[ { "title": "大法院", "part_type": "group", "children": [ { "title": "組織的立ち位置", "children": [ { "title": "大法院憲章", "description": "大法院にて定められた法の司の活動を行う上で最も重要な憲章。社会と個人が健やかに生きていくため、それぞれとの法の在り方や法の扱い方が定められている。法の司として業務を行う際はこの憲章を大前提に業務を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "NW全土の公的機関", "description": "大法院は帝国共和国天領のNWに存在する藩国と民に対する公的機関である。法の司はNW全土の藩国と民のために公務を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "設置場所:宰相府", "description": "大法院の本部は宰相府にある。公益性や公平性を保つためにもどこの藩国にも所属していない天領を有する宰相府で公務を行う。NW全土に対する大規模な罰則裁定である本出仕の時は、この宰相府にある大法院の本部で公務が執り行われる。それ以外の藩国内での業務に対しては、各藩国に設置されている支部で公務を行う。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "運営理念", "children": [ { "title": "法の下の平等", "description": "NWの民の一人一人が藩国やNWの法における権利や義務に対して等しく扱われるように、また大法院憲章に沿って正しくあるように法の司は公務を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "公平性の順守", "description": "大法院はその事態が起きた原因や要素を鑑み、法の想定範囲を超えた事態に対してどうやって法を適用させるのかを常に考え、機械的に法を扱うことによる事案との乖離を防ぎ、正しく公務を執り行わなければならない。そのためにも法の司が公務を行う際には相対的な公平性を失わないようにしなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "自らも律する心", "description": "大法院が組織として正しくあるために、大法院で働く職員や法の司は不正行為を行わないように、また正しく法を扱えるように自らを律する心をもって業務や公務にあたるように指導される。", "part_type": "part" }, { "title": "宰相への宣誓", "description": "「志願者をもて対応せよ 仕方のないものの登用をさけよ。変節者を考慮からはずせ。」\nこれは大法院に掲げられている宰相からの言葉である。臨時裁定組織が編成される際に宰相から大切なこととして、必要なこととして話された言葉だが、今でも大法院にはこの言葉が掲げられている。法の司に就くものは、その意思をこの言葉により確認するために宣誓を行う。そしてその任に就くことになる。\n「その宣誓を持て我は汝を信任する。公平、公正、寛大なれ。」", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "組織系統", "children": [ { "title": "法の司", "children": [ { "title": "法の司長", "children": [ { "title": "必須資格:2級", "description": "法の司長に任命・選任されるためには法の司2級が必須になる。これは上位裁定者の中でも裁定に関する知識、公平性、作業の正確さ等、上位裁定者をまとめるに値すると認められなければならないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "臨時昇級", "description": "法の司長は選任された段階で法の司1級の臨時昇級を受ける。これは法の司長としての職務権限が及ぼす影響を鑑みた上での処置であり、法の司長ではなくなった瞬間に本来の階級に降級される。", "part_type": "part" }, { "title": "処理権限", "description": "法の司長の処理権限は、上位裁定者間で要相談となった案件について法の司長としての判断を行えるものであったり、また自身でも裁定判断が困難な案件について正確な情報を宰相に報告し、大法院としての裁定判断を述べた上で最終裁定を仰ぐこととができるものであったりと裁定に関しての最高権限を持つ。また上位裁定者、一般作業者の作業態度や作業内容によって、大法院への出仕可否を宰相へと上奏できるといった人事権限も有する。", "part_type": "part" }, { "title": "任期", "description": "法の司長は任期が定められており、プレイヤーが法の司長を務める場合、そのターン毎に選任されることになる。将来、プレイヤーから設定国民へと法の司長が移譲される場合はその任期は3年である。", "part_type": "part" }, { "title": "選出方法", "description": "法の司長は法の司2級による互選によって選出される。その後、法の司3級による罷免投票を一度だけ行うことができ、法の司3級の人数の3分の2以上が罷免とした場合、別の人物を新たに選出しなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "任命規則:プレイヤー", "description": "ターン毎にプレイヤーにより法の司長が選出されるが、同じプレイヤーが法の司長に任命された場合、ターンをまたいで任命されることができる。ただし、その任命が適切でないと宰相により判断された場合はその限りではない。", "part_type": "part" }, { "title": "任命規則:設定国民", "description": "将来、設定国民により法の司長が選出されるようになった場合、「共和国」「帝国」「天領」の各所属の法の司2級から任命されることになる。任命に際して、前期と同じ所属の人物を任命することはできず、必ず別所属の人物を任命しなければならない。また、これは所属による公平性が失われないように、7回の選出の中で各所属最低2回は任命しなければならない。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "上位裁定者", "children": [ { "title": "必要資格:3級以上", "description": "一般作業者よりも難しい裁定案件を取り扱ったり、一般作業者が行う前の準備作業を行ったり、作業内容が高度になるため、上位裁定者は法の司3級以上で構成されている。", "part_type": "part" }, { "title": "業務内容", "description": "上位裁定者の業務内容は、一般作業者が作業を行うための準備作業、一般作業者への作業指示、一般作業者からの案件についての質問や相談に対する返答などの作業をスムーズに行うものや、一般作業者では対応が難しい案件の裁定、宰相への上奏相談といった上位者作業がある。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "一般作業者", "children": [ { "title": "必要資格:無級〜4級", "description": "大法院の一般作業者は初めて出仕を行う法の司補から、起家を受けた初心者である法の司5級、一定のクオリティで作業ができる4級で構成されている。", "part_type": "part" }, { "title": "作業内容", "description": "一般作業者は2人1組で作業を行い、上位裁定者より準備されている案件内容について、裁定テンプレートより合致するテンプレートを選び、内容を転記して所定の書式に変換することである。