始める前
「先攻後攻がない」ということがよく分かりません
自分のターン・相手のターンがない、という言い方が正確です。
多くのTCGは「先攻プレイヤーのターンで行うフェイズが全て完了したら、後攻プレイヤーにターンが回る」のように『誰かのターン』の繰り返しです。
ドレッドノートは同一ターン中に、先攻が行動したら後攻の行動、お互い行動しないなら次のフェイズ」という、『誰かのターン』が存在しないルールになっています。
先攻後攻というより「先手」「後手」というイメージです。
別のゲームで表現するならば、「マジック・ザ・ギャザリングのインスタント呪文の応酬がエンドフェイズまで続く」と思ってください。
終わりがないように思えるのですが?
プレイしてもらえばわかりますが、必ず「何も出来ない状態」になります。
お互いが何も出来なくなるとフェイズが終わります。
TCGまったくの初心者なので心配です
複雑なルールがありません。
少しづつ用語を覚えて行けば一通り遊べます。
このゲームは「運要素寄り」・「プレイング寄り」のどちらですか
プレイングが非常に重視されます。
運要素はドローくらいですが、ゴッドドローといういつでも運に抗うシステムがあるところが魅力です
ヘビーユーザー(ガチ勢)以外お断りなのですか?
そんなことはありません。
友人やショップ大会などでカジュアルにプレイすることも公認されている立派な楽しみ方です。
ただ、ドレノを極めたい人はとことん突き詰められる道が用意されている、ということです。
対戦の流れを解説してくれる動画はありますか
また、ニコニコ動画でユーザーによるルール講座もあります(
動画リンク。
カードサイズを教えて下さい
縦88.5mmx横64.0mmです。
(近いサイズのTCG…ヴァイスシュヴァルツ、MTG、ウィクロスなど)
スリーブはスタンダードサイズ(Mサイズ)と呼ばれているものが使えます。
ローダーは、ミニサイズと書かれた内寸89mmX63mmX1mmがギリギリ入ります(このサイズだとスリーブが入りません)
ちなみにドレノ公式ローダーは、内寸93mmX68mmX1.5mmとなっておりスリーブに入れたカードにも使える。
対戦相手に困ってます。
ドレノはSkypeでの対戦がやりやすいシステムなのでお薦めです。
Twitterアカウントを取得し、ハッシュタグ#DreadTCGで検索し、募集してみるか
募集専用サイトに登録して利用する方法があります。
最も主流なwebサイトは「トレカネット」です。
大会を主催してみたいです。
ルール関連
基本ルール
ALLクラスタ(カードのシンボルマークが虹色)は他のクラスタを含みますか?
はい。
ALLクラスタは全ての色を表しています。
効果などで特定の色が指定された場合、ALLクラスタも含みます。
混色カードは、構築条件の色も含みますか?
いいえ。
全てのカードの色はカード左上のクラスタで表しています。
構築条件に別の色が表示されていても、カードの色として扱いません。
例)
ベリアルは混色カードで【黒赤】構築条件ですが、
左上のクラスタは【黒】ですので、このカードは【黒】として扱います。
名前が同じですが、サブエフェクトが違っていたり二つ名が変わっているものは別のカードとして数えますか?
いいえ。
名前が同じ場合は、同じカードとして構築します。
キャスターの二つ名違いがあっても、名前が同じならデッキに同時に構築できません。
その他のカードも、二つ名やサブエフェクトが変わっていても名前が同じなら、合わせて4枚までです。
Version2 アグニの浄火と
アグニの浄火は二つ名が違うだけですので、ルール上同じカードとして構築します。
勝敗はどのように決まりますか
対戦相手が所有している2枚のキャスターの
HPカードが0枚になれば勝利です。
片方でもHPカードが残っていれば勝敗は確定しません。
時間切れで引き分けになった場合、基本的に両者敗北ですが、大会ごとのレギュレーションでかわる場合があります
手番が移るタイミングがよく分かりません
以下のタイミングで先攻から後攻へ手番が移ります(後攻から先攻へも同じです)
非常に多いですが、要するに一手ごとに交代しているだけです。
- ドローフェイズでのドロー後
- スピードフェイズでのギアチェンジ
- キャストフェイズでユニットを並べ終えた宣言時
- ファストフェイズでパス宣言時
- アクションフェイズ中の1手(パスも含みます)
- Acの使用宣言時
- Reの使用宣言時
- アタック指定宣言時
- ブロック指定宣言時
- アタック中のRe使用宣言時
巻き戻し(今のプレイをなかったコトにして初めからやり直す)ことは出来ますか。
パス(プレイ終了)を宣言してしまった場合は、原則できません。
その前に「あ、これ違うからもう一回やり直していいですか」というのではあれば、相手側の了解を得て行えます。
相手のプレイ後や非公開領域が公開されてしまった後などは、巻き戻しが出来ません。
とはいえ、友人同士などのカジュアルなプレイであればお互いの同意の上で行っても構わないでしょう。
山札(デッキ)からカードが引けなくなるとどうなりますか?
