カレーパン


【 キャラクター名 】:カレーパン
【 性別 】:男
【 学年 】:3年

特殊能力『華麗流 三段(かれいりゅう さんだん)』

『華麗流』とはカレー紳を信奉する者のみが扱えることができる独自の魔人能力である。
偉大なるカレー神の加護を受けることにより、カレーパワーを引き出すことができる。

具体的にはカレーを召喚し、自在に操ることができる能力。
カレーの辛さや熱さは使用者の意志によって自在にできるが、人が一瞬で死ぬほどの熱さや刺激にはできない。
カレーは使用者の体内で生成されるものであるため、一度大量に放出した場合、再使用には水分の補給等が必要。
『華麗流』の技としては以下のものがある。

  • 華麗壁(かれいへき) → 厚いカレーの壁を作り、敵の攻撃を防ぐ。
  • 華麗砲(かれいほう) → 激辛カレーを放射することにより、浴びせられた敵は苦悶にのたうち回る。
  • 華麗拳、華麗脚(かれいけん、かれいきゃく) → 華麗なる動作から繰り出されるパンチやキック。カレー関係ないただの拳法技。

三段は達人の領域であり、その域に達するには数十年の歳月を要すると言われるが、カレーパンは熱い信仰心とその才能、
そして何よりたゆまぬ日々の努力によって高校生にして三段に到達し、既に4段に近い力量を得ている。
ちなみに華麗流 四段は魔人の限界に近く、修得者は百年に一人程度しか現れない。
五段に達すると神の領域と言われる。


キャラクター設定

希望崎学園、『パン作り研究会』の会長。
その顔はきつね色に包まれた、良く揚げられた衣でできている。
目や口も無く、角の丸ーい四角形の容姿はとても美味しそうな……そう、カレーパンである。

本名不明。周囲はその顔から彼の事をただカレーパンとだけ呼ぶ。
だたし全国の幼稚園児達に長年愛されている某漫画のキャラクターと同一視するととっても怒る。あんまりしつこいと華麗脚が飛ぶ。
普段は大体教室の隅っこの方に座っているが、その独特の雰囲気と、話かけてみると割と打ち解けやすい性格なことから周囲の人気は高い。
授業以外の時間はもっぱら『パン作り研究会』の部室でカレーパン作りの研究に勤しんでいる。研究会の人数は少ないが、部の雰囲気は明るい。

彼が伝説の焼きそばパンを求める理由はただ一つ。
長年にわたるカレーパンと焼きそばパンのパンの王者としての争い、それに決着を付けるためである。
それがこの時代にまがりなりにもカレーパンという名前と顔を持った自らに課せられた宿命である、と彼は認識している。
ちなみに伝説の焼きそばパンを食べることは目的ではないが、彼を慕う『パン作り研究会』の後輩に焼きそばパンを手に入れたら食べさせてあげる約束をしている。

関連SS

プロローグ

登場する幕間