裁定テンプレートには、罰則の種類、罰則内容、罰則の結果が記載されており、合致テンプレートを選ぶことに誰でも客観的な裁定を行うことができ、またペアでクロスチェックを行うことで、上位者への引き渡しも簡単にできるようになっている。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "作業場所:大法院内作業施設", "description": "一番の公平性を求められる罰則裁定作業は宰相府にある大法院内の作業施設で行われる。特定の藩国で作業を行うと、その藩国の情勢により、裁定結果が左右される危険性があるため、どこの藩国でもない天領を有している宰相府が適任であるためである。それ以外の業務については、基本的には各藩国の大法院内で業務を執り行っているが、より公平性が求められる場合は大法院本部で業務が執り行われる。", "part_type": "part" }, { "title": "指示・報告の規則", "description": "指示については、上位作業者には法の司長が、一般作業者には上位裁定者がといったように、必ず上位者より指示が出され、下位者からのまた聞きといった形で指示を出すことは絶対にない。報告についても一人で抱え込まずにすぐ上位者に報告し、相談することが義務付けられている。これは業務効率もあるが、客観的な判断を行うためにも必要不可欠であるためである。", "part_type": "part" }, { "title": "作業時間の順守", "description": "業務を行う時は必ず作業時間を決めて、その時間までに終わらせることが厳守されている。膨大な量の裁定を行うためにも作業時間を厳密に管理して効率的な処理を行うことはもちろん、時間を区切ることで一人で裁定判断を抱え込まないようにするためである。作業初心者のフォローが主な意味ではあるが、作業時間の水増しなどの不正行為を厳しく取り締まる意味でも、必ず上位者が下位者の作業時間管理を行っており、時間通りに作業を終わらせることも上位者の業務の一つとなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "不正行為の厳しい取り締まり", "description": "法を取り扱う性質上、不正行為については厳しく罰せられる。故意に裁定結果を優位なものにしたり、作業時間を水増ししたり、あからさまに作業の邪魔をする者がいれば、大法院から追放され二度と出仕を行うことはできず、不正な方法で自藩国のルール違反を隠そうとすれば藩国取り潰しの罰則が下る。", "part_type": "part" }, { "title": "作業水準の保持", "description": "公平性や業務効率を高い水準で維持するためにも、作業の高い質を維持することが求められている。作業時間の順守や不正行為の取り締まりはもちろん、しっかりと業務を行っているものについては起家・栄達などの昇級や相応の対価の支払いなど、様々な方法を取り入れて作業水準の保持を行っている。", "part_type": "part" }, { "title": "起家・栄達:法の司", "description": "初心者ながらしっかりと作業をこなすものができた者には法の司補から法の司5級への起家、一定水準で作業を行えているものには4級への栄達はもちろんのこと、上位者としても問題ない働きであると上位裁定者より認められる者には宰相と相談の上、上位裁定者として3級の昇級が行われる。ただ、起家については能力がある者であったとしても、最初の級は5級からのスタートとなる。", "part_type": "part" }, { "title": "藩国内での役割", "description": "法の司の藩国内での役割は、国内の法の順守・施行を監督し、違法があれば法に則り正しく罰則をとり、法に関する相談があれば真摯に相談に乗り対応を行うといった、藩国の運営を支える柱となることである。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": false } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "設立の経緯", "children": [ { "title": "法官の失敗", "description": "NWにおける旧司法組織である法官。この法官は現在の法の司のように罰則裁定を行っていた。しかし、ターンが進むごとにその罰則裁定内容にミスが多くなり、それに対する大きな改善もなされなかった。そのため法官業務は宰相命令によりストップした。法官の主公務がミスによりストップされたことは、世界に法官の地位の失墜を呼び、法官組織の崩壊が始まり、各藩国に滅亡の危機が訪れた。", "part_type": "part" }, { "title": "臨時裁定", "description": "法官のミスで裁定作業が止まってしまうことによるNWの滅亡を止めようと、勇士による臨時に裁定作業を行うための組織が結成された。後の大法院となるその組織は裁定作業のルール改定から、作業準備、実作業と幾多の困難にぶつかりながら、滅亡判定のリミットと闘いながら、しかし公平さと公正さ、寛大さを以ってその作業を完遂させた。これにより滅亡判定を無事に乗り越え、NWの危機の一つを乗り越えたのであった。", "part_type": "part" }, { "title": "通常裁定から法執行機関の設立", "description": "その後、その活動を認められた臨時裁定組織は大法院へと正式な組織となり、通常の裁定作業を執り行うようになった。また法の執行にあたり、各藩国での法の実地調査・監督を扱う法執行機関の設立が行われ、各藩国の治安維持にも重要な役割を担うこととなった。", "part_type": "part" }, { "title": "過去の事例に対する教訓", "description": "過去の法官の失敗を受けて現在の大法院では過去の事例を教訓とするために、過去に起こった事案に対して原因・分析を行っている。そして、それに対する防止策や起こってしまった場合の対応策をしっかとケース化し、同じ失敗を行わないように常に努力をしている。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true }, { "title": "仕事内容", "part_type": "group", "children": [ { "title": "罰則裁定", "part_type": "group", "children": [ { "title": "編成に関する裁定", "description": "各藩国や個人騎士団・冒険騎士団といった人員を編成するときに、申請された内容に問題があった場合、その内容ごとに罰則を当てはめて裁定を執り行う。", "part_type": "part" }, { "title": "自首に関する裁定", "description": "秘書官の自首受付窓口に出された内容に対して裁定を行う。これは編成に関するものから冒険に関することなど様々なものが提出されるため、中には裁定事案とならないものもあり、内容の見極めを行わらなければならない。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "法律の監査", "part_type": "group", "children": [ { "title": "違法審査", "description": "その藩国で制定されている法が大法院憲章に則り、個人や社会の尊厳や生命を損なうものであったり、NW全体の社会健全化にあたり問題のあるものであるかどうかを、希望国による要請で審査する。", "part_type": "part" }, { "title": "藩国による依頼制", "description": "これらの法律に関する違法監査は、大法院が藩国に対して強制的に行うものではない。大法院から監査の希望をとることはあるが、藩国からの要請や依頼がない場合に対しては行うことはない。