共通レギュレーションver1.01
前提として
ドレッドノートは「紳士的なプレイ」が求められています。
あまりにもマナー違反や悪態が目立つとジャッジからペナルティを架せられます。
聞こえなかった場合は、紳士的に聞き返してください
- ルールの誤解があった場合や巻き戻しを求められた場合
紳士的に応じ、必要ならばジャッジを呼んでください。
不正行為は失格以上のペナルティ
不正行為は、以下に挙げたもの等も含みます
- 不十分なシャッフル
- カードスリーブの上下が一定ではない
スリーブの入り口を揃えた時、カードが上下逆
手札の枚数・捨札の内容は全て公開領域に含まれます。
サーチ行為、マナー違反にも該当します。
これらを見かけたら、怒鳴りつけるなどをせず、紳士的な態度で指摘した上でプレイを中断してジャッジを呼んでください。
挙げた事例以外に不正行為と判断されたものはペナルティになります
パラレルカードの反りに関したもの
明らかに反りが確認された場合、ジャッジから代行カードが渡されるので、交換の指示に従うこと。
また、予め、硬質スリーブや二重スリーブで反りが外側からわからないように予防しておくこと。
カードの反りが発見されたからといって、直ちに重度のペナルティは架せられない
プレイヤーが準備するもの
使用デッキ(市販されている純正のカードで構築。フリーペーパーなどは禁止)・ペン・スリーブ・必要ならマーカー
スリーブ
50枚デッキに使うスリーブは単一のもので統一されたデザインを使用し、バラバラであってはなりません。
反射加工やホログラムなど、カードの表が見えにくく加工されたものや、多重スリーブで見えにくくなったものは使えません。
ドレッドノートではキャスターとデッキに分かれていますので、キャスターはデッキと違うスリーブやローダーに入れても構いません。
また、キャスターは同じ種類のスリーブで統一する必要はありません。
ジャッジにスリーブの付け替え、または外すように要求された場合は従ってください。
禁止はされていませんが、不透明スリーブに変えるようにジャッジから支持される場合があります。
相手のデッキを横から見てカードが判別出来てしまうと判断したなら、ジャッジを呼んで指摘してもらうことも忘れずに。
パラレルカードなどが反り返ってしまった場合、ジャッジから不適正と指摘される場合があります。
そのカードを含んだデッキは、予め二重スリーブや硬質スリーブに入れ替え、外見や手触りから判別できないようにしておいてください。
- 試合中にスリーブの交換を指摘されても対応できない場合
ジャッジからペナルティが架せられます
前もって予備のスリーブを準備しておいてください。
また、オーバースリーブ(通常サイズのスリーブを保護するスリーブ)を準備しておくとなお良いでしょう。
ゲーム中のメモ取り禁止
ゲーム中、相手の行動やカードをメモに取ることは禁止されています。
あらゆる形態(紙とペン、電子機器、ボイスメモなど)に当てはまります。
ただし、経過時間を計るための時計等(携帯電話など)を置くことはこれらに該当しません。
先攻後攻マーカーの使用について
ドレッドノートではどちらが先攻なのかを、マーカーを使って表すことが許されています。
デッキとは全く別の識別できるものでなければなりません。
また、これをメモとして使うことは出来ません。
タイマーの使用
必ずジャッジに確認をとって下さい。
タイマー以外の機能を持つもの(スマフォ)などは、別のアプリを使うことは禁止になっています。
サイコロなどのカウンターの使用
禁止されていません。
禁止カード/制限カード
シーズンを通して適用される
禁止カード・制限カードと、
PR配布時期によって使用できない禁止カードがあります。
基本的に、大会開催月に配布されるPRカードは、その大会で使用できません。
(例::5月PRカードを5月のCSに使用することは出来ない)
異議申立て
KADOKAWAが取り仕切る公式競技大会(以下「競技大会」)にはヘッドジャッジ、フロアジャッジ、スコアキーパー、運営スタッフが居ます。
ゲーム中に異議申立て(ルール違反が行われた、曖昧な状況や解釈があった)があった場合は、すみやかにフロアジャッジに報告してください。
フロアジャッジの裁定に納得出来ない場合はヘッドジャッジに第二審を委ねることが出来ます。
最終裁定が下されたあと、プレイヤーはそれに従ってください。
(競技大会では二審制を取ることが推奨されています)
不正の発見は必ず報告
具体的な不正の手段をジャッジに報告して下さい。
- 不正の例
- 手の平にカードを吸い付けて、不正なドローやバースト追加をする。
- 効果がなにもないのに勝手にバーストをノーマル状態にする。
