【クラス】バーサーカー
【真名】ウォルフガング・シュライバー
【出典】Dies irae-Amantes amentes-
【性別】男性
【属性】混沌・悪

【パラメーター】
筋力:B+ 耐久:E+++ 敏捷:A++ 魔力:A 幸運:E 宝具:A

【クラススキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。

【保有スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

魂喰の魔徒:A
十八万以上もの魂を喰らっていることから、マスターに消費させる分の魔力を自分で補うことが出来る。
これによってシュライバーはその性能を鑑みて反則的に燃費の良いサーヴァントと化している。

精神汚染:A
理性こそ存在するものの、意思疎通が出来ているようで同格以下とは決して噛み合わない。
精神感応系の術をほぼシャットアウト可能だが――彼の場合、一種類のみ例外が存在するという。

【宝具】
『暴嵐纏う機械獣(リングヴィ・ヴァナルガンド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人
素体はドイツの軍用バイク、ZundappKS750。アインザッツグルッペンの特別行動部隊長であり、常軌を逸した殺人鬼であるシュライバーの愛機であったために、彼の犠牲者たちの血と怨嗟に彩られた聖遺物となった。シュライバーの意のままに超々高速で機動し、一撃の吶喊で街一つを焼け野原にする。

『死世界・凶獣変生(ニブルヘイム・フェンリスヴォルフ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大補足:500人
ウォルフガング・シュライバーの創造。
能力は 「どんな速度や行動であろうと必ず誰よりも速く動くことができる」 こと。
どんなに速い相手であろうとそれを上回る速度で先手を取り、またいかなる攻撃もそれを上回る速度で回避する、絶対最速かつ絶対回避の能力である。このルールの強制力は凄まじく、高速で直進している状態から一切減速することなく飛び退くなど、慣性の法則・物理的な常識を無視するかのような機動も実現する。のみならず、時間軸を逆転させたかのごとく、後手が先手を追い抜くという不条理さえも引き起こす。その性質上、相手が速ければ速いほど自身も速くなるため、無限速を誇る蓮さえもシュライバーには追いつけない。ただし「誰にも触れられたくない」という渇望から、他人に触れられたことを認識すると自己の世界が崩壊し、それだけで回復不能の致命傷を負うという欠点を持つ。

もっとも、この創造には二つの段階があり、第一段階は不完全な状態のものである。彼の渇望はあくまで無自覚なものであり、平常時ではこちらの創造しか使用することができない。聖遺物とも完全に融合しておらず理性も残っているため、万が一誰かに一度でも触れられてしまうと、それが女性の張り手程度であろうとも自身の世界が崩壊し、砕け散ってしまう。

第二段階にして真の創造は、どんな形であれ一度触れられたことで、シュライバーの自我が吹き飛び狂乱状態となった時に無意識に発動させた完全な創造。
発動時は詠唱が変わるだけでなく、髪は過去の姿まで伸び、右眼からはかつて彼が詰め込んだ犠牲者達の血や肉体、汚物が流れ出し続けるというおぞましい姿へと変貌する。また、それまで使用していた拳銃や聖遺物は完全に自身と融合し、徒手空拳による肉弾戦を武器とする。融合型である彼にとってはこの状態こそが本来の姿であり、真の実力を発揮する。
この状態のシュライバーは融合型の極致・生きる聖遺物そのものとなっており、最早その眼光や吐息、気勢まですらも、シュライバーから放たれるもの全てに聖遺物の力が宿っているため、ただの咆哮ですら聖遺物の使徒を殺傷することが可能となっている。能力自体は同じだが、狂乱状態であるため何も認識できず 「接触した事実にも気付けない」 ため、相手に触れられても自己の世界が崩壊しない。創造の性質上防御能力がないため、この状態でも(それが自分の攻撃によるものであろうと)相手に触れた部分は砕けてしまうが、彼が喰らった魂を再生燃料としてどんな損傷からも瞬時に再生・復元される。蓄えた魂の数も団員最高の18万5731と膨大であり、燃料切れなどを期待することはできない。

その性質上、シュライバー自身の意思では使用不可能。
マスターのエミリーによる令呪があって初めて開放することができるが、一度解き放てば全てのステータスが爆発的に跳ね上がるだけでなく狂化のスキルもEXランクまで上昇し、一切の意思疎通が不可能になる。
また、この状態のシュライバーは彼を屈服させた主君・ラインハルト・ハイドリヒ以外の命令を受け付けず、仮にマスターであれども彼の殺人対象に含まれてしまう為、実際には真の創造を解放させるのに令呪一画、加えてマスターへ危害を加える事を禁ずるのに令呪一画と、まともに戦力として取り入れようとするならば計二画の令呪を使用する必要がある正真正銘の鬼札。但し一度使ってしまえば……途端に彼は、最凶の凶獣として暴威を振り撒くことだろう。
問題はエミリーが如何にして、彼の真髄を知るかである。

【weapon】
狼のルーンが刻印されたルガーP08のアーティラリーモデルとモーゼルC96の二丁拳銃を使う。ただしこれは活動位階においては通常の銃であり、サーヴァントに対してダメージは与えられない。

【人物背景】
本名はアンナ・シュライバー(Anna Schreiber)であり、ウォルフガングは父の名。母が生粋の娼婦であり、家業を共にする女が生まれることを望むも、生まれたのが男であったため、男性器を切り落として強引に娼婦として働かせる。
彼自身も生きるため、そして母のため娼婦を行うが、容姿の美しい彼が母より客を取るようになると母が嫉妬のため彼に暴力を繰返し彼の右目をえぐり、さらに父も彼に性的と呼ぶことすら生ぬるい猟奇的な暴力を行うなどして、彼の精神は追い詰められていく。そして最終的に彼は「自分は男でも女でもなく、子供も生めないし孕ませない」「故に種として完成しており、不死身である」という妄想にとらわれ、母と父を殺害、さらにその後もシリアルキラーとして客を中心に殺人を繰り返す。その後1939年12月24日に自分と似通った容姿であるヴィルヘルム・エーレンブルグと出くわし殺し合いに発展するが、ラインハルトとメルクリウスの介入により中断、ラインハルトの圧倒的な力の前に屈服する。
幼く中性的な容姿に加え、言動も明るいが、幼少期の体験から他者と共感する機能が完全に壊れており、他人を殺害した後の「轍」としてしか計れず、彼の他者に対する感情は愛であれ憤怒であれ最終的には殺害に結びつく。

【サーヴァントとしての願い】
ハイドリヒ卿へ聖杯を献上する。
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