肩書の初出:第277話
初出:第326話
名前の初出:書籍版第四部IV「ハルデンツェルの奇跡」
家族構成
容姿
髪の色:深緑
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瞳の色:黒
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厳めしい顔
人の上に立って率いているのが一目でわかるようなどっしりとした雰囲気がある
地位
階級:上級貴族
職種:伯爵、
ギーベ・ハルデンツェル
年齢関連
クラウディオ視点の回
書籍版第四部IV 書下ろしSS ハルデンツェルの奇跡
作中での活躍
エルヴィーラの兄。フルネームは「クラウディオ・グートハイル・ギーべ・ハルデンツェル」(ハルデンツェルのギーべ、グートハイル家のクラウディオ)と推測される。
土地持ちの貴族で、エーレンフェストで最北の
ハルデンツェル伯爵領を治める
ギーベ。
アイゼンライヒがエーレンフェストに改められた際にギーベに任じられた一族であり、それ以前のハルデンツェルには疎い。
民との結束が強く、それを誇っている。
エルヴィーラとよく似たやり方で人を使うようで、気が付いたら使われている。
ヴェローニカによって税を上げられたことで、ハルデンツェルは他の土地より被害が大きく、民の生死にかかわった。
マインが神事に携わって魔力の満たされた小聖杯が届くようになり、ヴェローニカが退けられたことで息を吹き返した。
ローゼマインが
ユレーヴェに眠った際にエルヴィーラが印刷業を引き継いで、いち早く土地に取り入れて成功した。
妹に押し切られて印刷を始めた当初は半信半疑だったが、エルヴィーラの持ち込んだ騎士物語がそこそこ売れたため、このまま印刷を推し進めていこうと考えるに至った。
ローゼマインから
祈念式の古い儀式で
聖典と違う部分を指摘されて再現してみたところ、
春を呼ぶ儀式が復活した。
本当の春を呼んだため、本来はハルデンツェルの者以外に与えるのは禁じられている
ブレンリュースの実をローゼマイン達に捧げた。
ハルデンツェルの民が何の憂いもなく過ごせるようになったため、冬の社交の場でローゼマインに最大の感謝の意を示して跪く。
厳めしい顔に似合わずハルデンツェルの印刷所では恋物語専門になっているが、印刷/販売業慣れして恋物語を完全に利益を得るための商品として考えており、対外向け商品に他領の恋物語出版を即座に思い付く程である。
”ハルデンツェルの奇跡”が起こる5年以上前(ローゼマインがまだ洗礼前の平民
マインだった頃)、ライゼガングとハルデンツェルとの結びつきを断とうとしたヴェローニカによる執拗な嫌がらせがピークを迎え、税率上昇とそれに伴う食糧不足・ライゼガングからの食糧支援が妨害される等により領内で餓死者まで出したため、義弟(
カルステッド)経由でアウブに援助を申し出たものの状況は中々改善されずアウブやカルステッドに不信感を抱き続ける。特にアウブに対しては状況が改善した後ですらも、自分はアウブを全く信用していないと言い切っている。
ローゼマインの登場によって土地を潤すための魔力に満ちた小聖杯、ライゼガングからの食糧支援、厳しい自然環境のせいで元々裕福とは言い難いハルデンツェルが外貨を獲得するための印刷業等を手に入れ、これらにより領地経営は回復を経て上向きとなった。
一足早い春を迎えたための魔獣討伐中にカルステッドと内密なやり取りを行い、妹を苦労させ続けていた義弟への悪感情を若干上方修正させる。
またこの際にクラッセンブルクとの交易のため境界門を開ける事を打診されたが(アウブからすればハルデンツェルの要求に対する援助のつもりである)、ハルデンツェルの利が薄い(商人護衛に人手を取られて魔獣退治が出来ない・”
