事から、ランツェナーヴェにはトルキューンハイト時代(第4~5期相当)の知識がある程度残っていると思われる。ただし、取得する為の詳しい道筋は失伝し、ラオブルートの手引きがあったものと思われる。その為、第4期では省かれているはずの祠巡りをローゼマインと同じ順序(=王族に伝えた知識)で行っている。第4期でも行われていた図書館2Fのメスティオノーラ像で魔法陣を得る手順はランツェナーヴェでは継承されていた可能性があり、ジェルヴァージオは返送後に知った可能性がある。

*2 書籍版第五部VII「各々の望み」

*3 書籍第四部VIIIエピローグ

*4 書籍第四部VIIIエピローグ

*5 書籍版第五部VII「各々の望み」

*6 短編集2「アナスタージウス視点それぞれの思惑」

*7 第549、550話 後に王族登録は直系の王族登録に限られることが判明→第641話 ソランジュの救出

*8 第557話

*9 第568、569話

*10 第568話

*11 第599話

*12 SS32話、第572話

*13 SS32話

*14 第639話

*15 書籍版第五部VII「プロローグ」

*16 書籍第五部VII「各々の望み」

*17 第639話

*18 第639話

*19 書籍版第五部VII「各々の望み」

*20 SS32話

*21 SS32話、書籍版第五部VII「プロローグ」。SS35話で改めて入港しているので一回出港している

*22 SS35話

*23 第607話、第613話、第632話

*24 書籍版第五部Ⅹ「イマヌエル 帰還した傍系王族」

*25 第639話 協力者

*26 第635話 中央騎士団を率いる者

*27 第639話 協力者

*28 第635話 中央騎士団を率いる者

*29 第635話 中央騎士団を率いる者

*30 第628話 昼食と中央

*31 第635話 アーレンスバッハからの中央侵攻の状況やタイミングなど知らない、という意味だと思われる

*32 第635話 中央騎士団を率いる者 ルーフェンにはランツェナーヴェ掃討戦が終わったことしか伝えていない可能性がある。王族サイドには、どちらが勝ったかや、ローゼマインが礎を染めてアウブ・アーレンスバッハになったことなどが伝わっていない可能性あり。※第1夫人『詳しい話はツェントと、と考えたことが間違いだったのでしょう。』

*33 第635話 中央騎士団を率いる者。厳密にはこの連絡時間は不明。496話より、緊急時でない限りは転移の間の騎士は六の鐘後は対応しないので、洗礼式の2日後の六の鐘前か、3日後の朝~貴族院の時間割を考えると推定二と半の鐘以降~のどちらかと思われるが、ルーフェンが夕方に連絡を受けた後、翌朝まで行動しないというのは考えにくいので、朝に連絡を受けた可能性が高い

*34 第635話 中央騎士団を率いる者。エーレンフェストが攻防戦真っ最中で、王族からの問い合わせの回答を後回しにした後

*35 書籍版第五部Ⅹ「プロローグ」で洗礼式の5日後の夕食前にシュタープの取り込みを終えており、第295~297話より丸二日あれば取り込みが遅くとも終わるため

*36 第635話「中央騎士団を率いる者」 開けられなかった理由をアルステーデ自身は『自分がツェントの承認を受けていないから』と考えているが、実際にはローゼマインが礎が染め変えて、アルステーデがアウブでなくなったから

*37 書籍版第五部Ⅹ「イマヌエル 帰還した傍系王族」から祈念式についての手紙から三日後、戴冠式の準備を要請する手紙の前日と分かるため

*38 第639話 協力者、第640話 アルステーデの話

*39 第640話 アルステーデの話

*40 第640話「アルステーデの話」、書籍版第五部Ⅹ「イマヌエル 帰還した傍系王族」、「アナスタージウス 王族の立場」

*41 第664話「動いた祭壇」、書籍版第五部Ⅹ「アナスタージウス 王族の立場」

*42 第635話 「中央騎士団を率いる者」 警戒を解いたその日の夕方、ヒルシュールから様々なところへ「余所者が貴族院へ入り込んでいる」という情報が入った。第640話 アルステーデの話に「アナスタージウスの見回り終了後、警戒が全て解かれて貴族院は通常状態に戻る」とあるが、「後」は直後ではないと思われる

