ゲームマーケット2009レポート

時間軸に沿ったレポート

当日は朝5時に目覚ましをセット。
ちゃんとその時間に起きることはできたんですが、寝たのが2時半過ぎていたので、なかなかベッドから起き上がれませんでしたw
何とか起き出し、お風呂に入ったり準備をしたりしているうちにN島さんがやってきて、予定よりちょっと遅れてN島さんの車で6:40頃桐生を出発。
佐野藤岡ICから東北自動車道に乗り、一路東京へ!

その結果…。
いろいろなことを想定して余裕のある行程にしたのですが、休憩を挟んでも8:30前に浅草についてしまうという結果になりました。
早く着くのは基本的にはいいことなのですが、さすがにここまでだとどうかと思いますw
車を停めたのは、馬道交差点近くのコインパーキング。
ここは昨年のTGF2008で利用した場所なんですが、会場までの距離と料金のバランスが良く、かなり使いやすいです。

取り敢えず会場に向かって歩き出したのですが、どうも風景がおかしいことに気付きます。
…方向を間違えていました。
慌てて携帯電話のmobile google mapで確認。
こんな簡単な道を間違えるとは…orz
早過ぎた到着時間をこれでカバーしたと思っておくことにしましたw

気を取り直してセブンイレブンに寄り道し、飲み物と朝食+昼食を調達。
丁度いいのでセブン銀行のATMで追加資金を確保しておこう…と思ったのですが、私のメインバンクは引き出し可能になるのが9:00~ということで、少し時間を潰さざるを得ませんでした。

資金の心配もなくなり?いよいよ会場の東京都立産業貿易センター(台東館)に到着。
丁度エレベータが来たのですぐに乗り込みましたが、受付が4階と5階のどちらなのか分からない状態にw
取り敢えず近い4階で降りてみたところ、受付は各階別になっていて、カタログ・入場券の購入は4階で行う形でした。
事前購入しておいた入場券に付属の紐をつけて首から下げ、N島さんと一緒に4階の列に並びます。

この時点で9:15頃、さすがにまだ人は少なかったように思います。
しかし、開場時間の10:00に近づくにつれ、どんどん人が増えていくのが分かりました。

さて、我ながらうっかりにも程があるのですが、開場待ちの間に初めてカタログに目を通しました。
今年は10周年記念ということで、カタログもかなりの豪華版です。
表紙・中身共に紙の質が向上し、内容についても記念特集記事あり、附録ゲームあり(!)と読んでいてとても楽しいものでした。
今回は入場券と別売りで500円ということになっていましたが、このクオリティの高さならお得だと思いました。

いよいよ開場時間。
それぞれの思いを込め、人が各ブースに散っていきます。
私もN島さんと別れ、手分けをしてブースを回っていくことになりました。



まず、Hammer Worksさんから。
「City Plan」ですっかりファンになったサークルです。
「Ocean Trade」と「蒸気の時代 東京首都圏」を購入。

続いて水曜日の会さん。
ここでは「私の世界の見方」を購入。
ずっと以前から欲しいと思っていたワードゲームだったので、感動もひとしおです。
今回最大の目的はこれだったと言っても過言ではないと思います。

そして、次はバネストさんの行列に並びました。
例によってかなりの長さになっていました。
並んでいる間にN島さんに会い、お願いしていた賽苑さんの「ハウラ」と萬印堂さんの「八八の友」「ダイスタワー」を確保できたことを確認。
バネストさんでは、「イッツアライブ!」「スペースアラート」「ベニスの支配者」「ワンモアバレル」を購入。
他にも惹かれるものがたくさんあったのですが、コストその他の面を考慮して取り敢えず諦めることにしました。
後で再度回ってきた際には随分悩みましたがw
バネストさんに限らず、今回の新商品には単価が高いものが割と多かったので、取捨選択が大変でしたね。



これで4階の買い物が一息ついたので、5階へ移動。
毎年恒例、まるで露天商のような床販売の中古バザールを眺めながら、中型・一般ブースを見て回ります。
この際、吹上会さんにお邪魔して、シヴさんにご挨拶をしてきました。
ち~む@じょいふるがクローズドになっている(別に意図的にそうしているわけではないですが)ので、ボードゲーム関係の交友範囲はかなり狭いのですが、もっと広げていけるといいなあ、と常思います。

全体を一周でき、荷物がかなり増えてきたこともあり、ここで一度車に荷物を置きにいました。
ゲームマーケットは兎に角荷物が大きくなるので、車で来ているとこういう時に助かります。
身軽になって、会場へ復帰!