冬の主”の戦力が前もって削げないので冬が長引きその分春が遠のく・商人に何かしら被害があればハルデンツェルに責任を押し付けられるのが目に見えている)事を理由に難色を示した。
妹との関係が良好でコルネリウスの事も生まれた頃から知っているため、逆にいきなり洗礼式で姿を見せたローゼマインが妹の実子ではない事を確信しており(年齢的に第三夫人の娘だろうと予想はしているが、他に真の出生があるのかもしれないと思い確信は出来ていない)、他の女との子を妹に押し付けた義弟の不誠実さには怒りすら抱いていた。
ローゼマインの健康と次世代(ローゼマインが子供を産めるかどうか)を考えれば彼女が次期領主になる事に積極的賛成ではなく彼女の意志次第だと考えており、一方でヴィルフリートが言われるほど愚かではないと判断し、12年春時点では二人の婚約を問題視していない。
この地に生まれて以来一度も見たことのなかったブレンリュースの新芽を見つけ、聖女が「奇跡」をもたらしてくれた事を改めて実感し、春を呼ぶ儀式と領地を守り続ける事を決意した。
ローゼマインの事は健康面に問題があり神々や神事への思いが異質だと思ってはいるものの、ハルデンツェルを救ってくれた立役者であり、貴族の慣例上は実姪になるので最大限の好意を抱いている。
15年春のエーレンフェスト防衛戦では、ボニファティウス達が城から抜けた穴を埋めるため、援軍としてハルデンツェルの騎士達を城に派遣した。
「歌え、神に祈りの声を伝えよ! 舞え、神に感謝を伝えよ! 雪解けに祝福を!」
経歴
前34年夏 誕生。
前27年夏 洗礼式。
前19年冬 貴族院卒業。
03年春~07年冬? 領内で餓死者を出す惨状になったためアウブに救いを求めるも、要望が叶えられるまで以後数年を費やす。
08年春 マイン(青色巫女見習い)の魔力に満たされた小聖杯を初めて受け取り、以後領地の収穫面が向上されていく
08年夏 ローゼマインの洗礼式に参列、初対面の挨拶をするはずだったが果たせず。(ローゼマインがヴィルフリートに連れ出され負傷退場したため)
08年冬 お披露目後のローゼマインに初対面の挨拶をしようとするも果たせず。(ローゼマインが演奏後即退場のため)
09年冬 冬の社交でローゼマインに初対面の挨拶をしようとするも三度機会を得られず。(ローゼマインが兄妹を庇いつつヴェローニカ派貴族とやり合っていたため)
10年秋 妹エルヴィーラの説得を受け、半信半疑ながらハルデンツェルで印刷事業を始める決意をする。
11年春 グーテンベルク一行を迎え入れ、植物紙協会支部・印刷協会支部・インク工房・印刷工房を設立し、技術供与を受ける。(契約魔術の都合上製紙工房は未設立)。
11年冬 契約魔術の解消で不安定になったローゼマインが神殿に移動したため、面会の予定と初対面の挨拶の延長を余儀なくされる(2年ぶり四度目)
城に戻って来たローゼマインに初対面の挨拶をし、魔力の籠った小聖杯や印刷のおかげでハルデンツェルが息を吹き返した事に礼を述べる。
12年春 祈念式と印刷事業のためローゼマイン達一行を受け入れる。
ローゼマインによる聖典記述部の説明を聞き、春を呼ぶ歌と曲を女性貴族だけで奉納させる。
奉納の結果一夜にして春が訪れ、ブレンリュースの新芽が出ているのを生まれて初めて見たことにより、今後も祈念式(春を呼ぶ儀式)と領地を守り続ける決意を新たにする。
12年冬 冬の社交の場で、ローゼマインの手の甲に自分の額をそっと押し付け、貴族として最大限の感謝を示す。
15年春 アウブやボニファティウスの要請に従い、エーレンフェストの城へ援軍を差し向ける。
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最終更新:2023年01月12日 14:43