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*BFG 9000
&ref(bfg.gif,,center)
BFG9000は緑色の巨大なプラズマ弾を発射する巨大な銃。データ上ではゲーム中最強の攻撃力を誇る武器で、一撃で周辺の敵を一掃できる破壊力を持つ。
BFGは"Big Fucking Gun"の略称である([[Doom Bible>http://5years.doomworld.com/doombible/]]14章を参照)。"Big Fragging Gun"や"Big Fun Gun"は正式名称が公開される前に流布されたものである。
BFGはE3M3: Pendemoniumのシークレットエリアで初めて手に入る。非シークレットエリアではE4M5: They Will Repentでようやく見つかる。DOOM2ではMAP8のシークレットで見つかって以降大体1MAPごとにどこかに置かれている。拾得時には一発分(40)だけエネルギーセルが収容されている。
絶大な威力と範囲を持つが、発射に要する間や攻撃範囲に関する特殊仕様から、最大限に性能を引き出すには練習が必要。(→[[BFG TIPS>BFG BLAST]])
**テクニカル
引き金を引いてからプラズマ弾が発射されるまでに0.857秒の間が置かれる。プラズマ弾は何か障害物に当たると爆発し、敵などのエンティティに着弾すると100〜800ポイントのダメージを与える。
着弾から更に0.457秒が経過すると、BFG独自の爆風ダメージ(ロケット弾やドラム缶とは違う)が計算される。
40発分の即着弾がプレイヤーから、BFGが発射された方向を中心としてコーン状(約45度)に放射されるのだ([[プレイヤー>Player]]が発射後に向きを変えても線が放射される方向は変わらないが、[[プレイヤー>Player]]が位置を動けば、同じように放射地点の位置だけが変わる)。
この即着弾は一本あたり49〜87ポイントのダメージを敵に与える(射程距離は1024マップユニット)。前述のとおりロケットやドラム缶のものとは異なる計算のため、自爆が起こらないほか、爆風ダメージに耐性を持つ[[サイバーデーモン>cyberdemon]]や[[スパイダー・マスターマインド>spider mastermind]]も通常通りダメージを受ける。
つまり、BFGによる最小ダメージは49ポイント(放射線が一発だけ当たった場合)になり、最大ダメージは計算上 800 + (40 x 87) = 4280ポイント(プラズマ弾と放射線40発がすべて命中した場合)となる。だが、実際にはそれらの限界値が与えられることはあり得ないといっていいだろう([[Doomエンジン]]の簡易乱数ジェネレータの仕様を問わず)。
**ノート
[[rocketlauncher]]や[[chaingun]]のようにBFGの画像は大きすぎて画面に収まりきらない。画像の下部にはBFGのロゴが入っている。
過去のバージョンのDoomでは、BFGは40の小さな緑と赤のボールを発射する、"Billion Fireball Gun(無数の火球を撃つ銃)"と呼ばれ、BFG2704と名付けられた。ジョン・ロメロによると、「クリスマスのように見える上、ゲームに負荷を掛ける」ため廃止された。
**データ
|番号|7|
|ダメージ|100〜800 + 49〜87 x40|
|収容弾数|エネルギーセル 40|
|使用弾薬|エネルギーセル 40発|
|タイプ|[[発射弾]]→[[即着弾]]|
|弾速|875|
|1分あたりの発射数|52.5発|
|全弾ヒット1分あたり攻撃力|5250〜42000 → 102900〜182700|
**外部リンク
Doom wikiの記事:
https://doom.fandom.com/wiki/BFG9000/Doom
**亜種
「最強の武器」という立場からDoomの花形武器とも考えられ、一部の[[WAD]]においては別種のBFGに差し替えられていることがある。
[[NeoDoom>https://www.doomworld.com/idgames/levels/doom2/Ports/m-o/neodoom]]ではBFG30000Xという強烈な爆風と火炎をもたらす兵器となっており、まき散らされた火炎は、(厳密な意味での)[[爆風ダメージ]]が効かない敵を除いて、ほとんどすべての敵を即死させるほどの威力がある。こちらはプレイヤーが触れても即死するため使用には注意を要する。
公式においても、DOOM3からの同名武器はQuakeIIに登場したBFG 10Kの性能が逆輸入され、プラズマ弾が着弾時ではなく飛来中、エリアの敵全てに電撃状のテンドリルエネルギーを放射し、強力なダメージを与え続けるというものになっている。
*BFG 9000
