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「コロレット」(2010/06/09 (水) 19:50:33) の最新版変更点
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*コロレット
#ref(coloretto_box.jpg)
|メーカー|Abacus Spiele|
|作者|Michael Schacht|
|対象年齢|8歳以上|
|プレイ人数|3~5人|
|所要時間|約30分|
----
**ルール概要
「コロレット」は、できるだけ少ない色数で、そしてできるだけ多くのカードを獲得することを目指すゲームです。
場の中央に、プレイヤーの人数と同じ枚数の「列カード」を並べます。
各プレイヤーはそれぞれ別の色のカードを1枚取り、自分の前に表向きにして置きます。
残った山札の、下から16枚目に「最終ラウンドカード」を入れ、ゲーム開始です。
手番が来たら、プレイヤーは2つのアクションのうち、どちらかを行います。
その後、次のプレイヤーに手番が移ります。
-&font(b,#ff0000){カードをめくる}
--山札の一番上のカードをめくり、表向きにしていずれかの列にそのカードを置きます。1つの列には、最大で3枚のカードしか置くことができません。もし、既に全ての列に3枚のカードが置かれていたら、このアクションはそもそも選択できません。
-&font(b,#ff0000){列を取る}
--場にある列の中から1つを選択し、その列のカードを全て受け取ります。列を取ったプレイヤーは、受け取ったカードを自分の前に表向きにして並べ、そのラウンドから抜けます。
全てのプレイヤーが列を取ったら、ラウンドは終了です。
最後に列を取ったプレイヤーの手番から、次のラウンドが始まります。
この繰り返しでゲームは進んでいき、「最終ラウンドカード」がめくられたら、そのラウンドを最後までプレイしてから、得点計算に入ります。
&font(b,#ff0000){得点計算}
プレイヤーはそれぞれの色について、カードを何枚持っているか数えます。この際、ジョーカーはどの色のカードとして使うのかを決定し、それを含めて枚数を数えます。枚数が多ければ多いほどポイントが高くなります。
続いて、各プレイヤーは任意に色を3つ選びます。選ばれた色のカードはプラスポイントに、それ以外の全ての色のカードはマイナスポイントになります。
「+2」カードはそのまま、1枚につき2ポイントになります。
全てを合計して、ポイントが一番高いプレイヤーが勝者となります。
**感想
できることはたった2つ、シンプルを極めたルールですが、ジレンマは極大です。
カードをめくれば取れるカードが増えるかもしれませんが、カードを置いた列を他の人に取られてしまうかもしれませんし、勿論欲しい色のカードが出るとは限りません。下手をすれば下家の欲しい色のカード(最悪の場合、ジョーカー)を引き、下家においしい思いをさせることになるかもしれません。
かと言って早々と少ない枚数の列を取ってしまっては、今度は最終的なカードの枚数が少なくなり、高得点を得られるチャンスが遠のいてしまうかもしれません。
このように、実に悩ましい選択を迫られ続けます。そして、かなりシビアなバランスのため、一度の選択ミスは大きく響きます。一瞬たりとも油断はできません。
この緊張感こそが「コロレット」の醍醐味だと思います。
簡単なルール、痺れるジレンマ・・・という意味では、クニツィアの「フリンケ・ピンケ」(「トール」「ロコ」としてリメイクされています)を思い出しますね。
全く違うゲームですが、「シンプル・イズ・ベスト」という言葉をまざまざと思い出させてくれる、素晴らしいゲームたちだと思います。
(いずみっくす)
**画像
#ref(coloretto_001.jpg)
得点を決めるカード群。
右下は「引いたらショック」のジョーカーです。
#ref(coloretto_002.jpg)
引きべきか、大人しく取るべきか・・・。
まさに決断の瞬間です。
#ref(coloretto_003.jpg)
ゲームの終了告げる「最終ラウンドカード」。
大抵は「えっ、もう!?」という反応になります(^-^;
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#ref(coloretto_box.jpg)
|メーカー|Abacus Spiele|
|作者|Michael Schacht|
|対象年齢|8歳以上|
|プレイ人数|3~5人|
|所要時間|約30分|
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**ルール概要
「コロレット」は、できるだけ少ない色数で、そしてできるだけ多くのカードを獲得することを目指すゲームです。
場の中央に、プレイヤーの人数と同じ枚数の「列カード」を並べます。
各プレイヤーはそれぞれ別の色のカードを1枚取り、自分の前に表向きにして置きます。
残った山札の、下から16枚目に「最終ラウンドカード」を入れ、ゲーム開始です。
手番が来たら、プレイヤーは2つのアクションのうち、どちらかを行います。
その後、次のプレイヤーに手番が移ります。
-&font(b,#ff0000){カードをめくる}
--山札の一番上のカードをめくり、表向きにしていずれかの列にそのカードを置きます。1つの列には、最大で3枚のカードしか置くことができません。もし、既に全ての列に3枚のカードが置かれていたら、このアクションはそもそも選択できません。
-&font(b,#ff0000){列を取る}
--場にある列の中から1つを選択し、その列のカードを全て受け取ります。列を取ったプレイヤーは、受け取ったカードを自分の前に表向きにして並べ、そのラウンドから抜けます。
全てのプレイヤーが列を取ったら、ラウンドは終了です。
最後に列を取ったプレイヤーの手番から、次のラウンドが始まります。
この繰り返しでゲームは進んでいき、「最終ラウンドカード」がめくられたら、そのラウンドを最後までプレイしてから、得点計算に入ります。
&font(b,#ff0000){得点計算}
プレイヤーはそれぞれの色について、カードを何枚持っているか数えます。この際、ジョーカーはどの色のカードとして使うのかを決定し、それを含めて枚数を数えます。枚数が多ければ多いほどポイントが高くなります。
続いて、各プレイヤーは任意に色を3つ選びます。選ばれた色のカードはプラスポイントに、それ以外の全ての色のカードはマイナスポイントになります。
「+2」カードはそのまま、1枚につき2ポイントになります。
全てを合計して、ポイントが一番高いプレイヤーが勝者となります。
**感想
できることはたった2つ、シンプルを極めたルールですが、ジレンマは極大です。
カードをめくれば取れるカードが増えるかもしれませんが、カードを置いた列を他の人に取られてしまうかもしれませんし、勿論欲しい色のカードが出るとは限りません。下手をすれば下家の欲しい色のカード(最悪の場合、ジョーカー)を引き、下家においしい思いをさせることになるかもしれません。
かと言って早々と少ない枚数の列を取ってしまっては、今度は最終的なカードの枚数が少なくなり、高得点を得られるチャンスが遠のいてしまうかもしれません。
このように、実に悩ましい選択を迫られ続けます。そして、かなりシビアなバランスのため、一度の選択ミスは大きく響きます。一瞬たりとも油断はできません。
この緊張感こそが「コロレット」の醍醐味だと思います。
簡単なルール、痺れるジレンマ・・・という意味では、クニツィアの「フリンケ・ピンケ」(「トール」「ロコ」としてリメイクされています)を思い出しますね。
全く違うゲームですが、「シンプル・イズ・ベスト」という言葉をまざまざと思い出させてくれる、素晴らしいゲームたちだと思います。
(いずみっくす)
**画像
#ref(coloretto_001.jpg)
得点を決めるカード群。
右下は「引いたらショック」のジョーカーです。
#ref(coloretto_002.jpg)
引きべきか、大人しく取るべきか・・・。
まさに決断の瞬間です。
#ref(coloretto_003.jpg)
ゲームの終了告げる「最終ラウンドカード」。
大抵は「えっ、もう!?」という反応になります(^-^;
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