ここで、久しぶりにSerraさんとお会いしました。
以前はお互いに出向いてよく遊んでいたのですが、最近は年一回、ここで会うのが恒例のような感じになってしまっています。
群馬JAGAにて精力的に活動をされているそうなので、また以前のように交流を深めていきたいと思います。



ここからは、4階と5階を行ったりきたりして、各ブースをゆっくりと見て回ることにしました。
King's Courtさんで、「ワンダフル映画祭」を、遊星からのフリーキックさんで、「ドミニオンレシピ」を購入。
会場にいる間は全然意識していなかったのですが、帰って確認してみたら創作ゲームを購入した数がとても少なくて激しく後悔しました。
基本的にチキンハートなので、どうしても直前で買い物を渋ってしまう癖があって困りますorz
迷って後回しにしているうちに売れてしまった中古ゲームもかなり多かったですし、この悪癖は直していかないと後悔することが多くていけませんね。

5階中型ブース、ゲームスペース柏木さん(ブース名はゲームマーケット柏木さんでしたが)の販売していた中古ゲームの中に、何と「上毛かるた」を発見!
我等が群馬県が誇るご当地かるたである「上毛かるた」、後ほど見たところ無事売れていたようでしたが、買われた方がどんな感想をお持ちになられたのか、とても気になります。
ちなみに、「ち」は「力合わせる200万」なのですが、「200万」部分が発行時期によって異なる、という特徴があります。
ここで売られていた版は、果たして幾つだったのでしょう?
参考:http://www.jomokaruta.org/

同じく5階、ゆうもあさんの「こどもゲームコーナー」に置いてあったドライマギア社のゲームがとても気になりました。
鉄棒にぶら下がったハリネズミ(磁石!)にスティックを刺していくゲームで、ステッィクの危うさが何ともいえないバランスゲームらしいゲームでした。
先程調べてみたところ、「クリカド」というゲームで、既に流通が始まっている模様。
是非手に入れて遊んでみたいと思います。

ちなみに、毎年恒例となっている伝統ゲームブースですが、今年は「東八拳」でした。
カタログでの紹介を読んだ時は、上半身全体を使ったジャンケンという程度のイメージしか沸かなかったのですが、実際に遊ばれているところを見てみると、そのテンポの早さとリズムの良さにとても驚きました。
言葉だと伝わらないと思いますが、ご存じない方は機会があったら是非触れてみて欲しいと思います。
何処かに動画でもないかなあ、と思って探してみましたが、残念ながらちょっと見当たらないようです。

またこの間、入札オークションのチェックもしていました。
結果的に参加はしなかったのですが、「エアラインズ」だけは参加しておくべきでした。
結果を見た限りでは、どうやら入札なしだったようなので…。
ダメ元でも、取り敢えず参加してみる勇気が必要なようですw

さて、14時になり、いよいよメインイベント?の公開オークションの開始です。
毎度お馴染み小林俊雄さんの名調子がとても楽しいです。
「面白いゲームが欲しいかーっ!」「おーっ!」
「レアにゲームが欲しいかーっ!」「おーっ!」
小林さんと会場との間でこんな掛け合いが楽しめる、素敵なイベントです。
今回は「ハーベスト」「エレクションX」等、かなり魅力的なゲームがありましたが、声を上げる前に価格が遥か彼方に行ってしまいましたw
全体的には以前に増して落ち着いた値付けの多い印象だった今回の公開オークションですが、大物はそれらしく凄い戦いになっていましたね。

最後の「1830」がお約束どおり18,300円で落札され、全ての公開オークションが終わり…と思いきや、ここでボーナスオークションが!
その商品は何と、MAGIC:The Gatheringのカードのみで作られたカードタワー。
入場口に飾られていたこれが、まさかのオークション登場!