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "組織監査", "part_type": "group", "children": [ { "title": "不正行為の摘発", "description": "各藩国に存在する組織に対して、その組織が不正行為や違法行為をしている可能性がある場合、その影響の大きさにもよるが大法院が調査、確認を行い、法執行機関を以って摘発を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "摘発内容の裁定", "description": "もちろん各組織が摘発された内容について大法院による裁定を行う。それぞれの藩国内のみでの違法行為であれば、その藩国での法に則り、また国際的なNW全土にかかるものであれば国際法に則って裁定が行われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "各裁定・監査等の報告義務", "description": "大法院が行った各裁定や監査などの公務内容については、必ず該当の藩国およびNW全土に対して報告が行われる。また大法院が過去に行った公務内容についても情報開示権限に基づき公開されている。", "part_type": "part" }, { "title": "希望国に対する是正対応", "description": "各裁定や法律の監査に対して、希望国には大法院が裁定結果に基づく是正の協力が行われる。藩国だけでは対応が難しい、また複数の藩国をまたぐような是正に対して、可能な限りの対応を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "その他事案に対しての裁定業務", "description": "罰則裁定や組織監査以外でも各藩国間で起こった国際問題に対してなど、個人・藩国内で裁定が行えない状況や問題に対しても大法院が裁定を執り行い、問題の解決を行う。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "内部組織", "part_type": "group", "children": [ { "title": "法執行機関", "part_type": "group", "children": [ { "title": "組織概要", "children": [ { "title": "大法院の実地組織", "description": "法執行機関は大法院の実地組織である。大法院が藩国や個人に対して裁定を行い、結果を通達するものであれば、法執行機関は裁定結果の実施や法の施行・批准を実際に監督を実際に行う組織である。", "part_type": "part" }, { "title": "責任者:法の司長", "description": "法執行機関の性質上、最高責任者は法の司長である。組織の指揮・運営権限を有するとともに、その最高責任も法の司長が持つことになる。", "part_type": "part" }, { "title": "構成員:大法院出仕者のみ", "description": "法執行機関に参加できるのは大法院の出仕者のみである。これは機密事項の漏洩の防止はもちろん、法に身を置くものがその実地監督を行うことで、法と現実との乖離現象が起きていないかを自身で把握する意味も含まれている。", "part_type": "part" }, { "title": "本部:宰相府", "description": "本部は大法院と同じく宰相府に存在する。天領を有する藩国であることで公平性・公共性を保つためであることと、併せて大法院との連携を密にとるために、連携を行いやすい場所に双方の本部を置いている。", "part_type": "part" }, { "title": "支部:批准国内の大法院施設", "description": "支部については、法執行機関の活動内容を把握し、実際に行動許諾に批准した藩国内の大法院施設に設置されている。大法院施設は各藩国内に存在しているが、法執行機関の活動が治安維持活動や法の実地監督であることから、藩国自体の行動の把握まで含まれているため、あくまで支部設置は批准国のみに留められている。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": false }, { "title": "活動内容", "children": [ { "title": "大法院の決定による行動", "description": "活動内容の大きなものの一つとして、大法院の決定による行動がある。これは大法院から藩国に対して裁定された結果が、当該藩国内で行われているかの実地確認と施行の管理・監督を行うことである。また、それ以外にも大法院や法の司長が必要と認めた法に関する活動の実地行動にも携わる。", "part_type": "part" }, { "title": "法の施行・批准の監督", "description": "具体的な活動内容の一つに法の施行・批准の監督がある。その藩国内での法に関するものから、大法院が決定した裁定内容の実施、NW全体での取り決め批准した内容の実施監督といった大小様々なものがある。", "part_type": "part" }, { "title": "治安維持の遵守", "description": "法がその効力を発揮するためには治安が維持され、公平な判断ができ、それを受け止められる状態でなくてはならない。また、法から逸脱した行為は時に大きな治安の悪化を引き起こしてしまう。治安維持の遵守は法執行機関の活動と切り離すことができないものとなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "人民の生命の保護", "description": "治安維持活動を行う際には最大限の人民の生命の保護を行わなければならない。これは法執行機関による治安維持活動が、あくまで法の執行を行うための活動であることに起因している。反治安行動が行われた時、第一に「治安維持活動による混乱の平定」、第二に「平定後の大法院による裁定活動」、第三に「裁定結果の施行」という順序で大法院と法執行機関の連携活動が行われるため、被疑者・加害者の両方がいて初めて成り立つものであり、真実に基づいた公平な法の執行を行うためにも必要な措置である。そのため裁定結果での量刑における生命の保護とは別であることを念頭に入れなければならない。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": false }, { "title": "法執行機関への批准", "children": [ { "title": "批准した際の義務", "description": "法執行機関の活動批准を行った場合、法執行機関及び大法院からは批准国からの法についての監査要望・治安維持行為の要請に対する活動、およびその活動結果の報告が義務になる。また、藩国からは藩国内での法執行機関の活動に対して最大限の協力と活動内容に対する不可侵が義務となる。", "part_type": "part" }, { "title": "批准国が持つ権利", "description": "批准国は法執行機関に対して、法に関する施行・監督の相談や実地協力といった法に関する活動についての要請、治安維持に関しての活動協力要請を権利として有する。", "part_type": "part" }, { "title": "批准することの意味", "description": "法執行機関への活動批准を行うということは、活動内容に伴う自藩国内の法に関する公正性・公平性を保つ意志があること、また治安維持に対して犯罪等の不法行為に関して律する意志があること、それらによるNW全体への社会健全化に向けて活動しているということを意味する。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": false }, { "title": "活動範囲", "children": [ { "title": "批准国内での活動", "description": "法執行機関の批准国内についての活動についてはもちろん許諾されている。可能であればある一定の範囲で藩国からの要望も考慮して動くこともでき、また大法院が決めた活動順位はあるものの支部が設置されている関係上、優先的に活動を受けることができる。", "part_type": "part" }, { "title": "法の司長による活動指定", "description": "法の司長による指揮権限が発動された場合、批准国・非批准国を問わず活動を行う。