名前の初出:第78話
初出:第79話
声(ドラマCD第4弾/第10弾): 三瓶由布子
声(TVアニメ版): 三瓶由布子
家族構成
父:0年頃に流行り病で死亡
母:0年頃に流行り病で死亡
兄:
故人。
ラウラの兄の友人だった。
容姿
髪の色:薄い金髪
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瞳の色:一見黒の紫の瞳
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薄い金髪に一見黒だが、よくよく見ると紫の目。
初めて会った時は栄養状態が悪いのか、目つきが悪くて細っこかった。
第一印象はすばしっこい悪ガキ。
地位
年齢関連
- マインとの年齢差:+3(夏秋)
- 誕生季:冬か春
- マインとの冬の年齢差:+3or4(誕生季による)
ギル視点の回
書籍第二部I 書下ろしSS 側仕えの自覚
コミック第二部IV 書下ろしSS 家族という存在
書籍第三部IV 書下ろしSS イルクナーでの滞在
書籍第四部III プロローグ
作中での活躍
灰色神官見習いの男の子。下町(ラウラの家の近所)出身。
三歳の頃、流行り病で両親が亡くなり、末っ子であるギルだけが孤児院に入れられた。
ギルやギルと同時期に同様の理由で孤児院入りした子供達は、下町の言葉遣いが染みついており、その荒い言葉遣いを面白がって他の子供達が真似た為、灰色巫女達に嫌がられた。
やんちゃで活動的で口が悪く、よく反省室に入れられていたが全く懲りなかった。
同じ平民同士なのに、
青色巫女見習いになった
マインに悪態をついて、
神殿の常識が通じない事を馬鹿にしていた。
マインに仕えて待遇が良くなると期待していたのに、部屋を与えられず、食事を下げ渡されなかったため怒った。
孤児院の生まれではなく途中で孤児院に入れられた子供であるため、撫でられたり抱き締められたりすることが少なかった。
仕事をこなす事で報酬が与えられ、褒められることから頑張るようになる。
主に掃除や料理人の見張りを行い、言葉遣いと礼儀作法を
フランから叩き込まれた。
神殿で洗礼前の
孤児を養えなくなって、自分の頃より扱いがひどくなってることを知り、助けるために率先して動くようになる。
マイン工房を預かり、管理するために日夜勉強中。
ルッツに対抗心を持っている。
自分より優秀な灰色神官が多いため、入れ替えられないか心配して、他にはできない仕事を覚えようと必死になっていた。
マインに頑張る姿を見られていて、他の子を召し上げることはあっても辞めさせることはないと言われ、安心する。
側仕えになってからご飯の量と質が上がったので、ちょっと背が伸びた。
マインを守ろうと意気込むが、暴力はいけないと言われて育ったため、
下町で襲撃されて、血飛沫が飛んで死人が出た事に衝撃を受けた。
主が領主の養女になってからは、領主主導で印刷業を行うため、それぞれの町の
孤児院を視察した。
ザックが
蝋引きの機械を完成させた際、工房で働く全員が巻き込まれてグーテンベルクの称号を与えられた。称号を得たことを無邪気に喜んだ。
ローゼマインが毒を受けて
ユレーヴェに眠った時は、本を読みたがって起きるかもしれないと考え、主のために本を作り続けた。
ローゼマインが眠っている間、ギルは少しでも早く大人になりたい、一人前扱いされたいと思っていたために、ザームやフランに子供扱いされると、「もうそんな年ではない」と言っていたので、ローゼマインが目覚めて頭を撫でようとしたときにも反射的に同じ言葉を返してしまった。
これに対し、ローゼマインが少し寂しそうに落ち込んで見せると慌てて取り繕って跪き、撫でて褒めてもらう。
ローゼマインの年齢が上がったため神殿の孤児院長室にある隠し部屋の使用が禁じられた際には、マインが泣いたり笑ったりできなくなることに辛く、苦しいと感じた。同じように喪失感を覚えるルッツに、それまでルッツが担ってきた下町とローゼマインを繋ぐという役割を代わりに担うという男の約束をする。
ローゼマインの中央につれていきたいという発言を受け、ローゼマインが成人時に連れていく者の印である、紋章入りの魔石を喜んで受け取った。
マインの字の綺麗さを褒めるだけで我慢できずに自室に駆け込むほどの照れ屋だったが、成長したローゼマインに対し、少々照れているものの、面と向かって「知る中で一番美しい」と言えるレベルに成長(?)した。
15年春、ローゼマインの要望で、アレキサンドリア神殿の工房担当者として灰色神官の身分のまま移籍することになる。ローゼマインが成人する頃には買い取られて神殿から解放すると約束してもらった。
15年春の終わり、グーテンベルクの一斉移動と共にアレキサンドリアに移動した。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
00年頃 親が亡くなり孤児院に入る
07年夏 マイン(青色巫女見習い)の側仕えになる
07年夏 マイン工房の管理担当になる
08年夏 ローゼマイン(神殿長)の側仕えになる
08年夏 ローゼマインよりグーテンベルクの称号を授かる
09年夏 イルクナーにグーテンベルクとして出張する
11年春 ハルデンツェルにグーテンベルクとして出張する
12年夏 グレッシェルにグーテンベルクとして出張する
13年春 ライゼガングにグーテンベルクとして出張する
14年春 キルンベルガにグーテンベルクとして出張する
14年秋 17年にグーテンベルクとして中央に移籍するものとして、紋章入りの魔石を受け取る
15年春 グーテンベルクの一斉移動に伴いアレキサンドリアへ移動(この時点では灰色神官のまま)
?????? プランタン商会に買い上げられてアレキサンドリア市民となる
?????? ルッツと共にプランタン商会から店を分け、印刷所兼書店を営む新しい商会を興す
作者コメント
【
2017年 04月15日 活動報告】
>未来の話
ギル視点 ルッツの本屋さん
アレキサンドリアにおけるプランタン商会の成長と変化。
ギルベルタ商会とプランタン商会を分けた時のように再び店を分けることになった。
プランタン商会に買い取られているギルはルッツと一緒に印刷所兼本屋さんを始めることに……。
エピローグその2から十年くらい後の時間軸です。
【
2017年 07月18日 Twitter】
>撫で方の絵
左の撫で方はルッツとギル。
ギルが撫でるのは……今はまだ名前もないモブさんです。
ルッツとお店をやるようになる頃には出てくるかな?
【
2017年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察
ギル:なかなかできなくて、片目を指でこじ開けてドヤ顔
【
2021年 9月9日 Twitter】
>ギルの家族
旦那:ギルって下町生まれで、両親が死んで神殿へ入ったけど、どの辺に住んでたとか……設定ある?
私:うん、実はBlu-ray1の特典SSにこっそり出てる。ラウラのご近所さんで、ラウラの兄ちゃんとギルの兄ちゃんはお友達だった。
※ラウラは書籍第二部Ⅰの短編などに出てくるトゥーリのお友達です。
別にわからなくても良いと思って書いたので、ギルの名前さえ出ていません。
- ラウラの近所で親が亡くなって末っ子だけが神殿へ預けられたことがあった。
- ラウラの兄は友達の弟がいなくなったので覚えていた。
- ラウラは当時幼すぎて覚えていない。
ちなみに、ギルの兄はすでにはるか高みです。
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最終更新:2023年12月11日 23:05