ここでは、東雲達が使う「PSO2」にはない武装を紹介。




『無銘』と『悠久』


 東雲の使用するカタナ型兵装。「剣薙の陣」により生成した剣。
これだけは剣薙の陣を使用していなくとも現世に残り続けている。
長太刀が『無銘』、小太刀が『悠久』。


『無銘』

見た目はなんの変哲もない長太刀。
通常のカタナよりとても長く、持ち手を含め、およそ1.5m近く。
東雲は片手で振るってはいるが、その重量はかなりのもの。
そうできるのは、「選定されし十五の命運」によってその重量を殆どなくしているため。

「結合を断つことに特化した」礼装で、文字通り全ての物質、さらには概念を斬ることができる。
早い話フォトン同士のつながりを断つことができ、他人のテクニック等を無効化することが可能。

もしフォトンを扱える人物に対してこのカタナを使った場合、相手は苦戦を強いられることは間違いなく、
さらにはこのカタナで深く傷をつけられればフォトン適性を著しく損なうことになる。

アークス殺しの、「ダークファルス」としての概念武装。
無銘とはあるが真名が存在し、その名は『絶無』。
滅多に呼ばれない。


『悠久』

小太刀とはいうものの通常のカタナと同サイズである。

刃打ちという、『悠久』の刀身と『無銘』の刀身を打ち合わせることで能力を発揮するカタナで、
無銘と同時に運用しなければただのカタナである。

「消えない痛みを付与する」礼装であり、一切相手の体を傷つけられない代わりに全ての物質を通り抜け、
人体にあたればすり抜けるものの、普通の刀に斬られた時と同等の痛みを付与する武装。

この痛みは『悠久』を鞘に納めるまで消えることはなく、例えば足を切断するように振るえば
斬られた部位から先の部位は機能しなくなる。

なお鞘に納めた瞬間、悠久によって発生したすべての痛みは消え、失った感覚もすぐに戻る。

基本仕舞われており、無銘の姉妹剣ではあるもののあまり使われない。

というのも、大抵の敵には無銘でかたをつけられることや、あくまで足止め用の武装、牽制用といったところ。
また他人の武装もすり抜けるため、防御にはつかえないが、阻まれることがないため確実に当てることが可能ではある。


模倣創世器『クラリッサ・改改改』


 フェルの使用するロッド型の模倣創世器。
改が多いのは気にしないこと。改改改まで改良し、やっと安定したものである。

2代目クラリスクレイスの使用していた創世器、「クラリッサ」を模倣した「模倣創世器クラリッサⅡ」のデータを利用し、
東雲が独自に改良したもの。
フェルの保有する莫大なフォトン量に耐えられるよう調整がなされており、
内部には演算能力を補助するための小型スパコン「記憶を持つもの(レコードキーパー)」を埋め込まれている。
莫大な量のフォトンを使用する「魔術」の利用効率を少しでも上げるために作られた、フェル専用の武器。
他者が利用することも可能であるが、その時は普通のロッドとなんら変わらない性能となる。
これは単に、フェルのフォトン放出量と演算能力を手助けするための武器なのだから。

ちなみに、フェルが普通の武器を使おうとすれば、
武器はフェルから流し込まれるフォトンに耐え切れず数発で壊れてしまう。

見た目はクラリッサとは似ても似つかない。
ただデータの原型としてクラリッサの名前が残っているだけとなっている。


概念武装『スレイプニル』


 アイアスが劇中で使用する武装。
形のない黒い靄、霧であり、概念武装として体内に保有している。

虚空機関所属時、ルーサーの手で体に刻み込まれた模倣創世器とも呼べる存在。
が、該当するような創世器が存在しないため、その名は冠していない。

アイアスの意のままに形を成し、手とも足ともなる武装。
基本的に体術しか持たないアイアスの、遠距離対応武装でもある。
アイアスが願う形に霧が動き、時には巨大な腕、時には巨大な剣、時には自身を守る壁にも変化する。
起動すればアイアスの体から出現し、命令待機の時点ではアイアスの首元にまとわりつきマントのように形をとる。

これの元はアイアスが体内に保有するダークファルス因子であり、
自身を生み出した東雲、ルーサーが共にダークファルスであったからこそ実現した概念武装。
粒子消費が多いわけでもなく、放出した分を吸収しなおすことも可能なためかなり燃費がいい。
耐久もそれなりにあり、壁形態をとらせれば同種であるダーカーの攻撃・侵食も防ぐ絶対の壁ともなる。
欠点といった欠点があまりなく、唯一の弱点は地球ではダーカーが存在しないため、消費した分が回収できないことであった。

が、エスカダーカーの出現により地球での回収もほぼ可能になったため、欠点はほとんど消えたといえる。

例外として、フォトンによる攻撃にはあまり耐性がない。
アイアス自身がフォトンを扱えないこと、ダーカー因子では対抗が難しいことがあげられる。
弱点と言えば弱点だが、基本的に絶えず顕現しつづけるのであまり気にはされない。



元々の名前は「黒衣(コクイ)」。
黒衣に「馬」の形をとらせ、移動用にも使うようになって以来名前をこう呼ぶようになった。
自身がルーサーと道を別れる事の一つの決意として、なのかもしれない。

ちなみにその馬形態は首から上がない。
元は、北欧神話に登場したといわれている馬から名前をとったとか。


『胎児の夢』


 エンブリオズドリーム。
アイアスが後天的に生み出した概念兵器。

「A」(ア)と「E」(エ)だけで構成された、綺麗な歌を歌い上げるもの。
それだけならただの声、発声、歌。

なのだが、声を聴いたものの脳裏に人としての恐怖を植え付ける精神攻撃武器。
あくまで幻覚だが、その聴いた本人が最も恐れる死に方を脳に焼き付け、視界を埋め、ひたすらに再生させる。

耳を塞ぐ事での対策は殆どできず、対抗するにはその最悪の死を克服するしかない。

精神に働きかける術のため、機械などには意味がない。
キャストには効くものの、比較的効き目が薄い。

これを使用すると喉が焼けるような痛みを伴い、使用後しばらくは呼吸すら苦しくなる。