例えば、NWの民の身命が係っている治安維持活動や大規模でその影響が大きいと判断される違法行為に対する活動など、法の司長が必要と断じれば、その責任の下で法執行機関の行動が行われる。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": false }, { "title": "治安維持行為について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "暴動反乱の鎮静化", "description": "内乱や反乱が行われている場所では法を正しく取り扱うことができる状況ではない。国家自体が乗っ取られている場合は法そのものが歪められてしまう。また平時でも罰則から逃れる人が反抗する場合もある。そういった場合に対して法執行機関はそれらの鎮静化を行い、まずは法というものを扱うことのできる状態を作り出すために治安維持行為を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "人命の救助", "description": "治安維持活動を行うにあたって、法の司自身の命の尊重や人命が脅かされようとしている人を救助することはもちろんであるが、加害者側についても不殺の治安維持行動をを基本としている。\nこれは内乱や反乱、暴動に対してはそれらの行為自体の裁定、またそれによって起こった結果に対する裁定を、罰則から逃げる人に対してもそれを行った結果について裁定を行う必要があるためである。法執行機関の治安維持活動は基本的にはその混乱を納めるだけに留め、鎮静化のために傷つけることはあっても殺さない、加害者被害者の人命も自分の命も守るといった活動である。", "part_type": "part" }, { "title": "鎮静後の事情聴取", "description": "暴動等が鎮静化された後は大法院としてその暴動や反乱に関する裁定を執り行うために、各関係者から事情聴取を行う。この際に個人を尊重し、個人の尊厳や生命が脅かされないように最大限に配慮し、またその取扱いは厳重に行われる。", "part_type": "part" }, { "title": "裁定事案かどうかの調査判断", "description": "各種事情聴取から判明したことや情報から、治安維持活動を行うにあたった事態が大法院として裁定するべきものなのか、それとも各藩国での法に基づいて裁かれるべきものなのかを改めて調査し、上位裁定者および法の司長による判断が行われる。", "part_type": "part" }, { "title": "大法院への事案報告", "description": "治安維持活動を行った場合には例外なくそれらの調査報告が法執行機関から大法院へと行われる。これには大法院が裁定を行うための準備はもちろん、法執行機関の治安維持活動が正当なものであったかどうかという検証のためでもある。", "part_type": "part" }, { "title": "裁定結果の通達と結果施行の確認", "description": "大法院の裁定事案となったものについては、大法院で裁定がなされた後に藩国および各関係者に通達される。またその結果が正しく施行されているかどうか実地確認が継続して行われる。", "part_type": "part" }, { "title": "必要であれば施行結果への是正対応", "description": "裁定結果が正しく施行されていない場合、藩国や各関係者へ直接是正対応を求める。それでも適切な対応をとらない場合については、大法院による追加裁定や余りにもひどい場合については大法院による直接行動も視野に入れて行動が行われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "鎮圧部隊", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府所属国民の法の司による歩兵部隊", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ジャック・ニーコラッス", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ジャック・ニーコラッスとは", "description": "髭が似合う渋い男性。治安舞台活動も法の司の活動もそこそこやってきた部隊のリーダー的存在。趣味はパン作り。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": 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"音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察制服", "description": "警察制服は目立つように作られており、宰相府の場合は黒と白に塗られている。これは催涙弾使用下でも認識できるようにするためである。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕テープ歩兵用", "description": "高い粘着と切りにくい強度のテープで犯人や暴徒をぐるぐる巻きにして無害化する。歩兵携行用は銃の形をしており、目標をすまきにできる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "拡声器", "description": "拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "J・スラック・眠兎", "part_type": "group", "children": [ { "title": "J・スラック・眠兎とは", "description": "メガネが似合う女性。宰相府でやってきただけあって腕っぷしは並みの男性よりも強い。趣味は食べ歩きで休日は良く散歩がてら食べ歩きに出ている。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": 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"ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察制服", "description": "警察制服は目立つように作られており、宰相府の場合は黒と白に塗られている。これは催涙弾使用下でも認識できるようにするためである。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕テープ歩兵用", "description": "高い粘着と切りにくい強度のテープで犯人や暴徒をぐるぐる巻きにして無害化する。歩兵携行用は銃の形をしており、目標をすまきにできる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "拡声器", "description": "拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "伊佐見ホーロ", "part_type": "group", "children": [ { "title": "伊佐見ホーロとは", "description": "フォローが得意な20代の男性。治安維持活動を通じて藩国内の情勢を見極めることで、法の司の活動に活かしている。フクロウ好きでフクロウグッズを集めている。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { 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"title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "グレッグ・ナイン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "グレッグ・ナインとは", "description": "温和な性格だが正義感が強く、不正に対するチェックがかなり厳しい男性。