モニカ

初出:第124話*1
名前の初出:第162話

容姿

髪の色:エメラルドグリーン
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瞳の色:焦げ茶
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エメラルドグリーンの髪を後ろで一つにくくっている。
こげ茶の瞳は理知的で、雰囲気は真面目な委員長。
ニコラよりお姉さんに見える。

地位

階級:平民
職種:灰色巫女見習い→灰色巫女ローゼマインの側仕え

年齢関連

  • 誕生季:夏*2
  • ローゼマインとの冬の年齢差:+5

モニカ視点の回

コミック第三部VISS ローゼマイン様のために

作中での活躍

冬の間、エラの助手としてお料理をしていた灰色巫女見習い。ヴィルマからの推薦で調理補助を務めた。*3
ヴィルマが大好きで髪型を真似っこしている。孤児院ではヴィルマの書類仕事を手伝っていた。
真面目でフランと気が合う。努力家で、ロジーナの書類仕事を引き継げるように勉強した。年上のニコラに対してお姉さんぶるところがある。

真面目によく働いてくれる*4ことをマインが確認済であり、雑事の他に料理人の補助も可能なため、デリアが側仕えから解任された後、入れ替わりでニコラ共々新しい側仕えとして採用されることになった。*5
ただし召し上げる前にビンデバルト伯爵による襲撃事件が起こり*6、マインが契約魔法を使ってローゼマインとなったため*7、マインではなくローゼマインの側仕えとして正式採用された。*8
全属性の祝福を使ったマインが魔力の使い過ぎで寝込んでいる間に召し上げられている。*9

マインとは神殿内でしか接していなかった為、マインの平民としての暮らしぶりを知らない。
その為、ローゼマインが、常に新品を着るような立場であるにも関わらず、危害を与えた前神殿長の儀式用衣装を仕立て直した物を憎まなかった事に感動した。しかし内心では、ローゼマイン様には罪人のお古など相応しくないので新しい衣装が必要だと考えている。*10
ローゼマインがユレーヴェで眠った二年間は、神官長の補佐のため神官長室に日参していた。
11年夏の終わり頃に成人。*11

11年冬、護衛任務に失敗したと落ち込んでいるアンゲリカに内緒でお菓子を差し入れし、アンゲリカの勧めで一緒にお菓子を食べながら相談に乗っていたニコラを探しに来て雷を落とす。
アンゲリカからモニカも相談を受け「ベルの音を聞き分けて護衛と取次を両立すれば、取次役を書類仕事に回せる」とアドバイスし、ニコラをこれ以上怒れないように口封じを兼ねた褒美として菓子を下げ渡された。*12

14年春、翌年に中央へ移動することが内定したローゼマインより、ローゼマインがエーレンフェストを去ること、灰色にとって貴族街は居心地が良くないこと、ローゼマインの移動先が神殿ではないことを理由に、エーレンフェストの神殿に残留させることを告げられた。*13
ヴィルマ(絵師)やニコラ(料理人)と違って側仕え以外の特殊スキルがないことも一因と思われる。
同春、ローゼマインから孤児院長を引き継ぐフィリーネの側仕えになることが発表され、早速資料を片手に引き継ぎに必要な情報を説明していた。*14

15年春、ハルトムートからローゼマインがアーレンスバッハの領主兼神殿長になること、アーレンスバッハの神殿に側仕えが必要なためフィリーネの成人後にモニカが希望するなら一緒に移動出来ることを聞かされた。*15
同春、ローゼマインの口から改めて、フィリーネの成人までは側仕えとしてエーレンフェスト神殿に残すこと、フィリーネの成人後はモニカ本人の希望次第で残留かアレキサンドリアへの移動かを選べることが告げられた。*16
結局、書籍版でもモニカ自身が移動すると明言するシーンはなかった。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
07年秋 料理人見習いの補助係となるべく、孤児院長室の厨房への出入りを開始する
07年冬 料理人見習いの補助係として、孤児院長室の厨房で従事する
08年春 ローゼマイン(青色巫女見習い)の側仕えになる*17
08年夏 ローゼマイン(神殿長)の側仕えになる*18
11年夏 成人
11年冬 アンゲリカに護衛と取次の兼務が出来るようにとアドバイスする
14年春 ローゼマインが中央に移動する際、エーレンフェストに残ることが決定
     次期孤児院長フィリーネの側仕えに任命される*19
15年春 フィリーネの成人後、希望するならアーレンスバッハの神殿に移動出来ることを告げられる
16年冬以降 フィリーネの成人と退任に伴い、アレキサンドリアに移動(予定)?

