ジルヴェスター

初出:第145話

声 - 鳥海浩輔

家族構成

父:先代アウブ・エーレンフェスト
母:ヴェローニカ
第一夫人:フロレンツィア
 息子:ヴィルフリート
 娘:シャルロッテ
 息子:メルヒオール
 娘:第4子
 養女:ローゼマイン
第二夫人:ブリュンヒルデ(予定)


父方の親戚
伯父:ボニファティウス
従兄:カルステッド

母方の親戚
祖父:初代ギーベ・グレッシェル
祖母:ガブリエーレ
叔父:ベーゼヴァンス (神殿長)
異母伯母:エルヴィーラの母
 従兄:ギーベ・ハルデンツェル
 従姉:エルヴィーラ
異母叔父:二代目ギーベ・グレッシェル
 従兄弟:ギーベ・グレッシェル

容姿

髪の色:青味の強い紫
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瞳の色:深緑
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青味の強い紫の髪を後ろで一つにまとめ、銀細工の髪留めで留めてある。
きりっとした意思の強そうな眉と深緑の目。
フェルディナンドより少し背は低いが、がっちりとした体つきをしている。
二十代後半に見える。

地位


年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+19 *1
  • ローゼマインとの年齢差:+20(春) *2
  • 誕生季:上記より春と推測される
  • 3年生時に得られた眷族の加護:縁結び、試練 *3
  • 540話以前の属性:命を除く6属性 *4
  • 加護の再取得:長寿、夢など21の加護を追加
  • 541話以降の属性:全属性

ジルヴェスター視点の回

第170話 閑話 騒ぎの後始末
第316話 閑話 頭の痛い報告書
第400話 頭の痛い報告書(二年) 前編
第401話 頭の痛い報告書(二年) 後編

作中での活躍

エーレンフェストの領主(七代目)。騎獣はケルベロスのように頭が三つあるライオン。
性格は悪いが、性根が腐っているわけではない。やってる事は意味不明で力加減を知らない小学生と同じ。
青色神官の服を着て、マインの祈念式に同行した。
昔にブラウという名前のシュミルを飼っていて、似ているマインに物真似をさせた。
マインを弄りすぎたため、フェルディナンドとカルステッドに怒られる。その後ダームエルをおもちゃにした。
芸事に通じていて、弾いた音は柔らかく、張りのある声が良く伸びて上手い。
狩りが得意で、下町の森で大量に仕留めた。食欲から孤児院の子供達に懐かれて、ジル様と呼ばせている。
マインが異世界の知識を持ち、印刷業の流れを止めることが難しく、知識がまだたくさんあり領地の利益になると考えたことから、養女にすることを決める。マインへ養女になるための魔術具のネックレスを渡した。
マインが襲撃を受けた際に、養女になることを決めたため、邪魔をする叔父の神殿長や実母の罪を裁いた(この際、自分がマインと家族を引き裂いた原因という自覚はあった)。
そもそもアウブ就任前は、ヴェローニカの第二夫人を娶れという命に逆らい、フロレンツィア一人を大事にしていたことから、エーレンフェスト貴族の多くは、ジルヴェスターがアウブに就任したらヴェローニカの権勢は抑えられるのではないかと予想していた。その予想に反し、ジルヴェスターのアウブ就任後も、ヴェローニカの権勢は衰えることなく、フェルディナンドが神殿に入れられたり、領主一族の周辺がヴェローニカにおもねる者でかためられたリ、ライゼガンク勢力に対する冷遇が目に見えるレベルまで悪化したりと、今まで以上に権勢をふるうようになった。その為、ジルヴェスターはヴェローニカの傀儡の道を選び、ヴェローニカに養育されてるヴィルフリートが次期領主とされたこともあってヴェローニカの権勢が次代でも続くと判断されアウブ交代まで様子見をしていた中立派が一気にヴェローニカ派へと舵を切った。そうしてエーレンフェストの派閥分布が大きく変化して数年かそこらの内に、根回しもない突然の方針転換といえるヴェローニカの処罰を行ったため、エーレンフェストの貴族社会は大混乱に陥った。 *5 そして、このことからアウブ就任後、自身はヴェローニカ派を疎ましく思いつつもフェルディナンドを神殿に送って伯父の内偵を命じた以外は排除する準備などを殆ど行っていなかったことが窺える。
洗礼を終えて北の離れに居を移した頃から、ゲオルギーネの嫌がらせを受けて、心に大きな傷ができていた。
ヴェローニカの偏った愛情を受けて育ち、本当に必要なときは救われなかった。
そのため同じ思いをさせたくないと考えるが、身内に対して割り切るのが下手で、問題点を直視できず決断が鈍くなってしまう。前述のヴェローニカの横行を許したことは、これに起因しているとフロレンツィアから非難された。
領主らしいきりっとした顔もできる。が、自分がやりたいことのためには全力を尽くす。サボることが多く、そのために、人員の配置を割り振ったり、人に仕事を押し付けることを上手くこなす才能がある。また、独断でマインを養子にとるように動き、領主として大事な判断は自分の責任で行うなど決断力もある。
時折腹黒いや計算高いと言われる原因の八割は、フェルディナンドの立案のせい。本人は自分よりもフェルディナンドの方がアウブに向いていると思っており、領主の立場には執着しておらず必要ならばフェルデナンドに領主の立場を譲ることすら辞さない。 *6
上位領地であるアウブ・ダンケルフェルガーやアウブ・クラッセンブルグと1対1では立場が上の者にも引かない交渉能力を見せているが、王族の要請や領主会議などの多対1の状況では急な立場浮上によるエーレンフェスト全体の立ち回りの拙さもあって対抗できないようで様々な厄介事を押しつけられることがままある。
リヒャルダがローゼマインを城内でも騎獣で移動させる許可を求めたときは、翼を出さない騎獣のレッサーバスに興味を持ち、面白いからという理由で領主の城の中で移動する許可を与えた。
ローゼマインが養女になってからは、フェルディナンドの体調管理をされて仕事を押し付けられなくなり、彼女が眠ってからは、彼女の事件を追うので手一杯になる。
ローゼマインが貴族院に入ってからは、次々と送られてくる報告書に頭を悩ませていくことになる。
さらには、印刷業の拡大や、ハルデンツェルの奇跡関係で仕事をサボることができなくなった。
ローゼマインの建前などのある意味貴族の悪い部分は彼から学んだものが多い。

