フォボス


概要

フォボスは火星に存在する2つの衛星のうちのひとつである。もうひとつの衛星であるデイモスよりも大きく、より内側の軌道上を公転している。"phobos"は、ギリシャ神話の恐怖を司る神であるポボス(Phobos)からとられた。

フォボスの写真が入手できなかった時代には、奇妙な軌道や密度の低さから人工の天体ではないかという説も立ったが、現在では火星の重力に引きつけられた小惑星ではないかと考えられている。フォボスは徐々に火星に引きつけられていき、5000万年以内には火星に墜落するか自壊して火星の環となる運命にあるとされている。

DOOMにおいては、最初のエピソード、"Knee-Deep in the Dead"の舞台である。地球のような重力と厚い大気を持ち、ゲーム画面の空からは一見して植物の生えているように見える山々がそびえ立っている(この画像は中国の陽朔県の写真からとられている)。

しかし実際には、フォボスは直径22kmの小さな衛星であり、重力は地球の1/100以下である。ゆえに、仮に人工的に大気を形成したとしても、それを維持することはできないし、人間の脚力でフォボスの重力から簡単に逃れることができてしまう。よって、DOOMに描写されるようなフォボスの環境は、現実には存在しない。しかしさすがにこれはおかしいと思ったのか、DOOM3では火星に舞台が移されている。

画像あれこれ



実際のフォボス


DOOMにおけるフォボスの空

外部リンク


Doom Wikiの記事:
http://doom.wikia.com/wiki/Phobos
  
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