時代を超え、世界を超え、数多繰り返される聖杯戦争。
奇跡を求め、情欲を燃やす者たちが神威の断片を奪い合うその戦場には時折、期せずして巻き込まれた者が混ざっていた。
数合わせ、イレギュラー……本来持つべき願いを持たず、儀式に捧げられる為だけに踊る生け贄。
だが時に、その生け贄こそが天の杯に手を伸ばすこともある。運と力の巡り合わせの悪戯。
それゆえに聖杯戦争に臨む挑戦者達にとって、彼らイレギュラーは蔑唾すべき半端者であり……同時に疾く打倒すべき害獣でもあった。
ここ鎌倉の地にも、聖杯を求めずして足を踏み入れた男が一人。
天より舞い降りるその巨躯は威風堂々。
鍛え上げられた鋼の肉体が往来を歩く人々の注目を集める。
大地に轟々と土煙を立てながら着地した男の目が、マスクの下からギラリと輝く。


「ここが京都か~~~っ!!!」

「な、何だぁーーー! 空から人が落ちてきたぞっー!!!」

駆け寄ってくる人間たちを睥睨するは、超人と呼ぶ他ない完成された肉体。
胸元の大きく開いたチョッキを纏い、マスクを付けたその装いはまさしく異端。
しかしながらそのあまりに自信に満ちた物腰に、鎌倉の住民たちは息を呑んだ。
だがその沈黙も束の間、突如人ごみの中からローブを着た男が飛び出して超人を指差し叫ぶ。

「ネプチューンマン! 正義超人ネプチューンマンだぁ~~~っ!」

「あ、あなた!? 急にどうしたの……?」

妻と思しき女性の困惑の声も意に介さずはしゃぐ男を見て、ネプチューンマンと呼ばれた超人がニヤリと笑う。
そう、彼の名はネプチューンマン。かって完璧超人として地球を襲来するも、正義超人との戦いで変心した経歴を持つ男。
キン肉星の王位争奪戦においては、ザ・サムライとして姿を現し、キン肉マンとの禍根を乗り越え戦った。
その際に彼が放った「ネプチューン・メッセージ」は、彼を正義超人として周知させるに十分な貢献を果たしたのはあまりに有名だ。
争奪戦収拾後、完璧超人の代表として三属性不可侵条約にサインした咎で完璧・無量大数軍(ラージ・ナンバーズ)に拘束され牢に繋がれていたネプチューンマン。
そんなネプチューンマンが脱獄し、超人属性同士の大乱を止める為に向かった先は日本・京都。
かってビッグ・ザ・武道としてネプチューンマンが師事したネプチューン・キング。彼は謎に包まれた完璧超人始祖・拾式サイコマンの正体を知る数少ない完璧超人だった。
そのサイコマンが憎憎しげながらもどこか達観した風に完璧超人始祖・弐式シルバーマンの完璧超人界出奔後の行動を語っていた事を又聞きしていたからこその選択。
シルバーマン、そして先に出奔したゴールドマンの両名が聖地として降り立った京都……ゴールドキャッスルとシルバーキャッスルを完璧超人たちは必ず狙うという判断だった。


「でもネプチューンマン! ここは鎌倉……京都ではありませんよ!」

「フム確かに。あっちに見えるのは金閣寺ではなく鎌倉八幡宮……二条城も見あたらねえが……」

「フ……ようこそ鎌倉へ、元完璧超人ネプチューンマン……」

確信を持って降り立ったが、道に迷っていたとでもいうのか。
困惑するネプチューンマンだったが、彼に助け舟を出す男が一人。
その男は黒尽くめの法衣に身を包んだ、冒涜的な笑顔を顔に縫い付けた神父である。
一目見て只者ではないと分かる神父に対し、群集が信頼の感情を向ける。
神父の名は言峰綺礼。鎌倉で教会を預かる、市民の信任厚い男だった。
その両目は強烈な光を放ち、暗示の魔術を群集にかける。

「彼はこの私、言峰綺礼の友人です……皆様は心配せず、日常に戻っていただきたい……」

「神父様が仰るなら間違いはありませんね。御機嫌よう」

「さようなら、神父様」

群集が一人、また一人と去っていく。
最初にネプチューンマンの名を呼んだ男だけが少し離れた場所に留まっていたが、周囲にはあっという間に人気がなくなった。

「妙なまじないを……言峰とか言ったな、貴様は何者だ?」

「私はこの鎌倉で行われる聖杯戦争の監督役だ。派手な登場をしてくれた君のフォローに来た」

「聖杯戦争?」

聞き慣れぬ言葉を訝しむネプチューンマンに、言峰がその概要を語って聞かせる。
曰く、万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。
心に願望を秘める者はマスターとなり、己の闘争を代行する戦駒、サーヴァントを召還し殺し合う。
勝者を除く全てのマスターとサーヴァントが倒れたとき、聖杯は顕現し勝者の望みを聞き遂げる。
ネプチューンマンはその競争に参加する為にここ鎌倉の地に来たという事になっているらしい。