15年春のゲオルギーネが引き起こした礎争奪戦では、礎の間で防衛を担う。
神々に愛されているかの如く幸運に見舞われ、ゲオルギーネを捕縛する。
ゲオルギーネに名捧げした貴族が他にもおり、従属契約した者が意思を継ぐことを表明されたため、戦いを終わらせるために身内に甘かったその手でゲオルギーネを処刑した。
礎争奪戦での消耗もあって、貴族院防衛戦には参戦しなかった。だがフェルディナンドからの忠告を受け、エーレンフェストもこの戦いを支えたということを内外に示すため、後方支援として動く。
収束後のエーレンフェスト主催で行ったダンケルフェルガーや王族との話し合いでは、王族に対して好戦的な態度を取るフェルディナンドや、暴走したローゼマインに対して遠い目をする。
しかしトラオクヴァールによってフェルディナンドは無理を強いられアーレンスバッハへ向かったことを知り、尚も王族の後始末を押し付けられようとしていたため、トラオクヴァールに対しても睨み合いフェルディナンドを庇う姿をみせた。

身内の事になると決断が鈍るが、相応の立場の者が責任を持つ事を当然と考えている節があり、悪評を自ら背負い込んだりすることがある。 *7
また、フェルディナンドや元平民で領主の養女になったローゼマインが、王族の役目であるはずの事で振り回されるのを気に入らないと考えていた。 *8
ローゼマインが記憶を失い、神々の御力を授かった為にユルゲンシュミットの命運を握っている状況を知り、その重荷に苦悩を滲ませる。

