『皆様、鎌倉ブリリアントパークは閉園時間となりました。
 またお越し頂ける日を心よりお待ちいたしております。
 本日はご来園ありがとうございました。』





 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇



夢の中から覚ますアナウンスが流れていくばくか。
遊楽の世界へ導く遊具達はその身を休め、一帯を輝かせる声も今は一つもない。
喧騒に満ちた園内は幕を閉じ、閑散とした淋しさがその場を支配していた。
本来であれば営業時間が過ぎても園内には従業員たちが残っているところ。
彼らには通常業務以外にも、後片付けや明日の準備などが待っている。
だから各々の役割に沿って各自各所で次の作業に移るところだが。


「はい、みんな集まったわね」


本日は園長の呼び出しにより、従業員全員が閉園後の中央広場に集まっていた。
その内容は前々から告知していた新しい出し物をこれから披露する、とのこと。
雑談に興じていた従業員たちは園長の一声で静粛になり、皆一斉に振り向いた。


「とりあえず皆さん、今日もお疲れさま」


一同の視線の先にいるのは、間違いなくこの遊園地のトップである、はずなのだが……
そこに現れた人物は一般的に想像できる人物像からあまりにもかけ離れていた、独特過ぎる雰囲気を放っていた。
サスペンダーを吊るし、ダイヤのマークが入ったバレリーナのような服装で身を包み。
オカマ口調で喋る、金髪で丸刈り頭のオッサンが、そこにいた。
初見だと大きな衝撃を受けて思考停止間違いなし。ものすごく怪しさ・胡散臭さが満載なのだが。
ここにいる従業員たちは何の疑問も浮かべず、オカマの園長の言葉に相応の反応を示していた。


「さて、以前皆にも告知した通り、今度の新しいイベントを手伝ってくれる新しい仲間を紹介するわ」


最初は、従業員たちもその容姿や挙動に面を喰らい、訝しみ、職場と遊園地の行く末に多大な不安を抱いていた。
しかし颯爽と現れた新園長は、不況にあおられ経営が右肩下がりになっていた遊園地を新風を吹き込んだ。
幾つかの不要な部分を撤廃しつつ、斬新なアイディアで提唱する新企画が見事お客様の心を掴む事に成功した。
尚且つユーモラスに富んでおり、鋭い感性で時代の要求を機敏に取り入れる成功者としての姿は、むしろ従業員たちの信頼を獲得するに至っていた。
今では鎌倉ブリリアントパークは連日大盛況であり、従業員たちはが多忙に追われながらも充実した仕事生活を送っているのだ。


「ふもっふランドからやってきた、ボン太くん達よ!」
「「「ふもっふっ!!」」」


園長が合図を掛けると、同じ姿をしたマスコットが複数現れた。
緑色の帽子を被り紅い蝶ネクタイを付けている、何らかの動物をモチーフとした生き物。
他の着ぐるみと同様、普通の人が中に入れるほどの大きさがあるマスコット。
如何にも児童向けに丸みと可愛らしさを備えた“ボン太くん”は、早速一部の従業員たちを虜にしていた。


「合計8体のボン太くんを園内に配置するから、キャストの皆さんは彼らのフォローをよろしくね。
 それとボン太くんは人間の言葉を喋れないから、皆でこの特性マイクホンを頭につけて代わりに内容を伝えてあげてね」


配られたマイクホンを装着した従業員が早速パフォーマンスで示す。
となりでボン太くんが「ふもも、ふもっふ!!」と喋り、続いて「皆さん、よろしくね!!」と口頭で翻訳して見せた。
その方法に多少の不便さを感じつつ、しかしそれがボン太くんの個性であると理解して、従業員たちは特に気にしなかった。
――その後も園長からの説明事項が続き、ものの数分で話は終わり解散となった。