「オレにそんなつもりはない! 悪いが帰らせてもらうぞ、今は超人界に止めねばならぬ戦争が起きている時、別の戦争に付き合っていられるヒマなどないのだーっ」

「それは不可能だ、ネプチューンマン」

「なんだと!?」

「一度足を踏み入れた以上、聖杯戦争が決着するまで鎌倉からは出られないのだよ」


一方的な物言いに、流石のネプチューンマンも鼻白む。しかしそのまま怯んでいる男ではない。
もはや会話の余地などないとばかりに神父に背を向け、空に飛び上がろうとして―――ネプチューンマンの右腕に痛みが走る。
何かと腕を見れば、そこには絡みつくような文様が浮かび上がっていた。

「それが今話した、召還されたサーヴァントと君たちマスターを結ぶ繋がり……令呪だよ」

「そんなものを召還した覚えはない! これは貴様の仕業だな!」

「否定はしないが……サーヴァントの召還に複雑な儀式は必要ない。特にここ鎌倉においてはな」

「たわ言はもうたくさんだ! 貴様が聖杯戦争とやらの黒幕ならば、ここでねじ伏せて台無しにしてやるわ!」

ネプチューンマンが言峰に飛び掛る。超人として人間を殺めるのは下衆の行い……その思いからの手加減はあったが。
だがその手加減が仇となった。言峰は目を見張る程の素早さで身をかわし、半歩踏み出してからの拳をネプチューンマンに突き立てる。
距離を離す程度の意味しかなく、それも打ち込んだ言峰の方が弾き飛ばされるという結果はともかく、その反応速度は驚嘆に値した。
ネプチューンマンの認識が即座に切り替わる。目の前の神父は怪しげな一般人ではなく、超人の域に届きうる存在である、と。
無機質な声で、言峰が警告を行う。

「これ以上の敵対行動をされると、ペナルティを課さざるを得なくなる。即刻やめたまえ、ネプチューンマン」

「ほざけ~っ! 『審判のロックアップ』!」

「ぬうっ!?」

速度を一段階上げたネプチューンマンの腕が言峰の腕を捕らえ、がっちりと組み合わせる。
両腕を重ねた二人の間に力と技の量り合いが発生し、ネプチューンマンは言峰の本領を見極めんと気を張った。
やはりただの人間ではない……いや、人間という概念に当てはまるのかも疑わしい、超人の力を量ったときとはまた違う感触を、ネプチューンマンは感じていた。

「貴様は、一体……!?」

「何度問われても答えは同じ。私は鎌倉の聖杯戦争の監督役、言峰神父だよ」

暖簾のような言峰の返答に毒を抜かれ、ネプチューンマンはロックアップを解いた。
性質はともかく、力は本物というべき物があるのだから、言葉にも一理の真実があるのかもしれないという、実力者たる彼らしい判断だった。

「……ここから出られないというのは本当なのか?」

「聖杯戦争が終わるまでは、な」

「ならばオレは聖杯戦争とやらを棄権する。終結を少しでも早める為に、最も優勝に近い組を見定めて協力するが文句はないな?」

「棄権の制度はないが、まあ君の思うままに行動するといい。ただサーヴァントにも願いはある、彼はなんと言うかな?」


言われて、召還されたサーヴァントがいまだ姿を見せていない事に気付く。
ネプチューンマンの腕に浮かぶ令呪がある以上、マスターの傍に存在してしかるべきサーヴァント。
言峰の言葉に応じ、ネプチューンマンは「現れろ」と念じてみた。
直後、虚空に融けていた霊体が実体を帯び、ネプチューンマンの僕が現れた。
その姿に驚愕するネプチューンマン。サーヴァントは、彼とまったく同じ姿をしていたのだ!

