【クラス】
キャスター

【真名】
『幸福』@地獄堂霊界通信

【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運A 宝具EX

【属性】
混沌・善

【クラススキル】
陣地作成:E++
自らに有利な陣地を作り上げる。
キャスターは魔術師ではないためほとんど機能していない。強いて言うならば後述の宝具により支配した一帯こそがキャスターにとって唯一最大の陣地である。

道具作成:-
魔術的な道具を作成する。
キャスターは魔術師ではないため全く機能していない。キャスターが作り上げられるのは幸福のみである。

【保有スキル】
無我:EX
確固たる自我・精神が存在しない。キャスターの内にあるのは幸福のみである。
その在り方は幸福感による精神汚染に等しい。あらゆる精神干渉を無効化するが、ある種の精神の歪みがない者とは会話が成立しない。

単独行動:EX
マスター不在でも行動できる能力。
このランクに達するとマスターなしでも無制限に現界が可能となるが、宝具により真の姿を現した場合には魔力を大量に消費するのでこの限りではなくなる。
EXのランクは超越性を示すと同時に特異性をも意味しており、単独での存在が確定しているというある種の上位スキルにも類似した特性を持つ。余談ではあるが、単独での顕現が可能となるそのスキルを持つ者は、すなわち■■■と呼称される存在であるという。
幸福というものを大人は信じられない。子供は信じ、受け入れる。しかしそのどちらも結局幸福にはなれず、『幸福』は永劫ただひとり。

うたかたの夢:A
何某かの願望、幻想から生み出された存在。『幸福』はサーヴァントではあれど英霊の座に登録された存在ではなく、高次のアストラル体として構築された肉体は文字通り泡沫の夢に等しい希薄さを誇る。
願望から生まれたが故に特定の方向性において極めて強い力を保有するが、同時に一つの生命体としては永遠に認められない。
この存在の大本とはすなわち、全ての夢を生み出した―――

【宝具】
『幸福という名の怪物』
ランク:EX 種別:対人類・対文明宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
幸福という概念を体現した最悪の夢のかたちにして、鏖殺の未来をもたらす人類愛。
キャスターと直接相対した者は、その全てが幸せな夢へと誘われる。その夢の中ではあらゆる願望が成就し、その者にとっての理想郷とも言うべき世界が展開される。
そしてその夢に囚われた者は現実では永遠に目覚めることなく、放っておけば数日で衰弱死する。
この宝具から逃れる術は三つ。夢を解する知性を持ち合わせないこと、真に心から満たされていること、そして夢は所詮夢であると現実に向き合う確かな気概を持つことである。
それはスキルとしての精神防壁とは意味合いが多少異なり、例えどれほど堅牢な精神防壁を持とうが夢に逃避する精神性であったならば容易くキャスターの術中にかかる。逆に言えば何の素養も持たない一般人であろうとも心持ち次第ではキャスターに対抗可能ということ。
その性質上高ランクの狂化を施されたバーサーカーには一切通用しない。また、一度夢に堕ちた後でも何らかの手段で強く現実を意識させることができれば眠りから覚ますことも可能である。


この宝具は概念的なものであるが、同時にキャスターという存在そのものでもある。
キャスターの真の姿は数十mほどの植物のような生命体であり、土に根を張ることで周囲のマナを吸い上げる。
またこの形態においては幸福感をもたらす精神干渉波は物理的な破壊・束縛効果を持ち肉体的な快楽を与えるまでに強化されるが、精神防壁や対魔力等のスキルにより対抗可能となってしまう。
真の姿を現した場合、キャスターは確かな実体を持つに至る。

【weapon】
なし。

【人物背景】
異次元より飛来した謎の高エネルギー生命体。男には少女に、女には少年の姿として映る。
かつて南米の古代文明を自覚なしに数日で滅亡させ、正体不明の術師の手により封印され天界に幽閉されていたが、過去に三度脱走している。
性格は無垢。悲しみや怒りといった感情を解さず在るのは幸福のみ。キャスターは存在するだけであらゆる知的生命体を死に至らしめるが、彼もしくは彼女に敵意は存在しない。主観的にはあくまで人に幸福をもたらしているだけである。
一説には人間を滅ぼすための生体兵器だとか、人類が次のステージに進んだ際に真なる幸福を授けるために現れたとか、そんな推測もあるが真実は霧の中。

【サーヴァントとしての願い】
全ての人に等しく幸福を。

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