にこやかに業務を行う様はある意味仕事の鬼。最近は家庭菜園に凝っているらしい。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": "B-2 ライトサイクルガンは8mmケースレス拳銃弾を使用するライフルとサブマシンガンを兼ねたような珍妙な武器で、宰相府では広く使われた経緯がある。", "part_type": "part" }, { "title": "微妙、絶妙な立ち位置", "description": "B-2 ライトサイクルガンはそもそも警察用に開発された。というのも軍用銃では威力が強すぎ、またものものしくて市民に不安を与えうるものだったのである。\n強く見えない、威力も余り強くない銃という配慮のもと作られた。", "part_type": "part" }, { "title": "飛ぶ弾を止める技術", "description": "銃は威力が強ければいいというものでもない。目標を貫通してその後ろの人まで当たってしまうからである。また、貫通した後の飛翔した弾の運動エネルギーは無駄になる。そこで目標の体内で止まって運動エネルギーを最大に利用する事ができる弾が求められた。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの取った方法は", "description": "体内に入った後に広がるソフトポント弾が採用された。広がる距離は直径20cmほどである。仮に防弾装備で受けても運動エネルギー自体は伝わって人体に甚大な被害を与える。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの主要性能、使い心地", "description": "ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": 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"宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": "B-2 ライトサイクルガンは8mmケースレス拳銃弾を使用するライフルとサブマシンガンを兼ねたような珍妙な武器で、宰相府では広く使われた経緯がある。", "part_type": "part" }, { "title": "微妙、絶妙な立ち位置", "description": "B-2 ライトサイクルガンはそもそも警察用に開発された。というのも軍用銃では威力が強すぎ、またものものしくて市民に不安を与えうるものだったのである。\n強く見えない、威力も余り強くない銃という配慮のもと作られた。", "part_type": "part" }, { "title": "飛ぶ弾を止める技術", "description": "銃は威力が強ければいいというものでもない。目標を貫通してその後ろの人まで当たってしまうからである。また、貫通した後の飛翔した弾の運動エネルギーは無駄になる。そこで目標の体内で止まって運動エネルギーを最大に利用する事ができる弾が求められた。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの取った方法は", "description": "体内に入った後に広がるソフトポント弾が採用された。広がる距離は直径20cmほどである。仮に防弾装備で受けても運動エネルギー自体は伝わって人体に甚大な被害を与える。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの主要性能、使い心地", "description": "ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察制服", "description": "警察制服は目立つように作られており、宰相府の場合は黒と白に塗られている。これは催涙弾使用下でも認識できるようにするためである。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕テープ歩兵用", "description": "高い粘着と切りにくい強度のテープで犯人や暴徒をぐるぐる巻きにして無害化する。歩兵携行用は銃の形をしており、目標をすまきにできる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "拡声器", "description": "拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "柳倉侑作", "part_type": "group", "children": [ { "title": "柳倉侑作とは", "description": "頭の回転が速く、その機転で部隊の活動を支援している。家族が安全に暮らせるために治安維持活動を大切に思っており、その立場を考えて動ける。青年の後半期だが見た目より若く見え、笑うと八重歯が覗く。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": 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"拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": "B-2 ライトサイクルガンは8mmケースレス拳銃弾を使用するライフルとサブマシンガンを兼ねたような珍妙な武器で、宰相府では広く使われた経緯がある。", "part_type": "part" }, { "title": "微妙、絶妙な立ち位置", "description": "B-2 ライトサイクルガンはそもそも警察用に開発された。というのも軍用銃では威力が強すぎ、またものものしくて市民に不安を与えうるものだったのである。\n強く見えない、威力も余り強くない銃という配慮のもと作られた。", "part_type": "part" }, { "title": "飛ぶ弾を止める技術", "description": "銃は威力が強ければいいというものでもない。目標を貫通してその後ろの人まで当たってしまうからである。また、貫通した後の飛翔した弾の運動エネルギーは無駄になる。そこで目標の体内で止まって運動エネルギーを最大に利用する事ができる弾が求められた。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの取った方法は", "description": "体内に入った後に広がるソフトポント弾が採用された。広がる距離は直径20cmほどである。仮に防弾装備で受けても運動エネルギー自体は伝わって人体に甚大な被害を与える。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの主要性能、使い心地", "description": "ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察制服", "description": "警察制服は目立つように作られており、宰相府の場合は黒と白に塗られている。これは催涙弾使用下でも認識できるようにするためである。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕テープ歩兵用", "description": "高い粘着と切りにくい強度のテープで犯人や暴徒をぐるぐる巻きにして無害化する。歩兵携行用は銃の形をしており、目標をすまきにできる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "拡声器", "description": "拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "床鍋いずる", "part_type": "group", "children": [ { "title": "床鍋いずるとは", "description": "家系の由来が共和国であるらしい男性。