機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 VS. Z.A.F.T.ⅡWiki

ニュートロンジャマー

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ニュートロンジャマー


その名の通り、単体で存在する自由中性子の運動を阻害するもの。何らかの粒子だと言われている。
詳細な原理は不明だが、中性子のエネルギーを奪ってしまうので核分裂が臨界に至らない。
元々は原子爆弾を不発にするために開発されたものだが、血のバレンタインの報復で地上に投下される。
その為、世界中で原子力発電所が停止し、空前のエネルギー危機を引き起こした。*1

また、副作用としてレーダー波などを拡散してしまう為、影響の強い地球ではレーダーは殆ど役に立たない。
普通の無線機や携帯電話なども通信距離が限られてしまうため、代替手段としてレーザー通信が用いられている。
ちなみにUCのミノフスキー粒子と異なり、精密機器の動作に影響を及ぼす事は無い為
写真がぼやけるような現象は起きない。


ニュートロンジャマーキャンセラー


Nジャマーキャンセラーとも。周囲のNジャマーの影響を緩和する装置で、装置の周囲では正常に核反応が起こる。
つまり、核ミサイルや原子炉を搭載したMSは一部の例外を除いて全てこれを装備している事になる。

前大戦中において開発され、二コル・アマルフィの死をきっかけにその父ユーリによって実用化され、
フリーダムをはじめとする核動力駆動の数機に搭載されたのが最初である。
連合に渡れば原子炉の復旧に留まらず、核ミサイルに転用される恐れがあった為秘匿されていたが
クルーゼが捕虜返還に乗じてアズラエルにNジャマーキャンセラーのデータを流出させた為、再び核の光が飛び交うこととなる。
もっとも、穏健派であるシーゲル・クラインもまた、戦争の一因であるエネルギー問題払拭のため、
独自のルートで連合側にこのデータを渡そうとしていたので、Nジャマーキャンセラー自体は
クルーゼの動向を問わず渡った可能性は高い。
とはいえ、それがアズラエルに渡ったことで核ミサイルが早期に復活したのは事実であろう。

戦後、ユニウス条約で軍事利用が禁止された為、
ザフトは核エンジンを搭載した量産MSの開発を諦め、製作中だった核搭載の量産機も廃棄されたが、
地球連合は核エンジンとミラージュコロイドを併用したMSを開発していたり
フォックスノット・ノベンバーでいきなり大量の核ミサイルを使用したりと、最初から守る気は無かったようだ。
後にデスティニー、レジェンドに核動力が搭載されるに至り、ユニウス条約そのものが完全に形骸化することとなる。

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注釈

*1 エイプリルフール・クライシス