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[04年12月]  お題は「( )愛( )」

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相愛



最近つい見てしまうドラマがある。TBSの日曜劇場「夫婦。」だ。

「夫婦とは何か」「人はどうして結婚するのか?」をテーマに
夫婦の日常を、リアルかつコミカルに描いている。

夫役を演じるのは田村正和。妻役は黒木瞳。
2人には、25歳になる娘と22歳の息子がいる。

見るたびに思う。「夫婦って何だろう?」って。

結婚当初は、お互い遠慮や感謝の気持ちがあっても、
だんだん何かやってもらうのが当たり前になったり。

男と女でありながら、子どもが生まれると
お互いをパパ、ママと呼んで、
「オトコ」と「オンナ」の関係じゃなくなったり。

家族を大事にしながら(しているふりをしながら)、
外で「浮気」をしたり。

はたから見れば”幸せな夫婦”でも、実情は違うってことも多い。

でも考えてみれば、
血のつながりのない男女が、紙切れ1枚で家族になったり、他人になったり、
親やきょうだいよりも長い時間(人生)を一緒に過ごすのって、何だか不思議。

平穏な暮らしではなかなか気付かないけど、
何かトラブルがあった時に見えてくる、相手の本音、自分の本性。

もしかして、「夫婦」って究極の人間関係かもしれない。
生々しい感情が行き交う関係。愛情だけでなく、時には憎悪も交錯する。

だから、「結婚生活」って面白いのかな。

               大ちゃん





碧愛上

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日向ぼこ水と光と栄養と曖昧なまま育てていこう

               由(ユ)










愛隠


 先日、NHKで著名人が母校の先生(特別講師)になる番組をちらりと見た。「ホラー小説を書いてみよう」といった趣旨の回。先生が挙げた上手く書くポイントは、「怖い」といった言葉を使わずに、どうやって「怖さ」を表現するか、ってこと。

 「凄く怖いと感じた」と書いてしまうより、「ゴクリ、と生唾を飲む」なんて、「恐怖」を連想(想像)させた方が効果的なんだとか。「怖い」という言葉をワザと隠すことで、強く伝えるらしい。

 そういえば「嫌い」も1000回言えば「好き」に等しい、と聞いたことがある。たしかに、本当に嫌いなら、わざわざ1000回も伝えない。伝えたい言葉を隠す、想像する。なるほど、案外面白い。

 ドラマで「もう、バカ、だいっきらい・・・」と泣きながら抱きつく女性が登場するのも、そんな意図で「愛」を表現していたということか。

 仕事がら新しい技術の普及や浸透について関心を払う。ある人から、本当に技術が普及(浸透)するというのは、「気が付かない」状態になることなのだ、と教わった。裏で働いているその技術を意識して、「凄い」なんて思っているウチは、本当の普及(浸透)とは言えないそうだ。

 「愛」を凄く意識する(であろう)、付き合いたてのラブラブカップル、子供が生まれたばかりの家族。対して「最近、愛を感じないなぁ」状態とは、気が付かないほど「愛」が浸透した証なのかもね。

 どうせ浸透したら隠れるのに、時にはワザと隠して伝えるなんて。

 「愛」も、ずいぶん照れ屋なんだな。


               (壮)





(過)愛(罪)


人間はとても弱い生き物で、なにかに依存しないと生きていけません。
それが家族であったり、恋人であったり、ペットであったり、その人によってスタイルはさまざま。でもそれはひとことでいうならば「愛」なのかもしれません。
人間は誰かに愛情を傾けているとき、自分の存在意義を再認識し、生きていく自身を身に付けていきます。ただそれが行き過ぎたとき、とんでもない弊害が生じてしまうのも悲しい事実です。
恋人を愛し過ぎてしまったが故の「ストーカー」という犯罪。子どもを愛しすぎて自律できない人間を作り上げ、社会に適応できなくなり、中には息子のかわりに他人を死に追いやってしまう母親さえいる。

愛がなければ生きていけない。
でも愛しすぎてはいけない。

やっぱり、愛って罪なんでしょうか?

少なくとも私は行き過ぎない愛をたくさん注げる人間になりたい。


ちょっと大人な「はぎー」より
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