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茂CIGERU 第四部 SIDE-B


「・・・・・・・・(体が、動かない)」
「・・・・・・・・・・・・(これじゃまるであの島と同じだな)」苦笑する茂

帰り際にかけられたツバが乾いているのがわかる
動くこともできず 声を出すこともできない
これからどうすればいいのか あれだけ帰りたかった日本、渚…

「・・・(もう…いい)」
「・・・・・・(全部、終わったんだ)」
「・・・・・・・(渚の笑顔を見れただけで十分だ)」

その時、声がした



「大丈夫ですか?」
「・・・・・・(誰だ)」
見慣れぬ格好 見知らぬ声 土地の者ではない

「名乗るのも恐縮ですが、私はウィッチと呼ばれる者です」
「・・・・(うぃ?何だかよくわからんが なぜこいつは俺の考えてる事がわかるんだ)」
「そういう修行をしているのです。気にしないで下さい」

「・・・・あ?しゃべれる?あれ?なんで・・・」
「できる限りの腐敗防止と再生をしました。気分はどうですか?」
「ああ、ずっといいようだ ありがとう」

「でも、私にできるのはここまでなんです・・・」
「いや、十分さ」


少し回復した茂にウィッチは語りかけた


「・・・・・・お師匠様に聞いたことがあります」
「何の話だ?」
「死んだ者を蘇らせる方法が、この世にはひとつだけある、のだそうです」

「そんなことして何になるんだ?」
「死者を蘇らせることが可能ならば、朽ちかけた体を完全に再生することも・・・と」
「・・・・・・・、方法は?」
「この世界にちらばっている、七つのキンタマを集めることです」


こうして茂とうぃっちのタマキンを求める旅がはじまった

(つづく)
  

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