出自に関係なく公正な仕事が求められる法の司が天職であると感じている。手作りの塩おにぎりが大好物。 ", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": 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"ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": 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"拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "ガンモンド・オリバー", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ガンモンド・オリバーとは", "description": " 妹と二人で宰相府に暮らしている。法の司活動で忙しいが、家族を守るために大切な仕事として自分の職を誇っている。若干シスコン入っているお兄さん。", "part_type": "part" }, { "title": "自由民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "自由民とは", "description": "宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無頓着な性格、粗野な言動", "description": "宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。", "part_type": "part" }, { "title": "平民なまり", "description": "平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。", "part_type": "part" }, { "title": "浅黒い肌", "description": "混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な髪色", "description": "単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。", "part_type": "part" }, { "title": "多彩な瞳", "description": "宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": "B-2 ライトサイクルガンは8mmケースレス拳銃弾を使用するライフルとサブマシンガンを兼ねたような珍妙な武器で、宰相府では広く使われた経緯がある。", "part_type": "part" }, { "title": "微妙、絶妙な立ち位置", "description": "B-2 ライトサイクルガンはそもそも警察用に開発された。というのも軍用銃では威力が強すぎ、またものものしくて市民に不安を与えうるものだったのである。\n強く見えない、威力も余り強くない銃という配慮のもと作られた。", "part_type": "part" }, { "title": "飛ぶ弾を止める技術", "description": "銃は威力が強ければいいというものでもない。目標を貫通してその後ろの人まで当たってしまうからである。また、貫通した後の飛翔した弾の運動エネルギーは無駄になる。そこで目標の体内で止まって運動エネルギーを最大に利用する事ができる弾が求められた。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの取った方法は", "description": "体内に入った後に広がるソフトポント弾が採用された。広がる距離は直径20cmほどである。仮に防弾装備で受けても運動エネルギー自体は伝わって人体に甚大な被害を与える。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの主要性能、使い心地", "description": "ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { 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"体格は普通", "description": "宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。", "part_type": "part" }, { "title": "機械に勝つために", "description": "宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。", "part_type": "part" }, { "title": "敏捷と反応速度はいい", "description": "宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。", "part_type": "part" }, { "title": "頭の回転は速くないとだめ", "description": "宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。", "part_type": "part" }, { "title": "金にうるさい", "description": "平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。\n平民街ではケチは褒め言葉である。", "part_type": "part" }, { "title": "手作り好き", "description": "貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府歩兵とは", "description": "文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "体格の良くない歩兵", "description": "宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "正面戦闘をやらない陸軍", "description": "宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基礎訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "歩兵訓練課程とは", "description": "軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "移動関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "徒歩踏破訓練", "description": "徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。", "part_type": "part" }, { "title": "運転訓練", "description": "乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "整備訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "整備訓練とは", "description": "宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "防御訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "隠蔽訓練", "description": "防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。", "part_type": "part" }, { "title": "塹壕構築訓練", "description": "暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "戦闘関連訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "射撃訓練", "description": "射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。", "part_type": "part" }, { "title": "近接戦闘訓練", "description": "室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "後退戦闘訓練", "description": "宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "集団戦闘訓練", "description": "機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "宰相府歩兵の運用と実態", "part_type": "group", "children": [ { "title": "軽歩兵として", "description": "宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警察訓練を受ける", "description": "全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "歩兵装備セット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "民生品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "迷彩服", "description": "迷彩服は迷彩を施した服で戦場によってデザインが変わる。装甲防御を望みえない歩兵にとっては発見率を下げるのが生存率を上げる主たる方策である。長時間移動してもほつれたりしないように丈夫な生地を使用している。", "part_type": "part" }, { "title": "編み上げ靴", "description": "歩兵の友、編み上げ靴は踵をしっかり固めるものでこれによって足首をひねることがない。靴底は丈夫で靴が劣化する前にくたびれるのは間違いない。", "part_type": "part" }, { "title": "偽装用具", "description": "移動でも重要になる偽装用具は顔をペインティングしたり、赤外線を消したり、植物に隠れたりするのに使用する。", "part_type": "part" }, { "title": "スコップ", "description": "折り畳み装備で野外では必須である。重量節減のためサバイバルナイフの役目も持たせている。そのため切れ味鋭い。とはいえこれで戦う気には中々なれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察訓練", "part_type": "group", "children": [ { "title": "警察訓練とは", "description": "警察活動を行うための訓練である。素人が行ってもよいし歩兵が行ってもよい。治安維持に一役買うほか、歩兵による略奪を減らす効果がある。", "part_type": "part" }, { "title": "思想教育 良いお巡りさんになろう", "description": "かつても無名騎士藩の惨劇や蒼梧藩国や暁の円卓に見られるような占領地での蛮行を防ぐために、警察訓練の基礎として道徳や思想教育が重点的に行われた。", "part_type": "part" }, { "title": "法規の勉強", "description": "なにはともあれ法律を学ばないといけない。座学で100時間も法律を学ぶ。厳しいテストもある。覚え間違いが許されないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "運用規則の勉強", "description": "法律を学んだだけでは実は警察活動ができない微罪や慣習である程度お目こぼしがある法規がかなりあるためである。法の条項ではなく運用まで理解して初めて警察活動が行える。法を厳密に守るだけでは住民の不満は高まるばかりなのである。", "part_type": "part" }, { "title": "交通整理の訓練", "description": "交通整理は警察活動でも一番重要である。これができないと避難もできない経済活動もできないと、日常生活がマヒする結果を生んでしまうからである。電気がなくても手旗信号で交通整理できるよう訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕、捕縛の訓練", "description": "警察活動は軍の活動と比較して殺せばいいものでもない。このため、逮捕、捕縛の訓練を受ける。激しい抵抗を受けた場合はさておき、ただ逃げるだけの犯人を殺さないように心がける。", "part_type": "part" }, { "title": "尋問の訓練", "description": "拷問による尋問はどこの国でも禁止なのだが、これほど破られやすい禁止事項もない。避けるために複数で人数での尋問が義務付けられている。", "part_type": "part" }, { "title": "地図を覚える", "description": "地域に密着した警察活動は地理の把握を基礎とする。このため地図を短時間で覚えて活動できるように地図の読み方やパターンを覚える訓練を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "パトロール", "description": "地域をこまめにパトロールするのが治安維持で一番重要なことである。警察がうろちょろしているところで悪いことをやりたがる犯罪者はいない。パトロールの頻度やパターンを変える訓練をして実際に備える。", "part_type": "part" }, { "title": "語学の勉強", "description": "地域住民と接触する際に言葉が通じないと誤解から摩擦が起きる。これを避けるために語学を勉強し、なまりをなくす訓練を受ける。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "軍警察歩兵装備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガン", "part_type": "group", "children": [ { "title": "B-2 ライトサイクルガンとは", "description": "B-2 ライトサイクルガンは8mmケースレス拳銃弾を使用するライフルとサブマシンガンを兼ねたような珍妙な武器で、宰相府では広く使われた経緯がある。", "part_type": "part" }, { "title": "微妙、絶妙な立ち位置", "description": "B-2 ライトサイクルガンはそもそも警察用に開発された。というのも軍用銃では威力が強すぎ、またものものしくて市民に不安を与えうるものだったのである。\n強く見えない、威力も余り強くない銃という配慮のもと作られた。", "part_type": "part" }, { "title": "飛ぶ弾を止める技術", "description": "銃は威力が強ければいいというものでもない。目標を貫通してその後ろの人まで当たってしまうからである。また、貫通した後の飛翔した弾の運動エネルギーは無駄になる。そこで目標の体内で止まって運動エネルギーを最大に利用する事ができる弾が求められた。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの取った方法は", "description": "体内に入った後に広がるソフトポント弾が採用された。広がる距離は直径20cmほどである。