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「二人の少年」(2016/05/30 (月) 18:02:30) の最新版変更点
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戸山。新宿区の地理的中央部に位置するその場所は、多くの集合住宅が密集することで知られ、また木々に囲まれた緑地を多く保有する閑静な土地だ。
すぐ傍に位置する歌舞伎町などと違い、夜にもなれば相応の静けさを取り戻す。草木も眠る丑三つ時には少し早いこの時間において、その場所は風の音だけが響く静寂さを秘めていた。
その一角、建築からそれなりの時を経ていると見受けられる民家の一室で、二人の少年が頭を突き合わせて「青い鍵」をじっと見つめていた。
聖杯の奇跡を否定する少年、伊織順平。
少年を導くために現世へ降りたライダーのサーヴァント、大杉栄光。
二人は共に腕を組み、生来の彼らには似合わない顰め面で何やらうんうんと唸っている。
簡素な机に対面で座り、その上に置かれた鍵に視線を落としながら、ついには順平が口を開いた。
「……とうとう始まったな、聖杯戦争」
「ああ。ようやく本番ってわけだ」
重く、しかし沈んだようでは決してない声音で二人は事実を確認する。
それはつい先ほどもたらされた通告。他に存在する資格者を蹴落とし、最後の一人になることで聖杯を獲得するための残酷劇。その開始の宣言だ。
開始通告、それ自体は特に驚くに値しない。直感とはいえ二人共近いうちに聖杯戦争が始まることは感じ取っていたし、そのことに対する覚悟もしてきたつもりだ。
故に、ここで問題となるのは別の事柄。
「けど、討伐クエストか。分かっちゃいたけど、本当に見境なく殺して回ってる連中がいやがったか」
「しかも遠坂凛……俺の同級生がマスターなんてな。ニュースでも学校でもひっきりなしだったから、まさかとは思ったけど」
すなわち、ルーラーから発布された討伐クエストの存在だ。
管理運営者と名乗るその声は極めて事務的で、しかし告げられた内容は極めて残虐だ。なにせ一般市民を三桁単位で殺しまわっている連中についてのことなのだから、嫌でも重く考えてしまうというものだろう。
しかもクエストに記載されている二組の片方は噂程度とはいえ自分も見知った人間なのだから頭が痛くなってくる。
遠坂凛。順平が通う高校の同級生でミス優等生。学内でも屈指の有名人で、直接会ったことはないにしろその高名は頻繁に耳に入ってくるほどだ。
それが気付けば世界規模で報道される大量虐殺の下手人で、しかも聖杯戦争のマスターで、直々に討伐クエストまで出されるほどになるとは。
ちっぽけな小市民を自負する順平では、脳の処理速度が追いつかないのも自明の理だ。
「真昼間から街のど真ん中で大量殺人、しかも死体は放りっぱなし。どう見ても魂喰いとかじゃねえよな。
こっちのセリュー・ユビキタスだって、そういう目的で殺したって風にはどうにも思えねえ。
なんというか、殺すために殺したって感じだ」
もたらされた情報を頭の足りないなりに吟味し、あくまで推測とはいえ自分なりに出した考えを口に出す。
それは魂喰いだとか目撃者の排除などとは違う、殺すこと自体が目的であるという極めて高純度の殺意だ。
良く考えなくとも、それがどれほど馬鹿げた行為であるかは子供でも理解できるだろう。倫理観がどうのという前に、必要以上に注目と敵意を集める悪手の中の悪手だ。
現にこうして裁定者直々に討伐命令が下される始末。狂気の沙汰としか思えない行動は、なるほど確かにバーサーカーの名の相応しいと言えるかもしれない。
「同感だぜマスター。こりゃ勘でしかねえが、少なくとも礼服のバーサーカーからは喜悦みたいな感情しか漂ってこねえ。
前に一回、そういう奴を見たことがあるんだ」
険しい表情でライダーは返す。言葉こそ静かだが、その胸中は爆発しそうなまでの憤りに満ちていた。
