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第三話:教科書の偽装問題」(2008/07/15 (火) 15:12:57) の最新版変更点

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*第三話:教科書の偽装問題  昨今、新聞やテレビなどを賑わして偽装問題に相当します。  文科省や教科書会社がこぞって教科書のミスを隠しているのです。  マスコミは、それを暴くことができないでいます。  &bold(){教科書の問題:}  (3/4)㎗のペンキで(2/5)㎡の板を塗ることができます。1㎗のペンキ  で何㎡の板を塗れますか?  &bold(){単元:分数の割り算}:  分数(2/5)÷分数(3/4)=分数(2/5)×分数(4/3) &bold(){教科書の説明}:  ペンキ量が2倍になれば、塗れる面積も2倍になります。  だから、次のようになります。  (3/4)㎗÷3×4=1㎗  (2/5)㎡÷3×4=(2×4)㎡/(5×3)‥‥②  註:②式 面積÷係数(ペンキ量ではありません)    ここから後は【マジックショウ】です。    見破ってください。  公式:面積÷ペンキ量=1㎗で塗れる面積  (2/5)㎡÷(3/4)㎗ ←公式通りに単位をつければこうなります。  =(2/5)㎡÷3×4 ←上の②式…なぜ㎗が消えたのか?  =(2×4)㎡/(5×3) &bold(){解説:}  教科書では、(3/4)㎗で割るところを(3/4)にして、   ②式と公式を結びつけたのです。  つまり、②の説明ではペンキ量で割っていないのに、公式では  ペンキ量で割っているのです。  すべて無単位式にすると誰も気づきません。  意図したものなら、巧妙な【すり替え】です。  意図したものでないなら、単なる【誤り】です。  まさに「知ってやった」「知らないでやった」の偽装問題です。  しかし、この誤りを指摘しても、文科省は【ノーコメント】です。  教科書会社も、誤りを公表しません。  世の人が知らなければ、隠し通すということです。  どう考えても偽装問題です。  何も知らない子供たちはどうするのでしょうか?  彼らに、教育を語る資格があるのでしょうか?               →教科書問題の正解は別途紹介。 *公式の無理:  公式の使えない問題でも、むりやり公式を使おうとします。  ここまでくると【公式依存症】です。  先生が自ら治さない限り、更に蔓延を続けます。 &bold(){例題3:}  みかんなら20個、りんごなら15個買える金額で、みかん12個買い、  残りのお金でりんごを買ったところ、ちょうど買うことができました。  りんごを何個買えたのでしょうか。 &bold(){参考書}:  個数と代金の問題は、例題3で説明した通りです。  その公式を忘れられない先生方は次のように考えます。  みかんなら20個、りんごなら15個買える金額を1と仮定します。  それぞれのねだんは、みかん(1/20)、りんご(1/15)となります。  この参考書では、&bold(){仕事算}と言っています。  一般公式でも無駄なのに、仕事算の公式を使って更に無駄を重ねます。  習う生徒は気の毒なものです。 &bold(){新算数:万能式}  みかん 4 8 12 16 20 ‥‥ 両数列は比例しています。  りんご  3 6  9 12 15 ‥‥ 表の中に答があります。6です。  みかん 20-12=8  りんご 15-9=6  頭の中で(ドル、りんごの数)と仮定します。  (20、15)→(8、X)  (20、15)÷5×2=(8、6)   答 6個  比例していれば、いかなる単位にも対応します。  【比例の法則】です。  従って、頭の中で、好きな単位に置き換えれば良いのです。  単位に捉われるから、思考範囲が狭くなるのです。 ----
*第三話:教科書の偽装問題  昨今、新聞やテレビなどを賑わして偽装問題に相当します。  文科省や教科書会社がこぞって教科書のミスを隠しているのです。  マスコミは、それを暴くことができないでいます。  &bold(){教科書の問題:}  (3/4)㎗のペンキで(2/5)㎡の板を塗ることができます。1㎗のペンキ  で何㎡の板を塗れますか?  &bold(){単元:分数の割り算}:  分数(2/5)÷分数(3/4)=分数(2/5)×分数(4/3) &bold(){教科書の説明}:  ペンキ量が2倍になれば、塗れる面積も2倍になります。  だから、次のようになります。  (3/4)㎗÷3×4=1㎗  (2/5)㎡÷3×4=(2×4)㎡/(5×3)‥‥②  註:②式 面積÷係数(ペンキ量ではありません)    ここから後は【マジックショウ】です。    見破ってください。  公式:面積÷ペンキ量=1㎗で塗れる面積  (2/5)㎡÷(3/4)㎗ ←公式通りに単位をつければこうなります。  =(2/5)㎡÷3×4 ←上の②式…なぜ㎗が消えたのか?  =(2×4)㎡/(5×3) &bold(){解説:}  教科書では、(3/4)㎗で割るところを(3/4)にして、   ②式と公式を結びつけたのです。  つまり、②の説明ではペンキ量で割っていないのに、公式では  ペンキ量で割っているのです。  すべて無単位式にすると誰も気づきません。  意図したものなら、巧妙な【すり替え】です。  意図したものでないなら、単なる【誤り】です。  まさに「知ってやった」「知らないでやった」の偽装問題です。  しかし、この誤りを指摘しても、文科省は【ノーコメント】です。  教科書会社も、誤りを公表しません。  世の人が知らなければ、隠し通すということです。  どう考えても偽装問題です。  何も知らない子供たちはどうするのでしょうか?  彼らに、教育を語る資格があるのでしょうか?               →教科書問題の正解は別途紹介。 *公式の無理:  公式の使えない問題でも、むりやり公式を使おうとします。  ここまでくると【公式依存症】です。  先生が自ら治さない限り、更に蔓延を続けます。 &bold(){例題3:}  みかんなら20個、りんごなら15個買える金額で、みかん12個買い、  残りのお金でりんごを買ったところ、ちょうど買うことができました。  りんごを何個買えたのでしょうか。 &bold(){参考書}:  個数と代金の問題は、例題3で説明した通りです。  その公式を忘れられない先生方は次のように考えます。  みかんなら20個、りんごなら15個買える金額を1と仮定します。  それぞれのねだんは、みかん(1/20)、りんご(1/15)となります。  この参考書では、&bold(){仕事算}と言っています。  一般公式でも無駄なのに、仕事算の公式を使って更に無駄を重ねます。  習う生徒は気の毒なものです。 &bold(){新算数:万能式}  みかん 4 8 12 16 20 ‥‥ 両数列は比例しています。  りんご  3 6  9 12 15 ‥‥ 表の中に答があります。6です。  みかん 20-12=8  りんご 15-9=6  頭の中で(ドル、りんごの数)と仮定します。  (20、15)→(8、X)  (20、15)÷5×2=(8、6)   答 6個  比例していれば、いかなる単位にも対応します。  【比例の法則】です。  従って、頭の中で、好きな単位に置き換えれば良いのです。  単位に捉われるから、思考範囲が狭くなるのです。 ---- #counter &counter(today) &counter(yesterday)

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