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#center(){{{ *&font(27px){&bold(){堅倉 碇}} }}} **ステータス(レーティング:B) -&bold(){キャラクター名:堅倉 碇} -&bold(){よみ:かたくら いかり} -&bold(){性別:女性} -&bold(){体型:筋肉質・アスリート型} -&bold(){学年:中等部2年} -&bold(){部活:釣り部} -&bold(){委員:美化委員} -&bold(){武器:シーアンカー} -&bold(){初期ステータス} --攻撃力:20 防御力:2 体力:5 精神:3 FS(釣り):0 --移動力:2 -&bold(){アビリティ} --『猟奇殺人』 ***特殊能力『&ruby(ハードブレイク){堅いは脆い}』(発動率:100%) 効果1 攻撃力一時上昇 10 時間 一瞬 対象 自分自身 効果2 通常攻撃 同マス通常攻撃 時間 一瞬 対象 同マス 範囲内一人(敵) 非消費制約 防御力が15以上 消費制約 永続行動不能 ****能力原理 一番堅い相手に後先を考えない全力の攻撃を喰らわせることで、その堅い防御の上から相手をたたき潰す。 全力の攻撃なので、攻撃後は疲れて動けなくなる。 ***キャラクター説明 釣りと、堅い物を壊すのが好きな少女。 釣りは下手だが、堅い物を壊すための筋力には多少の自信がある。 堅い物をたたき壊すために、何時も巨大な碇(シーアンカー)を背負っている。 ***エピソード 最初は、幼いころに堅い御煎餅をかみ砕いた時だった。 両親がとても噛めないと嘆いていた御煎餅をたたき割ってかみ砕いた時に、「碇は凄いね」と褒められたのが嬉しかっただけだ。 それから、色々な物を叩き割るのが癖になった。 堅い物、柔らかい物、長い物、細い物、大きい物、小さい物、色々な物を叩いて壊した。 その時に気が付いた。柔らかい物を叩いて壊しても面白くない。堅い物が壊れた時は気持ちがいい。 そうだ、もっと堅い物を、もっともっと固い物を、もっともっともっと硬い物を――― そうして、ある時一つの極致に辿りつく。 ダイヤモンド―――世界でもっとも堅いと言われている鉱物。 母親の指輪についていたそれをワクワクしながら叩いたら、拍子抜けするほどあっさりと割れてしまった。 あっけなくてガッカリしたけれど、子供ながらに一つの真理にたどり着いた。 どうやら堅くなり過ぎると、物は簡単に壊せるようになるらしい。 そう認識した瞬間、それが魔人能力に覚醒した瞬間だった。 それから月日が流れて中等部の2年生になった。 その年になっても合いもも変わらず堅い物を壊すのが好きで、友達の割った窓ガラスの桟を壊したりして平和に過ごしていた。 そんな折、一つの噂を聞く。 どうやら、もうすぐ大きな殺し合いが起こるらしい、と。その殺し合いの中には、とても堅い魔人が参加するらしいと。 人間は一度壊した事のあった碇だが、頭蓋骨以外はあまり手ごたえが無くて一度きりしか壊した事が無かった。 だが、魔人ともなればその肉体耐久は常人の数倍だろう。 頭蓋骨を壊した時は、そこそこ楽しかったのを思い出し、もし堅い魔人を壊せば、どれだけ楽しいのだろう―――そんな思いに取りつかれてしまった。 より堅い魔人を叩き壊す。その思いだけで、碇は殺し合い<ハルマゲドン>に参加するのだった ----

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