経歴

前03年冬 貴族院を卒業する
前02年春? フロレンツィアと結婚する
03年春 アウブ・エーレンフェストになる
08年春 祈念式に同行する。終了後、孤児院と工房の見学、ベンノとの密談、下町の森での狩りを行う *9
08年春 ローゼマインと養子縁組をする *10
08年春 ヴェローニカとベーゼヴァンスを排除する
08年夏 開店前のイタリアンレストランで食事をし、ローゼマインへの報酬として小神殿建造をフェルディナンドへ命ずる *11
08年夏 レシピの買い上げとイタリアンレストラン料理人の借り上げを行う *12
08年夏 ローゼマイン主催フェシュピール演奏会に飛び入り参加する *13
08年冬 聖典絵本と知育玩具を領外不出とすることをエーレンフェスト貴族に命ずる *14
09年夏 フェルディナンドの還俗をエーレンフェスト貴族に対して公言した上で、フェルディナンドに、神殿長(ローゼマイン)の後見人 兼 神官長役就任を命ずる *15
09年秋 ローゼマイン・ザック・鍛冶協会と、手押しポンプの契約魔術を締結する *16
09年秋 ローゼマインの魔力圧縮方法を、派閥強化と魔力増強目的で広め始める *17
09年秋~冬 白の塔事件、領主候補生に対する襲撃事件を契機にヴェローニカ派への抑制を強める
11年冬 貴族院におけるエーレンフェストの順位向上と流行発信をローゼマインとヴィルフリートに命ずる *18
11年冬 アウブ・エーレンフェストが主導で製紙業や印刷業を広げられるようにするための契約魔術を、アウブ名義・プランタン商会名義で締結する *19
12年春 エーレンフェストの下町にエントヴィッケルンを実施する *20
12年春 中央・クラッセンベルクとの商取引を締結する
13年春 中央・クラッセンベルク・ダンケルフェルガーとの商取引を締結する
13年秋 イェレミアスの名捧げを受ける *21
13年冬 ゲオルギーネ派を中心とした領地内犯罪者(主にヴェローニカ派)の一斉粛清を強行する
    名捧げによる連座対象者の救済を掲げ、貴族人口の減少を最小限に抑える
13年冬 メルヒオールとその側近に神殿へ向かうことを命じる *22
13年冬 ブリュンヒルデを第二夫人とすることを公言し、婚約する *23
14年秋 グレッシェルの下町にエントヴィッケルンを実施する *24
15年春 エーレンフェスト防衛にて礎の間を担当する。 *25 ゲオルギーネ捕獲の一報を受け白の塔へ向かおうとしたが、第一夫人からのオルドナンツで持ち場に戻り、礎の間に侵入してきたゲオルギーネを討った。 *26


作者コメント

2016年 06月09日 活動報告返答
今回の平民に対するジル様の忌避感のなさは、自分が知らないものに対する純粋な好奇心とマインのせいです。
あの時のジル様にとっての平民の基準は祈念式で初めて見たマインですから。(笑)
フェルディナンドからマインの話を聞いているので、マインみたいな珍妙なものが下町にはまだ潜んでいるかもしれないとも思っていました。
ジル様はジル様で下町を見回って色々と思ったこともあります。あれでも貴族なので平民には見せない思いはあるのです。
ジル様の昼食はギルベルタ商会で準備された物です。カルフェ芋は食べていません。
ちょっと欲しいな、と思いましたが、祈念式の時にマインから「お貴族様が貧民のご飯を取り上げるのですか!?」と驚かれたので彼なりに自重しています。

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  • *2の説明欄、ロゼマ6春ではなく、7(歳になる年の)春の間違い。 - 2017-07-13 02:25:52
    • 表現方法の違いであって、間違いではないのでは? 夏生まれなのだから、6歳の春と、7歳を迎える年の春は同じでしょう - 2017-07-13 08:03:26
      • まとめwiki内では表現方法を統一されてるのかな、と思ったのでコメントさせていただきました。 - 2017-07-24 23:41:22
        • 06年春と書かれていたら統一ルール的に誤記だけれど、6歳の春と書かずに07年春と書くようにというような統一ルールはないので問題ないかと思います。11年冬と書かずに、ローゼマインが貴族院1年生の時と書くのも同様ケースですし。ケースバイケースで選択すればよいかと。 - 2017-07-26 07:18:26