- HPを故意に増やす
- シャッフルを手品のように操作する行為
- 八百長を持ちかけられる(この場合、はっきりと断った上で手を挙げて報告して下さい)
勝敗報告
勝敗が決定したテーブルは、スコアキーパーに結果を報告します。
(大抵は勝利者が報告に行きます)
カジュアル大会の場合は、運営スタッフに報告します。
デッキシート
観戦は禁止
試合が終了したら、席を離れて指定の待機場所かフリーエリアに戻ってください。
- スイスドロー戦では、ギャラリーを含め観戦できません
- 決勝トーナメント戦では、出場者のみ観戦出来ません。
ただし他の出場者に情報を与える行為は禁止です。そのような行為を見かけたら速やかにジャッジに報告してください。
対戦形式と制限時間
スイスドロー形式の30~40分一本勝負が推奨されています。
時間切れになっても決着がつかない場合、両者とも負けが付く引き分けとなります。
勝利…1点 敗北…0点
ジャッジの裁定例(抜粋)
原文にはかなり細かく記載されていますが、ここではプレイヤーとって重要な部分を抜き出しておきます。
特に明記がない限り、カジュアル大会・競技大会同様の裁定となります
ルール違反裁定(ゲーム外)
違反内容 |
裁定 |
52枚ではない |
敗北 |
キャスターカードが同じ |
「デッキ構築【 】」アビリティ以外の 同じカードが4枚を超えている |
デッキシートと違う内容のデッキを使用 |
デッキ指標とデッキ構築条件が合わないカードを使用 |
大会レギュレーション違反の構築 |
故意ではないスリーブなどの汚れや傷(マークド) |
勝敗に影響がなかった→「警告」 勝敗に影響するものだった→「敗北」 |
遅刻・不在 (開始時間が告知されていた場合に限る) |
敗北 |
ルール違反裁定(ゲーム中)
これら全て、悪質な行為であると判断された場合、主催者により「出場停止」処分がくだされる場合があります。
違反内容 |
裁定 |
外部からのアドバイス |
警告 |
故意ではない不必要に時間をかける行為を何度も行う |
ジャッジや運営が推奨するシャッフルを行わず、 不十分なシャッフルをした |
敗北 |
故意ではない、過剰なドロー |
カジュアル大会→「警告」 競技大会→「敗北」 |
初期手札を多く引いてしまい、1ターン目が始まるまで行ってしまった |
警告 手札から多く引いた分だけランダムに選び山札に戻しシャッフルします |
ドローの引き忘れ、バーストの置き忘れ |
警告 バーストの置き忘れが起こった場合、表を見てしまったカード(先にSPカードを置いたらそのカード)を脇にどけてデッキからバーストエリアに置き直します その後、脇にどけたカードを山札に戻してシャッフルします |
時間が経過してから誤りに気がついた |
警告 ジャッジの支持に従うこと。 |
マナー
違反内容 |
裁定 |
マナー違反をしている ゴミを放置、あるいはゴミ箱ではない場所に捨てる。 対戦中メモを取る、電子機器を使用する これはまずジャッジから注意されます。 再三注意しても聞かない場合「警告」になります。 |
注意 |
深刻なマナー違反 暴力などの法に触れる行為 暴言、ジャッジの支持に従わないなどがあります。 上の違反内容の度が過ぎた行為もこれに当たります |
失格 悪質な場合、主催者より「出場停止」処分がくだされる場合があります |
罰則の要求 ジャッジを呼んで相手の行動に対して裁定を促すことができます。 ただし、罰則を求めるような発言や態度を示してはなりません |
警告 |
ペナルティ一覧
ペナルティ |
内容 |
注意 |
記録されない軽度のペナルティだが、繰り返し注意を受けると【警告】に上がります |
警告 |
中度の悪質行為と認められた場合に与えられます。 悪質行為を3回、あるいは同じ悪質行為を2回繰り返すと【敗北】に上がります |
敗北 |
重度の悪質行為として認められた場合、現在の対戦に敗北します。 |
失格 |
大会の完全性を失わせる行為(八百長、暴力行為など)と認められた場合、 今のゲームに敗北する上に、参加している大会の出場資格を取り消されます |
出場停止 |
重度の違反を行い、大会運営に支障を来すと主催者が判断した場合、「出場停止」処分がくだされます。 これを受けたプレイヤーは、その主催者が運営する大会に一定期間出場できません。 この処分を下した主催者は大会事務局に報告する義務があります。 大会事務局の調査の結果、公式大会の出場権剥奪(永久凍結、出禁)が架せられる場合があります。 |
シーズンごとの個別レギュレーション
シーズンI,II(2015年度)
最終更新:2016年04月19日 14:32