「それじゃ、後片付けや明日の準備もヨ・ロ・シ・クね☆」




 ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~





「はぁ…やっぱりジョマがいないと調子が出ないわねぇ」



園長のマカオは部屋で一人になった後、開口一番に現状の物足りなさを嘆いていた。
その原因は、マカオの半身とも呼べる弟・ジョマがいないため、である。
彼ら兄弟は二人一組でオカマ魔女として活動し、息がピッタリの掛け合いとコンビネーションを誇っていた。
逆に言えば、片方が欠けると相当な実力者である彼も十全の力を出せなくなってしまうのである。
先程の説明の時も、いつもならマカオとジョマで交互に喋るのが彼らの普通だが、それを全部一人でやる事にマカオは何処かもどかしさを感じていたところだった。

ちなみにもうわかってはいると思うが、弟のジョマもオカマである。
蛇足ついでに捕捉すると、同じようにバレリーナ衣装を纏い、腰にはチュチュというスカート状の衣装を着けている。
さらに、兄のマカオより女性っぽいオカマとなっており、黒い髪をお団子状に纏め上げている。


「でも、弱音を吐いていられないわ」
「再びジョマと一緒に世界征服するためにも、アタシが頑張らなくっちゃ!」


マカオは、ここ鎌倉に訪れる前まではジョマと一緒に日本の群馬にて地球侵略の準備を着々と整えているところだった。
以前征服した王国の名を冠した遊園地・ヘンダ―ランドを隠れ蓑にしつつ、力を蓄えながら情報収集や諜報活動に勤しんでいた。
その最中に現地で仕入れた情報の中には、中々に興味深い情報や直接は関係ないが頭に入れといた情報がいくつかあった。

世間一般には知られない魔術や秘蹟を統轄している組織の存在があり、ここ極東ではその監視の目が薄いこと。
地球という星は特異点となりやすく、特に日本においては様々な超常現象が人々に知られずに発生しているということ。
とある魔法使いの提唱より、並行世界への移動する方法も論理立てられていて幾つかの実証もあったということ。

そういった情報の中の一つに「聖杯戦争」という単語も当然入っておりマカオ達もいくらか興味を持っていた。
しかし残念なことに、彼らがいた世界では既に聖杯戦争は廃れており、別世界に行かないと参戦できないという噂を耳にしていた。
それに自らの手で世界征服をするだけの自信を持っていた彼らにとって、ないものねだりをするつもりなんて毛頭なかった。
仮に聖杯戦争があったとしても、優れた魔女である彼らが両方ともマスターになってしまう可能性が高い。
そうなると優勝者しか願いを叶えられないというルールと彼らの絆がぶつかり合うという不毛な結果にしかならず、意味を為さないだろう。
もっとも、オカマ魔女の手にかかればそんなルールも改竄して聖杯を手に入れようと考えるが。
とにかく。机上の論理。捕らぬ狸の皮算用。どうでもよかった。


それとは別に彼らには危惧すべき事項があった。
抑止力。
人類種を護る為に現れるという、偶然のようなカタチで破滅を回避する集合無意識の作用。
場合によっては守護者という存在が顕現して害を為すものを排除するとも言われている。
あるいは、異能の力を持つ者が目の前に現れて死闘になるのかもしれない。
それらは情報不足であるがゆえに詳細までは掴めなかったが。
もしかしたら、オカマ魔女による地球侵攻も“害”と見做されて妨害されるかもしれない、と考えていた。

目に見えない、自分達の意識しないナニカが知らぬ間に自分達を消し去りにくるのかもしれない。
断然なにが来ようと万全と自信でもって跳ね除けるが、それでもいくらかは拭いきれない小さな不安が頭によぎる。
その脅威を退くには、何者をも跳ね除けるだけの常勝か、変化を機敏に感じ取って回避するか、あとは野望を諦めるか。
当然、他者を支配することを目的とするマカオとジョマはそんなものに怯えずに勝ち進む道しか選ばなかった。