コメント

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  • ニコラはアレキサンドリアに移籍したけどモニカは残ったのかな? (2018-09-09 19:32:15)
    • 「後任の孤児院長がフィリーネになることを皆にはっきりと伝え、モニカ達をそのままフィリーネ付きの側仕えにすることを告げた。(第565話『魔紙の準備』)」「モニカとニコラはフィリーネが成人するまでここで仕え、その後、希望すれば一緒に移動できると言われたそうだ。(第630話『西門の兵士と根回し』)」という記述はあったけど、ニコラだけアレキサンドリアに移籍したというのはありましたっけ? (2018-09-10 11:15:17)
    • 読み直すと、「ギルに紋章入りの魔石を渡したので、ニコラとヴィルマにも渡すことにした。(第578話『ディルクとベルトラムの洗礼式』)」というのはあるけど、モニカに紋章入りの魔石を渡した記述は見つけられないですね。しかしどこを読んでもほぼモニカとニコラはセット扱いだから…。 (2018-09-10 11:29:49)
      • ……まあ、ヴィルマが大好きで、主(ロゼマ)が大好きで、二コラと仲の良いモニカが、その全員(+その後ロゼマの命で仕えたフィリーネ含めて)がアレキサンドリアに行く上に、自身も来て良いという許可をもらって、更に就職先もロゼマが管理する神殿(職場環境の大変化はない)と示されている状況で、エーレンに残る可能性は限りなくゼロだろうけどね。 (2018-09-10 13:15:35)
      • 578話は中央に移籍して通常の灰色神官は不要(ギルがグーテンベルク、ヴィルマは絵描き、ニコラは料理人扱い)で630話はあたりはアレキサンドリアも神殿に移籍するメンバーが含まれたのでフラン達も含まれたはず (2018-09-10 20:49:56)
        • ……というか、14年冬時点のロゼマの神殿側仕えの内、アレキに行かないことが(本文や作者コメントで)明示されているのは、フリッツだけかと。<フラン達も (2018-09-10 22:18:00)
        • 確かに。中央行き準備の段階では「(ギルと他数名の灰色神官達は)三年後の移動を目途に新しい印刷工房の職人として買い取って、フィリーネと一緒に移動させます。ニコラもその時に一緒に買い取るつもり(第565話『魔紙の準備』)」とあるから、モニカは連れていくメンバーに入っていない。その後行く先が変わって、「ローゼマイン様がアーレンスバッハの領主になるので、そちらの神殿にも側仕えを連れて行きたい、とフランやザームが誘われ~モニカとニコラはフィリーネが成人するまでここで仕え、その後、希望すれば一緒に移動できると言われた(第630話『西門の兵士と根回し』)」ということでモニカの扱いも変わったことになるんですね。この辺の変遷、「作中での活躍」に書いておいてもいいかも。 (2018-09-10 23:36:18)
          • 元々「他の神殿に移るのであれば、間違いなく皆を連れていった」「それならばハッセの小神殿に入ったことがある私も同行した」(第563話)という会話があるから、ある意味扱いは変わっていないともいえる(Aのときはa、Bのときはbの取り交わしを変えていないという意味で)。  ただ神殿組への打診の前に、ロゼマへの断りがない辺り、フェルの所有意識は第84話の頃から変わってないなとも思うが(苦笑) (ハルトムートに対し、ロゼマに断りを入れるよう指示しているとは思えないので(爆)) (2018-09-11 07:08:56)
    • 紋章入りの魔石を渡したのは主がいない灰色神官や巫女が他に召抱えられないようにする為で、フィリーネが主人になってるからモニカには必要ないといえばない。必要なくても渡してあげた方が喜ぶだろうけどロゼマは言われないと用意しないだろうね (2021-09-17 19:11:23)
  • 作中の活躍欄で「14年春、長期失踪から帰還したローゼマインより」って書いてあるけど移動の話は中央行きが内々に決まった時だから違うよね? (2022-04-24 06:56:19)
    • 該当箇所修正 (2022-04-24 08:08:55)
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  • 灰色巫女

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最終更新:2023年12月11日 23:22

*1 Web版では名前不詳。料理上手な女の子。書籍版では名前あり

*2 ローゼマイン10歳夏(ローゼマインの誕生日は星結びより前/第176話、第181話)に成人、第277話

*3 第162話 誘拐未遂

*4 顔や名前を憶えてもらって側仕えに召し上げられればという思いもあった/書籍版第二部Ⅱ SS 神殿の料理人見習い

*5 第162話 誘拐未遂

*6 第162話以降

*7 第167話 決別

*8 この時点では上級貴族家の洗礼前の娘ローゼマイン(設定)ということになる/第171話 閑話 私とフラン

*9 ふぁんぶっく1 SS神殿案内/第171話「閑話 私とフラン」、第162話の翌日午前中に召し上げ

*10 コミック第三部VISS ローゼマイン様のために

*11 第277話 閑話 神殿の二年間 後編

*12 短編集Ⅰ アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士/本編では第321話「奉納式と城への帰還」に相当

*13 第563話 子供の魔術具 前編

*14 第565話 魔紙の準備

*15 第630話 西門の兵士と根回し

*16 書籍版第五部Ⅻ 神殿の側仕え達

*17 ふぁんぶっく1 SS 神殿案内/第171話、時季的には春の終わり(領主会議の最中)頃

*18 第178話 就任式

*19 ただしローゼマインが移動するまでは共有状態/第576話 アウブの面接とエントヴィッケルン