結局1,000円で落札されたのですが、落札された方はM:tG大会のブービー賞に使われるとのことでした。
なるほど、なかなか粋なことをされますねw

この後、シュピレッタ賞の発表が行われました。
第3位「アグリコラ」、第2位「パンデミック」、そして第1位「ドミニオン」という結果になりました。
この一年間、これらのゲームの話題には事欠かなかったと思いますので、皆さん納得の結果だと思います。
(ちなみに私は「ドミニオン」「パンデミック」「交易王」に投票していました。)

さて、主なイベントが終わったので、最後にもう一周して撤退…と思いましたが、折からの強い雨。
さすがにこれでは動きが取れないので、さらに4階・5階をぶらぶらして時間を潰すことにしました。
そのお陰で?閉場が近くなり、値下げが始まった中古ゲームを追加購入できました。
すごろくやさんで、長年欲しいと思っていた「ザップセラップ」を安価で購入できたのがとても嬉しかったです。

というわけで、名残惜しくもありましたが、次の予定も会ったため、ここで会場を後にすることになりました。
立ちっぱなし、歩きっぱなしだったため、体力的には大分消耗しましたが、それ以上の精神的充実感を得られたように思います。

総体的感想

前回の2006レポートでも同じようなことを書いているわけですが、回数を増し、イベント全体としては円熟期に入ったように思います。
そんな中で、今回はもっと細かいところが良くなっているように思いました。

入場券の方式変更は最も顕著な点で、今まではカタログを入場券代わりにしていましたが、入場券に紐をつけて首からぶら下げる方式に変更されました。
これにより、階移動・一時退場時のカタログを取り出す手間が減りましたし、入場券に番号を印刷することにより、入札オークションやアンケート景品の抽選管理にも活用されていました。
その他、一々ここには挙げませんが、「あっ、ここが良くなったかな?」と思わされることは度々ありました。
こうした「痒いところに手が届く」ような部分が増えることによって、本人も気付かないうちに来場者の満足感が高まっていくのではないかと思います。

私自身も初回から参加しているわけではありませんが、ゲームマーケットは本当に大きなイベントになりました。
入場者も増加の一途を辿り、1,000人を優に超える状況になっています。
毎年開催を楽しみにしている人も(私を含めて)かなり多くなっているのではないでしょうか。
たくさんのご苦労があると思いますが、それでも毎年このイベントを開催していただいている運営スタッフの皆さんには、心より感謝の意を示したいと思います。
そして、来年もまた、このイベントが開催され、参加できればいいなあ、と思います。

最後に

以上で、ゲームマーケット2009の参加レポートは終わりになります。

だらだらと書き綴っているためお見苦しい点の多いレポートですが、これで多少なりともゲームマーケットの雰囲気が伝われば幸いです。
本人毎回参加のたびに雰囲気にどっぷり浸かってしまい、記録者としての意識が完全に飛んでしまっておりますので、それほど楽しいイベントなんだな、と笑っていただければと思います。
ここまで読んでいただいた皆様、どうもありがとうございました。

では、最後は毎度お馴染みの言葉で締めたいと思います。

「ゲームマーケット2010が、より良いイベントでありますように」



2009/06/02 いずみっくす(第一稿)

おまけ

最終的な購入品リスト(写真左側奥より)
  • ハウラ
  • アウグゲブレムスト
  • メイクンブレイクEX
  • ワンダフル映画祭
  • 蒸気の時代 東京首都圏
  • イッツアライブ!
  • ザップセラップ
  • 私の世界の見方
  • 海賊の入り江(DoW版)
  • スペースアラート
  • ベニスの支配者
  • Ocean Trade
  • ドミニオンレシピ
  • 三頭政治の終焉
  • ステルテベッケル
  • 八八の友
  • ワンモアバレル
最終更新:2009年06月02日 00:36