とはいえ世の中何が起こるか分からないもの。
マカオとジョマはもし万が一があったときのために、とある保険をかけていた。
それは、もし彼らが消滅した場合、どこか別の世界で転生して復活できるようにする魔法の構築であった。
流石に魔法に精通するオカマ魔女でも、蘇生と並行世界移動という大それた魔法の構築には一筋縄ではいかなかった。
辛うじてそれらしき魔法を試作することができたが、彼らはそれを実証することはなかった。



「それもこれも、あのガキンチョが邪魔さえしなければ!!」


ちょうどその頃、支配下に置いていたはずの人形が反旗を起こしたり、偶々その場に居合わせた幼稚園児に自分達の野望を知られてしまったのだ。
たったそれだけのことが、彼らにとっての命取りだった。
その時取りこぼした幼稚園児・野原しんのすけとその家族がマカオとジョマの前に立ちはだかり。
何の力を持たないはずの野原一家という特異点によって、マカオとジョマは消滅させられてしまったのだった。

そして、未完成の保険が作動した結果、今度は聖杯戦争が開幕される世界に偶然にも飛ばされ、鎌倉という地にマカオは転生することとなった。
しかし何故か弟のジョマはマカオの隣にはいなかった。探してみたが、見つからなかった。
やはり魔法には不具合があったのだろうか。
ジョマがどこに行ってしまったのか不安ではあったが、別の世界で転生したのかもしれないと考え、マカオはすぐに行動に出た。

まず手始めに、新たな根城を見つけること。これはご当地遊園地、鎌倉ブリリアントパークに決めた。
次に潜伏するための地位と環境の確保。これも魔法による書類偽造と暗示によって難なくクリアした。
新園長として就任した後も、様々な魔法を仕込んだり、従業員たちに暗示を掛けておいた。
これで多少不審な行動を起こしても従業員たちは疑問に思わず、こっちの思った通りに動いてくれるようになった。
他にも設備に細工を施したりして、あとはサーヴァントが召喚されるまでの間、色々と準備に費やした。
ついでに、紛いなりにも遊園地を経営していた経験を活かして来場者数を増やす事のも貢献していた。


「それで、首尾はどう、アーチャー?」
「ふもっふ!!」


そして現界したサーヴァントは、なんともまぁ変わったサーヴァントであった。

その真名は「ボン太くん」。クラスはアーチャー。
しかしこのアーチャーは三騎士の一つとしてはあるまじき能力であり、その戦力は、 単 騎 としては弱い方であった。
他の三騎士や騎兵、狂戦士などと一対一で戦った場合は目も当てられぬ結果になるのが目に見えるほどのステータスの低さ。
場合によっては武闘派のアサシン、キャスターにすら遅れをとるかもしれない。
最弱までとは言わないが、数々の武勇を残した豪傑達には明らかに至らない。
トランプで例えるなら、2~Aの中の4、5程度の強さしかないだろう。



しかし、彼には、“彼ら”には別の所で強みがあった。
それはボン太くんの原典にはない能力。
ボン太くんを気に行った者から生み出されてしまった、新たな噂。
そこから更に拡大解釈され、別の存在により別世界の戦記において彼の力として認識されてしまった宝具。

『特攻野郎Bチーム?(イッツァふもっふワールド)』。
なんともふざけた宝具名ではあるが、なんと“アーチャーは自身と同じ「ボン太くん」を大量召喚できる”という実に恐ろしい宝具である。
多少の個性の差はあれど、同じステータス、スキルを持つボン太くんによる人海戦術が可能となり。
個々は弱くても群体となって力を補い合い、分担して作戦行動をとることができ、数の暴力と火器による集中砲火によって敵を殲滅する。
これが此度の聖杯戦争に呼び出されたアーチャーに与えられた宝具となった。


もう一つ、英霊らしからぬふざけた姿にも意味があった。
スキル『幸運を呼ぶ人気者』。
このスキルはボン太くんの出自と容姿に由来するもので、ボン太くんを見た人はみんなマスコットだと誤認するようになる。
つまりボン太くん達はサーヴァントとしての素性を隠すことができ、他の主従達にも「ボン太くんはマスコットである」と思わせることができるのだ。
サーヴァントとしての気配が極限まで薄まりステータスも表示させなくなるため、諜報活動や偵察にはうってつけである。
さらに応用すれば、意表を突く形で奇襲・強襲を仕掛ける事もできるだろう。
ただし欠点として、ボン太くん自身がマスコットとして振る舞い続けなければスキルは発動しない。
マスコットらしからぬ行動をするほどに、サーヴァントとしての素性がバレやすくなる仕様になっているので、そこは気を付けなければならない。

だからマカオは大胆にもボン太くんを起用したイベントを企画し、大々的にその名前を広告することにした。
本来、サーヴァントの容姿と真名がバレてしまうと圧倒的不利になるところを、ボン太くんのマイナーさとスキルと能力を逆手にとって有効活用する。
イベント宣伝を口実にボン太くん達を鎌倉市内に出歩かせ、表向きは客寄せのマスコットと見せかけて、秘密裏に他の主従の動向を探らせる。
並行してボン太くん達に遊園地内のトラップ設置や武器の配置を任せている。
こもし他の主従に攻め込まれたとしても返り討ちにする事ができるにさらに準備を整えて置く。


「ふも、ふももも!ふもっ!もっふる!」
「分かったわ。それじゃぁ引き続きお願いね」
「ふもっふ!!」


報告を終えてアーチャーは退室した。
ちなみに彼が最初にマカオの前に現れて契約を果たしたアーチャーであり、コマンダーとして他のボン太くん達の指揮をとる立場にいる。
もし、原初のボン太くんたるアーチャーが倒されてしまった場合、そこでマカオのサーヴァントは失われてしまう。
そうなってしまったら聖杯戦争の優勝も、彼らが抱く野望もままならなくなってしまう。
最悪の事態を防ぐためにも、今は着々と準備が整えて、最善の状態にしておくに越したことはない。


「待っててね、ジョマ。もうすぐ迎えにいくから」


カードは揃い、あとは聖杯戦争を勝ち抜くのみ。
当然マカオは自信に満ち溢れていたが、やはり一人で寂しく思う。
だからこそ、オカマ魔女は虚空に向かって、決意を静かに囁いた。


【マスター】
マカオ@クレヨンしんちゃん ヘンダ―ランドの大冒険

【マスターとしての願い】
ジョマと再会し、一緒に地球を支配する。

【weapon】
なし。


【能力・技能】
特技はバレエ。“蝶のように舞い、蜂のように刺す”ような舞踏/武闘ができる。
オカマ魔女として様々な魔法が使えるはずだが、原作だと直接行使した描写がないため詳細不明。
しかし書類偽造や人形の使役に石化の解除など、作中の描写からそれらは使用できると思われる。
他にも捕縛した者を操ったり、シャツやブラジャー等の物に変えたり、心と体を切り離して人形に変えたりすることも。
ただし、『マカオとジョマ』の一対でオカマ魔女をしているため、片方だけではダンスも魔法も本領までは発揮できない思われる。
簡単な魔法ならマカオ単身でも問題ないだろう。

(といった感じで、マカオ単体の実力が不鮮明な部分は、ジョマが不在で本調子でないという匙加減で調整しよう)


【人物背景】
劇場アニメ第四弾「クレヨンしんちゃん ヘンダ―ランドの大冒険」に登場する黒幕の一人。
しんのすけがいる世界を支配するためにやってきたオカマ魔女であり、群馬にある遊園地・ヘンダ―ランドを拠点としている。
丸刈り頭が兄のマカオ、お団子頭が弟のジョマ。兄弟してオカマ。二人してバレリーナの恰好をしてオカマ口調で喋る。
ちなみに“ヘンダ―ランド”は以前支配した王国の名前が由来。
その国の王女を捕え、救出しに来た王子を踊りながら攻撃をいなし避けながら捕縛に成功するなど、相当の実力の持ち主。
ヘンダ―ランドで地球侵攻の準備をしている最中に幼稚園児・野原しんのすけに自分達の秘密を知られたため、部下を使って消そうとする。
しかし魔法のトランプで悉く撃退されてしまい、ついにマカオとジョマの所にまで辿り着いたため真っ向勝負にでる。
ダンス勝負には負け、ババ抜きでは勝ったが誤って弱点であるジョーカーのトランプを渡してしまい、攻略法を知られてしまう。
最終的に野原一家とオカマ魔女のジョーカーの奪い合いとなり、しんのすけを目的地到着を阻止しようとしたが、
野原一家の連係プレイに妨害されてしまい、あと一歩の所で間に合わずに消滅してしまった。



【クラス】アーチャー
【真名】ボン太くん@フルメタル・パニック?ふもっふ
【属性】秩序・中立

【パラメーター】
筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:D 幸運:A 宝具:C

【クラススキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。


【保有スキル】
軍略:C
 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
 アーチャーの場合、自身にとっての最適な戦術行動を思案する事、相手の戦術を先読みする事に多少長けている程度である。

陣地作成:E
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 アーチャーの場合、部隊・装備などの配置を整え、軍事的に優位な陣地を構える。

破壊工作:A
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。トラップの達人。
 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

幸運を呼ぶ人気者:A
 ボン太くんは遊園地やイベントで登場するマスコットだ、っと思わせるスキル。
 単騎では弱い分、サーヴァントとしての気配を極力感じさせず、ステータスも隠匿する。
 さらに戦闘終了後には「マスコットは戦う事はない」という一般的な認識を強引に作用させるため、
 「ボン太くんがサーヴァントである」という情報や戦闘経緯・能力などの情報を消失させる。
 ただし注目を集める存在であるため、真名とは認識されなくても「ボン太くん」という名前は万人に知られた状態になる。
 このスキルはマスコットらしからぬ逸脱した行動が強くなる程にランクも比例して低下する。

【宝具】
『正体不明の限定象徴(アンノウン・マスコット)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:50人
 相手の認識に影響を及ぼす不可思議な現象。アーチャーを見た人は様々な反応を示すようになる。
 その姿に萌えたり、呆れたり、怒ったり、心が揺らいだり、混乱したり、闇が晴れたり、何故か悟りを開いたり、むしろ無反応だったり、と。
 さらに戦闘中ならば、相手によっては手心を加えたり、逆に発狂して攻撃する者もいる。
 アーチャーにとってこの宝具が吉となるか凶となるかはその時の運次第となる。

『特攻野郎Bチーム?(イッツァふもっふワールド)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:600
 単騎では英霊として実力不足、だからこそ群体となって敵対勢力を排除する、その悪夢を再現した宝具。
 アーチャーは自身と同じ能力を持つボン太くんを召喚し、小隊(30体~60体規模)を組めるほどの頭数を揃えることが出来る。
 アーチャーの号令で瞬時に小隊ごと招集したり、少数ずつ小出しすることができる。不要な時は号令を受けるまで現界せずに待機する。
 個々の現界に必要な魔力はマスターが負担し、アーチャーを含めた合計15体で平均的なサーヴァント1体分の魔力消費量となる。
 また召喚したボン太くんが倒された場合、多少多めに魔力を消費することで新たなボン太くんを補充することができる。
 この能力を駆使すれば、陣地内で敵を迎撃する時に全員のスキルをフル活用することで最大限に優位に立てる。
 また分隊を編成して偵察させたり、敵陣を発見次第総軍で強襲を仕掛けることもできる。
 なお、ボン太くんを全員撃退する必要はなく、最初にマスターと契約したアーチャーを倒せば消滅となる。


【weapon】
マシンガン、散弾銃、グレネード、ロケットランチャーと火力兵装が主体。
接近武器はスタンロッド。もしくは格闘術による殴る蹴るでもっふもふにしてやんよ。
C-4爆弾やクレイモア指向性地雷など設置型爆発物も使用する。
さらには各種トラップ設置に精通している。
必要であれば、ナイフ、手榴弾、対物ライフルなど現代兵器をその都度調達する事も可能である。


