【クラス】キャスター
【真名】壇狩摩
【出典】相州戦神館學園 八命陣
【性別】男性
【属性】混沌・中庸

【パラメーター】
筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:A+++++ 宝具:A

【クラススキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。

【保有スキル】
邯鄲の夢:A
夢界に於いて超常現象を発現させる力の総称。
身体能力を強化する戟法、体力やスタミナを強化する楯法、イメージを飛ばす咒法、他者の力や状況を解体・解析する解法、そしてイメージを具現化させる創法の五つに分かれている。
狩摩は創法の界、及び咒法の射と散を共に極めた最上の空間支配者。

盲打ち:EX
何も考えていない適当な手しか打たないが、その結末はなぜか詰め将棋のごとく嵌る。
明らかに行き当たりばったりながら権謀術数を凌駕するため、策士にとっての鬼門めいた賭博師――と表現できる。

戦闘続行:E
即死級の攻撃を受けても尚、短時間のみ行動を可能とする。
生前、龍神空亡に首から下を吹き飛ばされて尚、戦真館の学徒たちへ助言を飛ばしたり、弾丸で額を撃ち抜かれながらも同じく助言を言い残した逸話から。

【宝具】
『大日本帝国神祇省・鬼面衆』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50/1~10/1~40 最大補足:100人
壇狩摩が率いる神祇省の配下部隊。
神国・日本の祭司を司る神祇省。飛鳥の時代より連綿と続いてきたその組織は明治の初期に消滅したが、裏の実働部隊として闇にあった者たちは生き残った。
彼らは文字通りの穏――すなわち鬼の子孫とも言うべき武術、方術、忍術の達人集団に他ならない。
千数百年もの永き渡って影働きを行ってきた組織のため、狩摩を筆頭に正々堂々という概念は彼らになく、その属性は戦士というより殺し屋である。執着、拘り、美学、信念、そうしたものを持ち合わせず、主の一手に順応する。
喚び出す駒は三つ、夜叉、怪士、泥面の鬼面。標的の命を刈り取るためなら命すら眉一つ動かさず捨て去る事の出来る戦闘機械である。その精神性は一片の傷すら存在せず、廃神たる神野明影をもってしても「人間ではない」といわしめた。


『中台八葉種字法曼荼羅』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~200 最大補足:3000人 
五常・破ノ段。創法の界、咒法の射・散を組み合わせた夢。
盤上の駒を再配置するように、創界内の敵の配置を好き勝手に組み替え、さらに咒法によって(偽の)五感情報を叩き込んで方向感覚を狂わせる。狩摩自身にも方向感覚を狂わせる効果は発生するが、自分の破段なだけあって方向感覚が狂った状態でも特に問題はない。特に軍勢に対しては特効の夢である。


『軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~300 最大補足:3000人
敵と味方を自らの創り上げた異空間のゲーム盤の駒として当て嵌める五常・急ノ段。
しかし、宝具の発動には条件が二つ存在している。


まず、相手が「これから行われる勝負が何らかのゲーム(基本的には将棋と予想されるように仕向けている)である」と思っている」こと。これを満たすために狩摩も趣向を凝らすが、賢い人間が相手の場合基本的にここで「これは盤面で、これから対局が行われる」と理解してしまう為、非常にこの夢に嵌り易い。
これらの条件を達成した際に創り出されるゲーム盤は、双方の行動の結果によって流動的に変化するため、基本的に狩摩にさえどのようなゲームが元にされるかは不明。
そのため、事前に趣向を将棋と推測して、条件を達成しないように将棋のルールを無視するような行動を取ったとしても意味はなく、極端な話、味方同士が殺し合いを始めたとしても、それに合わせたルールのゲームが開始されるだけである。
条件が非常に偏屈かつ達成困難である分、内包される力は急段の中においても桁違いであり、発動さえすれば神格のような存在ですらも(片鱗程度のものだが)この創界のルールに縛り付けられ、操られてしまう程の力を発揮する。