仮に防弾装備で受けても運動エネルギー自体は伝わって人体に甚大な被害を与える。", "part_type": "part" }, { "title": "ライトサイクルガンの主要性能、使い心地", "description": "ライトサイクルガンの射程は200mほど、連射性能は毎秒200発。50発入り弾倉は箱形、銃の上面に付ける。\nアーミーインファントリィオプションを装備する。右利きでも左利きでも問題なく使える。\n車載も可能。チキンレッグ警察仕様に一門が取り付けられていた。", "part_type": "part" }, { "title": "音による抑止効果", "description": "ライトサイクルガンは弾の運動エネルギーを適度に落とすのと音による抑止効果を期待して同時代の銃と比較して大きな発砲音がするようになっている。このためイヤーパッドの着用義務があった。もちろん機械には必要ない。", "part_type": "part" }, { "title": "ケースレス弾", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ケースレス弾とは", "description": "ケースレス弾は薬莢を持たないケースレスの弾薬で、薬莢を持たない分軽量化され、弾薬コストを低減している。", "part_type": "part" }, { "title": "火器の単純化を可能にした", "description": "ケースレス弾薬はどれもそうだが薬莢を排出しなくてもすむため火器の単純化と信頼性の担保に成功している。", "part_type": "part" }, { "title": "高速弾", "description": "ケースレス弾は炸薬が多い高速運動弾である。フルメタルジャケットで軍用規格に基づいている。対人殺傷力は貫通力が高すぎて低いが対ウォードレス、対軽装甲車両には十分な攻撃力を持つ。", "part_type": "part" }, { "title": "曳光弾", "description": "ケースレス弾には曳光弾もあり、自分がどこに向かって撃っているのかの確認の他、夜間戦闘などにも使いやすくなっている。残弾確認にも使われる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "アーミーインファントリィオプション", "part_type": "group", "children": [ { "title": "アーミーインファントリィオプションとは?", "description": "軍用の歩兵装備に付けられたオプションを取り付けるための接続規格である。どの歩兵装備でもアーミーインファントリィオプションソケットがついていればオプション群を取り付けられる。\nこれらは民間品であり規制されておらず、ホビー用途でも流通している。", "part_type": "part" }, { "title": "スリング", "description": "スリングは銃を肩から提げるための重要装備である。撃つ時間よりも持って歩いている時間の方が遙かに長いからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "折り畳み銃床/伸縮銃床", "description": "市街戦を想定して近年の銃は取り回しを改善できるように銃床に工夫がされている。これによって市街戦でも対応力を上げることが可能である。", "part_type": "part" }, { "title": "照準器", "description": "ドットサイトがほとんどで2倍、4倍、10倍、等倍のものが存在する。狙撃用は10倍だが価格が異様に高く、大抵は2倍止まりである。", "part_type": "part" }, { "title": "二脚", "description": "二脚は銃を安定させ、命中率を上げるための装備である。各種機関銃に良く使用されるが、場合によってアサルトライフルにも使われることがある。代用機関銃としての使用である。", "part_type": "part" }, { "title": "フラッシュライト", "description": "夜間での灯りはナイトゴーグルが標準化されたあとでも有用性があって、今でも使用され続けている。囮に使う場合や目くらましにも使われる。", "part_type": "part" }, { "title": "フロントグリップ", "description": "フロントグリップは銃を安定させるのに使用するもので、あるのとないのでは大違いとして私費で購入している歩兵もかなりいる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "警察制服", "description": "警察制服は目立つように作られており、宰相府の場合は黒と白に塗られている。これは催涙弾使用下でも認識できるようにするためである。", "part_type": "part" }, { "title": "逮捕テープ歩兵用", "description": "高い粘着と切りにくい強度のテープで犯人や暴徒をぐるぐる巻きにして無害化する。歩兵携行用は銃の形をしており、目標をすまきにできる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "拡声器", "description": "拡声器は警告や指示を出すために使われる。電動式で車載も可能である。車載では出力を大きくして届く声の範囲が二倍に広げてある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フラッグ 手旗", "description": "フラッグは旗で交通整理用の装備である。旗が見えると止まれ、見えてないなら進め。を示す。信号などが使えないとき、交通整理は非常に重要になる。避難誘導にも有用な他、緊急車両の優先通行にも使用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ホイッスル", "description": "遠くに注意を与えるための道具で、強い警告効果がある。むやみに使うと住民の不満を高めるが、銃で制圧するよりはずっといい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false } ], "expanded": true }, { "title": "部隊行動のルール", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ツーマンセル、スリーマンセルのルール", "description": "部隊が個別で動くことになった場合は、最小単位をツーマンセルもしくはスリーマンセルで行うようにしている。これは部隊の生存率を高めることを目的としており、あくまでも自身の人命も大切に取り扱う大切なルールである。", "part_type": "part" }, { "title": "報告連絡の順守", "description": "部隊単位で行動する際には報告連絡を密にとり、部隊内での連携を重視する。また交戦を続けるのか撤退するのかという判断にもつながるので、これも一つの重要なルールとなっている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "各公的機関との連携", "description": "大法院は独立した公的機関ではあるが、その立場や公務内容からその他の各公的機関とも連携を密にして行動を行う。また、大法院が暴走してしまわないように各公的機関からの抑制についても同じように連携を行う。", "part_type": "part" }, { "title": "国民からの情報提供の受付", "description": "大法院は国際的な法の取り扱いを行うが、NW全土にいる国民からも情報提供や問題相談なども受け付けている。その際には情報提供者の情報が外部に漏れることがないように、これらの情報の取り扱いについては厳重な規定を設けている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ]