ベンノ

初出:第24話
名前の初出:第25話

声(ドラマCD第1弾・第2弾):武内駿輔

家族構成

父:故人
母:夫亡き後、グスタフの後添えに打診され断った*1
 (弟:別の町で商売をしている*2)
 妹:ミルダ*3グスタフの息子との結婚を回避する為に別の町に嫁いだ*4
 末妹:コリンナ
 義弟:オットー
  姪:レナーテ
  甥:クヌート
曾祖母:ギルベルタ(故人)
叔父:エーミール

容姿

髪の色:ミルクティーのような淡い色
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瞳の色:赤褐色
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服装、物腰、眼光、どれもが市場の商人とは全く違う。
一見、ミルクティーのような淡い色の癖毛に優しげな容貌をしている。
が、赤褐色の瞳が自信に溢れていて、ギラギラしていて、肉食獣のような獰猛さを感じさせる。

地位

階級:平民
職種:ギルベルタ商会の大旦那→プランタン商会の大旦那・ローゼマインの専属
称号:グーテンベルク

年齢関連

  • マインとの年齢差:+22(夏)*5
  • 誕生季:秋か冬*6
  • マインとの冬の年齢差:+23*7

ベンノ視点の回

コミックス5巻書下ろしSS 大店の会議と髪飾り
第75話 閑話 カトルカールの試食会
第172話 閑話 仕事を減らそう
書籍第十二巻 プロローグ
書籍第十四巻 エピローグ

作中での活躍

商売におけるマインの後見人

ルッツの旅商人の夢を(善意から)打ち砕くためにオットーに呼ばれてきたことでマインとも出会う。
マインから次々と飛び出す画期的な新商品(リンシャン、簪、植物紙など)に食いついてしまい、マインとの縁が始まる。
以降、マインが無自覚に市場を揺るがすような案件を次々と持ってくる為、あまり周囲からマインが注目されないように骨を折るなど、マインの絶大な影響力をなんとかコントロールしようとする苦労人。

やり手の商人であるため、強引でお金にがめついが、マインを試し、悪いところに気付かせて、成長させようとする一面も持つ。
だがベンノに何度騙されても、ちょっと不満そうに頬を膨らませる程度で済ませてしまうため、逆に心配することに。

マインが神殿へ入る際、青色として遇されるように助言したおかげで、後にシキコーザの横暴から間接的に救う。
また、神殿で神官長と交渉したときも、自分とマインにとって有利な条件を呑ませて契約した。

マインが領主の養女になることが決まった際に、大切な人たちに向けて送った最高神と五柱の大神の祝福を受け取った一人。
マインがローゼマインになり権力を持ってしまった為、それまで以上に振り回されるようになった。

やり手の商人

服飾や装飾を扱う大店・ギルベルタ商会の旦那で、ギルド長や既得権益にも嬉々として喧嘩を売る、強気の商人。
父が死んだ直後にギルド長にギルベルタ商会を吸収されそうになり、その後も小さい嫌がらせや難癖をつけられ続けている為、ギルド長と仲が悪い。

マインが新しいアイディアを出す度に、他に取られる前に確保して利益を出そうとする。
そのため元々服飾を扱う店が、他分野にまで手を広げ過ぎたり、貴族との取引も一気に増えたりしたので、ひどくやっかみを受けるようになる。
結果、ギルベルタ商会から印刷関係を請け負う店を独立させることにする。
自分はマルクたちと共に新商会を率い、ギルベルタ商会は妹コリンナに残した。新商会にはローゼマインからプランタンの名を与えられ、領主の養女を後ろ盾に持つことを周囲に示した。

幼い頃の夢は、世界中に影響力を持つような商人になること。
ローゼマインの暴走にどこまでもついていくことで、その夢は現実となりそうである。

ずっと独身

恋人のリーゼを失ってから、結婚そのものに対する興味を失い、独身のまま。
マインとルッツの姿に過去のリーゼと自分を重ねたり、マインが倒れた姿を病に伏せるリーゼと重ねることもあった。
クラッセンブルクの商人の娘を預かり、一時周囲からは結婚か!?と目されるが、結婚には至らなかった。

イタリアンレストランを作る

ギルド長にカトルカールなどのレシピを独占されるのを嫌い、食事処のイタリアンレストランを創って対抗しようとした。
マインから「青色神官がイタリアンレストランに興味を持っている」と伝えられて商売欲を出すが、相手が身分を隠した領主で、対応した後は休憩しないと帰る気力もない程ぐったりした。

グーテンベルクのまとめ役

ヨハンが金属活字を作った際、興奮したマインから斜め上の思考を受けてグーテンベルクの称号を与えられた。

性急に動こうとするローゼマインがユレーヴェで眠っている間、グーテンベルクのそれぞれの事業に深みを出そうとする。
しかし、ローゼマインの母のエルヴィーラハルデンツェルで大々的に事業を行うことを決めたため、派遣のため性急に動かざるを得なくなった。

14年春にローゼマインがエーレンフェストから他領へ移動する事を告げられた際、他のグーテンベルクよりも先に現地入りして現地との調整や事業開始までの準備を行う事を宣言する。
準備期間は3年と言われたが、彼女の計画はいつも前倒しになる事を経験として分かっていた為、1年後には移動できるように準備を始める。
そして、やはりそれは先見の明となり、15年春の終わりにグーテンベルクはアレキサンドリアの下町に一斉移動する事となった。
アウブによるエントヴィッケルンで整備されたプランタン商会の建物内に住居を構えていると思われる。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前16年 洗礼式を迎える*8
前08年 成人式を迎える*9
前07年 父親が死去し、ギルベルタ商会を引き継ぐ*10
06年秋 リンシャンおよび髪飾りの販売を開始する。
07年春 植物紙協会を設立し、会長になる。*11
07年秋 印刷境協会を設立し、会長になる。*12
08年春 マインよりグーテンベルクの称号を授かる。 *13
08年春 ローゼマインを通じて、上級貴族(エルヴィーラ)と商売を始める。*14
08年秋 イタリアンレストランを開店する。*15
08年冬 城で本と知育玩具の販売を行い、エーレンフェスト貴族に存在を周知される。*16
09年春 プランタン商会を創業し、ギルベルタ商会から独立する。*17
09年春 ローゼマイン主催のお茶会で、エルヴィーラ派閥の貴族にプランタン商会会長として紹介される。*18
09年夏 イルクナーで植物紙協会設立と販売契約を実施。*19
11年冬 アウブ・エーレンフェストが主導で製紙業や印刷業を広げられるようにするための契約魔術を、アウブ名義・プランタン商会名義で締結する。*20
12年春 ハルデンツェルで印刷協会設立と販売契約を実施。*21
12年夏 グレッシェルで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。*22
13年春 ライゼガングで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。*23
14年春 キルンベルガで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。*24
14年秋 グレッシェルでプランタン商会の二号店を開店。*25
15年春 ゲオルギーネ来襲によりダームエルに連れられて図書館に避難する。
     避難先で館の内装や図書室の見学・従来の本の観察を熱心に始めた。*26
     アレキサンドリアの下町に移動

作者コメント

2015年 01月24日 活動報告返答
ベンノさんが若くて優男なのが、皆様意外だったようですね。確かに、ちょっと若いかな? とは私も思ったのですが、容貌は描写に忠実にしてくれたな、と思っています。

コメント

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  • コリンナの姉ではなく兄です。 - 2016-12-26 16:18:27
    • コリンナの姉で合ってるだろ。 - 2016-12-26 22:28:34
  • どうせ何か突発的な事で移動が早くなると、アレキサンドリアへの移動に迅速に対応したのはホント流石ベンノさんだったわ - 2017-07-20 12:17:52
  • マインのこの世界での生き方の指針となった人。ある意味フェルディナンドより重要な人物。正直、物語読んでて2部の中盤迄はマインと最終的に寄り添うのはこの人だと思ってた。その辺りから舞台が貴族の世界に完全に移って商売の話もほぼ無くなったのでフェードアウトしていったけど、マインが生き残れたのは間違いなくこの人のお陰。仮にマインが最後にこの人選んでも個人的には何の問題も無い位素晴らしいキャラ。コメントが少ないのが不思議な位。 (2018-04-18 05:39:17)
    • 良くも悪くも作中最高の能力の持ち主だから、コメントが単純(最高という評価のみ)になってやる意味が無いんだと思う。作中でも、押すべき時は領主にすら危険性を考慮しつつ押し、引くべき時は引く。王族相手でも割り切る胆力。硬軟の使い分けができ、義理や人情にも篤いナイスガイにして教え導く師匠。フェルや地雷さんは欠点だらけだからこそある種の面白みもあってコメントが伸びる。長いものには巻かれて投げやりなフェルと違って、一人で放り出しても強かに生き抜いてそうだし、目上にもただ従うだけでなく食らいつこうとする安定感と頼りになる感が段違い。 (2018-04-18 23:44:12)
      • マインは余り自覚してないけど、マインと一番合うのこの人だよねー。フェルディナンドは完全に土の女神に惚れた命の神だし。精神的にマインに依存し過ぎてて個人的にはそれ程相性が良いとは思えない。大事にはしてくれるだろうけど。私はベンノとの気の置けないやり取りがとても気に入ってたし、ベンノが結婚してないのは最終的なフラグだと思ってたから途中から明らかに相手ではないと判ってからかなり残念だった。 (2018-04-23 10:18:14)
        • 神殿に入らず貴族にならずに (2018-04-23 10:19:49)
      • 図書室に釣られて神殿に入らず、あのまま商人見習いになってたらきっとベンノと結ばれてただろうなぁ。あそこで貴族と関わったのが方向性の転換点なんでしょうね。物語が人気で長編になるか否かでその辺変わってたかもしれません。 (2018-04-23 10:22:08)
        • 本好きの下剋上 設定等まとめ Twitterこぼれ話 6/20 マインが青色巫女見習いにならなかったら?の回答からすると、(タウの実延命だと限界と処刑リスクがある為)どうあってもベンノとの結婚はなかった模様。ユルゲン世界の設定とマイン身食い設定が定まった時点で結ばれない運命(爆) (2018-04-24 00:13:35)
          • 平民に戻る選択をすれば結ばれるだろうけど、ベンノの胃がやばそう。 (2019-04-05 10:42:04)
        • 真面目な話すると、大枠のプロットが最初にあるのでその流れになる可能性はない (2019-07-06 14:44:31)
    • マインのお事を水の女神と思っている件を加筆して欲しい。 (2019-04-04 23:18:11)
  • ベンノ父は何で死んだんですか?盗賊に襲われたんですか?寿命ですか? (2019-02-21 21:32:27)
    • 盗賊の襲撃よる殺害(第76話)  「故人」の頁に明記されている死亡原因は記載してあるので、そこを見ると良い (2019-02-21 23:05:27)
      • ありがとうございます! (2019-02-21 23:20:34)
  • フェルディナントについて平民の中で一番忙しい人物。アレキ領内とエーレンとの往復やグーテンベルクのまとめとアレキ内の貴族と平民の窓口業務で。 (2019-06-15 23:32:21)
  • ベンノの妹のミルダって、2019.7.1発売のアンソロジーが初出? (2019-07-01 06:45:43)
    • 人物のページに、ミから始まる人物はミュリエラしか居ないので初出ですね。 (2019-07-01 17:27:47)
      • 初出なのは名前だけで、コリンナの上に別の妹がいたのは既出。 (2019-07-13 22:36:07)

*1 第75話

*2 第76話の「弟妹達がいる街」以外に弟の描写が見当たらないことから、実弟ではなく義弟の可能性もある

*3 コミックアンソロジー1 鈴華さん「あの日の夢」+2019年06月13日活動報告。年齢設定と描写から、ベンノの妹はミルダとコリンダの二人、かつ、グスタフの息子との結婚を打診され他の町に嫁いだ人物がミルダと同一人物の可能性が高い

*4 第75話、書籍版第一部III「ギルド長の悩みの種」

*5 マイン7歳夏に29歳 第75話

*6 マイン7歳夏に29歳 第75話/マイン8歳春に30歳 第172話/マイン7歳夏時のマルク回想で30年前に誕生

*7 マイン7歳夏に29歳 第75話/マイン8歳春に30歳 第172話/マイン7歳夏時のマルク回想で30年前に誕生

*8 第76話 07年夏の回想で30年前にベンノ誕生

*9 第76話 07年夏の回想で30年前にベンノ誕生

*10 第76話 07年夏の回想で14年前に先代死去

*11 第61話 既得権益と会合の結果

*12 第130話 印刷協会

*13 第142話 金属活字の完成

*14 第175話 洗礼式の準備

*15 第203話 イタリアンレストラン開店

*16 第227話 教材販売

*17 第239話 ベンノからのお願い

*18 第241話 衣装のお披露目と報酬

*19 第248話 イルクナーへ行く

*20 第325話 わたしが帰る場所

*21 第353話 ハルデンツェル 中編

*22 第364話 グレッシェルへの来訪と星結びの儀式

*23 第430話 ギーベ・ライゼガング

*24 第539話 キルンベルガの国境門

*25 第565話 魔紙の準備

*26 第620話 それぞれの武勇伝 その1