●この広報誌について「(広報誌タイトル)」は、「北海道大学を科学で再発見する」ことを目的として、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(略称:CoSTEP・コーステップ)の受講生が制作しました。
●科学技術コミュニケーターとは?
科学技術のおもしろさや、科学技術をめぐる社会的課題などを多くの人に知らせるとともに、科学技術に対する人々のニーズや思いを専門家に伝え、専門家と市民の間に立って双方向的なコミュニケーションをうながす仕事です。大学や研究機関だけでなく、企業・自治体などの広報担当部署、科学館・博物館、メディア、NPOなどにおいて、その存在が強く求められています。
北海道大学CoSTEP(コーステップ)は、これらの機関と連携しながら、「科学技術コミュニケーター」を育てる教育プログラムです。
●CoSTEP(コーステップ)1期生の活動
2005年度のコースは半年間で1年分のカリキュラムをこなすという、忙しい日々でした。コーステップの授業は、講義・演習・実習・作品制作の4種類があります。「講義」では、主に科学技術コミュニケーションに関する理論や概論を学び、「演習」では、科学技術コミュニケーターとして活動していく上で必要なスキルを実際に体験しながら学びます。学んだことを実践する場が「実習」です。今年度の実習は5種類ありました。
【ラジオ番組制作】子ども向け科学ラジオ番組「かがく探検隊コーステップ」(毎週土曜日夕方6時から三角山放送局にて放送)の制作をしています。
【サイエンス・カフェ】「コーヒーを片手に科学の話をしよう」を合言葉に、飲み物を片手に気軽に科学の話を楽しむ参加型のイベントの企画・運営を行っています。毎月第2金曜日に紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンにて開催中。
【出前授業】市内の学校に出かけていって、理科の出前授業を行います。また、一般市民向けに公開講座も行います。
【ウェブの編集制作】「さっぽろサイエンス観光マップ」の編集制作を行っています。札幌のさまざまなスポットをサイエンスの切り口でわかりやすく紹介しようというウェブ制作の実習で、継続的に記事を追加していくブログタイプのサイトです。
URL:http://d.hatena.ne.jp/costep_webteam/
【サイエンス・ライティング】広報誌やプレスリリースの制作など、プロジェクトベースの活動を通して、実践でサイエンス・ライティングの力を磨きます。別に、わかりやすい日本語を書くための基礎的なスキルを取得する実習もあります。
受講生はこれらの実習のうち一つを選択し、実習の集大成として自らの関心・背景に応じて「作品制作」を行います。
この他に、さまざまな受講生の自主的活動も行っています。
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