引けなくなった瞬間に負けにはなりませんが、リフレッシュやリメイクと言われるような、
「再び捨札をデッキに戻す」ことも行いません。
引けなくなった場合、代わりにキャスターのHPカードを引きます。
HPカードを引くということは、自身の命を削ることと同じです。
全てのHPカードを引き終えてしまった瞬間に敗北となります。
なお、HPカードの配置順はルール上設けられていませんので、好きな場所から引くことが出来ます。
AcとReの違いがよく分かりません
「アタック」「Acのアビリティ」「Acのコード」「Acのサブエフェクト(増強)」に分けられます。
自分自身の手番の時にだけプレイ可能です。
強力な効果が比較的多めです。
ただし、一度プレイしてしまうと効果解決後、相手に手番が移ります。
「Reのアビリティ」「Reのコード」「Reのサブエフェクト(覚醒)」に分けられます。
対象のAcまたはReに割り込むことが出来ます。
Reに対して更にReで割り込むことができ、お互いが「Reをパスします(何もありません)」と宣言するまで続きます。
割り込んだ方、つまり後からプレイされた方が先に解決される、このReの応酬をリアクション連鎖と呼びます。
一度Reをプレイすると、相手がReを行う権利を得ます。そのため、基本的にReは交互に行います。
ただし、相手がReをパスしても、自分だけReを行い続けることは可能です。
どれにRe出来るか覚えられません
左のアビリティを表すボックスの色で分かるようになっています
白…Re可能
黒…Re不可
Reの順番で結果が変わることがあるのですか?
あります。
Re連鎖終了後は逆順処理を行いますので、結果が変わります。
以下
公式ブログから抜粋した例
Q.
《ベリトの闇の鎧/ベルゼブブの魔風》への疑問。
同じリアクション連鎖中に「ベリトの闇の鎧」と「ベルゼブブの魔風」をプレイする場合、プレイする順序で結果が変わるのでしょうか?
A.
はい、変わります。
リアクションは「プレイした順の、逆の順序で、効果を1つずつ解決」するため、プレイする順序で結果が変化する場合があります。
敵軍ユニットに「衰弱」が1枚もない状態で、次のリアクションが行われたとします。
〔「ベリトの闇の鎧」→「ベルゼブブの魔風」の順序でプレイした場合〕
解決の際にはプレイの逆順で処理されるため、まず「ベルゼブブの魔風」で
「衰弱」2枚が敵軍ユニットにエンチャントされて(敵軍ユニットがこの「衰弱」でブレイクしなかったのであれば)、その後に「ベリトの闇の鎧」 で自軍ユニットがBP+40されます。
〔「ベルゼブブの魔風」→「ベリトの闇の鎧」の順序でプレイした場合〕
解決の際にはプレイの逆順で処理されるため、「ベリトの闇の鎧」で自軍ユニットがBP+20され、その後に「ベルゼブブの魔風」で「衰弱」2枚が敵軍ユニットにエンチャントされます。
「刻印」が3枚ある状況でそれを1枚チェックしてキャストしました。ファストフェイズにて先ほど使ってしまった「刻印」を捨てて新しく追加出来ますか?
はい可能です。
3枚を超える「刻印」を配置しようとした時は、すでに置かれている「刻印」を任意に選んで1枚捨てます。
よって、チェック状態の「刻印」を捨てて入れ替えることも出来ます。
テキスト関連
効果がふたつ記載されているコード効果は同時に効果を発揮させてもいいのですか?
いいえ。
どちらか一方を選択します。
もちろん、別の効果をプレイ中のカードで使用することは出来ません。
《Trigger》の発動条件が対戦相手同士で同時に満たされた場合、どうすれば良いのですか?
Ac権利を持つプレイヤーが先に《Trigger》アビリティの発動有無や種類を選択し解決後、被Ac権利プレイヤーが《Trigger》を同じように選択し解決します。
それ以外では「先攻プレイヤー→後攻プレイヤー」となります。
第3弾環境で起こりやすい例として、
決戦型超々ド級ナハトファルター ベリアルと
呪紋型超ド級プルート ヘカーテのTriggerが上げられます。
「衰弱がエンチャントされたSサイズをブレイクしたとき、ベリアルはバーストのチェックを選べると同時にヘカーテはバーストをノーマル状態に出来ます」
まず、ベリアル側が、ヘカーテ側の「衰弱」つきSサイズをブレイクした場合の処理はこのようになります。
- ベリアル側にAc権利があるので、アビリティ「《Trigger》サディスト」のプレイを選択します。ここではバーストをチェック状態にすることを選んだとします
- 《Trigger》の解決でヘカーテ側のバーストがチェック状態になります。
- 次に被Ac権利のヘカーテ側が「《Trigger》夜の灯火」のプレイを選択します。プレイできるのは1つしかなく、それを発動させることを選びました。
- 《Trigger》の解決でヘカーテ側のチェック状態のバーストがノーマルに戻ります。
- これで同時発動した《Trigger》のルール処理は終了です。
「A効果適用後、Bする。」の間をReコードやアビリティで割り込むことは出来ますか?
出来ます。
『Bする。』処理終了までがリアクション連鎖中となります。
『神律変換』をキャンセルするにはどうすればいいですか?
《Cost》のアビリティを一つの対象に連続使用して、好きなだけコスト軽減が出来ますか?
いいえ。
統合ルールによると、対象一つに付きプレイできる《Cost》は1回のみです。
テキストに「連続使用できる」などの記載がない限り、1回しか出来ません。
サブエフェクト『奔流』も《Cost》プレイの一種ですので、合わせて使うことも出来ません。
Type星座の「AorBがある場合、対象に○ダメージ」で、そのアビリティをプレイ中にAorBを覚醒などに使用しました。アビリティは発生しますか?
いいえ。
「~がある場合、○○」のテキストは、アビリティ解決時の条件となります。
例)
遊撃型インセクト スコルピオスがスピードカードとバトルエリアにいて、『針の一刺し』をプレイ。
そのとき、スピードカードで覚醒を行ってしまうと、アビリティ解決時にスピードカードから「星座」がいなくなっているため無効になります。
もちろん、アームズ「星座」がエンチャントされていたならば、条件は崩れていませんので解決されます。
最終更新:2016年03月28日 19:05