そして形成される創界は、駒となった人間が戦う戦闘の舞台となる盤面の世界と、狩摩と二人きりで盤面の元となったゲームをプレイする世界の二つに別れる。


盤面の世界では、駒となった人間の行動は割り当てられた駒の機能が反映されてしまうために、様々な制限を受ける。これは単純な動きの制限だけではなく、視覚などの感覚器官も制限され、当て嵌められた駒の種類によっては能力の行使すら不可能となる(例えば将棋で香車に当て嵌められているならば、前方以外に攻撃できず、前しか見えなくなる)。
逆に、本来の能力では行えないような挙動でも割り当てられた駒の機能の内であれば行うことができる(例えば桂の駒に当て嵌められているならば、空間を超越して攻撃することができる)。
駒となっている間指し手達の対局状況によって行動が影響されるが、それは単なる傀儡として指し手の意のままに動かされるわけではなく、両者の意思と思考が混ざり合った特殊な動作として表れる。これによって、駒となっている味方には反応速度や攻撃速度の上昇などの有利な補正が発生する。
狩摩の配下である鬼面衆は盤面での戦いに慣れている上に連携が緻密であるため、非常に脅威的な存在となる。


狩摩と対局する世界では、普通のゲーム(作中では将棋、大将棋)が行われる。
この空間にいる間は後述する状況以外で異能を使えない。もし、この世界で自陣の味方に割り当てられた駒が損害をこうむれば、その分だけ回復不能のダメージを受ける。つまり、一つしかない駒が取られてしまえばその時点で味方は死亡してしまう。ただ、相手から同じ種類の駒を事前に取っておけば、最悪の事態は避けられ、復帰することも可能。
加え、味方が割り当てられた駒が何か対局者からは一切判らないため、容易く捨て駒を作れず、通常よりもゲームの難易度が上がってしまっている。
なお、誰にも割り当てられていない駒で相手の割り当てられている駒を取ることや相手の行動の制限ももちろん出来るため、盤面での戦いに有利に働かせることができる。
そして、この世界での勝負に敗れ、負けを認めてしまえば死が訪れ、連鎖的に盤面の味方も全員死んでしまう。


しかし、以上の効果はこの宝具の表面的なものであり、真の効果は第二条件である「壇狩摩がこんな型に嵌った行動をするはずがない」を元に発動する。

その効果は 「ゲームに負けた側がその負けを認めなかった場合に、相手を殺すことができる」 というもの。
ゲームの勝敗が決した時点で創界を維持している全ての力が負けた側に流れ込む。
その時に「負けた」と認識していればその力によって殺され、認めていなければ逆にその力を使用し、相手を容易く殺害できる。狩摩の急段の内包する力は桁外れであるがゆえに(この効果を使用すれば条件を無視して急段を発動することすら可能)、勝った相手は抵抗もできず、発動したら逃れることができない。
作中での喩えで言えば、「将棋に勝っても、殴られて泣かされたら負けだろう」「サッカーで負けた時に、相手のチームを皆殺しにしてしまえば勝ちである」という理屈である。
棋士どころか博徒ですらやらない反則だが、「壇狩摩がこんな型に嵌った行動をするはずがない」という同意が双方に成されている故に、型破りが成立してしまう。壇狩摩流に言えば、ゲームに負けたからといって素直に掛け金を払おうと考えてしまう時点で「型に嵌っている」ということであろうか。
とはいえ、いつでも殴れるわけではない。直接攻撃が許されるのは、自身が負けた瞬間だけである。



『中台八葉種字法曼荼羅』、並びに『軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌』には共通の弱点が存在する。
それは、相手が極度の馬鹿であった場合、夢の効果が正常に、或いはまったく機能しないというもの。
『中台八葉種字法曼荼羅』ならば通用こそするが、『軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌』であれば、考えるよりも先に手を出すようなタイプ、まともな知性を持たないバーサーカーなどに対してはそもそも第一の条件が満たされない為、宝具を発動すること自体が不可能である。

【weapon】
なし。

【人物背景】
神祇省の首領。
夢界深層にある何かを巡って争っていると思しき六勢力の一角、神祇省の首領。
自身とその郎党を『タタリ狩り』と称しており、数多ある作中の謎に対してもっとも理解が深いと思わしき面がある。
現実世界では地相学の権威として知られていたらしく、辰宮百合香により戦神館再建の際に呼び寄せられ、戦神館再建に貢献した。なお、千信館資料室にて当時の顔写真が確認できる。

【サーヴァントとしての願い】
なし。聖杯戦争に対しては、半ば物見遊山気分である。

【基本戦術、方針、運用法】
存在しない。
彼を思いのままに動かすにはそれこそ令呪を使用するくらいしかなく、仮に令呪を使ったとしてもその並外れた幸運と盲打ちのスキルによって自動的に彼の利へと転がされる。

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