それはあまりにも当然のことだった。ライダーは元来、彼の仲間たちの誰よりも優しい人間であったが故に。
NPCの殺傷、魂喰い。時として戦略上そういった行為をしなければならない主従もいるということは納得はせずとも理解していたが、しかしこれは理性で見逃せる領域を遥かに逸脱している。
今にも漏れ出してしまいそうな嚇怒の念を、しかしライダーは鉄の自制心で抑え込む。険しい表情はそのままだけれど、少なくとも頭を冷やすことはできた。
抑えきれない胸のむかつきを、解き放つべきは今ではない。ライダーは、そのことを重々自覚している。
「いずれこいつらはどうにかするってのは決定事項としてだ。実際のところさ、お前こいつらに勝てるか?」
「五分五分……いや、正直言ってかなりきついな。三騎士よりかマシだけど、基本純粋に強い奴には相性悪ィんだ」
苦々しげに呟くそれは、彼我の実力や相性差を鑑みてのものだ。
ライダーはこの戦いにおいて決して負けられないという矜持を抱いてはいるが、それとは全く別の次元で、同時に自分だけでは決して勝てない相手がいるということも十分理解している。
ライダーの持つ適正は、本来補助に特化したものだ。場の状況や相手の行動を看破し、絡め手を崩壊させ、時には撤退を補佐し遊撃へとまわる。
仲間がいて初めて真価を発揮するその才は、だからこそライダーの誇りであったが……単独での戦闘ともなれば、途端にそれは脆弱さを露呈させる結果となる。
端的に言ってしまえば地力が足りないのだ。故に、絡め手を使うまでもなく強大で、看破されようがお構いなしの純粋な性能と技量に特化した者がライダーの天敵と成り得る。
その条件にこれ以上なく適合するのは三騎士のクラスだが、バーサーカーは狂化により技量を喪失する代わり、性能は三騎士をも遥かに凌ぐためにライダー単体では太刀打ちできない可能性が高い。
無論ライダーとて生涯に渡り修練を課してきた自負はあるし、自我のない狂戦士に技でまで負けるとは思っていない。
しかし時に力は技などという小賢しいものを紙屑の如く打ち破ってくる。
相性や経験など所詮はある程度拮抗した状況でなければ意味を為さない。
バーサーカーとは、そうした諸々の要素を文字通りの力づくで乗り越えてくる、そんな怪物に他ならないのだ。
「つっても放っておくわけにもいかねえし、やっぱ他に協力できるマスターを探すっきゃねえか」
「ま、それが常套だわな。つーか討伐クエストを度外視しても、俺らの目的考えたら他のマスターたちと協力しなきゃ先はねえ。
脱出するにしても情報が足りないし、聖杯を破壊するってんならそれこそ何回も戦わなきゃなんねえ。
並み居る強敵共を物ともせずバッタバッタと薙ぎ倒し、なんて芸当ははっきり言って無理だからな。俺らだけでやれることなんざたかが知れてる」
ライダーの言葉に、順平もまた頷く。
差し当たっての目標は、仲間と呼べる主従の捜索。まずはそれをこなすべきだろう。
今まではライダーの隠蔽能力の確認と、それを看破するだけのサーヴァントの警戒に当ててきたが、それも既に十分な成果を挙げたと言っていい。
故にこれからは、より本腰を上げての捜索に手を尽くす。
すぐに着手すべき目標としてはいささか大雑把だが、それくらいが自分たちにはお似合いだろう。
「ま、マスターはこれまで通り学校に行ってていいぜ。昼間の捜索は俺に任せとけよ」
「そりゃ助かるけどよ。いいのかよ、それで」
「学校休ませるわけにもいかねえだろ。いくら仮とはいえお前にはお前の生活があるんだし、親御さんの目もあるしな。
それに下手な行動取って怪しまれたら本末転倒だろ」
あくまでも朗らかに、なんでもないように言うライダーに順平も苦笑するように破顔した。
やはりこいつと一緒なら聖杯戦争でも何とかやっていける。そんな確信染みた心境を胸に抱いて。
「心配すんなって。俺ァビビりだから、逃げ足だけは誰にも負けねえ自信はあるぜ。襲われたってそう簡単にゃ死なねえよ」
「……マジで気ィ付けろよ?