「セイバーのサーヴァント、ネプチューンマン。グフフ……そう驚いた顔をするな、こちらも驚いているのに我慢しているのだぞ」

「な、何事だこれは!? 言峰! サーヴァントとは無念のままに死んだ英霊を使い魔に貶めた存在と言ったな、オレはまだ生きているぞ!」

「驚くにはあたらんよ。私のような凡人には思い浮かべることすらできないが、完璧超人の猛者として名高い君ならば未来に英雄として名を残すことは想像に難くあるまい?」

未来に英霊となる者も、場合によっては時系列を無視して召還できるのだと付け加える言峰。
そう言われれば悪い気はしない、ネプチューンマンは不思議な遠慮を感じながら、己の写し身に声をかける。
サーヴァント・ネプチューンマンはマスターの提案に対し、自分の決めたことだから当然同意だ、と快諾する。
安堵するネプチューンマンだったが、目に浮かぶサーヴァントのステータスを見て、ふと言葉を漏らした。

「言峰よ、属性という部分が混沌・悪となっているのだが……」

「属性か。前部分は社会的、後半部は個人的な善悪に対する方針を示している。混沌・悪ならば反社会的であり、目的のためには手段を選ばない無軌道な姿勢を取るという方針だな」

「……」

「正義超人としてキン肉マンたちと共にある筈のオレが反社会的で無軌道な方針を? 腑に落ちんな……」

疑問を覚え、問い質そうとしたネプチューンマンに対し、サーヴァント・ネプチューンマンの表情がその属性に相応しい、邪悪なそれへと変貌していく。
そう、サーヴァントとして召還されたネプチューンマン……セイバーは現在のネプチューンマンとは意を異にする存在。そも、マスターとサーヴァントが完全に心意を同じにする方が珍しいのだ。
ネプチューンマンが知りえぬ未来を辿ったセイバーは、その性質を醜悪かつ練達したものへと変質させるに至っていた。
マスターの糺す言葉が、令呪と共にサーヴァントへと走る。セイバーが発する邪悪なるオーラは、ネプチューンマンをして躊躇なく切り札を使わせるものであった。

「何故このオレの姿を偽っている!? 正体を現せ~っ、セイバー!」

「その令呪に応じようじゃあねえか、マスター! だがオレは今まさに正体を現している! オーバーボディも覆面もつけちゃあいねぇ~っ」

「バ、バカな……」

「ついでに本音も教えてやろう。お前は無益な戦争を止めてみせると言ったが、オレにとってむしろ戦争は望むところ! 完璧超人界再興の為になぁ!」

「これは驚いたな。未来の自分を召還するとこんな悲劇が起きるとは想像もしなかったぞ、クックックッ」

破顔する言峰を尻目に、ネプチューンマンの驚愕は頂点に達した。
自分の未来は、この目の前にいる男が示しているというのか。今の自分の仲間達を思う気持ちは、やがてこの下卑た野心に塗り潰される必定だとでもいうのか。
ネプチューンマンの全身に力が篭る。それが事実だとしても、否、事実なればこそ、それを認めるわけにはいかないのだ。
喧嘩(クォーラル)ボンバー。言峰には使わなかった、ネプチューンマンの乾坤一擲のフェイバリットがセイバーを狙い定める。

「貴様がオレの未来の存在だというならば、現在のオレが正さねばなるまい! 覚悟しろ、セイバー!」

「愚か者め! マスターとはいえ、オレの過去の存在とはいえ、サーヴァントに勝てるとでも思うか!」

セイバーはあえて喧嘩ボンバーを受けた。その一撃は重く、強く、信念を込めた物であったが、それだけではサーヴァントという存在との根本的な力の差を覆すには至らない。
悠々とネプチューンマンの体を拘束するセイバーの技は喧嘩(クォーラル)スペシャル。己の技で締め上げられるネプチューンマンは、無念に歯噛みする。
そしてセイバーがサーヴァントを象徴する、ネプチューンマンならば絶対に使わない、使えないもの……『宝具』を取り出す。

「これが何か分かるか~っ」

「そ……それは!」

「グッフフ、そう。貴様もよぉくご存知の悪魔どものお宝、裏切りの箱よ!」

「裏切りの箱(ヴィトレイ)」。セイバーが持つ二つの宝具の片割れであるそれは、本来の力を発揮できぬまでも、パスが繋がった己のマスターを対象とするには十分すぎる神秘。
箱の中に出現したネプチューンマンの人形が呪いに囚われ、ネプチューンマン本体の自意識を精神の奥底に封じ込めた。
大人しくなったネプチューンマンを開放し、セイバーは言峰に向き直る。

「マスターとの話はついたぞ。我等は聖杯を獲る! そしてオレは聖杯にこびり付いた神域の力をカマクラ・パーフェクト球根として食し、今度こそ完全無欠超人となり超人界を支配するのだ~っ!」