*43 第633話 要請

*44 第631話 アーレンスバッハへ

*45 書籍版第五部Ⅹ「プロローグ」、書籍版第五部Ⅸ「エピローグ」

*46 第633話 要請。貴族院の警戒態勢が緩んだ後、かつ、ジルヴェスターからヒルシュールへ調査依頼が届いた後の出来事

*47 第635話 中央騎士団を率いる者。警戒を解いたその日の夕方に連絡

*48 第635話 中央騎士団を率いる者

*49 第635話 中央騎士団を率いる者

*50 ドラマCD9 上

*51 第641話「ソランジュの救出」で実際は洗礼式の6日後の0時から1の鐘前と考えられる時の会話で「昨日の夕方」とあるが、1の鐘前なので貴族的には洗礼式の5日後扱いだったと推察される

*52 書籍版第五部Ⅸ「エピローグ」

*53 第641話「ソランジュの救出」、姿を消したため(詳しくはグルトリスハイト参照

*54 書籍版第五部Ⅹ「イマヌエル 帰還した傍系王族」

*55 第633話 要請

*56 第633話 要請

*57 第634話 アウブ・ダンケルフェルガーの決断

*58 第636話 夜の貴族院

*59 書籍版第五部Ⅹ「プロローグ」

*60 第636話 夜の貴族院

*61 第637話 アダルジーザの離宮、第635話より日付変更時に奇襲開始

*62 第638話 ランツェナーヴェの者達

*63 第638話 ランツェナーヴェの者達

*64 第641話 ソランジュの救出

*65 第642話 始まりの庭への道

*66 書籍版第五部Ⅹ「ジェルヴァージオ 女神の降臨」

*67 第642話 始まりの庭への道

*68 第643話 フェルディナンドの怒り 「ツェントとしての矜持があり、他国の者に礎と奪われたくないと考えるならば、さっさとその場を片付けて信用できる中央騎士団やダンケルフェルガーを率いてこい」と非常に遠回しな言い回して送った。

*69 ふぁんぶっく8Q&A 返答により対応は変わっていた

*70 第643話 フェルディナンドの怒り

*71 第643話 フェルディナンドの怒り

*72 第643話 フェルディナンドの怒り

*73 第643話 フェルディナンドの怒り

*74 第645話 始まりの庭から戻った者

*75 第647話 祭壇上の戦い

*76 第648話 女神の図書館

*77 第648話 女神の図書館

*78 第649話 ツェントレース

*79 第650話 魔王の暗躍

*80 第650話 魔王の暗躍 他領のアウブ達が駆けつけてくると予想される中、エーレンフェストの活躍を見せるため

*81 第650話、第641話より、協力者として登録されていない者が図書館の鍵を持ち入ってきたら、図書館の魔術具により鍵を取り返し追い出(排除)される。あの時点で穏当に返却が可能なのはヒルデブラントしかいない

*82 =戻っていなければ国境門にまだいると判断できる

*83 第650話 魔王の暗躍 もし、ジェルヴァージオが礎を染めても、取り返すため

*84 第651話 魔王の暗躍、書籍版第五部Ⅹ「アナスタージウス 王族の立場」 付け足し メダルの置かれている領地の外にいる時にメダルを破棄されると、死なないが、シュタープを失い、再取得不可能となる。(例)前ギーベ・ゲルラッハ グラオザム。

*85 第651話 魔王の暗躍 付け足し シュタープに写し取られたグルトリスハイトも消失

*86 「新しいツェントを連れて始まりの庭へ戻るためには御加護の再取得より、奉納舞の方が良い。他の者にはそう簡単に真似できぬからな」

*87 第652話 顔色の悪い王族1 他にもトルークを使われている者がいるかもしれないということで、中央の貴族はほぼ全員がヴァッシェンを受けているそうだ。トルーク未使用者は数秒で水が消えるが、使用された者は影響が薄れるまで消えない。「私は今回の責任者として処刑される前に、自らの側近によって溺死させられるかと思いました」」

*88 第652話 顔色の悪い王族1

*89 第652話 顔色の悪い王族1 返却時にローゼマインが摘まんだだけで女神の御力で鎖どころか魔石部分ごと金粉化してしまった。返却されると分かったジギスヴァルトは、求愛のネックレスを許可証扱いされたことや、ローゼマインを第三夫人にするつもりだったので返却自体に気分を害したが、瞬時に金粉化し魔力の釣り合いが取れないことが明確に衆目にさらされたので、自身の名誉を守るために許可証を返却してもらった、という体裁を受け入れた。

*90 本来のグルトリスハイト取得方法は15年春の領主会議で各アウブ夫妻に向けて印刷物による広報がされた模様。番外編4話から、地下書庫の重要性・神殿地下にある各領地の礎と聖典の鍵の存在などが公開された内容に含まれていると思われる