お前に死なれちゃすっげえ後味悪いしな」
軽口を叩きながら、いつものように笑いあう。それは軽いと見做されるかもしれないが、しかし彼らなりの信頼の形であるのだ。
仲間、絆、信頼。それは何にも代えがたい宝であるし、それが無ければ自分たちなど単なる雑魚に過ぎないとさえ思っている。
だからこそ、彼らは助けてと仲間に縋りつき、同時に何よりも守りたいと願う。主役には決してなれない脇役でしかないかもしれないけど、それ故に力を合わせることに否やはない。
何故なら自分たちは、誰かがいないと生きていけない、誰かがいるから戦える、そんなどこにでもいるちっぽけな人間でしかないのだから。
それこそ彼らの仁義八行。偽りなく専心尽くす忠の心に他ならないのだ。
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【歌舞伎町・戸山方面(戸山住宅街、一般住宅の一室)/一日目 深夜(午前1時前後)】
【伊織順平@PERSONA3】
[状態]健康
[令呪]残り三画
[契約者の鍵]有
[装備]なし
[道具]召喚銃
[所持金]高校生並みの小遣い並み
[思考・状況]
基本行動方針:偽りの新宿からの脱出、ないし聖杯の破壊。
1.穏便な主従とコンタクトを取っていきたい。
2.討伐令を放ってはおけない。しかし現状の自分たちでは力不足だと自覚している。
[備考]
・戸山にある一般住宅に住んでいます。
・遠坂凛とは同級生です。噂くらいには聞いたことがあります。
【ライダー(大杉栄光)@相州戦神館學園 八命陣】
[状態]健康、霊体化
[装備]なし
[道具]なし
[所持金]マスターに同じ
[思考・状況]
基本行動方針:マスターを生きて元の世界に帰す。
1.マスターを守り、導く。
2.昼はマスターと離れ単独でサーヴァントの捜索をする。
[備考]
戸山。新宿区の地理的中央部に位置するその場所は、多くの集合住宅が密集することで知られ、また木々に囲まれた緑地を多く保有する閑静な土地だ。
すぐ傍に位置する歌舞伎町などと違い、夜にもなれば相応の静けさを取り戻す。草木も眠る丑三つ時には少し早いこの時間において、その場所は風の音だけが響く静寂さを秘めていた。
その一角、建築からそれなりの時を経ていると見受けられる民家の一室で、二人の少年が頭を突き合わせて「青い鍵」をじっと見つめていた。
聖杯の奇跡を否定する少年、伊織順平。
少年を導くために現世へ降りたライダーのサーヴァント、大杉栄光。
二人は共に腕を組み、生来の彼らには似合わない顰め面で何やらうんうんと唸っている。
簡素な机に対面で座り、その上に置かれた鍵に視線を落としながら、ついには順平が口を開いた。
「……とうとう始まったな、聖杯戦争」
「ああ。ようやく本番ってわけだ」
重く、しかし沈んだようでは決してない声音で二人は事実を確認する。
それはつい先ほどもたらされた通告。他に存在する資格者を蹴落とし、最後の一人になることで聖杯を獲得するための残酷劇。その開始の宣言だ。
開始通告、それ自体は特に驚くに値しない。直感とはいえ二人共近いうちに聖杯戦争が始まることは感じ取っていたし、そのことに対する覚悟もしてきたつもりだ。
故に、ここで問題となるのは別の事柄。
「けど、討伐クエストか。分かっちゃいたけど、本当に見境なく殺して回ってる連中がいやがったか」
「しかも遠坂凛……俺の同級生がマスターなんてな。ニュースでも学校でもひっきりなしだったから、まさかとは思ったけど」
すなわち、ルーラーから発布された討伐クエストの存在だ。
管理運営者と名乗るその声は極めて事務的で、しかし告げられた内容は極めて残虐だ。なにせ一般市民を三桁単位で殺しまわっている連中についてのことなのだから、嫌でも重く考えてしまうというものだろう。
しかもクエストに記載されている二組の片方は噂程度とはいえ自分も見知った人間なのだから頭が痛くなってくる。