「そうか、君たちの願いが叶うことを私も心から祈るとしよう。既に予選は始まっている、油断をせず励むことだな」

「うむ……しかし、ねぐらや食い扶持を探すのが先だな」

「それなら、私の家を自由に使ってくださいよ、ネプチューンマンと未来のネプチューンマンさん!」

遠巻きに様子を見守っていた、ローブを着た男が、妻を伴って駆け寄り、声をかける。
不審げに男を見るネプチューンマンに、言峰が去り際に伝えた。

「予選は既に始まり、当然脱落者も出ている。その男は君たちと同じ世界から来た参加者だな。妻はこの鎌倉で暗示をかけた赤の他人といった所かな?
 サーヴァントを失い、何らかの事情で己がマスターだったというこの聖杯戦争の記憶すら忘れた何の害もない存在。この鎌倉で君を知る数少ない者、というわけではあるがな」

「ほう。ならばお言葉に甘えるとしようか」

「あ、あなた! 私たちの生活は……」

「バッキャロ~っ! あのネプチューンマンに、それも現在未来二人のネプチューンマンに合えることなんて滅多にないんだぞ! そのお役に立てる以上の光栄はない!
 なんだったら俺たちはホテル暮らしでもすればいいじゃねえか! なにか文句でもあるのか!?」

「そうね、あなたの言うとおりだわ」

無意識か、意識的にかはセイバーには分からなかったが、ローブの男の言峰がやったそれとは比べ物にならぬ稚拙な暗示魔術により、細君からの許可も得られた。
アジトを得ることに早々成功し、セイバーの聖杯戦争は順風満帆のスタートを切ったと言えた。
しかし、上々の気分のセイバーにはマスターが自分自身だったからこそか、見えていないものがある。
聖杯戦争がただの殺し合いではなく戦争と呼ばれる高度な物になるのは、始めから最後まで切り離せない、マスターとサーヴァントの繋がりが様々なメリットデメリットを生じさせるからこそなのだ。
この戦争を個人戦と捉えているセイバーの認識がいかなる結果を生むのかは、天上にあらぬ彼には今だ理解が及ばなかった。


【クラス】
セイバー

【真名】
ネプチューンマン@キン肉マンII世

【ステータス】
筋力A 耐久A+ 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A

【属性】
混沌・悪

【クラス別スキル】
騎乗:E
申し訳程度のクラス別補正。

対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
スキル「完璧超人」の効果により、本来のランクより向上している。

【保有スキル】
完璧超人:B-
「超人」種の中でも最も神に近い存在とされる集団。
善悪や感情を超越した精神と完璧なる強さと思想を身に付け、他の種と交わることを忌避する傾向にある。
「絶対に負けてはならない」「凶器を使わない」「逃走、後退による背中への傷は許されない」等の厳しい掟を守ることで、あらゆる攻撃への耐性と、スキルから1ランクダウンした『カリスマ』の効果を得る。
本来ランク分けできるような階級はこの集団には存在しないが、便宜上 一般完璧超人→強豪完璧超人→完璧・無量大数軍→完璧超人始祖 とランクが上昇していき、
Bランク以上ならば前述の効果の他に不老の肉体、Aランク以上ではさらに同ランクの『神性』等を取得する。セイバーは一度は完璧・無量大数軍に数えられた身だが、脱退しているためこちらは失っている。

真眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

呪術:E
悪魔・時間の二大勢力と組み、凶悪な呪いを用いた逸話を持つ。
宝具『裏切りの箱』により、低ランクの呪術が使用可能。さらに、低確率で「呪い」に類する効果を持つ宝具の真名を看破する。

マグネット・パワー:C
ガイアの力を借り、肉体から膨大な磁気を発生させる能力。
最高ランクのこのスキルの持ち主ならば、複数名で協力すれば地球の自転を反転させて時間を逆行させることすら可能。

魔力放出(雷):C
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
セイバーの場合、天を裂く稲妻を身に纏い扱うことができる。
マグネット・パワーと併用する事により周囲の物質を操ったり、磁気嵐で呼んだ稲妻を剣として扱うことが出来る。


【宝具】
「裏切りの箱(ヴィトレイ)」
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:10

悪魔超人から奪った、他者を仲たがいさせて連携を阻害する呪具。
本来の使い手ではないため、他のサーヴァントとマスターに効果を及ぼす事は出来ず、自己のマスターや一般人を操る為だけに使用する。


「<完狩>虚勢剥がす虚栄の磁交<完傑>(クロスボンバー)」
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:1