&ref(bfg.gif,,center)
BFG9000は緑色の巨大なプラズマ弾を発射する巨大な銃。データ上ではゲーム中最強の攻撃力を誇る武器で、一撃で周辺の敵を一掃できる破壊力を持つ。
BFGは"Big Fucking Gun"の略称である([[Doom Bible>http://5years.doomworld.com/doombible/]]14章を参照)。"Big Fragging Gun"や"Big Fun Gun"は正式名称が公開される前に流布されたものである。
BFGはE3M3: Pendemoniumのシークレットエリアで初めて手に入る。非シークレットエリアではE4M5: They Will Repentでようやく見つかる。DOOM2ではMAP8のシークレットで見つかって以降大体1MAPごとにどこかに置かれている。拾得時には一発分(40)だけエネルギーセルが収容されている。
絶大な威力と範囲を持つが、発射に要する間や攻撃範囲に関する特殊仕様から、最大限に性能を引き出すには練習が必要。(→[[BFG TIPS>BFG BLAST]])
**テクニカル
引き金を引いてからプラズマ弾が発射されるまでに0.857秒(30tics)の間が置かれる。プラズマ弾は何か障害物に当たると爆発し、敵などのエンティティに着弾すると100〜800ポイントのダメージを与える。
着弾から更に0.457秒(16tics)が経過すると、BFG独自の爆風ダメージ(ロケット弾やドラム缶とは違う)が計算される。
40発分の即着弾がプレイヤーから、BFGが発射された方向を中心としてコーン状(約45度)に放射されるのだ([[プレイヤー>Player]]が発射後に向きを変えても線が放射される方向は変わらないが、[[プレイヤー>Player]]が位置を動けば、同じように放射地点の位置だけが変わる)。
この即着弾は一本あたり49〜87ポイントのダメージを敵に与える(射程距離は1024マップユニット)。前述のとおりロケットやドラム缶のものとは異なる計算のため、自爆が起こらないほか、爆風ダメージに耐性を持つ[[サイバーデーモン>cyberdemon]]や[[スパイダー・マスターマインド>spider mastermind]]も通常通りダメージを受ける。
つまり、BFGによる最小ダメージは49ポイント(放射線が一発だけ当たった場合)になり、最大ダメージは計算上 800 + (40 x 87) = 4280ポイント(プラズマ弾と放射線40発がすべて命中した場合)となる。だが、実際にはそれらの限界値が与えられることはあり得ないといっていいだろう([[Doomエンジン]]の簡易乱数ジェネレータの仕様を問わず)。
**ノート
[[rocketlauncher]]や[[chaingun]]のようにBFGの画像は大きすぎて画面に収まりきらない。画像の下部にはBFGのロゴが入っている。
過去のバージョンのDoomでは、BFGは40の小さな緑と赤のボールを発射する、"Billion Fireball Gun(無数の火球を撃つ銃)"と呼ばれ、BFG2704と名付けられた。ジョン・ロメロによると、「クリスマスのように見える上、ゲームに負荷を掛ける」ため廃止された。
**データ
|番号|7|
|ダメージ|100〜800 + 49〜87 x40|
|収容弾数|エネルギーセル 40|
|使用弾薬|エネルギーセル 40発|
|タイプ|[[発射弾]]→[[即着弾]]|
|弾速|875|
|1分あたりの発射数|52.5発|
|全弾ヒット1分あたり攻撃力|5250〜42000 → 102900〜182700|
**外部リンク
Doom wikiの記事:
https://doom.fandom.com/wiki/BFG9000/Doom
**亜種
「最強の武器」という立場からDoomの花形武器とも考えられ、一部の[[WAD]]においては別種のBFGに差し替えられていることがある。
[[NeoDoom>https://www.doomworld.com/idgames/levels/doom2/Ports/m-o/neodoom]]ではBFG30000Xという強烈な爆風と火炎をもたらす兵器となっており、まき散らされた火炎は、(厳密な意味での)[[爆風ダメージ]]が効かない敵を除いて、ほとんどすべての敵を即死させるほどの威力がある。こちらはプレイヤーが触れても即死するため使用には注意を要する。
公式においても、DOOM3からの同名武器はQuakeIIに登場したBFG 10Kの性能が逆輸入され、プラズマ弾が着弾時ではなく飛来中、エリアの敵全てに電撃状のテンドリルエネルギーを放射し、強力なダメージを与え続けるというものになっている。
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