遠坂凛。順平が通う高校の同級生でミス優等生。学内でも屈指の有名人で、直接会ったことはないにしろその高名は頻繁に耳に入ってくるほどだ。
それが気付けば世界規模で報道される大量虐殺の下手人で、しかも聖杯戦争のマスターで、直々に討伐クエストまで出されるほどになるとは。
ちっぽけな小市民を自負する順平では、脳の処理速度が追いつかないのも自明の理だ。
「真昼間から街のど真ん中で大量殺人、しかも死体は放りっぱなし。どう見ても魂喰いとかじゃねえよな。
こっちのセリュー・ユビキタスだって、そういう目的で殺したって風にはどうにも思えねえ。
なんというか、殺すために殺したって感じだ」
もたらされた情報を頭の足りないなりに吟味し、あくまで推測とはいえ自分なりに出した考えを口に出す。
それは魂喰いだとか目撃者の排除などとは違う、殺すこと自体が目的であるという極めて高純度の殺意だ。
良く考えなくとも、それがどれほど馬鹿げた行為であるかは子供でも理解できるだろう。倫理観がどうのという前に、必要以上に注目と敵意を集める悪手の中の悪手だ。
現にこうして裁定者直々に討伐命令が下される始末。狂気の沙汰としか思えない行動は、なるほど確かにバーサーカーの名の相応しいと言えるかもしれない。
「同感だぜマスター。こりゃ勘でしかねえが、少なくとも礼服のバーサーカーからは喜悦みたいな感情しか漂ってこねえ。
前に一回、そういう奴を見たことがあるんだ」
険しい表情でライダーは返す。言葉こそ静かだが、その胸中は爆発しそうなまでの憤りに満ちていた。
それはあまりにも当然のことだった。ライダーは元来、彼の仲間たちの誰よりも優しい人間であったが故に。
NPCの殺傷、魂喰い。時として戦略上そういった行為をしなければならない主従もいるということは納得はせずとも理解していたが、しかしこれは理性で見逃せる領域を遥かに逸脱している。
今にも漏れ出してしまいそうな嚇怒の念を、しかしライダーは鉄の自制心で抑え込む。険しい表情はそのままだけれど、少なくとも頭を冷やすことはできた。
抑えきれない胸のむかつきを、解き放つべきは今ではない。ライダーは、そのことを重々自覚している。
「いずれこいつらはどうにかするってのは決定事項としてだ。実際のところさ、お前こいつらに勝てるか?」
「五分五分……いや、正直言ってかなりきついな。三騎士よりかマシだけど、基本純粋に強い奴には相性悪ィんだ」
苦々しげに呟くそれは、彼我の実力や相性差を鑑みてのものだ。
ライダーはこの戦いにおいて決して負けられないという矜持を抱いてはいるが、それとは全く別の次元で、同時に自分だけでは決して勝てない相手がいるということも十分理解している。
ライダーの持つ適正は、本来補助に特化したものだ。場の状況や相手の行動を看破し、絡め手を崩壊させ、時には撤退を補佐し遊撃へとまわる。
仲間がいて初めて真価を発揮するその才は、だからこそライダーの誇りであったが……単独での戦闘ともなれば、途端にそれは脆弱さを露呈させる結果となる。
端的に言ってしまえば地力が足りないのだ。故に、絡め手を使うまでもなく強大で、看破されようがお構いなしの純粋な性能と技量に特化した者がライダーの天敵と成り得る。
その条件にこれ以上なく適合するのは三騎士のクラスだが、バーサーカーは狂化により技量を喪失する代わり、性能は三騎士をも遥かに凌ぐためにライダー単体では太刀打ちできない可能性が高い。
無論ライダーとて生涯に渡り修練を課してきた自負はあるし、自我のない狂戦士に技でまで負けるとは思っていない。
しかし時に力は技などという小賢しいものを紙屑の如く打ち破ってくる。
相性や経験など所詮はある程度拮抗した状況でなければ意味を為さない。
バーサーカーとは、そうした諸々の要素を文字通りの力づくで乗り越えてくる、そんな怪物に他ならないのだ。
「つっても放っておくわけにもいかねえし、やっぱ他に協力できるマスターを探すっきゃねえか」
「ま、それが常套だわな。つーか討伐クエストを度外視しても、俺らの目的考えたら他のマスターたちと協力しなきゃ先はねえ。