完璧超人界の至宝とまで呼ばれた、セイバーのタッグ・フェイバリット。
覆面レスラーを葬り、その覆面を奪う(覆面を付けていなければ、顔皮を剥ぎ取る)逸話から、耐久値および防御スキルを無効化する特性を持つ。
対象の周囲に強力な磁場を形成し、一度発動すれば脱出は困難を極める。単独では使用できず、自分と同等以上の実力者の協力が必要だが、その威力は破格。
さらに21世紀の新技術・オプティカルファイバーの力を用いた逸話から、20世紀以前の英霊に対しダメージ値が上昇する。
セイバーは同位体であるネプチューンマンと共に使うが、マスターが洗脳状態にあるため現状では本来の半分の威力も出せない。


【Weapon】
「サンダーサーベル」
『魔力放出(雷)』『マグネット・パワー』により落下させた稲妻を掴み、剣として利用する。凶器にはカウントされない。

「爆薬」
完璧・無量大数軍として、負けた際に自害する為に持ち歩いていた爆薬。
飲み込めば、人狼煙となる程の爆発を起こす。


【人物背景】
<キン肉マン>での来歴はネプチューンマンの項目を参照。
キン肉星王位争奪戦を終え、キン肉マンのフェイス・フラッシュによって蘇ったセイバーは、故郷であるイギリスに帰国。
長年の戦いの疲れを癒すため、田舎で隠居生活を送る。その中でも、鍛錬だけは欠かさず行っていた。
妻子を持たず、新たな敵との戦いだけに備える彼の肉体は全盛期の力を維持し続ける一方で、彼の精神は徐々に
悪行超人の台頭も意に介さず「完璧な強さ」だけを追求するかってのものへと立ち戻っていった。
時間超人たちの襲来についに重い腰を上げるも、正義超人と同じ道を歩むことはもはやなく、悪逆非道の限りを尽くす。
だがその精神と肉体はやはり酷使の果てに磨耗しており、維持できていたのは表面だけだった。
サーヴァントとしてより完全な存在に近づいた今、セイバーは再び覇業に向けて邁進する。

【サーヴァントとしての願い】
完璧超人界の再興。聖杯を得て『カマクラ・トロフィー球根』を食すことで完全無欠超人となりそれを成す。

【方針】
アジトに腰を据え、倒すべき強敵を探す。


【マスター】
ネプチューンマン@キン肉マン

【マスターとしての願い】
……

【Weapon】
特になし。

【能力・技能】
「裏切りの箱(ヴィトレイ)」とサーヴァントとしての特質を除けば、セイバーに迫る戦闘技術を持つが、洗脳状態にあり能力は半減以下にまで落ちている。
令呪は腕に絡みつくように三画。

【人物背景】
超人・喧嘩男としてイギリスで活躍していたが、その荒々しいファイトスタイルは受けが最悪で、ヒールとして侮蔑されていた。
格好ばかりの超人が持て囃され、自身の強さが世間に受け入れられないことに絶望しテムズ川に身を投げ自殺を図ったが、川底で運命の出会いを果たす。
ビッグ・ザ・武道からネプチューンマスクを授かり『完璧超人ネプチューンマン』へと生まれ変わり、天上界で更に研鑽を積む。
夢の超人タッグトーナメントにおいては、完璧超人の首領格を騙り参戦、悪魔・正義両陣営をまったく寄せ付けない実力で勝ち進む。
しかし決勝戦においてマシンガンズと相対し、その友情パワーと自分を拾った武道=ネプチューンキングの悪辣下種な本性にショックを受け錯乱。
正義超人の友情の高潔さを認め、地球に迫る無数の完璧超人に敗北を伝えるため人狼煙として爆死するネプチューンマン。
キン肉星王位争奪戦においては、心ある完璧超人たちにより蘇生を果たし、キン肉マンたちの戦いを見守る。
激戦の中死亡したキン肉マンの兄、キン肉アタルの遺灰を回収し、その遺灰が起こす奇跡を前に、ついに戦線に加わる。
キン肉マンと完全に和解して彼を王と認め、正義超人たちにキン肉マンの戦いの大義を訴えて死亡。戦後、キン肉マンのフェイス・フラッシュにより蘇生する。
その後、三属性不可侵条約に完璧超人代表として署名するが、完璧超人として主流派だったにも関わらず、激怒した一部の完璧超人たちにより粛清・監禁される。
無益な戦いを止めるため脱獄、かって完璧超人始祖を足抜けしたゴールドマン、シルバーマン両者にとって聖地と言える京都が狙われると読んで急行するも、
まったく意図せず異世界の鎌倉に迷い込んでしまい、聖杯戦争に巻き込まれた。

【方針】
……

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