【人物?背景】
原典はアニメ「ふもふも谷のボン太くん」に登場するキャラクター。
ちなみに8話で打ち切りになった幻のアニメである。理由はクオリティ追求のためにスケジュールと予算が破綻したため。
その後、複雑な法廷闘争の末に版権は豆腐店が所有することになり、現在では有志による同人イベントが開かれている。
以上の経緯のように、結構マイナーでありながら妙にマニアックなファンが大勢いるという謎の人気者である。

それがどういうわけか、広域暴力団や麻薬密売グループなど裏社会において恐るべき存在として都市伝説的に囁かれるようになっている。
どうしてそうなった → 某軍曹がボン太くんの着ぐるみを魔改造したせい。(ちなみに彼もボン太くんがお気に入りである)
改造に改造を重ねた結果、人間サイズまでダウンサイジングされたASと言える程に高性能な戦闘用強化服へと変貌した。
ちなみに別の世界線だと、地球で銀河で超次元でチート級の機体同士による大戦の中で活躍するボン太くんの姿もあるそうな……

此度の聖杯戦争に呼ばれたボン太くんは上記の原典と都市伝説、別世界の記録が織り混ざった存在。
ファンタジーとミリタリーのハイブリッドでできた近代の英霊である。え、ミリタリー分が強い?気にするな。
それと英霊としてのボン太くんに某軍曹的な思考が仕込まれたものであるため、着ぐるみではないし、中の人などいない。
ちなみにスパロボ補正が程々入っているが、流石に聖杯戦争の英霊達に単騎で勝てる程の補正はかけられていない。


【サーヴァントとしての願い】
ふも、ふもももも!もっふる、もっふん!ふーもっふ!!



【基本戦術、方針、運用法】
ボン太くんはスキルにより正体を隠せるが、不審な行動をするとばれてしまう。
たぶん霊体化するとスキルが発動せず「あ、そこにサーヴァントがいる!」と攻撃される可能性もある。
なので状況に応じて霊体・実体のON/OFFを切り替えて極力正体を隠しつつ諜報活動するのがよい。
ちなみに真名は隠すことはできないが、これといった弱点はないのでそのままでも問題ない。
一番怪しまれない場所は遊園地、次点でイベント会場や宣伝活動となるので、それらを有効活用しよう。
特に遊園地に隠れながら陣地を構えれば集中砲火で敵を排除することができる。
しかしその反面、激戦になって廃墟となってしまうと隠れ蓑を失ってしまうため、やり過ぎには注意。
程々の情報抹消効果も持つスキルを利用して、街に繰り出し遊撃するのも有効な戦術である。
ちなみにマスターの魔力は豊富な方だが、さすがに最大限ボン太くんを常時現界させるとサーヴァント4体分の魔力消費に苦心することとなる。
なので基本は少数だけを現界させ、ここぞという時に火力を集中させるのが吉となる。


【備考】
  • 鎌倉ブリリアントパークの立地場所はまだ設定していませんが、「散在ヶ池森林公園」あたりを候補として考えています。
 (鎌倉市北東部のゴルフ場・鎌倉カントリークラブのちょい西の所に位置する場所で「散在ヶ池森林公園」に置き換わる形で構想しています)
 (最終的には後続の書き手に立地している場所を明記してもらいたいと思います)
  • ボイスチェンジャー機能に不具合が生じているため現代語に直訳されず、念話でもボン太くん語でしか聞き取れません。
 しかし、同じファンタジー世界出身のオカマ魔女ならフィーリングで完璧に理解できています。
  • また、マカオが魔術を行使すれば一般人にもボン太くんが何を喋っているか理解できるようになります。
 ただし、特性マイクホンを装着することで翻訳魔術の発動条件を満たすように暗示が仕掛けられています。
  • 従業員たちはマカオの魔術により暗示を掛けられています。多少おかしな事があっても疑問に思いません。

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