脱出するにしても情報が足りないし、聖杯を破壊するってんならそれこそ何回も戦わなきゃなんねえ。
並み居る強敵共を物ともせずバッタバッタと薙ぎ倒し、なんて芸当ははっきり言って無理だからな。俺らだけでやれることなんざたかが知れてる」
ライダーの言葉に、順平もまた頷く。
差し当たっての目標は、仲間と呼べる主従の捜索。まずはそれをこなすべきだろう。
今まではライダーの隠蔽能力の確認と、それを看破するだけのサーヴァントの警戒に当ててきたが、それも既に十分な成果を挙げたと言っていい。
故にこれからは、より本腰を上げての捜索に手を尽くす。
すぐに着手すべき目標としてはいささか大雑把だが、それくらいが自分たちにはお似合いだろう。
「ま、マスターはこれまで通り学校に行ってていいぜ。昼間の捜索は俺に任せとけよ」
「そりゃ助かるけどよ。いいのかよ、それで」
「学校休ませるわけにもいかねえだろ。いくら仮とはいえお前にはお前の生活があるんだし、親御さんの目もあるしな。
それに下手な行動取って怪しまれたら本末転倒だろ」
あくまでも朗らかに、なんでもないように言うライダーに順平も苦笑するように破顔した。
やはりこいつと一緒なら聖杯戦争でも何とかやっていける。そんな確信染みた心境を胸に抱いて。
「心配すんなって。俺ァビビりだから、逃げ足だけは誰にも負けねえ自信はあるぜ。襲われたってそう簡単にゃ死なねえよ」
「……マジで気ィ付けろよ?
お前に死なれちゃすっげえ後味悪いしな」
軽口を叩きながら、いつものように笑いあう。それは軽いと見做されるかもしれないが、しかし彼らなりの信頼の形であるのだ。
仲間、絆、信頼。それは何にも代えがたい宝であるし、それが無ければ自分たちなど単なる雑魚に過ぎないとさえ思っている。
だからこそ、彼らは助けてと仲間に縋りつき、同時に何よりも守りたいと願う。主役には決してなれない脇役でしかないかもしれないけど、それ故に力を合わせることに否やはない。
何故なら自分たちは、誰かがいないと生きていけない、誰かがいるから戦える、そんなどこにでもいるちっぽけな人間でしかないのだから。
それこそ彼らの仁義八行。偽りなく専心尽くす忠の心に他ならないのだ。
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【歌舞伎町・戸山方面(戸山住宅街、一般住宅の一室)/一日目 深夜(午前1時前後)】
【伊織順平@PERSONA3】
[状態]健康
[令呪]残り三画
[契約者の鍵]有
[装備]なし
[道具]召喚銃
[所持金]高校生並みの小遣い並み
[思考・状況]
基本行動方針:偽りの新宿からの脱出、ないし聖杯の破壊。
1.穏便な主従とコンタクトを取っていきたい。
2.討伐令を放ってはおけない。しかし現状の自分たちでは力不足だと自覚している。
[備考]
・戸山にある一般住宅に住んでいます。
・遠坂凛とは同級生です。噂くらいには聞いたことがあります。
【ライダー(大杉栄光)@相州戦神館學園 八命陣】
[状態]健康、霊体化
[装備]なし
[道具]なし
[所持金]マスターに同じ
[思考・状況]
基本行動方針:マスターを生きて元の世界に帰す。
1.マスターを守り、導く。
2.昼はマスターと離れ単独でサーヴァントの捜索をする。
[備考]
**時系列順
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**投下順
Back:[[月光宴への招待状]] Next:[[“黒”と『白』]]
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|00:[[全ての人の魂の夜想曲]]|CENTER:伊織順平|29:[[軋む街]]|
|~|CENTER:ライダー(大杉栄光)|~|
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